JP2007124728A - モータ駆動回路 - Google Patents

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良介 ▲柳▼澤
Ryosuke Yanagisawa
Shigeru Yamaguchi
滋 山口
Masayuki Nishihara
正幸 西原
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Abstract

【課題】ブレーキ動作時にスイッチング回路の素子に過大な損失を負わせることなく、スイッチング回路を保護することが可能なモータ駆動回路を提供する。
【解決手段】ロータに蓄えられた機械エネルギーを磁気回路を通じて電気エネルギーに変換して生じるコイル電流を外部スイッチング素子7及びスイッチング回路に設けられたダイオード6a、6b、6cを通じてモータコイル1a、1b、1cへ直列接続する閉回路内で消費させてモータに強制ブレーキをかける。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば複写機、プリンタ、CD・DVDなどのマルチメディアプレーヤ等に用いられるDCブラシレスモータを駆動するモータ駆動回路に関する。
DCブラシレスモータを駆動するモータ駆動回路において、例えば3相のモータコイルに通電する場合、スイッチング回路55により2相のコイルを選択して通電しモータを回転駆動する。具体的には、図2において3相分のモータコイル51a、51b、51cには上段側スイッチング素子(上段側FET)52a、52b、52c及び下段側スイッチング素子(下段側FET)53a、53b、53cが直列に接続されている。上記上段側FETアレイのいずれかと下段側FETアレイのいずれかをONすることにより、選択された2相分のモータコイルへ通電するようになっている。
上記スイッチング回路55は、図示しない制御部から例えば上段側FETアレイのゲート電圧をON/OFF制御するパルス幅変調制御方式でモータ駆動が制御される。上段側及び下段側の各FETには、ダイオード54a〜54c、55a〜55cが並列に接続されている。モータ駆動回路は、モータを減速するため強制ブレーキが用いられる。即ち、強制ブレーキをかける場合には、上段側FETアレイ及び下段側FETアレイのいずれか一方側を全相ONにし他方側を全相OFFにすることで、モータコイル51a、51b、51cがスイッチング回路55(FET52a〜52c、53a〜53c及びダイオード54a〜54c、55a〜55c)を通じてショートするように閉回路を形成する。
例えば、上段側FETアレイが全相ONのときのある瞬間の短絡電流回路は、モータコイル51a→モータコイル51b→ダイオード54b→FET52a→モータコイル51aとなる閉回路を形成する。また、下段側FETアレイが全相ONのときのある瞬間の短絡電流回路は、モータコイル51b→FET53b→ダイオード55c→モータコイル51c→モータコイル51bとなる閉回路を形成する。
このように、モータコイル51a、51b、51cに蓄えられたエネルギー(逆起電力)を上段側若しくは下段側FETアレイを含む閉回路内に通電して消費させることでモータに強制ブレーキをかけるようになっている。
上述した強制ブレーキをかけた場合、即ち上段側FETアレイ若しくは下段側FETアレイのうちいずれか一方側を全相ONにしたときの閉回路に流れるブレーキ電流波形を図3に示す。モータコイル51a、51b、51cに蓄えられたエネルギーは、スイッチング素子(FET)を含む閉回路に瞬間的に大きな電流(グラフ図では15A〜20A)が還流し、スイッチング素子やコイルの発熱となって消費される。このような過大な電流量が流れるため設計上使用に耐えないうえに、FETがONになることによる発熱に加えて更なる発熱が発生するため素子が破壊されるおそれがある。例えば、出力の大きなモータであれば、上記還流電流による損失でFETアレイのジャンクション温度の絶対最大定格を超えてしまう(即ち、使用温度+パッケージ温度上昇+スイッチングロスによる温度上昇+ブレーキ電流による温度上昇>ジャンクション温度の絶対最大定格となる)。よって、FETが壊れないようにするため、容量の大きなFETを使用する必要があり、製品コストを増大させる要因となっている。
本発明はこれらの課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、ブレーキ動作時にスイッチング回路の素子に過大な損失を負わせることなく、低コストでスイッチング回路を保護することが可能なモータ駆動回路を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するため、次の構成を備える。
モータコイルに各々直列に接続される上段側スイッチング素子群及び下段側スイッチング素子群を備えたスイッチング回路のうち上段側スイッチング素子と下段側スイッチング素子のいずれかを同時にON/OFFしてモータコイルに選択的に通電することによりモータを回転駆動させるモータ駆動回路において、スイッチング回路といずれかのモータコイルとを接続するブレーキ専用の外部スイッチング素子を設けて閉回路を形成し、ロータに蓄えられた機械エネルギーを磁気回路を通じて電気エネルギーに変換して生じるコイル電流を外部スイッチング素子及びスイッチング回路内に設けられたダイオードを通じてモータコイルへ直列接続する閉回路内で消費させてモータに強制ブレーキをかけることを特徴とする。
具体的には、上段側スイッチング素子群及び下段側スイッチング素子群をすべてOFFしてからブレーキ専用の外部スイッチング素子のみをONすることにより、ロータに蓄えられた機械エネルギーを磁気回路を通じて電気エネルギーに変換して生じるコイル電流を上段側又は下段側の各スイッチング素子に並列に接続されたダイオードを通じてモータコイルへ直列接続する閉回路内で消費させることを特徴とする。
上述したモータ駆動回路を用いれば、スイッチング回路といずれかのモータコイルとを接続するブレーキ専用の外部スイッチング素子を設けて閉回路を形成し、ロータに蓄えられた機械エネルギーを磁気回路を通じて電気エネルギーに変換して生じるコイル電流を外部スイッチング素子及びスイッチング回路内に設けられたダイオードを通じてモータコイルへ直列接続する閉回路内で消費させてモータに強制ブレーキをかける。これにより、ブレーキ動作時にモータコイルに蓄えられたエネルギーの消費をいずれかのモータコイルと接続するブレーキ専用の外部スイッチング素子のみに負わせることができるので、スイッチング回路を構成するスイッチング素子に過大な損失を負わせることなく、低コストでスイッチング回路を保護することができる。
即ち、上段側スイッチング素子群及び下段側スイッチング素子群をすべてOFFしてから、ブレーキ専用の外部スイッチング素子のみをONすることにより、ロータに蓄えられた機械エネルギーを磁気回路を通じて電気エネルギーに変換して生じるコイル電流を外部スイッチング素子や上段側又は下段側の各スイッチング素子に並列に接続されたダイオードを通じてモータコイルへ直列接続する閉回路内で消費させるので、スイッチング回路を構成するスイッチング素子のグレードを上げることなく、必要最小限の部品を設けるだけでスイッチング回路を保護した状態で強制ブレーキをかけることができる。
以下、本発明に係るモータ駆動回路の最良の実施形態について添付図面とともに詳細に説明する。本実施形態のモータ駆動回路は、3相のDCブラシレスモータの駆動回路を例示して説明するものとする。
図1において、モータ駆動回路の回路構成について説明する。
3相のモータコイル1a、1b、1cに各々直列に接続される上段側スイッチング素子群(FETアレイ)2及び下段側スイッチング素子群(FETアレイ)3を備えたスイッチング回路4が設けられている。上段側FETアレイ2はFET2a、2b、2c及びこれに並列に接続されたダイオード5a、5b、5cが設けられている。下段側FETアレイ3はFET3a、3b、3c及びこれに並列に接続されたダイオード6a、6b、6cが設けられている。
上段側FETアレイ2及び下段側FETアレイ3は、図示しない制御部よりゲート電圧を制御されてON/OFFされる。上段側FETアレイ2と下段側FETアレイ3のいずれかを同時にON/OFFしてモータコイルに選択的に通電することによりモータを回転駆動させるようになっている。上記スイッチング回路4は、図示しない制御部から例えば上段側FETアレイ2のゲート電圧をON/OFF制御するパルス幅変調制御方式でモータ駆動が制御される。
上述したモータ駆動回路において、スイッチング回路4とモータコイル1a、1b、1cのいずれか(本実施例ではモータコイル1a)を接続するブレーキ専用の外部スイッチング素子(ブレーキ専用FET)7が設けられている。また、スイッチング回路4には、モータ電流を検出するための電流検出抵抗8が接続されている。
ロータに蓄えられた機械エネルギーを磁気回路を通じて電気エネルギーに変換して生じるコイル電流を上段側FETアレイ2及び下段側FETアレイ3に設けられたダイオード5a、5b、5c、ダイオード6a、6b、6cを通じてモータコイル1a、1b、1cへ直列接続する閉回路内で消費させてモータに強制ブレーキをかけるようになっている。
即ち図示しない制御部からの制御信号により、上段側FETアレイ2及び下段側FETアレイ3の各FETをすべてOFFしてから、ブレーキ専用FET7のみをONすることにより、ロータに蓄えられた機械エネルギーを磁気回路を通じて電気エネルギーに変換して生じるコイル電流を上段側ダイオード5a、5b、5c又は下段側のダイオード6a、6b、6cを通じてモータコイル1a、1b、1cへ直列接続する閉回路内で消費させる。モータコイルで発生した逆起電力によりある瞬間において閉回路を還流する電流の一例について説明すると、モータコイル1a→ブレーキ専用FET7→ダイオード6c→モータコイル1c→モータコイル1aからなる閉回路を還流し、或いはモータコイル1a→ブレーキ専用FET7→ダイオード6b→モータコイル1b→モータコイル1aからなる閉回路を還流する。このようにすべてのモータコイルで発生する逆起電力はブレーキ専用FET7をONすることにより形成される閉回路を通じて通電して消費させることで、スイッチング回路4を構成するスイッチング素子を保護することができる。
上述した実施例は、モータコイルと下段側FETアレイ3との間にブレーキ専用FET7を接続したが、モータコイルと上段側FETアレイ2との間に接続してもよい。また、スイッチング素子は電圧制御によるFETを例示したが、電流制御によるバイポーラ型のトランジスタであってもよい。
また、図1において、例えばモータコイル1aとブレーキ専用FET7との間にブレーキ抵抗9を直列に接続することによりモータの停止時間を遅延させることができる。これにより、モータの急停止に伴う駆動伝達機構のギヤの損傷を回避することができる。この場合のモータ停止時間は、ブレーキ抵抗9の抵抗値を変更することで任意に調整することができる。
更には、3相のDCブラシレスモータを例示して説明したが2相のDCブラシレスモータであっても適用できるなど様々な改変をなし得る。
モータ駆動回路の回路構成図である。 従来のモータ駆動回路の回路構成図である。 従来のモータ駆動回路に流れるブレーキ電流波形を示すグラフ図である。
符号の説明
1a、1b、1c モータコイル
2 上段側FETアレイ
2a、2b、2c、3a、3b、3c FET
3 下段側FETアレイ
4 スイッチング回路
5a、5b、5c、6a、6b、6c ダイオード
7 ブレーキ専用FET
8 電流検出抵抗
9 ブレーキ抵抗

Claims (2)

  1. モータコイルに各々直列に接続される上段側スイッチング素子群及び下段側スイッチング素子群を備えたスイッチング回路のうち上段側スイッチング素子と下段側スイッチング素子のいずれかを同時にON/OFFしてモータコイルに選択的に通電することによりモータを回転駆動させるモータ駆動回路において、
    スイッチング回路といずれかのモータコイルとを接続するブレーキ専用の外部スイッチング素子を設けて閉回路を形成し、ロータに蓄えられた機械エネルギーを磁気回路を通じて電気エネルギーに変換して生じるコイル電流を外部スイッチング素子及びスイッチング回路内に設けられたダイオードを通じてモータコイルへ直列接続する閉回路内で消費させてモータに強制ブレーキをかけることを特徴とするモータ駆動回路。
  2. 上段側スイッチング素子群及び下段側スイッチング素子群をすべてOFFしてからブレーキ専用の外部スイッチング素子のみをONすることにより、ロータに蓄えられた機械エネルギーを磁気回路を通じて電気エネルギーに変換して生じるコイル電流を上段側又は下段側の各スイッチング素子に並列に接続されたダイオードを通じてモータコイルへ直列接続する閉回路内で消費させることを特徴とする請求項1記載のモータ駆動回路。
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