JP2007121869A - 光ファイバコネクタの延伸部材および組立方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】光ファイバコネクタの組立を容易化する。
【解決手段】フェルール組立体1の後端部に設置される延伸部材50は、光ファイバコネクタの筒状のプラグフレーム21およびストップリング22内に保持されるフェルール組立体1の後端部に係合可能な係合部52と、係合部52を通じて延び光ファイバコード5の心線を挿通可能な通孔51と、フェルール組立体1が保持状態にある場合にストップリング22の後端部22pと等しい位置かまたはストップリング22の後端部22pよりも前方に配置される後端部50pと、を有する。
【選択図】図7
【解決手段】フェルール組立体1の後端部に設置される延伸部材50は、光ファイバコネクタの筒状のプラグフレーム21およびストップリング22内に保持されるフェルール組立体1の後端部に係合可能な係合部52と、係合部52を通じて延び光ファイバコード5の心線を挿通可能な通孔51と、フェルール組立体1が保持状態にある場合にストップリング22の後端部22pと等しい位置かまたはストップリング22の後端部22pよりも前方に配置される後端部50pと、を有する。
【選択図】図7
Description
本発明は、光接続部品を延伸することで光ファイバコネクタの組立を促進しうる延伸部材、該延伸部材を含んで構成された光ファイバコネクタおよびその組立方法に関する。
光ファイバコネクタのフェルール組立体は、互いに接着されたキャピラリおよびフランジ部材により構成されている。光ファイバコードから外被および抗張力材を除去した心線は、フランジ部材の軸心上に設けられた固定孔に挿入されて固定される。固定孔への心線の固定は、接着剤によって、以下のようにして行われている。まず、フランジ部材の固定孔に接着剤を注入し、吸引あるいは加圧により接着剤を固定孔内に充填させる。次に、樹脂層を数mm程度除去した心線を、固定孔およびキャピラリの軸心孔を貫いて挿入する。最後に、接着剤を硬化させるために、フェルール組立体をオーブンなどで加熱する。
また、固定孔への心線の固定のために、接着剤および硬化剤を用いる方法が提案されている(特許文献1)。この方法では、まず接着剤をフェルール組立体の固定孔に供給し、他方で光ファイバに硬化剤を塗布し、最後に光ファイバを固定孔に挿入する。固定孔内の接着剤は、光ファイバに付着した硬化剤によって硬化させられる。
しかしながら、フェルール組立体のような光接続部品は、光ファイバコネクタのハウジングよりも小さい場合が多く、フェルール組立体をハウジングに組み込んだ状態では、光接続部品の後端部がハウジングの後端部よりも相当に前方側にあるため、光接続部品の固定孔への光ファイバの挿入が容易でない。また、接着剤の量が多い場合には、固定孔に接着剤を供給してから心線を固定孔に挿入すると、接着剤が固定孔から溢れ出すおそれがある。固定孔から溢れ出した接着剤は、もしフェルール組立体のキャピラリ部側面やフランジ部材の外周面に付着すると、フェルール組立体の対向整列の精度の低下、光ファイバコネクタ内の他の部材との干渉などの問題をひき起こしうる。
そこで本発明の目的は、光ファイバコネクタの組立を容易化することにある。
本発明は、光接続部品の後端部に設置される延伸部材を提供する。延伸部材は、光ファイバコネクタの筒状のハウジング内に保持される光接続部品の後端部に係合可能な係合部と、前記係合部を通じて延び光ファイバコードの心線を挿通可能な通孔と、前記光接続部品が保持状態にある場合に前記ハウジングの後端部と等しい位置かまたは前記ハウジングの後端部よりも前方に配置される後端部と、を有することを特徴とする。
本発明の延伸部材を光接続部品の後端部に設置すると、光ファイバコードを挿入するための目標位置がハウジングの後端部に接近するので、光ファイバコードの挿入を容易化できる。また、延伸部材の後端部が、光接続部品が保持状態にある場合にハウジングの後端部よりも前方に配置されるので、光ファイバコードの抗張力材などの被覆部分をハウジングの後端部にかしめ留めした場合にも、このかしめ留め部分と延伸部材との干渉が防止される。
また、光接続部品に延伸部材を設置した状態で、通孔を通じて固定孔に光ファイバコードを挿入すると、接着剤が固定孔から溢れ出しても、その接着剤が延伸部材の通孔内に高い可能性で保持される。したがって、フェルール組立体の周囲への接着剤の望ましくない付着を抑制できる。
本発明における光接続部品は、ハウジング内に後退可能に保持されていてもよい。ここで、延伸部材の後端部は、光接続部品が後退位置にある場合に、ハウジングの後端部と等しい位置かまたはハウジングの後端部よりも前方に配置されるのが好適である。この構造によれば、光ファイバコードの被覆材料のかしめ留め部分と延伸部材との干渉を好適に防止することができる。
以上のような延伸部材を含んで構成された光ファイバコネクタによれば、組立作業を促進することが可能になる。
本発明の延伸部材を利用することにより、前記光接続部品の固定孔に前記通孔を臨ませて設置するステップと、前記通孔に接着剤を供給するステップと、前記通孔を通じて前記固定孔に前記光ファイバコードを挿入するステップとを含む組立方法が提供される。この態様によれば、光ファイバコネクタの組立を容易化することができる。なお、延伸部材を設置するステップは、固定孔に接着剤を供給するステップより前であっても後であっても良い。
本発明の実施形態について、以下に図面に従って説明する。本発明の第1実施形態に係る光ファイバコネクタ20は、周知のSC形光ファイバコネクタプラグであって、F04形単心光ファイバコネクタに関するJIS C5973(1993)に準拠している。
図1において、本実施形態における光接続部品としてのフェルール組立体1は、互いに接着されたキャピラリ2およびフランジ部材3により構成されている。キャピラリ2は例えば二酸化ケイ素からなり、ほぼ円柱状の形状を有し、その軸心を貫いて通孔2aが設けられている。フランジ部材3は例えばステンレス鋼からなり、概ね筒状であって、その軸心を貫いて固定孔3aが設けられている。フランジ部材3の前端部には、放射方向に延びるフランジ3bが形成されており、また、フランジ部材3の残余の部分は円筒部3cとなっている。キャピラリ2の後端部は、フランジ部材3の前端部に圧入され固定されている。
本実施形態で用いられる光ファイバコード5は、コアおよびクラッド層からなる光ファイバ6の外側に、ポリアミド樹脂などからなる樹脂層7、繊維質の抗張力材8、およびPVCなどの外被9を形成してなる。光ファイバコード5から外被9および抗張力材8を除去した状態は心線と称される。キャピラリ2の通孔2aの内径は、光ファイバ6の挿入を許容するように、光ファイバ6の外径よりもわずかに大きくされている。フランジ部材3の固定孔3aの内径は、心線の挿入を許容するように、心線の外径すなわち樹脂層7の外径よりもわずかに大きくされている。後述するとおり、本実施形態の組立方法では、光ファイバコード5の心線は、樹脂層7の先端から光ファイバ6を露出させた状態で、フェルール組立体1に挿入され固定される。
プラグフレーム21は、筒型であり、また断面の外形が概ね矩形である。プラグフレーム21の互いに対向する一対の側面には、凹部21aが形成されている。プラグフレーム21の後部には円筒形状のストップリング22が固定され、ここに軸線方向にテーパを有する円筒形状のブーツ25が嵌め込まれる。光ファイバコード5が固定されたフェルール組立体2は、コイルバネ23によって先端側に付勢される。プラグフレーム21およびストップリング22は、本発明におけるハウジングを構成する。
光ファイバコード5の抗張力材8は、プラグフレーム21の後部に嵌合されるストップリング22の外周面と、クリンプリング26の内周面との間に挟まれて、クリンプリング26の外側からのかしめ留めによって固定される。光ファイバコード5の外被9は、クリンプリング26の外周面と、アウターリング27の内周面との間に挟まれて、アウターリング27の外側からのかしめ留めによって固定される。
図1および図2に示されるように、摺動スリーブ40は、射出成形により形成された概ね角筒状の形状を有し、その互いに対向する一対の側面には開口部41が形成されている。左右の開口部41の周辺部には、それぞれ、凸部43aと凹部43bとが形成されている。摺動スリーブ40の内部寸法は、プラグフレーム21の先端部分の外部寸法よりも僅かに大きく、摺動スリーブ40はプラグフレーム21の外側に摺動可能に装着される。
図1および図3に示されるように、延伸部材50は、断面が円環状の筒状体であり、硬質の樹脂からなる。延伸部材50の軸心には、断面が円形の通孔51が形成されている。通孔51の後端部近傍には、第1の断面寸法を有する第1部分51aが設けられている。第1部分51aに対し通孔51の前部側には、第1の断面寸法よりも小さい第2の断面寸法を有する第2部分51bが設けられている。第1部分51aと第2部分51bとの間には、これら第1部分51aと第2部分51bとを滑らかに連結する円錐面状のテーパ部51cが設けられている。テーパ部51cの頂角は任意に選択できるが、90度以下とするのが挿入の円滑化を促進するために特に好適である。第2部分51bの内径は、光ファイバコード5の心線の挿入を許容するように、心線の断面寸法とほぼ等しくされており、かつフランジ部材3の固定孔3aの内径と等しいか、あるいは固定孔3aの内径よりもやや小さくするのが好適である。延伸部材50の先端部には、通孔51よりも大きい内径を有する係合部52が形成されている。
係合部52は断面が円環状であって、その内径は、フランジ部材3の筒状部3cの後端部の外径とほぼ等しくされている。係合部52の口縁部には、円筒部3cとの結合動作を容易にするために面取り(不図示)を設けてもよい。
なお、図1の状態に組み立てられた光ファイバコネクタ20は、不図示のアダプタまたはレセプタクルに結合される。アダプタまたはレセプタクルに設けられた2つの互いに対向した弾性係止片の係止爪が、プラグフレーム21の凹部21aに係合することで、光コネクタプラグ20がアダプタまたはレセプタクルに結合される。光ファイバコネクタ20の抜去の際には、ユーザが光ファイバコネクタ20の摺動スリーブ40を操作して後方に移動させる。摺動スリーブ40とプラグフレーム21との相対移動によって、アダプタまたはレセプタクルに設けられた弾性係止片の係止爪が凹部21aから離れるように操作され、光ファイバコネクタ20をアダプタまたはレセプタクルから小さな抜去力で抜去することができる。
以上のように構成された光ファイバコネクタ20の組立方法について説明する。図4において、まず、フランジ部材3の筒状部3cの後端部に、延伸部材50を嵌合させる。この嵌合の際に、延伸部材50の係合部52が、筒状部3cの後端部に係合し、これによって、フランジ部材3の固定孔3aと、延伸部材50の通孔51とが、両者の軸心が一致するように、互いに位置合わせされる。
次に、図5に示されるように、延伸部材50の通孔51に、接着剤Aを供給する。この供給は不図示のピペットによって行うことができる。供給された接着剤Aは、自重および毛細管現象によって、通孔51の第1部分51aから第2部分51bへと引き込まれ、固定孔3aに向けて移動することになる。接着剤Aが固定孔3aの前端部(図5中下端部)まで移動した場合、接着剤Aの上端の高さはL1となる。
次に、図6に示されるように、延伸部材50の通孔51に、その後端部から、光ファイバコード5の心線を挿入する。光ファイバ6は、キャピラリ2の通孔2aを通り、樹脂層7の前端部は、キャピラリ2の通孔2aの後端部に当接する。この心線の挿入前において接着剤Aの上端の高さはL1(図5参照)であったところ、心線の挿入によって固定孔3a内の接着剤Aが押され、接着剤Aの上端の高さは、心線の挿入後にはL2まで上昇する。接着剤Aの硬化の結果、光ファイバコード5はフランジ部材3の固定孔3aに強固に固定される。次にユーザはキャピラリ2の先端から前方側に突き出た余剰の光ファイバ6を切断し、キャピラリ2の前端面と共に研磨する。
次に、図7に示されるように、光ファイバコード5が固定されたフェルール組立体1を、プラグフレーム21に挿入する。ユーザはフランジ部にコイルバネ23を嵌め込み、その後方からコイルバネ23を圧縮した状態で、ストップリング22を嵌め込む。したがって、フェルール組立体2は、プラグフレーム21とストップリング22とから構成されるハウジングに対して、後退可能かつ前方に向けて付勢された状態で保持される。
ここで、フェルール組立体1がハウジングによって保持された状態において、延伸部材50の後端部50pは、ハウジングの後端部22pの位置L5よりも前方の、位置L3に配置されることになる。また、図8に示されるように、フェルール組立体1が、矢印Xの方向にスプリング23の弾発力に抗して後退した位置にある場合において、延伸部材50の後端部50pは、ハウジングの後端部22pの位置L5よりも前方の、位置L4に配置されることになる。
そして、光ファイバコード5の抗張力材8を、プラグフレーム21の後端部の外周面と、筒状のクリンプリング26との間に挟んで、外周からのかしめ留めによって固定する。
次に、図1に示されるように、光ファイバコード5の外被9を、クリンプリング26の外周面と、アウターリング27の内周面との間に挟んで、外周からのかしめ留めによって固定する。また、クリンプリング26およびアウターリング27の外側から、ブーツ25を嵌め込んで固定する。最後に、図2に示されるように、プラグフレーム21に摺動スリーブ40を嵌め込んで固定する。
以上のとおり、本実施形態における延伸部材50は、光ファイバコネクタの筒状のハウジング内に保持されるフェルール組立体1の後端部に係合可能な係合部52と、係合部52を通じて延び光ファイバコード5の心線を挿通可能な通孔51と、を有するので、延伸部材50をフェルール組立体1の後端部に設置すると、光ファイバコード5を挿入するための目標位置がプラグフレーム21の後端部に接近するので、光ファイバコード5の挿入を容易化できる。
また、延伸部材50の後端部50pが、フェルール組立体1が保持状態にある場合にハウジングの後端部22pよりも前方の位置L3に配置されるので、ハウジングの後端部22pに光ファイバコードの抗張力材8のような被覆部分をかしめ留めした場合にも、このかしめ留め部分と延伸部材50との干渉が防止される。
さらに、延伸部材50の後端部50pは、フェルール組立体1が後退位置にある場合に、ハウジングの後端部22pよりも前方である位置L4に配置されるので、組立後のコネクタ20においてフェルール組立体1が外力によって後退させられた場合にも、かしめ留め部分と延伸部材50との干渉を好適に防止することができる。
また、フェルール組立体1に延伸部材50を設置した状態で、通孔51を通じて固定孔2aに光ファイバコード5を挿入すると、接着剤Aが固定孔2aから溢れ出しても、その接着剤Aが延伸部材50の通孔51内に高い可能性で保持される。すなわち、本実施形態では延伸部材50の通孔51と心線の樹脂層7との間のクリアランスが、可変量の接着剤Aを収容しうるバッファとして機能する。したがって、フェルール組立体1の周囲への接着剤の望ましくない付着を抑制できる。
なお、上記実施形態では、延伸部材50の後端部50pの後退時の位置L4が、ハウジングの後端部22pの位置L5よりも前方にあることとしたが、延伸部材50の後端部50pの後退時の位置は、ハウジングの後端部22pの位置L5と一致していてもよい。
また、延伸部材50を設置するステップは、固定孔3aに接着剤Aを供給するステップより前であっても後であっても良い。すなわち、上記実施形態では固定孔3aに延伸部材50を設置した後に接着剤Aを供給したが、本発明では、固定孔3aに接着剤Aを供給した後に延伸部材50を設置してもよい。
また、本発明では、光ファイバコード5を挿入するステップより前に、延伸部材50の通孔51の内壁面に硬化剤(例えば、アミン系硬化剤)を付着させるステップを更に含んでもよい。この場合には、光ファイバコード5の挿入によって通孔51内に溢れ出した接着剤Aに対する硬化剤の作用により、延伸部材50の外部への接着剤Aの溢れ出しを更に効果的に抑制でき、光ファイバコード5の挿入直後にコネクタを水平や上下反転の姿勢にするような取扱いにも耐えうる。硬化剤は、例えば、フェルール組立体1に設置されていない状態の延伸部材50に対して、ピペットなどで供給することができる。硬化剤の供給は、光コネクタが使用される場所で実施してもよいし、そのような組立現場から離れた場所、例えば工場で実施してもよい。通孔51に供給される硬化剤は、揮発性の溶媒、例えばエタノール等のアルコール溶媒に溶解させたものであってもよく、この場合には、溶媒の作用によって硬化剤を通孔51の内側面における広い領域に均一に分布させることが可能になる。この場合における溶媒の乾燥は、所定時間(例えば1分間程度)以上の放置、加熱、減圧またはこれらの組合せによって行うことができる。硬化剤の供給は、液相の状態で行うほか、気化させられた状態、または霧化させられた状態で行うことができ、いずれの場合にも、硬化剤の供給中およびその後の所定期間に亘って通孔を栓詰することができる。延伸部材50は、通孔51の内側面に硬化剤を付着させられた状態で取引されることができる。
また、本発明は、予め延伸部材を含んで構成された光ファイバコネクタとして実現してもよい。すなわち、円筒部3cに延伸部材50が固定されたフェルール組立体1は、例えばコイルバネ23およびストップリング22によってプラグフレーム21にセットされた状態、つまり半組立状態の光ファイバコネクタとして販売されることができる。この場合には、ユーザはストップリング22の後端の開口部から、延伸部材50の通孔51に接着剤を供給して、光ファイバコード5を挿入し固定する。このような半組立状態の光ファイバコネクタを用いれば、光ファイバコネクタが使用される場所での組立作業を一層単純化し能率を促進することが可能になる。
延伸部材の通孔は、多角形など非円形の断面形状を有していてもよく、また、図9に示される変形例の延伸部材150のように、その全長に亘って等しい断面寸法を有していてもよい。さらに、また、図10に示される変形例の延伸部材250のように、延伸部材の通孔は、後端部から前端部に向けて断面寸法が漸次小さくされていてもよい。この変形例の通孔351は、その後端部から前端部までに亘って延びる円錐面状に形成され、後端部から前端部に向けて断面寸法が直線的に漸次小さくされている。この場合にも、光ファイバコード5の挿入が容易になる。
また、上記実施形態では、固定孔への接着剤Aの供給をピペットによって行うこととしたが、専用の治具などを使用してもよい。また、硬化剤を延伸部材50の通孔51に供給する代わりに、挿入する直前に光ファイバ6に付着させてもよい。
また、上記各実施形態では、SC形の光ファイバコネクタに本発明を実施した例について説明したが、本発明はMU形(F14形光ファイバコネクタに関するJIS C5983(2001)によるもの)あるいは多心コネクタなどの他の種類の光ファイバコネクタや、各種光デバイスなどの他の種類の光接続部品についても適用することができる。
1 フェルール組立体
2 キャピラリ
3 フランジ部材
3a 固定孔
5 光ファイバコード
6 光ファイバ
7 樹脂層
8 抗張力材
9 外被
20 光ファイバコネクタ
21 プラグフレーム
22 ストップリング
40 摺動スリーブ
50,150,250 延伸部材
51,151,251 通孔
52,152,252 係合部
51a 第1部分
51b 第2部分
51c テーパ部
A 接着剤
2 キャピラリ
3 フランジ部材
3a 固定孔
5 光ファイバコード
6 光ファイバ
7 樹脂層
8 抗張力材
9 外被
20 光ファイバコネクタ
21 プラグフレーム
22 ストップリング
40 摺動スリーブ
50,150,250 延伸部材
51,151,251 通孔
52,152,252 係合部
51a 第1部分
51b 第2部分
51c テーパ部
A 接着剤
Claims (4)
- 光ファイバコネクタの筒状のハウジング内に保持される光接続部品の後端部に係合可能な係合部と、
前記係合部を通じて延び光ファイバコードの心線を挿通可能な通孔と、
前記光接続部品が保持状態にある場合に前記ハウジングの後端部と等しい位置かまたは前記ハウジングの後端部よりも前方に配置される後端部と、
を有することを特徴とする光ファイバコネクタの延伸部材。 - 請求項1に記載の延伸部材であって、
前記光接続部品は前記ハウジング内に後退可能に保持され、
前記延伸部材の後端部は、前記光接続部品が後退位置にある場合に、前記ハウジングの後端部と等しい位置かまたは前記ハウジングの後端部よりも前方に配置されることを特徴とする光ファイバコネクタの延伸部材。 - 請求項1または2に記載の延伸部材を含んで構成された光ファイバコネクタ。
- 請求項1または2に記載の延伸部材を含んで構成された光ファイバコネクタの組立方法であって、
前記延伸部材を、前記光接続部品の固定孔に前記通孔を臨ませて設置するステップと、
前記通孔に接着剤を供給するステップと、
前記通孔を通じて前記固定孔に前記光ファイバコードを挿入するステップと、
を含むことを特徴とする光ファイバコネクタの組立方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005316465A JP2007121869A (ja) | 2005-10-31 | 2005-10-31 | 光ファイバコネクタの延伸部材および組立方法 |
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---|---|
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ID=38145759
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2007121869A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009163108A (ja) * | 2008-01-09 | 2009-07-23 | Sanwa Denki Kogyo Co Ltd | 多段階曲げ式コネクタ |
JP2010107922A (ja) * | 2008-10-28 | 2010-05-13 | Adamant Kogyo Co Ltd | 光コネクタプラグ |
-
2005
- 2005-10-31 JP JP2005316465A patent/JP2007121869A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010107922A (ja) * | 2008-10-28 | 2010-05-13 | Adamant Kogyo Co Ltd | 光コネクタプラグ |
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