JP2007119584A - 発泡粘着シート - Google Patents
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Abstract
【課題】手切れ性がよく、容易に手で直線的に切断することが可能で、作業性に優れた建造物の空隙に装填する材料として適した発泡粘着シートの提供すること。
【解決手段】熱可塑性樹脂を一軸延伸して得られた線条体2を交差せしめて形成した布状体3と、厚さが1.0〜50.0mmの軟質高分子物質からなる発泡シート層4とを積層して積層シート5を形成し、該積層シート5の少なくとも片面に粘着剤層6を形成した発泡粘着シート。
【選択図】 図1
【解決手段】熱可塑性樹脂を一軸延伸して得られた線条体2を交差せしめて形成した布状体3と、厚さが1.0〜50.0mmの軟質高分子物質からなる発泡シート層4とを積層して積層シート5を形成し、該積層シート5の少なくとも片面に粘着剤層6を形成した発泡粘着シート。
【選択図】 図1
Description
本発明は、発泡粘着シートに関する。さらに詳しくは、建造物等の防水性、気密性、断熱性等を目的とする空隙填充材として適した発泡粘着シートに関する。
従来から、住宅等の壁材の内部には、断熱保温、気密、防音等を目的として断熱材等が装填されて空隙を埋設する工法が広く採用されている。このような場合、断熱材等を装着する空隙の大きさ、厚さ(奥行き)は各種の建築条件によって異なってくるため、装填する材料は、寸法、形状に融通性を必要とする。現在、一般には、グラスウール等の繊維物質を袋に詰めて封をしたマット状のものが多く使用されているが、形状、寸法の融通性において満足し得るものではない。
また、ビルディング等にサッシを取付ける際には、地震によって壁体が歪んだ際に、壁体の歪みがサッシに働くとガラスが割れて破損するおそれがあるため、壁体とサッシ間に間隙を設けて、その間に軟質材料が充填されている。かかる目的の充填剤としては、シリコン樹脂、アクリル酸エステル樹脂等のコーキング材が使用されているが、かかるコーキング材は高価であり、また、充填に手数がかかると共に、充填には熟練を要する問題がある。
充填材として使用するための軟質シートとしては、熱可塑性合成樹脂の発泡シートが有力であるが、柔軟であることから、建造物の壁体に添設する場合の取付けが難しく、ステップル止め等の局所的取付け方法では使用中に浮き上がりが生じて外れたり、破断してしまい易く、長期間維持し得ないという問題がある。
これを改良するため、発泡シートに粘着剤を塗布して、発泡シートに感圧粘着性を付与することが提案されている(特許文献1)。発泡シートに粘着剤層を形成することによって、建造物の壁体等に貼付する作業は極めて容易となる。しかし、この方法では、貼付を容易とすることはできるが、引張り強度を改良することはできないため、貼り付けた発泡シートを位置修正等のために剥がそうとすると、発泡シートが伸長して形状が損なわれたり、破断が生じ易いという問題があった。
また、熱可塑性合成樹脂の発泡シートは柔軟で伸長性を有するため、直線的に切断することが難しく、押え材を用いても直線的に引裂くことができず、鋏、カッター等で裁断する必要があり、貼付作業の能率が上がらないという問題がある。
さらに、発泡シートにフィルムを積層することが提案されている(特許文献3)。しかしこの方法によっても手切れ性は改良されず、また、斜めに切断されるなどの問題点があった。
このため、手切れ性に優れ、容易に手で直線的に切断することが可能で、引張り強度に優れた発泡粘着シートの開発が要請されていた。
特開平11−80681
特開2004−18571
特開平11−192672
本発明は、断熱性に優れ、手切れ性がよく、容易に手で直線的に切断することが可能で、作業性に優れた、建造物の空隙に装填する材料として適した発泡粘着シートを提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するため鋭意検討した結果なされたもので、具体的には、
熱可塑性樹脂を一軸延伸して得られた線条体を交差せしめて形成した布状体と、厚さが
1.0〜50.0mmの軟質高分子物質からなる発泡シート層を重ねて積層シートを形成し、該積層シートの少なくとも片面に粘着剤層を形成してなることを特徴とする発泡粘着シートを提供するものである。
熱可塑性樹脂を一軸延伸して得られた線条体を交差せしめて形成した布状体と、厚さが
1.0〜50.0mmの軟質高分子物質からなる発泡シート層を重ねて積層シートを形成し、該積層シートの少なくとも片面に粘着剤層を形成してなることを特徴とする発泡粘着シートを提供するものである。
また、本発明は、発泡シート層が軟質の熱可塑性樹脂、熱可塑性エラストマー、又は、天然もしくは合成のゴム材料の25%圧縮応力が50kPa以下の発泡シートからなる上記の発泡粘着シート、布状体がテープ状線条体を織成することによって得られたものである上記の発泡粘着シート、布状体がテープ状線条体を一方向に並列し、その上に他のテープ状線条体を交差するように配列し、その交点を結合することによって得られた交差結合布である上記の発泡粘着シート、及び、布状体がテープ状線条体からなり、経糸の繊度が50〜250デシテックス、緯糸の繊度が200〜400デシテックスで、経糸の繊度が緯糸の繊度より低い織成布又は交差結合布からなる上記の発泡粘着シートを提供するものである。
さらに、本発明は、布状体の片面に発泡シートが積層され、その片面又は両面に粘着剤層を形成してなる上記の発泡粘着シート、布状体の両面に発泡シートが積層され、その片面又は両面に粘着剤層を形成してなる上記の発泡粘着シート、発泡シートの両面に布状体が積層され、その片面又は両面に粘着剤層が形成されてなる上記の発泡粘着シート、布状体と発泡シートが接合フィルム層を介して積層されてなる上記の発泡粘着シート、及び、布状体と発泡シートが粘着剤層を介して積層されてなる上記の発泡粘着シートを提供するものである。
本発明発泡粘着シートは壁体等への取付けが容易であり、また、引張り強度に優れ、長期間性能を保持する発泡粘着シートが得られる。また、発泡体で構成されているから弾性を有し、寸法、形状に融通性があり、異なる形状の空隙にも対応して装填することができる。また、布状体が積層されているから、引張り力に対して強く、また、引裂き性、手切れ性がよく、手で容易に直線的に引裂くことができることから装着作業の効率を上げることができる。
本発明発泡粘着シート1は、図1、図2に示すように、熱可塑性樹脂を一軸延伸して得られたテープ状線条体2を交差せしめて形成した布状体3と、厚さが1.0〜50.0mmの軟質高分子物質からなる発泡シート層4とを積層して積層シート5を形成し、該積層シート5の少なくとも片面に粘着剤層6を形成することによって構成される。
本発明において布状体とは、線条体からなる可撓性のシート状体を総称するものとし、線条体としては、テープ、ヤーン、スプリットヤーン、モノフィラメント、マルチフィラメント、スパン糸等を用いることができる。
線条体2としては、図6(A)に示すように、結晶性樹脂の単層であってもよく、また、図6(B)に示すように、基層10の片面に接合層11が積層されたものとすることができ、また、図6(C)に示すように、接合層11が基層10の両面に積層されたものとすることもできる。また、図6(D)に示すように、シースコアー構造、図6(E)に示すように、サイドバイサイド構造とすることも可能である。
線条体2の単層体、あるいは積層体の基層10を構成する合成樹脂としては、延伸効果の大きい樹脂、一般には結晶性樹脂が使用され、具体的には、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン・プロピレンブロック共重合体、線状低密度ポリエチレン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル、ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド等を用いることができる。
中でも加工性と経済性から高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンが望ましい。特に、高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレンが望ましく、高密度ポリエチレンとしては、密度が0.930〜0.970、好ましくは0.940〜0.960のものが使用される。
接合層11は、線条体2が布状とされた後、線条体2間を接合し、あるいは、布状体3と発泡シート層4間を接合するもので、基層10を構成する合成樹脂より融点が低く熱融着性の優れた合成樹脂が用いられる。
具体的には、低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン・プロピレンブロック共重合体等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル、ナイロン6、ナイロン66のポリアミド等を用いることができ、基層10の合成樹脂との関係で基層より低融点の合成樹脂が選択される。
さらに、布状体3を形成する熱可塑性樹脂には、無機充填材を添加することができる。無機充填材の種類としては、合成樹脂添加材として自体公知の無機充填材を使用することができ、例えば、タルク、クレー、マイカ、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、ウオラストナイト、ゼオライト、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、珪酸カルシウム等を使用することができる。無機充填材を配合することによって難燃性と手切れ性を向上することができ、無機充填材の配合量は、3〜60重量%、好ましくは5〜40重量%である。
基層10あるいは接合層11として用いられる合成樹脂には、目的に応じて各種の添加剤を添加することができる。
具体的には、フェノール系、有機ホスファイト系、ホスナイトなどの有機リン系、チオエーテル系等の酸化防止剤;ヒンダードアミン系等の光安定剤;ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系、ベンゾエート系等の紫外線吸収剤;ノニオン系、カチオン系、アニオン系等の帯電防止剤;ビスアミド系、ワックス系、有機金属塩系等の分散剤;アミド系、ワックス系、有機金属塩系、エステル系等の滑剤;含臭素有機系、メラミン系、リン酸系、リン酸エステル系、三酸化アンチモン、水酸化マグネシウム、赤リン等の難燃剤;有機顔料;無機顔料;有機充填材;金属イオン系などの無機、有機抗菌剤等が挙げられる。
これら添加剤は、適宜組み合わせて、基層10や接合層11の材料組成物を製造するいずれかの工程で配合される。添加剤の配合は、従来の公知の二軸スクリュー押出機、バンバリーミキサー、ニーダーミキシングロール等の混練装置を用いて所定割合に混合して、これを溶融混練して調製してもよいし、高濃度のいわゆるマスターバッチを作製し、これを希釈して使用するようにしてもよい。
線条体2としてテープ状積層体が使用される場合、その成形材料となる積層フィルムを成形する手段としては、予め基層10となるフィルムと接合層11となるフィルムを形成してドライラミネート法や熱ラミネート法を用いて複層化する手段や、基層10となるフィルムの表面に接合層11となる合成樹脂をコーティングする方法、予め形成した基層10となるフィルムに接合層11を押出ラミネートする方法、あるいは、多層共押出法によって積層フィルムとして押出成形するなどの公知の手段から適宜選択して用いればよいが、成形の容易さやコスト面、並びに、製品の各層間の接着性及び光透過性の点では、多層共押出法によって基層10と接合層11の積層体を一段で得る方法が望ましい。
また、延伸して線条体2とする手段としては、基層10となるフィルムを一軸方向に延伸した後接合層11となる合成樹脂を積層し、これをテープ状にスリットしてもよく、あるいは、基層10と接合層11とが積層された積層フィルムをスリットする前、又は、スリットした後、一軸方向に延伸することによって得ることもできる。
延伸方法としては、熱ロールによる延伸、熱板による延伸、熱風炉内でロールによって延伸する方法等によって行なうことができる。延伸倍率は、3〜12倍、好ましくは5〜10倍程度が適当である。
線条体2として、モノフィラメントを用いるときは、経糸として繊度が50〜250デシテックス、好ましくは80〜150デシテックスとされ、緯糸としては、繊度が200〜400デシテックス、好ましくは250〜310デシテックスが適当であり、さらに好ましくは、マルチフィラメントを使用するときは、単繊維の太さは0.05〜50デシテックスの範囲が好ましく、単繊維が収束されたマルチフィラメントの太さとしては、経糸として繊度が50〜250デシテックス、好ましくは80〜150デシテックスとされ、緯糸としては、繊度が200〜400デシテックス、好ましくは250〜310デシテックスが適する。
線条体2としてテープ状のフラットヤーンを用いるときは、経糸として繊度が50〜250デシテックス、好ましくは80〜150デシテックス、糸巾が0.4〜2.0mm、好ましくは0.6〜1.5mmが適する。また、緯糸としては、繊度が200〜400デシテックス、好ましくは250〜310デシテックス、糸巾が0.7〜2.5mm、好ましくは1.0〜1.5mmが適する。
こうして得られたテープ状体には、縦方向に多数の小さな切れ目を入れてスプリットヤーンとすることができる。スプリットヤーンとすることによって柔軟性、嵩高性を高めることができる。
得られた線条体2は、図4に示すように平織とし、又は、綾織、斜文織、畦織、二重織絡み織等に織製し、あるいは、図5に示すように、多数のテープ状線条体2aを並列し、その上に交差するようにテープ状線条体2bを並列して交点を結合して交差結合布とした布状体3を用いることができる。
得られた布状体3は発泡シート層4と重ねられて積層シート5が形成される。発泡シート層4は軟質高分子材料で形成され、軟質高分子材料としては、熱可塑性樹脂、熱可塑性エラストマー、又は、天然もしくは合成のゴム材料を使用することができ、発泡シートとしては、25%圧縮応力が50kPa以下、好ましくは30kPa以下とされる。発泡シート層4の25%圧縮応力が50kPaより高いと小さい荷重での変形性が乏しく、気密性を得ることが難しくなり、また、施工に手数がかかるようになる。
軟質の熱可塑性樹脂としては、高圧法低密度ポリエチレン、エチレン・プロピレン共重合体等のエチレン−α−オレフィン共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体等のオレフィン系重合体、軟質のポリエステル、軟質のポリアミド、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン等を用いることができる。中でも、オレフィン系重合体が望ましく、特にメタロセン触媒を用いて重合されたオレフィン系重合体を使用することが望ましい。
ゴム材料としては、例えば、天然ゴム、エチレン−プロピレンゴム、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体、ポリブタジエン、ポリイソプレン、ポリイソブチレン、ネオプレン、アクリルゴム、ウレタンゴム等を用いることができる。
熱可塑性エラストマーとしては、水素添加スチレン−ブタジエンブロック共重合体(SEB)、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SBS)、水素添加スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SEBS)、スチレン−イソプレンブロック共重合体(SIR)等を用いることができる。
これら、軟質高分子材料には、各種の添加剤を添加することができ、具体的には、酸化防止剤、光安定剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、ビスアミド系、ワックス系、有機金属塩系等の分散剤;アミド系、ワックス系、有機金属塩系、エステル系等の滑剤、難燃剤、無機充填材、有機充填材、顔料、抗菌剤等が挙げられる。
発泡シート層4を製造する方法としては、自体公知の方法を使用することができ、軟質の熱可塑性樹脂、あるいは、熱可塑性エラストマーを使用するときは、高分子材料に発泡剤を混練してシート状に溶融押出しすることによって行なうことができる。
発泡剤としては、化学発泡剤、物理発泡剤のいずれであってもよく、化学発泡剤としては、アゾジカルボンアミド、アゾビスイソブチロニトリル、ジアゾアミノベンゼン、N,N’−ジニトロソペンタメチレンテトラミン、N,N’−ジメチル−N,N’−ジニトロテレフタルアミド、ベンゼンスルホニルヒドラジド、p−トルエンスルホニルヒドラジド、p,p’−オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジド、ベンゼンスルホニルカルバジド、炭酸水素ナトリウム等の炭酸塩、あるいは、クエン酸ナトリウム等の有機酸塩等を用いることができる。
また、加熱と圧力制御によりガス化する物理発泡剤としては、プロパン、ブタン、ペンタン、ジクロロジフルオロメタン、ジクロロモノフルオロメタン、トリクロロモノフルオロメタン、メタノール、エタノール、水、空気、窒素、炭酸ガス等が挙げられる。
なお、発泡剤と共に発泡助剤を添加することもでき、発泡助剤としては、酸化亜鉛、硝酸亜鉛、塩基性炭酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛、フタル酸鉛、炭酸鉛、尿素、グリセリン等を使用することができる。また、架橋剤と併用することも望ましい方法である。
成形方法としては、発泡シート層4を形成する高分子材料と化学発泡剤との混合物を押出機の原料投入口に投入し、押出機内で高分子材料の溶融と発泡剤の分解を生じせしめ、溶融高分子材料と発生ガスを充分に均一化させた後、均一化された高分子材料混合物を発泡に適した温度まで冷却して、溶融混合物をTダイ、あるいは、環状ダイからシート状に押出し成形することによって発泡シートとすることができる。
発泡剤として物理発泡剤を使用するときは、物理発泡剤を押出成形機の中間部に供給する他は化学発泡剤と同様の方法によって成形することができる。
発泡シート層4の製造に用いられる押出し機については特に制限はなく、発泡シート成形装置として自体公知の装置を使用することができ、例えば、単軸押出し機、多軸押出し機を用いることができ、また、単軸押出し機と多軸押出し機を組み合わせたタンデム押出し機を使用することも可能である。
軟質高分子材料として天然もしくは合成のゴム材料を使用するときは、所要の加硫剤、発泡剤と共にロール等で混練してシートにされ、その後、発泡条件に付される。
布状体3と発泡シート層4との積層構造は特に制限はなく、目的に応じて任意に選定することができ、図1、図2に示すように、布状体3の片面に発泡シート層4を積層することができる。
また、目的に応じて種々の構造をとることができ、たとえば、図3に示すように、発泡シート層4の両面に布状体3を積層し、発泡シート層4を芯材としたサンドイッチ構造とすることができ、また、その両面に粘着剤層6を形成して両面テープ構造とすることができる。
発泡シート層4の厚さは、1.0〜50.0mm、好ましくは2.0〜30.0mmとされ、発泡倍率は、2〜100倍、好ましくは5〜50倍とされる。発泡シート層4の厚さが1.0mmより薄いときは、保温性が乏しくなって結露が生じ易く、50.0mmより厚いと可使用対象が狭くなる。
布状体3と発泡シート層4との積層方法は特に制限はなく、直接熱接着することもできるが図1、図2に示すように接合フィルム層7を介して接合することが望ましい。また、接合フィルム層7に代えて粘着剤によって積層することもできる。
また、粘着剤層6の形成においても、布状体3に直接であってもよいが、接合フィルム層7を介して積層することが好ましい。
接合フィルム層7を形成する材料としては、高圧法低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、エチレン・プロピレン共重合体等のエチレン−α−オレフィン共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレン等のオレフィン系重合体、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル、ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン等を用いることができる。中でも、オレフィン系重合体が望ましく、特にメタロセン触媒を用いて重合されたオレフィン系重合体、好ましくはメタロセン触媒を用いて重合されたポリエチレン、ホリプロピレン、エチレン・α−オレフィン共重合体を使用することが望ましい。メタロセン触媒は、成形性、防音性に優れたオレフィン系重合体の製造が容易となる。
これら、合成樹脂には、目的に応じて各種の添加剤を添加することができ、具体的には、酸化防止剤、光安定剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、ビスアミド系、ワックス系、有機金属塩系等の分散剤;アミド系、ワックス系、有機金属塩系、エステル系等の滑剤、難燃剤、無機充填材、有機充填材、顔料、抗菌剤等が挙げられる。
布状体3に積層される接合フィルム層7の厚みは、10〜60μm、好ましくは15〜40μmが適当である。
布状体3の他の面には、粘着剤層6が形成され、積層される。粘着剤層6の積層は、布状体3に直接であってもよく、また、接合フィルム層7を介して積層してもよい。
本発明の粘着剤層6、あるいは、発泡シート層4の接合に用いられる粘着剤としては、粘着テープ用の粘着剤として一般的に用いられるものでよく、例えば、アクリル樹脂系粘着剤、天然ゴムや合成ゴム等のゴム系粘着剤、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体やスチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体並びにこれらの水素添加物等のブロック共重合体系粘着剤、エチレン−酢酸ビニル共重合体系粘着剤、ポリビニルエーテル樹脂系粘着剤、シリコン樹脂系粘着剤等が挙げられるが、なかでも耐久性や耐候性に優れ、取り扱い時の汚れも少ないアクリル樹脂系粘着剤が好適に用いられる。これらの粘着剤は、単独で用いられてもよいし、2種類以上が併用されてもよい。
これらの粘着剤の形態は、特に限定されるものではなく、例えば、溶液型粘着剤、エマルジョン型粘着剤、ホットメルト型粘着剤、反応型粘着剤、光重合可能なモノマー型粘着剤等のいずれの形態であってもよい。
また、これらの粘着剤には、本発明の課題達成を阻害しない範囲で必要に応じて、ポリイソシアネート系化合物やアジリジン系化合物、金属キレート系化合物等の架橋剤や、粘着性付与剤、カップリング剤、充填剤、軟化剤、可塑剤、界面活性剤、酸化防止剤(老化防止剤)、熱安定剤、光安定剤、紫外線吸収剤、着色剤、消泡剤、難燃剤、帯電防止剤等の各種添加剤の1種もしくは2種以上が添加されていてもよい。
また、積層シート5上に形成される粘着剤層6は、特に限定されるものではないが、その厚みが10μm〜0.5mmであることが好ましい。粘着剤層の厚みが10μm未満であると、粘着テープ1の粗面接着性や凹凸追従性が不十分となることがあり、逆に粘着剤層6の厚みが0.5mmを超えると、粘着性や接着力はもはやそれ以上向上しないにもかかわらず、コスト高となることがある。
アクリル樹脂系粘着剤についてさらに詳細に述べれば、アクリル樹脂系粘着剤としては、カルボキシル基含有単量体、あるいは、(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体を重合させて得られるアクリル系ポリマーが用いられる。
アルキル基は炭素数が4〜12程度が望ましく、具体的には、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、イソノニル(メタ)アクリレート等が挙げられるが、特に、n−ブチルアクリレートと2−エチルヘキシルアクリレートが好適である。
カルボキシル基含有単量体としては、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸等のモノカルボン酸;フマル酸、マレイン酸等のジカルボン酸やこれらのモノエステル等が挙げられる。これらのカルボキシル基含有ラジカル重合性単量体のうち、アクリル酸、メタクリル酸が好適に用いられる。カルボキシル基含有重合性単量体は、単量体全体の3〜20重量%程度が望ましい。
本発明で使用されるアクリル樹脂系粘着剤には、ガラス転移温度や極性等を調整する目的で少量の改質成分単量体が共重合されていてもよい。このような単量体としては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、アクリルアミド、酢酸ビニル、スチレン、アクリロニトリル、ビニルピロリドン等が例示できる。
アクリル系ポリマーには、分子内にカルボキシル基と反応する官能基を2個以上有する多官能性化合物、または多官能性化合物及び分子内に前記官能基を1個有する単官能性化合物を配合することができる。この種の官能基含有化合物としては、例えば、イソシアネート基含有化合物、エポキシ基(或いはグリシジル基)含有化合物、アジリジニル基含有化合物、金属錯体、メラミン系化合物等が例示できる。
また、粘着剤組成中に少量の可塑剤を配合することで特に有効である。配合される可塑剤の種類は限定されるものではなく、例えば、脂肪族多価カルボン酸のエステル、芳香族多価カルボン酸のエステル、リン酸エステル等の低分子可塑剤やポリエステルのような高分子可塑剤等が例示できるが、脂肪族2塩基酸のエステルが特に有効であり、中でもアジピン酸ジエステルが最も好適である。その配合量は0.05〜4重量%が好ましい。
粘着剤中にはベンゾトリアゾール系化合物を添加することが望ましい。ベンゾトリアゾール系化合物は、金属腐蝕を防止する作用が知られており、これを配合することで金属腐蝕による変色をより効果的に防止することが可能となる。ベンゾトリアゾール系化合物は有効量が添加されればよく、およそ0.01〜5重量%程度が有効量である。
粘着剤は、通常、適宜の有機溶剤に溶解された上で、積層シート5上に塗工した後乾燥され、或いは、離型処理が施された工程紙上に塗工後乾燥されたものが支持体上に転写されて、積層シート5と粘着剤層6が積層された発泡粘着シート1とされる。塗工手段や乾燥方法に制限はなく、公知のものが採用できる。
なお、粘着剤層6を塗布する塗布面には、必要に応じて、粘着剤との密着力を高めるため、その表面にサンドブラスト処理や火炎処理等の物理的処理またはコロナ処理やプラズマ処理等の化学的処理、あるいは、プライマー処理等を施すことが好ましい。
積層シート5の背面、即ち、粘着剤層が積層される面の反対面であって、ロール状に巻き取ったときの粘着剤層表面が接触する面には、巻き戻す際の剥離力(展開力ともいう)を軽くするために、離型処理を施すことができる。また、離型処理を施した離型紙を貼付することができる。離型処理としては、必要により硬化反応を伴うシリコン系離型剤、フッ素系離型剤、長鎖アルキルグラフトポリマー系離型剤の塗布等を挙げることができる。
本発明発泡粘着シート1は、断熱、保温、振動吸収、防音、緩衝、あるいは、気密材として、建築壁体、床材もしくは天井材、サッシ周囲、構造物を連結して使用する際の連結部充填材として広く使用することができる
(実施例1)
布状体の製造
高密度ポリエチレン(日本ポリケム社製HY−333、密度0.956、MFR0.55)を、インフレーション成形法によってフィルムとし、得られたフィルムをレザーによってスリットした。次いで、温度110〜120℃の熱板上で7倍に延伸した後、温度120℃の熱風循環式オーブン内で6%の弛緩熱処理を行ない、糸幅0.85mm、繊度115デシテックスの経糸と糸幅1.2mm、繊度310デシテックスの緯糸を製造した。
布状体の製造
高密度ポリエチレン(日本ポリケム社製HY−333、密度0.956、MFR0.55)を、インフレーション成形法によってフィルムとし、得られたフィルムをレザーによってスリットした。次いで、温度110〜120℃の熱板上で7倍に延伸した後、温度120℃の熱風循環式オーブン内で6%の弛緩熱処理を行ない、糸幅0.85mm、繊度115デシテックスの経糸と糸幅1.2mm、繊度310デシテックスの緯糸を製造した。
得られた経緯糸をウオータージェット機によって、経糸29本/25.4mm、緯糸16本/25.4mm、目付け量33g/m2の平織織布とした。
織布の片面に、低密度ポリエチレン(日本ポリケム社製LC−720)を押出しラミネートし(ラミネート層厚み20μm)、その表面にコロナ放電処理を行なってぬれ張力を420μN/cmとした。
発泡体の積層
エチレン−プロピレン−ジエンゴムの発泡シート(大和紡績社製 EPT#140、厚さ3.0mm、25%圧縮応力23kPa)を用い、発泡シートと上記で得られた片面ポリエチレン層付き織布の織布面側に、低密度ポリエチレン(日本ポリケム社製LC−720)を厚さ20μmに押出して発泡シートをサンドラミした。
エチレン−プロピレン−ジエンゴムの発泡シート(大和紡績社製 EPT#140、厚さ3.0mm、25%圧縮応力23kPa)を用い、発泡シートと上記で得られた片面ポリエチレン層付き織布の織布面側に、低密度ポリエチレン(日本ポリケム社製LC−720)を厚さ20μmに押出して発泡シートをサンドラミした。
粘着剤層の形成
上記複合シートのコロナ放電処理面に、アクリル酸−n−ブチルとアクリル酸−2−エチルヘキシルを主成分とする共重合体(日本合成化学社製コーポニールNK−631)100重量部に架橋剤として金属キレート系硬化剤、アルモニウムアセチルアセトネートのトルエン溶液(日本合成化学社製コーポニール5792)を固形分基準で0.2重量部配合したアクリル系粘着剤を塗布厚み(固形分基準)40μmとなるように塗布した。
上記複合シートのコロナ放電処理面に、アクリル酸−n−ブチルとアクリル酸−2−エチルヘキシルを主成分とする共重合体(日本合成化学社製コーポニールNK−631)100重量部に架橋剤として金属キレート系硬化剤、アルモニウムアセチルアセトネートのトルエン溶液(日本合成化学社製コーポニール5792)を固形分基準で0.2重量部配合したアクリル系粘着剤を塗布厚み(固形分基準)40μmとなるように塗布した。
得られた発泡粘着シートは、手で容易に引裂くことができ、直線的に引裂くことができた。また、貼り付けた粘着テープを再度剥がす際、基材が途中で切れることなく剥離できた。
(実施例2)
布状体の製造
高密度ポリエチレン(日本ポリケム社製HY−333、密度0.956、MFR0.55)を、インフレーション成形法によってフィルムとし、得られたフィルムをレザーによってスリットした。次いで、温度110〜120℃の熱板上で7倍に延伸した後、温度120℃の熱風循環式オーブン内で6%の弛緩熱処理を行ない、糸幅0.85mm、繊度115デシテックスの経糸と糸幅1.2mm、繊度310デシテックスの緯糸を製造した。
布状体の製造
高密度ポリエチレン(日本ポリケム社製HY−333、密度0.956、MFR0.55)を、インフレーション成形法によってフィルムとし、得られたフィルムをレザーによってスリットした。次いで、温度110〜120℃の熱板上で7倍に延伸した後、温度120℃の熱風循環式オーブン内で6%の弛緩熱処理を行ない、糸幅0.85mm、繊度115デシテックスの経糸と糸幅1.2mm、繊度310デシテックスの緯糸を製造した。
得られた経緯糸をウオータージェット機によって、経糸29本/25.4mm、緯糸16本/25.4mm、目付け量33g/m2の平織織布とした。
上記織布の両面に、低密度ポリエチレン(日本ポリケム社製LC−720)を押出しラミネートし(ラミネート層厚み20μm)、両面にコロナ放電処理を行なってぬれ張力を420μN/cmとした。
粘着剤層の形成
上記で得られた両面ポリエチレン層付き織布の両面に、アクリル酸−n−ブチルとアクリル酸−2−エチルヘキシルを主成分とする共重合体(日本合成化学社製コーポニールNK−631)100重量部に架橋剤として金属キレート系硬化剤、アルモニウムアセチルアセトネートのトルエン溶液(日本合成化学社製コーポニール5792)を固形分基準で0.2重量部配合したアクリル系粘着剤を塗布厚み(固形分基準)40μmとなるように塗布した。
上記で得られた両面ポリエチレン層付き織布の両面に、アクリル酸−n−ブチルとアクリル酸−2−エチルヘキシルを主成分とする共重合体(日本合成化学社製コーポニールNK−631)100重量部に架橋剤として金属キレート系硬化剤、アルモニウムアセチルアセトネートのトルエン溶液(日本合成化学社製コーポニール5792)を固形分基準で0.2重量部配合したアクリル系粘着剤を塗布厚み(固形分基準)40μmとなるように塗布した。
発泡体の積層
上記で得られた両面粘着剤層付き織布の片面に、エチレン−プロピレン−ジエンゴムの発泡シート(大和紡績社製 EPT#140、厚さ3.0mm、25%圧縮応力23kPa)を貼り合せた。
上記で得られた両面粘着剤層付き織布の片面に、エチレン−プロピレン−ジエンゴムの発泡シート(大和紡績社製 EPT#140、厚さ3.0mm、25%圧縮応力23kPa)を貼り合せた。
得られた発泡粘着シートは、手で容易に引裂くことができ、直線的に引裂くことができた。また、貼り付けた粘着テープを再度剥がす際、基材が途中で切れることなく剥離できた。
(比較例1)
エチレン−プロピレン−ジエンゴムの発泡シート(大和紡績社製 EPT#140、厚さ3.0mm、25%圧縮応力23kPa)に、アクリル酸−n−ブチルとアクリル酸−2−エチルヘキシルを主成分とする共重合体(日本合成化学社製コーポニールNK−631)100重量部に架橋剤として金属キレート系硬化剤、アルモニウムアセチルアセトネートのトルエン溶液(日本合成化学社製コーポニール5792)を固形分基準で0.2重量部配合したアクリル系粘着剤を塗布厚み(固形分基準)40μmとなるように塗布した。
エチレン−プロピレン−ジエンゴムの発泡シート(大和紡績社製 EPT#140、厚さ3.0mm、25%圧縮応力23kPa)に、アクリル酸−n−ブチルとアクリル酸−2−エチルヘキシルを主成分とする共重合体(日本合成化学社製コーポニールNK−631)100重量部に架橋剤として金属キレート系硬化剤、アルモニウムアセチルアセトネートのトルエン溶液(日本合成化学社製コーポニール5792)を固形分基準で0.2重量部配合したアクリル系粘着剤を塗布厚み(固形分基準)40μmとなるように塗布した。
得られた発泡粘着シートは、手で引き裂こうとすると、発泡粘着シートに伸びが生じて切断開始点を作ることが難しく、また、切断が開始しても切断線が斜め方向に曲がり、直線的に引裂くことが難しかった。また、貼り付けた粘着テープを再度剥がす際、基材が伸長し、途中で破断した。
(比較例2)
厚さ25μのポリエステルフィルムの両面にアクリル酸−n−ブチルとアクリル酸−2−エチルヘキシルを主成分とする共重合体(日本合成化学社製コーポニールNK−631)100重量部に架橋剤として金属キレート系硬化剤、アルモニウムアセチルアセトネートのトルエン溶液(日本合成化学社製コーポニール5792)を固形分基準で0.2重量部配合したアクリル系粘着剤を塗布厚み(固形分基準)40μmとなるように塗布した。
厚さ25μのポリエステルフィルムの両面にアクリル酸−n−ブチルとアクリル酸−2−エチルヘキシルを主成分とする共重合体(日本合成化学社製コーポニールNK−631)100重量部に架橋剤として金属キレート系硬化剤、アルモニウムアセチルアセトネートのトルエン溶液(日本合成化学社製コーポニール5792)を固形分基準で0.2重量部配合したアクリル系粘着剤を塗布厚み(固形分基準)40μmとなるように塗布した。
上記で得られた両面粘着剤層付きのポリエステルフィルムの片面にエチレン−プロピレン−ジエンゴムの発泡シート(大和紡績社製 EPT#140、厚さ3.0mm、25%圧縮応力23kPa)を貼り合せた。
得られた発泡粘着シートは、手で引き裂こうとすると、切断開始点を作ることが難しく、カッター等で切断開始点を作る必要があった。また、切断が開始しても切断線が斜め方向に曲がり、直線的に引裂くことが難しかった。
1.発泡粘着シート
2.線条体
3.布状体
4.発泡シート
5.積層体
6.粘着剤層
7.接合フィルム層
10.基層
11.接合層
2.線条体
3.布状体
4.発泡シート
5.積層体
6.粘着剤層
7.接合フィルム層
10.基層
11.接合層
Claims (10)
- 熱可塑性樹脂を一軸延伸して得られた線条体を交差せしめて形成した布状体と、厚さが
1.0〜50.0mmの軟質高分子物質からなる発泡シート層を重ねて積層シートを形成し、該積層シートの少なくとも片面に粘着剤層を形成してなることを特徴とする発泡粘着シート。 - 発泡シート層が、軟質の熱可塑性樹脂、熱可塑性エラストマー、又は、天然もしくは合成のゴム材料の25%圧縮応力が50kPa以下の発泡シートからなる請求項1に記載の発泡粘着シート。
- 布状体が、テープ状線条体を織成することによって得られたものである請求項1又は2に記載の発泡粘着シート。
- 布状体が、テープ状線条体を一方向に並列し、その上に他のテープ状線条体を交差するように配列し、その交点を結合することによって得られた交差結合布である請求項1又は2に記載の発泡粘着シート。
- 布状体が、テープ状線条体からなり、経糸の繊度が50〜250デシテックス、緯糸の繊度が200〜400デシテックスで、経糸の繊度が緯糸の繊度より低い織成布又は交差結合布からなる請求項1又は2に記載の発泡粘着シート。
- 布状体の片面に発泡シートが積層され、その片面又は両面に粘着剤層を形成してなる請求項1〜5のいずれかに記載の発泡粘着シート。
- 布状体の両面に発泡シートが積層され、その片面又は両面に粘着剤層を形成してなる請求項1〜5のいずれかに記載の発泡粘着シート。
- 発泡シートの両面に布状体が積層され、その片面又は両面に粘着剤層が形成されてなる請求項1〜5のいずれかに記載の発泡粘着シート。
- 布状体と発泡シートが接合フィルム層を介して積層されてなる請求項1〜8のいずれかに記載の発泡粘着シート。
- 布状体と発泡シートが粘着剤によって積層されてなる請求項1〜8のいずれかに記載の発泡粘着シート。
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JP2022031093A (ja) * | 2020-08-05 | 2022-02-18 | シュー イ-チェン, | ワイヤレス滅菌装置 |
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-
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- 2005-10-27 JP JP2005313277A patent/JP2007119584A/ja active Pending
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