JP2007114579A - 表示装置、表示方法、表示システム及びサーバ及びプログラム - Google Patents

表示装置、表示方法、表示システム及びサーバ及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】種々の表示処理方式に応じて、表示処理による消費電力を下げることを可能とする表示装置、表示方法、表示システム及びサーバ及びプログラムを提供する。
【解決手段】表示部21に液晶等の非発光方式のディスプレイを採用している場合には、携帯端末Tのシステム制御部27が、表示部21の画面に表示された地図画像データの画像を構成するオブジェクトの中で、表示面積が最大であるオブジェクトの色を白色に変換し、当該変換後の地図画像データを表示部21により表示させる。
【選択図】図1

Description

本願は、コンテンツデータ等の情報を表示する表示装置、表示方法、表示システム及びサーバ及びプログラムの技術分野に関する。
現在、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ、カーナビゲーション等といった液晶ディスプレイ等の情報を表示する画面を有する携帯型の情報端末の開発が盛んに行われている。
これらバッテリーや乾電池等で駆動する携帯型の情報端末が、長時間の携帯使用に耐えるためには、消費電力を低く抑えることが最重要であり、その一つとして、画面表示による消費電力を下げることによる効果は少なくない。
また、上記した携帯型の情報端末以外のディスプレイ装置やテレビ等の機器においても、省エネ等の観点からすれば、画面表示による消費電力を下げることが望ましい。
そこで、省電力を実現する方法として、従来から、一定時間経過後にスクリーンセーバーを起動し、または画面表示をオフにし、あるいは画面を暗くする等の方法が一般的に用いられている。
また、例えば、特許文献1に記載の画像表示方法においては、入力された画像信号を輝度信号成分と色差信号成分変換し、輝度信号成分を強調するとともに、液晶ディスプレイのバックライトの光量を下げることで省電力を実現している。
特開2004−246099号公報
しかしながら、上述した従来の方法は、ユーザの意思にかかわりなく実行されてしまうものであるため、例えば、ディスプレイを見ている最中に画面表示が切り替わる等、使い勝手が悪く、また、画面を暗くした場合には、視認性が悪化するという問題がある。
また、特許文献1に記載の画像表示方法により液晶ディスプレイの消費電力を下げることは可能であるが、バックライトを有さないCRT(Cathode Ray Tube)、プラズマ、有機EL(Electro Luminescence)等のディスプレイに、この方法を適用することはできない。
本願は、以上の点に鑑みてなされたものであり、その課題の一例は、種々の表示処理方式に応じて、表示処理による消費電力を下げることを可能とする表示装置、表示方法、表示システム及びサーバ及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、情報を画面に表示する表示手段を備える表示装置において、前記画面に表示された前記情報の画像を構成する表示要素の中で表示面積が最大である当該表示要素の色を、前記表示手段による表示処理方法に応じて、当該表示処理による消費電力が最小となるような色に変換する色変換手段と、前記変換後の前記情報を前記表示手段により表示させる表示制御手段と、を更に備えることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、情報を画面に表示する表示手段を備える表示装置における表示方法であって、前記画面に表示された前記情報の画像を構成する表示要素の中で表示面積が最大である当該表示要素の色を、前記表示手段による表示処理方法に応じて、当該表示処理による消費電力が最小となるような色に変換する工程と、前記変換後の前記情報を前記表示手段により表示させる工程と、を備えることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、情報を画面に表示する表示手段を備える表示装置と、前記表示装置がネットワークを介して接続可能なサーバと、を備える表示システムにおいて、前記サーバは、前記表示装置により送信された、前記表示手段による表示処理方法を示す方法情報を受信する受信手段と、前記画面に表示された前記情報の画像を構成する表示要素の中で表示面積が最大である当該表示要素の色を、前記表示手段による表示処理方法に応じて、当該表示処理による消費電力が最小となるような色に変換する色変換手段と、前記変換後の情報を前記表示装置に送信する送信手段と、を備え、前記表示装置は、前記方法情報を前記サーバに送信する送信手段と、前記サーバにより送信された情報を受信する受信手段と、前記受信された情報を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の表示装置であって、前記表示手段、前記送信手段、前記受信手段及び前記表示制御手段を備えることを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の表示装置に含まれるコンピュータを、前記送信手段、前記受信手段及び前記表示制御手段として機能させることを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項10に記載のサーバであって、前記受信手段、前記色変換手段及び前記送信手段を備えることを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、請求項13に記載のサーバに含まれるコンピュータを、前記受信手段、前記色変換手段及び前記送信手段として機能させることを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、情報を画面に表示する表示手段を備える表示装置と、前記表示装置がネットワークを介して接続可能なサーバと、を備える表示システムにおける表示方法であって、前記表示装置が、前記表示手段による表示処理方法を示す方法情報を前記サーバに送信する工程と、前記サーバが、前記表示装置により送信された方法情報を受信する工程と、前記サーバが、前記画面に表示された前記情報の画像を構成する表示要素の中で表示面積が最大である当該表示要素の色を、前記表示手段による表示処理方法に応じて、当該表示処理による消費電力が最小となるような色に変換する工程と、前記サーバが、前記変換後の情報を前記表示装置に送信する工程と、前記表示装置が、前記サーバにより送信された情報を受信する工程と、前記表示装置が、前記受信された情報を前記表示手段に表示させる工程と、を備えることを特徴とする。
請求項16に記載の発明は、情報を画面に表示する表示手段を備える表示装置と、前記表示装置がネットワークを介して接続可能なサーバと、を備える表示システムにおいて、前記サーバは、前記表示装置により送信された、前記表示手段による表示処理方法を示す方法情報を受信する受信手段と、前記表示装置の動作を制御するプログラムであって、前記受信された方法情報に対応するプログラムを前記表示装置に送信する送信手段と、を備え、前記表示装置は、前記方法情報を前記サーバに送信する送信手段と、前記サーバにより送信されたプログラムを受信する受信手段と、前記受信されたプログラムの制御に基づき前記画面に表示された前記情報の画像を構成する表示要素の中で表示面積が最大である当該表示要素の色を、前記受信されたプログラムの制御に基づき、前記表示手段による表示処理方法に応じて、当該表示処理による消費電力が最小となるような色に変換する色変換手段と、前記受信されたプログラムの制御に基づき、前記変換後の前記情報を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、を更に備えることを特徴とする。
請求項17に記載の発明は、請求項16に記載の表示装置であって、前記表示手段、前記送信手段、前記受信手段、前記色変換手段及び前記表示制御手段を備えることを特徴とする。
請求項18に記載の発明は、請求項17に記載のプログラムであって、前記表示装置に含まれるコンピュータを、前記色変換手段及び前記表示制御手段として機能させることを特徴とする。
請求項19に記載の発明は、請求項16に記載のサーバであって、前記受信手段及び前記送信手段を備えることを特徴とする。
請求項20に記載の発明は、請求項19に記載のサーバに含まれるコンピュータを、前記受信手段及び前記送信手段として機能させることを特徴とする。
請求項21に記載の発明は、情報を画面に表示する表示手段を備える表示装置と、前記表示装置がネットワークを介して接続可能なサーバと、を備える表示システムにおける表示方法であって、前記表示装置が、前記表示手段による表示処理方法を示す方法情報を前記サーバに送信する工程と、前記サーバが、前記表示装置により送信された方法情報を受信する工程と、前記サーバが、前記表示装置の動作を制御するプログラムであって、前記受信された方法情報に対応するプログラムを前記表示装置に送信する工程と、前記表示装置が、前記サーバにより送信されたプログラムを受信する工程と、前記表示装置が、前記受信されたプログラムの制御に基づき前記画面に表示された前記情報の画像を構成する表示要素の中で表示面積が最大である当該表示要素の色を、前記受信されたプログラムの制御に基づき、前記表示手段による表示処理方法に応じて、当該表示処理による消費電力が最小となるような色に変換する工程と、前記表示装置が、前記受信されたプログラムの制御に基づき、前記変換後の前記情報を前記表示手段に表示させる工程と、を備えることを特徴とする。
[1.省電力が実現される原理
以下、本願の最良の実施形態について詳細に説明するが、それに先立ち、ディスプレイの表示処理における省電力が、本願により実現される原理について説明する。なお、図1は、ディスプレイの各表示処理方法における省電力の例を示す図である。
[1.1 非発光方式の場合
非発光方式とは、ディスプレイ画面の画素自体が発光するのではなく、バックライトや外光等の光源と、シャッター機能を有するものとの組み合わせにより、光源から発せられた光の透過量を調節することで各画素の色を表現する処理方法であり、この方法を用いたディスプレイには、例えば、液晶ディスプレイがある。
液晶ディスプレイは、バックライト、フロントライトや外光により発せられた光を、液晶を用いて制御することで画像を表示させるディスプレイである。液晶は、透過する光を変更する性質を持ち、偏光板と組み合わせることで、光を透過させたり、遮断したりするシャッターの役割を果たす。
液晶ディスプレイは、例えば、透明電極を設けた2枚のガラス基盤により液晶を封入して構成されている。液晶が接するガラス基盤表面には液晶分子を配向させる膜が形成され、反対側のガラス基盤表面には偏光版が設けられている。そして、カラー液晶では、ガラス基盤の一方に、各画素に対応して3原色のカラーフィルタが設けられる。
バックライト、フロントライト等の光源としては、冷陰極管、LED(Light Emitting Diode)等が用いられ、常に光を発している。ここで、透明電極に電圧を加えない状態では、配向膜と偏光板の作用により、光源からの光が透過するように液晶分子が配列される。一方、透明電極に電圧を印加すると、その電圧の向きに液晶分子が配列することにより、光源からの光を遮断する。
非発光方式である液晶ディスプレイにおいては、透明電極に電圧を全く加えない状態で消費電力が最小となり、この場合の画素の色は光源色(光源が発する光の色)となる。従って、消費電力を最小にするためには、表示させる画素の色を光源色と同じにすれば良い。
ここで、光源色は一般的に白色であるから、画素の色も白色にする。また、白色は輝度が最大の色であり、視認性が良いため、光源による発光量を抑えることにより、更に消費電力を減少させることができる。
また、光源にRGB3色、6色等のLEDを組み合わせることにより白色を表現し、かつ、各LEDの発光を個別に制御できるものであれば、画素の色をRGB3原色のいずれか一色にしても良い。このようにすれば、発光させるLEDの数が減るため、消費電力を更に減少させることができる。
また、フィールドシーケンシャル方式の液晶ディスプレイにおいては、光源としてRGB3色(または6色)のLEDが用いられ、各LEDをRGBRGB・・・と高速にオン/オフ制御し、これに同期させて液晶によるシャッターを開閉させることにより、時間的に色を混合して画素の色を表現している。
そこで、上記方式においては、表示させる画素の色をRGB3原色のいずれか一色することで、透明電極には電圧を全く印加しない(つまりLEDから発せられた光が完全に透過する)状態とし、RGBのいずれかのみのLEDを発光させ、他のLEDを発光させないことにより、消費電力を最小にすることができる。
[1.2 自発光方式の場合
自発光方式とは、画素自体が光を発生する発光体により構成され、この発光体の発光量を調節することにより各画素の色を表現する処理方法であり、この方法を用いたディスプレイとしては、例えば、プラズマ、有機EL、CRT、FED(Field Emission Display)、SED(Surface-conduction Electron-emitter Display)等がある。
プラズマディスプレイは、気体放電によって紫外線を生成し、この紫外線がRGBの各蛍光体(本願に係る発光体の一例)に衝突することにより発光し、画像を表示させる。
プラズマディスプレイは、例えば、電極を設けた2枚のガラス基板の間に隔壁を形成することによりセルが設けられる。このセルには蛍光体が塗りつけられ、ネオンとキセノン混合ガス等の希ガスが封入されている。
このセルの両端の電極に電圧を印加すると、セル内で放電が起こり、紫外線が発生する。そして、この紫外線が蛍光体に衝突することで蛍光体が発光するのである。
有機ELディスプレイは、エレクトロ・ルミネセンスという現象を利用したディスプレイである。
有機ELディスプレイは、例えば、有機物質からなる発光層(本願に係る発光体の一例)が陽極と陰極の2つの電極に挟まれた構造となっており、陽極と発光層の間には正孔輸送層が、陰極と発光層の間には電子輸送層が夫々設けられている。発光層の光を外部に透過させるため、陽極または陰極のいずれかは透明電極が用いられている。
ここで、両電極に電圧を印加することにより、陽極から正孔を注入し、陰極から電子を注入すると、注入された正孔と電子は輸送層を通過して発光層で結合する。このときに発光層が励起されるが、再び基底状態に戻るときのエネルギーが光として放出されるのである。
有機ELディスプレイのカラー化の方式としては、3色を独立して発光させる方式、青色発光を蛍光変換膜で赤、緑に変換する方式、白色発光をカラーフィルタで赤、緑、青に分光する方式等がある。
CRTディスプレイは、例えば、電子銃から発射された電子がシャドーマスク等に設けられた穴を通り、3色ストライプ状、ドット状等に配列された蛍光体(本願に係る発光体の一例)に衝突することにより、この蛍光体が発光する。電子銃に供給する電流の強さを調節すると、電子ビームの強さが変化し、これにより様々な色を表現することができる。電子ビームは、偏光ヨークが発生させる磁界により曲げられ、この磁界を変化させて、画面全体に電子ビームを当てる。
FED及びSEDは、CRTと同様に陰極部分から電子を放出し、蛍光体へ衝突させることにより発光させるが、CRTとは異なり画素ごとに電子放出部が設けられている。
FEDは、電界電子放出を用いており、例えば、前面のガラス基盤にRGB3色の蛍光体と透明電極が設けられ、背面のガラス基盤にディップと呼ばれる鋭利な先端を持つ金属コーンと、それを囲むように形成されたゲート電極が設けられている。
ここで、ゲート電極とディップに電圧を印加すると、ディップ先端から電子が放出され、この電子が、ガラス基盤間に印加された電圧により加速されて蛍光体に衝突して発光する。
SEDは、背面のガラス基盤に設けられた電子放出膜により形成されたスリット間に電圧をかけると、トンネリング効果により電子が放出される。そして、FEDの場合と同様に、放出された電子が、ガラス基盤間に印加された電圧により加速されて蛍光体に衝突して発光する。
以上、自発光方式のディスプレイの表示処理方法について説明したが、これらのディスプレイにおいては、発光体を発光させない状態、つまり、発光体に全く電圧を加えないか、あるいは電子銃等の電子放出部に全く電圧を加えない状態で消費電力が最小となり、この場合の画素の色は黒色となる。従って、消費電力を最小にするためには、表示させる画素の色を黒色にすれば良い。
[1.3 まとめ
以上の説明をまとめると、図1に示す通りとなり、非発光方式のディスプレイにおいては、表示させる色が光源色のときに消費電力が最小となり、自発光方式のディスプレイにおいては、黒色のときに消費電力が最小となる。
そこで、ディスプレイの画面に表示された情報(例えば、コンテンツデータ、画像データ等)の画像を構成する表示要素(例えば、道路、建物、背景、案内表示等)の中で表示面積が最大となる表示要素の色を上述した消費電力が最小となる色に変換した上で画面に表示させるようにすれば、変換せずにそのまま表示させる場合に比べて、消費電力が少なくなるのである。
そして、表示面積が最大となる表示要素以外の他の表示要素の色についても、消費電力が少なくなるような色(非発光方式では白色に近い色、自発光方式では黒色に近い色)に変換すると、より消費電力が少なくなる。
ここで、他の表示要素については、視認性も考慮した色に変換することも効果的である。
例えば、他の表示要素の色を、コントラスト比が高くなるような色に変換することにより、視認性が向上するため、画像全体の輝度を下げることができる。つまり、非発光方式のディスプレイにおいてはバックライト等の光源の発光量を減らすことができ、自発光方式のディスプレイにおいては発光体または電子放出部に印加する電圧を下げることができる。
また、他の表示要素の色を補色(例えば、赤と青緑等)等の組み合わせとすることで、視認性を向上させることも可能である。
また、自発光方式のディスプレイの場合には、他の表示要素の色をRGBのいずれかの色に変換することで、電圧を印加する発光体または電子放出部の数を減らして、視認性を損なうことなく消費電力を更に減らすことが可能となる。
[2.第1実施形態
次に、サーバから送信された情報に基づいて、携帯端末に地図情報を表示させる地図情報表示システムに対して本願を適用した場合の実施形態について説明する。
[2.1 地図情報表示システムSの構成及び機能概要
先ず、本実施形態に係る地図情報表示システムSの構成及び機能について説明する。なお、図2は、第1実施形態に係る地図情報表示システムSの概要構成の一例を示す図である。
図2に示すように、地図情報表示システムSは、サーバSVと、表示装置としての携帯端末Tとが、ネットワークに接続されて構成されている。
サーバSVと、携帯端末Tとは、ネットワークを介して、例えば、通信プロトコルにTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を用いて、相互にデータの送受信が可能である。なお、ネットワークは、例えば、インターネット、移動体通信回線網等を含んで構成されている。
本システムにおいては、例えば、HTML(Hyper Text Markup Language)テキストデータ、地図画像データ等を含む地図情報(本願に係る情報の一例)が、サーバSVから携帯端末Tに送信され、携帯端末Tにおいて、当該端末が有するディスプレイの表示処理方式に対応して、画像表示による消費電力が少なくなるような地図情報に変換した上で表示を行うようになっている。
[2.2 サーバSVの構成及び機能
次に、サーバSVの構成及び機能について説明する。なお、図3は、第1実施形態に係るサーバSVの概要構成の一例を示すブロック図である。
サーバSVは、携帯端末Tから送信された地図情報取得要求に基づき地図情報を生成し、これを携帯端末Tに送信する。
図3に示すように、サーバSVは、各種プログラム及びデータ等を記憶する記憶部(例えば、ハードディスク等)11と、ネットワークに接続して携帯端末Tとの通信状態を制御する通信処理部13(例えば、ネットワークアダプタ等)と、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備える制御部13と、を備え、システムバス14を介して相互に接続されている。
記憶部11には、例えば、緯度及び経度からなる地図上の位置情報と、この位置情報に対応する地図画像データが記録された地図DB(DataBase)を有している。
制御部13は、CPUが、ROMまたは記憶部11に記憶された各種プログラムを読み出し実行することにより、サーバSVの各部を統括制御する。
なお、各種プログラム等は、例えば、他のサーバからダウンロードされるようにしても良いし、CD−ROM等の記録媒体に記録されてドライブを介して読み込まれるようにしても良い。
[2.3 携帯端末Tの構成及び機能
次に、携帯端末Tの構成及び機能について説明する。なお、図4は、第1実施形態に係る携帯端末Tの概要構成の一例を示すブロック図である。また、図5は、CLUTの一例を示す図である。
携帯端末Tは、地図情報取得要求をサーバSVに送信するとともに、サーバSVから送信された地図情報に含まれる地図画像データを、当該端末の有するディスプレイの表示方法に応じたCLUT(Color Look Up Table)に基づいて変換し、これを表示する。
携帯端末Tとしては、例えば、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯型カーナビゲーション装置等が適用可能である。
図4に示すように、携帯端末Tは、文字や画像等の情報を表示する表示部21と、各種プログラム及びデータ等を記憶する記憶部22と、ネットワークに接続してサーバSVとの通信状態を制御する通信処理部23と、ユーザからの操作指示を受け付け、その指示内容をシステム制御部27に出力する操作部24(例えば、操作ボタン等)と、携帯端末Tの本体に着脱可能に接続され、商用電源から供給された交流電力を直流電力に変換してバッテリー26に供給する電源25と、電源25からの供給電力を充電するとともに、この充電された電力を各部に供給するバッテリー26と、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備えるシステム制御部27と、を備えている。
表示手段としての表示部21は、例えば、液晶またはプラズマ等のディスプレイパネル、バッファメモリ、グラフィックコントローラ等により構成されており、システム制御部27の制御によりバッファメモリに入力された画像データを、所定のタイミングでグラフィックコントローラが読み出し、ディスプレイの画面に表示する。
記憶部22は、例えば、不揮発性メモリまたはハードディスク等により構成され、システム制御部27により受信された地図画像データに含まれ、画面に表示される画像を構成する各オブジェクト(本願に係る表示要素の一例であり、例えば、道路、建物、地面等)の色を、表示部21の表示処理方法に応じて変換するためのCLUTを記憶している。
図5に示すように、CLUTには、表示面積が最大となるオブジェクト及び他のオブジェクト夫々について、RGB値の入力値と出力値とが対応付けられて設定されている。
各オブジェクトの色は、RGBごとに0〜255の輝度値で表現され、RGB全てが0の場合に黒色となり、その反対に、RGB全てが255の場合に白色となる。
入力値は、オブジェクトの元の色のRGBごとにおける輝度値であり、出力値は、変換後の色のRGBごとにおける輝度値である。
例えば、表示部21が、非発光方式である陰極管バックファイトカラーフィルタ方式の液晶ディスプレイを採用している場合には、図5(a)に示すように、表示面積が最大となるオブジェクトのRGBごとの輝度値Xr、Xg及びXbについては、全て255の輝度値が出力値として設定されている。つまり、面積が最大であるオブジェクトの色については、液晶ディスプレイによる表示処理による消費電力が最小の白色となる。
一方、他のオブジェクトについて、RGBごとの輝度値Yr、Yg及びYbを入力値とした場合には、夫々元の輝度値に30加算した輝度値が出力値としてCLUTに設定されている。つまり、他のオブジェクトについても、液晶ディスプレイによる表示処理による消費電力が下がるような色が設定されるようになっている。このとき、加算後の輝度値が255以上となる場合には、当該輝度値を上限の255とする。
ただし、元の輝度値Yr、Yg及びYbが全て200以上である場合には、出力値としては元の輝度値がそのまま設定されている。これは、元の色が明るい色であれば、液晶ディスプレイの表示処理による消費電力は低く、更に輝度を上げる必要性は少ないからであり、また、面積が最大であるオブジェクトの色が白色となることから、視認性の観点からは輝度を上げない方が望ましいからである。
また、表示部21が、例えば、自発光方式であるRGB独立発光方式の有機ELディスプレイを採用している場合には、図5(b)に示すように、表示面積が最大であるオブジェクトのRGBごとの輝度値Xr、Xg及びXbについては、全て0の輝度値が出力値として設定されている。つまり、面積が最大であるオブジェクトの色については、有機ELディスプレイによる表示処理による消費電力が最小の黒色となる。
一方、他のオブジェクトについて、RGBごとの輝度値Yr、Yg及びYbを入力値とした場合には、夫々元の輝度値に30減算した輝度値が出力値としてCLUTに設定されている。つまり、他のオブジェクトについても、有機ELディスプレイによる表示処理による消費電力が下がるような色が設定されるようになっている。このとき、減算後の輝度値が0以下となる場合には、当該輝度値を下限の0とする。
ただし、元の輝度値Yr、Yg及びYbが全て100未満である場合には、出力値としては元の輝度値がそのまま設定されている。
なお、CLUTを用いる以外にも、例えば、上記のような入力及び出力のインタフェースを有するようなプログラムを用いるように構成しても良い。
システム制御部27は、CPUが、ROMまたは記憶部22に記憶された各種プログラムを読み出し実行することにより、サーバSVの各部を統括制御するとともに、地図情報表示プログラムを実行することにより、色変換手段、表示制御手段、光源調節手段等として機能するようになっている。
なお、CLUTや地図表示プログラム等は、例えば、サーバSVからダウンロードされるようにしても良いし、CD−ROM等の記録媒体に記録されてドライブを介して読み込まれるようにしても良い。
[2.4 地図情報表示システムSの動作
上記のような構成を有する地図情報表示システムSの動作について説明する。なお、図6は、非発光方式のディスプレイにおいて、地図画像データ上の各オブジェクトの色が変換される様子を示す図であり、(a)は、変換前の地図画像データであり、(b)は、変換前の各オブジェクトのRGBごとにおける輝度値であり、(c)は、変換後の地図画像データであり、(d)は、変換後の各オブジェクトのRGBごとにおける輝度値である。また、図7は、自発光方式のディスプレイにおいて、地図画像データ上の各オブジェクトの色が変換される様子を示す図であり、(a)は、変換前の地図画像データであり、(b)は、変換前の各オブジェクトのRGBごとにおける輝度値であり、(c)は、変換後の地図画像データであり、(d)は、変換後の各オブジェクトのRGBごとにおける輝度値である。
先ず、携帯端末Tのシステム制御部27は、操作部24を介してユーザにより入力された位置情報を含む地図情報取得要求を、通信処理部23を制御することにより、サーバSVに送信する。
ここで、表示部21において液晶ディスプレイを採用している場合、システム制御部27は、液晶ディスプレイのバックライトの光量を下げるように表示部21を制御する。つまり、後述する地図画像データの変換処理により、地図画像データの色が全体的に明るい色に変換されるので、その分、バックライトの光量を下げることにより、視認性を落とすことなく、液晶ディスプレイの消費電力を下げるのである。
サーバSVの制御部13は、携帯端末Tから送信された地図情報取得要求を、通信処理部13を介して受信し、この要求に含まれる位置情報から、対応する地図画像データを記憶部11の地図DBから取得し、この地図データを表示させるタグ情報を含むHTMLテキストデータを生成する。そして、これらを含む地図情報を、通信処理部13を制御することにより携帯端末Tに送信する。
携帯端末Tのシステム制御部27は、サーバSVから送信された地図情報を、通信処理部23を介して入力し、RAMに記憶させる。
次いでシステム制御部27は、この地図画像データが表示部21の画面に表示される範囲の画像を含み、将来表示される可能性のある所定の範囲の画像に含まれる各オブジェクト表示面積を算出し、表示面積が最大となるオブジェクトを判定する。
例えば、所定の広い範囲では地面の表示面積が最大であるのに、画面に表示させようとする一部の範囲では道路が密集して道路の表示面積が最大である場合に、画面に表示される範囲のみで表示面積が最大となるオブジェクトを判定し、そのオブジェクトである道路の色を消費電力が最小となる色に変換すると、カーナビゲーション等のように、地図画像データを移動させて、その一部を画面に表示させるような場合においては、その移動とともに地面が表示される面積が広くなる可能性が高く、全体としての消費電力に結びつかない。一方で、これを防止するために、地図画像データを表示する都度、画面に表示される範囲で表示面積が最大となるオブジェクトを判定し、変換を行った場合には、これまで白色で表示されていた道路が突然別の色で表示されてしまう等、画面のちらつきが発生し、視認性が悪くなる。
そこで、本実施形態においては、画面に表示される範囲のみならず、画面を含んだ将来表示される可能性のある所定範囲の中で、表示面積が最大となるオブジェクトを判定することとした。なお、上記のような不都合が存在しないのであれば、画面に表示される範囲のみで表示面積が最大となるオブジェクトを判定するように構成しても良い。
そして、システム制御部27は、CLUTを参照しながら地図画像データの変換処理を行うが、その一例を、図を用いて具体的に説明する。
図6(a)は、サーバSVから送信された地図画像データであり、当該データには、自端末101、地面102、移動経路103、主要道路104及び細街路105の各オブジェクトが含まれている。そして、各オブジェクトのRGB各輝度値は、図6(b)に示す通りとなっている。なお、この例では、地面102の表示面積が最大であるとする。
表示部21に液晶ディスプレイを採用した場合においては、図6(d)に示すように、表示面積が最大のオブジェクトである地面102の全ての輝度値は255に変換される。また、移動経路103の各輝度値は、200以上であるため、変換後の輝度値は変換前のものと同一となる。そして、自端末101、主要道路104及び細街路105の各輝度値は、変換前の輝度値から30加算された値に変換される。
このようにして、地図画像データを変換すると、システム制御部27は、変換後の地図画像データを表示部21のバッファメモリに設定することにより、表示部21に変換後の地図画像データを表示させる。その表示例が図6(c)である。
なお、表示部21に有機ELディスプレイを採用した場合においては、図7(d)に示すように、地面102の全ての輝度値は0に変換される。また、主要道路104及び細街路105の各輝度値は100未満であるため、変換後の輝度値は変換前のものと同一となる。そして、自端末位置及び移動経路103の各輝度値は、変換前の輝度値から30減算された値に変換される。この結果表示される地図画像データは図7(c)に示す通りとなる。
以上説明したように、本実施形態によれば、表示部21に液晶等の非発光方式のディスプレイを採用している場合には、携帯端末Tのシステム制御部27が、表示部21の画面に表示された地図画像データの画像を構成するオブジェクトの中で、表示面積が最大であるオブジェクトの色を白色に変換し、当該変換後の地図画像データを表示部21により表示させる。また、表示部21に有機EL等の自発光方式のディスプレイを採用している場合には、携帯端末Tのシステム制御部27が、表示部21の画面に表示された地図画像データの画像を構成するオブジェクトの中で、画面を含む所定の範囲の画像内において表示面積が最大であるオブジェクトの色を黒色に変換し、当該変換後の地図画像データを表示部21により表示させる。
このように、表示面積が最大であるオブジェクトの色を、表示部21による表示処理方法に応じて、当該表示処理による消費電力が最小となるような色に変換するので、各種の表示処理方法に応じて、当該表示処理による消費電力を下げることが可能となる。
また、画面に現在表示された地図画像データの画像を含み、将来表示される可能性のある地図画像データの画像の範囲内において、表示面積が最大であるオブジェクトの色を消費電力が最小となるような色に変換するので、例えば、時間の経過とともに位置を変えて地図画像データを表示させる場合においても、表示処理による消費電力を下げることが可能となる。
更に、CLUTを変えるだけで各種ディスプレイの表示処理方法に対応することができるので、ディスプレイごとに省電力用のハードウエアを設計する必要がない。
また更に、表示部21に液晶ディスプレイを採用している場合には、システム制御部27が、表示面積が最大のオブジェクトの色を白色に変換するとともに、変換後の地図画像データを表示部21に表示させる際には、液晶ディスプレイのバックライトの光量を下げるので、視認性を落とすことなく、更に消費電力を下げることが可能となる。
なお、本実施形態においては、サーバSVから送信された地図画像データを携帯端末Tにおいて変換し、表示していたが、これに限られるものではない。例えば、図8に示す地図情報表示システムS1のように、地図画像データを生成、表示するプログラムをサーバSVにおいて記憶しておき、携帯端末Tからのプログラム取得要求により、サーバSVから送信された当該プログラムを携帯端末Tにより実行することにより、地図画像データを生成し、この生成された画像データを、CLUTを参照しながら変換して、表示させるようにしても良い。
また、本実施形態においては、RGB全ての輝度値がまとめて加算または減算されるようにCLUTを構成していたが、個別的に輝度値が加算または減算されるように(例えば、輝度値が200未満以下である色のみ、その輝度値が30加算される等)CLUTを構成しても良い。
[3.第2実施形態
[3.1 地図情報表示システムS2の構成及び機能概要等
次に、本願の第2実施形態について説明する。なお、図9は、第2実施形態に係る地図情報表示システムS2の概要構成の一例を示す図である。また、図10は、対応テーブルの内容の一例を示す図である。
上記説明した第1実施形態では、携帯端末Tで地図画像データを省電力用の地図画像データに変換していたが、本実施形態では、図9に示すように、サーバSVが、携帯端末Tの表示処理方法に対応して、画像表示による消費電力が少なくなるような地図情報に変換した上で携帯端末Tに送信し、携帯端末Tで表示するようになっている。
なお、地図情報表示システムS2の概要構成及びサーバSV、携帯端末Tの構成については、第1実施形態の場合と基本的に同様であるため、以下は、第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
サーバSVは、携帯端末Tの表示部21の表示処理方法を示すデバイスID(本願係る方法情報の一例)に対応したCLUTを用いて地図画像データを変換し、携帯端末Tに送信する。
記憶部11には、携帯端末Tの表示処理方法に対応したCLUTを決定するための対応テーブルが記憶されている。対応テーブルには、例えば、図10に示すように、表示処理方法に応じCLUTがデバイスIDに対応付けられて設定されている。
なお、図8においては、7種類のディスプレイ方式について個別のデバイスIDを割り当てているが、種類を増減させても良く、例えば、単純に非発光型と自発光型の2種類にしても良い。また、携帯端末Tの機種ごとにデバイスIDを割り当てても良い。
受信手段、色変換手段及び送信手段としての制御部13は、携帯端末Tから送信された位置情報及びデバイスIDを受信し、地図画像データとHTMLテキストデータを生成した後、対応テーブルを参照して、デバイスIDに対応したCLUTを用いて第1実施形態と同様の変換処理を行い、変換後の地図画像データとHTMLテキストデータを含む地図情報を携帯端末Tに送信する。
携帯端末Tは、表示部21のデバイスIDをサーバSVに送信するとともに、サーバSVにおいて省電力用に変換された地図情報を表示する。
送信手段、受信手段及び表示制御手段としてのシステム制御部27は、例えば、表示部21からディスプレイ情報を取得し、あるいは、予めROMに記録されたディスプレイ情報を参照すること等によりデバイスIDを取得し、これをサーバSVに送信する。そして、サーバSVから送信された地図情報を入力し、これを、そのまま表示部21に表示させる。
[3.2 地図情報表示システムS2の動作
次に、地図情報表示システムS2の動作について説明する。
先ず、携帯端末Tのシステム制御部27は、表示部21のデバイスIDを取得する。
例えば、RGB独立発光方式の有機ELディスプレイである場合には、デバイスIDとして4を取得する。
そして、システム制御部27は、操作部24を介してユーザにより入力された位置情報と、取得されたデバイスIDと、を含む地図情報取得要求を、通信処理部23を制御することにより、サーバSVに送信する。
サーバSVの制御部13は、携帯端末Tから送信された地図情報取得要求を、通信処理部13を介して受信し、この要求に含まれる位置情報から、対応する地図画像データを記憶部11の地図DBから取得し、この地図データを表示させるタグ情報を含むHTMLテキストデータを生成する。
次いで、制御部13は、地図情報取得要求に含まれるデバイスIDに対応するCLUTを記憶部11から取得する(例えば、RGB独立発光方式の有機ELディスプレイである場合には、前記図4(b))。
次いで、制御部13は、第1実施形態における携帯端末Tと同様に、表示面積が最大となるオブジェクトを判定し、取得されたCLUTを参照しながら地図画像データの変換処理を行う。
その後、制御部13は、変換された地図画像データを含む地図情報を通信処理部13を制御することにより携帯端末Tに送信する。
携帯端末Tのシステム制御部27は、サーバSVから送信された地図情報を、通信処理部23を介して入力し、サーバSVにて省電力用に変換が行われた地図画像データを表示部21に表示させる。
以上説明したように、本実施形態によれば、携帯端末Tが、表示処理方法を示すデバイスIDをサーバSVに送信する。このデバイスIDを受信したサーバSVは、記憶部11に記憶された地図画像データが、携帯端末Tにおける表示部21の画面に表示された画像を構成するオブジェクトの中で表示面積が最大であるオブジェクトの色をデバイスIDが示す表示処理方法に応じて、当該表示処理による消費電力が最小となるような色に変換し、変換後の地図画像データを含む地図情報を携帯端末Tに送信する。そして、地図情報を受信した携帯端末Tは、これを表示させる。
従って、第1実施形態の場合と同様に、各種の表示処理方法に応じて、当該表示処理による消費電力を下げることが可能となる。
[3.3 変形例
次に、第2実施形態に係る変形例について説明する。なお、図11は、第2実施形態の変形例に係る地図情報表示システムS3の概要構成の一例を示す図である。
上記説明した第2実施形態においては、サーバSV側で地図画像データを変換していたが、これに限られるものではなく、例えば、図11に示すように、携帯端末T側で変換するように構成することも可能である。
具体的には、サーバSVにおいて、表示処理方法に夫々対応したCLUTを複数記憶しておくとともに、携帯端末Tの動作を制御することにより地図画像情報を表示させるための地図情報表示プログラムを記憶しておく。
携帯端末Tでは、デバイスIDを含むプログラム取得要求をサーバSVに送信する。
プログラム取得要求を受信したサーバSVは、この要求に含まれるデバイスIDに対応するCLUTを取得する。
そして、サーバSVは、取得されたCLUTと所定の地図情報表示プログラムとを携帯端末Tに送信する。
CLUTと地図情報表示プログラムとを受信した携帯端末Tは、このプログラムを実行することにより、地図画像データを生成し、CLUTを参照しながら省電力用に変換処理を行い、変換された画像データを表示させる。
このように、本変形例においても、各種の表示処理方法に応じて、当該表示処理による消費電力を下げることが可能となる。
なお、携帯端末Tの表示処理方法に対応するCLUTと所定の地図情報表示プログラムを送信するのではなく、例えば、携帯端末Tの表示処理方法に対応する地図情報表示プログラムを送信するようにしても良い。
[4.第3実施形態
次に、地図情報を表示する携帯端末に本願を適用した場合の実施形態について説明する。
上記説明した第1及び第2実施形態では、表示する地図情報または地図情報表示プログラムは、サーバSVから送信されるようにしていたが、本実施形態においては、地図情報表示プログラムは予め携帯端末Tにインストールされており、また、地図情報は、携帯端末Tにおいて生成するようになっている。
また、本実施形態においては、表示内容を簡素化することで、表示処理による消費電力を更に下げるようにしている。
更にまた、本実施形態においては、通常の地図画像データを表示する通常モードと、省電力用に変換された地図画像データを表示する省電力モードとの、2つのモードで携帯端末Tが動作するようになっている。
[4.1 携帯端末Tの構成及び機能
次に、携帯端末Tの構成及び機能について説明するが、構成については、第1実施形態の場合と基本的に同様であるため、以下は、第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。なお、図12は、簡素化表示の一例を示す図であり、(a)は詳細表示であり、(b)は簡易表示である。また、図13は、簡素化表示の他の例を示す図であり、(a)は地図と矢印案内による案内表示であり、(b)は矢印案内のみによる案内予表示である。また、図14は、簡素化表示の他の例を示す図であり、(a)はヘッドアップによる表示であり、(b)はノースアップによる表示である。
携帯端末Tの記憶部22には、地図情報表示プログラム及び表示部21の表示処理方法に対応したCLUTが記憶されている。
また、記憶部22には、地図画像データを生成するための、例えば、道路データ、建造物データ等が、その位置すべき緯度経度等の位置情報と対応付けられて記憶されている。
バッテリー26は、システム制御部27の制御により、現在のバッテリー残量を示す信号及び現在充電中であるか否か(電源25がバッテリー26に接続されているか否か)を示す信号をシステム制御部27に出力する。
システム制御部27は、バッテリー26から入力されたバッテリー残量を示す信号及び充電中であるか否かを示す信号に基づき、通常モードまたは省電力モードのいずれかのモードで動作するか判定するようになっている。
例えば、バッテリー26のバッテリー残量が充分である場合には、通常モードで動作し、バッテリー残量が少ない場合(例えば、バッテリー残量が満充電の10%以下)には、省電力モードで動作する。また、現在充電中である場合には、バッテリー残量の如何にかかわらず、通常モードで動作する。
また、システム制御部27は、操作部24を介してユーザにより入力された省電力モード設定/解除の指示に基づき、いずれかのモードで動作するか判定するようになっている。
例えば、省電力モードが設定されている場合は、バッテリー残量及び充電中であるか否かにかかわらず省電力モードで動作し、省電力モードが解除されている場合には、バッテリー残量及び充電中であるか否かの状態に応じたモードで動作する。
省電力モードで動作する場合、システム制御部27は、地図画像データに含まれるべきオブジェクトの表示/非表示及び表示方法を制御して、簡素化された地図画像データを生成するようになっている。
例えば、通常モードでは、図12(a)に示すように、全てのオブジェクトを表示する詳細表示とするが、省電力モードでは、図12(b)に示すように、重要度の最も低い細街路105は表示させない簡易表示とする。
この例では、表示面積が最大であるオブジェクト以外の他の表示要素のいずれかを画面構成から除外することにより、表示処理による消費電力が最小となる色の面積が大きくなることで、消費電力を下げるようになっている。なお、主要道路104も表示させないようにして、自端末101、地面102及び移動経路103のみを表示させるようにしても良い。
また、他の例として、通常モードでは、図13(a)に示すように、地図画像データと矢印案内106の全てのオブジェクトを表示するが、省電力モードでは、図13(b)に示すように、矢印案内106のみ表示し、背景は、表示処理による消費電力が最小となる色(非発光方式の場合は光源色、自発光方式の場合は黒色)で表示する。
この例では、表示させるオブジェクトを選択することにより、表示処理による消費電力が最小となる色の面積が大きくなることで、消費電力を下げるようになっている。
更に他の例として、通常モードでは、図14(a)に示すように、自端末101の位置は中央、進行方向が画面上方となるように固定し、自端末の移動に合わせて地図(主要道路104、細街路105、建造物107等のオブジェクト)を移動、回転させる、所謂ヘッドアップで表示するが、省電力モードでは、図14(b)に示すように、地図は、北が画面上方となるように固定し、自端末101を移動、回転させる、所謂ノースアップで表示する。
この例では、画面の変化量を減少させることにより、印加される電圧が変化する液晶、発光体等の総数が減少するため、その結果として、消費電力が下がるようになっている。
上記3例においては、表示内容を簡素化することにより、システム制御部27の計算量も減少するため、CPUの消費電力も減少することとなる。
なお、上記各例においては、それらを単独で用いても良いし、他の例と組み合わせて用いても良い。
[4.2 携帯端末Tの動作
次に、携帯端末Tの動作について説明する。ここで、図15は、第3実施形態に係る携帯端末Tのシステム制御部27の処理の一例を示すフローチャートである。
図15に示すように、システム制御部27は、先ず、ユーザに省電力モードが設定されているか否かを判定し(ステップS1)、省電力モードが設定されている場合は(ステップS1:YES)、省電力モード(ステップS5)に移行し、設定されていない場合は(ステップS1:NO)、ステップS2に移行する。
ステップS2において、システム制御部27は、バッテリー26が現在充電中であるか否かを判定し、充電中である場合は(ステップS2:YES)、通常モード(ステップS4)に移行し、充電中でない場合は(ステップS2:NO)、ステップS3に移行する。
ステップS3において、システム制御部27は、バッテリー残量が10%以下であるか否かを判定し、10%以下である場合は(ステップS3:YES)、省電力モード(ステップS5)に移行し、10%を超えている場合は(ステップS3:NO)、通常モード(ステップS4)に移行する。
通常モードと判定された場合、システム制御部27は、表示内容の簡素化や地図画像データの変換を行わずに、地図画像データを生成し、表示する(ステップS4)。
一方、省電力モードと判定された場合、システム制御部27は、表示内容の簡素化及び地図画像データの変換を行い、地図画像データを生成し、表示する(ステップS5)。
具体的には、地図画像データが表示部21の画面に表示される範囲を含む所定の範囲の画像を構成するオブジェクトの中で、表示面積が最大となるオブジェクトを判定する。
そして、システム制御部27は、表示面積が最大となるオブジェクト以外の他のオブジェクトの中で、例えば、細街路105を、表示されるべき画像の構成から除外して、ノースアップで表示されるように地図画像データを生成する。
そして、システム制御部27は、第1実施形態の場合と同様に、CLUTを参照しながら地図画像データの変換処理を行い、表示部21に変換後の地図画像データを表示させる。
なお、矢印案内106による案内表示を行う場合、システム制御部は、表示対象として矢印案内106を選択し、矢印案内106のみで地図画像データを生成した後、矢印案内106が表示されない範囲については、表示部21の表示処理方法に対応して、消費電力が最小となる色に変換し、変換後の地図画像データを表示させる。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1実施形態の場合と同様に、各種の表示処理方法に応じて、当該表示処理による消費電力を下げることが可能となる。
また、表示面積が最大であるオブジェクト以外の他のオブジェクトの少なくともいずれかを表示部21の画面に表示される画像の構成から除外するので、消費電力が最小となるような色が表示される面積が大きくなることで、更に消費電力を下げることが可能となる。
また、矢印案内106を表示対象として選択し、表示部21の画面において、矢印案内106が表示されない範囲の画像の色を、表示部21の表示処理方法に応じて、当該表示処理による消費電力が最小となるような色に変換するので、消費電力が最小となるような色が表示される面積が大きくなることで、更に消費電力を下げることが可能となる。
また、ノースアップで地図画像データを生成するようにしたので、ヘッドアップで生成する場合に比して、単位時間当たりの表示変化量が減少し、印加される電圧が変化する液晶、発光体等の総数が減少するため、更に、消費電力を下げることが可能となる。
なお、上記各実施形態においては、表示装置に携帯端末を適用したが、これに限られるものではなく、例えば、据え置き型のパーソナルコンピュータ、デジタルテレビ、STB(Set Top Box)等を適用しても良い。
また、上記各実施形態においては、本願を地図情報表示システム、または地図情報表示プログラムに適用したが、これに限られるものではなく、例えば、コンテンツ配信システム、アプリケーション配信システム等のシステムや、テレビゲーム等の各種アプリケーションに適用しても良い。
ディスプレイの各表示処理方法における省電力の例を示す図である。 第1実施形態に係る地図情報表示システムSの概要構成の一例を示す図である。 第1実施形態に係るサーバSVの概要構成の一例を示すブロック図である。 第1実施形態に係る携帯端末Tの概要構成の一例を示すブロック図である。 CLUTの一例を示す図である。 非発光方式のディスプレイにおいて、地図画像データ上の各オブジェクトの色が変換される様子を示す図であり、(a)は、変換前の地図画像データであり、(b)は、変換前の各オブジェクトのRGBごとにおける輝度値であり、(c)は、変換後の地図画像データであり、(d)は、変換後の各オブジェクトのRGBごとにおける輝度値である。 自発光方式のディスプレイにおいて、地図画像データ上の各オブジェクトの色が変換される様子を示す図であり、(a)は、変換前の地図画像データであり、(b)は、変換前の各オブジェクトのRGBごとにおける輝度値であり、(c)は、変換後の地図画像データであり、(d)は、変換後の各オブジェクトのRGBごとにおける輝度値である。 第1実施形態の変形例に係る地図情報表示システムS1の概要構成の一例を示す図である。 第2実施形態に係る地図情報表示システムS2の概要構成の一例を示す図である。 対応テーブルの内容の一例を示す図である。 第2実施形態の変形例に係る地図情報表示システムS3の概要構成の一例を示す図である。 簡素化表示の一例を示す図であり、(a)は詳細表示であり、(b)は簡易表示である。 簡素化表示の他の例を示す図であり、(a)は地図と矢印案内による案内表示であり、(b)は矢印案内のみによる案内予表示である。 簡素化表示の他の例を示す図であり、(a)は地図と矢印案内による案内表示であり、(b)は矢印案内のみによる案内予表示である。 第3実施形態に係る携帯端末Tのシステム制御部27の処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
11 記憶部
12 通信部
13 制御部
14 システムバス
21 表示部
22 記憶部
23 通信処理部
24 操作部
25 電源
26 バッテリー
27 システム制御部
101 自端末
102 地面
103 移動経路
104 主要道路
105 細街路
106 矢印案内
107 建造物
S、S1、S2、S4 地図情報表示システム
T 携帯端末
SV サーバ

Claims (21)

  1. 情報を画面に表示する表示手段を備える表示装置において、
    前記画面に表示された前記情報の画像を構成する表示要素の中で表示面積が最大である当該表示要素の色を、前記表示手段による表示処理方法に応じて、当該表示処理による消費電力が最小となるような色に変換する色変換手段と、
    前記変換後の前記情報を前記表示手段により表示させる表示制御手段と、
    を更に備えることを特徴とする表示装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置において、
    前記色変換手段は、前記画面に現在表示された前記情報の画像を含み、将来表示される可能性のある前記情報の画像の範囲内において、表示面積が最大である前記表示要素の色を、前記表示手段による表示処理方法に応じて、当該表示処理による消費電力が最小となるような色に変換することを特徴とする表示装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の表示装置において、
    前記色変換手段は、前記表示処理方法が、前記画面の各画素に夫々対応して、光源から発せられた光の透過量を調節することにより、当該各画素の色を表示する方法である場合には、前記表示面積が最大である当該表示要素の色を当該光の色に変換することを特徴とする表示装置。
  4. 請求項3に記載の表示装置において、
    前記表示制御手段が前記変換後の前記情報を前記表示手段により表示させる場合には、前記光源の発光量を下げる光源調節手段を更に備えることを特徴とする表示装置。
  5. 請求項1または請求項2に記載の表示装置において、
    前記色変換手段は、前記表示処理方法が、前記画面の各画素に夫々対応する発光体の発光量を調節することにより、当該各画素の色を表示する方法である場合には、前記表示面積が最大である当該表示要素の色を黒色に変換することを特徴とする表示装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の表示装置において、
    前記表示面積が最大である表示要素以外の少なくとも一以上の表示要素を、前記画面に表示される画像の構成から除外する除外手段を更に備えることを特徴とする表示装置。
  7. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の表示装置において、
    前記画面に表示される前記表示要素を選択する選択手段を更に備え、
    前記色変換手段は、前記画面において、前記選択された表示要素が表示されない範囲の画像の色を、前記表示手段による表示処理方法に応じて、当該表示処理による消費電力が最小となるような色に変換することを特徴とする表示装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の表示装置に含まれるコンピュータを、前記色変換手段及び前記表示制御手段として機能させることを特徴とするプログラム。
  9. 情報を画面に表示する表示手段を備える表示装置における表示方法であって、
    前記画面に表示された前記情報の画像を構成する表示要素の中で表示面積が最大である当該表示要素の色を、前記表示手段による表示処理方法に応じて、当該表示処理による消費電力が最小となるような色に変換する工程と、
    前記変換後の前記情報を前記表示手段により表示させる工程と、
    を備えることを特徴とする表示方法。
  10. 情報を画面に表示する表示手段を備える表示装置と、前記表示装置がネットワークを介して接続可能なサーバと、を備える表示システムにおいて、
    前記サーバは、
    前記表示装置により送信された、前記表示手段による表示処理方法を示す方法情報を受信する受信手段と、
    前記画面に表示された前記情報の画像を構成する表示要素の中で表示面積が最大である当該表示要素の色を、前記表示手段による表示処理方法に応じて、当該表示処理による消費電力が最小となるような色に変換する色変換手段と、
    前記変換後の情報を前記表示装置に送信する送信手段と、を備え、
    前記表示装置は、
    前記方法情報を前記サーバに送信する送信手段と、
    前記サーバにより送信された情報を受信する受信手段と、
    前記受信された情報を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする表示システム。
  11. 請求項10に記載の表示装置であって、
    前記表示手段、前記送信手段、前記受信手段及び前記表示制御手段を備えることを特徴とする表示装置。
  12. 請求項11に記載の表示装置に含まれるコンピュータを、
    前記送信手段、前記受信手段及び前記表示制御手段として機能させることを特徴とするプログラム。
  13. 請求項10に記載のサーバであって、
    前記受信手段、前記色変換手段及び前記送信手段を備えることを特徴とするサーバ。
  14. 請求項13に記載のサーバに含まれるコンピュータを、
    前記受信手段、前記色変換手段及び前記送信手段として機能させることを特徴とするプログラム。
  15. 情報を画面に表示する表示手段を備える表示装置と、前記表示装置がネットワークを介して接続可能なサーバと、を備える表示システムにおける表示方法であって、
    前記表示装置が、前記表示手段による表示処理方法を示す方法情報を前記サーバに送信する工程と、
    前記サーバが、前記表示装置により送信された方法情報を受信する工程と、
    前記サーバが、前記画面に表示された前記情報の画像を構成する表示要素の中で表示面積が最大である当該表示要素の色を、前記表示手段による表示処理方法に応じて、当該表示処理による消費電力が最小となるような色に変換する工程と、
    前記サーバが、前記変換後の情報を前記表示装置に送信する工程と、
    前記表示装置が、前記サーバにより送信された情報を受信する工程と、
    前記表示装置が、前記受信された情報を前記表示手段に表示させる工程と、
    を備えることを特徴とする表示方法。
  16. 情報を画面に表示する表示手段を備える表示装置と、前記表示装置がネットワークを介して接続可能なサーバと、を備える表示システムにおいて、
    前記サーバは、
    前記表示装置により送信された、前記表示手段による表示処理方法を示す方法情報を受信する受信手段と、
    前記表示装置の動作を制御するプログラムであって、前記受信された方法情報に対応するプログラムを前記表示装置に送信する送信手段と、を備え、
    前記表示装置は、
    前記方法情報を前記サーバに送信する送信手段と、
    前記サーバにより送信されたプログラムを受信する受信手段と、
    前記受信されたプログラムの制御に基づき前記画面に表示された前記情報の画像を構成する表示要素の中で表示面積が最大である当該表示要素の色を、前記受信されたプログラムの制御に基づき、前記表示手段による表示処理方法に応じて、当該表示処理による消費電力が最小となるような色に変換する色変換手段と、
    前記受信されたプログラムの制御に基づき、前記変換後の前記情報を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を更に備えることを特徴とする表示システム。
  17. 請求項16に記載の表示装置であって、
    前記表示手段、前記送信手段、前記受信手段、前記色変換手段及び前記表示制御手段を備えることを特徴とする表示装置。
  18. 請求項17に記載のプログラムであって、
    前記表示装置に含まれるコンピュータを、
    前記色変換手段及び前記表示制御手段として機能させることを特徴とするプログラム。
  19. 請求項16に記載のサーバであって、
    前記受信手段及び前記送信手段を備えることを特徴とするサーバ。
  20. 請求項19に記載のサーバに含まれるコンピュータを、
    前記受信手段及び前記送信手段として機能させることを特徴とするプログラム。
  21. 情報を画面に表示する表示手段を備える表示装置と、前記表示装置がネットワークを介して接続可能なサーバと、を備える表示システムにおける表示方法であって、
    前記表示装置が、前記表示手段による表示処理方法を示す方法情報を前記サーバに送信する工程と、
    前記サーバが、前記表示装置により送信された方法情報を受信する工程と、
    前記サーバが、前記表示装置の動作を制御するプログラムであって、前記受信された方法情報に対応するプログラムを前記表示装置に送信する工程と、
    前記表示装置が、前記サーバにより送信されたプログラムを受信する工程と、
    前記表示装置が、前記受信されたプログラムの制御に基づき前記画面に表示された前記情報の画像を構成する表示要素の中で表示面積が最大である当該表示要素の色を、前記受信されたプログラムの制御に基づき、前記表示手段による表示処理方法に応じて、当該表示処理による消費電力が最小となるような色に変換する工程と、
    前記表示装置が、前記受信されたプログラムの制御に基づき、前記変換後の前記情報を前記表示手段に表示させる工程と、
    を備えることを特徴とする表示方法。
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