JP2007113764A - ダイヤフラム式制御弁 - Google Patents

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幹修 長谷川
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Abstract

【課題】小型化を図るのに有利なダイヤフラム式制御弁を提供する。
【解決手段】プランジャー3はダイヤフラム4の内周部44の片面に対面する第1挟持面71をもつ。弁体2はダイヤフラム4の内周部44の他の片面に対面する第2挟持面72をもつ。ボディ1は、プランジャー3の外径よりも小さな内径をもつと共にダイヤフラム4の外周部43の厚み方向の片面に対面する第3挟持面73を有するホルダ部材8と、ホルダ部材8に対向するダイヤフラム4の外周部43の厚み方向の他の片面に対面する第4挟持面74とをもつ。ダイヤフラム4の内周部44は、プランジャー3の第1挟持面71と弁体2の第2挟持面72とで挟持されている。ダイヤフラム4の外周部43は、ホルダ部材8の第3挟持面73とボディ1の第4挟持面74とで挟持されている。
【選択図】図1

Description

本発明はダイヤフラムを有するダイヤフラム式制御弁に関する。
従来、特許文献1には、室と弁口とを有するボディと、弁口を閉弁および開弁させる弁体と、弁体を保持するプランジャーと、弁口に連通可能な流体通路室を隔離するダイヤフラムと、付勢部材と、プランジャーを移動させる電磁ソレノイド部とをもつダイヤフラム式の電磁弁が開示されている。
また特許文献2には、室と弁口とを有するボディと、弁口を閉弁および開弁させる弁体と、弁体を保持するプランジャーと、弁口に連通可能な流体通路室を隔離するダイヤフラムと、プランジャーを移動させる電磁ソレノイド部とをもつダイヤフラム式の電磁弁が開示されている。
特開2001−227671号公報 特開2004−179118号公報
上記した特許文献1に係る電磁弁によれば、ダイヤフラムにより隔離された流体通路室を区画する内壁面の内径が、プランジャーの外径よりも大きく設定されている。従って、ダイヤフラムの外周部は、プランジャーの外径よりも大きな径をもつ位置でボディに固定されている。このためダイヤフラムの受圧部の外径をプランジャーの外径よりも大きくする必要があり、必然的にダイヤフラムの受圧部の外径が大径化する。この場合、ダイヤフラムの受圧部がガス通路室のガスから受圧する受圧力が大きくなる。この結果、付勢部材の付勢力を大きくする必要がある。このため付勢部材に抗して弁体を作動させる力を発揮する電磁ソレノイド部等の駆動要素の大型化を招く。ひいては電磁弁の大型化を招く。
上記した特許文献2に係る電磁弁によれば、プランジャーと弁体は、細いシャフトで軸長方向において距離を隔てて互いに連結されている。更に、電磁ソレノイド部の励磁コイルへの給電時にプランジャーが軸長方向に沿って移動するが、プランジャーの移動方向は特許文献1の場合とは逆方向である。従って、弁体を開く場合には、プランジャーが電磁ソレノイド部から遠ざかるようにプランジャーが移動する必要がある。このため駆動要素としての電磁ソレノイド部の軸長方向に大きなスペースが必要とされる。従って電磁弁が軸長方向に大型化する不具合があった。
本発明は上記した実情に鑑みてなされたものであり、小型化を図るのに有利な制御弁を提供することを課題とする。
(1)様相1の係るダイヤフラム式制御弁は、(a)室と弁口とを有するボディと、弁口を閉弁および開弁させる弁体と、弁体を保持するプランジャーと、開弁時に弁口に連通可能な流体通路室と副室とに室を仕切ると共に受圧部をもつダイヤフラムとを具備するダイヤフラム式制御弁において、
(b)プランジャーはダイヤフラムの内周部の厚み方向の片面に対面する第1挟持面をもち、弁体はダイヤフラムの内周部の厚み方向の他の片面に対面する第2挟持面をもち、
(c)ボディは、プランジャーの外径よりも小さな内径をもつと共にダイヤフラムの外周部の厚み方向の片面に対面する第3挟持面を有するホルダ部材と、ホルダ部材に対向するダイヤフラムの外周部の厚み方向の他の片面に対面する第4挟持面とをもち、
(d)ダイヤフラムの内周部は、プランジャーの第1挟持面と弁体の第2挟持面とで厚み方向に挟持されており、ダイヤフラムの外周部は、ホルダ部材の第3挟持面とボディの第4挟持面とで厚み方向に挟持されていることを特徴とする。
様相1によれば、弁体はプランジャーの先端部に保持されるものであり、ダイヤフラムの内周部は、プランジャーの第1挟持面と弁体の第2挟持面とで厚み方向に挟持されている。即ち、プランジャーと弁体とは互いに接近している。このため、プランジャーの軸長方向において余分なスペースが節約され、ダイヤフラム式制御弁の軸長方向の長さを抑制することができる。更に、ダイヤフラムの外周部の厚み方向の片面に対面する第3挟持面を有するホルダ部材を設けている。そして、ホルダ部材の内径をプランジャーの外径よりも小さくしているため、ホルダ部材で保持されるダイヤフラムの受圧部の外径をプランジャーの外径よりも小さくすることができる。このためダイヤフラムの受圧部の小径化を図ることができ、ダイヤフラムの受圧部の受圧面積を小さくすることができる。
(2)様相2の係るダイヤフラム式制御弁によれば、プランジャーを閉弁方向または開弁方向に付勢する付勢部材と、付勢部材の付勢力に抗して弁体を作動させる駆動要素とが設けられている。駆動要素としては、電磁ソレノイド部やモータが例示される。電磁ソレノイド部は、励磁コイルに励磁電流を流して磁力を形成し、磁力に基づいて弁体を作動させるものをいう。モータはステッピングモータを含む。
流体通路室に流体が供給されるとき、流体通路室の流体の圧力がダイヤフラムの受圧部に受圧される。このダイヤフラムの受圧力に起因して、プランジャーにはこれの軸長方向に沿って荷重が作用する。弁体の閉弁性または開弁性を確保するためには、ダイヤフラムの受圧部に作用する受圧力に対向するような付勢力をもつ付勢部材が必要とされる。そして制御弁が常時閉弁で通電により開弁するタイプの場合には、弁体を開弁させるとき、電磁ソレノイド部やモータ等の駆動要素を作動させてプランジャーと共に弁体を作動させて、弁体を開弁させる。また制御弁が常時開弁で通電により閉弁するタイプの場合には、弁体を閉弁させるとき、電磁ソレノイド部やモータ等の駆動要素を作動させてプランジャーと共に弁体を作動させて、弁体を閉弁させる。このとき電磁ソレノイド部やモータ等の駆動要素で発生する力を、付勢部材の付勢力よりも大きくする必要がある。
この意味において、ダイヤフラムの受圧面積が大きくてダイヤフラムの受圧部が受圧する受圧力が大きいと、付勢部材の付勢力が大きくなり、付勢部材に抗する電磁ソレノイド部やモータ等の駆動要素が大型化する。従ってダイヤフラム式制御弁の小型化を図るためには、ダイヤフラムの受圧部の外径をできるだけ小さくすることが好ましい。
この点様相2によれば、前述したように、ダイヤフラムの外周部を挟持するホルダ部材の内径をプランジャーの外径よりも小さくしているため、ダイヤフラムの受圧部の外径をプランジャーの外径よりも小さくすることができる。このためダイヤフラムの受圧部の小径化を図ることができ、ダイヤフラムの受圧部の受圧面積を小さくすることができる。従って、付勢部材の小型化、電磁ソレノイド部やモータ等の小型化に貢献できる。ひいては制御弁の小型化に貢献できる。
(3)様相3の係るダイヤフラム式制御弁によれば、ホルダ部材の内径がプランジャーの外径よりも小さくされているばかりか、ダイヤフラムの受圧部の外径はプランジャーの外径より小さく設定されている。このため、ダイヤフラムの受圧部の外径が小径化される。従って、付勢部材の小型化、電磁ソレノイド部やモータ等の駆動要素の小型化に貢献できる。ひいては制御弁の小型化に貢献できる。
(4)様相4の係るダイヤフラム式制御弁によれば、流体通路室を形成する内壁面の内径は、プランジャーの外径より小さく設定されている。この場合、ダイヤフラムの受圧部の外径を小さくするのに有利となる。従って、付勢部材の小型化、電磁ソレノイド部の小型化に貢献できる。ひいては制御弁の小型化に貢献できる。
(5)様相5の係るダイヤフラム式制御弁によれば、プランジャーは、凹部および凸部のうちの一方からなる嵌合部を有しており、弁体は、凹部および凸部のうちの他方からなる被嵌合部を有しており、プランジャーの嵌合部と弁体の被嵌合部との嵌合により、弁体はプランジャーに組み付けられている。この場合、プランジャーの第1挟持面と弁体の第2挟持面とでダイヤフラムの内周部を直接的に挟持するのに有利となる。従って、プランジャーの軸長方向において制御弁の小型化を図るのに有利となる。
(6)様相6によれば、プランジャーの嵌合部はストッパ面を有し、弁体の被嵌合部は、ストッパ面に対面する被ストッパ面を有する。そして、ストッパ面と被ストッパ面との当接により、プランジャーに対する弁体の位置決めが設定されている。故にダイヤフラムの内周部の締め代が規定されている。この場合、ストッパ面と被ストッパ面とが当接するため、ダイヤフラムの内周部を挟持する挟持力を一定化させるのに有利である。故に、当該内周部の締め代の過剰化が抑制され、内周部の耐久性の向上が図られる。
(7)様相7によれば、ボディのうちホルダ部材を保持する部分は第2ストッパ面を有し、ホルダ部材が第2ストッパ面に当接することにより、ダイヤフラムの外周部の締め代が規定されている。この場合、ダイヤフラムの外周部を挟持する挟持力を一定化させるのに有利である。故に、当該外周部の締め代の過剰化が抑制され、外周部の耐久性の向上が図られる。
(8)様相8によれば、電磁ソレノイド部等の駆動要素とホルダ部材との間に加圧部材が介在しており、加圧部材を介してホルダ部材はボディに保持されている。この場合、ホルダ部材をボディに圧入して固定せずとも良い。故に、ホルダ部材の組み付け作業が容易となる。加圧部材は駆動要素とホルダ部材との間に介在しており、ホルダ部材をボディに保持するものをいう。加圧部材はリング状でも良いし、非リング状でも良い。材質は特に限定されない。
(9)様相9によれば、燃料流体を燃料電池スタックに供給する燃料供給路と、酸化剤流体を燃料電池スタックに供給する酸化剤供給路と、燃料電池スタックから燃料オフ流体を排出する燃料排出路と、燃料電池スタックから酸化剤オフ流体を排出する酸化剤排出路とを備える燃料電池発電システムのうち、ダイヤフラム式制御弁は、燃料排出路および酸化剤排出路のうちの少なくとも一方に用いられる。このダイヤフラム式制御弁は小型化を図り得るため、燃料電池発電システムの小型化に貢献できる。
本発明によれば、ダイヤフラムの内周部は、プランジャーの第1挟持面と弁体の第2挟持面とで挟持されている。このためプランジャーの軸長方向において余分なスペースが節約され、ダイヤフラム式制御弁の軸長方向の長さを抑制できる。更に、ダイヤフラムの外周部の厚み方向の片面に対面する第3挟持面を有するホルダ部材を設けている。そして、ホルダ部材の内径をプランジャーの外径よりも小さくしている。このため、ホルダ部材により保持されるダイヤフラムの受圧部の外径を、プランジャーの外径よりも小さくすることができる。このためダイヤフラムの受圧部の小径化を図ることができ、ダイヤフラムの受圧部の受圧面積を小さくすることができる。この結果、流体通路の流体(例えばガス)からダイヤフラムの受圧部が受圧する受圧力を小さくすることができる。従ってダイヤフラム式制御弁の小型化に有利となる。
(実施形態1)
以下、本発明の実施形態1について図1〜図4を参照して説明する。図1はダイヤフラム式制御弁の断面を示す。図2は要部を示す。図3はホルダ部材8、ダイヤフラム4およびボディ1を分解して示す。図4は要部の寸法関係を示す。図4は複雑化の回避のためハッチングを省略している。ダイヤフラム式制御弁は、液成分または蒸気を含有することがあるガス(流体)が流れるガス流路に配設されている。ダイヤフラム式制御弁は、図1に示すように、ボディ1と、弁体2と、プランジャー3と、膜状をなす可撓性を有するダイヤフラム4とを備える。更にダイヤフラム式制御弁は、付勢部材5と、駆動要素としての電磁ソレノイド部6とを備える。
図1に示すように、ボディ1は中空状の室10と弁口11と弁座12とを有する。弁座12は弁体2に向けて(上向き)膨出している。弁口11は弁座12で区画されている。排水性を向上させるために、弁座12は後述のガス通路室13(流体通路室)のうち下部側に設けられている。
弁口11の上流にはガス供給部15が設けられている。弁口11の下流にはガス排出部16が設けられている。弁体2はガス通路室13内に配置されている。弁体2の外径とボディ1のガス通路室13の内壁面13fとの間には、凍結防止用の所定量の空間が形成されている。弁体2は、被ストッパ面21をもつ凹状の被嵌合部20を有する。弁体2の先端部には、弁口11をシールするためのシール部材22が保持されている。
図3に示すように、ダイヤフラム4は、受圧部41と、厚み方向に貫通する中央孔42と、ダイヤフラム4の外周を形成する外周部43と、ダイヤフラム4の内周を形成する内周部44とをもつ。受圧部41は、ダイヤフラム4の変形量を確保するために波形状とされたコンボリューション部を有する。ダイヤフラム4の外周部43は、締め代を確保してシール性を高めべく、厚肉とされている。ダイヤフラム4の内周部44は、締め代を確保してシール性を高めべく、厚肉とされている。
図1に示すように、ダイヤフラム4は、ボディ1の室10をガス通路室13と副室14とに仕切る。ガス通路室13は副室14よりも下側に配置されている。副室14は大気に連通する。ガス通路室13に流れるガスが液分(例えば水分)を含むとき、液分が副室14に進入しないように、ダイヤフラム4はガス通路室13と副室14とを隔離している。ダイヤフラム4には、バリヤ層が埋設等により設けられていることが好ましい。バリヤ層は、ガス遮断性および液遮断性が高い。これによりガス通路室13と副室14との間におけるガスや液の混入防止性が高い。ガス通路室13に連通する上流通路13uは、ガス供給部15に繋がる。ガス通路室13に連通する下流通路13dは、ガス排出部16に繋がる。ガス通路室13の底面に弁口11が形成されている。
プランジャー3は磁束が透過できる材料で形成されている。図1に示すように、プランジャー3は、プランジャー3の過半数の容積を占める本体部30と、本体部30の先端部に同軸的に延設された中径部31と、中径部31の先端部に同軸的に延設された小径状の嵌合部32とをもつ。ここで、プランジャー3の軸芯P1は縦方向に沿っている。嵌合部32はプランジャー3の先端側に位置している。プランジャー3の嵌合部32はダイヤフラム4の中央孔42に挿入されている。
図2に示すように、プランジャー3の嵌合部32の先端の軸端面は、ストッパ面33とされている。プランジャー3の嵌合部32は弁体2の凹状の被嵌合部20に圧入により嵌合されている。これによりプランジャー3および弁体2は一体的に組み付けられている。
図1に示すように、付勢部材5はプランジャー3の軸芯P1と同軸的に配置されたコイルバネであり、プランジャー3を閉弁方向(矢印Y1方向)に付勢する付勢力をもつ。付勢部材5は、プランジャー3の本体部30に形成したバネ収容室36に配置されている。電磁ソレノイド部6はボディ1に組み付けられている。電磁ソレノイド部6は、閉弁方向(矢印Y1方向)に付勢する付勢部材5の付勢力に抗して開弁力(矢印Y2方向に向かう力)を通電により発生させるものである。
図1に示すように、電磁ソレノイド部6は、プランジャー3の本体部30の外周面に対面する内周面60iをもつリング状のプレート60と、プレート60の上側に組み付けられた筒形状のハウジング61と、ハウジング61に内蔵された電気絶縁材で形成された筒形状のボビン62と、ボビン62の外周面にリング状に巻装された励磁コイル63と、励磁コイル63の外周側に配置され磁路を形成する筒形状のヨーク64と、ヨーク64の内部に設けられた固定コア65とを有する。なお、ボビン62の内周面で区画された空間において、プランジャー3は矢印Y1,Y2方向に沿って移動可能とされている。
固定コア65は励磁コイル63の内部に配置されており、プランジャー3を吸引作動できるようにプランジャー3の上側に配置されている。固定コア65と弁体2とでプランジャー3を挟むように設定されている。即ち、固定コア65は、プランジャー3に対して弁体2と反対側に配置されている。ヨーク64は固定コア65を圧入等により保持している。図1に示すように、弁口11よりも上方に、プランジャー3,付勢部材5および固定コア65が配置されている。従って、弁口11に対して、プランジャー3,付勢部材5および固定コア65(電磁ソレノイド部6)は同じ側に配置されている。
使用の際に、励磁電流が励磁コイル63に通電されると、磁界が発生し、固定コア65が励磁される。すると、プランジャー3が固定コア65に吸引されて開弁方向(矢印Y2方向)に移動し、プランジャー3に接続された弁体2が開弁方向に移動し、弁座12から離間し、弁口11が開放される。この場合、制御弁の種類にもよるが、弁座12の頂部から弁体2が離間する距離は、例えば、0.5ミリメートル以下、1ミリメートル以下、あるいは2ミリメートル以下である。
上記したように弁口11が開放されると、ガス供給部15のガスは、ボディ1の上流通路13u→ガス通路室13→弁口11→下流通路13d→ガス排出部16の順に流れる。この場合、プランジャー3は磁路を形成する。
このような弁体2の開弁時において、ガス通路室13のガス圧力は、弁体2を開弁させる方向(矢印Y2方向)にダイヤフラム4の受圧部41に作用する。また励磁コイル63が断電されると、付勢部材5の付勢力によりプランジャー3が閉弁方向(矢印Y1方向)に押圧されて弁体2が弁座12に着座し、弁口11が閉鎖される。従ってこの制御弁は励磁コイル63の断電時には閉弁されており、励磁コイル63への通電により開弁するものである。このような弁体2の開弁時においても、ガス通路室13のガス圧力は、弁体2を開弁させる方向(矢印Y2方向)にダイヤフラム4の受圧部41に作用する。
図2に示すように、プランジャー3の中径部31は、ダイヤフラム4の内周部44の片面に対面するリング形状の第1挟持面71をもつ。弁体2の上側の軸端面は、ダイヤフラム4の内周部44の他の片面に対面するリング形状の第2挟持面72とされている。ダイヤフラム4の内周部44は、プランジャー3の第1挟持面71と弁体2の第2挟持面72とで厚み方向に挟持されている。第1挟持面71および第2挟持面72は平坦状をなす。
ここで図2に示すように、プランジャー3の嵌合部32のストッパ面33は、弁体2の凹状の被嵌合部20の被ストッパ面21に当接している。これによりプランジャー3の軸長方向において、プランジャー3に対する弁体2の位置決めがなされている。この結果、ダイヤフラム4の内周部44の厚み方向の締め代量、つまり、内周部44の挟持力が一定化されている。従ってダイヤフラム4の内周部44の耐久性の向上、シール性の向上に有利である。
図3に示すように、リング形状のホルダ部材8がボディ1に取り付けられる。ホルダ部材8は、相対的に厚肉状の第1ホルダ部81と、第1ホルダ部81よりも薄肉状とされた第2ホルダ部82と、第1ホルダ部81と第2ホルダ部82との境界となる段部83とをもつ。第1ホルダ部81はホルダ部材8の外周側に位置する。第2ホルダ部82はホルダ部材8の内周側に位置する。圧入側である第1ホルダ部81の厚みt1(図3参照)は、第2ホルダ部82の厚みt2よりも厚肉化されている。このためホルダ部材8の強度および剛性が確保される。ホルダ部材8の材質は特に限定されるものではなく、金属、硬質樹脂、セラミックスを採用できる。
第2ホルダ部82の上面である面82xは、第1ホルダ部81の上面である面81xよりも弁口11に近づく方向にΔt(図1参照)退避している。これによりプランジャー3はホルダ部材8に接近することができ、制御弁の軸長方向の小型化に更に貢献できる。図3に示すように、ホルダ部材8の内周面8iは中央孔86を形成する。内周面8iは、ホルダ部材8の中心に向けて円弧凸状に突出する円弧面とされている。これによりホルダ部材8の内周面8iがダイヤフラム4に円滑に当たるため、ダイヤフラム4の損傷が抑制される。なお、ダイヤフラム8の中央孔86にはプランジャー3の嵌合部32が挿入される。
図4は寸法関係を示す。図4に示すように、プランジャー3の本体部30の外径はD1として示される。プランジャー3の中径部31の外径はD2として示される。外径D2は弁体2の外径よりも小さくされている。プランジャー3の嵌合部32の外径はD3として示される。ガス通路室13を形成する内壁面13fの内径はD0として示される。ダイヤフラム4の外周部43の外径はDpとして示される。ダイヤフラム4の内周部44の内径はDi(Di≒D3,Di=D3)として示される。ダイヤフラム4の受圧部41の外径はDmとして示される。更に、図4に示すように、ホルダ部材8の外径はD4として示される。ホルダ部材8の内径はD5(D5≒Dm,,D5=Dm)として示される。ホルダ部材8の第1ホルダ部81の内径はD6として示される。更に、ホルダ部材8の内径D5は、プランジャー3の外径D1よりも小さく設定されている(D5<D1)。ホルダ部材8の内径D5は、ガス通路室13を形成する内壁面13fの内径D0と基本的には同じ寸法とされている。。
図4に示すように、ホルダ部材8の第1ホルダ部81の内径D6は、プランジャー3の外径D1よりも多少大きく設定されている(D1<D6)。D1<D6であるため、プランジャー3の本体部30はこれの軸長方向においてホルダ部材8の第2ホルダ部82の面82xに接近することができる。これによりプランジャー3はホルダ部材8に接近することができ、制御弁の軸長方向の小型化に一層貢献できる。ホルダ部材8の外径D4は、プランジャー3の本体部30の外径D1よりも大きく設定されている(D4>D1)。このようにホルダ部材8の外径D4を大きくしているため、保持面積が増加し、ホルダ部材8をボディ1に保持する保持力を確保するのに有利である。
図3に示すように、ホルダ部材8は、平坦状の第3挟持面73を有する。第3挟持面73はリング形状をなしており、ダイヤフラム4の外周部43の厚み方向の片面に対面する。図3に示すように、ボディ1は、ホルダ部材8を係合して保持するリング形状をなす係合段部18aと,係合段部18aよりも内周側に設けられたリング形状をなす係合段部18bとをもつ。係合段部18aは、内周面となるリング形状の係合面19を備える。係合段部18bは平坦状の第4挟持面74を備える。第4挟持面74は、ダイヤフラム4の外周部43の厚み方向の他の片面に対面する。第4挟持面74の内周側には、リング状の凸部74xが上向きに形成されている。凸部74xは、ダイヤフラム4の受圧部41の断面形状を上向き傾斜させるのに有利となる。凸部74xの頂面74yは、ダイヤフラム4の損傷を抑制すべく丸みを帯びている。
ここで、ホルダ部材8は、係合段部18aのリング状の係合面19に圧入されて固定されている。上記したようにホルダ部材8が固定された結果、ダイヤフラム4の外周部43は、ホルダ部材8の第3挟持面73とボディ1の第4挟持面74とで厚み方向に挟持されている。上記したようにホルダ部材8がボディ1に固定されているとき、図2に示すように、ホルダ部材8とプレート60との間には隙間8kが形成されている。更に、ホルダ部材8の第3挟持面73はボディ1の係合段部18aの底面である第2ストッパ面18mに当接する。このため、プランジャー3の軸長方向において、ホルダ部材8の第3挟持面73は位置決めされる。この結果、ダイヤフラム4の外周部43の厚み方向の締め代を一定化することができ、外周部43のシール性および寿命の確保に貢献できる。
本実施形態によれば、図2に示すように、ダイヤフラム4の内周部44は、プランジャー3の第1挟持面71と弁体2の第2挟持面72とで直接的に挟持されている。このためプランジャー3の軸長方向において余分なスペースが節約される。従って、ダイヤフラム式制御弁の軸長方向の長さを抑制できる。更に、ダイヤフラム4の外周部43の厚み方向の片面に対面する第3挟持面73を有するホルダ部材8を設けている。そしてホルダ部材8の内径D5をプランジャー3の本体部30の外径D1よりも小さくしている。このため、ダイヤフラム4の受圧部41の外径Dmを、プランジャー3の本体部30の外径D1よりも小さく設定することができる。従って、ダイヤフラム4の受圧部41の小径化を図ることができ、ダイヤフラム4の受圧部41の受圧面積を小さくすることができる。
ここで、ガス通路室13にガスが供給されるとき、ガス通路室13のガス圧がダイヤフラム4の受圧部41に受圧される。この受圧力は、弁体2を開弁させる方向(矢印Y2方向)に作用する。従って、この受圧力に起因して、プランジャー3にはこれの軸長方向に沿って荷重が開弁方向(矢印Y2方向)作用する。ここで、弁体2の閉弁性を確保するためには、ダイヤフラム4が受ける受圧力に対向するように、即ち、閉弁方向(矢印Y1方向)に作用する付勢力をもつ付勢部材5が必要とされる。そして、弁体2を開弁させるときには、電磁ソレノイド部6を作動させて開弁力を発生させ、プランジャー3を開弁方向(矢印Y2方向)に移動させ、弁体2を開弁させる。このとき電磁ソレノイド部6で発生する開弁力が付勢部材5の付勢力にうち勝つ必要がある。この意味において、ダイヤフラム4の受圧部41の受圧面積が大きくてダイヤフラム4の受圧力が大きいと、付勢部材5の閉弁方向の付勢力が大きくなり、これに対向する開弁力を発生させる電磁ソレノイド部6が大型化する。従ってダイヤフラム式制御弁の小型化を図るためには、ダイヤフラム4の受圧部41の外径をできるだけ小さくすることが好ましい。
この点について本実施形態によれば、前述したように、ホルダ部材8の内径D5がプランジャー3の本体部30の外径D1よりも小さく設定されており、従って、ダイヤフラム4の受圧部41の外径Dmは、プランジャー3の外径D1より小さく設定されている。この結果、ダイヤフラム4の受圧部41の小径化を図ることができる。また本実施形態によれば、ボディ1のガス通路室13を形成する内壁面13fの内径D0は、プランジャー3の外径D1より小さく設定されている(D0<D1)。そして、ガス通路室13の外側に配置したホルダ部材8を利用してダイヤフラム4の外周部43を挟持することにしている。この結果、ダイヤフラム4の受圧部41の外径Dmを更に小さくするのに有利となる。このように本実施形態によれば、ダイヤフラム4の受圧部41の外径Dmを小さくできるため、受圧力に抗する付勢部材5の付勢力を小さくできる。ひいては、付勢部材5の付勢力に抗する電磁ソレノイド部6を小型化できる。故に全体としてダイヤフラム式制御弁を小型化できる。
(実施形態2)
図5は本発明の実施形態2を示す。本実施形態は実施形態1と基本的には同様の構成および同様の作用効果を有する。以下、実施形態1と異なる部分を中心として説明する。プランジャー3の先端部には、凹状の嵌合部32Bが形成されている。弁体2は凸状の被嵌合部20Bを有する。プランジャー3の凹状の嵌合部32Bと弁体2の凸状の被嵌合部20Bとの圧入(嵌合)により、弁体2はプランジャー3に一体的に組み付けられている。本実施形態においても、プランジャー3の嵌合部32Bのストッパ面33は、弁体2の凸状の被嵌合部20Bの被ストッパ面21に当接している。これによりプランジャー3の軸長方向においてプランジャー3に対する弁体2の位置決めがなされている。この結果、ダイヤフラム4の内周部44の締め代量つまり挟持力が一定化されている。従ってダイヤフラム4の内周部44の耐久性の向上に有利である。
(実施形態3)
図6は本発明の実施形態3を示す。本実施形態は実施形態1と基本的には同様の構成および同様の作用効果を有する。以下、実施形態1と異なる部分を中心として説明する。ボディ1は、リング状のホルダ部材8を係合して保持するリング状の係合段部18a,18bをもつ。係合段部18aはリング状の係合面19をもつ。係合段部18bはリング状の平坦な第4挟持面74を備える。ここで、ホルダ部材8は、係合段部18aの係合面19に非圧入状態で嵌合されている。
本実施形態では、図6に示すように、電磁ソレノイド部6の底部となるプレート60とホルダ部材8との間に、加圧部材としての加圧プレート69を介在させている。そして加圧プレート69を介してホルダ部材8をボディ1に保持している。ここで、プレート60を有する電磁ソレノイド部6は、図略の取付具(例えばボルト部材)によりボディ1に固定されている。電磁ソレノイド部6はボディ1の上側に位置している。電磁ソレノイド部6がボディ1に固定されているとき、プレート60により加圧された加圧プレート69の厚みは小さくなり、ホルダ部材8をこれの厚み方向に押圧する。これによりホルダ部材8がボディ1に固定される。これによりダイヤフラム4の外周部43が厚み方向に挟持される。加圧プレート69としては、加圧プレート69の厚み方向に押圧力を発揮できるように、ゴム材等の弾性材料で形成しても良いし、あるいは、多孔質体で形成しても良いし、あるいは、波板構造としても良いし、皿バネ等のバネ要素で形成しても良い。
本実施形態によれば、ホルダ部材8をボディ1の係合段部18aの係合面19に圧入せずとも良いため、ホルダ部材8の組み付け作業が容易となる。
(実施形態4)
図7は本発明の実施形態4を示す。本実施形態は実施形態1〜3と基本的には同様の構成および同様の作用効果を有する。以下、実施形態1〜3と異なる部分を中心として説明する。本実施形態は燃料電池発電システムの燃料ガス供給系に適用している。図7(a)に示す形態に係る燃料電池発電システムは、複数の燃料電池を有する燃料電池スタック300と、燃料電池スタック300のガス入口301に燃料ガスを供給する供給路302(燃料供給路)と、燃料電池スタック300のガス出口303からオフガス(燃料オフ流体)を排出する排出路304(燃料排出路)と、供給路302の上流に設けられた燃料源305と、供給路302において燃料電池スタックのガス入口301側に設けられたガス供給弁306と、排出路304のうち燃料電池スタック300のガス出口303側に設けられた第1ガス排出弁307とをもつ。
図7(a)に示すように、燃料電池スタック300の酸化剤ガス入口401に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給路402(酸化剤供給路)と、燃料電池スタック300の酸化剤出口403から酸化剤オフガス(酸化剤オフ流体)を排出する酸化剤ガス排出路404(酸化剤排出路)とが設けられている。なお、オフ流体は発電反応を経たガスを意味する。
図7(b)に示す形態に係る燃料電池発電システムでは、排出路304と供給路302の中間部とを繋ぐ帰還路310が設けられている。帰還路310は、オフガスを供給路302の中間部に帰還させるものであり、開閉可能な帰還弁311をもつ。更に排出路304は第2ガス排出弁308をもつ。燃料電池スタック300のガス出口303から排出されるオフガスは燃料分を含むことがある。このため、常時あるいは必要に応じて、オフガスを帰還路310を介して供給路302の中間部に帰還させ、燃料電池スタック300のガス入口301に再供給する。場合によっては、帰還路310では帰還弁311を廃止することもできる。
上記した各形態において、第1ガス排出弁307、第2ガス排出弁308および帰還弁311のうち少なくとも一つは、上記した実施形態1〜3に係る制御弁で形成することができる。この場合、前述したようにダイヤフラム4の小径化が図られるため、制御弁の小型化を図り得る。従って燃料電池発電システムの小型化を図り得る。
なお、本実施形態は燃料ガスが流れる制御弁に使用されているが、これに限らず、空気等の酸化剤ガスが流れる酸化剤ガス系に取り付けられる制御弁に用いても良い。上記した燃料電池発電システムは車載用または定置用等に適用される。
(他の実施形態)
駆動要素として電磁ソレノイド部6が用いられているが、ステッピングモータ等のモータとしても良い。本発明は燃料電池発電システムに限らず、ガスを利用するコージェネレーションシステム等の他のガスシステムに適用できる。その他、本発明は上記し且つ図面に示した実施形態のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施できるものである。
本発明は燃料電池発電システム、コージェネレーションシステム等のガスシステムに利用することができる。
実施形態1に係る制御弁の断面図である。 実施形態1に係る制御弁の要部の断面図である。 実施形態1に係る制御弁の要部の断面図である。 実施形態1に係る制御弁の要部の拡大断面図である。 実施形態2に係る制御弁の断面図である。 実施形態3に係る制御弁の断面図である。 (a)(b)はそれぞれ実施形態4の別例に係る燃料電池発電システムのシステム図である。
符号の説明
1はボディ、10は室、11は弁口、13はガス通路室、18mは第2ストッパ面、2は弁体、20は被嵌合部、21は被ストッパ面、3はプランジャー、30は本体部、32は嵌合部、33はストッパ面、4はダイヤフラム、41は受圧部、42は中央孔、43は外周部、44は内周部、6は電磁ソレノイド部(駆動要素)、69は加圧プレート(加圧部材)、71は第1挟持面、72は第2挟持面、73は第3挟持面、74は第4挟持面、8はホルダ部材、300は燃料電池スタック、302は供給路(燃料供給路)、304は排出路(燃料排出路)、306はガス供給弁、307は第1ガス排出弁を示す。

Claims (8)

  1. (a)室と弁口とを有するボディと、前記弁口を閉弁および開弁させる弁体と、前記弁体を保持するプランジャーと、開弁時に前記弁口に連通可能な流体通路室と副室とに前記室を仕切ると共に受圧部をもつダイヤフラムとを具備するダイヤフラム式制御弁において、
    (b)前記プランジャーは前記ダイヤフラムの内周部の厚み方向の片面に対面する第1挟持面をもち、前記弁体は前記ダイヤフラムの内周部の厚み方向の他の片面に対面する第2挟持面をもち、
    (c)前記ボディは、前記プランジャーの外径よりも小さな内径をもつと共に前記ダイヤフラムの外周部の厚み方向の片面に対面する第3挟持面を有するホルダ部材と、前記ダイヤフラムの外周部の厚み方向の他の片面に対面する第4挟持面とをもち、
    (d)前記ダイヤフラムの前記内周部は、前記プランジャーの第1挟持面と前記弁体の第2挟持面とで厚み方向に挟持されており、前記ダイヤフラムの前記外周部は、前記ホルダ部材の第3挟持面と前記ボディの第4挟持面とで厚み方向に挟持されていることを特徴とするダイヤフラム式制御弁。
  2. 請求項1において、前記プランジャーを閉弁方向または開弁方向に付勢する付勢部材と、前記付勢部材の付勢力に抗して前記弁体を作動させる力を発揮させる駆動要素とが設けられていることを特徴とするダイヤフラム式制御弁。
  3. 請求項1または2において、前記ボディの前記流体通路室を形成する内壁面の内径は、前記プランジャーの外径より小さく設定されていることを特徴とするダイヤフラム式制御弁。
  4. 請求項1〜3のうちのいずれか一項において、前記プランジャーは、凹部および凸部のうちの一方からなる嵌合部を有しており、前記弁体は、凹部および凸部のうちの他方からなる被嵌合部を有しており、前記プランジャーの前記嵌合部と前記弁体の前記被嵌合部との嵌合により、前記弁体は前記プランジャーに組み付けられていることを特徴とするダイヤフラム式制御弁。
  5. 請求項4において、前記プランジャーの前記嵌合部はストッパ面を有し、前記弁体の前記被嵌合部は、前記ストッパ面に対面する被ストッパ面を有しており、前記ストッパ面と前記被ストッパ面との当接により前記プランジャーに対する前記弁体の位置決めが設定されており、前記ダイヤフラムの内周部の締め代が規定されていることを特徴とするダイヤフラム式制御弁。
  6. 請求項1〜5のうちのいずれか一項において、前記ボディのうち前記ホルダ部材を保持する部分は第2ストッパ面を有し、前記ホルダ部材が前記第2ストッパ面に当接することにより、前記ダイヤフラムの外周部の締め代が規定されていることを特徴とするダイヤフラム式制御弁。
  7. 請求項2〜6のうちのいずれか一項において、前記駆動要素と前記ホルダ部材との間に加圧部材が介在しており、前記加圧部材を介して前記ホルダ部材は前記ボディに保持されていることを特徴とするダイヤフラム式制御弁。
  8. 請求項1〜7のうちのいずれか一項において、燃料流体を燃料電池スタックに供給する燃料供給路と、酸化剤流体を前記燃料電池スタックに供給する酸化剤供給路と、前記燃料電池スタックから燃料オフ流体を排出する燃料排出路と、前記燃料電池スタックから酸化剤オフ流体を排出する酸化剤排出路とを備える燃料電池発電システムのうち、前記燃料排出路および前記酸化剤排出路のうちの少なくとも一方に用いられることを特徴とするダイヤフラム式制御弁。
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