JP2007107789A - ボイラ設備の据付工法 - Google Patents
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Abstract
【課題】据付け期間が短縮できるボイラ設備の据付け工法を提供する。
【解決手段】鉄骨で構成されたボイラ建屋34と、ボイラ建屋34内の上部から吊り下げられたボイラ本体35を備えたボイラ設備の据付け工法において、ボイラ建屋34の一部を建設し、その一部建設ボイラ建屋の上部からボイラ本体35の一部を吊り下げ、一部建設ボイラ建屋に残りの鉄骨部分を追設してボイラ建屋34の建設を行ないながら、ボイラ本体35の残りの部分を追設してボイラ本体35を完成することを特徴とする。
【選択図】図4
【解決手段】鉄骨で構成されたボイラ建屋34と、ボイラ建屋34内の上部から吊り下げられたボイラ本体35を備えたボイラ設備の据付け工法において、ボイラ建屋34の一部を建設し、その一部建設ボイラ建屋の上部からボイラ本体35の一部を吊り下げ、一部建設ボイラ建屋に残りの鉄骨部分を追設してボイラ建屋34の建設を行ないながら、ボイラ本体35の残りの部分を追設してボイラ本体35を完成することを特徴とする。
【選択図】図4
Description
本発明はボイラ設備の据付工法に係り、特にその据付工期が大幅に短縮できる据付工法に関する。
第11図は、発電用の一般的なボイラ設備の概略構成図である。
ボイラ本体1は周囲及び上部を鉄骨2で構成されたボイラ建屋3内に配置され、ボイラ建屋3の上部を横切るトップガーダ4より、スリングボルトを介して吊下げられている。
ボイラ本体1は周囲及び上部を鉄骨2で構成されたボイラ建屋3内に配置され、ボイラ建屋3の上部を横切るトップガーダ4より、スリングボルトを介して吊下げられている。
ボイラ本体1への燃焼用2次空気は、押込ファン、空気予熱器5、ウインドボックス6などを経てバーナ上部の火炉燃焼室へと導かれる。また、石炭燃料運搬用空気は、前記空気予熱器5から一次空気ダクト7を経てミル8へ導かれる。
燃料となる石炭はバンカ9に貯留されており、給炭機10で計量されながらミル8に供給されて、所定の粒径に粉砕される。ミル8で生成された微粉炭は、前記石炭燃料運搬用空気とともにフューエルパイプを通って、ウインドボックス6内に設置されたバーナに供給され、火炉燃焼室で燃焼される。
火炉燃焼室で燃焼して生成した高温の燃焼ガスは、ボイラ本体1の煙道内に設置されている2次過熱器11,3次過熱器12,再熱器13,1次過熱器14,節炭器15などの内部を流通する内部流体と熱交換される。熱交換された燃焼ガスは、節炭器出口ガスダクト16,脱硝装置,空気予熱器5,空気予熱器出口ガスダクト17を通って、ボイラ建屋3外の機器へ導かれる。
一方、ボイラ本体1への給水はボイラ建屋3外の復水器から主給水管を通って節炭器15を始めとする前記各種熱交換器へ導かれ、熱交換により高温、高圧の蒸気となり、主蒸気管を通ってボイラ建屋3外の高圧タービンへ導かれる。
中圧タービンからの蒸気は低温再熱蒸気管を介して再熱器13へと導かれ、再熱された蒸気は高温再熱蒸気管を通ってボイラ建屋3外の低圧タービンへ導かれる。
図12〜図21は、従来のボイラ設備の据付け工法を説明するための概略構成図である。これらの図において図13、図15、図17、図19、図21は図12、図14、図16、図18、図20のそれぞれのA−A視図である。
まず図12ならびに図13に示すように、所定本数の1節鉄骨柱21を建て、その1節鉄骨柱21間に第1床梁、床22と第2床梁、床23を設置する。次に図14ならびに図15に示すように、前記1節鉄骨柱21の上に2節鉄骨柱24を建て、その2節鉄骨柱24間に第3床梁、床25と第4床梁、床26を設置する。次に図16ならびに図17に示すように、2節鉄骨柱24の上に3節鉄骨柱27を建て、その3節鉄骨柱27間に第5床梁、床28と第6床梁、床29を設置する。次に図18ならびに図19に示すように、3節鉄骨柱27の上に4節鉄骨柱30を建て、その4節鉄骨柱30間に第7床梁、床31と第8床梁、床32とトップガーダ33を設置してボイラ建屋34の建設を終了する。
しかる後、図20ならびに図21に示すように、前記トップガーダ33を使用してボイラ建屋34の上側からボイラ本体35を吊り下げる。また、ダクト36、バンカ37、給炭機38、フューエルパイプ39、スートブロワ40、各種配管、ケーブルトレイ41、手摺、電気盤などをクレーン、仮設モノレール、チェンブロックなどを使って、ボイラ建屋34の側面より搬入し、位置設定し溶接固定して、ボイラ設備の据付けを終了する。
このように従来のボイラ設備の据付け工法は、鉄骨の製作からそれを現地で据付けてボイラ建屋を建設するまでの一貫作業を鉄骨製作メーカが行なっていた。そしてボイラ建屋内に設置するダクト、バンカ、給炭機、フューエルパイプ、スートブロワ、各種配管、ケーブルトレイ、手摺、電気盤などは、ボイラ建屋が完成してから搬入して据付けていた。
そのためボイラ建屋建設後に各種機器類や付属部材類の搬入作業、設置作業などが集中すること、ダクトや配管等の設置作業が全て高所作業となり作業能率が悪いこと、限られた空間での作業のため作業が制限され工程が長くなること、高所での危険作業時間が多く、建設コストが高く、事故の確立が高くなるなどの問題があった。
また、複数の部材を組み合わせてユニット化し、それをクレーンで設定場所の上部に吊り上げてから降ろして設置する場合、既に設置済みの梁、柱、各種機器、付属部材などが邪魔になるため、ユニットの搬入、設置が困難であるなどの問題があった。
このような問題を解消するため、本発明者らは図22〜図31に示すようなボイラ設備の据付け工法を先に検討した。これらの図において図23、図25、図27、図29、図31は図22、図24、図26、図28、図30のそれぞれのA−A視図である。
まず図22ならびに図23に示すように、所定本数の1節鉄骨柱21を建てながら、その1節鉄骨柱21間に第1フロワユニット45を設置する。フロワユニットは、少なくとも床の梁ならびに床を有し、予めクレーンの吊り制限荷重内に組立てて構成したものである。
前記第1フロワユニット45上には、ダクトブロック47、フューエルパイプブロック48、ケーブルトレイ49、ミルなどが搬入されて、設置される。第1フロワユニット45の上方に第2フロワユニット50が設置され、ダクトブロック47や給炭機51の搬入、取り付けが行われる。
次に図24ならびに図25に示すように、2節鉄骨柱24を建て、その2節鉄骨柱24間に第3フロワユニット52と第4フロワユニット53を設置するとともに、バンカコーンブロック57、配管55ならびにスートブロワ56などを搬入して設置する。
次に図26ならびに図27に示すように、3節鉄骨柱27を建て、その3節鉄骨柱27間に第5フロワユニット58を設置するとともに、配管55ならびにスートブロワ56などを搬入して設置する。
そして第5フロワユニット58の上方に第6フロワユニット59を設置するとともに、配管スキッド60ならびにバンカシリンダブロック60などを搬入して設置する。前記配管スキッド60は、少なくとも配管と弁を一体に連結したものである。
次に図28ならびに図29に示すように、4節鉄骨柱30を建てて、配管55などを搬入して設置した後、その4節鉄骨柱30間に第7フロワユニット61ならびに第8フロワユニット62を設置するとともに、トップガーダ33を搬入して設置する。
次に図30ならびに図31に示すように、ボイラ建屋34の後面開口部64からボイラ本体35を搬入し、ボイラ本体35をジャッキによって所定の高さまで上昇して、スリングボルトを介してトップガーダ33に吊り下げる。ボイラ建屋34の建設と並行して搬入できなかった他の機器類や付属部材などは、ボイラ建屋34の建設が終了した後に搬入、設置することができる。
この据付け工法によれば、ボイラ建屋内に設置される各種機器類や付属部材類の多くを高所でなく、地上付近で組立てでき、鉄骨と同様にクレーンで直接組立てができるため、作業の安全性の向上が図れ、ボイラ建設期間中の作業量の平準化、作業能率の向上から建設コストの低減が図れる。
なお、ボイラ設備の据付け工法に関しては、例えば下記のような特許文献を挙げることができる。
特開平07−091603号公報
特開平08−114302号公報
特開平08−261405号公報
特開平11−211003号公報
特開2002−098304号公報
特開2002−213707号公報
ところが図22〜図31に示すボイラ設備の据付け工法においても難点がない訳ではない。図32は、ボイラ設備の各ゾーンを示す概略平面図である。ボイラ設備は同図に示すように、ボイラ設備の前方から両側に延びる第1ゾーン65と、ボイラ設備の後方となる第2ゾーン66と、第1ゾーン65と第2ゾーン66に囲まれた内側の第3ゾーン67とに大きく分けることができる。
前述の先に検討したボイラ設備の据付け工法では、第1ゾーン65の建設が終わってからボイラ本体を吊り下げるための梁をボイラ建屋の上部に設置し、ボイラ本体を第2ゾーン66から第3ゾーン67に搬入して、それを前記梁に吊り下げ、その後必要個所に保温材などを施設する工法をとっていた。
このためボイラ設備の据付け作業期間は、大まかに分類すると、鉄骨建設・機器設置期間、ボイラ本体据付け期間、保温材施工期間の3つに分けられ、それぞれについて一定の工事期間を確保していた。一例として事業用700MWクラスの石炭焚ボイラ設備では、それぞれ7ヶ月、9ヶ月、8ヶ月の合計24ヶ月程度の工期を確保する必要があった。
しかしながら、昨今、キャッシュフロの観点や早期営業運転開始による早期売電開始の観点から工期短縮のニーズが高く、これに十分に応えることができない状況にある。特に建設場所が内陸に位置する場合は、製品を大型化して現地へ搬入することができず、難題であった。
本発明の目的は、このような難点を解消し、据付け工期を大幅に短縮することが可能なボイラ設備の据付け工法を提供することにある。
前記目的を達成するため本発明の第1の手段は、鉄骨で構成されたボイラ建屋と、そのボイラ建屋内の上部から吊り下げられたボイラ本体とを備えたボイラ設備の据付け工法において、
前記ボイラ建屋の一部を建設し、その一部建設ボイラ建屋の上部から前記ボイラ本体の一部を吊り下げ、前記一部建設ボイラ建屋に残りの鉄骨部分を追設してボイラ建屋の建設を行ないながら、前記ボイラ本体の残りの部分を追設してボイラ本体を完成することを特徴とするものである。
前記ボイラ建屋の一部を建設し、その一部建設ボイラ建屋の上部から前記ボイラ本体の一部を吊り下げ、前記一部建設ボイラ建屋に残りの鉄骨部分を追設してボイラ建屋の建設を行ないながら、前記ボイラ本体の残りの部分を追設してボイラ本体を完成することを特徴とするものである。
本発明の第2の手段は前記第1の手段において、前記ボイラ建屋に残りの鉄骨部分を追設しながら、前記ボイラ本体に付設される各種機器類およびそれに付属する付属部材類を建設中のボイラ建屋内に搬入して設置することを特徴とするものである。
本発明は前述のようにボイラ建屋の建設とボイラ本体の完成が併行して行なわれるから、据付け工期の大幅な短縮が図れる。
次に本発明の実施形態を図と共に説明する。図1〜図10は、実施形態に係るボイラ設備の据付け工法を説明するための概略構成図である。これらの図において図2、図4、図6、図8、図10は図1、図3、図5、図7、図9のそれぞれのA−A視図である。
まず図1ならびに図2に示すように、前記第1ゾーン65において、ボイラ本体を吊り下げるために最小限必要な鉄骨柱(第1〜第4鉄骨柱21、24、27、30)を建てるとともに、その最小限必要な鉄骨柱(第1〜第4鉄骨柱21、24、27、30)の各間に第1〜第8フロワユニット45,50,52,53,58,59,61,62を設置し、前記鉄骨柱の上部にトップガーダ33を設置する。
このボイラ本体を吊り下げるために最小限必要な鉄骨柱(第1〜第4鉄骨柱21、24、27、30)は、例えば図2に示すようにボイラ建屋の幅方向の中央部分に相当する第1〜第4鉄骨柱21、24、27、30で、最も下部の第1鉄骨柱21を除いて、ボイラ建屋の幅方向の両側部分に相当する第2〜第4鉄骨柱24、27、30はこの時点ではまだ建てられていない。
鉄骨は柱と梁で構成され、各接合部は例えばL形などの金具とボルトで連結される。柱は、上下に複数分割されたものを現地で組立てて使用する。
フロワユニットは、少なくとも床の梁ならびに床を有し、予めクレーンの吊り制限荷重内に組立てて構成したものである。床は、鉄骨の梁の上に設置され、床梁、グレーチング又はチェッカプレートなどで構成され、各々は溶接接続されている。このフロワユニットは、前記鉄骨の梁や柱との取り合いを簡便にするため、取合い部に取合い金具が装備されており、この取合い金具を介してフロワユニットを各節の鉄骨柱間に設置される。
なお、第1鉄骨柱21と第1フロワユニット45ならびに第2フロワユニット50は、第1ゾーン65のほぼ全域にわたって設置され、これらは前記第2〜第4鉄骨柱24、27、30の支持、補強に役立っている。
前記第1フロワユニット45上には、ダクトブロック47、フューエルパイプブロック48、ケーブルトレイ49、ミル42などが搬入されて、設置される。ダクトブロック47、フューエルパイプブロック48、ケーブルトレイ49は第1フロワユニット45と別に搬入してもよいし、一緒に搬入してもよい。例えばフロワユニット45とダクトブロック47を一体にして搬入したり、フロワユニット45とフューエルパイプブロック48を一体にして搬入すると作業効率が良い。
ダクトブロック47やフューエルパイプブロック48などの機器のブロック化ならびにそれらとフロワユニット45との一体化は、据付け現場の近くあるいは工場で行なわれる。
矩形ダクトはケーシングがボックス状に形成され、ダクト内部にサポートを有し、外部には保温材と外装板が施され、途中にダンパやエキスパンションジョイントが取付けられる。丸ダクトはケーシングが円筒形に形成され、外部に保温材と外装板が施され、途中にエキスパンションジョイントが取付けられる。
前記ダクトブロック47は、少なくともダクトケーシングパネル、内部サポート、ダンパを有し、予めクレーンの吊り制限荷重内で組立ててブロック状に構成されている。
フューエルパイプは、直管とベント管と連結金具とこれらを鉄骨に支持するためのサポート部材で構成される。前記フューエルパイプブロック48は、少なくともフューエルパイプとその支持装置(サポート部材)を有し、クレーンの吊り制限荷重内で組立ててブロック状に構成されている。
次に図3ならびに図4に示すように、前記トップガーダ33にスリングボルトを介してボイラ本体35の上の部分を吊り下げるとともに、2節鉄骨柱24の残り部分を建て、第2フロワユニット50の上にダクトブロック47や給炭機51を搬入して取り付ける。その後、2節鉄骨柱24間に第3フロワユニット52と第4フロワユニット53を設置するとともに、バンカコーンブロック57、配管55などを搬入して設置する。
バンカブロック54(バンカコーンブロック57ならびに後述のバンカシリンダブロック60)は、バンカの構成部品をクレーンの吊り制限荷重内でリング状に組立てたものである。
前記配管55は、工場から現地までの輸送制限内の大きさ(長さ)に製作された長尺状のものである。
次に図5ならびに図6に示すように、前記トップガーダ33にボイラ本体35の中間部分を吊り下げるとともに、前記第4フロワユニット53上にスートブロワ56を設置した後、3節鉄骨柱27の残り部分を建て、その3節鉄骨柱27間に第5フロワユニット58ならびに第6フロワユニット59を設置する。そして配管55、スートブロワ56ならびにバンカシリンダブロック60などを搬入して設置する。
次に図7ならびに図8に示すように、前記トップガーダ33にボイラ本体35の下の部分を吊り下げるとともに、残りの4節鉄骨柱30を建てて、その4節鉄骨柱30間に第7フロワユニット61ならびに第8フロワユニット62を設置するとともに、配管55などを搬入、設置してボイラ建屋34の建築を終了する。
次に図9ならびに図10に示すようにボイラ本体35の最終部分の吊り下げを行ない、その後に節炭器出口ダクト、空気予熱器ならびに空気予熱器出口ダクトなどの搬入、設置が行なわれて、ボイラ設備の据付けが終了する。
図2、図4、図6、図8、図10に示すように、ボイラ本体35の吊り下げ作業が順次進行して吊り下げ重力が徐々に増加してくるが、第2〜第4鉄骨柱24、27、30ならびに第3〜第852,53,58,59,61,62も追設されて、機械的に補強される。
前記実施形態では、ミルやバンカなどをボイラ建屋の前面側に設置する例を示したが、これらをボイラ建屋の側面側に設置することもできる。
1:ボイラ本体、2:鉄骨、3:ボイラ建屋、4:トップガーダ、5:空気予熱器、6:フィンドボックス、7:1次空気ダクト、8:ミル、9:バンカ、10:給炭機、11:2次過熱器、12:3次過熱器、13:再熱器、14:1次過熱器、15:節炭器、16:節炭器出口ダクト、17:空気予熱器出口ダクト、21:1節鉄骨柱、24:2節鉄骨、27:3節鉄骨柱、30:4節鉄骨柱、33:トップガーダ、34:ボイラ建屋、36:ダクト、37:バンカ、38:給炭機、39:フューエルパイプ、40:スートブロワ、41:ケーブルトレイ、42:ミル、45:第1フロワユニット、46:クレーン、47:ダクトブロック、48:フューエルパイプブロック、49:ケーブルトレイ、50:第2フロワユニット、51:給炭機、52:第3フロワユニット、53:第4フロワユニット、54:バンカブロック、55:配管、56:スートブロワ、57:バンカコーンブロック、58:第5フロワユニット、59:第6フロワユニット、60:バンカシリンダブロック、61:第7フロワユニット、62:第8フロワユニット、63:天井梁、64:後面開口部、65:第1ゾーン、66:第2ゾーン、67:第3ゾーン。
Claims (2)
- 鉄骨で構成されたボイラ建屋と、そのボイラ建屋内の上部から吊り下げられたボイラ本体とを備えたボイラ設備の据付け工法において、
前記ボイラ建屋の一部を建設し、その一部建設ボイラ建屋の上部から前記ボイラ本体の一部を吊り下げ、前記一部建設ボイラ建屋に残りの鉄骨部分を追設してボイラ建屋の建設を行ないながら、前記ボイラ本体の残りの部分を追設してボイラ本体を完成することを特徴とするボイラ設備の据付工法。 - 請求項1記載のボイラ設備の据付工法において、前記ボイラ建屋に残りの鉄骨部分を追設しながら、前記ボイラ本体に付設される各種機器類およびそれに付属する付属部材類を建設中のボイラ建屋内に搬入して設置することを特徴とするボイラ設備の据付工法。
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