JP2007105751A - ステアリング装置用ラック及びその製造方法 - Google Patents

ステアリング装置用ラック及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007105751A
JP2007105751A JP2005298069A JP2005298069A JP2007105751A JP 2007105751 A JP2007105751 A JP 2007105751A JP 2005298069 A JP2005298069 A JP 2005298069A JP 2005298069 A JP2005298069 A JP 2005298069A JP 2007105751 A JP2007105751 A JP 2007105751A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rack
manufacturing
steering device
tooth
inner diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005298069A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4835097B2 (ja
Inventor
Kazuto Kobayashi
一登 小林
Kotaro Hirota
浩太郎 廣田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP2005298069A priority Critical patent/JP4835097B2/ja
Priority to EP06811701.9A priority patent/EP1946865B1/en
Priority to US12/090,223 priority patent/US8156781B2/en
Priority to PCT/JP2006/320413 priority patent/WO2007043625A1/ja
Publication of JP2007105751A publication Critical patent/JP2007105751A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4835097B2 publication Critical patent/JP4835097B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Forging (AREA)

Abstract

【課題】ラックが軽量で、歯形への素材の充填度が向上し、ラック歯全体の剛性が向上する、ステアリング装置用ラック及びその製造方法を提供する。
【解決手段】パンチ41を下方に押し込むと、第1のラック素材1の内径孔12が、第2のラック素材2の上面21に食い込み、その反力によって素材材料が上方に流動して、ラック歯13の成形に使用されるため、歯形への充填度が向上する。また、ラック歯成形終了時に、第1のラック素材1の内径孔12のラック歯成形側に直交する側と、第2のラック素材2の外周22との間に、隙間52が残るため、金型が密閉状態にならず、成形荷重が小さくて済むため、金型の寿命が長くなる。さらに、第2のラック素材2の上面21が第1のラック素材1の内径孔12に食い込んで、第1のラック素材1と第2のラック素材2が一体化するため、成形されたラック歯全体の剛性が向上する。
【選択図】図3

Description

本発明はステアリング装置用ラック及びその製造方法に係わり、特に、型を使用した加工方法により成形されるステアリング装置用ラック及びその製造方法に関するものである。
近年、ステアリング装置用ラックとして、形状の複雑なバリアブルラック(可変速ステアリングラック)が多数使用されるようになってきた。このようなバリアブルラックは、ラック歯の形状が複雑であるため、切削による加工が困難で、型を使用した塑性加工により成形される場合が多い。型を使用した塑性加工によるラックの製造方法として、特許文献1から特許文献8に示す製造方法がある。
特許文献1、特許文献2のラック製造方法は、中実の丸棒ラック素材を使用し、ラック歯成形時に排除された余肉をラック側部にバリとしてはみ出させ、このはみ出したバリをプレスや機械加工によって削除するようにしたラック製造方法である。この特許文献1、特許文献2の製造方法では、バリを削除するための余分な工程が必要となるため、加工コストが上昇し、また、余肉をバリとして側部に排出するために、型の加圧荷重が大きくなると共に、素材がバリ側に逃げてしまうため、ラック歯への素材の充填が不十分となり易い。
特許文献3のラック製造方法は、中実の丸棒ラック素材に対し、予め、ラック歯成形部を旋削加工で細く加工し、ラック歯成形時に排除された余肉を収容する逃出吸収部を、ラック歯の背面側の型に多段階に形成することにより、バリを出さないようにしたラック製造方法である。この特許文献3の製造方法では、金型の形状が複雑であり、閉塞形金型となるため、金型に加わる応力が大きくなって、金型の寿命が短くなるため、金型の製造コストが上昇する。また、ラック歯の背面側の形状が多段階で複雑形状になるため、ラック歯の背面側をガイドするラックガイド(特許文献4の図12の符号21の部品)の形状が複雑になるため、ステアリング装置がコスト高となる不具合があった。
また、上記特許文献1から特許文献3のラック製造方法は、中実の丸棒ラック素材を使用するため、特にラック歯成形部以外の部分が中実で重量が重くなるため、軽量にするためにドリル等で孔加工を行う必要が生じ、孔加工のための加工コストが上昇する。また、ラック歯への素材の充填を十分に行うために、ラック素材の加熱が必要となるため、ラック歯の成形精度が低下する不具合があった。
さらに、特許文献5から特許文献8のラック製造方法は、中空の管状ラック素材の内径孔にマンドレルを圧入して、ラック歯形を成形するようにしたラック製造方法である。この特許文献5から特許文献8の製造方法では、マンドレルによるしごき加工に大きな加工力を必要とするため、少しずつ寸法を変えた複数のマンドレルを交換しながら加工する必要があり、加工時間が長くなると共に、専用の加工機械が必要となるため、製造コストが上昇する。また、ラック歯の歯底の肉厚が薄くなるため、ラック歯の強度が低下する不具合があった。
特開平10−58081号公報 特開2001−79639号公報 特許第3442298号公報 特開2004−34829号公報 特公平3−5892号公報 特許第2928427号公報 米国特許第6575009号明細書 特開2002−178095号公報
本発明は、ラックが軽量で、金型の形状が簡素で寿命が長く、歯形への素材の充填度が向上し、ラック歯全体の剛性が向上する、ステアリング装置用ラック及びその製造方法を提供することを課題とする。
上記課題は以下の手段によって解決される。すなわち、第1番目の発明は、内径孔を有する管状の第1のラック素材、及び、該第1のラック素材の内径孔内に挿入され、ラック歯成形時に、該第1のラック素材の内径孔のラック歯成形側に直交する側との間に隙間が形成可能な断面形状を有する第2のラック素材を使用し、上記第1のラック素材のラック歯成形部を除いた外周をダイで拘束し、ラック歯形を有するパンチを上記第1のラック素材の外周のラック歯成形部に押圧し、上記第1のラック素材の内径孔を、第1のラック素材のラック歯成形側に対向する側の第2のラック素材の外周に当接させ、上記パンチによるラック歯成形時に排除された素材材料を、上記第1のラック素材の内径孔と第2のラック素材の外周との間の空間に流動させ収容することによりラックを成形することを特徴とするステアリング装置用ラックの製造方法である。
第2番目の発明は、第1番目の発明のステアリング装置用ラックの製造方法において、上記第1のラック素材が中空円筒状であることを特徴とするステアリング装置用ラックの製造方法である。
第3番目の発明は、第1番目の発明のステアリング装置用ラックの製造方法において、上記第2のラック素材が中実であることを特徴とするステアリング装置用ラックの製造方法である。
第4番目の発明は、第3番目の発明のステアリング装置用ラックの製造方法において、上記第2のラック素材が円柱状であることを特徴とするステアリング装置用ラックの製造方法である。
第5番目の発明は、第1番目の発明のステアリング装置用ラックの製造方法において、上記第2のラック素材の軸方向長さは、少なくとも上記第1のラック素材のラック歯成形長さと同一長さもしくは若干長くすることを特徴とするステアリング装置用ラックの製造方法である。
第6番目の発明は、第1番目の発明のステアリング装置用ラックの製造方法において、上記第2のラック素材には、上記第1のラック素材のラック歯成形側に対向する側の外周に、上記ラック歯形と同数で同一ピッチの凹凸が形成されていることを特徴とするステアリング装置用ラックの製造方法である。
第7番目の発明は、第5番目の発明のステアリング装置用ラックの製造方法において、上記第2のラック素材には、上記第1のラック素材のラック歯成形側に対向する側の外周に、上記ラック歯形と同数で同一ピッチの凹凸が形成されていることを特徴とするステアリング装置用ラックの製造方法である。
第8番目の発明は、第1番目の発明のステアリング装置用ラックの製造方法において、上記成形工程は、概略のラック歯形を有するパンチで上記第1のラック素材に概略のラック歯を成形する中間成形工程であり、所望のラック歯形を有するダイと、ラック歯成形側に対向する側の所望の外周形状を有するダイとの間に、上記中間成形工程が終了した第1のラック素材を挟持して押圧することで、所望のラック歯を成形するサイジング成形工程を備えたことを特徴とするステアリング装置用ラックの製造方法である。
第9番目の発明は、第1番目から第8番目までのいずれかの発明のステアリング装置用ラックの製造方法によって製造されたステアリング装置用ラックである。
本発明の第1番目の発明から第4番目の発明のステアリング装置用ラックの製造方法及びその製造方法によって製造されたステアリング装置用ラックでは、内径孔を有する管状の第1のラック素材と、この第1のラック素材の内径孔に挿入され、ラック歯成形時に、第1のラック素材の内径孔のラック歯成形側に直交する側との間に隙間が形成可能な断面形状を有する第2のラック素材を使用している。
従って、ラック歯成形時に排除された素材材料が、第1のラック素材の内径孔と第2のラック素材の外周との間の空間に流動させ収容され、かつ、この内径孔に隙間が残るため、金型が密閉状態にならず、成形荷重が小さくて済むため、金型の寿命が長くなる。また、成形荷重が小さくて済むため、冷間での成形が可能となり、ラック歯の成形精度が向上する。
また、第1のラック素材の内径孔が、第2のラック素材に当接し、その反力によって素材材料が第1のラック素材のラック歯の成形に効果的に使用されるため、歯形への充填度が向上する。さらに、第2のラック素材が第1のラック素材の内径孔に食い込んで、第1のラック素材と第2のラック素材が一体化するため、成形されたラック歯全体の剛性が向上する。
また、ラック歯の成形時に排除された素材材料がラック素材の内径孔内に流動させ収容されるため、成形したラックにバリが生じず、バリを削除するための加工工数が削減される。また、金型の形状が簡素で、汎用的なプレスで成形が可能なため、金型制作費や成形設備費が削減され、マンドレルを使用しないため、加工時間が短くて済む。
本発明の第5番目の発明のステアリング装置用ラックの製造方法及びその製造方法によって製造されたステアリング装置用ラックでは、第2のラック素材の軸方向長さは、第1のラック素材のラック歯成形長さと同一長さにしている。従って、ラック歯成形部以外の部分が軽量化され、軽量にするための孔加工が不要となる。
本発明の第6番目の発明から第7番目の発明のステアリング装置用ラックの製造方法及びその製造方法によって製造されたステアリング装置用ラックでは、第2のラック素材には、第1のラック素材のラック歯成形側に対向する側の外周に、ラック歯形と同数で同一ピッチの凹凸が形成されている。従って、第2のラック素材の凹凸の凹部と、第1のラック素材の内径孔との間に隙間が残るため、成形荷重がさらに小さくて済む。
また、第2のラック素材の凹凸の凸部が、第1のラック素材のラック歯成形側に、素材材料を流動させる働きをするため、ラック歯への素材材料の流動がより効果的に行われ、歯形への充填度が向上する。
本発明の第8番目の発明のステアリング装置用ラックの製造方法及びその製造方法によって製造されたステアリング装置用ラックでは、中間成形工程で、ラック歯成形側に直交する側の外周両側間の幅を、所望のラック歯形の外周両側間の幅よりも狭く成形し、サイジング成形工程で、所定の幅に成形している。
従って、サイジング成形工程へのラック素材の投入が容易で、かつ、サイジング成形工程で使用するダイが、上下一対の簡単な構造のダイであっても、ラック素材の外周へのバリのはみ出しが起こらないため、バリを削除するための加工工数が削減される。
以下、図面に基づいて本発明の実施例1、実施例2、及び、第2のラック素材の他の実施例を説明する。
図1(1A)、(1B)は、本発明の実施例1の管状の第1のラック素材を示す説明図であり、図1(1A)は図1(1B)のA−A断面図、図1(1B)は第1のラック素材の軸線に沿って切断した縦断面図である。図1(2A)、(2B)は、図1(1A)、(1B)に示した第1のラック素材の内径孔内に、中実の第2のラック素材を挿入した状態を示す本発明の実施例1の説明図であり、図1(2A)は図1(2B)のB−B断面図である。
図2は、本発明の実施例1のラックの製造方法を示す工程図であり、図2(1A)、(1B)は概略のラック歯を成形する中間成形工程の金型に第1のラック素材を取り付けた状態を示す説明図であって、図2(1A)は図2(1B)のC−C断面図である。図2(2A)、(2B)は中間成形工程の成形途中の状態を示す説明図であって、図2(2A)は図2(2B)のD−D断面図である。
図3(1A)、(1B)は中間成形工程の成形終了時の状態を示す説明図であって、図3(1A)は図3(1B)のE−E断面図である。図3(2A)、(2B)は、図3(1A)、(1B)の後工程を示す工程図であり、所望のラック歯を成形するサイジング成形工程を示す説明図であって、図3(2A)は図3(2B)のF−F断面図である。
図1(1A)、(1B)に示すように、実施例1の管状の第1のラック素材1は、外周11及び内径孔12の断面が円形の中空円筒状に形成されている。第1のラック素材1の形状として、実施例1では、外周11及び内径孔12共に円形であるが、円形に限定されるものではなく、矩形や多角形等、任意の断面形状の管状であればよい。
図1(2A)、(2B)に示すように、管状の第1のラック素材1の内径孔12内に、中実の第2のラック素材2を挿入したものを、ラック成形用の素材として使用する。第2のラック素材2は、実施例1では、中実円柱状に形成されている。
* 中間成形工程
この第1のラック素材1に第2のラック素材2を挿入したラック成形用の素材を、図2(1A)、(1B)に示すように、下側のダイ31と上側のダイ32との間に挟み込む。下側のダイ31には、第1のラック素材1の外周11よりも若干幅が狭く形成された多角形の断面形状を有する押圧面(拘束面)311が形成されている。
上側のダイ32には、パンチ41を上下方向に案内するためのガイド孔321が形成され、パンチ41の下面には、図2(1B)の左右方向の略全長にわたって、概略のラック歯形42が形成されている。この中間成形工程では、このラック歯形42を第1のラック素材1の外周11のラック歯成形部に押圧して、概略のラック歯(荒加工のラック歯)を成形する。
第2のラック素材2の軸方向の長さL1は、パンチ41のラック歯形42の軸方向の長さ(すなわち第1のラック素材1に成形するラック歯成形長さ)L2よりも若干長く形成されている。第2のラック素材2の軸方向の長さL1は、パンチ41のラック歯形42の軸方向の長さL2と、少なくとも同一長さを有していることが望ましい。そして、第1のラック素材1に成形するラック歯成形範囲を覆うように、第1のラック素材1の内径孔12内に、第2のラック素材2が配置されている。
上側のダイ32には、ガイド孔321以外の部分に、第1のラック素材1の外周11と同一の断面形状を有する半円形の押圧面(拘束面)322が形成されている。下側のダイ31には、4個のノックアウト33が上下方向に摺動可能に内嵌し、図示しないばねによって、常時上方向への付勢力が付与されている。
ノックアウト33は、パンチ41を第1のラック素材1に押圧して概略のラック歯を第1のラック素材1に成形する時に、上方への付勢力によって、第1のラック素材1を下から支持する。また、中間成形工程が完了して、パンチ41が上昇すると、図示しないばねの付勢力によって、ノックアウト33が第1のラック素材1を上方に押し、第1のラック素材1のラック歯成形部を下側のダイ31から強制的に離間する。
図2(2A)、(2B)に示すように、パンチ41をガイド孔321に沿って下方に押し込むと、第1のラック素材1の外周11がパンチ41のラック歯形42によって下方に押し込まれる。この押し込みによって、第1のラック素材1の外周11のパンチ41側に、ラック歯13が成形され始め、第1のラック素材1の内径孔12が、第2のラック素材2の上面(第1のラック素材1のラック歯成形側に対向する面)に当接する。
図2(2A)、(2B)の中間成形工程の成形途中の状態では、中空の第1のラック素材1の薄肉部を塑性変形させるだけなので、中実素材とは異なり、成形加重が小さくて済む。また、第1のラック素材1の内径孔12のラック歯成形側に直交する側と、第2のラック素材2の外周22との間には、隙間51、51が存在するため、金型が密閉状態とはならず、従って、成形荷重が小さくて済むため、金型の寿命が長くなる。
図3(1A)、(1B)に示すように、パンチ41をガイド孔321に沿ってさらに下方に押し込むと、第1のラック素材1の内径孔12が、第2のラック素材2の上面21を塑性変形させながら上面21に食い込み、その反力によって素材材料が上方に流動して、第1のラック素材1のラック歯13の成形に効果的に使用されるため、歯形への充填度が向上する。
また、図3(1A)、(1B)に示すように、中間成形工程のラック歯成形終了時においても、第1のラック素材1の内径孔12のラック歯成形側に直交する側と、第2のラック素材2の外周22との間には、隙間52、52が残るため、金型が密閉状態とはならず、従って、成形荷重が小さくて済むため、金型の寿命が長くなる。
また、成形荷重が小さくて済むため、冷間での成形が可能となり、ラック歯の成形精度が向上する。さらに、第2のラック素材2の上面21が第1のラック素材1の内径孔12に食い込んで、第1のラック素材1と第2のラック素材2が一体化するため、成形されたラック歯全体の剛性が向上する。
すなわち、ラック歯13の成形時に排除された素材材料(余肉)は、第1のラック素材1の内径孔12と、第2のラック素材2の外周22との間の空間に流動して収容される。また、図3(1A)、(1B)に示すように、第1のラック素材1の内径孔12と第2のラック素材2の上面21との間の隙間をB、パンチ41のラック歯形42の歯底の第1のラック素材1に対する押し込み寸法をAとした時、B≧0.7Aの寸法関係になるように構成している。
それによって、第1のラック素材1の内径孔12と、第2のラック素材2の外周22との間の空間を十分に確保して、小さな成形荷重でラック歯13を成形することを可能としている。
* サイジング成形工程
上記中間成形工程が終了した第1のラック素材1を、図3(2A)、(2B)に示すサイジング成形工程用金型に搬入し、上側のダイ61の下面に形成された半円形の押圧面(拘束面)611と、下側のダイ62の上面に形成された所望のラック歯形を有する押圧面621との間で第1のラック素材1の外周を押圧する。これによって、第1のラック素材1のラック歯成形側に直交する側の外周の幅を広げながら、所望のラック歯(仕上げ加工のラック歯)が成形される。
上記中間成形工程によって、ラック歯成形側に直交する側の外周両側の幅を、所望のラック歯形の外周両側間の幅よりも狭くしている。従って、サイジング成形工程への第1のラック素材1の投入が容易である。また、サイジング成形工程で使用する上側のダイ61、下側のダイ62が、上下一対の簡単な構造のダイであっても、第1のラック素材1の外周へのバリのはみ出しが起こらないため、バリを削除するための加工工数が削減される。
上記実施例1では、ラック歯13の成形時に排除された素材材料(余肉)が、全て第1のラック素材1の内径孔12と第2のラック素材2の外周22との間の空間に収容されるため、成形したラックにバリが生じないため、バリを削除するための加工工数が削減される。また、管状のラック素材を使用するため、ラック歯成型部以外の部分も軽量化される。さらに、ラック歯の背面側の形状が単純形状になるため、ラック歯の背面側をガイドするラックガイドの形状が簡素となる。
また、金型の形状が簡素で、汎用的なプレスで成形が可能なため、金型制作費や成形設備費が削減され、マンドレルを使用しないため、加工時間が短くて済む。また、マンドレルを使用しないため、ラック歯の歯底の肉厚が十分に確保され、ラック歯の強度が向上する。
次に本発明の実施例2について説明する。図4(1A)、(1B)は、本発明の実施例2の管状の第1のラック素材を示す説明図であり、図4(1A)は図4(1B)のG−G断面図である。図4(2A)、(2B)は、図4(1A)、(1B)に示した管状の第1のラック素材の内径孔内に、凹凸を有する中実の第2のラック素材を挿入した状態を示す本発明の実施例2の説明図であり、図4(2A)は図4(2B)のH−H断面図である。
図5は本発明の実施例2のラックの製造方法を示す工程図であり、図5(1A)、(1B)は概略のラック歯を成形する中間成形工程の金型に管状の第1のラック素材を取り付けた状態を示す説明図であって、図5(1A)は図5(1B)のJ−J断面図である。図5(2A)、(2B)は中間成形工程の成形途中の状態を示す説明図であって、図5(2A)は図5(2B)のK−K断面図である。
図6(1A)、(1B)は中間成形工程の成形終了時の状態を示す説明図であって、図6(1A)は図6(1B)のL−L断面図である。図6(2A)、(2B)は図6(1A)、(1B)の後工程を示す工程図であり、所望のラック歯を成形するサイジング成形工程を示す説明図であって、図6(2A)は図6(2B)のM−M断面図である。以下の説明では、上記実施例と異なる構造部分についてのみ説明し、重複する説明は省略する。
実施例2は、第2のラック素材2の上面21に凹凸を形成することによって、成形時に、第1のラック素材1の内径孔12と第2のラック素材2の上面21との間に隙間を確保することで、成形荷重をより小さくすると共に、上面21の凸部によって、素材材料が第1のラック素材1のラック歯13の成形に、より効率的に使用されるようにして、歯形への素材材料の充填度を向上させた例である。
図4(1A)、(1B)に示すように、実施例2の管状の第1のラック素材1は、外周11及び内径孔12の断面が円形の中空円筒状で、実施例1の第1のラック素材1と全く同一形状である。
図4(2A)、(2B)に示すように、管状の第1のラック素材1の内径孔12内に挿入される第2のラック素材2は、中実円柱状である。また、第2のラック素材2の上面(第1のラック素材1のラック歯成形側に対向する面)21には、第1のラック素材1に形成されるラック歯13(パンチ41のラック歯形42)と同数で、同一ピッチの凹凸23が形成されている。
* 中間成形工程
図5(1A)、(1B)に示すように、中間成形工程に使用する下側のダイ31、上側のダイ32、パンチ41、ノックアウト33の形状は、実施例1と同一形状である。第2のラック素材2の軸方向の長さL1は、パンチ41のラック歯形42の軸方向の長さ(すなわち第1のラック素材1に成形するラック歯成形長さ)L2よりも若干長く形成されている。
そして、第1のラック素材1に成形するラック歯成形範囲を覆うように、第1のラック素材1の内径孔12内に、第2のラック素材2が配置されている。また、第2のラック素材2の上面21の凹凸23の凹部の位置が、パンチ41のラック歯形42の歯形の凹凸の凸部の位置と一致するように、第1のラック素材1の内径孔12内に、第2のラック素材2が配置されている。
この状態で、図5(2A)、(2B)に示すように、パンチ41をガイド孔321に沿って下方に押し込むと、第1のラック素材1の外周11がパンチ41のラック歯形42によって下方に押し込まれる。この押し込みによって、第1のラック素材1の外周11のパンチ41側に、ラック歯13が形成され始め、第1のラック素材1の内径孔12が、第2のラック素材2の上面(第1のラック素材1のラック歯成形側に対向する面)21に当接する。
図5(2A)、(2B)の中間成形工程の成形途中の状態では、中空の第1のラック素材1の薄肉部を塑性変形させるだけなので、中実素材とは異なり、成形加重が小さくて済む。また、第1のラック素材1の内径孔12のラック歯成形側に直交する側と、第2のラック素材2の外周22との間には、隙間51、51が存在するため、金型が密閉状態とはならず、従って、成形荷重が小さくて済むため、金型の寿命が長くなる。
さらに、実施例2では、第2のラック素材2の上面21の凹凸23の凹部と、第1のラック素材1の内径孔12との間に隙間24が存在するため、実施例1よりもさらに成形荷重が小さくて済む。
図6(1A)、(1B)に示すように、パンチ41をガイド孔321に沿ってさらに下方に押し込むと、第1のラック素材1の内周12が、第2のラック素材2の上面21の凹凸23に食い込み、凹凸23の凸部が素材材料を上方に効果的に流動させる働きをするため、実施例1よりもさらに歯形への充填度が向上する。
また、図6(1A)、(1B)に示すように、実施例1と同様に、中間成形工程のラック歯成形終了時においても、第1のラック素材1の内径孔12のラック歯成形側に直交する側と、第2のラック素材2の外周22との間には、隙間52、52が残るため、金型が密閉状態とはならず、従って、成形荷重が小さくて済むため、金型の寿命が長くなる。
さらに、第2のラック素材2の上面21の凹凸23に、第1のラック素材1の内径孔12が食い込んで、第1のラック素材1と第2のラック素材2が一体化するため、成形されたラック歯全体の剛性が向上する。
* サイジング成形工程
上記中間成形工程が終了した第1のラック素材1を、図6(2A)、(2B)に示すサイジング成形工程用金型に搬入し、上側のダイ61の下面に形成された半円形の押圧面(拘束面)611と、下側のダイ62の上面に形成された所望のラック歯形を有する押圧面621との間で第1のラック素材1の外周を押圧する。これによって、第1のラック素材1のラック歯成形側に直交する側の外周の幅を広げながら、所望のラック歯(仕上げ加工のラック歯)が成形される。
次に本発明の実施例3について説明する。図7(2A)、(2B)は管状の第1のラック素材1の内径孔12内に挿入する第2のラック素材2の変形例を示す実施例3の説明図である。以下の説明では、上記実施例2と異なる構造部分についてのみ説明し、重複する説明は省略する。
上記実施例2では、第2のラック素材2の形状は、図7(1A)、(1B)に示すように、中実円柱状で、第2のラック素材2の上面21には、第1のラック素材1に形成されるラック歯13と同数で同一ピッチの凹凸23が形成されているが、第2のラック素材2の形状は円柱状に限定されるものではない。
すなわち、図7(2A)、(2B)に示す実施例3では、第2のラック素材2は、第1のラック素材1のラック歯成形側に直交する側の外周両側に、その全長にわたって扁平面25、25が形成され、第2のラック素材2の上面21には、第1のラック素材1に形成されるラック歯13と同数で、同一ピッチの凹凸23が形成されている。凹凸23は無くてもよい。
また、図7(3A)、(3B)に示す実施例4では、第2のラック素材2は、第1のラック素材1のラック歯成形側に直交する側の外周両側に、その全長にわたって扁平面25、25が形成され、第2のラック素材2の上面21も扁平面に形成されている。また、第1のラック素材1に形成されるラック歯13と同数で、同一ピッチの凹凸23が、扁平に形成された上面21に形成されている。凹凸23は無くてもよい。
上記実施例1から実施例4において、第2のラック素材2の材質は、第1のラック素材1の材質と同一でもよく、異なる材質でもよい。さらに、上記実施例1から実施例4では、第2のラック素材2は、中実であるが、中空にしてもよい。
(1A)、(1B)は、本発明の実施例1の管状の第1のラック素材を示す説明図であり、(1A)は(1B)のA−A断面図である。(2A)、(2B)は、(1A)、(1B)に示した第1のラック素材の内径孔内に、中実の第2のラック素材を挿入した状態を示す本発明の実施例1の説明図であり、(2A)は(2B)のB−B断面図である。 本発明の実施例1のラックの製造方法を示す工程図であり、(1A)、(1B)は概略のラック歯を成形する中間成形工程の金型に管状の第1のラック素材を取り付けた状態を示す説明図であって、(1A)は(1B)のC−C断面図である。(2A)、(2B)は中間成形工程の成形途中の状態を示す説明図であって、(2A)は(2B)のD−D断面図である。 (1A)、(1B)は中間成形工程の成形終了時の状態を示す説明図であって、(1A)は(1B)のE−E断面図である。(2A)、(2B)は(1A)、(1B)の後工程を示す工程図であり、所望のラック歯を成形するサイジング成形工程を示す説明図であって、(2A)は(2B)のF−F断面図である。 (1A)、(1B)は、本発明の実施例2の管状の第1のラック素材を示す説明図であり、(1A)は(1B)のG−G断面図である。(2A)、(2B)は、(1A)、(1B)に示した管状の第1のラック素材の内径孔内に、凹凸を有する中実の第2のラック素材を挿入した状態を示す本発明の実施例2の説明図であり、(2A)は(2B)のH−H断面図である。 本発明の実施例2のラックの製造方法を示す工程図であり、(1A)、(1B)は概略のラック歯を成形する中間成形工程の金型に管状の第1のラック素材を取り付けた状態を示す説明図であって、(1A)は(1B)のJ−J断面図である。(2A)、(2B)は中間成形工程の成形途中の状態を示す説明図であって、(2A)は(2B)のK−K断面図である。 (1A)、(1B)は中間成形工程の成形終了時の状態を示す説明図であって、(1A)は(1B)のL−L断面図である。(2A)、(2B)は(1A)、(1B)の後工程を示す工程図であり、所望のラック歯を成形するサイジング成形工程を示す説明図であって、(2A)は(2B)のM−M断面図である。 管状の第1のラック素材の内径孔内に挿入する第2のラック素材の変形例を示す、実施例3から実施例4の説明図である。
符号の説明
1 第1のラック素材
11 外周
12 内径孔
13 ラック歯
2 第2のラック素材
21 上面
22 外周
23 凹凸
24 隙間
25 扁平面
31 下側のダイ
311 押圧面(拘束面)
32 上側のダイ
321 ガイド孔
322 押圧面(拘束面)
33 ノックアウト
41 パンチ
42 ラック歯形
51 隙間
52 隙間
61 上側のダイ
611 押圧面(拘束面)
62 下側のダイ
621 押圧面(拘束面)

Claims (9)

  1. 内径孔を有する管状の第1のラック素材、及び、
    該第1のラック素材の内径孔内に挿入され、ラック歯成形時に、該第1のラック素材の内径孔のラック歯成形側に直交する側との間に隙間が形成可能な断面形状を有する第2のラック素材を使用し、
    上記第1のラック素材のラック歯成形部を除いた外周をダイで拘束し、
    ラック歯形を有するパンチを上記第1のラック素材の外周のラック歯成形部に押圧し、 上記第1のラック素材の内径孔を、第1のラック素材のラック歯成形側に対向する側の第2のラック素材の外周に当接させ、
    上記パンチによるラック歯成形時に排除された素材材料を、上記第1のラック素材の内径孔と第2のラック素材の外周との間の空間に流動させ収容することによりラックを成形すること
    を特徴とするステアリング装置用ラックの製造方法。
  2. 請求項1に記載されたステアリング装置用ラックの製造方法において、
    上記第1のラック素材が中空円筒状であること
    を特徴とするステアリング装置用ラックの製造方法。
  3. 請求項1に記載されたステアリング装置用ラックの製造方法において、
    上記第2のラック素材が中実であること
    を特徴とするステアリング装置用ラックの製造方法。
  4. 請求項3に記載されたステアリング装置用ラックの製造方法において、
    上記第2のラック素材が円柱状であること
    を特徴とするステアリング装置用ラックの製造方法。
  5. 請求項1に記載されたステアリング装置用ラックの製造方法において、
    上記第2のラック素材の軸方向長さは、少なくとも上記第1のラック素材のラック歯成形長さと同一長さもしくは若干長くすること
    を特徴とするステアリング装置用ラックの製造方法。
  6. 請求項1に記載されたステアリング装置用ラックの製造方法において、
    上記第2のラック素材には、上記第1のラック素材のラック歯成形側に対向する側の外周に、上記ラック歯形と同数で同一ピッチの凹凸が形成されていること
    を特徴とするステアリング装置用ラックの製造方法。
  7. 請求項5に記載されたステアリング装置用ラックの製造方法において、
    上記第2のラック素材には、上記第1のラック素材のラック歯成形側に対向する側の外周に、上記ラック歯形と同数で同一ピッチの凹凸が形成されていること
    を特徴とするステアリング装置用ラックの製造方法。
  8. 請求項1に記載されたステアリング装置用ラックの製造方法において、
    上記成形工程は、概略のラック歯形を有するパンチで上記第1のラック素材に概略のラック歯を成形する中間成形工程であり、
    所望のラック歯形を有するダイと、ラック歯成形側に対向する側の所望の外周形状を有するダイとの間に、上記中間成形工程が終了した第1のラック素材を挟持して押圧することで、所望のラック歯を成形するサイジング成形工程を備えたこと
    を特徴とするステアリング装置用ラックの製造方法。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれかに記載されたステアリング装置用ラックの製造方法によって製造されたステアリング装置用ラック。
JP2005298069A 2005-10-12 2005-10-12 ステアリング装置用ラック及びその製造方法 Expired - Fee Related JP4835097B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005298069A JP4835097B2 (ja) 2005-10-12 2005-10-12 ステアリング装置用ラック及びその製造方法
EP06811701.9A EP1946865B1 (en) 2005-10-12 2006-10-12 Method of manufacturing a steering rack
US12/090,223 US8156781B2 (en) 2005-10-12 2006-10-12 Steering rack and method of manufacturing the same
PCT/JP2006/320413 WO2007043625A1 (ja) 2005-10-12 2006-10-12 ステアリングラック及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005298069A JP4835097B2 (ja) 2005-10-12 2005-10-12 ステアリング装置用ラック及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007105751A true JP2007105751A (ja) 2007-04-26
JP4835097B2 JP4835097B2 (ja) 2011-12-14

Family

ID=38032011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005298069A Expired - Fee Related JP4835097B2 (ja) 2005-10-12 2005-10-12 ステアリング装置用ラック及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4835097B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011121103A (ja) * 2009-12-14 2011-06-23 Jtekt Corp 中空ラック軸の製造方法及び中空ラック軸

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5881535A (ja) * 1981-11-06 1983-05-16 Nissan Motor Co Ltd ラツクアンドピニオンかじ取り装置用ラツクの製造方法
JPS58218339A (ja) * 1982-06-11 1983-12-19 Daido Steel Co Ltd 車両用ステアリングロツド及びその製造法
JPS61228161A (ja) * 1985-04-02 1986-10-11 Tokai T R W Kk 芯材入りラツクバ−
JPH0631350A (ja) * 1992-07-13 1994-02-08 Yasunori Nakano 中空部材の凹部形成方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5881535A (ja) * 1981-11-06 1983-05-16 Nissan Motor Co Ltd ラツクアンドピニオンかじ取り装置用ラツクの製造方法
JPS58218339A (ja) * 1982-06-11 1983-12-19 Daido Steel Co Ltd 車両用ステアリングロツド及びその製造法
JPS61228161A (ja) * 1985-04-02 1986-10-11 Tokai T R W Kk 芯材入りラツクバ−
JPH0631350A (ja) * 1992-07-13 1994-02-08 Yasunori Nakano 中空部材の凹部形成方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011121103A (ja) * 2009-12-14 2011-06-23 Jtekt Corp 中空ラック軸の製造方法及び中空ラック軸
US8770054B2 (en) 2009-12-14 2014-07-08 Jtekt Corporation Manufacturing method for hollow rack shaft, and hollow rack shaft

Also Published As

Publication number Publication date
JP4835097B2 (ja) 2011-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2007043625A1 (ja) ステアリングラック及びその製造方法
KR101390047B1 (ko) 히트 싱크의 알루미늄 시트를 압출하는 몰드 및 이를 제조하는 방법
CN101961764B (zh) 生产金属部件的方法
JP6461654B2 (ja) ヘッドレストステーの製造方法
KR20150070149A (ko) 중공형 랙바 및 중공형 랙바의 제조방법
JP2014500396A (ja) 成形アプリケーション用の粉末金属の軸方向及び径方向の保持部
JP2008138864A (ja) ラック及びその製造方法
JP4835097B2 (ja) ステアリング装置用ラック及びその製造方法
JP5099877B2 (ja) 鍛造製品の成形方法
JP2011240362A (ja) プーリの成形方法
JP2003311364A (ja) パワーステアリングのセンサー用シャフト及びその製造方法
JP2007083245A (ja) ステアリング装置用ラック及びその製造方法
JP5005380B2 (ja) 芯金治具
JP2007144433A (ja) ステアリング装置用ラック及びその製造方法
JP4217913B2 (ja) 段付きギヤの製造方法
JP2006150376A (ja) ステアリング装置用ラック及びその製造方法
JP2009000722A (ja) ステアリング装置用ラック及びその製造方法
KR100646392B1 (ko) 기어 샤프트 제조방법
JP4972136B2 (ja) 円形断面を有する軸状の部材の外周面への段付け加工方法
JP2005247311A (ja) 中空ラック軸のラック歯成形方法及びそのための金型
JP4839250B2 (ja) 筒状塑性加工体の製造方法
EP3694659B1 (en) Rack bar manufacturing method
KR20150029344A (ko) 버링부 가공장치 및 방법
JP4477695B1 (ja) パイプ材の溝部成形方法
JP2008087025A (ja) ステアリングラックの製造方法及びステアリングラック

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080407

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110329

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110525

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110830

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110912

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141007

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4835097

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees