JP2007101340A - バッテリレス形多回転式絶対値エンコーダ装置 - Google Patents

バッテリレス形多回転式絶対値エンコーダ装置 Download PDF

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史朗 吉冨
Hironobu Yoshitake
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Abstract

【課題】角加速度が大きい場合にも安定して回転が追従するとともに、停止時の誤回転を防止し、正確に多回転の絶対角度を検出することができる多回転式絶対値エンコーダ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】被検出回転軸111に設けた第1のエンコーダと、前記被検出回転軸111に設けた永久磁石と、前記永久磁石の外周面が空隙を介して配置された第2の磁石ホイール142と、前記第2の磁石ホイール142のシャフト122に設けた第2のエンコーダとを備えた多回転の絶対角度を検出する多回転式絶対値エンコーダ装置において、前記永久磁石と前記磁石ホイール142に脱調防止ストッパ151,152を備えたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロボットや工作機などに使用するサーボモータの多回転量を絶対角度で検出する検出装置に関するものであり、特に磁気減速機を備えたバッテリレス形多回転式絶対値エンコーダ装置に関する。
従来の多回転式絶対値エンコーダ装置は、1回転以内の絶対角度を検出する絶対値エンコーダと磁気減速機と多回転量を1回転以内の絶対値角度として検出する絶対値エンコーダから構成される。(例えば、特許文献1参照)。
図4において、101は第1の絶対値エンコーダ(1回転以内絶対値角度検出用)で、111はモータシャフトである。また、102は第2の絶対値エンコーダ(多回転量角度検出用)であり、122はそのシャフトである。104は、磁気減速機で、モータシャフト111に固定された永久磁石141と、第2の絶対値エンコーダ102のシャフト122に固定された磁石ホイール142とから構成される。また、106は制御回路で、1回転以内の絶対回転角度を検出した絶対値エンコーダ101からの検出信号Aと多回転量を1回転以内の絶対値角度として検出した絶対値エンコーダ102からの検出信号Bとを合成する検出角度合成回路161、この角度合成回路161からの信号で制御信号を外部の対象機器へ伝送する出力制御回路162、これらの各回路に電気を供給する電源回路163で構成されている。
磁気減速機104の構成を図5に示す。図5において、111は第1のエンコーダのシャフト、141は第1のエンコーダのシャフト111に固定された永久磁石、142は第2のエンコーダのシャフト122に固定された磁石ホイールである。シャフト111が1回転すると永久磁石141も1回転し、磁気結合により磁石ホイール142は2/N回転する。絶対値エンコーダ102は1回転(360度)をN分割した絶対値エンコーダを使用しているので、シャフト111の多回転量の絶対値を1回転以内の絶対角度の値として検出する。絶対値エンコーダ102の回転角度をα度とすると、シャフト111の多回転量はα度/360度×N/2となる。したがって第2の絶対値エンコーダによりシャフト111のN/2回転量までの絶対値を1回転以内の絶対値角度の値として検出できる。また、シャフト111の1回転以内の回転角度θは絶対値エンコーダ101により検出する。したがって絶対値エンコーダ101、102により多回転の絶対角度を検出できる。
このように、従来の多回転式絶対値エンコーダ装置は、1回転以内の絶対角度を検出する絶対値エンコーダと、磁気減速機と、多回転量を1回転以内の絶対値角度として検出する絶対値エンコーダを使用して多回転の絶対角度を検出するのである。
特開2002−116057号公報(第5頁、図5、図6)
ところが、従来の多回転式絶対値エンコーダ装置は、磁気減速機の伝達トルクが、第1のエンコーダのシャフトに固定された永久磁石と第2のエンコーダのシャフトに固定された磁石ホイールとの磁気結合力によって決定されるため、角加速度が大きくなり磁気結合力以上のトルクが発生すると、第1のエンコーダのシャフトに固定された永久磁石の回転に、第2のエンコーダのシャフトに固定された磁石ホイールの回転が追従できなくなり、脱調して多回転量を誤検出するという問題が生じていた。
また、第1のエンコーダのシャフトに固定された永久磁石が停止している状態でも、第2のエンコーダのシャフトに固定された磁石ホイールが機械の振動等で回転してしまい、多回転量を誤検出するというような問題が生じていた。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、角加速度が大きい場合にも安定して回転が追従するとともに、停止時の誤回転を防止し、正確に多回転の絶対角度を検出することができる多回転式絶対値エンコーダ装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1に記載の発明は、被検出回転軸に設けた第1のエンコーダと、前記被検出回転軸に設けた永久磁石と、前記永久磁石の外周面が空隙を介して配置された第2の磁石ホイールと、前記第2の磁石ホイールのシャフトに設けた第2のエンコーダとを備えた多回転の絶対角度を検出する多回転式絶対値エンコーダ装置において、前記永久磁石と前記磁石ホイールに脱調防止ストッパを備えたものである。
請求項2に記載の発明は、前記脱調防止ストッパは、前記永久磁石または、前記磁石ホイールのどちらか一方に少なくとも1つの凸型を形成し、他方に前記凸型の回転角度に相当する形状を円周上に形成したものである。
請求項3に記載の発明は、被検出回転軸に設けた第1のエンコーダと、前記被検出回転軸に設けた永久磁石と、前記永久磁石の外周面が空隙を介して配置された少なくとも2つ以上の磁石ホイールを備え、前記磁石ホイールのシャフトに各々のエンコーダを設けたものである。
請求項1および2に記載の発明によれば、角加速度が大きい場合でも、磁気減速機の脱調を防止することができ、多回転量の誤検出を防止することができる。また、振動等が大きい機械に組込まれた場合でも、多回転量の誤検出を防止することができ、正確に多回転の絶対角度を検出することができる。
請求項3に記載の発明によれば、多段にエンコーダを配置した構成にすることで、より多くの多回転量を検出することが可能となり、かつ、正確な多回転の絶対角度を検出することができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明の多回転式絶対値エンコーダ装置の磁気減速機部分を示す正面図、図2は側面図である。図において、111は第1のエンコーダのシャフト、141は第1のエンコーダのシャフト111に固定された永久磁石、151は第1のエンコーダのシャフト111または永久磁石141に固定されたストッパA、122は第2のエンコーダのシャフト、142は第2のエンコーダのシャフト122に固定された磁石ホイール、152は第2のエンコーダのシャフト122または磁石ホイール142に固定されたストッパBである。その他の多回転式絶対値エンコーダ装置の構造は、従来技術で述べた構造と同様であるので説明を省略する。
本発明が特許文献1と異なる部分は、シャフト111または永久磁石141と、シャフト122または磁石ホイール142にそれぞれストッパA151とストッパB152を備えた部分である。
その動作は、角加速度が小さく、回転トルクが永久磁石141と磁石ホイール142の磁気結合力によって決定される伝達トルク以下の場合は、ストッパA151とストッパB152は非接触状態のまま回転し、接触音や磨耗などによる寿命低下などの問題点は発生せず、磁気減速機の効果を最大限発揮できる。
図3に、角加速度が大きく、回転トルクが永久磁石141と磁気ホイール142の磁気結合力によって決定される伝達トルク以上になった場合を示す。第1のエンコーダのシャフト111に固定された永久磁石141の回転に対して第2のエンコーダのシャフト122に固定された磁石ホイール142の回転が追従できないと、第1のエンコーダのシャフト111または永久磁石141に固定されたストッパA151が、第2のエンコーダのシャフト122または磁石ホイール142に固定されたストッパB152に接触し、強制的にストッパB152を回転させる。ストッパB152は第2のエンコーダのシャフト122または磁石ホイール142に固定されているので、第2のエンコーダの脱調を防止し、多回転量の誤検出を防止することができる。
また、逆に第1のエンコーダのシャフト111が停止している場合に、機械の振動等で第2のエンコーダのシャフト122が動いた時は、第2のエンコーダのシャフト122または磁石ホイール142に固定されたストッパB152が、第1のエンコーダのシャフト111または永久磁石141に固定されたストッパA151に接触する。その接触力は、モータシャフトに結合された第1のエンコーダのイナーシャに比較して十分小さいため、回転が停止し多回転量の誤検出を防止できる。
ここで、ストッパは図示した形状にこだわる必要はなく、永久磁石または、磁石ホイールのどちらか一方に少なくとも1つの凸型を形成し、他方に凸型の回転角度に相当する形状を円周上に形成すればよく、構造に合わせて設計変更することが可能である。
また、第2のエンコーダが第1のエンコーダの円周上に複数個配設された場合について述べる。この場合も上記したストッパと同様に、ストッパを各エンコーダ間に配設することで、各エンコーダ間は脱調および振動による多回転量の誤検出を防止できる。さらには、複数個のエンコーダで構成することで、より多くの多回転量を検出することが可能となり、かつ、正確な多回転量を検出することができる。
このように、ストッパAとストッパBは、通常回転時には非接触となるようなギヤ状の構造をしているので、接触音や磨耗などによる寿命低下などの問題点は発生せず、磁気減速機の効果を最大限発揮できる。角加速度が大きい場合や、振動等が大きい場合にはストッパAとストッパBが互いに接触することで、脱調および誤回転を停止し、多回転量の誤検出を防止するので、正確な多回転の角度を検出することができる。
電源停止時に絶対位置を監視しておく必要があるロボットや工作機械の絶対値エンコーダに有用である。
本発明の第1実施例を示す多回転式絶対値エンコーダ装置のストッパの正面図 本発明の第1実施例を示す多回転式絶対値エンコーダ装置の磁気減速機部分の側面図 本発明の第1実施例を示す多回転式絶対値エンコーダ装置のストッパの正面図 従来の多回転式絶対値エンコーダ装置の形態を示す図 図4の磁気減速機部の正面図および側面図
符号の説明
101 絶対値エンコーダ(1回転以内絶対値角度検出用)
111 シャフト
102 絶対値エンコーダ(多回転量角度検出用)
122 シャフト
104 磁気減速機部
141 永久磁石
142 磁石ホイール
151 ストッパA
152 ストッパB
106 制御回路
161 角度合成回路
162 出力制御回路
163 電源回路

Claims (3)

  1. 被検出回転軸に設けた第1のエンコーダと、前記被検出回転軸に設けた永久磁石と、前記永久磁石の外周面が空隙を介して配置された第2の磁石ホイールと、前記第2の磁石ホイールのシャフトに設けた第2のエンコーダとを備えた多回転の絶対角度を検出する多回転式絶対値エンコーダ装置において、
    前記永久磁石と前記磁石ホイールに脱調防止ストッパを備えたことを特徴とする多回転式絶対値エンコーダ装置。
  2. 前記脱調防止ストッパは、前記永久磁石または、前記磁石ホイールのどちらか一方に少なくとも1つの凸型を形成し、他方に前記凸型の回転角度に相当する形状を円周上に形成したことを特徴とする請求項1記載の多回転式絶対値エンコーダ装置。
  3. 被検出回転軸に設けた第1のエンコーダと、前記被検出回転軸に設けた永久磁石と、前記永久磁石の外周面が空隙を介して配置された少なくとも2つ以上の磁石ホイールを備え、前記磁石ホイールのシャフトに各々のエンコーダを配設したことを特徴とする請求項1記載の多回転式絶対値エンコーダ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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