JP2007101300A - 木材の検査方法及び装置及びプログラム - Google Patents

木材の検査方法及び装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】歪みのない画像で木材の検査を正確に行えるようにすること。
【解決手段】照明手段5、6で木材9の照明を行い、複数の撮影手段8a、8b、8cで所望幅重複させるようにして前記木材9の撮影を行い、マーカ手段12a、12bで前記重複させる撮影区域内のほぼ中央部に細い光線のマークを照射し、画像処理手段で前記撮影手段8a、8b、8cにより撮影された画像の前記マーク位置から、歪みのない基準の木材のマーク位置とのズレ量を検出し、該検出したズレ量がなくなるように前記撮影手段8a、8b、8cにより撮影した画像を補正し、該補正した前記複数の撮影手段8a、8b、8cからの画像を合成して、前記木材の検査を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、木材の丸太等から切り出した単板又はひき材等の木質材料にある割れや穴などの検査方法及び装置に関する。例えば合板を製造するには、丸太を刃物により切削して連続的に厚さ数ミリの単板を得、この単板を所定の大きさに揃え且つ乾燥した後、複数枚の単板を接着剤により接着して一体化される。これらの製造工程で、単板の歪み(反り:あばれ)、単板にある節が抜け落ちて穴となった個所、割れ、カビやヤニによる変色等の欠点の位置、数、面積等の程度により、合板となった時の表層を構成するもの(美観上、欠点の少ないもの)と、合板の内層を構成するもの(欠点が多くても問題とならない)とに選別(例えば5〜7段階に選別)する必要がある。
従来、合板となった時の表層を構成するものと、合板の内層を構成するものとに選別するには、コンベヤで搬送される単板を作業者の肉眼より判定して行われている。
また、従来、幅広物品である鋼板の表面疵を検出手段として、複数のラインセンサと鋼板までの距離センサを用い、重複範囲検出手段で各ラインセンサの撮影画像の重複部分を決定し、画像を合成(結合)するものがあった(特許文献1参照)。
特開2000−349988号公報
前記従来のものは次のような課題があった。
肉眼による判定では、人により判定にバラツキがある(不正確である)こと、コンベヤの速度を大きくできない(生産性が悪い)等の問題があった。
また、従来の重複範囲検出手段で距離センサを用いて各ラインセンサの撮影画像を合成するものは、ラインセンサとは別に距離センサが必要となる上に、隣り合うラインセンサ同士の重複範囲を演算する演算回路等の設備が必要であり、総じて所要設備費が高額化する難点があった。また、例えば、あばれ・波打ちを有するベニヤ単板を検査する場合のように、検査面が非平坦状である場合には、従来の重複範囲検出手段によって算出する計算上の重複範囲と実際の重複範囲とに誤差が発生することがあった。
本発明は、このような従来の課題を解決し、木材を複数の撮影手段で撮影し、該撮影した画像から木材のあばれ・波打ち等による画像の歪みを補正して、複数の撮影手段で撮影した画像を結合するとともに、木材の波打ちの大きさ(平坦度)を求めることができるようにすることを目的とする。
図2は画像処理装置の説明図である。図2中、5は透過光用光源(照明手段)、6は反射光用光源(照明手段)、8a、8b、8cはラインセンサカメラ(撮影手段)、9は単板(木材)、11a、11b、11cはカメラ画像取得用基盤、12a、12bはレーザーマーカ(マーカ手段)、13a、13bはレーザードライバ、14はメインコンピュータである。ここで、カメラ画像取得用基盤11a、11b、11cとメインコンピュータ14が画像処理手段である。
本発明は、上記の課題を解決するため次のように構成した。
(1):照明手段5、6で木材9の照明を行い、複数の撮影手段8a、8b、8cで所望幅重複させるようにして前記木材9の撮影を行い、マーカ手段12a、12bで前記重複させる撮影区域内のほぼ中央部に細い光線のマークを照射し、画像処理手段で前記撮影手段8a、8b、8cにより撮影された画像の前記マーク位置から、歪みのない基準の木材のマーク位置とのズレ量を検出し、該検出したズレ量がなくなるように前記撮影手段8a、8b、8cにより撮影した画像を補正し、該補正した前記複数の撮影手段8a、8b、8cからの画像を合成して、前記木材の検査を行う。このため、歪みのない画像で木材の検査を正確に行うことができる。
(2):照明手段5、6で木材9の照明を行い、複数の撮影手段8a、8b、8cで所望幅重複させるようにして前記木材9の撮影を行い、マーカ手段12a、12bで前記重複させる撮影区域内のほぼ中央部に細い光線のマークを照射し、画像処理手段で前記撮影手段8a、8b、8cにより撮影された画像の前記マーク位置から、歪みのない基準の木材のマーク位置とのズレ量を検出し、該検出したズレ量から木材の高さ方向の歪みである歪み高さを検出する。このため、木材の歪みの高さであるあばれ値(量)により木材の等級の選別を行うことができる。
(3):前記(1)又は(2)の木材の検査方法及び装置において、前記マーカ手段12a、12bで照射する細い光線は、前記照明手段5、6の照明とは異なる色を用いる。このため、マークの検出を容易に行うことができる。
(4):前記(1)〜(3)の木材の検査方法及び装置において、前記マーク位置のズレ量の検出は、前記マークを検出する複数ラインの内で最大頻度位置のものを用いる。このため、一部のラインでマークが検出できなくともエラーとならないので検出エラーを防止することができる。
本発明によれば次のような効果がある。
(1):画像処理手段で複数の撮影手段により撮影された画像のマーク位置から、歪みのない基準の木材のマーク位置とのズレ量を検出し、該検出したズレ量がなくなるように前記撮影手段により撮影した画像を補正し、該補正した前記複数の撮影手段からの画像を合成して、木材の検査を行うため、歪みのない画像で木材の検査を正確に行うことができる。
(2):画像処理手段で前記撮影手段により撮影された画像のマーク位置から、歪みのない基準の木材のマーク位置とのズレ量を検出し、該検出したズレ量から木材の高さ方向の歪みである歪み高さを検出するため、木材の歪みの高さであるあばれ値(量)により木材の等級の選別を行うことができる。
(3):マーカ手段で照射する細い光線は、照明手段の照明とは異なる色を用いるため、マークの検出を容易に行うことができる。
(4):マーク位置のズレ量の検出は、マークを検出する複数ラインの内で最大頻度位置のものを用いるため、一部のラインでマークが検出できなくともエラーとならないので検出エラーを防止することができる。
(1):単板選別装置の説明
図1は単板選別装置の説明図である。図1において、単板選別装置の全体構成を示しており、単板選別装置には、画像処理装置1、選別機制御装置2、操作盤3、ベルトコンベア4、透過光用照明5、反射光用照明6、等級別分配装置7、ラインセンサカメラ8が設けてある。
画像処理装置1は、ラインセンサカメラ8からの画像データの処理を行い、単板品質等級等の処理結果を選別機制御装置2に出力する画像処理手段である。選別機制御装置2は、画像処理装置1の出力によりコンベアの運転、停止等の選別機コンベア制御信号の出力と等級別分配装置7の制御信号を出力するものである。操作盤3は、画像処理装置1の設定値の変更、選別機制御装置2の制御等の操作を行う操作盤である。ベルトコンベア4は単板9を搬送する搬送手段である。透過光用照明5は、単板9の穴、割れ等を検出するためのLED等の照明手段(光源)で、反射光用照明6と異なる色の照明(例えば緑色の照明)を使用する。これは、反射光用照明6からの反射光と区別(色及び強度により区別)して、単板の穴(節穴)、割れ等を検出するためである。反射光用照明6は、単板9の反射光を検出するためのLED等の照明手段(光源)で、通常白色の照明を使用する。ラインセンサカメラ8は、単板9のラインの画像を撮影する撮影手段である。
この単板選別装置の動作は、ベルトコンベア4で送られてきた単板9をラインセンサカメラ8で撮影して画像データを画像処理装置1に出力する。画像処理装置1ではこの画像データの処理を行い、単板品質等級等の処理結果を選別機制御装置2に出力する。選別機制御装置2は等級別分配装置7に制御信号を出力して、単板9を等級別に選別するものである。この選別は、虫穴数、穴・抜け節数、生節数、死節数、欠け数、割れ数、ヤニ・入皮数、青変数、歪み(あばれ値)等及びこれらの大きさ(面積)等の程度により行われる。
(2):画像処理装置の説明
図2は画像処理装置の説明図である。図2において、画像処理装置には、3台のラインセンサカメラ8a、8b、8c、カメラ画像取得用基盤11a、11b、11c、レーザーマーカ12a、12b、レーザードライバ13a、13b、メインコンピュータ14が設けてある。
ラインセンサカメラ8a、8b、8cは、カメラ3台により単板9を搬送方向と直交する方向に3分割して撮影する撮影手段である。カメラ画像取得用基盤11a、11b、11cは、それぞれのラインセンサカメラからの1ラインの画像を取り込む度に、デジタル化処理を行ってメインコンピュータ14に画像データを配信するものである。レーザーマーカ12a、12bは、ラインセンサカメラ8a、8b、8cからの各画像を合成(結合)するためのマークとする単板の搬送方向に細い光線を照射するものである。この照射する光線は、後の処理で容易に除くことができるように単板(木材)の色とは異なる色の細い光線(例えば、赤色のレーザー単色光線)を照射することができる。レーザードライバ13a、13bは、AC電源と接続されレーザーマーカ12a、12bの駆動を行うものである。メインコンピュータ14は、処理手段、格納手段、出力手段等を備え単板9の画像の処理(画像の合成、節探査、欠陥探査処理等)を行うものである。
画像処理装置の動作は、搬送されてきた単板9を透過光用光源5と反射光用光源6からの光線で照明し、カメラ画像取得用基盤11a、11b、11cで、ラインセンサカメラ8a、8b、8cから1ラインの画像を取り込む度に、メインコンピュータ14に、そのデータを配信する。メインコンピュータ14では、受信した画像の補正を行うと共にあばれ値を検出し、画像を順次結合していく、最終的にカメラ画像取得用基盤11a、11b、11cが画像の取り込みを終了する時点で、メインコンピュータ14では、カラー画像の合成と白黒濃淡画像変換は、ほぼ終了している(単板の画像が3分割されているカメラ画像取得用基盤11a、11b、11cからの画像をメインコンピュータ14で結合する)。
ここで、単板9にはレーザマーカ12a、12bからレーザマークが照射されて3分割され、ラインセンサカメラ8a、8b、8cではそれぞれのレーザマークまでのライン画像を合わせるようにして、簡単に画像の結合ができるようにする。また、画像の処理速度を向上するため、節の探査処理は画素数の多い白黒濃淡画像で行い、死節の探査等のカラー画像は縮小(画素数を少なく)した画像で行うこともできる。
以下、画像処理装置の動作を撮影中の処理と撮影後の処理に分けて説明する。
<撮影中の処理の説明>
ラインセンサカメラ8a、8b、8cで撮影された画像データは、1ラインごとに、メインコンピュータ14に配信され、1枚の全体画像として合成される。
・カメラ画像取得用基盤11a、11b、11cの処理
ラインセンサカメラ8a、8b、8cから1ラインカラー画像を取り込み、レーザマークの位置(接合位置)を検出し、その情報とともに、1ラインカラー画像をメインコンピュータ14に転送する。
・メインコンピュータ14の処理
到着した1ラインカラー画像の補正を行うと共にあばれ値を検出し、上記位置情報(レーザマーク)に基づき合成する。これは、カメラ画像取得用基盤11a、11b、11cで撮影が終了し、最後の1ラインカラー画像を受信した段階で、メインコンピュータ14では、全体カラー画像の合成が完了する。また、撮影中の時間を有効に活用するため、白黒変換や縮小処理など、1ラインごとに可能な処理は、同時並行的に行うことができる。
<撮影後の画像解析中の処理の説明>
・カメラ画像取得用基盤11a、11b、11cの処理
次の板(単板)の到着を検出するまで待機する。
・メインコンピュータ14の処理
対象となる板の大きさや種類などの既定情報に基づき、計算すべき領域や設定値により節探査処理、透過光による欠陥検出処理等を行い、最終的にあばれ値を含めた等級分類処理を行う。結果を図示しない表示装置に表示するとともに、選別機制御装置2に結果を出力する。
なお、前述の説明では、画像処理装置内のカメラ画像取得用基盤11a、11b、11c、メインコンピュータ14等はコンピュータ(PC)を使用する説明をしたが、これら使用するコンピュータの数は画像データ量やコンピュータの処理速度等により変更することができる(1台のコンピュータで処理することもできる)。
また、ラインセンサカメラを3台使用する説明をしたが、対象となる板の大きさや種類、コンピュータの処理性能により、2台又は4台以上使用とすることもできる。
(3):レーザーマーカによる画像合成の説明
図3は画像の結合方法の説明図である。図3において、ラインセンサカメラ8a、8b、8cにはカメラボックスがあり、カメラボックスにはそれぞれカメラレンズ21a、21b、21cとラインセンサ22a、22b、22cが設けてある。
この3台のラインセンサカメラ8a、8b、8cで単板9を撮影する。このとき、各カメラの中間境界線上には、レーザーマーカ12a、12bでマーク(レーザーマーク)を入れるようにする。もし単板9が常に平坦であれば、このレーザーマーカ12a、12bのマークは常にラインセンサ22a、22b、22cの定位置にくる(図3では点線の矢で示す)。そのため、このマークを合わせるようにライン画像を接合すれば、簡単に画像の結合が可能である。
しかしながら、以下に説明するように、単板9は常に平坦であるとは限らず、歪みを持つ場合があり、ベルトコンベアの上では歪部分は上方に移動する。そのため、レーザーマーカ12a、12bのマークはラインセンサ22a、22b、22cに対しては、外側に移動する。すなわち、画像は、見かけ上センサーの中心に対して、両側に拡大して見えることになる。
したがって、画像の接合に際しては、これを縮小補正する必要がある。正規のレーザーマーク位置は、平坦な単板を仮定することで規定値が得られるので、それからのズレの大きさで補正可能である。
図4は平坦な板を真上から見たときの撮影領域の説明図である。図4において、平坦な木材板には、レーザーマーカにより2つのレーザーマーク(直線)が入れられている。この平坦な木材板のレーザーマークの位置が基準レーザーマークの位置となる。左側からカメラ1、カメラ2、カメラ3のそれぞれの撮影領域が示されている。カメラ1(ラインセンサーカメラ8aに相当)の撮影領域は左側のレーザーマークを超える位置まで撮影する。カメラ2(ラインセンサーカメラ8bに相当)の撮影領域は左右のレーザーマークを超える位置まで撮影する。カメラ3(ラインセンサーカメラ8cに相当)の撮影領域は右側のレーザーマークを超える位置まで撮影する。したがって、各カメラによる撮影は、レーザーマークをはさんで重なり領域ができる。なお、各カメラの撮影領域中央の上下方向の実線はカメラ中心を示している。
図5はあばれた板を3台のカメラで撮影したときの各々の画像の説明図である。図5において、木材板のあばれ量が大きい場所は、カメラ中心を中心に水平方向に拡大して見える。そのため本来は、まっすぐなレーザーマークラインが太い実線で示すように曲がって撮影される。あばれ量は、図5の右側に示すように、基準レーザーマークの位置から水平方向に拡大した量により求めることができる。なお、図5では網かけで重なり領域を示している。
図6はあばれ補正後の画像の説明図である。図6において、レーザーマークライン(太い実線)がまっすぐになるように補正すると、板の両端も実際の形状になり、寸法が精度良く求まることになる。
図7は画像の合成の説明図である。図7において、レーザーマークを基準にして隣り合う画像を合成する。これにより、あばれの補正を行った木材板の全体画像が得られる。
図8は重なり領域の画像合成の説明図である。図8において、合成する2つの画像をg1(x)とg2(x)とし、結合比をβとする。このとき、重なり領域において、2つの画像g1(x)、g2(x)に対して、合成画像をG(x)とする。
合成画像G(x) = β(x) ×g1(x) + (1.0 −β(x))×g2(x)
(xは、重なり領域の始点からの距離 但し、 0≦β(x) ≦1.0 )
として、合成すると、画像のつなぎ目なく結合することができる。
また、結合画像においては、予め決められた補正処理(レーザーマークに相当する照射光線分を差し引く処理)を行うことにより、レーザーマークを除くことができる。
(4):画像補正の具体例の説明
1画像行ごとにレーザーポインタ(レーザーマーク)の位置を求めるとエラーを起こしやすい。そこで、1 ライン画像ごとに求めたレーザーポインタの位置を10ライン程度積算して最大頻度位置をその行区間でのレーザーポインタ位置とする。
図9はレーザーポインタ位置の説明図である。図9において、上から10行毎における最大頻度位置をレーザーポインタの位置Lpx(0) 、Lpx(1) 、Lpx(2) 、・・・とする(白丸印で示してある)。例えば、レーザーポインタの位置Lpx(0) を求める場合は、10行の内の頻度が5である最大頻度位置とする(図9の上部の「最大頻度」参照)。
カメラ中心からのレーザーマークの基準の位置をLp、レーザーマークの位置をLpxとし、レーザーマークの基準の位置Lpとの差をd(n) とすると、
d(n) =Lpx(n) −Lp
このd(n) を求め高さ検知のための計算を行う。また、レーザーマークの基準の位置Lp、レーザーマークの位置Lpxを用いて、画像の歪み補正(レーザーマーク検出位置がレーザーマーク基準位置にくるように画像を縮小)を行う。
(画像の補正の仕方の説明)
ラインyでカメラ中心から距離(画素数)xに存在する画素をg(x,y) 、補正処理後の正規画像をf(x',y)とすると、
g(x,y) ⇒f(x',y)
x' =(Lp/Lpx)x
として正規画像fを求める。
この変換で、レーザーマークはまっすぐになるように(基準位置になるように)補正される。このとき、特定のラインのあばれ量は、ライン方向において略一様であると見做して補正処理を行うこととすると、特定のラインでのxと縮小率の関係は、図10のようになる。
図10は画像の補正の説明図である。図10において、縮小率は、図10の下側に示すようにカメラ中心は縮小は行わず、カメラ中心からレーザーマークに近づくにしたがって連続的に上げるようにする。この補正により、レーザーマーク位置が、基準のレーザーマークの位置Lpにくるようになる。なお、図10の右側は、板表面のあばれ量を示している。
(フローチャートによる説明)
図11はレーザーマーク座標を得るための処理フローチャートである。以下、図11の処理S1〜S7にしたがって説明する。
S1:画像処理装置1は、ラインセンサカメラから1ラインの画像を得て、処理S2に移る。
S2:画像処理装置1は、1ライン内のレーザーマーク位置Lpxを求め、処理S3に移る。
S3:画像処理装置1は、座標P[Lpx]の値を増加(+1)させ、処理S4に移る。
S4:画像処理装置1は、必要行数に達したかどうか判断する。この判断で必要行数に達した場合は処理S5に移り、達していない場合は処理S1に戻る。
S5:画像処理装置1は、レーザーマーク位置のカウンタP[x]の最頻度位置を求める=Lpx(n) (すなわち、取得行数の内で最も出現頻度の高いレーザーマーク位置を求め、それをLpx(n) とする)。求めたLpx(n) を記憶手段の記憶データとして格納し、処理S6に移る。
S6:画像処理装置1は、最終行数に達したかどうか判断する。この判断で最終行数に達した場合は処理S7に移り、達していない場合は処理S1に戻る。
S7:画像処理装置1は、各行区分で求めたLpx(0) 〜Lpx(n) に対する近似曲線を全体画像でのマークラインとし、レーザーマークの基準位置(レーザー基準)との差を求め、次の処理(画像の補正、平坦度(あばれ値)を求める処理等)に移る。
(5):高さ検知の説明
単板は、必ずしも平坦ではなく、歪みを持っており、ベルトコンベアの上では歪部分は上方に移動する。そのため、レーザーマーカのマークはラインセンサに対しては、外側に移動する。そのため、画像は、見かけ上センサの中心(カメラ中心)に対して、両側に拡大して見えることになる。また、正規のレーザーマーク位置は、平坦な単板を仮定することで規定値が得られるので、それからのズレの大きさがわかる。このズレの大きさは、レーザーマークの上方への移動値、すなわち単板のあばれ値に比例しているため、単板の平坦度を調べることに利用することがきる。
図12は単板の高さ検知の説明図である。図12において、単板上のラインセンサカメラのカメラ中心から水平方向にレーザーマークまでの距離をLm、歪んだ単板の平坦な単板からの高さ(歪み高さ)をDh、平坦な単板からレンズ21までの高さをH、センサ22上のセンサ中心から正規のレーザマーク位置までの距離(画素)をLp、センサ22上の単板が歪んだため外にずれたレーザマークのズレ量(画素)をd、センサ22上で求まる歪み高さdhとする。
ここでズレ量dと歪み高さDhの関係は、
Dh/dh=Lm/Lp また dh/d≒H/Lmであることから
Dh≒(H/Lp)×d
となる。このように歪みの高さDhが(平坦な単板からレンズ21までの高さHと正規のレーザマーク位置までの距離(画素)Lpは固定値)センサ22上のズレ量(画素)dから求められる。
(6):画像合成と高さ検知の説明
図13は画像合成と高さ検知処理の説明図である。以下、図13の処理S11〜S43にしたがって説明する。
S11:画像処理装置1は、ラインセンサカメラ1から1ラインの画像を取得し、処理S12に移る。
S12:画像処理装置1は、数ライン(図9の例では10ライン)の画像を積算し、レーザーマークの最大頻度位置からレーザーマーク位置を検出し、処理S13及び処理S41に移る。
S13:画像処理装置1は、画像のライン方向の歪みを補正(レーザーマークを検出しなかった側も同様に補正)し、処理S43に移る。
S21:画像処理装置1は、ラインセンサカメラ2から1ラインの画像を取得し、処理S22に移る。
S22:画像処理装置1は、数ライン(図9の例では10ライン)の画像を積算し、レーザーマークの最大頻度位置からレーザーマーク位置を検出し、処理S23及び処理S41とS42に移る。
S23:画像処理装置1は、検出した左右のレーザーマーク位置をもとに画像のライン方向の歪みを補正し、処理S43に移る。
S31:画像処理装置1は、ラインセンサカメラ3から1ラインの画像を取得し、処理S32に移る。
S32:画像処理装置1は、数ライン(図9の例では10ライン)の画像を積算し、レーザーマークの最大頻度位置からレーザーマーク位置を検出し、処理S33及び処理S42に移る。
S33:画像処理装置1は、画像のライン方向の歪みを補正(レーザーマークを検出しなかった側も同様に補正)し、処理S43に移る。
S41:画像処理装置1は、レーザーマークの両サイド(カメラ1と2)への位置ずれの平均を求め、高さに変換する(高さ検知処理)。
S42:画像処理装置1は、レーザーマークの両サイド(カメラ2と3)への位置ずれの平均を求め、高さに変換する(高さ検知処理)。
S43:画像処理装置1は、レーザーマークの基準位置を元にして3台のカメラの画像を合成する(画像合成処理)。
以上のように、処理S41とS42で検出した高さの平均又は合計により、単板の歪みの高さ(あばれ量)を検出して、単板の等級の選別を行うことができる。また、処理S43により合成した画像により、生節数、死節数、欠け数、割れ数、虫穴数、穴・抜け節数、ヤニ・入皮数、青変数等及びこれらの大きさの程度等を検出して、単板の等級の選別を行うことができる。
(10):プログラムインストールの説明
画像処理装置(画像処理手段)1、選別機制御装置(選別機制御手段)2、カメラ画像取得用基盤11a、11b、11c、メインコンピュータ14、等はプログラムで構成でき、主制御部(CPU)が実行するものであり、主記憶に格納されているものである。このプログラムは、コンピュータで処理されるものである。このコンピュータは、主制御部、主記憶、ファイル装置、表示装置等の出力装置、入力装置などのハードウェアで構成されている。
このコンピュータに、本発明のプログラムをインストールする。このインストールは、フロッピィ、光磁気ディスク等の可搬型の記録(記憶)媒体に、これらのプログラムを記憶させておき、コンピュータが備えている記録媒体に対して、アクセスするためのドライブ装置を介して、或いは、LAN等のネットワークを介して、コンピュータに設けられたファイル装置にインストールされる。これにより、撮影した画像の歪みを補正して木材の正確な画像を得て木材の検査を行うと共に木材の歪みの高さ(あばれ量)を検出できる木材の検査装置を容易に提供することができる。
本発明の単板選別装置の説明図である。 本発明の画像処理装置の説明図である。 本発明の画像の結合方法の説明図である。 本発明の平坦な板を真上から見たときの撮影領域の説明図である。 本発明のあばれた板を3台のカメラで撮影したときの各々の画像の説明図である。 本発明のあばれ補正後の画像の説明図である。 本発明の画像の合成の説明図である。 本発明の重なり領域の画像合成の説明図である。 本発明のレーザーポインタ位置の説明図である。 本発明の画像の補正の説明図である。 本発明のレーザーマーク座標を得るための処理フローチャートである。 本発明の単板の高さ検知の説明図である。 本発明の画像合成と高さ検知処理の説明図である。
符号の説明
5 透過光用光源(照明手段)
6 反射光用光源(照明手段)
8a、8b、8c ラインセンサカメラ(撮影手段)
9 単板(木材)
11a、11b、11c カメラ画像取得用基盤
12a、12b レーザーマーカ(マーカ手段)
13a、13b レーザードライバ
14 メインコンピュータ

Claims (10)

  1. 照明手段で木材の照明を行い、
    複数の撮影手段で所望幅重複させるようにして前記木材の撮影を行い、
    マーカ手段で前記重複させる撮影区域内のほぼ中央部に細い光線のマークを照射し、
    画像処理手段で前記撮影手段により撮影された画像の前記マーク位置から、歪みのない基準の木材のマーク位置とのズレ量を検出し、該検出したズレ量がなくなるように前記撮影手段により撮影した画像を補正し、該補正した前記複数の撮影手段からの画像を合成して、前記木材の検査を行うことを特徴とした木材の検査方法。
  2. 照明手段で木材の照明を行い、
    複数の撮影手段で所望幅重複させるようにして前記木材の撮影を行い、
    マーカ手段で前記重複させる撮影区域内のほぼ中央部に細い光線のマークを照射し、
    画像処理手段で前記撮影手段により撮影された画像の前記マーク位置から、歪みのない基準の木材のマーク位置とのズレ量を検出し、該検出したズレ量から木材の高さ方向の歪みである歪み高さを検出することを特徴とした木材の検査方法。
  3. 前記マーカ手段で照射する細い光線は、前記照明手段の照明とは異なる色を用いることを特徴とした請求項1又は2記載の木材の検査方法。
  4. 前記マーク位置のズレ量の検出は、前記マークを検出する複数ラインの内で最大頻度位置のものを用いることを特徴とした請求項1〜3のいずれかに記載の木材の検査方法。
  5. 木材の照明を行う照明手段と、
    所望幅重複させるようにして前記木材の撮影を行う複数の撮影手段と、
    前記重複させる撮影区域内のほぼ中央部に細い光線のマークを照射するマーカ手段と、
    前記撮影手段により撮影された画像の前記マーク位置から、歪みのない基準の木材のマーク位置とのズレ量を検出し、該検出したズレ量がなくなるように前記撮影手段により撮影した画像を補正し、該補正した前記複数の撮影手段からの画像を合成して前記木材の検査を行う画像処理手段とを備えることを特徴とした木材の検査装置。
  6. 木材の照明を行う照明手段と、
    所望幅重複させるようにして前記木材の撮影を行う複数の撮影手段と、
    前記重複させる撮影区域内のほぼ中央部に細い光線のマークを照射するマーカ手段と、
    前記撮影手段により撮影された画像の前記マーク位置から、歪みのない基準の木材のマーク位置とのズレ量を検出し、該検出したズレ量から木材の高さ方向の歪みである歪み高さを検出する画像処理手段とを備えることを特徴とした木材の検査装置。
  7. 前記マーカ手段で照射する細い光線は、前記照明手段の照明とは異なる色を用いることを特徴とした請求項5又は6記載の木材の検査装置。
  8. 前記画像処理手段による前記マーク位置のズレ量の検出は、前記マークを検出する複数ラインの内で最大頻度位置のものを用いることを特徴とした請求項5〜7のいずれかに記載の木材の検査装置。
  9. 所望幅重複させて撮影する撮影区域内のほぼ中央部に細い光線のマークが照射された木材の撮影を行う複数の撮影手段により撮影された画像の前記マーク位置から、歪みのない基準の木材のマーク位置とのズレ量を検出し、該検出したズレ量がなくなるように前記撮影手段により撮影した画像を補正し、該補正した前記複数の撮影手段からの画像を合成して前記木材の検査を行う画像処理手段として、コンピュータを機能させるためのプログラム。
  10. 所望幅重複させて撮影する撮影区域内のほぼ中央部に細い光線のマークが照射された木材の撮影を行う複数の撮影手段により撮影された画像の前記マーク位置から、歪みのない基準の木材のマーク位置とのズレ量を検出し、該検出したズレ量から木材の高さ方向の歪みである歪み高さを検出する画像処理手段として、コンピュータを機能させるためのプログラム。
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