JP2007100881A - サイレントチェーン - Google Patents
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Abstract
【課題】 ロッカージョイントの強度を向上させつつ、リンクプレートのピン孔およびロッカージョイントの摩耗を低減させる。
【解決手段】 ロッカージョイント式のサイレントチェーンにおいて、ロッカージョイントRJを、互いに転動する転動面を有しかつ各々ガイドプレートGを挿通する長さを有するロッカーピンRPおよびジョイントピンJPから構成する。ロッカーピンRPおよびジョイントピンJPを受け入れるための貫通されたピン孔をガイドプレートGに形成する。ロッカージョイントRJのうちリンク列LRのリンクプレートLのリンク肩部側に配置されるロッカーピンRPをリンク列LRの最外側リンクプレートLのピン孔に固着し、ロッカージョイントRJのうちガイド列GRのリンクプレートLのリンク肩部側に配置されるジョイントピンJPをガイド列GRの最外側リンクプレートLのピン孔に固着する。
【選択図】 図1
【解決手段】 ロッカージョイント式のサイレントチェーンにおいて、ロッカージョイントRJを、互いに転動する転動面を有しかつ各々ガイドプレートGを挿通する長さを有するロッカーピンRPおよびジョイントピンJPから構成する。ロッカーピンRPおよびジョイントピンJPを受け入れるための貫通されたピン孔をガイドプレートGに形成する。ロッカージョイントRJのうちリンク列LRのリンクプレートLのリンク肩部側に配置されるロッカーピンRPをリンク列LRの最外側リンクプレートLのピン孔に固着し、ロッカージョイントRJのうちガイド列GRのリンクプレートLのリンク肩部側に配置されるジョイントピンJPをガイド列GRの最外側リンクプレートLのピン孔に固着する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ロッカージョイント式のサイレントチェーンに関し、より詳細には、ロッカージョイントの強度を向上させるとともに、リンクプレートのピン孔およびロッカージョイントの摩耗を低減させるための構造の改良に関する。
図3に示すようなロッカージョイント式のサイレントチェーンが従来より用いられている。このサイレントチェーンS’は、多数のリンクプレートL’を厚み方向および長手方向に積層するとともに、各リンクプレートL’を長短一対のロッカージョイントRJ’で各々枢支可能に連結することにより構成されている。また、サイレントチェーンS’の最外側には、ガイドプレートG’が設けられている。ロッカージョイントRJ’は、ガイドプレートG’を挿通して延びる長いジョイントピンJP’と、ガイドプレートG’の内側面まで延びる短いロッカーピンRP’とから構成されており、ジョイントピンJP’の端部は、かしめられて、ガイドプレートG’のピン孔内に圧入されている。ジョイントピンJP’およびロッカーピンRP’がそれぞれ対向する側には、互いに転動する円弧状の転動面が形成されている。
このような構成のサイレントチェーンに引張荷重F’が作用したとき、ガイドプレートG’の内側では、ジョイントピンJP’およびロッカーピンRP’の双方で引張荷重Fを受けるが、ガイドプレートG’と最外側リンクプレートL’の境界部分では、ジョイントピンJP’の先端部分でのみ引張荷重F’を受けることになるため、ジョイントピンJP’が曲げ変形を起こしたり、ジョイントピンJP’の先端部分が折損したりする場合があった(図3中の破断面参照)。
そこで、特公平1−55821号公報に示すように、ガイドプレートの内側に、リンクプレートと同一形状の補助プレートをガイドプレートと重ねて配置し、補助プレートのピン孔にジョイントピンおよびロッカーピンの双方を挿入したものが提案されている。
この場合には、補助プレートと最外側リンクプレートの境界部分においても、ジョイントピンおよびロッカーピンの双方で引張荷重を受けることになるため、ジョイントピンの曲げ変形や先端部分の折損を防止できる。しかしながら、この場合には、補助プレートの板厚の分だけ、サイレントチェーンの全幅が増加するという欠点がある。
そこで、実開平7−10586号公報に示すように、ロッカーピンの長さを長くするとともに、ロッカーピンの端部を受け入れる盲穴をガイドプレートに形成したものが提案されている。
この場合には、サイレントチェーンに引張荷重が作用したとき、ガイドプレートと最外側リンクプレートの境界部分においても、ジョイントピンおよびロッカーピンの双方で引張荷重を受けることができ、しかも、この場合には、余分な補助プレートを設ける必要がないので、サイレントチェーンの全幅が増加することもない。
しかしながら、従来のロッカージョイント式サイレントチェーンにおいては、ジョイントピンおよびロッカーピンがピン孔内で或る程度動き得るように構成されているため、サイレントチェーンの屈曲運動時に、ジョイントピンおよびロッカーピンがピン孔の内壁面上を摺動し、その結果、各ピンおよびピン孔が摩耗するという問題がある。
特公平1−55821号公報(第2図参照)
実開平7−10586号公報(図1参照)
本発明が解決しようとする課題は、ロッカージョイント式のサイレントチェーンにおいて、ロッカージョイントの強度を向上させつつ、リンクプレートのピン孔およびロッカージョイントの摩耗を低減させる点にある。
請求項1の発明に係るサイレントチェーンは、一対の歯部およびピン孔を有する多数のリンクプレートを厚み方向および長手方向に積層して、ピン孔内に挿入したロッカージョイントで各リンクプレートを各々枢支可能に連結するとともに、最外側にガイドプレートを配置してなるロッカージョイント式のサイレントチェーンである。ロッカージョイントは、互いに転動する転動面を有しかつ各々ガイドプレートを挿通する長さを有するロッカーピンおよびジョイントピンから構成されている。ガイドプレートは、ロッカーピンおよびジョイントピンを受け入れるための貫通されたピン孔を有している。ロッカージョイントのうちガイド列のリンクプレートのリンク肩部側に配置されるジョイントピンは、ガイドプレートのピン孔に固着されている。ロッカージョイントのうちリンク列のリンクプレートのリンク肩部側に配置されるロッカーピンは、リンク列の最外側リンクプレートのピン孔に固着されている。
請求項1の発明に係るサイレントチェーンによれば、ロッカーピンが、ジョイントピンと同様に、ガイドプレートを挿通する長さを有しているので、ガイドプレートと最外側リンクプレートの境界部分において、ジョイントピンおよびロッカーピンの双方で引張荷重を受けることができ、これにより、ロッカージョイントの強度を向上できる。
しかも、この場合には、ロッカーピンがリンク列の最外側リンクプレートのピン孔に固着されている。これにより、ロッカーピンがリンクプレートのピン孔の内壁面に対して摺動するのを抑制でき、その結果、リンクプレートのピン孔およびロッカーピンの摩耗を低減できる。
請求項2の発明においては、ジョイントピンが、ガイド列の最外側リンクプレートのピン孔に固着されている。
この場合には、ジョイントピンがリンクプレートのピン孔の内壁面に対して摺動するのを抑制でき、これにより、リンクプレートのピン孔およびジョイントピンの摩耗を低減できる。
請求項3の発明においては、ジョイントピンがガイド列の残りのリンクプレートのピン孔に固着されている。
この場合には、ジョイントピンがガイド列のすべてのリンクプレートのピン孔に固着されることになるので、ジョイントピンがリンクプレートのピン孔の内壁面に対して摺動するのを確実に抑制でき、リンクプレートのピン孔およびジョイントピンの摩耗を確実に低減できる。
請求項4の発明においては、ロッカーピンがリンク列の残りのリンクプレートのピン孔に固着されている。
この場合には、ロッカーピンがリンク列のすべてのリンクプレートのピン孔に固着されることになるので、ロッカーピンがリンクプレートのピン孔の内壁面に対して摺動するのを確実に抑制でき、リンクプレートのピン孔およびロッカーピンの摩耗を確実に低減できる。
前記固着方法としては、請求項5の発明に記載されているように、溶接、ろう付けまたは接着が好ましい。このような固着方法を用いることで、ガイドプレートのピン孔に対するジョイントピンの固着も、ガイドプレートのピン孔内でのロッカーピンの動きを阻害することなく、行うことができる。
請求項6の発明に係るサイレントチェーンは、一対の歯部およびピン孔を有する多数のリンクプレートを厚み方向および長手方向に積層して、ピン孔内に挿入したロッカージョイントで各リンクプレートを各々枢支可能に連結してなるロッカージョイント式のサイレントチェーンである。ロッカージョイントは、互いに転動する転動面を有しかつチェーン最外側のリンクプレートをそれぞれ挿通する長さを有するロッカーピンおよびジョイントピンから構成されている。ロッカージョイントのうちチェーン最外側のリンクプレートのリンク肩部側に配置されるロッカーピンは、チェーン最外側のリンクプレートのピン孔に固着されている。ロッカージョイントのうちチェーン最外側のリンクプレートの内側に配置されるリンクプレートのリンク肩部側に配置されるジョイントピンは、チェーン最外側のリンクプレートの内側に配置されるリンクプレートのピン孔に固着されている。
請求項6の発明に係るサイレントチェーンによれば、ロッカーピンが、ジョイントピンと同様に、チェーン最外側のリンクプレートを挿通する長さを有しているので、チェーン最外側のリンクプレートとそのすぐ内側のリンクプレートの境界部分において、ジョイントピンおよびロッカーピンの双方で引張荷重を受けることができ、これにより、ロッカージョイントの強度を向上できる。
しかも、この場合には、ロッカーピンがチェーン最外側のリンクプレートのピン孔に固着されるとともに、ジョイントピンがチェーン最外側のリンクプレートの内側に配置されるリンクプレートのピン孔に固着されている。これにより、ロッカーピンおよびジョイントピンがリンクプレートのピン孔の内壁面に対して摺動するのを抑制でき、その結果、リンクプレートのピン孔およびロッカージョイントの摩耗を低減できる。
請求項7の発明においては、チェーン最外側のリンクプレートの内側に配置されたガイドプレートをさらに備えている。
請求項8の発明においては、ロッカーピンが、チェーン最外側のリンクプレートと同じ長手方向位置に配置された残りのリンクプレートのピン孔に固着されている。
この場合には、ロッカーピンが、チェーン最外側のリンクプレートと同じ長手方向位置に配置されたすべてのリンクプレートのピン孔に固着されることになるので、ロッカーピンがリンクプレートのピン孔の内壁面に対して摺動するのを確実に抑制でき、リンクプレートのピン孔およびロッカーピンの摩耗を確実に低減できる。
請求項9の発明においては、ジョイントピンが、チェーン最外側のリンクプレートの内側に配置されるリンクプレートと同じ長手方向位置に配置された残りのリンクプレートのピン孔に固着されている。
この場合には、ジョイントピンが、チェーン最外側のリンクプレートの内側に配置されるリンクプレートと同じ長手方向位置に配置されたすべてのリンクプレートのピン孔に固着されることになるので、ジョイントピンがリンクプレートのピン孔の内壁面に対して摺動するのを確実に抑制でき、リンクプレートのピン孔およびジョイントピンの摩耗を確実に低減できる。
前記固着方法としては、請求項10の発明に記載されているように、溶接、ろう付けまたは接着が好ましい。このような固着方法を用いることで、チェーン最外側のリンクプレートのピン孔に対するロッカーピンの固着も、当該リンクプレートのピン孔内でのジョイントピンの動きを阻害することなく、行うことができる。
本発明に係るサイレントチェーンによれば、ロッカーピンの長さをジョイントピンと同様にガイドプレートまたはチェーン最外側のリンクプレートを挿通する長さにして、ロッカーピンおよびジョイントピンをピン孔に固着するようにしたので、ロッカージョイントの強度を向上できるとともに、リンクプレートのピン孔およびロッカージョイントの摩耗を低減できる。
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施例によるサイレントチェーンの断面部分図、図2はその平面部分図である。
図1および図2に示すように、サイレントチェーンSは、多数のリンクプレートLを厚み方向(図1上下方向)および長手方向(同図左右方向)に積層するとともに、ロッカージョイントRJで各々枢支可能に連結することにより構成されている。各リンクプレートLは、ロッカージョイントRJが挿入される一対のピン孔Lhおよび一対の歯部Ltをそれぞれ有している。サイレントチェーンSの最外側には、一対のピン孔Ghを有するガイドプレートGが配置されている。サイレントチェーンSは、ガイドプレートGと同じ長手方向位置に配置されたリンクプレートLからなるガイド列GRと、ガイド列GRの両隣において同じ長手方向位置に配置され、ガイドプレートGを含まないリンク列LRとから構成されている。
各ロッカージョイントRJは、ロッカーピンRPおよびジョイントピンJPからそれぞれ構成されている。ロッカーピンRPおよびジョイントピンJPは、互いに転動する転動面を有し、各々ガイドプレートGを挿通する長さを有しており、各ピンの端部は、ガイドプレートGのピン孔Ghを越えて延びている。ロッカーピンRPは、リンク列LRのリンクプレートLのリンク肩部側に配置されており、ジョイントピンJPは、ガイド列GRのリンクプレートLのリンク肩部側に配置されている。
ロッカーピンRPは、リンク列LRの最外側リンクプレートLのピン孔Lhに固着されており、ジョイントピンJPは、ガイド列GRの最外側リンクプレートLのピン孔Lhに固着されている。ジョイントピンJPは、ガイドプレートGのピン孔Ghにも固着されている。なお、図1には、これらの固着個所を丸印で囲んで示している。具体的な固着方法として好ましいものは、溶接、ろう付け、または接着である。
上述のように構成されるサイレントチェーンSにおいては、ロッカーピンRPが、ジョイントピンJPと同様に、ガイドプレートGを挿通する長さを有しているので、ガイドプレートGと最外側リンクプレートLの境界部分において、ジョイントピンJPおよびロッカーピンRPの双方でチェーン運転時の引張荷重Fを受けることができ、これにより、ロッカージョイントRJの強度を向上できる。
しかも、この場合には、ロッカーピンRPがリンク列LRの最外側リンクプレートLのピン孔Lhに固着されており、ジョイントピンJPがガイド列GRの最外側リンクプレートLのピン孔Lhに固着されている。これにより、ロッカーピンRPおよびジョイントピンJPがリンクプレートLのピン孔Lhの内壁面に対して摺動するのを抑制でき、その結果、リンクプレートLのピン孔LhおよびロッカージョイントRJの摩耗を低減できる。
なお、ロッカーピンRPは、リンク列LRの残りのリンクプレートLのピン孔Lhに固着されていてもよい。この場合には、ロッカーピンRPがリンク列LRのすべてのリンクプレートLのピン孔Lhに固着されることになるので、ロッカーピンRPがリンクプレートLのピン孔Lhの内壁面に対して摺動するのを確実に抑制でき、リンクプレートLのピン孔LhおよびロッカーピンRPの摩耗を確実に低減できる。
また、ジョイントピンJPは、ガイド列GRの残りのリンクプレートLのピン孔Lhに固着されていてもよい。この場合には、ジョイントピンJPがガイド列GRのすべてのリンクプレートLのピン孔Lhに固着されることになるので、ジョイントピンJPがリンクプレートLのピン孔Lhの内壁面に対して摺動するのを確実に抑制でき、リンクプレートLのピン孔LhおよびジョイントピンJPの摩耗を確実に低減できる。
前記実施例では、ガイドプレートがチェーン最外側に配置されたサイレントチェーンを例にとって説明したが、本発明は、チェーン幅方向の内側(たとえば中央)にガイドプレートを有するサイレントチェーンにも同様に適用できる。この場合には、例えば、チェーン最外側のリンクプレートのピン孔にロッカーピンを固着するとともに、チェーン最外側のリンクプレートのすぐ内側のリンクプレートのピン孔にジョイントピンを固着するようにすればよい。
S: サイレントチェーン
L: リンクプレート
LR: リンク列
Lt: 歯部
G: ガイドプレート
GR: ガイド列
RJ: ロッカージョイント
RP: ロッカーピン
JP: ジョイントピン
L: リンクプレート
LR: リンク列
Lt: 歯部
G: ガイドプレート
GR: ガイド列
RJ: ロッカージョイント
RP: ロッカーピン
JP: ジョイントピン
Claims (10)
- 一対の歯部およびピン孔を有する多数のリンクプレートを厚み方向および長手方向に積層して、ピン孔内に挿入したロッカージョイントで各リンクプレートを各々枢支可能に連結するとともに、最外側にガイドプレートを配置してなるロッカージョイント式のサイレントチェーンにおいて、
ロッカージョイントが、互いに転動する転動面を有しかつ各々ガイドプレートを挿通する長さを有するロッカーピンおよびジョイントピンから構成されており、ガイドプレートがロッカーピンおよびジョイントピンを受け入れるための貫通されたピン孔を有しており、ロッカージョイントのうちガイド列のリンクプレートのリンク肩部側に配置されるジョイントピンがガイドプレートのピン孔に固着されるとともに、ロッカージョイントのうちリンク列のリンクプレートのリンク肩部側に配置されるロッカーピンが、リンク列の最外側リンクプレートのピン孔に固着されている、
ことを特徴とするサイレントチェーン。 - 請求項1において、
ジョイントピンが、ガイド列の最外側リンクプレートのピン孔に固着されている、
ことを特徴とするサイレントチェーン。 - 請求項1において、
ジョイントピンがガイド列の残りのリンクプレートのピン孔に固着されている、
ことを特徴とするサイレントチェーン。 - 請求項1において、
ロッカーピンがリンク列の残りのリンクプレートのピン孔に固着されている、
ことを特徴とするサイレントチェーン。 - 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
前記固着が、溶接、ろう付け、または接着により行われている、
ことを特徴とするサイレントチェーン。 - 一対の歯部およびピン孔を有する多数のリンクプレートを厚み方向および長手方向に積層して、ピン孔内に挿入したロッカージョイントで各リンクプレートを各々枢支可能に連結してなるロッカージョイント式のサイレントチェーンにおいて、
ロッカージョイントが、互いに転動する転動面を有しかつチェーン最外側のリンクプレートをそれぞれ挿通する長さを有するロッカーピンおよびジョイントピンから構成されており、ロッカージョイントのうちチェーン最外側のリンクプレートのリンク肩部側に配置されるロッカーピンが、チェーン最外側のリンクプレートのピン孔に固着されるとともに、ロッカージョイントのうちチェーン最外側のリンクプレートの内側に配置されるリンクプレートのリンク肩部側に配置されるジョイントピンが、チェーン最外側のリンクプレートの内側に配置されるリンクプレートのピン孔に固着されている、
ことを特徴とするサイレントチェーン。 - 請求項6において、
チェーン最外側のリンクプレートの内側に配置されたガイドプレートをさらに備えた、
ことを特徴とするサイレントチェーン。 - 請求項6において、
ロッカーピンが、チェーン最外側のリンクプレートと同じ長手方向位置に配置された残りのリンクプレートのピン孔に固着されている、
ことを特徴とするサイレントチェーン。 - 請求項6において、
ジョイントピンが、チェーン最外側のリンクプレートの内側に配置されるリンクプレートと同じ長手方向位置に配置された残りのリンクプレートのピン孔に固着されている、
ことを特徴とするサイレントチェーン。 - 請求項6、8および9のいずれかにおいて、
前記固着が、溶接、ろう付け、または接着により行われている、
ことを特徴とするサイレントチェーン。
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JP2005293178A JP2007100881A (ja) | 2005-10-06 | 2005-10-06 | サイレントチェーン |
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JP2005293178A JP2007100881A (ja) | 2005-10-06 | 2005-10-06 | サイレントチェーン |
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JP2005293178A Pending JP2007100881A (ja) | 2005-10-06 | 2005-10-06 | サイレントチェーン |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002235813A (ja) * | 2001-02-09 | 2002-08-23 | Tsubakimoto Chain Co | サイレントチェーン、サイレントチェーン用スプロケット、及びサイレントチェーン伝動装置 |
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JP2004308675A (ja) * | 2003-04-02 | 2004-11-04 | Toyota Motor Corp | 端部可撓性ピンによるチェーンベルト |
JP2005009657A (ja) * | 1995-05-03 | 2005-01-13 | Gear Chain Industrial Bv | コーンプーリトランスミッションのための伝動用チェーン |
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2005
- 2005-10-06 JP JP2005293178A patent/JP2007100881A/ja active Pending
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