JP2007098650A - 塗装装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】塗装の品質を向上するとともに建築板の衝突を防止する。
【解決手段】塗装面を上向きにして建築板Bを搬送する搬送手段1と、搬送手段1の搬送経路上に配置され建築板Bの塗装面に塗料を噴射する複数の塗料噴射手段2と、搬送経路における塗料噴射手段2の手前で建築板Bの反りを計測して建築板Bの良否を判定する反り判定手段と、反り判定手段で不良と判定された建築板Bを塗料噴射手段2の手前で搬送経路から排除する排除手段3とを備える。規定以上の反りが生じている建築板Bを塗料噴射手段2の手前で排除手段3により搬送経路から強制的に排除するので、塗料噴射手段2と塗装面との距離をほぼ一定の範囲に保って塗装の品質が向上できるとともに、建築板Bが塗料噴射手段2に衝突するのを防止できる。
【選択図】図1
【解決手段】塗装面を上向きにして建築板Bを搬送する搬送手段1と、搬送手段1の搬送経路上に配置され建築板Bの塗装面に塗料を噴射する複数の塗料噴射手段2と、搬送経路における塗料噴射手段2の手前で建築板Bの反りを計測して建築板Bの良否を判定する反り判定手段と、反り判定手段で不良と判定された建築板Bを塗料噴射手段2の手前で搬送経路から排除する排除手段3とを備える。規定以上の反りが生じている建築板Bを塗料噴射手段2の手前で排除手段3により搬送経路から強制的に排除するので、塗料噴射手段2と塗装面との距離をほぼ一定の範囲に保って塗装の品質が向上できるとともに、建築板Bが塗料噴射手段2に衝突するのを防止できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、建築板を塗装する塗装装置に関し、特に、塗料を塗装面に噴射して塗装するインクジェット方式の塗装装置に関するものである。
近年、建築板を塗装する塗装装置として、塗料(インク)を塗装面に噴射する、所謂インクジェット方式の塗装装置が普及してきている(例えば、特許文献1参照)。かかる塗装装置は、塗装面を上向きにして建築板を搬送する搬送手段と、建築板の塗装面に塗料を噴射する1乃至複数の塗料噴射手段とを備えており、搬送手段で搬送される建築板の塗装面に対して塗料噴射手段が所定の距離を保って対向配置されている。
図4はインクジェット方式の塗装装置の一例を示し、(a)は上方から見た概略構成、(b)は側方から見た概略構成をそれぞれ示す図である。図示例ではローラーコンベア100で搬送された建築板Bが並行する2つのベルトコンベア110にそれぞれ載せ替えられるとともに搬送方向並びに搬送方向に直交する方向での位置決めが行われた後、塗料噴射手段たるインクヘッドユニット120から噴射される塗料で表面が塗装され、さらに別の搬送手段に載せ替えられて次工程に搬送される。なお、インクヘッドユニット120は各列毎に異なる4色(イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック)の塗料をそれぞれ噴射するものであって、各色の塗料を混色することで様々な色や模様等を塗装面に塗装することができる。
特開2005−74686号公報
ところで、建築板には多少の反りが生じているが、反りの度合いが大きくなると塗料噴射手段と塗装面との距離がずれてしまうため、塗装にむらが生じるなどして塗装の品質が低下してしまったり、最悪の場合には建築板が塗料噴射手段に衝突して破損してしまう虞があった。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、塗装の品質を向上するとともに建築板の衝突が防止できる塗装装置を提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、建築板を塗装する塗装装置であって、塗装面を上向きにして建築板を搬送する搬送手段と、搬送手段の搬送経路上に配置され建築板の塗装面に塗料を噴射する1乃至複数の塗料噴射手段と、搬送経路における塗料噴射手段の手前で建築板の反りを計測して当該建築板の良否を判定する反り判定手段と、反り判定手段で不良と判定された建築板を塗料噴射手段の手前で搬送経路から排除する排除手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、反り判定手段は、建築板の搬送方向に交差する方向から搬送経路に向かってスリット光を照射する照射手段と、搬送経路を挟んで照射手段と対向し照射手段から照射されるスリット光が受光可能な受光手段と、受光手段で受光するスリット光の幅と建築板の厚みよりも大きい値に設定される所定のしきい値とを比較する比較手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、規定以上の反りが生じている建築板を塗料噴射手段の手前で搬送経路から強制的に排除するので、塗料噴射手段と塗装面との距離をほぼ一定の範囲に保って塗装にむらなどが生じるのを防ぐことで塗装の品質が向上できるとともに、建築板が塗料噴射手段に衝突するのを未然に防止することができる。
以下、図1〜図3を参照しつつ本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、詳細については省略するが、本実施形態の基本的な構成は図4に示した従来の塗装装置とほぼ共通している。
本実施形態の塗装装置は、塗装面を上向きにして建築板Bを搬送する搬送手段1と、搬送手段1の搬送経路上に配置され建築板Bの塗装面に塗料(インク)を噴射する複数の塗料噴射手段2と、搬送経路における塗料噴射手段2の手前で建築板Bの反りを計測して建築板Bの良否を判定する反り判定手段と、反り判定手段で不良と判定された建築板Bを塗料噴射手段2の手前で搬送経路から排除する排除手段3とを備えている。
搬送手段1は、例えばベルトコンベヤであって略水平に保持された2つのベルト1a,1aを走行させることでベルト1a,1aの上に載置された建築板Bを一方向(図1では右方向)に搬送するものである。また塗料噴射手段2は、ピエゾ素子の歪みを利用してノズル(図示せず)の先端から塗料を噴出させるものであって、図示しない制御手段によりピエゾ素子への通電を制御することで塗料の噴出量や噴出のタイミングが調整される。但し、搬送手段1並びに塗料噴射手段2の詳細な構成については何れも従来周知であるから説明を省略する。
排除手段3は、ベルト1aの走行方向と交差する方向に移動自在な押し出し板3aを有し、油圧式のピストンで移動させた押し出し板3aによってベルト1a上の建築板Bをベルト1aの外に押し出すものである(図2参照)。
反り判定手段は、建築板Bの搬送方向に交差する方向から搬送経路に向かってスリット光Sを照射する照射手段4と、搬送経路を挟んで照射手段4と対向し照射手段4から照射されるスリット光Sが受光可能な受光手段5と、受光手段5で受光するスリット光Sの幅と建築板Bの厚みよりも大きい値に設定される所定のしきい値とを比較する比較手段6とを有する。照射手段4は、例えば半導体レーザ素子から放射するレーザ光をコリメータレンズで平行光とした後に幅細の溝(スリット)を通過させることでスリット光Sを得るものである。また受光手段5は、スリット光Sの幅方向に並べた多数の受光素子(フォトダイオードやフォトトランジスタなど)を有し、スリット光Sを受光した受光素子のみから出力を得るようにしたものである。
例えば、図3(a)に示すように建築板Bが平坦であれば照射手段4から照射されるスリット光Sは建築板Bの厚みにほぼ等しい高さ分(=h1)だけが建築板Bに遮られて受光手段5で受光できないが、建築板Bに反りが生じていると、図3(b)に示すように建築板Bに遮られるスリット光Sの高さ分(=h2)が増えることになる。すなわち、受光手段5で受光できたスリット光Sの高さ(=幅)に基づいて建築板Bの反りの度合いを計測することができ、比較手段6においては受光手段5の出力から演算した建築板Bの反りの度合い(計測値)を所定のしきい値と比較し、計測値がしきい値を超えている場合に不良品と判定して排除手段3に対して排除指令を与える。そして、この排除指令を受けた排除手段3が不良品と判定された建築板Bを搬送経路から強制的に排除するのである。なお、前記しきい値は、建築板Bの厚みよりも大きく且つ建築板Bの厚みに建築板Bの塗装面から塗料噴射手段2のノズル先端までの距離を加えた値よりも小さい値に設定される。
このように本実施形態の塗装装置であれば、規定以上の反りが生じている建築板Bを塗料噴射手段2の手前で排除手段3により搬送経路から強制的に排除するので、塗料噴射手段2と塗装面との距離をほぼ一定の範囲に保って塗装にむらなどが生じるのを防ぐことで塗装の品質が向上できるとともに、建築板Bが塗料噴射手段2に衝突するのを未然に防止することができる。なお、本実施形態においては2つのベルト1a,1aにそれぞれ個別に建築板Bを載せて搬送しているが、2つのベルト1a,1aに同じ建築板Bを載せて搬送させてもよく、その場合、2つのベルト1a,1aの間に設置されている照射手段4と受光手段5を退避させて各ベルト1a,1aの外側に配置されている照射手段4と受光手段5とを用いればよい。
1 搬送手段
2 塗料噴射手段
3 排除手段
4 照射手段
5 受光手段
6 比較手段
B 建築板
2 塗料噴射手段
3 排除手段
4 照射手段
5 受光手段
6 比較手段
B 建築板
Claims (2)
- 建築板を塗装する塗装装置であって、塗装面を上向きにして建築板を搬送する搬送手段と、搬送手段の搬送経路上に配置され建築板の塗装面に塗料を噴射する1乃至複数の塗料噴射手段と、搬送経路における塗料噴射手段の手前で建築板の反りを計測して当該建築板の良否を判定する反り判定手段と、反り判定手段で不良と判定された建築板を塗料噴射手段の手前で搬送経路から排除する排除手段とを備えたことを特徴とする塗装装置。
- 反り判定手段は、建築板の搬送方向に交差する方向から搬送経路に向かってスリット光を照射する照射手段と、搬送経路を挟んで照射手段と対向し照射手段から照射されるスリット光が受光可能な受光手段と、受光手段で受光するスリット光の幅と建築板の厚みよりも大きい値に設定される所定のしきい値とを比較する比較手段とを有することを特徴とする請求項1記載の塗装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005288778A JP2007098650A (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | 塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005288778A JP2007098650A (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | 塗装装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007098650A true JP2007098650A (ja) | 2007-04-19 |
Family
ID=38026079
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005288778A Withdrawn JP2007098650A (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | 塗装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011195221A (ja) * | 2010-03-17 | 2011-10-06 | Fujifilm Corp | 用紙浮き検出装置及びインクジェット記録装置 |
US8740326B2 (en) | 2010-08-31 | 2014-06-03 | Fujifilm Corporation | Recording medium lift detection apparatus and inkjet recording apparatus |
JP2020138468A (ja) * | 2019-02-28 | 2020-09-03 | セイコーエプソン株式会社 | 液体吐出装置及び間隔検出方法 |
JP7404984B2 (ja) | 2020-04-10 | 2023-12-26 | コニカミノルタ株式会社 | インクジェット記録装置及びノズル面の異常検出方法 |
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2005
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US8622495B2 (en) | 2010-03-17 | 2014-01-07 | Fujifilm Corporation | Paper floating detection apparatus and inkjet recording apparatus |
US8740326B2 (en) | 2010-08-31 | 2014-06-03 | Fujifilm Corporation | Recording medium lift detection apparatus and inkjet recording apparatus |
JP2020138468A (ja) * | 2019-02-28 | 2020-09-03 | セイコーエプソン株式会社 | 液体吐出装置及び間隔検出方法 |
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