JP2007097074A - 撮像素子用清掃器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像素子表面等に付着した異物を、撮像素子表面等に悪影響を与えることなしに、確実に除去する清掃器具を提供する。
【解決手段】清掃器具10は、粘着性を有するローラ12と支持部材14とを含む。そして清掃器具10は、デジタル一眼レフカメラ40内に設けられたCCD30の受光面30Sを清掃するために使用される。支持部材14の側面14Sには、一対の耳軸16が設けられている。耳軸16をデジタル一眼レフカメラ40のガイド溝44に係合させながら、ローラ12を回転させることにより、ローラ側面12SをCCD受光面30Sに接触させ、CCD受光面30S上の異物を除去する。
【選択図】図2

Description

本発明は、清掃器具に関し、特に、レンズ交換式デジタルカメラの撮像素子等に付着する異物を取り除く清掃器具に関する。
近年、レンズ交換式のデジタルカメラが普及しつつある。レンズ交換式デジタルカメラにおいては、レンズ交換等により混入する埃などの異物が、内蔵された撮像素子の表面に付着する場合がある。そして、異物が撮像素子に付着することによる画質の低下を防ぐため、撮像素子表面から異物を取り除く装置が知られている。
このような装置のうち、粘着性のある平面状の部材を適度な接触圧で撮像素子の表面あるいは撮像素子の前に配置された赤外線カットフィルタや光学ローパスフィルタの表面等に接触させ、この平面部材に異物を付着させて撮像素子表面から除去するものが知られている(例えば特許文献1)。
特開2004−326095号公報(段落[0074]〜[0085]、図9〜11等参照)
粘着性を有する平面部材を撮像素子の表面、あるいは撮像素子の直前に配置された光学フィルタの受光面等に接触させ、引き離して異物を取り除く場合においては、粘着性部材に付着した異物が撮像素子、光学フィルタの受光面等を擦ってこれらを傷つけたり、粘着性部材の変形により、異物が粘着性部材から剥がれ落ちて最終的に撮像素子表面に残存してしまい、異物を除去できないおそれがある。
本発明は、撮像素子表面等に付着した異物を、撮像素子表面等に悪影響を与えることなしに確実に除去する清掃器具を提供することを目的とする。
本発明の清掃器具は、粘着性を有する弾性体で形成されたローラと、ローラを回転自在に支持する支持部材とを備え、支持部材を操作してローラを撮像素子の被清掃面に接触させながら回転させることにより、被清掃面上にある異物を、ローラに付着させて被清掃面から除去することを特徴とする。
ローラは、弾性変形することにより、ローラの全ての領域が被清掃面の上にある状態で、被清掃面の端部に接触可能であることが好ましい。
また、撮像素子は、例えばデジタルカメラに設けられており、支持部材が、支持部材の操作によってローラが回転可能であるように、デジタルカメラに係合するための係合部を含むことが好ましい。この場合、一対の係合部が、ローラの幅方向に沿って配置されていることがより好ましい。
ローラの外周の長さは、ローラを回転させる方向における被清掃面の長さに等しいことが望ましい。また、ローラの幅は、ローラを回転させる方向に垂直な方向における被清掃面の長さにほぼ等しいことが好ましい。
本発明のデジタルカメラは、上述の清掃器具が使用されるデジタルカメラであって、清掃器具の係合部が係合するためのガイド部が形成されていることを特徴とする。そして係合部は、ローラの中心軸と平行かつ互いに反対の方向に突出した一対の突起であり、ガイド部が、被清掃面に垂直な方向に沿って形成された溝であることが好ましい。
本発明によれば、撮像素子表面等に付着した異物を、撮像素子表面等に悪影響を与えることなしに確実に除去する清掃器具を実現できる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態における、清掃器具を示す斜視図である。図2は、デジタルカメラに取付けられた状態の清掃器具を、デジタルカメラとともに示す正面図である。
清掃器具10は、図示されたCCD30等の撮像素子、ローパスフィルタ、保護フィルタ(いずれも図示せず)の受光面等に付着した埃などの異物を除去し、撮像素子等を清掃するために使用される。清掃器具10は、粘着性を有するゴム製のローラ12と、ローラ12を回転自在に支持する支持部材14とを含む。
そして、支持部材14が保持、操作されることにより、清掃の対象であるCCD30の受光面30Sに接しながらローラ12が回転すると、CCD受光面30Sに付着した埃等の異物が、ローラ12の側面12Sに付着する。このように清掃器具10は、CCD受光面30S等の被清掃面上にある異物を除去することができる。なお、ローラ側面12Sに付着した異物は、公知の手法によりローラ側面12Sから取り除かれるため、ローラ12は繰り返し使用できる。
支持部材14の側面14Sには、一対の耳軸16(係合部)が設けられている。耳軸16は、後述するように、CCD30が設けられたデジタルカメラ(図示せず)に支持部材14を係合させるためのものである。一対の耳軸16は、ローラ12の幅方向、すなわちローラ12の中心軸に平行な方向に沿って、支持部材14の側面14Sから互いに反対方向に突出するように、ローラ12の幅12Wよりも長い間隔で配置されている。
清掃器具10においては、迅速に、かつ効率的に異物を除去するために、ローラ12を一回転させると、もしくは一回転未満の回転により、ローラ側面12SがCCD受光面30Sの全ての領域に接触することが好ましい。これは、ローラ12を一回転以上に渡ってCCD受光面30S上で回転させる場合には、ローラ側面12Sにおいて、一度異物を付着させた領域にさらに異物を付着させることとなり、効率的に異物が除去されないからである。
そしてここでは、清掃の対象となるCCD30が矩形状であるため、ローラ12の幅12Wが、CCD30の輪郭の短辺30Aの長さに等しくなるように、またローラ12の外周の長さ、すなわちローラ12の直径12Dに円周率を乗じた長さが、CCD30の輪郭の長辺30Bの長さに等しくなるように、清掃器具10は設計されている。このため、ローラ端面12AがCCD30の輪郭の長辺30Bにほぼ接するようにローラ12が一回転すると、ローラ側面12Sは、CCD受光面30Sの全ての領域に接触できる。
ローラ12の直径12Dがより長く、ローラ12の外周の長さが、CCD30の輪郭の長辺30Bよりも長い場合においても、一回転未満の回転によってローラ側面12SがCCD受光面30Sの全面に接触可能となり得る。しかしながら、ローラ12の直径12Dが不必要に長い場合、後述するように、CCD受光面30Sの端部における清掃が困難となり、効率的に異物を除去できないおそれがある。
なお、ローラ12の幅12WがCCD30の長辺30Bに、ローラ12の外周の長さがCCD30の短辺30Bに、それぞれ等しい場合においても、ローラ12を一回転させることによりCCD受光面30Sの全面がローラ側面12Sに接触され、効率的な清掃が可能であるものの、ローラ12の幅12Wが本実施形態よりも長くなることから、支持部材14を大型化する必要が生じる。
また、以上のことから明らかであるように、清掃器具10が矩形状でない被清掃面を対象とする場合においても、ローラ12の外周の長さが、ローラ12を回転させる方向における被清掃面の長さに等しく、ローラ12の幅が、ローラ12を回転させる方向に垂直な方向における被清掃面の長さに等しくなるように清掃器具10は設計される。この結果、ローラ12を一回転させることにより、被清掃面の全面を効率的に清掃することが可能となる。なおローラ12は、CCD受光面30Sの端部における清掃が可能な範囲内であれば、直径12Dおよび幅12Wがより長くなるように設計されても良い。
CCD30は、デジタル一眼レフカメラ40内に設けられている(図2参照)。そしてデジタル一眼レフカメラ40のレンズマウント42の近傍には、耳軸16が係合するためのガイド溝44が形成されている。ガイド溝44は、レンズマウント42に取付けられ、使用される撮影レンズ(図示せず)の光軸に平行な方向、すなわち、CCD受光面30Sに垂直な方向に沿って延びており、ガイド溝44の幅44Wは、耳軸16の幅よりもわずかに長く、ほぼこれに等しい。
このため、一対の耳軸16をガイド溝44に係合させながら支持部材14を操作することにより、ローラ12を、常にCCD30の輪郭の長辺30Bに平行な方向に沿って回転させることが可能であり、CCD受光面30Sにおいて、ローラ側面12Sが接触しない領域が生じることが確実に防止される。
そして、取り除かれる異物は、ローラ側面12Sに付着するとCCD受光面30Sから離れ、CCD受光面30Sに接しながらCCD受光面30Sに沿った方向に移動することはないため、比較的硬い異物であっても、CCD受光面30Sに傷がつくことは防止される。
図3は、弾性変形した状態のローラを示す斜視図である。図4は、CCD受光面30Sの清掃に使用されている状態の清掃器具10を示す側断面図である。
ローラ12が、支持部材14を介してCCD受光面30Sに対して押圧されると、弾性変形が生じる。このため、ローラ12の全ての領域がCCD受光面30Sの上にある状態で、すなわち、ローラ側面12Sの端部であって、ローラ12の中心軸12Cを通ってCCD受光面30Sに平行な平面Sと接する端部12Eが、CCD30の短辺30AをCCD受光面30Sに垂直な方向に延長して形成される延長面Sにほぼ接する状態で、ローラ側面12Sは、短辺30A近傍のCCD受光面30Sの端部に接触可能である(図3および4参照)。
従って、CCD30の周辺に様々な部材が配置されており、CCD受光面30Sの清掃における立体的な障害が大きい場合において、直径があまりに長いローラや、弾性変形が不可能なローラを用いると、被清掃面の端部において効果的な異物除去が困難となるのに対し、本実施形態では、適度な弾性を有するローラ12をCCD30の外側にはみ出させることなしに変形させ、CCD受光面30Sのほぼ全ての領域を容易に清掃できる。
以上のように本実施形態によれば、粘着性と適度な弾性とを有するローラ12を一回転させるという簡便な操作によって、CCD受光面30S等の全域に付着した異物を確実に除去することができる。また、取り除いた異物が、再びCCD受光面30S等に接触してしまうことや、CCD受光面30S等を擦ってしまうことが防止されるため、被清掃面に悪影響を与えることはない。
清掃器具10の形状、材質等は本実施形態に限定されない。例えば、ローラ12の材質は、適度な粘着性と弾性とを有する限り、ゴムには限定されない。また、ローラ12が所定の方向に沿って回転するように、支持部材14には耳軸16が設けられていることが好ましいものの、設けられていなくても良い。そして清掃器具10は、適応可能な寸法を有し、ガイド溝44が形成されていないデジタル一眼レフカメラの撮像素子等にも使用可能である。
また、清掃器具10は、デジタル一眼レフカメラ40に備えつけられていても良く、清掃の対象も、CCD30等の撮像素子には限定されず、例えば、LPF、保護ガラス等であっても良い。
本実施形態における、清掃器具を示す斜視図である。 デジタルカメラに取付けられた状態の清掃器具を、デジタルカメラとともに示す正面図である。 弾性変形した状態のローラを示す斜視図である。 CCD受光面の清掃に使用されている状態の清掃器具を示す側断面図である。
符号の説明
10 清掃器具
12 ローラ
14 支持部材
16 耳軸(係合部)
30 CCD(撮像素子)
30S CCD受光面(被清掃面)
40 デジタル一眼レフカメラ(デジタルカメラ)
44 ガイド溝(ガイド部)

Claims (8)

  1. 粘着性を有する弾性体で形成されたローラと、
    前記ローラを回転自在に支持する支持部材とを備え、
    前記支持部材を操作して前記ローラを撮像素子の被清掃面に接触させながら回転させることにより、前記被清掃面上にある異物を、前記ローラに付着させて前記被清掃面から除去することを特徴とする撮像素子用清掃器具。
  2. 前記ローラが、弾性変形することにより、前記ローラの全ての領域が前記被清掃面の上にある状態で、前記被清掃面の端部に接触可能であることを特徴とする請求項1に記載の撮像素子用清掃器具。
  3. 前記撮像素子がデジタルカメラに設けられており、前記支持部材が、前記支持部材の操作によって前記ローラが回転可能であるように、前記デジタルカメラに係合するための係合部を含むことを特徴とする請求項1に記載の撮像素子用清掃器具。
  4. 一対の前記係合部が、前記ローラの幅方向に沿って配置されていることを特徴とする請求項3に記載の撮像素子用清掃器具。
  5. 前記ローラの外周の長さが、前記ローラを回転させる方向における前記被清掃面の長さにほぼ等しいことを特徴とする請求項1に記載の撮像素子用清掃器具。
  6. 前記ローラの幅が、前記ローラを回転させる方向に垂直な方向における前記被清掃面の長さにほぼ等しいことを特徴とする請求項1に記載の撮像素子用清掃器具。
  7. 請求項3に記載の前記清掃器具が使用されるデジタルカメラであって、前記係合部が係合するためのガイド部が形成されていることを特徴とするデジタルカメラ。
  8. 前記係合部が、前記ローラの中心軸と平行かつ互いに反対の方向に突出した一対の突起であり、前記ガイド部が、前記被清掃面に垂直な方向に沿って形成された溝であることを特徴とする請求項7に記載のデジタルカメラ。
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