JP2007093960A - 画面作成装置、画面作成プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体、ならびにプログラマブル表示器、制御プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

画面作成装置、画面作成プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体、ならびにプログラマブル表示器、制御プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 プログラマブル表示器に容易にスクリーンセーバー画面を表示させる。
【解決手段】 スクリーンセーバー画面管理部73bは、作成した画面にスクリーンセーバー画面としての属性を与え、通常の画面からスクリーンセーバー画面へ移行する時間などの表示条件を設定したり、スクリーンセーバー画面管理部73bは、通常の画面にタッチ動作を検知するための全画面型のスイッチを設定したりする。一方、プログラマブル表示器2のHMI処理部21は、通常の画面に対するタッチ動作の有無を監視する機能により、タッチ動作があると認識すると、タイマー機能を作動させ、所定の時間内にさらなるタッチ動作がなければ、スクリーンセーバー画面表示機能にスクリーンセーバー画面を表示させる。また、HMI処理部21が、表示条件を設定する機能を備えることにより、オンライン状態でもスクリーンセーバー画面の表示条件を変更することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プログラマブル表示器に表示させるスクリーンセーバー画面を作成する画面作成装置、およびそのスクリーンセーバー画面を表示するプログラマブル表示器に関するものである。
従来、例えば、制御システムのHMI(Human Machine Interface) として、プログラマブル表示器が広く使用されている。プログラマブル表示器は、デバイスを制御するプログラマブルロジックコントローラ(PLC)と通信して、デバイスの状態を表示/制御する。デバイスの状態を画面表示する際の動作や、操作に応じてデバイスの状態を制御する際の動作は、予め作成された画面上に表示される。このような画面は、画面作成用のソフトウエア(作画ソフトウエア)がインストールされたコンピュータで作成されて、プログラマブル表示器にダウンロードされる。
プログラマブル表示器は、劣悪な環境下でも正常に動作できるように、入力装置としてディスプレイ上での入力を可能にするタッチパネルを備えている。オペレータは、プログラマブル表示器の表示に基づいて、制御対象のデバイスの状態などを把握するとともに、タッチパネルを操作することにより、プログラマブル表示器へデバイスへの制御指示などを入力する。
プログラマブル表示器は、通常、機械装置に制御盤として組み込まれて使用されるので、薄型に構成されている。このため、プログラマブル表示器のディスプレイ機器としては、LCDなどの平板型のディスプレイが用いられる。
一般のパーソナルコンピュータも同様なディスプレイを用いており、ディスプレイの薄型化が進んでいる。このようなパーソナルコンピュータは、ディスプレイの焼付け防止やLCDのバックライトの長寿命化のために設定された時間キーボードやマウスなどの操作がなかったらスクリーンセーバー画面を表示する機能を有している(例えば、特許文献1)。
これに対し、プログラマブル表示器は、設定された時間にタッチ動作がされなかったときに、LCDのバックライトやディスプレイそのものへの電力供給を停止して表示をブラックアウトすることにより、スクリーンセーバー画面の表示に代えている。
特開2000−163034号公報(2000年6月16日公開)
上記のように、プログラマブル表示器は、スクリーンセーバー画面を表示する機能を備えていないので、パーソナルコンピュータの使用に慣れたユーザには違和感があった。また、表示が突然ブラックアウトすることから、故障との区別がつかないこともあった。
また、ユーザが独自にプログラムを作成してプログラマブル表示器に組み込むことにより、プログラマブル表示器にスクリーンセーバー画面を表示させることもできるが、ユーザがスクリーンセーバー画面表示用のプログラムを開発しなければならない。しかも、スクリーンセーバー画面の表示条件を変更しようとすると、プログラムの設定を変更するため、プログラマブル表示器とPLCなどの外部機器とが通信しているオンライン状態から通信を遮断してオフライン状態に移行しなければならない。このため、システムの稼働が停止してしまうという不都合がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、プログラマブル表示器に容易にスクリーンセーバー画面を表示させることを目的としている。
本発明に係る画面作成装置は、表示面へのタッチ動作を受け付けるプログラマブル表示器に表示される画面を作成する画面作成装置において、上記の課題を解決するために、作成する画面にスクリーンセーバー画面としての属性を与える属性付与手段と、前記プログラマブル表示器において通常の画面から前記スクリーンセーバー画面への表示の移行に要する表示移行時間を設定する移行時間設定手段とを備えていることを特徴としている。
上記の構成では、属性付与手段によって、作成する画面にスクリーンセーバー画面としての属性が与えられるので、プログラマブル表示器において通常の画面と区別して扱うことができる。また、スクリーンセーバー画面には、移行時間設定手段によって、表示移行時間が設定されるので、プログラマブル表示器では、この表示移行時間に基づいて、通常の画面からスクリーンセーバー画面への表示の移行を管理することができる。このように、画面作成装置によってスクリーンセーバー画面が作成されるので、プログラマブル表示器において、このスクリーンセーバー画面を作成できる環境を提供することによって、スクリーンセーバー画面を表示することができる。
この画面作成装置は、前記スクリーンセーバー画面において動的に表示されるオブジェクトの動作速度を設定する動作速度設定手段を備えていることが好ましい。これにより、所望の動作速度でオブジェクトが動作するようにスクリーンセーバー画面を表示することができる。
上記の画面作成装置は、前記スクリーンセーバー画面を前記プログラマブル表示器において表示するか否かの表示可否を指定し、表示すると指定したときに、タッチ動作によって前記表示移行時間の計時をリセットするスイッチを前記プログラマブル表示器に表示する通常の画面の全面に設定する表示可否指定手段を備えていることが好ましい。これにより、作成したスクリーンセーバー画面を状況に応じて表示の可否を決定することができる。また、表示可否設定手段によって、プログラマブル表示器に表示する通常の画面の全面に前記スイッチを設定するので、これらの画面がプログラマブル表示器に表示されたときに、オペレータが当該画面に対してタッチ動作をすると、そのタッチ動作によって表示移行時間の計時がリセットされ、計時が再開される。また、通常の画面に前記スイッチが設定されるので、ユーザが各画面にそのようなスイッチを設定する作業を省くことができる。
本発明の画面作成プログラムは、前記画面作成装置のいずれかを動作させるプログラムであって、コンピュータを前記各手段として機能させる。また、この画面作成プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。これにより、プログラマブル表示器でのスクリーンセーバー画面の表示を容易にすることができる。
本発明のプログラマブル表示器は、前記画面作成装置によって作成された画面を表示するプログラマブル表示器であって、前記表示面へのタッチ動作が前記表示移行時間の間になかったか否かを判定するタッチ動作判定手段と、このタッチ動作判定手段によって前記表示面へのタッチ動作が前記表示移行時間の間になかったと判定されたときに、画面表示を前記スクリーンセーバー画面に切り替える表示制御手段とを備えていることを特徴としている。
上記の構成では、タッチ動作判定手段によって、タッチ動作が前記表示移行時間の間になかったと判定されると、表示制御手段によって、画面表示が通常の画面からスクリーンセーバー画面に切り替えられる。これにより、画面作成装置によって作成されたスクリーンセーバー画面を表示する環境が提供されるので、容易にスクリーンセーバー画面の表示を行うことができる。
また、本発明に係る他のプログラマブル表示器は、前記表示可否指定手段を備えた画面作成装置によって作成された画面を表示するプログラマブル表示器であって、前記表示面へのタッチ動作が前記表示移行時間の間になかったか否かを判定するタッチ動作判定手段と、このタッチ動作判定手段によって前記表示面へのタッチ動作が前記表示移行時間の間になかったと判定されたときに、画面表示を前記スクリーンセーバー画面に切り替える表示制御手段と、前記表示移行時間、前記動作速度および前記表示可否を含むスクリーンセーバー画面の表示条件を設定する表示条件設定手段とを備えていることを特徴としている。
上記の構成では、先のプログラマブル表示器と同様、タッチ動作判定手段および表示制御手段によって、容易にスクリーンセーバー画面の表示を行うことができる。さらに、表示条件設定手段によって、スクリーンセーバー画面の表示条件を設定するので、画面作成装置によって設定された表示条件でスクリーンセーバー画面をプログラマブル表示器に表示させても、所望の表示状態で表示されなかったときに、プログラマブル表示器で表示条件を変更することができる。これにより、表示条件を画面作成装置で設定し直したスクリーンセーバー画面をプログラマブル表示器に転送するという作業を必要としない。
本発明の制御プログラムは、前記プログラマブル表示器を動作させる制御プログラムであって、コンピュータを前記各手段として機能させる。また、この制御プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。これにより、プログラマブル表示器でのスクリーンセーバー画面の表示を容易にすることができる。
本発明に係る画面作成装置は、作成する画面にスクリーンセーバー画面としての属性を与える属性付与手段と、前記プログラマブル表示器において通常の画面から前記スクリーンセーバー画面への表示の移行に要する表示移行時間を設定する移行時間設定手段とを備えている。このように、画面作成装置によってスクリーンセーバー画面を作成するので、プログラマブル表示器において、作成されたスクリーンセーバー画面を作成できる環境を提供することによって、スクリーンセーバー画面を表示することができる。
本発明に係るプログラマブル表示器は、上記の環境を提供するために、前記表示面へのタッチ動作が前記表示移行時間の間になかったか否かを判定するタッチ動作判定手段と、このタッチ動作判定手段によって前記表示面へのタッチ動作が前記表示移行時間の間になかったと判定されたときに、画面表示を前記スクリーンセーバー画面に切り替える表示制御手段とを備えている。プログラマブル表示器は、さらに、前記表示移行時間、前記動作速度および前記表示可否を含むスクリーンセーバー画面の表示条件を設定する表示条件設定手段を備えることによって、表示条件を画面作成装置で設定し直したスクリーンセーバー画面をプログラマブル表示器に転送するという作業を必要としない。したがって、表示条件の変更作業を効率的に行うことができるという効果を奏する。
本発明の実施形態を図1ないし図10に基づいて説明すると、以下の通りである。
図1に示すように、本実施形態に係る制御システム1は、プログラマブル表示器2と、PLC3と、デバイス4と、シリアルケーブル5とを備えている。
また、プログラマブル表示器2は、画面転送ケーブル6を介してパーソナルコンピュータ7と接続されている。画面転送ケーブル6は、後述するようにパーソナルコンピュータ7で作成された画面データをプログラマブル表示器2に転送するためのケーブルであり、USBケーブルなどが用いられる。パーソナルコンピュータ7は、作画ソフトウエアがインストールされており、後述するようにして作成した画面データを転送するときに画面転送ケーブル6を介してプログラマブル表示器2と接続されるが、通常、プログラマブル表示器2とPLC3とが通信を行う制御システム1の運転時には、プログラマブル表示器2と切り離される。
一方、プログラマブル表示器2およびPLC3は、シリアルケーブル5を介して接続されている。シリアルケーブル5は、PLC3に固有の通信プロトコルで通信を行うことが可能なケーブルである。通信プロトコルは、PLC3がシーケンサから発達してきた経緯もあって、製造会社毎、あるいは、同一会社であっても製品毎など、PLC3の機種毎に異なっていることが多い。
PLC3は、ユーザが作成したシーケンスプログラム(ラダープログラムなど)にしたがって、入力ユニットを介して入力用のデバイス4から出力される出力データを取り込むとともに、出力用のデバイス4に制御データを与える。入力用のデバイス4としては、センサ(温度センサ、光センサなど)、スイッチ(押ボタンスイッチ、リミットスイッチ、圧力スイッチなど)のような機器が用いられる。出力用のデバイス4としては、アクチュエータ、リレー、電磁弁、表示器などが用いられる。これらのデバイス4…は、製造ラインなどの各種のターゲットシステムの所要各部に配置される。また、デバイス4は、後述するタッチパネル24などの入力装置から手動で入力されたデータを格納するための後述するメモリ部22における特定の領域であってもよい。また、デバイス4は、PLC3内のメモリ3aにおける特定の領域であってもよい。
PLC3内のメモリ3a(デバイスメモリ)は、デバイス4の状態(デバイス4からの出力値やデバイス4への設定値)を示すデータ(ワードデータやビットデータ)を、デバイスアドレスで特定される領域に格納している。メモリ3aにおいて、ワードデバイスは、入出力されるデータが数値のようなワードデータを格納する領域として設定され、ワードアドレス(デバイスアドレス)で指定される。また、ビットデバイスは、オン・オフ状態のようなビットデータを格納する領域として設定され、ビットアドレス(デバイスアドレス)で設定される。このような設定により、メモリ3a内の任意のワードデバイスまたはビットデバイスをデバイスアドレスを指定してアクセスするだけでデバイス4…を制御し、またはその状態に関する情報を個別に取り出すことができる。
以降の説明では、デバイスアドレスを適宜、アドレスと称する。
プログラマブル表示器2は、CPUなどの演算処理装置を備えており、ユーザが作成した入力操作および表示用の画面データを表示することによりプログラマブル表示器特有の操作機能および表示機能を実現する専用コンピュータである。制御システム1のHMIとして好適に使用されるプログラマブル表示器2は、後述する処理指示語(タグ)を組み合わせて決定される画面データに基づいて、デバイス4の状態を画面表示する際の動作や、画面への操作に応じてデバイス4の状態を制御する際の動作を特定する。このプログラマブル表示器2は、シリアルケーブル5を介したPLC3との通信により、PLC3を介して表示画面に状態を表示する各デバイス4の状態を取得し、例えば、後述のディスプレイ24に各デバイス4の状態を表示する機能を有する。また、プログラマブル表示器2は、後述のタッチパネル23への操作に応じて、デバイス4へデバイスの状態制御を指示する機能を有する。
なお、デバイス4の状態の取得/変更は、その都度指示してもよいし、プログラマブル表示器2内にキャッシュを用意し、取得/変更時には、キャッシュへアクセスするとともに、所定の時間間隔毎や所定のイベント毎に通信してアドレスの実体と同期を取ってもよい。
プログラマブル表示器2は、上記の機能を実現するために、HMI処理部21と、メモリ部22と、タッチパネル23、ディスプレイ24およびインターフェース部(図中、I/F)25,26を備えている。以下、プログラマブル表示器2の主要各部について詳細に説明する。
タッチパネル23は、ディスプレイ24の表示画面上で入力を行うために設けられている入力装置である。ディスプレイ24は、プログラマブル表示器2を薄型に構成するために、液晶ディスプレイや、ELディスプレイや、プラズマディスプレイのような平板型ディスプレイが好適に用いられる。
インターフェース部25は、プログラマブル表示器2がパーソナルコンピュータ7との間の通信を行うための通信制御部であり、画面転送ケーブル6に接続されている。一方、インターフェース部26は、プログラマブル表示器2がPLC3との間のシリアル通信を行うための通信制御部であり、シリアルケーブル5に接続されている。
HMI処理部21は、後述するユーザ画面の表示制御、ユーザ画面を介した入力操作の制御、PLC3などの接続機器との通信の制御といった処理を行う。なお、これらの処理については、後に詳しく説明する。
メモリ部22は、DRAM22a、FEPROM(Flash Erasable and Programmable ROM)22b、SRAM22c等のメモリを含んでいる。
DRAM22aは、主に、表示制御などの演算処理時の作業用に用いられる他、PLC3との間でやり取りされるデータの一時的な記憶に用いられる。特に、DRAM22aは、PLC3のメモリ3aにおいてアドレスによって特定される領域に格納されるデバイス4の状態を示すデータ(以降、このデータを「アドレスの内容」と称する)をメモリ3aとの間で受け渡しするための状態メモリ領域を有している。
なお、上記のデータを格納するのは、PLC3のメモリ3aに限定されない。例えば、プログラマブル表示器2がPLCの制御機能を備えていれば、当然として、上記のデータを格納するのは、プログラマブル表示器2のメモリ部22のいずれかの領域ということになる。
SRAM22cは、PLC3から得られたデータをロギングしたり、PLC3に与える設定値データ(レシピデータ)を記憶したりするために用いられる。
FEPROM22bは、書き替え可能な読み出し専用のフラッシュメモリであり、一般のパーソナルコンピュータにおけるハードディスクドライブの役割を果たす。フラッシュメモリは、可動部を持たず、かつ衝撃に強いので、劣悪な周囲環境でも安定して動作する。
また、上記のFEPROM22bは、図2に示すように、HMI処理プログラムと、通信プロトコルと、画面データとをそれぞれ格納するエリアを有している。
HMI処理プログラム(制御プログラム)は、上記の表示制御、入力操作制御、通信制御などのプログラマブル表示器2が動作するための基本機能を実現するためのプログラムである。このHMI処理プログラムがHMI処理部21において実現する機能については、後に詳しく説明する。
通信プロトコルは、PLC3との通信処理で用いられるプロトコルであり、PLC3の機種(メーカ)に応じて固有に定められている。この通信プロトコルには、PLC3へのデータの読み出しを指示するコマンドコードが含まれている。このコマンドコードは、PLC3の制御機能に対応付けられているアドレスと組み合わされることによって、所望の制御機能についてのデータをPLC3に送信することができる。
画面データは、プログラマブル表示器2に表示される画面(ユーザ画面)のデータであり、ディスプレイ25に表示すべきベース画面や部品のデータおよび各部品に付与された処理指示語Wなどを含んでいる。
図3に示すように、画面データに含まれる処理指示語(タグ)Wは、ベース画面上で実行されるべき事象毎に作成されている。この処理指示語Wは、基本的には、表示制御動作を実行すべきベース画面のファイル番号Fと、このベース画面上で実行すべき動作内容を特定する事象名Tと、各実行事象毎に参照される1または複数のデータからなる参照情報Iとを一組として備えている。
本実施形態に係るプログラマブル表示器2では、上記のタグとして、表示タグ、タッチ入力タグなどが規定されている。
表示タグは、ベース画面上の領域(表示範囲)とその領域への表示に対応するアドレスとの関連を示す。タッチ入力タグは、画面上の領域(入力範囲)とその領域へのタッチ入力に対応するアドレスとの関連を示す。さらに、本実施形態では、各タグは、複数の単位画面の少なくとも1つと関連付けることができる。
表示タグは、アドレスの内容の変化などの事象(イベント)の発生と連動して、ベース画面上における対応位置に所定のオブジェクト(表示要素)を表示可能とする。すなわち、表示タグは、ファイル番号Fとしてベース画面のファイル番号を含み、事象名Tとして表示対象となるオブジェクトの表示を特定する事象名を含み、参照情報Iとして表示対象の表示座標範囲、呼び出す表示対象を特定するファイル番号、および表示対象の表示時に参照するアドレスを含んでいる。
また、タッチ入力タグは、例えば、タッチパネル23に対するタッチ動作と連動して、DRAM22a内に設けられた前述の状態メモリ領域内の所定アドレスに設定したビットデバイスを反転したり、ワードデバイスの値を書き替えたりする。すなわち、タッチ入力タグは、ファイル番号Fとして単位画面のファイル番号を含み、事象名Tとしてタッチパネル23の操作を特定する事象名を含み、参照情報Iとしてタッチパネル23からの入力操作を有効とする入力座標範囲、およびタッチパネル23のタッチ動作と連動してデータを書き替えるべきアドレスを含んでいる。
上記の画面データは、後述する画面エディタ部73によって作成され、プログラマブル表示器2に転送されてFEPROM22bにファイル形式でFEPROM22bに保存される。この画面ファイルは、図形データやアドレスデータを含んでいる。図形データは、円や四角形などの図形データ、部品のデータ、文字列、処理指示語Wなどを含んでいる。アドレスデータは、図形データにおける部品のデータや処理指示語Wなどのアドレスに対応付けられるデータについて、画面エディタ部73で設定された前記のアドレスおよびアドレスに対応するコメントを含んでいる。
コメントとしては、デバイス4の動作状態のような事象名や、スイッチに対応するSWやランプに対応するLAMPのようなデバイス4に対応する符号や、操作指示などが挙げられる。
HMI処理部21のHMI(Human Machine Interface)機能は、画面データの表示、ユーザ画面への各種のデータの設定、設定されたデータのPLC3への送信およびPLC3から受信したデータのユーザ画面への表示などである。このような機能は、前述のHMI処理プログラムをプログラマブル表示器2が備えるCPUなどの演算処理手段に実行させることにより図4に示すシステム制御部21aとして実現される。
このシステム制御部21aは、画面データから、現在表示中の単位画面に関連する表示タグを抽出するとともに、各表示タグに関連するアドレスの内容をそれらの表示タグについて所定の周期毎にアドレスを指定してPLC3のメモリ3aから読み出し、表示タグで指定された表現形式の部品などを読み出した内容に応じた形態で画面上の指定された領域へ表示する。一方、システム制御部21aは、タッチパネル23への入力操作を受け付けると、現在表示中の単位画面に対応し、その入力操作にマッチするタッチ入力タグを画面データから検索し、タッチ入力タグが示すアドレスの内容をメモリ3aにおいてアドレスを指定して入力結果に応じて書き替える。これにより、プログラマブル表示器2は、画面データが示すデバイス4の状態を、画面データが示す表現形式で画面データが示す表示位置(部品など)に、データ表示用の部品(メータ表示器、数値表示器、グラフ表示器など)、図形、グラフなどのオブジェクト(表示要素)を用いて表示したり、表示した画面において部品などの操作用のオブジェクトを介した入力操作に応じてデバイス4の状態を変更したりできる。
また、HMI処理部21は、図4に示すように、タッチ動作監視部21b、スクリーンセーバー表示制御部21c、タイマー21dおよび表示条件設定部21eを含んでいる。
タッチ動作監視部21bは、予め、FEPROM22bからスクリーンセーバー画面データに含まれる後述する表示移行時間を読み出してタイマー21dにセットしておく。また、タッチ動作監視部21bは、システム制御部21aから、通常の画面が表示されているディスプレイ24の表示面へのタッチ動作が行われたこと(タッチパネル23のタッチ動作検出状態)の通知(タッチ通知)を受けると、タイマー21dを作動させる。また、動作判定手段としてのタッチ動作監視部21bは、タイマー21dが予めセットされている時間(表示移行時間)まで計時しても次のタッチ動作がなされたか否か(システム制御部21aからのタッチ通知の有無)を判定する。
このとき、タッチ動作監視部21bは、タイマー21dの計時が上記の表示移行時間に達するまでに次のタッチ動作がなされたときに、タイマー21dをリセットして再び作動させる。また、タッチ動作監視部21bは、タイマー21dの計時が上記の表示移行時間に達したときに次のタッチ動作がなされなければ、スクリーンセーバー表示制御部21cにスクリーンセーバー画面を表示する指示を与える。また、タッチ動作監視部21bは、スクリーンセーバー画面を表示する指示を与えた後に、さらにタッチ動作がなされると、スクリーンセーバー表示制御部21cにスクリーンセーバー画面の表示を停止する指示を与える。
タッチ動作がなされたことは、通常の画面に設定された、画面の全面がタッチ領域となるタッチ動作検知用スイッチによって検知される。タッチ動作検知用スイッチは、前述のタッチ入力タグが設定されたスイッチ部品であり、タッチ動作によってビットをセット(ON)するビットスイッチ部品と同等の機能を有するが、タイマー21dを作動(ON)させるために設けられている点で異なる。タッチ動作検知用スイッチに設定されたタッチ入力タグは、参照情報Iとしてタッチ動作と連動してリセットすべき対象としてタイマー21dを含んでいる。システム制御部21aは、ユーザによる表示面へのタッチ動作によってタッチ動作検知用スイッチがONすると、タッチ入力タグの参照情報Iに基づいて、タッチ動作監視部21bにタイマー21dをリセットすることを指示する。タッチ動作監視部21bは、システム制御部21aの指示を受けてタイマー21dを動作させる。
また、表示されている画面にタッチ動作検知用スイッチが設定されていない状態である状態では、オペレータが表示面をタッチしてもそのタッチ動作を検知することができないので、タッチ動作監視部21bは、タイマー21dを作動させることができない。したがって、この場合は、スクリーンセーバー画面が表示されない。あるいは、後述する表示条件設定部21eによってスクリーンセーバー画面を表示しないと指定された場合、タッチ動作監視部21bによるタッチ動作監視機能が無効になるので、表示された画面に設定されているタッチ動作検知用スイッチによってタッチ動作が検知されても、それを認識することができない。したがって、この場合も、スクリーンセーバー画面が表示されない。
表示制御手段としてのスクリーンセーバー表示制御部21cは、タッチ動作監視部21bからスクリーンセーバー画面を表示させる上記の指示を受けると、FEPROM22bからスクリーンセーバー画面データを読み出すとともに、そのスクリーンセーバー画面データを現在表示されている画面から切り替えてスクリーンセーバー画面として表示するように、システム制御部21aに指示を与える。また、スクリーンセーバー表示制御部21cは、スクリーンセーバー画面が表示されている状態で、オペレータが表示面をタッチしたときに、タッチ動作監視部21bからスクリーンセーバー画面の表示を停止させる上記の指示を受けると、スクリーンセーバー画面の表示を停止するように、システム制御部21aに指示を与える。
また、スクリーンセーバー表示制御部21cは、スクリーンセーバー画面が表示されている状態で、PLC3との通信におけるトラブルやディスプレイ24のトラブル(例えばバックライト切れ)などによってアラームが発生したときには、強制的にスクリーンセーバー画面の表示を解除する。具体的には、PLC3やプログラマブル表示器2においてアラームが発生したとき、システム制御部21aは、PLC3のメモリ3a内やプログラマブル表示器2のメモリ部22内に設けられたアラーム検知用のビットの変化を取得してアラームの発生を受けると、アラームが発生したことをタッチ動作を受け付けたこととしてスクリーンセーバー表示制御部21cに通知する。これにより、スクリーンセーバー表示制御部21cは、アラーム発生時には、タッチ動作があったものとして、スクリーンセーバー画面の表示を停止するように、システム制御部21aに指示を与える。
表示条件設定部21eは、スクリーンセーバー画面についての後述の表示条件(上記の表示移行時間を含む)の設定をプログラマブル表示器2で行うためにユーザの入力を、プログラマブル表示器2がPLC3との通信を行っているオンラインの状態で受け付ける。具体的には、表示条件設定部21eは、図5に示すスクリーンセーバー画面の表示条件設定用のスクリーンセーバー設定画面51をユーザーインターフェースとして提供する。このスクリーンセーバー設定画面51は、表示移行時間設定欄52と、速度設定欄53と、表示許可ボタン54と、表示禁止ボタン55とを有している。
表示移行時間設定欄52は、ユーザによる上記のタッチ動作が行われてからスクリーンセーバー表示制御部21cがスクリーンセーバー画面の表示処理を実行するまでの表示移行時間を設定するために設けられている。この表示移行時間設定欄52は、例えば、スピンボックスにより表示移行時間を分単位で指定できるように構成されている。
速度設定欄53は、スクリーンセーバー画面における動的表示要素(前述の部品等)の動きの速さを設定するために設けられている。速度設定欄53は、例えば、速度調整ノブ53aを有しており、ユーザが速度調整ノブ53aをタッチして左(遅い側)右(速い側)にドラッグ操作することによって速度調整ノブ53aを左右にスライドさせ、速度調整ノブ53aが静止した位置を設定する速さとする。
表示許可ボタン54は、スクリーンセーバー画面を表示するときに操作されるボタンである。一方、表示禁止ボタン55は、スクリーンセーバー画面を表示しないときに操作されるボタンである。表示条件設定部21eは、表示許可ボタン54および表示禁止ボタン55のいずれか一方の操作のみを最新の設定として受け付ける。また、表示条件設定部21eは、表示禁止ボタン55の操作を受け付けた場合は、タッチ動作監視部21bによるタッチ動作監視機能を無効にする。
表示条件設定手段としての表示条件設定部21eは、スクリーンセーバー画面の表示条件を設定するために、スクリーンセーバー画面データに含まれる表示条件をFEPROM22bから読み出して上記のスクリーンセーバー設定画面51に表示する。また、表示条件設定部21eは、スクリーンセーバー設定画面51でユーザによって新たに設定された表示条件をOKボタンの操作によって確定し、その表示条件をスクリーンセーバー画面データの新たな表示条件としてFEPROM22bに保存する。さらに、表示条件設定部21eは、図6に示すような通常の画面61に設けられたスクリーンセーバー設定画面切替スイッチ62がユーザによってタッチされると、上記のスクリーンセーバー設定画面51を表示する。
上記のHMI処理部21は、FEPROM22bに格納されるHMI処理プログラム(制御プログラム)がCPUなどの演算処理部によって実行されることで実現される機能ブロックの部分である。このHMI処理プログラムは、プログラマブル表示器2と分離可能に構成される記録媒体に記録可能であり、その記録媒体からプログラマブル表示器2にインストールされてもよい。
上記の記録媒体(プログラムメディア)は、磁気テープやカセットテープなどのテープ系、フレキシブルディスクやハードディスクなどの磁気ディスク系、CD−ROM、MO、MD、DVDなどの光ディスク系、ICカード(メモリカードを含む)、光カードなどのカード系が好適である。その他、上記のプログラムメディアは、マスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROMなどによる半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
また、本制御システム1は、インターネットを含む通信ネットワークと接続可能に構成されていれば、通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように流動的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
続いて、パーソナルコンピュータ7について説明する。パーソナルコンピュータ7は、CPU、メモリ(RAM、ROMなど)、外部記憶装置(ハードディスクドライブ、MOドライブなど)、表示装置および入力装置(キーボード、マウスなど)を有している。また、パーソナルコンピュータ7は、図1に示すように、制御部71、インターフェース部(図中、I/F)72、画面エディタ部73およびデータ記憶部74を備えている。
インターフェース部72は、プログラマブル表示器2との間の通信を行うための通信制御部であり、画面転送ケーブル6に接続されている。
制御部71は、ハードウエア(CPUやメモリなど)およびソフトウエア(オペレーティングシステムなど)によって実現される演算処理を行う部分である。また、制御部71は、アプリケーションプログラムである作画ソフトウエアを実行することにより、画面エディタ部73を実現する。画面エディタ部73は、パーソナルコンピュータ7と分離可能に構成される記録媒体に記録され、この記憶媒体からパーソナルコンピュータ7にインストールすることが可能である。また、パーソナルコンピュータ7は、画面エディタ部73を備えることにより画面作成装置として機能する。
上記の記録媒体(プログラムメディア)は、コンピュータに読み取り可能な記録媒体であり、磁気テープやカセットテープなどのテープ系、フレキシブルディスクやハードディスクなどの磁気ディスク系、CD−ROM、MO、MD、DVDなどの光ディスク系、ICカード(メモリカードを含む)、光カードなどのカード系が好適である。その他、上記のプログラムメディアは、マスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROMなどによる半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
また、パーソナルコンピュータ7が、インターネットを含む通信ネットワークと接続可能な環境に置かれていれば、通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように流動的にプログラムを担持する媒体であってもよい。ただし、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用プログラムは予めパーソナルコンピュータ7に格納されるか、あるいは別な記録媒体からインストールされるものであってもよい。
画面エディタ部73は、ユーザ独自の画面であるユーザ画面を作成できるように、スイッチ、ランプ、テンキー、各種表示器(例えば、数値表示器、メータ表示器およびグラフ表示器)などの部品、各種のタグ設定機能、描画機能、テキスト入力機能などを備えている。部品としては、単一の機能を有する部品だけでなく、複数の機能を有する、複合スイッチ、カウンタ、タイマといった複合機能を有する部品が用意されている。表示要素としての部品は、ユーザが容易に選択できるようにライブラリ形式で登録されており、部品の機能に応じた入力タグや表示タグなどが予め付与されている。描画機能は、直線や曲線の線図形(表示要素)を描画したり、各種のグラフ(表示要素)、円、四角形、三角形などの基本図形(表示要素)の描画および図形内の指定色や模様による塗りつぶしを行ったりするための機能である。
このような画面エディタ部73を用いてユーザ画面を作成する際、ユーザがディスプレイに表示されたベース画面上で部品を所定の操作手順にしたがって配置位置を指定することにより、ベース画面上に部品が配置されていく。
画面エディタ部73は、スクリーンセーバー画面作成部73aおよびスクリーンセーバー画面管理部73bを有している。
画面エディタ部73は、図示しないメニュー画面から画面の作成/編集モードが選択されると、図7に示すように、作画ウインドウ101を表示する。また、画面エディタ部73は、作画ウインドウ101における図示しないメニューバーから「新規作成」が選択されると、画面作成領域となる作画ウインドウを表示する。ユーザは、この作画ウインドウに画面エディタ73が提供する上記の機能を用いて画面を作成する。画面エディタ部73は、メニューバーから「新規作成」が選択された場合、画面の種類(ベース画面、キーボード画面、テキスト画面、スクリーンセーバー画面など)を選択するためのダイアログボックス(図示せず)を表示する。
スクリーンセーバー画面作成部73aは、上記のような通常の画面作成と同様の方法でスクリーンセーバー画面の作成環境を提供している。このため、スクリーンセーバー画面作成部73aは、ユーザによって画面の種類としてスクリーンセーバー画面が選択されると、スクリーンセーバー画面ウインドウ201を作画ウインドウとして表示する。また、属性付与手段としてのスクリーンセーバー画面作成部73aは、スクリーンセーバー画面ウインドウ201で作成する画面にスクリーンセーバー画面としての画面種類の属性を与え、通常の画面と区別した画面作成環境を提供している。これにより、作画ウインドウを用いた通常の画面作成と同様の操作性でスクリーンセーバー画面を作成することができる。
移行時間設定手段、動作速度設定手段および表示可否指定手段としてのスクリーンセーバー画面管理部73bは、スクリーンセーバー画面に表示条件という属性を設定し、かつ管理する。このために、スクリーンセーバー画面管理部73bは、図9(a)および(b)に示すようなスクリーンセーバー画面についての属性設定用のダイアログボックス301をユーザインターフェースとして提供する。また、スクリーンセーバー画面管理部73bは、そのダイアログボックス301によって入力された各項目の設定内容をスクリーンセーバー画面の属性(表示条件)としてスクリーンセーバー画面ウインドウ201に作成されるスクリーンセーバー画面に付与する。
図9(a)に示すように、ダイアログボックス301は、「情報」のタブに、表示移行時間設定欄302と、速度設定欄303と、表示可否指定欄304とを有している。
表示移行時間設定欄302は、スクリーンセーバー設定画面51の表示移行時間設定欄52と同様に、前述の表示移行時間を設定するために設けられている。この表示移行時間設定欄302は、例えば、スピンボックスにより表示移行時間を分単位で指定できるように構成されている。
速度設定欄303は、スクリーンセーバー設定画面51の速度設定欄303と同様に、前述の動的表示要素の動きの速さを設定するために設けられている。この速度設定欄303も速度設定欄53の速度調整ノブ53aと同様な速度調整ノブ303aを有しており、ユーザが速度調整ノブ303aを左(遅い側)右(速い側)にマウスでドラッグ操作することによって速度調整ノブ303aを左右にスライドさせ、速度調整ノブ303aが静止した位置を設定する速さとする。
表示可否指定欄304は、スクリーンセーバー画面を表示するか否かを設定するために設けられている。この表示可否設指定定欄304は、表示するかしないかのいずれか一方を指定するための2つのラジオボタンからなる。表示許可ボタン54は、スクリーンセーバー画面を表示するときに操作されるボタンである。
また、図9(b)に示すように、ダイアログボックス301は、「動作」のタブに、オブジェクト指定欄305と、テキスト入力欄306と、動きパターン指定欄307とを有している。
オブジェクト指定欄305は、スクリーンセーバー画面において動くオブジェクトを指定するために設けられている。オブジェクトとしては、テキストと部品とが選択可能であるが、これらに限定されないことは勿論であり、基本図形(例えば、円、四角形、三角形)などを含んでいてもよい。オブジェクト指定欄305は、これらから1つを選択するためのラジオボタンからなる。
テキスト入力欄306は、テキストを入力するために設けられている。このテキスト入力欄306は、オブジェクト指定欄305でオブジェクトとしてテキストが選択されたときにテキストの入力を受け付ける。
動きパターン指定欄307は、オブジェクトの動きのパターンを指定するために設けられている。動きのパターンとしては、ランダム、回転および上下左右から選択可能であるが、これらに限定されないことは勿論である。動きパターン指定欄307は、これらから1つを選択するためのラジオボタンからなる。
なお、オブジェクトとしてテキストが指定された場合は、動きパターンは画面の右側から左側に流れるように表示するパターンが固定的に指定される。
スクリーンセーバー画面管理部73bは、ダイアログボックス301のOKボタンがユーザによってタッチ動作されると、ダイアログボックス301に設定された表示条件を属性としてスクリーンセーバー画面に付与する。また、スクリーンセーバー画面管理部73bは、表示可否指定欄304によってスクリーンセーバー画面を表示すると指定されている場合、すでに作成された通常の画面の全てに画面の全面をカバーする前述のタッチ動作検知用スイッチを貼り付ける(設定する)。具体的には、スクリーンセーバー画面管理部73bは、データ記憶部74から全ての画面データを読み出して、これらの画面データの一つ一つにタッチ動作検知用スイッチを設定し、設定された画面をスクリーンセーバー画面の保存とともに保存する。一方、スクリーンセーバー画面管理部73bは、スクリーンセーバー画面を表示すると指定されている場合、すでに作成された通常の画面の全てにタッチ動作検知用スイッチを貼り付けることはしない。
また、スクリーンセーバー画面管理部73bは、予め用意したスクリーンセーバー画面を用いてスクリーンセーバー画面を設定できる機能を有している。このために、スクリーンセーバー画面管理部73bは、前述のメニューバーなどから「スクリーンセーバー画面リスト」が選択されると、図10(a)に示すように、スクリーンセーバー画面リスト401を作画ウインドウ101上に表示する。このスクリーンセーバー画面リスト401には、予め複数の登録スクリーンセーバー画面が表示されている。これらの登録スクリーンセーバー画面は、部品と同様に、予め画面エディタ73に用意(登録)されている。また、これらのスクリーンセーバー画面には、予めデフォルトの表示条件が付与されている。
スクリーンセーバー画面管理部73bは、スクリーンセーバー画面リスト401における登録スクリーンセーバー画面のうちの1つがユーザによって作画ウインドウ101上にドラッグ&ドロップ操作されると、図10(b)に示すように、スクリーンセーバー画面ウインドウ201を開いて、そこにドラッグ&ドロップ操作された登録スクリーンセーバー画面をスクリーンセーバー画面SSとして表示する。このスクリーンセーバー画面SSは、上記のように予め表示条件が付与されているので、ダイアログボックス301による表示条件の設定が不要である。
また、スクリーンセーバー画面管理部73bは、スクリーンセーバー画面ウインドウ201に作成されたスクリーンセーバー画面SSを登録する機能を有する。
作画ウインドウ101において、スクリーンセーバー画面登録のモードが選択されると、図8に示すように、スクリーンセーバー画面管理部73が登録表示領域102を表示する。ユーザがスクリーンセーバー画面ウインドウ201におけるスクリーンセーバー画面SSをマウスなどで指示して登録表示領域102にドラッグしてドロップする操作を行う。すると、スクリーンセーバー画面管理部73bは、当該スクリーンセーバー画面SSの縮小画像を登録表示領域102に表示するとともに、当該スクリーンセーバー画面SSを制御部71の作業メモリ71aにおける所定の領域に設けられたスクリーンセーバー画面ライブラリに登録する。
スクリーンセーバー画面ウインドウ201で作成されたスクリーンセーバー画面データがデータ記憶部74に保存されるとき、作業メモリ71aに作成されたスクリーンセーバー画面ライブラリは、スクリーンセーバー画面データとともにスクリーンセーバー画面登録データとしてデータ記憶部74に保存される。保存されたスクリーンセーバー画面登録データは、作業メモリ71aにスクリーンセーバー画面ライブラリを読み出すことにより、登録表示領域102に縮小表示される。ここに表示された登録スクリーンセーバー画面は再利用が可能であり、ユーザが所望の登録されたスクリーンセーバー画面SSをスクリーンセーバー画面ウインドウ201にドラッグ&ドロップ操作することで、当該スクリーンセーバー画面SSがスクリーンセーバー画面ウインドウ201に表示される。
なお、スクリーンセーバー画面ライブラリに登録されたスクリーンセーバー画面を前述のスクリーンセーバー画面リスト401に加えることも可能である。
データ記憶部74は、画面エディタ部73によって作成された画面データおよびスクリーンセーバー画面を記憶する記憶装置である。データ記憶部74は、ハードディスク装置のような大容量記憶装置で構成される。データ記憶部74に記憶されている画面データおよびスクリーンセーバー画面は、実行環境にダウンロードするために、プログラマブル表示器2に転送されてFEPROM22bに保存される。
ここで、上記のように構成されるパーソナルコンピュータ7におけるスクリーンセーバー画面の作成、およびプログラマブル表示器2における制御システム1におけるスクリーンセーバー画面の表示の動作について説明する。
まず、パーソナルコンピュータ7の図示しないディスプレイには、図7に示す作画ウインドウ101が表示されており、この作画ウインドウ101には、スクリーンセーバー画面ウインドウ201が表示されている(開かれている)。ユーザは、スクリーンセーバー画面ウインドウ201に通常の画面を作成するときと同様に、部品を配置するなどしてスクリーンセーバー画面SSを作成する。また、ユーザは、作画ウインドウ101上に開いた通常を画面を作成するための作画ウインドウに表示されているすでに作成された画面をコピーしてスクリーンセーバー画面ウインドウ201に貼り付けてもよい。これにより、すでに作成された画面をスクリーンセーバー画面SSとして利用することができる。
ユーザは、ダイアログボックス301を用いて、スクリーンセーバー画面ウインドウ201上に作成したスクリーンセーバー画面SSに表示条件を設定していく。表示条件の設定が完了し、OKボタンの操作によってその設定が確定する。スクリーンセーバー画面SSをプログラマブル表示器2で表示させる場合、表示条件としてスクリーンセーバー画面SSを表示させることの指定(表示可否指定欄304による指定)は必須である。スクリーンセーバー画面SSを表示させると指定することにより、すでに作成されている通常の画面の全てにタッチ動作検知スイッチが設定される。
また、スクリーンセーバー画面リスト401を用いた場合、ユーザがスクリーンセーバー画面リスト401から1つの登録スクリーンセーバー画面を選択して作画ウインドウ101にドラッグ&ドロップ操作すると、スクリーンセーバー画面ウインドウ201が、選択された登録スクリーンセーバー画面であるスクリーンセーバー画面SSを表示した状態で開く。このスクリーンセーバー画面SSは、前述のように表示条件が予め設定されているので、ユーザは、設定された表示条件を受け入れることができれば、このままスクリーンセーバー画面SSを保存することができる。また、ユーザは、このスクリーンセーバー画面SSに設定された表示条件の変更を望むのであれば、ダイアログボックス301を用いて、所望の設定項目を変更していく。
なお、スクリーンセーバー画面リスト401を用いてスクリーンセーバー画面SSを作成した場合、表示可否指定欄304による表示の指定が行われないので、前述のように、通常の画面の全てにタッチ動作検知スイッチが設定されないことになる。このため、スクリーンセーバー画面管理部73bは、スクリーンセーバー画面ウインドウ201をスクリーンセーバー画面SSを表示した状態で開いたときに、併せて、表示可否指定欄304による表示の指定が行われた場合と同様にして、すでに作成されている通常の画面の全てにタッチ動作検知スイッチが設定する。
ユーザによる保存操作が行われると、画面エディタ73によって、スクリーンセーバー画面SSがデータ記憶部74に保存される。さらに、データ記憶部74に保存されたスクリーンセーバー画面SSは、スクリーンセーバー画面データとして、タッチ動作検知スイッチが設定された画面データとともにプログラマブル表示器2に転送されて、FEPROM22bに格納される。
一方、オンライン状態にあるプログラマブル表示器2においては、表示されている画面には上記のようにタッチ動作検知スイッチが設定されているので、オペレータがディスプレイ24の表示面にタッチ動作を行うと、タッチ動作監視部21bは、システム制御部21aからタッチ動作を受け付けたことが通知されて、これによりタイマー21dをリセットして作動させる。タイマー21dが予めセットされている表示移行時間の計時を完了するまでに、オペレータが次のタッチ動作を行うと、タッチ動作監視部21bは、システム制御部21aからその通知を受けてタイマー21dをリセットして再度作動させる。また、タイマー21dが予めセットされている表示移行時間の計時を完了してもオペレータが次のタッチ動作をしなかった場合、タッチ動作監視部21bは、スクリーンセーバー表示制御部21cに、スクリーンセーバー画面SSを表示するように指示する。
スクリーンセーバー画面SSが表示された状態では、スクリーンセーバー画面SSにおいて、オブジェクトが表示条件として設定された速度とパターンで動く。例えば、オブジェクトがテキストの場合は、画面の右側から左側に流れるように移動表示される。
この状態で、オペレータが表示面にタッチ動作を行うと、タッチ動作監視部21bは、システム制御部21aからタッチ動作を受け付けたことが通知されて、これによりタイマー21dをリセットして作動させるとともに、スクリーンセーバー表示制御部21cにスクリーンセーバー画面SSの表示を停止するように指示する。スクリーンセーバー表示制御部21cは、この指示を受けてスクリーンセーバー画面SSの表示を停止させる。そして、タイマー21dが表示移行時間の計時を完了してもオペレータが次のタッチ動作をしなかった場合、タッチ動作監視部21bが上記と同様にしてスクリーンセーバー表示制御部21cにスクリーンセーバー画面SSを表示することにより、スクリーンセーバー画面SSが表示される。
また、スクリーンセーバー画面SSが表示されている状態で、PLC3やプログラマブル表示器2においてアラームが発生したとき、システム制御部21aからアラームが発生したことをタッチ動作を受け付けたこととして通知されると、スクリーンセーバー表示制御部21cは、スクリーンセーバー画面SSの表示から通常画面の表示に切り替える。これにより、アラームが発生したときには、スクリーンセーバー画面SSの表示が停止するので、通常画面に表示されるアラーム発生情報などを確認することができる。
また、オペレータが図6に示す画面61に設けられているスクリーンセーバー設定画面切替スイッチ62をタッチすることにより、スクリーンセーバー設定画面51が表示される。オペレータは、スクリーンセーバー設定画面51を用いて、表示移行時間、動作速度および表示可否の所望のいずれかを変更してOKボタンをタッチする。これにより、表示条件設定部21eは、スクリーンセーバー画面SSの表示条件を書き替える。したがって、これ以降は、変更された表示条件でスクリーンセーバー画面SSが表示される。このように、スクリーンセーバー設定画面51を用いることにより、プログラマブル表示器2においても、スクリーンセーバー画面SSの表示条件を変更することができる。
なお、表示可否については、表示しないことが指定されると、前述のように、タッチ動作監視部21bのタッチ動作監視機能が無効になるので、スクリーンセーバー画面SSが表示されなくなる。
以上に述べたように、本実施形態のパーソナルコンピュータ7は、スクリーンセーバー画面管理部73bを有する画面エディタ部73を備えることにより、画面種類としてスクリーンセーバー画面を用意して、作成した画面にスクリーンセーバー画面としての属性を与えるので、一般の画面を作成する要領とほぼ同様にしてスクリーンセーバー画面を作成することができる。したがって、ユーザ独自のスクリーンセーバー画面を容易に作成することができる。また、スクリーンセーバー画面をプログラマブル表示器で表示するときには、通常の全ての画面にタッチ動作検知スイッチが自動的に設定されるので、オペレータがいずれの画面を表示しているときに表示面をタッチしても、そのタッチ動作によってタイマー21dをリセットして作動させる。ユーザが作成するスクリーンセーバー画面表示用のプログラムを用いた場合、例えば、上記のようなタッチ動作検知スイッチのようなスイッチの画面への設定は、画面一つ一つに対してユーザが行わなければならず、多大な手間を要する。これに対し、上記のように、各画面にタッチ動作検知スイッチを自動的に設定することにより、ユーザによるスイッチ設定作業が不要になるので、ユーザの負担を大幅に軽減することができる。
本実施形態のプログラマブル表示器2は、タッチ動作監視部21b、スクリーンセーバー表示制御部21cおよびタイマー21dが設けられることにより、スクリーンセーバー画面の表示機能を備えることができる。これにより、ユーザがスクリーンセーバー画面表示用のプログラムを作成することなく、プログラマブル表示器2においてもスクリーンセーバー画面を表示させることが可能となるので、一般のパーソナルコンピュータと同様に、ディスプレイ24の表示面の焼付け防止などを容易に実現することができる。
また、プログラマブル表示器2は、表示条件設定部21eが設けられることにより、プログラマブル表示器2においても、スクリーンセーバー画面の表示条件を設定することができる。これにより、画面エディタ部73で設定した表示条件でスクリーンセーバー画面をプログラマブル表示器2に表示させたとき、所望の表示状態が得られなかったときに、作画エディタ部73で表示条件を設定し直して、スクリーンセーバー画面データをプログラマブル表示器2に再転送する必要がなく、所望の表示状態を得ることができる。しかも、オンライン状態で表示条件の設定が可能であるので、スクリーンセーバー画面表示用のプログラムを用いた場合で表示条件を設定し直すときのように、オフライン状態(プログラマブル表示器2とPLC3との通信遮断状態)にする必要がない。これにより、制御システム1の稼働状態で、スクリーンセーバー画面の表示条件を変更することが可能になる。
なお、本実施形態では、使用するスクリーンセーバー画面の数については特に限定していないが、複数のスクリーンセーバー画面を用意する場合には、いずれか1つを表示するように規定しておく必要がある。例えば、スクリーンセーバー画面を作成するときにスクリーンセーバー画面管理部73bによって各スクリーンセーバー画面に付与される画面番号の最も小さいスクリーンセーバー画面をデフォルトで表示させるスクリーンセーバー画面として指定しておき、プログラマブル表示器2において、必要に応じて表示させるスクリーンセーバー画面を切り替えるようにしてもよい。具体的には、表示条件設定部21eが、スクリーンセーバー設定画面51に、登録されている(FEPROM22bに格納されている)スクリーンセーバー画面の一覧を表示させ、オペレータにその内の1つを選択させて、選択されたスクリーンセーバー画面を表示させるスクリーンセーバー画面として指定する。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の画面作成装置は、画面作成の機能を用いてスクリーンセーバー画面を作成し、併せてスクリーンセーバー画面の表示条件の設定も行うようにしたので、プログラマブル表示器においてスクリーンセーバー画面を容易に表示させることができ、プログラマブル表示器のディスプレイを焼付けから保護することなどに好適に利用できる。
本発明の実施形態に係る制御システムおよびパーソナルコンピュータの構成を示すブロック図である。 上記制御システムにおけるプログラマブル表示器のFEPROMに格納されるプログラム構成を示す図である。 上記プログラマブル表示器で表示されるユーザ画面の画面データに含まれる指示処理語の基本的フォーマットを示す図である。 上記プログラマブル表示器の制御の中心であるHMI処理部を含む要部の構成を示すブロック図である。 上記プログラマブル表示器に表示されるスクリーンセーバー画面の表示条件を設定するためのスクリーンセーバー設定画面を示す図である。 上記スクリーンセーバー設定画面に表示を切り替えるためのスイッチを含む画面を示す図である。 上記画面エディタ部がスクリーンセーバー画面作成のためにスクリーンセーバー画面ウインドウを開いた状態の作画ウインドウを示す図である。 上記スクリーンセーバー画面ウインドウに表示されたスクリーンセーバー画面を登録表示領域にドラッグ&ドロップする操作によって登録する状態の作画ウインドウを示す図である。 (a)および(b)は上記画面エディタ部がスクリーンセーバー画面の表示条件設定のために用意するダイアログボックスを示す図である。 (a)は予め用意されているスクリーンセーバー画面を含むスクリーンセーバー画面リストを表示した状態の作画ウインドウを示し、(b)は上記スクリーンセーバー画面リストから1つのスクリーンセーバー画面をドラッグ&ドロップする操作によってスクリーンセーバー画面ウインドウが開いた状態の作画ウインドウを示す図である。
符号の説明
2 プログラマブル表示器
3a メモリ
7 パーソナルコンピュータ(画面作成装置)
21 HMI処理部
21a システム制御部
21b タッチ動作監視部(動作判定手段)
21c スクリーンセーバー表示制御部(表示制御手段)
21d タイマー
21e 条件設定部(表示条件設定手段)
51 スクリーンセーバー設定画面
73 画面エディタ部(画面作成プログラム)
73a スクリーンセーバー画面作成部(属性付与手段)
73b スクリーンセーバー画面管理部(移行時間設定手段,動作速度設定手段,表示可否指定手段)
301 ダイアログボックス
SS スクリーンセーバー画面

Claims (9)

  1. 表示面へのタッチ動作を受け付けるプログラマブル表示器に表示される画面を作成する画面作成装置において、
    作成する画面にスクリーンセーバー画面としての属性を与える属性付与手段と、
    前記プログラマブル表示器において通常の画面から前記スクリーンセーバー画面への表示の移行に要する表示移行時間を設定する移行時間設定手段とを備えていることを特徴とする画面作成装置。
  2. 前記スクリーンセーバー画面において動的に表示されるオブジェクトの動作速度を設定する動作速度設定手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の画面作成装置。
  3. 前記スクリーンセーバー画面を前記プログラマブル表示器において表示するか否かの表示可否を指定し、表示すると指定したときに、タッチ動作によって前記表示移行時間の計時をリセットするスイッチを前記プログラマブル表示器に表示する通常の画面の全面に設定する表示可否指定手段を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の画面作成装置。
  4. 請求項1、2または3に記載の画面作成装置を動作させる画面作成プログラムであって、コンピュータを前記各手段として機能させるための画面作成プログラム。
  5. 請求項4に記載の画面作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  6. 請求項1、2または3に記載の画面作成装置によって作成された画面を表示するプログラマブル表示器であって、
    前記表示面へのタッチ動作が前記表示移行時間の間になかったか否かを判定するタッチ動作判定手段と、
    前記タッチ動作判定手段によって前記表示面へのタッチ動作が前記表示移行時間の間になかったと判定されたときに、画面表示を前記スクリーンセーバー画面に切り替える表示制御手段とを備えていることを特徴とするプログラマブル表示器。
  7. 請求項3に記載の画面作成装置によって作成された画面を表示するプログラマブル表示器であって、
    前記表示面へのタッチ動作が前記表示移行時間の間になかったか否かを判定するタッチ動作判定手段と、
    前記タッチ動作判定手段によって前記表示面へのタッチ動作が前記表示移行時間の間になかったと判定されたときに、画面表示を前記スクリーンセーバー画面に切り替える表示制御手段と、
    前記表示移行時間、前記動作速度および前記表示可否を含むスクリーンセーバー画面の表示条件を設定する表示条件設定手段とを備えていることを特徴とするプログラマブル表示器。
  8. 請求項6または7に記載のプログラマブル表示器を動作させる制御プログラムであって、コンピュータを前記各手段として機能させるための制御プログラム。
  9. 請求項8に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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