JP2007090498A - 工具 - Google Patents
工具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007090498A JP2007090498A JP2005284852A JP2005284852A JP2007090498A JP 2007090498 A JP2007090498 A JP 2007090498A JP 2005284852 A JP2005284852 A JP 2005284852A JP 2005284852 A JP2005284852 A JP 2005284852A JP 2007090498 A JP2007090498 A JP 2007090498A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- outer peripheral
- peripheral surface
- belt
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
【課題】 管外周面のうちの管周方向の一部の範囲を簡便に削ることができるようにする。
【解決手段】 管Bの外周面を削るために使用する工具であって、管外周面を研削可能なベルト外周面24を備えた無端ベルト25と、無端ベルトを回動自在に支持する支持部26と、無端ベルトを駆動回動可能な駆動機構27とを設け、無端ベルトの内周側を巻き掛けてある一対のローラ31をベルト回動方向で隣り合うように設け、ベルト外周面を一対のローラ間において管外周面に向けて押し付け操作可能な押し付け操作部57を設けてある。
【選択図】 図14
【解決手段】 管Bの外周面を削るために使用する工具であって、管外周面を研削可能なベルト外周面24を備えた無端ベルト25と、無端ベルトを回動自在に支持する支持部26と、無端ベルトを駆動回動可能な駆動機構27とを設け、無端ベルトの内周側を巻き掛けてある一対のローラ31をベルト回動方向で隣り合うように設け、ベルト外周面を一対のローラ間において管外周面に向けて押し付け操作可能な押し付け操作部57を設けてある。
【選択図】 図14
Description
本発明は、管の外周面を削るために使用する工具に関する。
配管工事において、例えば、ピットを掘削して、ポリエチレン樹脂などの熱可塑性樹脂製の埋設管を露出させ、その埋設管に熱可塑性樹脂製の分岐管を接続したり、埋設管の一部を取り替えたりするために、埋設管に熱可塑性樹脂製の継手等を融着することが行われており、その融着作業に先立って、埋設管の外周面に生じている酸化皮膜などを除去しなければ、融着部分の安定した融着強度が得られない。
上記工具は、このような場合に、熱可塑性樹脂製の管の外周面を削るために使用されているが、従来の工具は、管外周面を切削するためのスクレーパ刃を、管外周面に接当させた状態で周回移動自在に、且つ、周回移動に伴って管の軸芯方向に出退移動するように支持体に支持し、その支持体を管に固定して、スクレーパ刃を管外周面に接当させた状態で周回移動させることにより、管外周面を全周に亘って切削できるように構成してある(例えば、特許文献1参照)。
上記工具は、このような場合に、熱可塑性樹脂製の管の外周面を削るために使用されているが、従来の工具は、管外周面を切削するためのスクレーパ刃を、管外周面に接当させた状態で周回移動自在に、且つ、周回移動に伴って管の軸芯方向に出退移動するように支持体に支持し、その支持体を管に固定して、スクレーパ刃を管外周面に接当させた状態で周回移動させることにより、管外周面を全周に亘って切削できるように構成してある(例えば、特許文献1参照)。
このため、従来の工具では、管外周面に対してその全周に亘って融着させる必要がないような継手、例えば、管外周面に対する融着面を円弧面状に形成してあるサドルを備えたサドル付き分岐管継手を管外周面に対して融着させる際にも、管外周面を削るために、スクレーパ刃の支持体を管に固定して、そのスクレーパ刃を管周りで周回移動させる必要があり、作業の簡略化を図りにくい欠点がある。
また、ピットを掘削して埋設管を露出させ、その埋設管にサドル付き分岐管継手を介して分岐管を接続するような場合は、スクレーパ刃を管周りで周回移動させることができるように、大きなピットを掘削しておく必要があり、施工コストが高くなる欠点がある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、管外周面のうちの管周方向の一部の範囲を簡便に削ることができるようにすることを目的とする。
また、ピットを掘削して埋設管を露出させ、その埋設管にサドル付き分岐管継手を介して分岐管を接続するような場合は、スクレーパ刃を管周りで周回移動させることができるように、大きなピットを掘削しておく必要があり、施工コストが高くなる欠点がある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、管外周面のうちの管周方向の一部の範囲を簡便に削ることができるようにすることを目的とする。
本発明の第1特徴構成は、管の外周面を削るために使用する工具であって、管外周面を研削可能なベルト外周面を備えた無端ベルトと、前記無端ベルトを回動自在に支持する支持部と、前記無端ベルトを駆動回動可能な駆動機構とを設け、前記無端ベルトの内周側を巻き掛けてある一対のローラをベルト回動方向で隣り合うように設け、前記ベルト外周面を前記一対のローラ間において前記管外周面に向けて押し付け操作可能な押し付け操作部を設けてある点にある。
〔作用及び効果〕
回動自在に支持してある無端ベルトを駆動回動させながら、管外周面を研削可能なベルト外周面を、管外周面に向けて押し付けることにより、その管外周面を削ることができるのであるが、無端ベルトの内周側を巻き掛けてある一対のローラをベルト回動方向で隣り合うように設け、ベルト外周面をその一対のローラ間において管外周面に向けて押し付け操作可能な押し付け操作部を設けてあるので、ベルト外周面を一対のローラ間において管径方向から管外周面に向けて押し付けるに伴って、無端ベルトが一対のローラ間に入り込んで、その回動経路が管外周面に沿った経路に変形する。
従って、ベルト外周面が、一対のローラ間において、管外周面のうちの管周方向の一部の範囲に亘って押し付けられながら移動し、管外周面のうちの管周方向の一部の範囲を簡便に削ることができる。
また、ピットを掘削して埋設管を露出させ、その埋設管にサドル付き分岐管継手を介して分岐管を接続するような場合は、従来のように、スクレーパ刃を管周りで周回移動させることができるような大きなピットを掘削しておく必要が特にないので、施工コストを安くすることができる。
その上、ピットの外側、つまり、地上側からの押し付け操作部の操作で、ベルト外周面を管外周面に向けて押し付けることも可能になるので、この場合は、作業者が入り込めるようなピットを掘削しておく必要も特になく、施工コストを一層安くすることができる。
回動自在に支持してある無端ベルトを駆動回動させながら、管外周面を研削可能なベルト外周面を、管外周面に向けて押し付けることにより、その管外周面を削ることができるのであるが、無端ベルトの内周側を巻き掛けてある一対のローラをベルト回動方向で隣り合うように設け、ベルト外周面をその一対のローラ間において管外周面に向けて押し付け操作可能な押し付け操作部を設けてあるので、ベルト外周面を一対のローラ間において管径方向から管外周面に向けて押し付けるに伴って、無端ベルトが一対のローラ間に入り込んで、その回動経路が管外周面に沿った経路に変形する。
従って、ベルト外周面が、一対のローラ間において、管外周面のうちの管周方向の一部の範囲に亘って押し付けられながら移動し、管外周面のうちの管周方向の一部の範囲を簡便に削ることができる。
また、ピットを掘削して埋設管を露出させ、その埋設管にサドル付き分岐管継手を介して分岐管を接続するような場合は、従来のように、スクレーパ刃を管周りで周回移動させることができるような大きなピットを掘削しておく必要が特にないので、施工コストを安くすることができる。
その上、ピットの外側、つまり、地上側からの押し付け操作部の操作で、ベルト外周面を管外周面に向けて押し付けることも可能になるので、この場合は、作業者が入り込めるようなピットを掘削しておく必要も特になく、施工コストを一層安くすることができる。
本発明の第2特徴構成は、前記一対のローラ間の間隔が開く方向に付勢する付勢機構を設けてある点にある。
〔作用及び効果〕
一対のローラ間の間隔が開く方向に付勢する付勢機構を設けてあるので、無端ベルトに張力を与えながら、ベルト外周面を管外周面に向けて押し付けて、無端ベルトを一対のローラ間に入り込ませるに伴って、一対のローラ間の間隔が付勢機構の付勢力に抗して狭まって、ベルト外周面の管外周面に対するベルト回動方向での押し付け長さが長くなり、管外周面を管周方向の広い範囲に亘って能率良く削ることができる。
一対のローラ間の間隔が開く方向に付勢する付勢機構を設けてあるので、無端ベルトに張力を与えながら、ベルト外周面を管外周面に向けて押し付けて、無端ベルトを一対のローラ間に入り込ませるに伴って、一対のローラ間の間隔が付勢機構の付勢力に抗して狭まって、ベルト外周面の管外周面に対するベルト回動方向での押し付け長さが長くなり、管外周面を管周方向の広い範囲に亘って能率良く削ることができる。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
図1〜図9は、ポリエチレン樹脂(熱可塑性樹脂の一例)製の都市ガス供給管(以下、新設管という)Aをユーザ宅U内に引き込むために、通電による加熱でポリエチレン樹脂製接続対象部に対して熱融着可能なポリエチレン樹脂製接続部4a,4b,5,6を備えたエルボ管継手Cとサドル型分岐管継手Dとを使用して、その新設管Aの一端側接続用部位1を、道路R下に埋設してあるポリエチレン樹脂製の円筒状都市ガス供給用本支管(以下、埋設管という)Bに分岐接続する管接続工法を示している。
〔第1実施形態〕
図1〜図9は、ポリエチレン樹脂(熱可塑性樹脂の一例)製の都市ガス供給管(以下、新設管という)Aをユーザ宅U内に引き込むために、通電による加熱でポリエチレン樹脂製接続対象部に対して熱融着可能なポリエチレン樹脂製接続部4a,4b,5,6を備えたエルボ管継手Cとサドル型分岐管継手Dとを使用して、その新設管Aの一端側接続用部位1を、道路R下に埋設してあるポリエチレン樹脂製の円筒状都市ガス供給用本支管(以下、埋設管という)Bに分岐接続する管接続工法を示している。
前記管接続工法は、ピット2を掘削して道路R下の埋設管Bを露出させる掘削工程(図1)と、新設管Aを地中に配管する配管工程(図2)と、新設管Aにエルボ管継手Cと分岐管継手Dを組み付ける組み付け工程(図3)と、分岐管継手Dを埋設管Bに熱融着させる第1融着工程(図4,図5)と、エルボ管継手Cを新設管Aと分岐管継手Dとに熱融着させる第2融着工程(図6,図7)とを順に設けてある。
前記配管工程では、図2に示すように、新設管Aをピット2とユーザ宅Uとに亘って非開削工法で地中に配管して、その一端側の接続用部位1をピット2内に露出させておくとともに、他端側をユーザ宅Uの地上側に露出させておく。
前記組み付け工程では、図3に示すように、新設管Aの接続用部位1をピット2外の地上側に引き出して、図10にも示すように、その接続用部位1にエルボ管継手Cと分岐管継手Dとを相互の接続部の管軸芯X1,X2周りで相対回動可能に組み付けるとともに、その組み付け状態を保持可能で、かつ、地上側からの遠隔操作で取り外し可能なクランプ治具3を装着するとともに、図12にも示すように、地上側からの遠隔操作で、分岐管継手Dの埋設管Bに対する接続部である円弧板状のサドル部14を埋設管Bの管外周面に押し付けるための押し付け治具32を分岐管継手Dに装着する。
つまり、新設管Aの接続用部位1をエルボ管継手Cの一端側接続部4bに挿入するとともに、分岐管継手Dの分岐管部5をエルボ管継手Cの他端側接続部4aに挿入して、新設管Aとエルボ管継手C、及び、エルボ管継手Cと分岐管継手Dとを相互の接続部の管軸芯X1,X2周りで相対回動可能に組み付けてクランプ治具3を装着するとともに、押し付け治具32を分岐管継手Dに装着する。
前記クランプ治具3は、図11にも示すように、二箇所のクランプ部6を平面視でL字状に配置して設けてある一対のクランプ部材7a,7bを、圧縮バネ12を挟んで、その基部側の軸芯Y1周りで揺動自在に連結するとともに、クランプ部材7a,7bの揺動軸芯Y1と略平行な軸芯Y2周りで揺動自在に一方のクランプ部材7bに支持してあるボルト8を、他方のクランプ部材7aに形成してある貫通孔から突出させてナット部材9に螺合して構成してある。
そして、ナット部材9をボルト8に締め付ける操作で、エルボ管継手Cの両端夫々に挿通してある新設管Aの接続用部位1と分岐管部5とを各別に挟持して、エルボ管継手Cに対して相対回動可能に組み付けてある接続用部位1と分岐管継手Dの組み付け状態を保持可能に構成すると共に、図11に示すように、ナット部材9の外周側に対して相対回転不能に嵌合させる嵌合部10を一端側に備えたナット部材操作ロッド11を使用して、嵌合部10をナット部材9に嵌合させたナット部材操作ロッド11を回転させることにより、ナット部材9を地上側からの遠隔操作で緩めて、クランプ部材7a,7bどうしを圧縮バネ12の付勢力で離間させ、クランプ治具3を接続用部位1と分岐管部5から取り外し可能に構成してある。
前記押し付け治具32は、図12,図13に示すように、分岐管継手Dに対して固定自在な固定部33を、その固定部33に連結してある操作ロッド34による地上側からの遠隔操作で固定解除自在に設けて、分岐管継手Dに固定部33で固定してある操作ロッド34による地上側からの遠隔操作でサドル部14を管外周面に当て付け可能に構成するとともに、管外周面に当て付けたサドル部14を埋設管Bと共に管径方向から挟持可能な挟持機構35を、地上側からの遠隔操作で、挟持状態と非挟持状態とに切り換え可能に設けてある。
前記固定部33は、分岐管継手Dに設けてある穿孔用筒体36の内側に螺合する雄ねじ部材で構成して、雄ねじ部材33を穿孔用筒体36の内側にねじ込むことによって、押し付け治具32を分岐管継手Dに装着できるようにしてあり、その雄ねじ部材33に操作ロッド34を同芯状に固定して、操作ロッド34による雄ねじ部材33の回転操作で、分岐管継手Dに対する固定を解除自在に構成してある。
前記挟持機構35は、サドル部14の管長手方向に沿わせる左右両側縁に設けてある鍔部37に対して下向きに押し付け可能な正面視で下向きコの字状の第1挟持部材38と、埋設管Bの下面側に左右両側から係止可能な一対の側面視で下向きコの字状の第2挟持部材39とで、サドル部14を埋設管Bと共に管径方向から挟持可能に構成してあり、この挟持機構35を、地上側からの遠隔操作で、挟持状態と非挟持状態とに切り換え可能な切り換え操作具40に、操作ロッド34を抜け止め状態で挿通してある。
前記切り換え操作具40は、第1挟持部材38に相対回転自在に連結してある第1筒軸部材41と、第1筒軸部材41に形成してある第1雄ねじ部41aに螺合する第2筒軸部材42と、第2筒軸部材42を筒軸方向に相対移動自在に挿通してある筒状駒部材43とを備え、駒部材43の第2筒軸部材42からの抜け出しを阻止するナット44を第2筒軸部材42に形成してある第2雄ねじ部42aに螺合し、第1筒軸部材41に操作ロッド34を挿通するとともに、ナット44の回転操作部45を一端側に備えた筒状操作具46に操作ロッド34を挿通できるようにしてある。
前記第2挟持部材39の夫々は、その長手方向中間部を、第2筒軸部材42の第1挟持部材38側端部に固定してある左右一対の支持アーム47に上下揺動自在に支持するとともに、上端部の夫々を、駒部材43に上下揺動自在に連結してある左右一対の揺動アーム48に上下揺動自在に連結してある。
そして、支持アーム47と駒部材43との間に圧縮バネ(コイルスプリング)49を装着して、駒部材43を第2筒軸部材42から抜け出す方向に付勢し、ナット44を付勢力に抗して第2雄ねじ部42aにねじ込むことによって、支持アーム47を支点にして、第2挟持部材39の下端側が互いに近接する方向に揺動し、ナット44を緩めて、圧縮バネ49の付勢力で駒部材43を上向きに移動させることによって、支持アーム47を支点にして、第2挟持部材39の下端側が互いに離間する方向に揺動するように構成してある。
従って、第1筒軸部材41を回転させることにより、第2筒軸部材42の第1筒軸部材41に対する筒軸方向の相対位置を変更して、第1挟持部材38の下端と第2挟持部材39の下端との間隔を埋設管Bの外径に応じた間隔に拡げてあり、かつ、ナット44を緩めて、挟持機構35を第2挟持部材39の下端側が互いに離間する方向に揺動している非挟持状態に切り換えてある押し付け治具32を分岐管継手Dに装着する。
前記第1融着工程では、図4に示すように、本発明による研削用工具Eを使用して、地上側からの遠隔操作で、埋設管Bの管外周面のうちの管周方向の一部の範囲、つまり、分岐管継手Dの埋設管Bに対する接続部であるサドル部14の円弧面状の融着面22を融着させる範囲を薄く削った後、新設管Aをユーザ宅U側に引っ張り出すことにより、図5に示すように、エルボ管継手Cと分岐管継手Dとを組み付けてある接続用部位1をピット2内に引き込んで、操作ロッド34の操作でサドル部14を埋設管Bの外周面に当て付けるとともに、操作ロッド34を筒状操作具46に通して、その筒状操作具46で地上側から押し付け治具32のナット44を付勢力に抗して締め込むことによって、挟持機構35を第2挟持部材39の下端側が互いに近接する方向に揺動している挟持状態に切り換えて、サドル部14を埋設管Bの管外周面に押し付けておく。
次に、通電用操作具13による地上側からの遠隔操作で、分岐管継手Dの通電用端子15に通電してサドル部14を埋設管Bの管外周面に熱融着させる。
前記研削用工具Eは、図14に示すように、電動モータや減速ギア装置を内装してあるハウジング23と、管外周面を研削可能なベルト外周面24を備えた無端ベルト25と、無端ベルト25を回動自在に支持する支持部26と、無端ベルト25を駆動回動可能な駆動機構27と、電動モータへの通電用ケーブル28とを設けてある。
前記無端ベルト25は、その外周面に研磨材層29を設けて、管外周面を研削可能なベルト外周面24を構成してある。
前記支持部26は、駆動ローラ30と左右一対の従動ローラ31との夫々を回転自在に支持しているアーム52,53をハウジング23に固定して、無端ベルト25の内周側をこれらのローラ30,31に亘って回動自在に巻き掛けて支持してある。
前記駆動機構27は、減速ギア装置の出力軸に固定してある出力ギア54と駆動ローラ30に固定してある入力ギア55とに亘ってタイミングベルト56を巻き掛けて、電動モータの駆動で減速ギア装置を介して無端ベルト25を駆動回動可能に構成してある。
前記一対の従動ローラ31はベルト回動方向で隣り合うように設けてあり、押し付け操作ロッド57をハウジング23に固定して、押し付け操作ロッド57による地上側からの遠隔操作で、ベルト外周面24を一対のローラ31間において管外周面に向けて押し付け操作可能な押し付け操作部を構成してある。
前記通電用操作具13は、図15に示すように、分岐管継手Dのサドル部14やエルボ管継手Cに設けてある一対の通電用端子15の夫々に対して電気的に各別に接続可能な一対の電力供給用ソケット16を、そのソケット16毎に連結してある円筒状の通電用操作ロッド17で押し引きすることによる地上側からの遠隔操作で、各通電用端子15に対して各別に装脱自在に設けて構成してあり、ソケット16の端子18に接続してある電力供給用ケーブル19を通電用操作ロッド17の内側に挿通してあるとともに、通電用操作ロッド17とソケット16との連結を地上側からの遠隔操作で解除可能な連結解除手段20を設けてある。
前記連結解除手段20は、通電用操作ロッド17とソケット16とを螺合連結する連結部を設けて、ソケット16を通電用端子15に装着してある状態で、通電用操作ロッド17を正逆に回転させることにより、通電用操作ロッド17をソケット16から外したりソケット16に連結したりできるように構成してある。
そして、接続用部位1をピット2内に引き込むときに、通電用操作ロッド17に連結してあるソケット16を分岐管継手Dの各通電用端子15に装着しておき、熱融着が完了すると、通電を停止して、通電用操作ロッド17で地上側からソケット16を引っ張って通電用端子15から外すとともに、融着部を冷却した後、ナット44を筒状操作具46で緩めて、挟持機構35を非挟持状態に切り換え、操作ロッド34による雄ねじ部材33の回転操作で、押し付け治具32の分岐管継手Dに対する固定を解除して、操作ロッド34でその押し付け治具32を地上側に回収する。
前記第2融着工程では、図6に示すように、地上側からの操作で通電用操作ロッド17に連結してあるソケット16をエルボ管継手Cに設けてある各通電用端子15に装着した後、図7に示すように、通電用操作ロッド17を回転させることによりソケット16から外して地上側に引き上げてから通電し、エルボ管継手Cの接続部4a,4bと接続用部位1及び分岐管継手Dとの熱融着が完了すると、通電を停止して融着部を冷却した後、図6に示したと同様に通電用操作ロッド17をソケット16に連結して、その通電用操作ロッド17で地上側からソケット16を引っ張って通電用端子15から外しておく。
そして、図8に示すように、ナット部材操作ロッド11でナット部材9を地上側からの遠隔操作で緩めて、クランプ治具3を接続用部位1と分岐管部5から取り外し、クランプ治具3に予め連結してあるワイヤー21を地上側から引っ張って、クランプ治具3を地上側に回収し、図9に示すように、新設管Aと埋設管Bとの接続作業を完了する。
この後、活管工法などを使用して、埋設管Bの管壁に貫通孔を穿孔し、分岐管継手Dとエルボ管継手Cを介して、新設管Aと埋設管Bとを連通接続させ、ピット2を埋め戻す。
〔第2実施形態〕
図16は本発明による研削用工具Eの別実施形態を示し、一対のアーム53の長手方向中間位置の夫々を、ベルト回動方向に沿って揺動軸Z周りで揺動自在にハウジング23に支持し、これらのアーム53の一端側に従動ローラ31を回転自在に支持するとともに、他端側を引っ張りバネ58でハウジング23に連結して、無端ベルト25に張力を与えながら、一対の従動ローラ31間の間隔が開く方向に付勢する付勢機構59を設けてある。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
図16は本発明による研削用工具Eの別実施形態を示し、一対のアーム53の長手方向中間位置の夫々を、ベルト回動方向に沿って揺動軸Z周りで揺動自在にハウジング23に支持し、これらのアーム53の一端側に従動ローラ31を回転自在に支持するとともに、他端側を引っ張りバネ58でハウジング23に連結して、無端ベルト25に張力を与えながら、一対の従動ローラ31間の間隔が開く方向に付勢する付勢機構59を設けてある。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
〔その他の実施形態〕
1.本発明による工具は、無端ベルトの内周側を巻き掛けてある一対のローラのうちの一方を駆動ローラで構成してあっても良い。
2.本発明による工具は、金属管の外周面を削るために使用しても良い。
3.本発明による工具は、遠隔操作によらずに管の外周面を削るために使用しても良い。4.本発明による工具は、都市ガス以外のガス供給用や水道などの液体供給用の配管工事において、管の外周面を削るために使用しても良い。
1.本発明による工具は、無端ベルトの内周側を巻き掛けてある一対のローラのうちの一方を駆動ローラで構成してあっても良い。
2.本発明による工具は、金属管の外周面を削るために使用しても良い。
3.本発明による工具は、遠隔操作によらずに管の外周面を削るために使用しても良い。4.本発明による工具は、都市ガス以外のガス供給用や水道などの液体供給用の配管工事において、管の外周面を削るために使用しても良い。
24 ベルト外周面
25 無端ベルト
26 支持部
27 駆動機構
31 一対のローラ
57 押し付け操作部
59 付勢機構
B 管
25 無端ベルト
26 支持部
27 駆動機構
31 一対のローラ
57 押し付け操作部
59 付勢機構
B 管
Claims (2)
- 管の外周面を削るために使用する工具であって、
管外周面を研削可能なベルト外周面を備えた無端ベルトと、前記無端ベルトを回動自在に支持する支持部と、前記無端ベルトを駆動回動可能な駆動機構とを設け、
前記無端ベルトの内周側を巻き掛けてある一対のローラをベルト回動方向で隣り合うように設け、前記ベルト外周面を前記一対のローラ間において前記管外周面に向けて押し付け操作可能な押し付け操作部を設けてある工具。 - 前記一対のローラ間の間隔が開く方向に付勢する付勢機構を設けてある請求項1記載の工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005284852A JP2007090498A (ja) | 2005-09-29 | 2005-09-29 | 工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005284852A JP2007090498A (ja) | 2005-09-29 | 2005-09-29 | 工具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007090498A true JP2007090498A (ja) | 2007-04-12 |
Family
ID=37976758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005284852A Pending JP2007090498A (ja) | 2005-09-29 | 2005-09-29 | 工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007090498A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012218086A (ja) * | 2011-04-05 | 2012-11-12 | Honda Motor Co Ltd | 研削方法 |
KR200464021Y1 (ko) | 2009-09-11 | 2012-12-07 | 권선구 | 선반외경 사포 바이트 |
CN103158046A (zh) * | 2013-04-01 | 2013-06-19 | 内江富晟机械有限公司 | 一种变参数曲轴修正抛光方法及装置 |
KR101364212B1 (ko) * | 2012-02-01 | 2014-02-14 | 정천섭 | 소재의 연마장치 |
CN106625100A (zh) * | 2017-03-06 | 2017-05-10 | 安徽鑫艺达抛光机械有限公司 | 一种罐体焊缝打磨*** |
CN109514361A (zh) * | 2018-11-14 | 2019-03-26 | 邢箫 | 一种不锈钢管的焊缝打磨设备 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4116557Y1 (ja) * | 1965-09-09 | 1966-07-30 | ||
JPS4324719Y1 (ja) * | 1965-06-08 | 1968-10-17 | ||
JPS4726693U (ja) * | 1971-04-21 | 1972-11-25 | ||
JPS60161550U (ja) * | 1984-04-02 | 1985-10-26 | トヨタ自動車株式会社 | ベルト式研削装置 |
JPH01175157U (ja) * | 1988-05-27 | 1989-12-13 | ||
JPH08206964A (ja) * | 1995-02-06 | 1996-08-13 | Shiyouken:Kk | ベルト式研磨具及びそれを使用したパイプ研磨装置 |
-
2005
- 2005-09-29 JP JP2005284852A patent/JP2007090498A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4324719Y1 (ja) * | 1965-06-08 | 1968-10-17 | ||
JPS4116557Y1 (ja) * | 1965-09-09 | 1966-07-30 | ||
JPS4726693U (ja) * | 1971-04-21 | 1972-11-25 | ||
JPS60161550U (ja) * | 1984-04-02 | 1985-10-26 | トヨタ自動車株式会社 | ベルト式研削装置 |
JPH01175157U (ja) * | 1988-05-27 | 1989-12-13 | ||
JPH08206964A (ja) * | 1995-02-06 | 1996-08-13 | Shiyouken:Kk | ベルト式研磨具及びそれを使用したパイプ研磨装置 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200464021Y1 (ko) | 2009-09-11 | 2012-12-07 | 권선구 | 선반외경 사포 바이트 |
JP2012218086A (ja) * | 2011-04-05 | 2012-11-12 | Honda Motor Co Ltd | 研削方法 |
KR101364212B1 (ko) * | 2012-02-01 | 2014-02-14 | 정천섭 | 소재의 연마장치 |
CN103158046A (zh) * | 2013-04-01 | 2013-06-19 | 内江富晟机械有限公司 | 一种变参数曲轴修正抛光方法及装置 |
CN103158046B (zh) * | 2013-04-01 | 2015-04-08 | 内江富晟机械有限公司 | 一种变参数曲轴修正抛光方法及装置 |
CN106625100A (zh) * | 2017-03-06 | 2017-05-10 | 安徽鑫艺达抛光机械有限公司 | 一种罐体焊缝打磨*** |
CN109514361A (zh) * | 2018-11-14 | 2019-03-26 | 邢箫 | 一种不锈钢管的焊缝打磨设备 |
CN109514361B (zh) * | 2018-11-14 | 2020-05-12 | 佛山市康海钢制品有限公司 | 一种不锈钢管的焊缝打磨设备 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007090498A (ja) | 工具 | |
JP2006289604A (ja) | 軸線方向に調和振動する構造部分ためのクランプ装置 | |
GB2321874A (en) | Welding tubular end portions using infrared heating | |
JP2007285348A (ja) | クランプ装置及びクランプ装置用補助部材 | |
CN114654158B (zh) | 一种焊接管道便携式对口装置 | |
US6029727A (en) | Jointing apparatus of thermo plastic pipes | |
JP2007092923A (ja) | 通電用操作具 | |
JP2002295776A (ja) | 継手接続方法及び矯正治具 | |
US5725724A (en) | Plastic pipe facer for butt fusion application | |
KR20190123625A (ko) | 파이프부재의 내부비드 제거장치 | |
JP2005066721A (ja) | ブーツバンド締付工具 | |
JP5355743B2 (ja) | サドル形エレクトロフュージョン継手用のクランプ | |
KR101723209B1 (ko) | 합성수지관용 와인딩장치 | |
CN213380911U (zh) | 带线压力开关旋转机构及使用其的抛光加工*** | |
WO2007114414A1 (ja) | 樹脂管溶着装置 | |
JP2001193889A (ja) | サドル型継手の固定方法及びサドル型継手固定用クランプ | |
KR102216759B1 (ko) | 본관부 혹은 가지관부 혹은 본관부와 가지관부의 선택적 부분 보수 장치 및 부분 보수 공법 | |
JP2000237914A (ja) | 切断装置 | |
JPH11138403A (ja) | 管端加工機 | |
JP6799459B2 (ja) | サドルクランプ装置 | |
JP2009196113A (ja) | ドラムの連結装置及び連結方法 | |
JPH1061826A (ja) | 溶着パイプの製造方法及びその装置 | |
JPH0839336A (ja) | パイプカッタ | |
KR200492448Y1 (ko) | 무용접 배관 피팅용 유압식 조립장치 | |
JP4229711B2 (ja) | 可撓管継手 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080401 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100120 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100128 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100603 |