JP2007090188A - 印刷材料塗布方法および印刷材料塗布装置 - Google Patents

印刷材料塗布方法および印刷材料塗布装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、液状の印刷材料を所定のパターンで被塗布体に塗布するにあたり、被塗布体に歪等が生じているため印刷材料を塗布する場所の高さが場所により異なる場合であっても、その高さのバラツキを吸収し印刷材料を塗布することのできる印刷材料塗布方法及び印刷材料塗布装置を提供することを目的としている。
【解決手段】本発明の印刷材料塗布方法は、所定のパターンで被塗布体の一面に液状の印刷材料を塗布する印刷材料塗布方法であって、前記パターンに対応した突起部と前記突起部が一面に配設された可撓部と前記可撓部を支持する支持部とを備えた塗布手段の該突起部を被塗布体の一面に位置合わせをし、支持部の位置を保持しつつ突起部を被塗布体の一面に当接させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、液状の印刷材料を所定のパターンで被塗布体に塗布する印刷材料塗布方法および印刷材料塗布装置に係り、特にBGA(Ball Grid Allay)タイプ又はFC(Flip Chip)タイプなどのエリアアレイ型の接続バンプ構造を有する半導体部品又はウエハ、パッケージに導電性ボールを搭載する際、印刷材料としてのフラックスをそれらに塗布するのに好適なに印刷材料塗布方法および印刷材料塗布装置に関するものである。
近年、携帯端末機器やノート型パソコンの高速化と高機能化、及び軽量化、小型化と薄型化が進むにつれ、それらに内蔵される半導体部品や半導体部品を実装するウエハに対しては、その小型化、薄型化と接続端子数の増加という相反する性能が要求されている。その要求に応ずるものとして、BGAタイプ或いはFCタイプなどエリアアレイ型の接続バンプをパッド状の電極に形成した半導体部品、基板、ウエハまたはパッケージ(以下半導体部品、基板、ウエハおよびパッケージなどを総して電子部品と称する。)が採用されている。
例えば半田や銅など導電材を用いて接続バンプを形成する方法としては、導電材を含んだペーストを電極に印刷するペースト方式、導電性を有するボール(導電性ボール)を電極に搭載する導電性ボール方式、導電材をメッキや蒸着する膜付け方式などがある。多端子化のため電極の配列は高密度化し、それに伴い接続バンプの大きさも小型化する傾向にある。小型の接続バンプを形成する場合には、接続バンプの配列精度や生産性の面で有利な導電性ボール方式が採用される場合が多い。
導電性ボール方式においては、前記接続バンプは、少なくとも、電極上に薄くフラックスを塗布する塗布工程と、フラックスが印刷された電極に導電性ボールを搭載する搭載工程と、その導電性ボールを加熱するなどして接続バンプを形成するバンプ形成工程を経て製造される。以下、上記フラックスの塗布を例にして従来技術を説明するが、本発明の課題とするところはフラックスの塗布に限定されるものではない。
電極にフラックスを塗布する周知の方法としては、マスクを用いて印刷する印刷方式、ピンの先端にフラックスを付けそれを電極に塗布するピン塗布方式がある。印刷方式の場合、図9(a)に示すように、マスクMの全ての開口部を電極Qに完全に一致させることが困難であり、電子部品Kの表面に対して電極が凹んだ位置に配置されている場合や窪んでいる場合には、マスクMの開口部の周囲Sが電子部品Kの電極Qと密着せず、その周囲SにフラックスPが広がって(裏回りと称する)電極Qの外まで滲み出すことがある。また、図9(b)に示すように、電子部品Kから上方に離したマスクMの開口部の周囲SにフラックスPが付着し、マスクMを毎回洗浄する必要が生じるなどの問題が生じていた。また、電極Qが深い位置に配置されている場合には、マスクMの開口部から押し出されたフラックスPが電極Qまで届かず塗布されない場合や、図9(C)に示すように、所定量のフラックスPを塗布出来ない場合、フラックスPが空気Aを巻き込んでしまう場合があった。このように塗布状態が不完全なフラックスPに載置された導電性ボールをリフローすると、接続バンプが正常に形成されない場合がある。この現象は、電極サイズが小さくなるのに伴って顕著となる。
また、ピン塗布方式の一例が下記特許文献1に開示されている。ピン塗布方式によれば、ピンの先端でフラックスを塗布するのでピンの直径を電極より小さくしておけば、電子部品の表面に対し電極が深い位置に配置されている場合でも比較的容易にフラックスを塗布することができる。また、特許文献1のピン塗布方式によれば、各々のピンが上下動可能なようスプリングを用いてバネ性を持たせているので、電子部品そのものが歪んでいたり電極の深さが個々に異なっている場合でも、各電極にフラックスを塗布することができるという利点がある。しかしながら、電子部品の高性能化に伴い電極の径が100μm以下と小さくなり、また電極の配列ピッチが200μm以下と狭ピッチ化しており、特許文献1のように機械的に昇降するピンの製作が困難となり、非常にコスト高となるため工業生産上において問題となる。
また、ピン塗布方式の別の一例が下記特許文献2に開示されている。特許文献2のピン塗布方式は、図10に示すように、下面に突起部91を形成した支持体92を、ゴム弾性体93を介して本体94に取り付けられた転写ヘッド9により、突起部91に付着させたフラックスを電子部品Kの電極Qに塗布するものであり、電子部品Kに傾きがある場合でも、ゴム弾性体93の弾性により傾きを吸収し突起部213を倣わせることで、フラックスを電極Qに塗布できるというものである。しかしながら、特許文献2のピン塗布方式は電子部品の傾きには対応できるものの、突起部91や支持体92が弾性を有していないので、電子部品の歪(うねりや変動する傾き)又は電極Qの位置する深さのバラツキなどを吸収することは困難である。
特開平8−66650号公報 特開2004−119999号公報
本発明は、上記した従来技術の課題を鑑みてなされたものであり、液状の印刷材料を所定のパターンで被塗布体に塗布するにあたり、被塗布体に歪等が生じているため印刷材料を塗布する場所の高さが場所により異なる場合であっても、その高さのバラツキを吸収し印刷材料を塗布することのできる印刷材料塗布方法及び印刷材料塗布装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、本発明の印刷材料塗布方法は、所定のパターンで被塗布体の一面に液状の印刷材料を塗布する印刷材料塗布方法であって、前記パターンに対応した突起部と前記突起部が一面に配設された可撓部と前記可撓部を支持する支持部とを備えた塗布手段の該突起部を被塗布体の一面に位置合わせをし、支持部の位置を保持しつつ突起部を被塗布体の一面に当接させる。かかる印刷材料塗布方法によれば、被塗布体に位置合わせされ、支持部が所定の位置に保持された塗布手段の突起部は被塗布体の一面に当接する。このとき、被塗布体が歪を有し印刷材料を塗布する場所の高さが異なっている場合には、塗布手段の可撓部は被塗布体の歪に倣い変形する。その結果、突起部に液状の印刷材料を付着させておけば、被塗布体の所望の場所に印刷材料が塗布される。
また、上記印刷材料塗布方法を好適に具現するため、本発明の印刷材料塗布装置は、所定のパターンで被塗布体の一面に液状の印刷材料を塗布する印刷材料塗布装置であって、前記パターンに対応した突起部と前記突起部が一面に配設された可撓部と前記可撓部を支持する支持部とを備えた塗布手段と、前記支持部の位置が保持された状態で前記被塗布体の一面に位置合わせされた前記突起部を該被塗布体の一面に当接させる外力印加手段とを有する。かかる印刷材料塗布装置によれば、その外力印加手段によって上記のように印刷材料を塗布することができる。
外力印加手段の具体的態様として磁石を適用するとともに、磁石の磁力により突起部を被塗布体に当接させるため、少なくとも前記突起部又は該突起部に対応する前記可撓部が軟磁性を有する構成とすることができる。磁石の磁力自体を制御したり又は磁石と塗布手段の間の距離を制御することにより、突起部は所定の力で被塗布体に当接する。なお、上記塗布手段は、例えば突起部と可撓部を共に金属で構成したり、突起部のみを金属で可撓部を樹脂で構成したりすることができる。突起部と可撓部を共に金属で構成する場合には、可撓性のある金属薄板をハーフエッチングし突起部と可撓部を形成したり、精密電気鋳造法(アディティブ法)により突起部と可撓部を形成すればよい。また、金属及び樹脂の積層薄板を用いることにより、突起部又は可撓部のいずれか一方を金属あるいは樹脂で形成することができる。これらは、対象とする被塗布体の特性により適宜選択すればよい。
また、前記外力印加手段の具体的態様として、可撓部の一面側から該可撓部を被塗布体の方向に引き込む引込手段を適用することができる。また、前記外力印加手段の具体的態様として、可撓部の他面側から該可撓部を被塗布体の方向に押圧する押圧手段を適用することができる。これらの態様によっても上記と同様な作用を奏することができる。なお、前記引込手段により被塗布体の一面側へ可撓部を引き込む場合には、可撓部全体を同時に引き込むことが、印刷材料を均一に塗布するためには好ましい。また同様に、押圧手段で可撓部を押圧する場合にも、可撓部全体を同時に押圧することが望ましい。
上記説明のように本発明によれば、前記パターンに対応した突起部と前記突起部が一面に配設された可撓部と前記可撓部を支持する支持部とを備えた塗布手段の該突起部を被塗布体の一面に位置合わせをし、支持部の位置を保持しつつ突起部を被塗布体の一面に当接させるので、印刷材料を塗布する場所の高さが場所により異なる場合であっても、その高さのバラツキを吸収し印刷材料を塗布することができる。
本発明について、その実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。なお、以下の各実施形態の説明においては、フラックスを塗布する被塗布体として基板を対象としているが、例えば、半導体チップ、ウエハ又はパッケージ、その他電子部品など接続バンプとして導電性ボールが採用される電子部品は本発明の被塗布体に含まれる。また、電子部品に接続バンプを形成するための部材、例えば導電性ボールを電子部品に搭載するため該導電性ボールが配置される部材も本発明で言う被塗布体に含まれる。さらに、印刷材料には、フラックスのみならず半田ペースト、銀ペーストなど粘性のあるもの、インク等の粘性の小さいもの、スラリー状のものなど種々の印刷材料が含まれる。
[実施形態1]
本発明の第1態様について図1〜5を参照し説明する。図1は第1態様の印刷材料塗布装置の概略構成図、図2は図1の印刷材料塗布装置の部分拡大断面図、図3は図1の印刷材料塗布装置の動作を説明する図、図4は図1の印刷材料塗布装置の効果を説明する図、図5は図1とは異なった基板に図1の印刷材料塗布装置で印刷材料を塗布している状態を示す図である。
第1態様の印刷材料塗布装置(以下、塗布装置と言う。)1が対象とする被塗布体は、図1に示すように、上面に所定の配列パターンで配列された電極Qを有する矩形状の基板Kである。ここで、電極Qは、具体的例としては直径80μmであり、基板Kの上面に形成された凹部の深さ20μmにある底面に配置されており、電極Qの配列ピッチは150μmである。また、この基板Kは、製造上不可避の歪を有している。
塗布装置1において、符号11は、基板Kの上面を上向きに載置する載置手段である。載置手段11には、図3に示すように、載置された基板Kを真空吸着で固定するため真空ポンプ等と連結された通路111が形成されている。
符号12は、載置手段11に載置された基板Kの電極QにフラックスPを塗布する塗布手段である。塗布手段12は、図2に示すように、可撓性及び軟磁性を有する可撓部122と、可撓部122の下面に下向きに電極Qの配列パターンに応じて形成された突起部121と、可撓部122の平坦性を保つように可撓部122を支持する枠状の支持部123とで構成されている。ここで、突起部121は、電極Qが配された凹部に挿入可能な大きさを有するとともに、凹部の深さ以上の高さを有している。具体的には、突起部121は略円柱形状をなし、その直径は50μm、高さは80μmである。また、本態様の可撓部122は軟磁性材であるNiを主体とし、フラックス50を塗布する際の応力に耐えうる機械的強度と十分な可撓性を有しており、厚みが20〜50μmの略平板状をなしている。
第1態様の塗布手段12は、軟磁性を有する薄い鋼板をハーフエッチングして突起部121及び可撓部122を形成したものであり、突起部121と可撓部122は一体のものとなっている。なお、このように突起部121と可撓部122とが一体となった塗布手段12は、例えば精密電気鋳造法(アディティブ法)によって作成することができる。
符号13は、塗布手段12の突起部121にフラックスPを転写させる転写手段である。転写手段13は、ゴム、プラスティック又は金属などからなるスキージ131と、スキージ131によりフラックスPが塗り広げられる平板状の転写ベース132と、転写ベース132に塗り広げられるフラックスPの厚みを均一にするためスキージ131の下面と転写ベース132の間に挿設された一定の厚さを有するスペーサ133とから構成されている。なお、転写ベース131にフラックスPを塗り広げる手段としては、フラックスPをスプレー等で噴霧して塗布するものでも良く、スピンコート等で塗布するものでもよい。
符号14は、塗布手段12の支持部123に接続され塗布手段12を水平移動させる水平移動手段である。また、符号15は、前記水平移動手段14に接続され塗布手段12を昇降させる昇降手段である。昇降手段15及び水平移動手段14により、塗布手段12を載置手段11及びと転写手段13それぞれに対し位置決め可能としている。
符号16は、第1態様の外力印加手段である略平板状の永久磁石であり、少なくとも塗布手段12の複数の突起部121を包含しうる面積を有するとともに載置手段11を介し塗布手段12と対向する状態で配置されている。なお、磁石としては、磁力の制御が容易な電磁石を適用してもよい。符号17は、前記永久磁石16を昇降させる磁石昇降手段であり、永久磁石16の磁力を制御する目的で塗布手段12との距離を可変とするため設けられている。また、永久磁石16は、不図示の磁石水平移動手段によって載置手段11の下から転写ベース132の下に移動可能になされている。これは、転写ベース132の上面が歪を有している場合でも、転写ベース132の下方に永久磁石16を位置させることにより、塗布手段12の突起部121が歪に倣うように変形しフラックスPに接触するので、突起部121の全てにフラックスPを付着させることができるからである。
上記塗布装置1の動作について説明する。
転写手段13の転写ベース132に、スキージ131でフラックスPを10〜20μmの厚さに塗布する。
塗布手段12を転写ベース132の上方に移動し、図2に示すように、転写ベース132に突起部121が接触するまで塗布手段12を降下させる。このとき、永久磁石16は、転写ベース132の下方に位置しており、塗布手段12を下降させる前に磁石昇降手段17で所定位置に位置決めする。その結果、塗布手段12の突起部121は転写ベース132に引き寄せられ、全ての突起部121にフラックスPが付着される。その後、永久磁石16を、載置手段11の下方に移動する。
塗布手段12を載置手段11の上方に移動させた後、載置手段11に固定された基板Kの電極Qに突起部121が対応するよう、水平移動手段14で塗布手段12を水平方向に位置合わせをし、次いで、昇降手段15で塗布手段12を下降させる。すると、図3(a)に示すように、歪んでいる基板Kにおいて最も高い位置にある電極Q2に突起部121の一部が当接する。その後、図3(b)に示すように、更に塗布手段12を下降させ所定の位置、例えば基板Kが平坦である場合の位置で塗布手段12を停止させ、支持部123をその位置で保持する。この場合でも、一部の電極Q4〜6には突起部121は当接していない。ここで、図3(c)に示すように、載置手段11の下方に位置させた永久磁石16を上昇させる。すると、突起部121は永久磁石16の方向に吸引され、それとともに可撓部122は基板Kの歪に倣い変形し、全ての突起部121が電極Qに接触する。その後、永久磁石16を下降させ、塗布手段12を上昇させると、突起部121の先端に付着したフラックスPは電極Qに塗布される。なお、図3(b)において、塗布手段12を停止して保持部123の位置を保持せず、更に塗布手段12を下降させることは好ましくない。すなわち、図4に示すように、一部の突起部121が当接した状態で塗布手段12を下降させ続けると、可撓部122が湾曲し、全ての突起部121が電極Qに当接できないからである。
なお、上記構成の塗布装置1を用いれば、図5に示すように、基板Kには歪は無いものの、表面に対する電極Qの深さ方向の位置が相異なる場合にも、上記と同様に電極QにフラックスPを塗布することができる。フラックスPの塗布量を変えたい場合には、転写ベース132に塗り広げるフラックスPの厚みにより、又は、突起部121の直径、先端形状、材質若しくは表面粗さなどを適宜選定することにより対応できる。
[実施形態2]
本発明の第2態様について図6を参照し説明する。図6は、第2態様の塗布装置2の塗布手段12、載置手段21及び外力印加手段26のみを示す概略構成図である。
第2態様の塗布装置2は、上記第1態様の塗布装置1と以下の点で異なっている。すなわち、載置手段21には、基板Kが固定される場所の周囲に基板Kより厚い枠部212が設けられている。また、第2態様の外力印加手段として、可撓部122の下面側から突起部121を基板Kに引き込むため引込手段26が載置手段21と一体に設けられている。この引込手段26は、具体的には、前記枠部212と基板Kとの間に開口された開口部261を有する吸引通路262と、吸引通路262に接続された真空ポンプ(不図示)とで構成されている。
第2態様の塗布装置2の動作を説明する。
上記第1態様の塗布装置1と同様に、転写手段(不図示)にて突起部121にフラックスPを付着させる。次いで、塗布手段12を基板Kに位置合わせをし、塗布手段12を所定の位置まで下降させ、支持部123をその位置で保持する。なお、停止した状態において枠部212の上面と可撓部122の下面とは密着し、枠部212と可撓部122とで減圧室213が形成される。そして、真空ポンプを作動すると、減圧室213の内部が減圧され、可撓部122が下方に引き込まれるので、図6(a)に示すように、一部の電極Q4〜6に当接していない突起部121が、図6(b)に示すように、電極Qに接触し、全ての電極QにフラックスPが塗布される。
[実施形態3]
本発明の第3態様について図7を参照し説明する。図7は、第3態様の塗布装置3の塗布手段12、載置手段11及び外力印加手段36のみを示す概略構成図である。
第3態様の塗布装置3は、上記第1態様の塗布装置1と、可撓部122の上面側から可撓部122を基板Kの方向に押圧する押圧手段36を外力印加手段として設けた点で相違する。具体的には、押圧手段36は、下方に開口した筐体363と、筐体363の開口を閉塞する変形可能な弾性膜361と、筐体363及び弾性膜361で形成された膨張室364と、筐体363の上部に設けられた流路362と、流路362を介して膨張室364に空気を流入・流出させるポンプ(不図示)とで構成され、更に、可撓部122に対し位置合わせ可能なように不図示の移動手段に接続されている。筐体363の開口(すなわち弾性膜361)は、少なくとも複数の突起部121を包含できる面積を有している。
上記塗布装置3の動作を説明する。
上記と同様に、転写手段(不図示)にて突起部121にフラックスPを付着させる。次いで、塗布手段12を基板Kに位置合わせをし、塗布手段12を所定の位置まで下降させ、支持部123をその位置で保持する。この状態において、不図示の移動手段により押圧手段36の弾性膜361を可撓部122の上面に当接させ、空気を流入して膨張室364を膨張させる。すると、弾性膜111の膨張とともに等方的な下方に向かう力が可撓部122に作用し、可撓部122は下方に向かい変形する。したがって、上記塗布手段12を停止した状態で、一部の電極Qに当接していない突起部121がある場合でも、突起部121を電極Qに接触させることができ、全ての電極QにフラックスPが塗布される。なお、本実施態様では、塗布手段12と押圧手段36は別個の移動手段により移動させたが、塗布手段12の可撓部122の上方に押圧手段36を固定的に設けておいてもよい。
[実施形態4]
本発明の第4態様について図8を参照し説明する。図8は、第4態様の塗布装置4の塗布手段12、載置手段11及び外力印加手段46のみを示す概略構成図である。
第4態様の塗布装置4は、上記第3態様の塗布装置3と、可撓部122の上面に接触し、所定の力で押圧しながら可撓部122の上面を水平移動するローラ状の押圧手段46を有する点で相違する。かかる塗布装置4によれば、上記と同様に、転写手段(不図示)にて突起部121にフラックスPを付着させる。次いで、塗布手段12を基板Kに位置合わせをし、塗布手段12を所定の位置まで下降させ、支持部123をその位置で保持する。この状態において、図8(a)に示すように、可撓部122の上面を所定の力で押圧しながら押圧手段46を水平移動させる。押圧手段46で押圧された可撓部122は下方に向かい変形する。したがって、上記塗布手段12を停止した状態で、一部の電極Qに当接していない突起部121がある場合でも、突起部121を電極Qに接触させることができ、全ての電極QにフラックスPが塗布される。
本発明に係わる第1態様の印刷材料塗布装置の概略構成図である。 図1の印刷材料塗布装置の部分拡大断面図である。 図1の印刷材料塗布装置の動作を説明する図である。 図1の印刷材料塗布装置の効果を説明する図である。 図1とは異なった基板に図1の印刷材料塗布装置で印刷材料を塗布している状態を示す図である。 本発明に係わる第2態様の塗布装置の概略構成図である。 本発明に係わる第3態様の塗布装置の概略構成図である。 本発明に係わる第4態様の塗布装置の概略構成図である。 従来のスクリーン印刷機を示す概略図である。 従来のピン塗布方式の塗布装置を示す概略図である
符号の説明
1(2、3、4):塗布装置
11(21):載置手段
12(22):塗布手段
121:突起部、122:可撓部、123:支持部
13:転写手段
131:スキージ、132:転写ベース、133:スペーサ
14:昇降手段
15:水平移動手段
16(26、36、46):外力印加手段
K:基板
Q:電極
P:フラックス

Claims (5)

  1. 所定のパターンで被塗布体の一面に液状の印刷材料を塗布する印刷材料塗布方法であって、前記パターンに対応した突起部と前記突起部が一面に配設された可撓部と前記可撓部を支持する支持部とを備えた塗布手段の該突起部を被塗布体の一面に位置合わせをし、支持部の位置を保持しつつ突起部を被塗布体の一面に当接させる印刷材料塗布方法。
  2. 所定のパターンで被塗布体の一面に液状の印刷材料を塗布する印刷材料塗布装置であって、前記パターンに対応した突起部と前記突起部が一面に配設された可撓部と前記可撓部を支持する支持部とを備えた塗布手段と、前記支持部の位置が保持された状態で前記被塗布体の一面に位置合わせされた前記突起部を該被塗布体の一面に当接させる外力印加手段とを有する印刷材料塗布装置。
  3. 前記外力印加手段が磁石であり、少なくとも前記突起部又は該突起部に対応する前記可撓部が軟磁性を有する請求項2に記載の印刷材料塗布装置。
  4. 前記外力印加手段が前記可撓部の一面側から該可撓部を被塗布体の方向に引き込む引込手段である請求項2に記載の印刷材料塗布装置。
  5. 前記外力印加手段が前記可撓部の他面側から該可撓部を被塗布体の方向に押圧する押圧手段である請求項2に記載の印刷部材塗布装置。
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