JP2007088062A - 発光装置及びその製造方法 - Google Patents
発光装置及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007088062A JP2007088062A JP2005272627A JP2005272627A JP2007088062A JP 2007088062 A JP2007088062 A JP 2007088062A JP 2005272627 A JP2005272627 A JP 2005272627A JP 2005272627 A JP2005272627 A JP 2005272627A JP 2007088062 A JP2007088062 A JP 2007088062A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- element mounting
- case
- light emitting
- mounting substrate
- emitting device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/42—Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/47—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
- H01L2224/48—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
- H01L2224/4805—Shape
- H01L2224/4809—Loop shape
- H01L2224/48091—Arched
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/42—Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/47—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
- H01L2224/49—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of a plurality of wire connectors
- H01L2224/491—Disposition
- H01L2224/49105—Connecting at different heights
- H01L2224/49107—Connecting at different heights on the semiconductor or solid-state body
Landscapes
- Led Devices (AREA)
- Led Device Packages (AREA)
Abstract
【課題】 光取出効率及び品質上の信頼性を高めることができる発光装置を提供する。
【解決手段】 素子搭載基板6と、素子搭載基板6に接着剤200によって取り付けられ、光取出側に開口するケース5と、ケース5内に充填された封止部材8と、封止部材8によって封止され、かつ素子搭載基板6に搭載されたLED素子3とを備えた発光装置1において、ケース5の接着側面であって、接着剤200のLED素子側に位置する領域51は、ケース5の接着側面と素子搭載基板6の素子搭載側面との間にスペーサ201を介在させることにより、素子搭載基板6の素子搭載側面に密接している。
【選択図】 図1
【解決手段】 素子搭載基板6と、素子搭載基板6に接着剤200によって取り付けられ、光取出側に開口するケース5と、ケース5内に充填された封止部材8と、封止部材8によって封止され、かつ素子搭載基板6に搭載されたLED素子3とを備えた発光装置1において、ケース5の接着側面であって、接着剤200のLED素子側に位置する領域51は、ケース5の接着側面と素子搭載基板6の素子搭載側面との間にスペーサ201を介在させることにより、素子搭載基板6の素子搭載側面に密接している。
【選択図】 図1
Description
本発明は、発光素子を収容するケース及びこのケースを搭載する素子搭載基板を備えた発光装置及びその製造方法に関する。
周知のように、発光素子から発せられる光を効率よく光取出側に取り出すために、リフレクタ(ケース)によって発光素子を収容してなる発光装置がある。
従来、この種の発光装置には、光取出側に開口するケース及びこのケースを接着する素子搭載基板を有するパッケージと、このパッケージ(封止部材)によって封止された発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)素子とを備えたものが提案されている(例えば特許文献1参照)。
このような発光装置の組み立て(製造)は、素子搭載基板にケースを接着し、次にケース内に発光素子を収容するとともに、素子搭載基板上にボンディングワイヤを用いて実装してから、封止部材で発光素子を封止することにより行われる。
特開2004−289106号公報
しかし、特許文献1によると、素子搭載基板にケースを接着するに際し、ケースと素子搭載基板との間の領域であって、LED素子に近接する領域に空隙が形成されることがある。このため、LED素子の封止時にケースと素子搭載基板との間の空隙に封止部材が入り込まず、気泡が残存していた。この結果、封止部材の熱硬化時にLED素子の光取出側に移動(上昇)した気泡にLED素子からの光が全反射して光取出側に取り出されず、光取出効率が低下するという問題があった。
また、使用時に気泡が封止部材内で熱膨張すると、この膨張力が封止部材を介してボンディングワイヤに作用し、このためボンディングワイヤが断線し、品質上の信頼性が低下するという問題もあった。
従って、本発明の目的は、光取出効率及び品質上の信頼性を高めることができる発光装置及びその製造方法を提供することにある。
(1)本発明は、上記目的を達成するために、素子搭載基板と、前記素子搭載基板に接着剤によって取り付けられ、光取出側に開口するケースと、前記ケース内に充填された封止部材と、前記封止部材によって封止され、かつ前記素子搭載基板に搭載された発光素子とを備えた発光装置において、前記ケースの接着側面であって、前記接着剤の発光素子側に位置する領域は、前記素子搭載基板の素子搭載側面に密接していることを特徴とする発光装置を提供する。
(2)本発明は、上記目的を達成するために、素子搭載基板と、前記素子搭載基板に接着剤によって取り付けられ、光取出側に開口するケースと、前記ケース内に充填された封止部材と、前記封止部材によって封止され、かつ前記素子搭載基板に搭載された発光素子とを備えた発光装置の製造方法であって、前記素子搭載基板の素子搭載側面又は前記ケースの接着側面であって、前記接着剤の発光素子側に位置する領域にスペーサ形成用の接着剤を塗布する工程を含むことを特徴とする発光装置の製造方法を提供する。
本発明によると、光取出効率及び品質上の信頼性を高めることができる。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る発光装置を説明するために示す断面図である。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る発光装置を説明するために示す断面図である。
〔発光装置1の全体構成〕
図1において、発光装置1は、素子収容用のパッケージ2と、このパッケージ2によって収容されたLED素子3とから大略構成されている。
図1において、発光装置1は、素子収容用のパッケージ2と、このパッケージ2によって収容されたLED素子3とから大略構成されている。
(パッケージ2の構成)
パッケージ2は、図1に示すように、LED素子3を収容可能なケース5と、ケース5の一方側(図1では下側)開口部を覆う素子搭載基板6と、ケース6内に充填された封止部材8とを有し、封止部材8によってLED素子3を封止するように構成されている。
パッケージ2は、図1に示すように、LED素子3を収容可能なケース5と、ケース5の一方側(図1では下側)開口部を覆う素子搭載基板6と、ケース6内に充填された封止部材8とを有し、封止部材8によってLED素子3を封止するように構成されている。
<ケース5の構成>
ケース5は、図1に示すように、基板側から光取出側に向かって広がる截頭四角錐状の内部空間5Aを有し、素子搭載基板6に接着剤200によって取り付けられている。そして、全体が例えばAl2O3等のセラミックス材料からなる箱体によって形成されている。内部空間5Aの形状としては、截頭四角錐状の他に、截頭円錐状や截頭六角錐状等の多角錐状であってもよい。ケース5の内面部には、LED素子3からの光を光取出側に反射するための傾斜面5aが設けられている。ケース5の接着(基板)側面であって、接着剤200のLED素子側に位置する領域51は、ケース5の接着側面と素子搭載基板6の素子搭載(ケース)側面との間に四角形枠状のスペーサ201を介在させることにより、素子搭載基板6の素子搭載側面に密接している。スペーサ201の材料としては、例えばガラス接着剤や樹脂接着剤等に白色フィラー(TiO2),BaSO4等の高反射性材料を混合してなる材料や白色セラミックス(Al2O3)からなる材料が用いられる。
ケース5は、図1に示すように、基板側から光取出側に向かって広がる截頭四角錐状の内部空間5Aを有し、素子搭載基板6に接着剤200によって取り付けられている。そして、全体が例えばAl2O3等のセラミックス材料からなる箱体によって形成されている。内部空間5Aの形状としては、截頭四角錐状の他に、截頭円錐状や截頭六角錐状等の多角錐状であってもよい。ケース5の内面部には、LED素子3からの光を光取出側に反射するための傾斜面5aが設けられている。ケース5の接着(基板)側面であって、接着剤200のLED素子側に位置する領域51は、ケース5の接着側面と素子搭載基板6の素子搭載(ケース)側面との間に四角形枠状のスペーサ201を介在させることにより、素子搭載基板6の素子搭載側面に密接している。スペーサ201の材料としては、例えばガラス接着剤や樹脂接着剤等に白色フィラー(TiO2),BaSO4等の高反射性材料を混合してなる材料や白色セラミックス(Al2O3)からなる材料が用いられる。
なお、本実施の形態では、ケース5の接着側面と素子搭載基板6の素子搭載側面との間にスペーサ201をLED素子側に突出させない状態で介在させる場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、図2に示すようにスペーサ201をその内側端縁部201AがLED素子側に突出した状態で介在させてもよい。
<素子搭載基板6の構成>
素子搭載基板6はAl2O3のセラミックス材料によって形成されている。素子搭載基板6の材料としては、Al2O3の他に、シリコン(Si)や窒化アルミニウム(AlN)あるいは樹脂が用いられる。素子搭載基板6の光取出側面(表面)及び側面・裏面には、LED素子3の両電極にそれぞれ金(Au)からなるボンディングワイヤ12,13を介して接続する電源供給用の配線パターン14,15が設けられている。配線パターン14,15は、例えばタングステン(W),モリブデン(Mo),ニッケル(Ni),アルミニウム(Al),白金(Pt),チタン(Ti),Au,銀(Ag),Cu(銅)など単層又は積層あるいは半田材料によって形成されている。
素子搭載基板6はAl2O3のセラミックス材料によって形成されている。素子搭載基板6の材料としては、Al2O3の他に、シリコン(Si)や窒化アルミニウム(AlN)あるいは樹脂が用いられる。素子搭載基板6の光取出側面(表面)及び側面・裏面には、LED素子3の両電極にそれぞれ金(Au)からなるボンディングワイヤ12,13を介して接続する電源供給用の配線パターン14,15が設けられている。配線パターン14,15は、例えばタングステン(W),モリブデン(Mo),ニッケル(Ni),アルミニウム(Al),白金(Pt),チタン(Ti),Au,銀(Ag),Cu(銅)など単層又は積層あるいは半田材料によって形成されている。
<封止部材8の構成>
封止部材8は、シリコーン等の光透過性樹脂材料からなり、前述したようにケース5内でLED素子3を封止するように構成されている。封止部材8には、LED素子3からの光(青色光)を受けて励起されることにより、波長変換光(黄色光)を発するYAG(YttriumAluminum Garnet)等の蛍光体が含有されている。
封止部材8は、シリコーン等の光透過性樹脂材料からなり、前述したようにケース5内でLED素子3を封止するように構成されている。封止部材8には、LED素子3からの光(青色光)を受けて励起されることにより、波長変換光(黄色光)を発するYAG(YttriumAluminum Garnet)等の蛍光体が含有されている。
(LED素子3の構成)
LED素子3は、p側電極及びn側電極(共に図示せず)を有するフェイスアップ型の青色LED素子からなり、図1に示すように、素子搭載基板6に搭載され、かつ配線パターン14,15にボンディングワイヤ12,13を介して接続されている。LED素子3は、サファイア(Al2O3)基板上に例えばAlNからなるバッファ層及びn型半導体(n−GaN)層・発光層・p型半導体(p−GaN)層を順次結晶成長させることにより形成されている。LED素子3の平面縦横寸法は、例えば縦寸法及び横寸法をそれぞれ約1mmとする平面サイズに設定されている。
LED素子3は、p側電極及びn側電極(共に図示せず)を有するフェイスアップ型の青色LED素子からなり、図1に示すように、素子搭載基板6に搭載され、かつ配線パターン14,15にボンディングワイヤ12,13を介して接続されている。LED素子3は、サファイア(Al2O3)基板上に例えばAlNからなるバッファ層及びn型半導体(n−GaN)層・発光層・p型半導体(p−GaN)層を順次結晶成長させることにより形成されている。LED素子3の平面縦横寸法は、例えば縦寸法及び横寸法をそれぞれ約1mmとする平面サイズに設定されている。
〔発光装置1の動作〕
LED素子3に電源から配線パターン14,15及びボンディングワイヤ12,13を介して電圧が印加されると、LED素子3の発光層において青色光を発し、この光がLED素子3の光取出面から封止部材8に出射される。
LED素子3に電源から配線パターン14,15及びボンディングワイヤ12,13を介して電圧が印加されると、LED素子3の発光層において青色光を発し、この光がLED素子3の光取出面から封止部材8に出射される。
次に、LED素子3からの出射光が蛍光体含有の封止部材8内に入射すると、封止部材8内の蛍光体が入射光(青色光)を受けて励起されることにより黄色の波長変換光を発する。このため、LED素子3から発せられる青色の励起光と封止部材8の蛍光体から発せられる黄色の波長変換光とが混合して白色光となる。
そして、白色光の一部が封止部材8を透過し、またケース5の傾斜面5aで反射してから封止部材8を透過し、その光出射面から外部に出射される。
次に、本実施の形態に係る発光装置の製造方法につき、図3(a)〜(f)を用いて説明する。
図3(a)〜(f)は、本発明の実施の形態に係る発光装置の製造方法を説明するために示す図である。図3(a)は素子搭載基板の形成工程を、図3(b)はスペーサの形成工程を、図3(c)はケース取付用接着剤の塗布工程を、図3(d)はケースの接着工程を、図3(e)はLED素子の実装工程を、図3(f)はLED素子の封止工程をそれぞれ説明するために示す断面図である。
本実施の形態に示す発光装置の製造方法は、「素子搭載基板の形成」及び「スペーサの形成」・「ケース取付用接着剤の塗布」・「ケースの接着」・「LED素子の実装」・「LED素子の封止」の各工程が順次実施されるため、これら各工程を順次説明する。
「素子搭載基板の形成」
先ず、Al2O3を主成分とするグリーンシートを用意し、このグリーンシートの表裏両面及び側面に配線パターン14,15に応じてWやMo等の高融点金属ペーストを塗布する。次に、高融点金属ペーストが塗布されたグリーンシートに1000〜1500℃で熱処理を施してグリーンシートを焼結させることにより、図3(a)に示すように配線パターン14,15を有する素子搭載基板6を形成する。なお、配線パターン14,15は、グリーンシートを焼結させた後にAu,Ag又はAg−Pt等の低融点金属ペーストをグリーンシートに塗布し、600〜900℃で熱処理を施すことにより形成してもよい。
先ず、Al2O3を主成分とするグリーンシートを用意し、このグリーンシートの表裏両面及び側面に配線パターン14,15に応じてWやMo等の高融点金属ペーストを塗布する。次に、高融点金属ペーストが塗布されたグリーンシートに1000〜1500℃で熱処理を施してグリーンシートを焼結させることにより、図3(a)に示すように配線パターン14,15を有する素子搭載基板6を形成する。なお、配線パターン14,15は、グリーンシートを焼結させた後にAu,Ag又はAg−Pt等の低融点金属ペーストをグリーンシートに塗布し、600〜900℃で熱処理を施すことにより形成してもよい。
「スペーサの形成」
図3(b)に示すように、素子搭載基板6の素子搭載側面であって、LED素子3の素子搭載部に近接する領域にスペーサ201となるスペーサ形成用の接着剤Bを塗布し、熱処理を施して硬化させる。なお、スペーサ形成用の接着剤Bを素子搭載基板6の素子搭載側面に塗布する場合について説明したが、ケース5の接着側面に塗布してもよい。また、スペーサ201は、後工程である「ケースの接着」工程において、素子搭載基板6とケース5からの印圧によっても厚みの変化が少ない高粘度接着剤により形成してもよい。この場合、接着剤を硬化させるための熱処理は不要である。
図3(b)に示すように、素子搭載基板6の素子搭載側面であって、LED素子3の素子搭載部に近接する領域にスペーサ201となるスペーサ形成用の接着剤Bを塗布し、熱処理を施して硬化させる。なお、スペーサ形成用の接着剤Bを素子搭載基板6の素子搭載側面に塗布する場合について説明したが、ケース5の接着側面に塗布してもよい。また、スペーサ201は、後工程である「ケースの接着」工程において、素子搭載基板6とケース5からの印圧によっても厚みの変化が少ない高粘度接着剤により形成してもよい。この場合、接着剤を硬化させるための熱処理は不要である。
「ケース取付用接着剤の塗布」
図3(c)に示すように、素子搭載基板6の素子搭載側面における所定の領域(スペーサ形成用の接着剤Bの外側)にケース取付用の接着剤200を塗布する。なお、ケース取付用の接着剤200を素子搭載基板6の素子搭載側面に塗布する場合について説明したが、スペーサ形成用の接着剤Bと同様にケース5の接着側面に塗布してもよい。
図3(c)に示すように、素子搭載基板6の素子搭載側面における所定の領域(スペーサ形成用の接着剤Bの外側)にケース取付用の接着剤200を塗布する。なお、ケース取付用の接着剤200を素子搭載基板6の素子搭載側面に塗布する場合について説明したが、スペーサ形成用の接着剤Bと同様にケース5の接着側面に塗布してもよい。
「ケースの接着」
素子搭載基板6に接着剤B,200を介してケース5を載置する。この場合、ケース5が素子搭載基板6に載置されると、図3(d)に示すように、一方側(図では上側)に開口するケース5が素子搭載基板6に接着される。また、ケース5の接着(基板)側面と素子搭載基板6の素子搭載側面との間に接着剤Bによるスペーサ201が形成される。このため、ケース5の接着側面であって、接着剤200のLED素子側に位置する領域51が素子搭載基板6の素子搭載側面にスペーサ201を介して密接することになる。
素子搭載基板6に接着剤B,200を介してケース5を載置する。この場合、ケース5が素子搭載基板6に載置されると、図3(d)に示すように、一方側(図では上側)に開口するケース5が素子搭載基板6に接着される。また、ケース5の接着(基板)側面と素子搭載基板6の素子搭載側面との間に接着剤Bによるスペーサ201が形成される。このため、ケース5の接着側面であって、接着剤200のLED素子側に位置する領域51が素子搭載基板6の素子搭載側面にスペーサ201を介して密接することになる。
「LED素子の実装」
先ず、LED素子3をケース5内に収容するとともに、素子搭載基板6の素子搭載部に接着する。次に、ボンディングワイヤ12によってLED素子3のp側電極と配線パターン14とを、またボンディングワイヤ13によってLED素子3のn側電極と配線パターン15とをそれぞれ接続する。この場合、ボンディングワイヤ12,13によってLED素子3と素子搭載基板6(配線パターン14,15)とが接続されると、図3(e)に示すようにLED素子3が素子搭載基板6に実装される。
先ず、LED素子3をケース5内に収容するとともに、素子搭載基板6の素子搭載部に接着する。次に、ボンディングワイヤ12によってLED素子3のp側電極と配線パターン14とを、またボンディングワイヤ13によってLED素子3のn側電極と配線パターン15とをそれぞれ接続する。この場合、ボンディングワイヤ12,13によってLED素子3と素子搭載基板6(配線パターン14,15)とが接続されると、図3(e)に示すようにLED素子3が素子搭載基板6に実装される。
「LED素子の封止」
YAG(Yttrium Aluminum Garnet)等の蛍光体を含有するシリコーン等の光透過性樹脂材料からなる封止部材8をケース5内に充填する。この場合、封止部材8がケース5内に充填されると、図3(f)に示すように封止部材8によってLED素子3がケース5内で封止される。
このようにして、パッケージ付きの発光装置1を製造することができる。
YAG(Yttrium Aluminum Garnet)等の蛍光体を含有するシリコーン等の光透過性樹脂材料からなる封止部材8をケース5内に充填する。この場合、封止部材8がケース5内に充填されると、図3(f)に示すように封止部材8によってLED素子3がケース5内で封止される。
このようにして、パッケージ付きの発光装置1を製造することができる。
[第1の実施の形態の効果]
以上説明した第1の実施の形態によれば、次に示す効果が得られる。
以上説明した第1の実施の形態によれば、次に示す効果が得られる。
(1)素子搭載基板6にケース5を接着するに際し、ケース5と素子搭載基板6との間の領域であって、LED素子3に近接する領域に気泡が残存することはない。このため、従来封止部材8内の気泡に全反射していたLED素子3からの光が光取出側に取り出され、光取出効率を高めることができる。
(2)ケース5と素子搭載基板6との間に気泡が残存しないことは、気泡の熱膨張力がボンディングワイヤ12,13に作用せず、このためボンディングワイヤ12,13の断線を防止することができ、品質上の信頼性を高めることができる。
[第2の実施の形態]
図4は、本発明の第2の実施の形態に係る発光装置を説明するために示す断面図である。図4において、図1と同一の部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図4は、本発明の第2の実施の形態に係る発光装置を説明するために示す断面図である。図4において、図1と同一の部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図4に示すように、第2の実施の形態に示す発光装置31は、ケース5の接着側面であって、接着剤200のLED素子側に位置する領域51が、第1の実施の形態に示すスペーサ201を用いることなく、素子搭載基板6の素子搭載側面に密接している点に特徴がある。
このため、ケース5の接着(基板)側面に切り欠き52が設けられ、この切り欠き52に接着剤200が充填されている。
[第2の実施の形態の効果]
以上説明した第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態の効果と同様の効果が得られる。
以上説明した第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態の効果と同様の効果が得られる。
[第3の実施の形態]
図5は、本発明の第3の実施の形態に係る発光装置を説明するために示す断面図である。図5において、図1と同一の部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図5は、本発明の第3の実施の形態に係る発光装置を説明するために示す断面図である。図5において、図1と同一の部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図5に示すように、第3の実施の形態に示す発光装置41は、ケース5の接着側面であって、接着剤200のLED素子側に位置する領域51が、第1の実施の形態に示すスペーサ201を用いることなく、素子搭載基板6の素子搭載側面に密接している点に、さらに素子搭載基板6の素子搭載側面に切り欠き53が設けられ、この切り欠き53に接着剤200が充填されている点に特徴がある。
[第3の実施の形態の効果]
以上説明した第3の実施の形態によれば、第1の実施の形態の効果と同様の効果が得られる。
以上説明した第3の実施の形態によれば、第1の実施の形態の効果と同様の効果が得られる。
以上、本発明の発光装置を上記の実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能であり、例えば次に示すような変形も可能である。
(1)本実施の形態では、白色光を出射するために、青色光を発するLED素子3及び青色光を受けて励起されることにより黄色光(波長変換光)を発する蛍光体の組み合わせによる場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、紫外光(波長370〜390nm)を発するLED素子及び紫外光を受けて励起されることにより白色光(波長変換光)を発する蛍光体の組み合わせであってもよい。
(2)本実施の形態では、蛍光体を用いた発光装置である場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、蛍光体を用いない発光装置であっても勿論よい。
1,31,41…発光装置、2…パッケージ、3…LED素子、5…ケース、5A…内部空間、5a…傾斜面、6…素子搭載基板、8…封止部材、12,13…ボンディングワイヤ、14,15…配線パターン、51…領域、52,53…切り欠き、200…ケース取付用の接着剤、201…スペーサ、B…スペーサ形成用の接着剤
Claims (7)
- 素子搭載基板と、
前記素子搭載基板に接着剤によって取り付けられ、光取出側に開口するケースと、
前記ケース内に充填された封止部材と、
前記封止部材によって封止され、かつ前記素子搭載基板に搭載された発光素子とを備えた発光装置において、
前記ケースの接着側面であって、前記接着剤の発光素子側に位置する領域は、前記素子搭載基板の素子搭載側面に密接していることを特徴とする発光装置。 - 前記領域は、前記ケースの接着側面と前記素子搭載基板の素子搭載側面との間にスペーサを介在させることにより、前記素子搭載基板の素子搭載側面に密接している請求項1に記載の発光装置。
- 前記領域は、前記ケースの接着側面に切り欠きを設けるとともに、前記切り欠きに前記接着剤を充填することにより、前記素子搭載基板の素子搭載側面に密接している請求項1に記載の発光装置。
- 前記領域は、前記素子搭載基板の素子搭載側面に切り欠きを設けるとともに、前記切り欠きに前記接着剤を充填することにより、前記素子搭載基板の素子搭載側面に密接している請求項1に記載の発光装置。
- 前記ケースの内面部には、前記発光素子から発せられる光を光取出側に反射するための傾斜面が設けられている請求項1〜4のいずれかに記載の発光装置。
- 前記発光素子は発光ダイオード素子からなる請求項1〜5のいずれかに記載の発光装置。
- 素子搭載基板と、
前記素子搭載基板に接着剤によって取り付けられ、光取出側に開口するケースと、
前記ケース内に充填された封止部材と、
前記封止部材によって封止され、かつ前記素子搭載基板に搭載された発光素子とを備えた発光装置の製造方法であって、
前記素子搭載基板の素子搭載側面又は前記ケースの接着側面であって、前記接着剤の発光素子側に位置する領域にスペーサ形成用の接着剤を塗布する工程を含むことを特徴とする発光装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005272627A JP2007088062A (ja) | 2005-09-20 | 2005-09-20 | 発光装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005272627A JP2007088062A (ja) | 2005-09-20 | 2005-09-20 | 発光装置及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007088062A true JP2007088062A (ja) | 2007-04-05 |
Family
ID=37974775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005272627A Withdrawn JP2007088062A (ja) | 2005-09-20 | 2005-09-20 | 発光装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007088062A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009049203A (ja) * | 2007-08-20 | 2009-03-05 | Nippon Carbide Ind Co Inc | セラミックパッケージ及びその製造方法 |
JP2010010287A (ja) * | 2008-06-25 | 2010-01-14 | Stanley Electric Co Ltd | 半導体発光装置 |
WO2011055786A1 (ja) * | 2009-11-06 | 2011-05-12 | 三洋電機株式会社 | 発光装置 |
CN103474563A (zh) * | 2012-06-06 | 2013-12-25 | 日东电工株式会社 | 用于光半导体的光反射部件和用于安装光半导体的基板以及使用光反射部件的光半导体器件 |
-
2005
- 2005-09-20 JP JP2005272627A patent/JP2007088062A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009049203A (ja) * | 2007-08-20 | 2009-03-05 | Nippon Carbide Ind Co Inc | セラミックパッケージ及びその製造方法 |
JP2010010287A (ja) * | 2008-06-25 | 2010-01-14 | Stanley Electric Co Ltd | 半導体発光装置 |
WO2011055786A1 (ja) * | 2009-11-06 | 2011-05-12 | 三洋電機株式会社 | 発光装置 |
CN103474563A (zh) * | 2012-06-06 | 2013-12-25 | 日东电工株式会社 | 用于光半导体的光反射部件和用于安装光半导体的基板以及使用光反射部件的光半导体器件 |
EP2672533A3 (en) * | 2012-06-06 | 2015-12-23 | Nitto Denko Corporation | Light reflecting member for optical semiconductor, and substrate for mounting optical semiconductor and optical semiconductor device using the light reflecting member |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4254266B2 (ja) | 発光装置及び発光装置の製造方法 | |
US7842526B2 (en) | Light emitting device and method of producing same | |
JP5068472B2 (ja) | 発光装置の製造方法 | |
JP4259198B2 (ja) | 発光装置用波長変換部の製造方法及び発光装置の製造方法 | |
JP4492378B2 (ja) | 発光装置およびその製造方法 | |
JP2006245032A (ja) | 発光装置およびledランプ | |
JP2007109948A (ja) | 発光装置及びその製造方法 | |
JP2007109947A (ja) | 蛍光体板及びこれを備えた発光装置 | |
JP2011187735A (ja) | 半導体発光装置および半導体発光装置の製造方法 | |
JP2008277409A (ja) | 半導体発光装置の製造方法 | |
US9660148B2 (en) | Method for manufacturing light emitting device, and light emitting device | |
JP2007109946A (ja) | 蛍光体板及びこれを備えた発光装置 | |
JP2009272576A (ja) | 半導体発光装置 | |
JP2012069645A (ja) | 半導体発光装置及びその製造方法 | |
JP2007109887A (ja) | 半導体発光装置 | |
JP2009070869A (ja) | 半導体発光装置 | |
JP2018082027A (ja) | 発光装置及びその製造方法 | |
JP2007088062A (ja) | 発光装置及びその製造方法 | |
JP2018092974A (ja) | パッケージ及びパッケージの製造方法、発光装置及び発光装置の製造方法 | |
JP5055837B2 (ja) | 発光装置 | |
JP2007200949A (ja) | 蛍光体板及びこれを備えた発光装置 | |
JP2015216153A (ja) | 発光装置 | |
JP4925346B2 (ja) | 発光装置 | |
US11227983B2 (en) | Light emitting device and method of manufacturing the light emitting device | |
JP4367299B2 (ja) | 発光素子デバイス及び発光素子デバイスの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071128 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20090525 |