JP2007088037A - カバーの取り付け構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】安全性が高く、取り外し作業性がよいランプカバーの取り付け構造を提供する。
【解決手段】ランプカバー3の一端の左右には突起部7が設けられ、装置筐体2のランプカバー突起挿入穴5と係合する。反対側の縁部には、側壁部2aとフランジ部2bとが設けられ、ランプカバー3には、装置筐体2のフランジ部2bと係合並びに解放が可能な可撓性を有するフック部6が設けられている。フック部6の先端には上面がフランジ部2b下面と係合可能なフック6dが設けられ、フック6dからはテーパを有する取り付けガイド面6bが延びている。フック部6のランプカバー3と接続する基部の側壁部2aと対向する面には、押圧によってフック6dを弾性に抗して開放方向に押し開くための先端のガイドリブ6aと工具ガイド面6cとが設けられており、側壁部2aと工具ガイド面6cとの間に形成される間隙により、指および爪が入らない幅の工具挿入穴4が形成される。
【選択図】図2

Description

本発明は筐体へのカバー取り付け構造に関し、特に安全性が高く取り外し作業性のよいカバーの取り付け構造に関する。
従来からランプを光源として用いる投写装置が投光器をはじめとしてスライドプロジェクタから映写装置まで広く用いられている。近年は投写型表示装置が会議などにおける資料提示用から、テレビに代わる家庭用プロジェクタ、さらには映画館用としてまでその用途が拡大している。その光源としては、近年一部でLED(発光ダイオード)や半導体レーザなどの半導体発光素子も使用されるようになったが、高圧水銀ランプやメタルハライドランプなどの放電ランプが用いられていることが多い。
放電ランプは高熱になるので寿命も限定されて交換の必要があることから、放電ランプ設置場所の近傍の筐体に保守のための開口部が設けられ、常時はカバーが開口部を開閉可能に覆っている。
従来のカバーの取り付け構造の一つに、例えば特許文献1に記載の従来例に示されるような指で解除可能なフックによる取り付け構造がある。
また、従来のカバーの取り付け構造の一つに、ねじによる取り付け構造がある。図14は従来例の筐体へのランプカバーの取り付け構造を示す投写装置の模式的一部分解斜視図である。投写装置51のランプカバー53は突起部57が装置筐体52のランプカバー突起挿入穴56に係合し、ねじ54により装置筐体52に固定される。装置筐体52にはランプカバー53の固定時にねじ54と螺合するインサートナット55が設けられている。
ここでは、ランプカバーを例として説明しているが、ランプカバー以外のカバーにも同様な構造が用いられている。
特許第3323770号公報(段落番号0003、図7)
しかし、指で解除可能なフックによる取り付け構造には安全性が低いという問題点があった。その理由は、誰でも容易にランプカバーを取り外すことが可能であり、高温で危険なランプ部が容易に露出してしまうからである。
また、ねじによる取り付け構造には、次のような問題点があった。第一の問題点は、作業性が悪いことである。その理由は、ランプカバー53の取り付けおよび取り外しの際に、ねじ54を締めたり緩めたりするため工具を回転させる動作が必要となるからである。第二の問題点は、コストが高くなることである。その理由は、ランプカバー取り付け用としての独立した部材として、ねじ54とインサートナット55が必要となるからである。第三の問題点は、装置筺体がプラスチック製の場合、装置廃棄時の分別性が悪いことである。その理由は、装置筺体がプラスチック製の場合、ねじ固定用に金属製インサートナットをプラスチック製の装置筺体に圧入する必要があり、その結果、装置筺体が単一材料でなくなるからである。
ここでも、ランプカバーを例として説明しているが、ランプカバー以外の同じようなカバーでも同様な問題点がある。
本発明の目的は、安全性が高く取り外し作業性がよく、廃棄時の分別性のよいカバーの取り付け構造を提供することにある。
本発明のカバーの取り付け構造は、
筐体へのカバー取り付け構造であって、筐体はカバーが取り付けられる開口部を有し、カバーと筐体とには、第1の係合手段と第2の係合手段とを具備し、第1の係合手段は、カバーの一端部の左右のそれぞれに設けられた突起部と、筐体の開口部の縁部に設けられているカバー突起挿入穴とからなり、第2の係合手段は、筐体の開口部のカバー突起挿入穴が設けられている縁部と対向する縁部に筐体内部に向けて設けられたフランジ部と、カバーの突起部が設けられている端部と対向する端部に設けられたフック部とからなり、フランジ部とフック部との係合箇所には筐体上面に開放端を有する間隙部が設けられ、間隙部におけるフック部にはテーパ部を有することを特徴とする。
フランジ部は、開口部に張り出しており、フック部は可撓性を有し、そのフック部の先端には上面がフランジ部の下面と係合可能なフックが設けられ、そのフック先端とフック部の底面との間にはテーパ部が設けられてカバーの取り付け時にフック先端を後退させるガイド面となっており、間隙部に設けられたフック部のテーパ部はカバーの取り外し時にその間隙部に挿入された工具によってフック先端を後退させるガイド面となっていてもよい。
また、応用例の態様では、筐体へのカバー取り付け構造であって、筐体はカバーが取り付けられる開口部を有し、カバーと筐体とには、第1の係合手段と第2の係合手段とを具備し、第1の係合手段は、カバーの一端部の左右のそれぞれに設けられた突起部と、筐体の開口部の縁部に設けられているカバー突起挿入穴とからなり、第2の係合手段は、筐体の開口部のカバー突起挿入穴が設けられている縁部と対向する縁部に筐体内部に向けて設けられたフック部と、カバーの突起部が設けられている端部と対向する端部に設けられたフランジ部とからなり、フック部とフランジ部との係合箇所には筐体上面に開放端を有する間隙部が設けられ、間隙部におけるフック部にはテーパ部を有することを特徴とする。
フランジ部は、筐体側に張り出しており、フック部は可撓性を有し、そのフック部の先端には上面がフランジ部の下面と係合可能なフックが設けられ、そのフック先端とフック部の底面との間にはテーパ部が設けられてカバーの取り付け時にフック先端を後退させるガイド面となっており、間隙部に設けられたフック部のテーパ部はカバーの取り外し時にその間隙部に挿入された工具によってフック先端を後退させるガイド面となっていてもよい。
間隙部の最大間隙は8mm以下であることが望ましい。
さらに、第3の係合手段が設けられ、第3の係合手段は、筐体の開口部の縁部に筐体内部に向けて設けられたフランジ部と、カバーの端部に設けられたフック部とからなり、そのフック部は可撓性を有し、そのフック部はフランジ部に係合可能なフックと、そのフックを係合と解放との位置に移動させるフック操作部とを有してもよい。
係合手段は、カバーあるいは筐体と一体となって同じ材質で形成されていてもよく、カバーおよび/または筐体は弾性を有する材質で形成されていてもよい。
工具を使用しないと解除できないフック構造を設けることにより、容易にカバーを外すことができなくなり、工具を挿入するだけで解除できるフック構造を設けることにより、カバーを取り外す際、工具を挿入するだけでフックが解除される。
フック先端に取り付けガイド面を設けることにより、カバーを取り付ける際、カバーを押すだけでフック固定される。
また、カバーあるいは装置筐体自体にフック構造を設けることにより、カバー取り付け用ねじとねじ固定用の金属製インサートナットが不要となり、装置筐体が単一材料で構成できる。
本発明のカバーの取り付け構造には、次のような効果がある。即ち、
第一の効果は、安全性の高い構造を提供できることである。その理由は、工具を使用しないとカバーの筐体からの取り外しができないからである。
第二の効果は、作業性が改善されることである。その理由は、取り付けはカバーを押すだけでフックが固定され、取り外しはカバーと筐体との間に工具を挿入するだけでフックが解除されるからである。
第三の効果は、部品点数削減によりコストが低減することである。その理由は、カバーの取り付けにカバー以外の部品が必要ないからである。
第四の効果は、装置筐体がプラスチック製の場合、装置廃棄時の分別性が改善することである。その理由は、装置筐体およびカバーをそれぞれ係合部材を含めて単一素材で構成できるためである。
本発明によるカバーの取り付け構造は、カバーに工具を使用しないと解除できないフック構造を設けることにより、容易に危険部が露出しない安全性の高い装置が提供され、上述のフック構造は、工具を工具挿入穴に挿入するだけで解除可能な構造を有しているので、取り外し作業性が良く、フック構造による取り付け構造を設けたことにより、他の取り付け部材が必要なくコストダウンが可能となることを特徴とする。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態のランプカバーの取り付け構造を示す投写装置の模式的斜視図であり、図2は、図1のA−A線に沿った断面図であり、図3は、図1の投射装置のランプカバーを取り外した状態を示す模式的部分分解斜視図であり、図4は、図1のランプカバーを取り外す動作を示す模式的斜視図であり、図5は、図4のB−B線に沿った断面図であり、図6はランプカバーの取り付け動作を示す模式的斜視図であり、図7は、図6のF-F線に沿った断面図である。ここでは、本発明が最も有効に利用される投写装置のランプカバーを例として説明するが、対象はランプカバーに限定されるものではなく、カバー全体に適用可能である。
投写装置1の不図示のランプの収納部の近傍の装置筐体2にはランプ点検交換のための開口部が設けられ、開口部はランプカバー3で閉鎖されている。図3に示すようにランプカバー3の一端の左右にはそれぞれ突起部7が設けられ、装置筐体2の開口部の縁部には突起部7と係合可能なランプカバー突起挿入穴5が設けられている。ここでは、ランプカバー3に突起部7が設けられ、装置筐体2にランプカバー突起挿入穴5が設けられているとして説明しているが、この逆にランプカバー3に突起挿入穴が設けられ、装置筐体2に突起部が設けられていても本発明の機能上問題はない。
装置筐体2の開口部のランプカバー突起挿入穴5が設けられている縁部と反対側の縁部には、図2に示すように縁部と垂直の側壁部2aで接続して開口内部側に装置筐体2の上面と平行方向に張り出したフランジ部2bが設けられ、ランプカバー3の突起部7が設けられている端部と反対側の端部には、係合時に装置筐体2の開口部のフランジ部2bと係合並びに解放が可能な弾性を有するフック部6が設けられている。
フック部6の先端には上面がフランジ部2b下面と係合可能なフック6dが設けられ、フック6dのフランジ部2bと係合する先端とフック部6の底面との間は、フック部6が係合のためにフランジ部2bに対して押圧されたときに、フック部6の底面を弾性に抗して開放方向に押し開くためのテーパを有する取り付けガイド面6bとなっている。フック部6のランプカバー3と接続する基部の開口部の垂直の側壁部2aと対向する面には、押圧によってフック6dを弾性に抗して開放方向に押し開くための先端のガイドリブ6aとガイドリブ6aからランプカバー3の上面につながる工具ガイド面6cとが設けられており、装置筐体2の開口部とランプカバー3とが係合した時に開口部の垂直の側壁部2aとランプカバー3の工具ガイド面6cとの間に形成される間隙は、指および爪が入らない程度の幅の工具挿入穴4を形成する。指および爪が入らない幅としては8mm以下が望ましい。
次に、本発明の第1の実施の形態のランプカバーの取り付け構造の動作について、図1〜図7を参照して説明する。最初にランプカバー3の取り外しの動作について説明する。装置筐体2に設けられた工具挿入穴4に図4、5に示すように工具9を挿入する。この工具9は先端がテーパ−状になっている方が使用し易いがこれに限定されるものではなく他の用途と兼用されるものでもよく、例えばドライバーであってもよい。これにより、工具ガイド面6cは、工具9の先端によって押される。フック部6は、工具9により工具ガイド面6cが押されることにより、フック解除方向21へ徐々に傾き、フック部6の係合部であるフック6dの上面が装置筐体2の係合部であるフランジ部2bの下面から解除される。次に、工具9を工具傾け方向20の方向に傾けると、ランプカバー3がランプカバー取り外し方向22に持ち上げられ、ランプカバー3が装置筐体2から取り外される。
次にランプカバーの取り付け動作について説明する。図3に示される装置筐体2の開口部の縁部に設けられたランプカバー突起部挿入穴5に図6に示されるようにランプカバー3の突起部7を挿入する。次に、図7に示されるようにランプカバー3をランプカバー取り付け方向26の方向に押す。フック部6の取り付けガイド面6bが装置筐体2のフランジ部2bの工具挿入穴4の稜線4aにあたる。ランプカバー3をランプ取り付け方向26の方向へさらに押すことにより、フック部6がフック解除方向21へ傾きフック6dが所定の取り付け位置まで到達し、装置筐体2のフランジ部2bの下面と係合してランプカバー3が装置筐体2に取り付けられる。
第1の実施の形態では、フック部6がランプカバー3上に構成され、フランジ部2bが装置筐体2に構成され、フック部6が可撓性を有する形態で説明したが、本発明の目的を達成するためには種々の応用が可能である。例えば、開口部の縁部に先端が係合面となり先端に向けて拡がるガイド面を有する可撓性を有するフック部が筐体内部に向けて設けられ、ランプカバーの端部にフック部の下面と係合並びに解放可能な上面を有しするフランジ部が固定されて設けられてもよい。また、開口部の縁部に先端が係合面となり先端に向けて拡がるガイド面を有するフック部が筐体内部に向けて設けられ、ランプカバーの端部に可撓性を有しフック部の下面と係合並びに解放可能な上面を有するフランジ部が設けられてもよい。
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して説明する。図8は本発明の第2の実施の形態のランプカバーの取り付け構造を示す投写装置の模式的斜視図であり、図9は、図8のC−C線に沿った断面図であり、図10は、図8のD−D線に沿った断面図であり、図11は、図8の投射装置のランプカバーを取り外した状態を示す模式的部分分解斜視図であり、図12は、図8のランプカバーを取り外す動作を示す模式的斜視図であり、図13は、図12のE−E線に沿った断面図である。
第1の実施の形態では、ランプカバー3を装置筐体2に係合させるフック部6は1ヶ所であったが、第2に実施の形態ではランプカバー13を装置筐体12に係合させるフック部は第1の実施の形態のフック部6と同じフック部16の他に、フック部16の設けられたランプカバー13の辺に直交する辺にフック部18が設けられている。2ヶ所目のフック部18は、ランプカバー13のどの辺にも配置することが可能である。
2ヶ所目のフック部18は指で解除可能な構造でもよい。このように2ヶ所のフック部を設けた場合には、万一フック部16が誤動作等により外れた場合でもランプカバー13が直ちに解放されることはない。また、必ず両手をつかって同時に作業をすることが必要となるので、より安全性の高い筐体へのランプカバー取り付け構造が提供できる。
次に本発明の第2の実施の形態のランプカバーの取り付け構造の構成および動作について図面を参照して説明する。第2の実施の形態のランプカバーの取り付け構造はフック部が2個設けられている以外は第1の実施の形態と同一なので、共通の部分についての詳細な説明は省略する。
先ず構成について説明する。装置筐体12には、図11に示されるようにランプカバー13を取り付けたときにランプカバー13との間で指および爪が入らない大きさとなる工具挿入穴14およびランプカバー突起部挿入穴15が設けられている。ランプカバー13にはフック部16、突起部17およびフック部18が設けられている。
フック部18は図10に示すようにランプカバー13の縁部を一端として下方にU字型に形成され他端の中央部近傍に装置筐体12の開口部のフランジ部12bの下面に係合するフック18bが形成され、フック18bの上部のフック部18は先端が開口部より飛び出してフック操作部18aとなっている。フック操作部18aは、フック部18を指で押せるように装置筐体12の外面より飛び出している。ここではフック操作部18aは指で押せるように装置筐体12の外面より飛び出しているが、装置筐体12のフック操作部18a周辺を凹形状にしてフック操作部18aが突出しない構成としてもよい。フック部16とフック部18および突起部17の配置は、フック部16またはフック部18のいずれかの反対側の縁部に突起部17が設けられている条件を満たしていれば全ての配置パターンが可能である。また、フック部18はフック部16と同時に両手で操作が可能であれば複数箇所設けられてもよい。
次にランプカバー13の取り外し動作について説明する。図10に示すようにランプカバー13のフック部18のフック操作部18aをフック解除方向25の方向に指で押す。これによりフック部18のフック18bがフランジ部12bから解除される。この動作と同時に図12に示すように装置筐体12に設けられた工具挿入穴14に工具19を挿入する。これにより、図13に示すように工具ガイド面16cは、工具19に押される。フック部16は、工具19により工具ガイド面16cが押されることにより、フック解除方向21へ徐々に傾き、フックが解除される。次に、工具19を工具傾け方向20の方向に傾けると、ランプカバー13がランプカバー取り外し方向22に持ち上げられ、ランプカバー13が装置筐体12から取り外される。このように二つの動作を同時に行う必要があるために、片手での操作が困難となり、ランプカバー13の取り外し動作はより安全となる。
取り付け動作は、第1の実施の形態と同様に、図11に示される装置筐体12に設けられたランプカバー突起部挿入穴15にランプカバー13の突起部17を挿入する。次に、ランプカバー13をランプカバー取り付け方向に押す。フック部16では取り付けガイド面16bが装置筐体12の工具挿入穴14の稜線14aにあたって内側に湾曲する。フック部18でもフック18bの下側のテーパ部が装置筐体12の縁部に接触して内側方向に湾曲する。ランプカバー13をランプカバー取り付け方向へさらに押すことにより、フック部16およびフック部18が装置筐体12の縁部を超えて装置筐体12のフランジ部12bに係合し、ランプカバー13が装置筐体12に取り付けられる。
本願発明の筐体へのカバー取り付け構造は、実施の形態で説明したようなランプを内蔵する投光器をはじめとしてスライドプロジェクタから映写装置までの投写装置のランプカバーの取り付け構造として適用されるだけでなく、一般的な筐体のカバーの取付にも広く適用することが可能である。ランプカバー3、13の形状は長方形で説明したが、これに限定されるものではなく他の形状、例えば円形や楕円形であっても適用できる。
本発明の第1の実施の形態のランプカバーの取り付け構造を示す投写装置の模式的斜視図である。 図1のA−A線に沿った断面図である。 図1の投射装置のランプカバーを取り外した状態を示す模式的部分分解斜視図である。 図1のランプカバーを取り外す動作を示す模式的斜視図である。 図4のB−B線に沿った断面図である。 ランプカバーの取り付け動作を示す模式的斜視図である。 図6のF-F線に沿った断面図である。 本発明の第2の実施の形態のランプカバーの取り付け構造を示す投写装置の模式的斜視図である。 図8のC−C線に沿った断面図である。 図8のD−D線に沿った断面図である。 図8の投射装置のランプカバーを取り外した状態を示す模式的部分分解斜視図である。 図8のランプカバーを取り外す動作を示す模式的斜視図である。 図12のE−E線に沿った断面図である。 従来例の筐体へのランプカバーの取り付け構造を示す投写装置の模式的一部分解斜視図である。
符号の説明
1、11、51 投写装置
2、12、52 装置筐体
2a、12a 側壁部
2b、12b フランジ部
3、13、53 ランプカバー
4、14 工具挿入穴
4a、14a 工具挿入穴の稜線
5、15、56 ランプカバー突起挿入穴
6、16、18 フック部
6a、16a ガイドリブ
6b、16b 取り付けガイド面
6c、16c 工具ガイド面
6d、16d、18b フック
7、17、57 突起部
9、19 工具
18a フック操作部
20 工具傾け方向
21、25 フック解除方向
22 ランプカバー取り外し方向
26 ランプカバー取り付け方向
54 ねじ
55 インサートナット

Claims (8)

  1. 筐体へのカバー取り付け構造であって、
    前記筐体は前記カバーが取り付けられる開口部を有し、
    前記カバーと前記筐体とには、第1の係合手段と第2の係合手段とを具備し、
    前記第1の係合手段は、前記カバーの一端部の左右のそれぞれに設けられた突起部と、前記筐体の前記開口部の縁部に設けられているカバー突起挿入穴とからなり、
    前記第2の係合手段は、
    前記筐体の前記開口部の前記カバー突起挿入穴が設けられている縁部と対向する縁部に筐体内部に向けて設けられたフランジ部と、
    前記カバーの前記突起部が設けられている端部と対向する端部に設けられたフック部とからなり、
    前記フランジ部と前記フック部との係合箇所には前記筐体上面に開放端を有する間隙部が設けられ、
    前記間隙部における前記フック部にはテーパ部を有することを特徴とするカバー取り付け構造。
  2. 前記フランジ部は、前記開口部に張り出しており、
    前記フック部は可撓性を有し、該フック部の先端には上面が前記フランジ部の下面と係合可能なフックが設けられ、該フック先端と前記フック部の底面との間にはテーパ部が設けられて前記カバーの取り付け時に前記フック先端を後退させるガイド面となっており、
    前記間隙部に設けられた前記フック部のテーパ部は前記カバーの取り外し時に該間隙部に挿入された工具によって前記フック先端を後退させるガイド面となっている、請求項1に記載のカバー取り付け構造。
  3. 筐体へのカバー取り付け構造であって、
    前記筐体は前記カバーが取り付けられる開口部を有し、
    前記カバーと前記筐体とには、第1の係合手段と第2の係合手段とを具備し、
    前記第1の係合手段は、前記カバーの一端部の左右のそれぞれに設けられた突起部と、前記筐体の前記開口部の縁部に設けられているカバー突起挿入穴とからなり、
    前記第2の係合手段は、
    前記筐体の前記開口部の前記カバー突起挿入穴が設けられている縁部と対向する縁部に筐体内部に向けて設けられたフック部と、
    前記カバーの前記突起部が設けられている端部と対向する端部に設けられたフランジ部とからなり、
    前記フック部と前記フランジ部との係合箇所には前記筐体上面に開放端を有する間隙部が設けられ、
    前記間隙部における前記フック部にはテーパ部を有することを特徴とするカバー取り付け構造。
  4. 前記フランジ部は、前記筐体側に張り出しており、
    前記フック部は可撓性を有し、該フック部の先端には上面が前記フランジ部の下面と係合可能なフックが設けられ、該フック先端と前記フック部の底面との間にはテーパ部が設けられて前記カバーの取り付け時に前記フック先端を後退させるガイド面となっており、
    前記間隙部に設けられた前記フック部のテーパ部は前記カバーの取り外し時に該間隙部に挿入された工具によって前記フック先端を後退させるガイド面となっている、請求項3に記載のカバー取り付け構造。
  5. 前記間隙部の最大間隙は8mm以下である、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のカバー取り付け構造。
  6. さらに、第3の係合手段が設けられ、
    前記第3の係合手段は、
    前記筐体の前記開口部の縁部に筐体内部に向けて設けられたフランジ部と、
    前記カバーの端部に設けられたフック部とからなり、
    該フック部は弾性を有し、該フック部は前記フランジ部に係合可能なフックと、該フックを係合と解放との位置に移動させるフック操作部とを有する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のカバー取り付け構造。
  7. 前記係合手段は、前記カバーあるいは前記筐体と一体となって同じ材質で形成されている、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のカバー取り付け構造。
  8. 前記カバーおよび/または筐体は弾性を有する材質で形成されている、請求項7に記載のカバー取り付け構造。
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