JP2007086818A - デジタルカメラ用撮影レンズ - Google Patents

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Abstract

【課題】高画素に対応した小型で廉価なデジタルカメラ用撮影レンズを提供する。
【解決手段】物体側より結像面6の側に向けて順に、物体側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカスの第1レンズ1と、開口絞り4と、物体側に凹面を向けたメニスカスの第2レンズ2と、物体側に変曲点を持つ非球面レンズである第3レンズ3とを配列してデジタルカメラ用撮影レンズ100を構成する。この撮影レンズ100では、第2レンズ2に比較して第1レンズ1に強いパワーを持たせている。また、デジタルカメラ用撮影レンズ100は、その合成焦点距離をf、第1レンズの焦点距離をf1、第1レンズの物体側の入射面より結像面6までの距離をΣd、第2レンズのアッベ数をνd2としたとき、下記の条件式をそれぞれ満足する。
0.50<Σd/f<1.5 (1)
50>νd2 (2)
0.50<f1/f<1.5 (3)
【選択図】図1

Description

本発明は、CCDやCMOS等の受光素子を用いた車載用カメラ、監視用カメラ、デジタルカメラ、携帯電話機搭載カメラ等に使用される小型で軽量なデジタルカメラ用撮影レンズに関するものである。
CCDやCMOS等の受光素子を用いた監視用カメラやデジタルカメラ等に組み込まれているデジタルカメラ用撮影レンズは、忠実な被写体の再現性を備えていることが望ましい。また、最近では、CCD自体やCCDカメラが小型化されてきており、これに伴って、これらに組み込まれるデジタルカメラ用撮影レンズも必然的に小型化、コンパクト化の要求が高まってきている。さらに、CCD等の受光素子は、CCDの小型化とは裏腹にメガオーダーの高画素化となってきている。これを用いたカメラに使用されるデジタルカメラ用撮影レンズも必然的に高い光学性能を発揮できるものでなければならなくなってきた。従来では、高い光学性能を発揮させるためには、多くのレンズ枚数を用いて収差補正を行ってきたのが実状である。
また、CCDやCMOS等の受光素子の特徴として、各画素に取り込まれる光線角度に制約がある。これを無視するような光学系が組み込まれたカメラでは周辺光量が減少し、所謂、周辺部の暗いカメラとなってしまう。従来では、これらに対応するため、特許文献1に示すように電気的補正回路を設ける方法や、特許文献2に示すように、受光素子と一対をなすマイクロレンズを配置するなどして素子面への受光角を拡大するなどの方法がとられていた。
特開平5−137062号公報 特開平5−110047号公報
本発明の課題は、受光素子の素子面に対する最大射出角を画角よりも小さくなるようにしてシェーディングを防ぐことができ、また、メガオーダーの高画素に対応できるように収差補正を施し、更に、軽量コンパクト化を図ったデジタルカメラ用撮影レンズを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載のデジタルカメラ用撮影レンズでは、結像面を受光素子とし、物体側より結像面の側に向けて順に配置された第1レンズと、第2レンズと、第3レンズとを有してなり、上記第1レンズを、物体側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカスレンズとし、上記第2レンズを、物体側に凹面を向けたメニスカスレンズとし、上記第3レンズを、物体側に変曲点を持つ正のパワーを有する非球面レンズとし、上記第1レンズと上記第2レンズとの間に絞りを配置した。
請求項2に記載のデジタルカメラ用撮影レンズでは、結像面を受光素子とし、物体側より結像面の側に向けて順に配置された第1レンズと、第2レンズと、第3レンズとを有してなり、上記第1レンズを、物体側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカスレンズとし、上記第2レンズを、物体側に凹面を向けた負のパワーを有するメニスカスレンズとし、上記第3レンズを、物体側に変曲点を持つ非球面レンズとし、上記第1レンズと上記第2レンズとの間に絞りを配置した。
請求項3に記載のデジタルカメラ用撮影レンズでは、結像面を受光素子とし、物体側より結像面の側に向けて順に配置された第1レンズと、第2レンズと、第3レンズとを有してなり、上記第1レンズを、物体側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカスレンズとし、上記第2レンズを、物体側に凹面を向けたメニスカスレンズとし、上記第3レンズを、物体側に変曲点を持つ非球面レンズとし、上記第1レンズと上記第2レンズとの間に絞りを配置するとともに、上記第1レンズが上記第2レンズに比較して強いパワーを有するように構成した。
請求項4に記載のデジタルカメラ用撮影レンズでは、結像面を受光素子とし、物体側より結像面の側に向けて順に配置された第1レンズと、第2レンズと、第3レンズとを有してなり、上記第1レンズを、物体側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカスレンズとし、上記第2レンズを、物体側に凹面を向けたメニスカスレンズとし、上記第3レンズを、物体側に変曲点を持つ非球面レンズとし、上記第1レンズと上記第2レンズとの間に絞りを配置するとともに、当該デジタルカメラ用撮影レンズの合成焦点距離をf、上記第1レンズの物体側の入射面より結像面までの距離をΣdとしたとき、
0.50<Σd/f<1.5 (1)
なる条件式を満足するように構成した。
さらに、請求項5に記載のデジタルカメラ用撮影レンズでは、結像面を受光素子とし、物体側より結像面の側に向けて順に配置された第1レンズと、第2レンズと、第3レンズとを有してなり、上記第1レンズを、物体側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカスレンズとし、上記第2レンズを、物体側に凹面を向けたメニスカスレンズとし、上記第3レンズを、物体側に変曲点を持つ非球面レンズとし、上記第1レンズと上記第2レンズとの間に絞りを配置するとともに、上記第2レンズのアッベ数をνd2としたとき、
50>νd2 (2)
なる条件式を満足するように構成した。
また、請求項1〜5のうちのいずれかに記載のデジタルカメラ用撮影レンズにおいて、請求項6に記載の発明では、上記第1レンズの両面のレンズ面のうち、少なくとも一方の面を非球面とするとともに、前記デジタルカメラ用撮影レンズの合成焦点距離をf、上記第1レンズの焦点距離をf1としたとき、
0.50<f1/f<1.5 (3)
なる条件式を満足するように構成した。
このように第1〜第3レンズのレンズ面を形成することにより、コマ収差と非点収差を良好に補正し、併せて、ディストーションの補正も良好に行うことができる。
ここで、条件式(1)は、レンズ系全体をよりコンパクトに保つための条件である。特に、携帯電話機搭載カメラに採用する撮影レンズについては、レンズ系全体を小型にすると同時にレンズ系の全長をより短いものにする必要がある。かかる要求を満足するためには条件式(1)を満足するように光学系を設定することが望ましい。条件式(1)の下限を下回るとレンズ系はコンパクトにできるが、各種の収差補正が難しくなる。また、上限を上回るとレンズ系が大きくなってしまうので好ましくない。
条件式(2)は、第2レンズのアッベ数を50以下にして軸上の色収差および軸外の色収差を安定に保つための条件である。
条件式(3)は、球面収差を安定に保つためとレンズ系全体をコンパクトに保つための条件であり、下限を下回るとレンズ系はコンパクトにできるが球面収差の補正が難しくなる。また、上限を超えると、逆に球面収差の補正は容易になるが、レンズ系全体をコンパクトに纏めることができなくなる。この条件式を満足することにより、球面収差を良好な状態に保持しながら、レンズ系をコンパクト化できる。
本発明では、第1レンズを物体側に凸面を向けた正のメニスカスレンズとしてあり、この構成と条件式(3)を満足することにより、撮影レンズの全長をより短くすることが可能である。
また、結像面がCCDやCMOSである場合には、各画素に取り込まれる光線角度に制約があり、画面の周辺部に向かって光線角度が大きくなってしまう。この現象を緩和するためにも、請求項7に記載の発明によるように、第3レンズの像面側のレンズ面の周辺部を像面側に凸面を向けた変曲非球面として、主光線の最大射出角を30度以下になるようにすることが望ましい。このようにすれば、画面周辺部に生じるシェーディングを防ぐ非球面補正がなされる。
以上説明したように、本発明のデジタルカメラ用撮影レンズによれば、レンズ系の全長を短くすることができる。また、第3レンズのレンズ面を、物体側に変曲点を持つ非球面としてあるので、各種収差の補正を良好に行うと同時に主光線の最大射出角を小さくしてシェーディングを防止することができる。さらに、第2レンズおよび第3レンズの2枚の補正レンズによって、良好な収差補正ができる。従って、本発明によれば、メガオーダーの高画素に対応した小型でコンパクトなデジタルカメラ用撮影レンズを得ることができる。
以下に、図面を参照して、本発明を適用した3群3枚構成のデジタルカメラ用撮影レンズの各実施例を説明する。
図1には本発明を適用した実施例1に係るデジタルカメラ用撮影レンズを示してある。本例のデジタルカメラ用撮影レンズ100は、物体側より結像面6の側に向けて順に、物体側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカスの第1レンズ1と、これに続く開口絞り4を介して、物体側に凹面を向けた負のパワーを有するメニスカスの第2レンズ2、および正のパワーを有する第3レンズ3とを有しており、第2、第3レンズは補正レンズとして機能する。本例では、各レンズ1、2、3の両側のレンズ面が全て非球面とされている。なお、本例では、第3レンズ3の第2レンズ面R6と結像面6の間にはカバーガラス5が配置されている。
第3レンズ3では、その第1レンズ面R5において口径の略50%のところに非球面変曲点が設けられ、第2レンズ面R6においては口径の略25%付近に非球面変曲点が設けられている。これにより、当該第3レンズ3のレンズ周辺の輪帯部は結像面側に対して凸面を形成し、全画角63度に対して、主光線の最大射出角を22度に整えている。
本例のデジタルカメラ用撮影レンズ100の全光学系のレンズデータは、次の通りである。
Fナンバー:3.5
焦点距離 :f=5.7mm
全 長 :Σd=7.06mm
表1には、本例のデジタルカメラ用撮影レンズ100の各レンズ面のレンズデータ、表2には各レンズ面の非球面形状を規定するための非球面係数を表示してある。
Figure 2007086818
Figure 2007086818
表1において、iは物体側より数えたレンズ面の順番を示し、Rは各レンズ面の曲率を示し、dはレンズ面間の距離を示し、Ndは各レンズの屈折率を、νdは各レンズのアッベ数を示す。また、レンズ面のiに星印(*)を付してあるレンズ面は非球面であることを示している。
レンズ面に採用する非球面形状は、光軸方向の軸をX、光軸に直交する方向の高さをH、円錐係数をk、非球面係数をA、B、C、Dとすると、次式により表される。
Figure 2007086818
なお、各記号の意味、および非球面形状を表す式は実施例2、3、4、5においても同様である。
図3は、実施例1のデジタルカメラ用撮影レンズ100における諸収差を示す収差図である。図において、SAは球面収差、OSCは正弦条件、ASは非点収差、DISTはディストーションを表す。非点収差ASにおけるTはタンジェンシャル、Sはサジタルの像面を表している。また、図面の下側に記した収差図は横収差を表し、図において、DXはX瞳座標に関する横方向のX収差、DYはY瞳座標に関する横方向のY収差を表している。これらの記号の意味については、実施例2、3、4、5の諸収差を示す収差図においても同様である。
図2は、本発明を適用した実施例2に係るデジタルカメラ用撮影レンズの構成図である。本例のデジタルカメラ用撮影レンズ110では、物体側より結像面16の側に向けて順に、物体側に凸面を向けた正のメニスカスレンズである第1レンズ11と、開口絞り14を介して、物体側に凹面を向けた負のメニスカスレンズである第2レンズ12と、両凸レンズである第3レンズ13が配列されている。第3レンズ13の物体側の第1レンズ面R5には、レンズ口径の略48%のところに非球面変曲点を設けてある。また、その像面側の第2レンズ面R6は凸面の延長としてある。このように第3レンズ13のレンズ面を形成することにより、全画角63度に対し、主光線の最大射出角は23.5度になっている。また、本例の第1レンズ11、第2レンズ12、および第3レンズ13の各レンズ面もすべて非球面となっている。なお、本例においても、第3レンズ13の第2レンズ面R6と結像面16の間にはカバーガラス15が配置されている。
本例のデジタルカメラ用撮影レンズ110の全光学系のレンズデータは、次の通りである。
Fナンバー:3.5
焦点距離 :f=5.7mm
全 長 :Σd=6.985mm
表3には、本例のデジタルカメラ用撮影レンズ110の各レンズ面のレンズデータ、表4には各レンズ面の非球面形状を規定するための非球面係数を表示してある。また、図4にはその収差図を示してある。
Figure 2007086818
Figure 2007086818
上記の実施例1、2のデジタルカメラ用撮影レンズ100、110では、物体側の第1レンズ1、11としてレンズ面の両面が非球面とされたレンズを用いているが、第1レンズについては、レンズ面の両面が球面とされたレンズ、または、両面のレンズ面のうち、少なくとも一方のレンズ面が非球面とされたレンズを用いることもできる。
図5には本発明を適用した実施例3に係るデジタルカメラ用撮影レンズを示してある。本例のデジタルカメラ用撮影レンズ120は、物体側より結像面26の側に向けて順に、物体側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカスの第1レンズ21と、これに続く絞り24を介して、物体側に凹面を向けた負のパワーを有するメニスカスの第2レンズ22、および負のパワーを有する第3レンズ23とを有しており、第2、第3レンズは補正レンズとして機能する。第3レンズ23と結像面26の間にはカバーガラス25が配置されている。第3レンズ23は、結像面側の第2レンズ面R6がレンズ周辺の輪帯部を結像面側に対して凸面として形成され、主光線の最大射出角を24度以下にしている。
本例では、各レンズ21、22、23のうち、第1レンズ21は、レンズ面の両面が球面とされている。一方、第2および第3レンズ22、23は、実施例1、2と同様に両側のレンズ面とも非球面とされている。
本例のデジタルカメラ用撮影レンズ120の全光学系のレンズデータは、次の通りである。
Fナンバー:3.5
焦点距離 :f=5.7mm
全 長 :Σd=6.46mm
表5には、本例のデジタルカメラ用撮影レンズ120の各レンズ面のレンズデータ、表6には各レンズ面の非球面形状を規定するための非球面係数を表示してある。また、図7にはその収差図を示してある。
Figure 2007086818
Figure 2007086818
図6は、本発明を適用した実施例4に係るデジタルカメラ用撮影レンズの構成図である。本例のデジタルカメラ用撮影レンズ130では、物体側より結像面36の側に向けて順に、物体側に凸面を向けた正のメニスカスレンズである第1レンズ31と、開口絞り34を介して、物体側に凹面を向けた負のメニスカスレンズである第2レンズ32と、正のパワーを有する第3レンズ33が配列されている。第3レンズ33と結像面36の間にはカバーガラス35が配置されている。第3レンズ33は、第2レンズ面R6がレンズ周辺の輪帯部を結像面側に対して凸面として形成され、主光線の最大射出角を24度以下にしている。
本例では、各レンズ31、32、33のうち、第1レンズ31は、レンズ面の両面が球面とされている。一方、第2および第3レンズ32、33については、実施例1、2、3と同様に、両側のレンズ面とも非球面とされている。
本例のデジタルカメラ用撮影レンズ130の全光学系のレンズデータは、次の通りである。
Fナンバー:3.5
焦点距離 :f=5.7mm
全 長 :Σd=6.66mm
表7には、本例のデジタルカメラ用撮影レンズ130の各レンズ面のレンズデータ、表8には各レンズ面の非球面形状を規定するための非球面係数を表示してある。また、図8にはその収差図を示してある。
Figure 2007086818
Figure 2007086818
次に、図5を再び参照して、実施例3のデジタルカメラ用撮影レンズ120において、レンズ面の両面が球面に形成された第1レンズ21の代わりに、一方のレンズ面が非球面に形成され、他方のレンズ面が球面に形成された第1レンズ41を用いたデジタルカメラ用撮影レンズ140を説明する。なお、図5において、デジタルカメラ用撮影レンズ140、第1レンズ41は符号を括弧で囲んで示し、その他の各部の構成は実施例3と同様であるので同じ符号を用いて説明する。
本例のデジタルカメラ用撮影レンズ140は、物体側より結像面26の側に向けて順に、物体側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカスの第1レンズ41と、これに続く絞り24を介して、物体側に凹面を向けた負のパワーを有するメニスカスの第2レンズ22、および正のパワーを有する第3レンズ23とを有しており、第2、第3レンズは補正レンズとして機能する。第3レンズ23と結像面26の間にはカバーガラス25が配置されている。第3レンズ23は、結像面側の第2レンズ面R6がレンズ周辺の輪帯部を結像面側に対して凸面として形成され、主光線の最大射出角を24度以下にしている。
本例では、各レンズ41、22、23のうち、第1レンズ41は、両面のレンズ面のうち、物体側の第1レンズ面R1が非球面とされ、結像面側の第2レンズ面R2が球面とされている。一方、第2および第3レンズ22、23は、両側のレンズ面とも非球面とされている。
本例のデジタルカメラ用撮影レンズ140の全光学系のレンズデータは、次の通りである。
Fナンバー:3.5
焦点距離 :f=5.7mm
全 長 :Σd=7.07mm
表9には、本例のデジタルカメラ用撮影レンズ140の各レンズ面のレンズデータ、表10には各レンズ面の非球面形状を規定するための非球面係数を表示してある。また、図9にはその収差図を示してある。
Figure 2007086818
Figure 2007086818
本発明を適用した実施例1に係るデジタルカメラ用撮影レンズの構成図である。 本発明を適用した実施例2に係るデジタルカメラ用撮影レンズの構成図である。 図1に示す実施例1のデジタルカメラ用撮影レンズの収差図である。 図2に示す実施例2のデジタルカメラ用撮影レンズの収差図である。 本発明を適用した実施例3および実施例5に係るデジタルカメラ用撮影レンズの構成図である。 本発明を適用した実施例4に係るデジタルカメラ用撮影レンズの構成図である。 図5に示す実施例3のデジタルカメラ用撮影レンズの収差図である。 図6に示す実施例4のデジタルカメラ用撮影レンズの収差図である。 図5に示す実施例5のデジタルカメラ用撮影レンズの収差図である。
符号の説明
1、11、21、31、41 第1レンズ
2、12、22、32 第2レンズ
3、13、23、33 第3レンズ
4、14、24、34 開口絞り
5、15、25、35 カバーガラス
6、16、26、36 結像面
100、110、120、130、140 デジタルカメラ用撮影レンズ
R1、R2、R3、R4、R5、R6 レンズ面

Claims (7)

  1. 物体側より結像面の側に向けて順に配置された第1レンズと、第2レンズと、第3レンズとを有し、前記第1レンズは、物体側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカスレンズであり、前記第2レンズは、物体側に凹面を向けたメニスカスレンズであり、前記第3レンズは、物体側に変曲点を持つ正のパワーを有する非球面レンズであり、前記第1レンズと前記第2レンズとの間に絞りが配置され、前記結像面が受光素子であるデジタルカメラ用撮影レンズ。
  2. 物体側より結像面の側に向けて順に配置された第1レンズと、第2レンズと、第3レンズとを有し、前記第1レンズは、物体側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカスレンズであり、前記第2レンズは、物体側に凹面を向けた負のパワーを有するメニスカスレンズであり、前記第3レンズは、物体側に変曲点を持つ非球面レンズであり、前記第1レンズと前記第2レンズとの間に絞りが配置され、前記結像面が受光素子であるデジタルカメラ用撮影レンズ。
  3. 物体側より結像面の側に向けて順に配置された第1レンズと、第2レンズと、第3レンズとを有し、前記第1レンズは、物体側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカスレンズであり、前記第2レンズは、物体側に凹面を向けたメニスカスレンズであり、前記第3レンズは、物体側に変曲点を持つ非球面レンズであり、前記第1レンズと前記第2レンズとの間に絞りが配置され、前記第1レンズは前記第2レンズに比較して強いパワーを有しており、前記結像面が受光素子であるデジタルカメラ用撮影レンズ。
  4. 物体側より結像面の側に向けて順に配置された第1レンズと、第2レンズと、第3レンズとを有し、前記第1レンズは、物体側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカスレンズであり、前記第2レンズは、物体側に凹面を向けたメニスカスレンズであり、前記第3レンズは、物体側に変曲点を持つ非球面レンズであり、前記第1レンズと前記第2レンズとの間に絞りが配置され、前記結像面が受光素子であって、当該デジタルカメラ用撮影レンズの合成焦点距離をf、前記第1レンズの物体側の入射面より結像面までの距離をΣdとしたとき、
    0.50<Σd/f<1.5
    を満足するデジタルカメラ用撮影レンズ。
  5. 物体側より結像面の側に向けて順に配置された第1レンズと、第2レンズと、第3レンズとを有し、前記第1レンズは、物体側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカスレンズであり、前記第2レンズは、物体側に凹面を向けたメニスカスレンズであり、前記第3レンズは、物体側に変曲点を持つ非球面レンズであり、前記第1レンズと前記第2レンズとの間に絞りが配置され、前記結像面が受光素子であって、前記第2レンズのアッベ数をνd2としたとき、
    50>νd2
    を満足するデジタルカメラ用撮影レンズ。
  6. 請求項1〜5のうちのいずれかの項において、
    前記第1レンズは、両面のレンズ面のうち、少なくとも一方の面が非球面であり、前記デジタルカメラ用撮影レンズの合成焦点距離をf、前記第1レンズの焦点距離をf1としたとき、
    0.50<f1/f<1.5
    を満足するデジタルカメラ用撮影レンズ。
  7. 請求項1〜6のうちのいずれかの項において、
    前記第3レンズは、像面側のレンズ面の周辺部が像面側に凸面とされ、当該デジタルカメラ用撮影レンズの主光線の最大射出角が30度以下であるデジタルカメラ用撮影レンズ。
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