JP2007082764A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像表示装置の視野角を変更することができるようにする。
【解決手段】液晶表示装置5の視野角を広視野角と狭視野角との間で切り替えるための視野角切替ボタン104を備える。視野角切替ボタン104を押し操作して液晶表示装置5の視野角を広視野角に切り替えると、隣で遊技を行っている友人等に液晶表示装置5に表示された演出画像等を見せることが可能になる一方、視野角切替ボタン104を押し操作して液晶表示装置5の視野角を狭視野角に切り替えると、隣で遊技を行っている他人等に液晶表示装置5に表示された演出画像等を覗き見されないようにすることが可能になる。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶表示装置等のディスプレイを備えたパチスロ機やパチンコ機、その他の遊技機に関する。
従来、所謂パチスロ機と呼ばれる遊技機においては、液晶パネル等を備えた画像表示装置が備わっており、画像表示装置に種々の画像を表示されることで遊技の演出等を行っている。画像表示装置に用いられる液晶パネルには、視野角と呼ばれる観賞に適した視角範囲があり、視野角内の位置から液晶パネルを観ると、液晶画面上の画像を正確な態様で観賞できる一方、視野角から外れた位置から液晶パネルを観ると、液晶画面上の画像の態様が変化して見える。
特許文献1には、一方側と他方側とで視野角が異なる液晶パネルを備えた液晶表示装置の全ての部品を、液晶画面上における遊技者の視点位置が一方側と他方側とで異なる遊技機間で共用できる遊技機が開示されている。
特開2005−169100号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているような液晶パネルは、その視野角を変更することができない。したがって、遊技機に視野角が広い液晶パネルが使用されていれば、液晶パネルに表示される画像の内容が隣で遊技を行っている他人等から覗き見され得るため、覗き見されて気分を害する遊技者もいる一方、遊技機に視野角が狭い液晶パネルが使用されていれば、液晶パネルに表示される画像の内容を隣で遊技を行っている友人等に見せることができないため、画像の内容をコミュニケーションの要因とすることができない。
本発明の目的は、画像表示装置の視野角を変更することが可能な遊技機を提供することである。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の遊技機は、遊技の開始を指令する遊技開始指令手段と、複数の図柄を変動表示可能な図柄表示手段と、前記図柄の変動表示を停止表示させるように指令する停止指令手段と、前記遊技の開始と遊技状態とに基づいて内部当籤役を決定する内部当籤役決定手段と、前記内部当籤役と前記停止指令手段の指令とに基づいて前記図柄の変動表示が停止された結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、画像を表示する画像表示手段と、前記画像表示手段の視野角を変更する視野角変更手段と、前記視野角変更手段を操作する操作手段と、を有することを特徴とする。
上記の構成によれば、操作手段により視野角変更手段を操作して画像表示手段の視野角を変更することができるから、画像表示手段の視野角を狭くして、画像表示手段に表示される画像の内容が隣で遊技を行っている他人等から見えないようにすることで他人等による覗き見を防止することができる一方、画像表示手段の視野角を広くして、画像表示手段に表示される画像の内容、例えば、レアな演出や特別遊技中の演出等を隣で遊技を行っている友人等に見せることで優越感に浸ったり、画像の内容を友人等とのコミュニケーションの要因としたりすることができる。
また、本発明の遊技機においては、前記画像表示手段の視野角の状態に応じて点灯又は点滅する点灯手段を更に備えていてよい。上記の構成によれば、点灯手段の態様を確認することで、現在の画像表示手段の視野角の状態を把握することができる。
また、本発明の遊技機においては、前記遊技の経過時間に基づいて前記画像表示手段の視野角を予め定められた視野角に変更するように前記視野角変更手段を制御する第1視野角変更制御手段を更に備えていてよい。上記の構成によれば、遊技者が操作手段を操作しなくても、遊技の経過時間に基づいて画像表示手段の視野角が予め定められた視野角に変更されるから、例えば、視野角が狭くなるように変更されるのであれば、遊技者は他人等による覗き見を防止するためにいちいち操作手段を操作することなく集中して遊技を行うことができる。
また、本発明の遊技機においては、前記画像表示手段がデモンストレーション画像を表示していることを検出する表示画像検出手段と、前記画像検出手段によるデモンストレーション画像の検出に基づいて前記画像表示手段の視野角を予め定められた視野角よりも広い視野角に変更するように前記視野角変更手段を制御する第2視野角変更制御手段と、を更に備えていてよい。上記の構成によれば、画像表示手段にデモンストレーション画像が表示される際には、画像表示手段の視野角が予め定められた視野角よりも広い視野角に変更されるから、ホール内を歩き回る遊技者にデモンストレーション画像を斜めから視認させることができて、遊技者の遊技機への関心を煽ることができる。
本発明の実施の形態を図1ないし図11に基づいて以下に説明する。
本実施の形態にかかる遊技機は、図1に示すように、所謂『パチスロ機』であり、複数の図柄の変動表示を停止して表示される図柄に基づいて特定の入賞態様が成立するように、遊技者の操作により変動表示を停止可能に構成されている。尚、遊技機1は、コインやメダル、遊技球、トークン等の他、遊技者に付与された、もしくは付与される遊技価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技するものであるが、以下の説明においては、メダルを用いるものとして説明する。
(遊技機1の機械的構成)
図1は、遊技機1の外観を示す斜視図である。遊技機1は、遊技機1の全体を形成しているキャビネット2を有している。キャビネット2には、画像表示手段としての液晶表示装置5が正面側に設けられていると共に、3つの回転リール3L・3C・3Rが液晶表示装置5の裏面側に設けられている。液晶表示装置5は、回転リール3L・3C・3Rの図柄等を前面側から視認するように構成されていると共に、図示しない演出図柄やデモンストレーション画像等を表示するように構成されている。
即ち、液晶表示装置5は、図2及び図3に示すように、透過性を有した正面パネル131と、正面パネル131の裏面側に設けられた透明液晶パネル134と、透明液晶パネル134の裏面側に設けられ、入射光の約80%を透過させる程度の透過性を有した視野角変更手段としてのスイッチ液晶パネル101と、スイッチ液晶パネル101の裏面側に設けられたバックライト102とを備えている。
スイッチ液晶パネル101は、図5(a),(b)に示すように、透明導電物質であるITO(インジウム錫酸化物)からなる透明電極202a,202bが全域に亙って形成された一対の透明基板200a,200bと、一対の透明基板200a,200bの間に封入されたポリマ分散型液晶201とで構成されている。そして、スイッチ液晶パネル101は、所定の電圧が印加されると、図5(a)に示すように、バックライト102からの入射光203を散乱させることなく出射させるとともに、所定値未満の電圧が印加されると、図5(b)に示すように、バックライト102からの入射光203を散乱させて、所定の電圧が印加されたとき(図5(a)参照)よりも広範囲に入射光203を出射させる。
また、正面パネル131は、図4に示すように、透明な表示窓131aと、絵柄が描かれた絵柄形成領域131bとを有している。表示窓131aは、回転リール3L・3C・3Rの図柄や透明液晶パネル134の画像を透過することにより遊技機1の前面側から視認可能にしている。これにより、表示窓131aの中央部には、回転リール3L・3C・3Rの図柄が表示される。また、表示窓131aには、透明液晶パネル134に表示された図示しない演出画像等が表示されるようになっている。
なお、液晶表示装置5の具体的構成については後述する。また、本実施の形態においては、液晶表示装置5が、回転リール3L・3C・3Rの前面に設けられている場合について説明するが、本発明において、液晶表示装置5が設けられる位置は、特に限定されるものではない。
液晶表示装置5の背面側に設けられた回転リール3L・3C・3Rは、それぞれその外周面に複数の図柄からなる図柄列が記されている。図柄列は、「00」〜「20」のコードナンバーが付された複数種類の図柄からなっている。具体的には、「赤7」、「青7」、「下チリ」、「ベル」、「スイカ」、「Replay」及び「上チリ」の図柄からなっている。各リールは、定速回転(例えば80回転/分)で回転する。上記の図柄列中における「赤7」、「青7」は、特定の入賞態様を構成するものとして設定されている。ここで、特定の入賞態様とは、後述のBBやRBのボーナスが成立する入賞態様を意味する。
回転リール3L・3C・3Rの各図柄は、図1及び図4に示すように、キャビネット2の正面から液晶表示装置5を介して、回転リール3L・3C・3Rの図柄が縦方向に3つずつ、合計9つの図柄を視認できるようになっている。また、視認可能な9つの図柄の停止位置に対応して、5本の入賞ラインが設定されている。即ち、上下方向に3つ並ぶ図柄を水平に横切るトップライン8b、センターライン8c及びボトムライン8d、斜め方向にクロスダウンライン8a、クロスアップライン8eが設けられている。
これらの入賞ラインは、後述の1−BETボタン11、最大BETボタン13を操作すること、或いはメダル投入口22にメダルを投入することにより、1枚賭け時は1本(センターライン8cのみ)、2枚賭け時(1−BETボタン11を2回操作(押圧)又は、メダルを2枚投入)は3本(センターライン8cに加え、トップライン8b、ボトムライン8d)、最大枚数(本実施例では3枚)賭け時は5本(2枚賭け時の3本に加え、クロスダウンライン8a、クロスアップライン8e)が有効化される。入賞ライン8a〜8eは、役の入賞の成否に関わる。具体的には、所定の役に対応する図柄組合せを構成する図柄が何れかの有効化された入賞ラインに対応する所定の位置に並んで停止表示されることにより、所定の役の入賞が成立することとなる。
図4に示すように、液晶表示装置5の左側の背面側には、遊技開始表示ランプ25、当り表示ランプ(所謂「WINランプ」)17、メダル投入ランプ24、1−BETランプ9a、2−BETランプ9b及び最大BETランプ9cの各種ランプと、払出枚数表示部18、クレジット表示部19及び役物作動(ボーナス)回数表示部20の各種表示部とが設けられている。これらランプも、回転リール3L・3C・3Rと同様に、キャビネット2の正面から液晶表示装置5を介して、視認できるようになっている。
1−BETランプ9a、2−BETランプ9b及び最大BETランプ9cは、一の遊技(単位遊技)を行うために賭けられたメダルの数(以下、BET数ともいう)に応じて点灯する。尚、一の遊技は、全ての回転リールが停止したとき、又は、メダルの払い出しが行われる場合には、メダルが払い出されたときに終了する。
WINランプ17は、BB(ビッグボーナス)又はRB(レギュラーボーナス)に内部当籤した場合に所定確率で点灯し、また、BB又はRBの入賞が成立した場合にも点灯する。メダル投入ランプ24は、メダルの投入が受け付け可能であるときに点滅する。遊技開始表示ランプ25は、入賞ライン8a〜8eの少なくとも1本が有効化されたときに点灯する。
払出枚数表示部18は、入賞成立時のメダルの払出枚数を表示するものであり、クレジット表示部19は、貯留されているメダルの枚数を表示するものであり、役物作動回数表示部20は、後で説明するBB一般遊技状態におけるゲームの回数等を表示する。これらの表示部は、7セグメント表示器からなるものである。
図1に示すように、液晶表示装置5の下方には、水平面を有する台座部10が形成されており、台座部10の右側には、メダル投入口22が設けられ、台座部10の左側には、1−BETボタン11及び最大BETボタン13が設けられている。1−BETボタン11は、1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの1枚を遊技への賭け枚数とし、2回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの2枚を遊技への賭け枚数とする。最大BETボタン13は、1回の遊技に賭けることが可能な最大枚数(3枚)を遊技への賭け枚数とする。これらBETボタン11・13を操作することで、上述の入賞ライン8a〜8eが有効化されるようになっている。
台座部10の前面部の左端には、遊技者が獲得したメダルのクレジット/払い出しを押し操作により切り替える貯留メダル精算ボタン14(以下、C/Pボタン14と言う)が設けられている。このC/Pボタン14の切り替えにより「払い出し」が選択された場合には、正面下部のメダル払出口15からメダルが払い出され、払い出されたメダルはメダル受部16に溜められる。一方、「クレジット」が選択された場合には、遊技機1が備えるメモリ(例えば、後述するRAM33等)にメダル数がクレジットとして記憶される。
C/Pボタン14の右側には、遊技者の操作により回転リール3L・3C・3Rを回転させるためのスタートレバー6が所定の角度範囲で回動自在に取り付けられている。台座部10の前面部中央には、3個の回転リール3L、3R、3Cの回転をそれぞれ停止させるための3個の停止ボタン7L・7C・7Rが設けられている。
台座部10の前面部の右端には、スイッチ液晶パネル101に印加される電圧を所定値と所定値未満との間で切り替える操作手段としての視野角切替ボタン104が設けられている。この視野角切替ボタン104は透過性を有する材質で形成されている。この視野角切替ボタン104の押し操作により、スイッチ液晶パネル101に印加される電圧を所定値に切り替えると、後述するように、透明液晶パネル134の視野角は略正面のみの狭視野角となり、スイッチ液晶パネル101に印加される電圧を所定値未満に切り替えると、後述するように、透明液晶パネル134の視野角は上下左右に広がった広視野角となる。
また、視野角切替ボタン104には、切替ランプ109が内蔵されている。切替ランプ109は、液晶表示装置5の視野角が狭視野角のときに点灯され、液晶表示装置5の視野角が広視野角のときに消灯される。切替ランプ109が点灯しているか否かは、視野角切替ボタン104を透過して視認可能である。液晶表示装置5の視野角については後述する。
キャビネット2の上方の左右には、スピーカ21L・21Rが設けられ、その2台のスピーカ21L・21Rの間には、入賞図柄の組合せ及びメダルの配当枚数等を表示する配当表パネル23が設けられている。また、スピーカ21L・21Rや配当表パネル23の上方にはLEDランプ29が設けられており、後述の遊技状態に応じた演出に伴い、点滅等するようになっている。
(液晶表示装置5の構成)
次に、液晶表示装置5の具体的構成について説明する。液晶表示装置5は、上記の配当表パネル23の下方に配置されている。液晶表示装置5は、図2及び図3に示すように、保護ガラス132と表示板133とからなる正面パネル131、透明液晶パネル134、透過性を有するスイッチ液晶パネル101、バックライト102、及び、透明液晶パネル駆動用のICを搭載したテーブルキャリアパッケージ(TCP)からなる。TCPは、透明液晶パネル134の端子部に接続したフレキシブル基板(図示せず)等により構成される。また、バックライト102は、導光板135、反射フィルム136、所謂白色光源である蛍光ランプ137a・137b・138a・138b、ランプホルダ139a〜139hにより構成される。この液晶表示装置5は、既に述べたように、回転リール3L・3C・3Rの表示領域より手前側に設けられている。また、この回転リール3L・3C・3Rと液晶表示装置5とは、所定の間隔をあけて設けられている。
保護ガラス132及び表示板133は、透明な部材で構成されている。表示板133には、上述のBETランプ9a〜9c等に対応する位置に絵柄等が形成されている。即ち、表示板133の絵柄等が形成されている領域が、正面パネル131における絵柄形成領域131bであり、表示板133の絵柄等が形成されていない領域が、正面パネル131における表示窓131aである(図4参照)。なお、正面パネル131に絵柄形成領域131bを形成せず、正面パネル131の全面を表示窓131aとしてもよい。この場合、表示板133に絵柄を形成しないか、又は、表示板133を省略すればよい。なお、表示板133の裏面側に配置される各種ランプ及び各種表示部を動作させる電気回路等は図示していない。
透明液晶パネル134は、薄膜トランジスタ層が形成されたガラス板等の透明な基板と、これに対向する透明な基板との間隙部に液晶が封入されて形成されている。この透明液晶パネル134の表示モードは、ノーマリーホワイトに設定されている。ノーマリーホワイトとは、液晶を駆動していない状態で白表示(表示面側に透過した光が外部より視認可能である)となる構成である。ノーマリーホワイトに構成された透明液晶パネル134を採用することにより、液晶を駆動することができない事態が生じた場合であっても、回転リール3L・3C・3Rに表示された図柄等の識別情報の可変表示及び停止表示を視認することができ、遊技を継続することができる。即ち、そのような事態が発生した場合でも、回転リール3L・3C・3Rに表示された識別情報の変動表示態様及び停止表示態様を中心とした遊技を行うことができる。
導光板135は、蛍光ランプ137a・137bからの光を透明液晶パネル134へ導き出す(透明液晶パネル134を照明する)ためのものであり、透明液晶パネル134の裏側に設けられ、例えば、2cm程度の厚さを有するアクリル系樹脂等の透明部材(導光機能を有する)で構成されている。
反射フィルム136は、例えば、白色のポリエステルフィルムやアルミ薄膜に銀蒸着膜を形成したものが用いられ、導光板135に導入された光を導光板135の正面側へ向けて反射させる。この反射フィルム136は、反射領域136A及び非反射領域(透過領域)136Bにより構成されている。
蛍光ランプ137a・137bは、導光板135の上端部及び下端部に沿って配置され、両端はランプホルダ139により支持されている。この蛍光ランプ137a、137bから照射される光は、反射フィルム136の反射領域136Aで反射して、スイッチ液晶パネル101を介して透明液晶パネル134を照明する。
蛍光ランプ138a・138bは、反射フィルム136の裏側の上方位置及び下方位置に回転リール3L・3C・3Rに向かって配置されている。この蛍光ランプ138a・138bから出て回転リール3L・3C・3Rの表面で反射して非反射領域136Bへ入射した光は、スイッチ液晶パネル101を介して透明液晶パネル134を照明する。
このように、液晶表示装置5においては、蛍光ランプ137a・137bから照射され、反射フィルム136の反射領域136Aで反射した光と、蛍光ランプ138a・138bから照射され、回転リール3L・3C・3Rの表面で反射して非反射領域136Bへ入射した光とが、スイッチ液晶パネル101を介して透明液晶パネル134を照明する。従って、反射フィルム136の非反射領域136Bに対応する液晶表示装置5の領域は、液晶を駆動しているか否かによって、透明/非透明の状態に切り替わる領域であり、反射フィルム136の反射領域136Aに対応する液晶表示装置の領域は、液晶を駆動しているか否かに拘わらず非透明状態となる。
遊技機1では、液晶表示装置5の一部の領域のみが、透明/非透明の状態に切り替わる領域であるが、本実施の形態の遊技機1において、液晶表示装置5の表示画面は、その全領域が透明/非透明の状態に切り替わる領域であってもよい。この場合、遊技機1において、液晶表示装置5の全領域を透過状態又は非透過状態に切り替わる領域とする場合、反射フィルム136を全て非反射領域136Bとするか、反射フィルム136を省略すればよい。
スイッチ液晶パネル101は、上述したように入射光の約80%を透過させる程度の透過性を有し、バックライト102からの光、即ち、蛍光ランプ137a・137bから照射され、反射フィルム136の反射領域136Aで反射した光と、蛍光ランプ138a・138bから照射され、回転リール3L・3C・3Rの表面で反射して非反射領域136Bへ入射した光とを透過させて、透明液晶パネル134に入射させている。この際、図5(a)に示すように、スイッチ液晶パネル101に所定の電圧が印加されると、ポリマ分散型液晶201の各分子は電圧方向に配向されて、バックライト102からの入射光203を散乱させることなく出射させる。これにより、図6(a)に示すように、バックライト102からの光は、そのままスイッチ液晶パネル101を通過し、θ1の放射角を有して透明液晶パネル134を透過することになる。
一方、図5(b)に示すように、スイッチ液晶パネル101に所定値未満の電圧(ゼロ電圧でもよい)が印加されると、ポリマ分散型液晶201の各分子の配向はランダムになり、バックライト102からの入射光203を散乱させる。これにより、図6(b)に示すように、バックライト102からの光は、スイッチ液晶パネル101によって散乱され、θ1よりも広いθ2の放射角を有して透明液晶パネル134を透過することになる。つまり、スイッチ液晶パネル101がバックライト102からの光を散乱させることにより、バックライト102からの光の視野角が拡大する。
即ち、スイッチ液晶パネル101に印加される電圧が所定値であれば、図6(a)に示すように、透明液晶パネル134の視野角は略正面のみの狭視野角となり、スイッチ液晶パネル101に印加される電圧が所定値未満であれば、図6(b)に示すように、透明液晶パネル134の視野角は上下左右に広がった広視野角となる。このように、スイッチ液晶パネル101に印加される電圧を所定値と所定値未満との間で切り替えることにより、透明液晶パネル134を備えた液晶表示装置5の視野角を、狭視野角と広視野角とに切り替えることが可能となっている。
よって、上述の視野角切替ボタン104を操作して、スイッチ液晶パネル101に印加される電圧を所定値に切り替えると、液晶表示装置5の視野角を狭視野角にすることができるため、液晶表示装置5に表示される画像の内容が隣に座っている他の遊技者等から見えないようにすることができる。これにより、他の遊技者等からの覗き見を防止することができる。
一方、上述の視野角切替ボタン104を操作して、スイッチ液晶パネル101に印加される電圧を所定値未満に切り替えると、液晶表示装置5の視野角を広視野角にすることができるため、液晶表示装置5の表示画面に表示されるレアな演出や特別遊技中の演出等を隣り合う遊技者に見せることができる。これにより、隣で遊技を行っている友人等にその演出画像を見せて優越感に浸ったり、これら演出をコミュニケーションの要因としたりすることができる。
また、遊技者が視野角切替ボタン104を操作しなくても、遊技が開始されてから所定時間(本実施の形態では10分)が経過する毎に、第1視野角変更制御手段としての副制御回路72が、遊技者が遊技を継続して行っていると判断して、後述の視野角変更ルーチンを実行する。視野角変更ルーチンの実行により、スイッチ液晶パネル101に印加される電圧が所定値に変更され、液晶表示装置5の視野角が狭視野角に変更される。これにより、遊技者は他人等による覗き見を防止するためにいちいち視野角切替ボタン104を操作することなく集中して遊技を行うことができる。なお、所定時間(10分)の経過により液晶表示装置5の視野角が狭視野角に変更された後であっても、視野角切替ボタン104の操作が有効であることはいうまでもない。また、変更前の液晶表示装置5の視野角が狭視野角であれば、狭視野角の状態が継続されることはいうまでもない。副制御回路72については後述する。
また、本実施の形態においては、遊技が行われなくなってから所定時間(本実施の形態では5分)が経過すると、誰も遊技を行っていないと判断されて、図示しないデモンストレーション画像が液晶表示装置5に表示されるように構成されている。デモンストレーション画像の液晶表示装置5への表示は、後述する副制御回路72により実行される。また、デモンストレーション画像の液晶表示装置5への表示は、遊技が開始されると終了される。
このデモンストレーション画像が液晶表示装置5に表示されるようになると、表示画像検出手段としての副制御回路72は、液晶表示装置5がデモンストレーション画像を表示していることを検出する。この検出に基づいて、第2視野角変更制御手段としての副制御回路72が後述の視野角変更ルーチンを実行する。視野角変更ルーチンの実行により、スイッチ液晶パネル101に印加される電圧が所定値未満に変更され、デモンストレーション画像を表示している液晶表示装置5の視野角が広視野角に変更される。これにより、ホール内を歩き回る遊技者にデモンストレーション画像を斜めから視認させることができて、遊技者の遊技機1への関心を煽ることができる。なお、液晶表示装置5にデモンストレーション画像が表示されている間は、液晶表示装置5の視野角が広視野角に維持されるため、視野角切替ボタン104の操作が無効となる。また、変更前の液晶表示装置5の視野角が広視野角であれば、広視野角の状態が継続されることはいうまでもない。
(遊技機1の電気的構成:主制御回路71)
上記のように構成された遊技機1は、図7、図8に示すように、主基板に設けられた主制御回路71と、副基板に設けられた副制御回路72とで動作が制御されている。図7に示す主制御回路71は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ30を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ30は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPU31と、主基板側記憶手段であるROM32及びRAM33を有している。
CPU31には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路34及び分周器35と、サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器36及びサンプリング回路37とが接続されている。乱数発生器36は、一定の数値範囲に属する乱数を発生する。サンプリング回路37は、スタートレバー6が操作された後の適宜のタイミングで1個の乱数をサンプリングする。そして、CPU31は、これらの乱数発生器36及びサンプリング回路37でサンプリングされた乱数及びROM32内に格納されている確率抽籤テーブルに基づいて、内部当籤役を決定するようになっている。
尚、乱数サンプリングのための手段として、マイクロコンピュータ30内で、即ち、CPU31の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成しても良い。その場合、乱数発生器36及びサンプリング回路37は省略可能であり、或いは、乱数サンプリング動作のバックアップ用として残しておくことも可能である。
主制御回路71のRAM33には、種々の情報が一時的に格納される。例えば、遊技状態、一の遊技におけるメダル投入数、一の遊技におけるメダル払出数等が格納される。
一方、主制御回路71のROM32には、スタートレバー6を操作(スタート操作)する毎に行われる乱数サンプリングの判定に用いられる確率抽籤テーブルや停止ボタンの操作に応じてリールの停止態様を決定するための停止テーブル群等の各種のデータテーブルと、副制御回路72へ送信するための各種制御指令(コマンド)等が格納されている。また、ROM32には、後述のメインルーチン等の各処理ルーチンを実行するプログラム等が格納されている。
上記のマイクロコンピュータ30からの制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータとしては、各種ランプ(1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9c、WINランプ17、メダル投入ランプ24、遊技開始表示ランプ25)と、各種表示部(払出枚数表示部18、クレジット表示部19、役物作動回数表示部20)と、メダルを収納し、ホッパー駆動回路41の命令により所定枚数のメダルを払出す遊技価値付与手段としてのホッパー(払出しのための駆動部を含む)40と、リール3L・3C・3Rを回転駆動するステッピングモータ49L・49C・49Rとがある。
さらに、ステッピングモータ49L・49C・49Rを駆動制御するモータ駆動回路39、ホッパー40を駆動制御するホッパー駆動回路41、各種ランプを駆動制御するランプ駆動回路45、及び各種表示部を駆動制御する表示部駆動回路48がI/Oポート38を介してCPU31の出力部に接続されている。これらの駆動回路は、それぞれCPU31から出力される駆動指令等の制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御する。
また、主制御回路71は、制御指令を発生するために必要な入力信号を発生する入力信号発生手段に接続されている。主な入力信号発生手段としては、スタートスイッチ6S、1−BETスイッチ11S、最大BETスイッチ13S、C/Pスイッチ14S、投入メダルセンサ22S、リール停止信号回路46、リール位置検出回路50、払出完了信号回路51がある。これらもI/Oポート38を介してCPU31に接続されている。
スタートスイッチ6Sは、スタートレバー6の操作を検出する。投入メダルセンサ22Sは、メダル投入口22に投入されたメダルを検出する。リール停止信号回路46は、各停止ボタン7L・7C・7Rの操作に応じてリール停止信号を発生する。リール位置検出回路50は、リール回転センサからのパルス信号を受けて各リール3L・3C・3Rの位置を検出するための信号をCPU31へ供給する。払出完了信号回路51は、メダル検出部40sの計数値(ホッパー40から払出されたメダルの枚数)が指定された枚数データに達した時、メダル払出完了を検知するための信号を発生する。
(遊技機1の電気的構成:副制御回路72)
上記の主制御回路71は、副制御回路72にコマンドや情報等を一方向に出力可能に接続されている。副制御回路72は、図8に示すように、主制御回路71からの制御指令(コマンド)に基づいて液晶表示装置5の表示制御、スピーカ21L・21Rからの音の出力制御及びLEDランプ29の出力制御等の演出を行なうようになっている。また、副制御回路72は、視野角切替スイッチ104Sからの入力信号に基づいて液晶表示装置5の視野角の切り替えを行うとともに、遊技の経過時間及びデモンストレーション画像の液晶表示装置5への表示に基づいて液晶表示装置5の視野角の変更を行う。
副制御回路72は、主制御回路71を構成する主基板とは別の副基板上に構成され、マイクロコンピュータ(以下『サブマイクロコンピュータ』という)73を主たる構成要素とし、液晶表示装置5の表示制御手段としての画像制御回路81、スピーカ21L・21Rにより出音される音を制御する音源IC78、及び増幅器としてのパワーアンプ79、LEDランプ29を駆動するLED駆動回路77、スイッチ液晶パネル101に電圧を印加する電圧印加回路103、切替ランプ109を駆動するランプ駆動回路110、視野角切替スイッチ104Sからサブマイクロコンピュータ73に伝達される入力信号の窓口としてのI/Oポート108を備えている。
サブマイクロコンピュータ73は、主制御回路71から送信された制御指令に従って制御動作を行うサブCPU74と、副基板側記憶手段としてのプログラムROM75と、ワークRAM76とを含む。プログラムROM75は、サブCPU74で実行する演出処理ルーチンや後述の視野角切替処理ルーチン、視野角変更処理ルーチン等の制御プログラムを格納している。
また、ワークRAM76は、上記制御プログラムをサブCPU74で実行するときの一時記憶手段として構成される。また、ワークRAM76には、主制御回路71から受け取った内部当籤役や、この内部当籤役に対応する停止テーブルの種類等の各種のデータが記憶される。
また、ワークRAM76は、一の遊技の開始のタイミングで主制御回路71から送信されてくるメダル投入信号を連続的に受信しながら経過した時間、つまり、遊技の経過時間を計測するタイマーとして機能する。タイマーが所定時間(本実施の形態では10分)を計測すると、上述したように、遊技者が遊技を継続して行っていると判断されて、後述の視野角変更処理ルーチンによりスイッチ液晶パネル101に印加される電圧が所定値に変更され、遊技の演出画像等の表示が行なわれている液晶表示装置5の視野角が狭視野角に変更されることとなる。
また、ワークRAM76は、液晶表示装置5がデモンストレーション画像を表示していることを検出する。上述したように、遊技が行われることなく所定時間(本実施の形態では5分)が経過すると、液晶表示装置5がデモンストレーション画像の表示を開始する。ワークRAM76が、液晶表示装置5がデモンストレーション画像を表示していることを検出すると、上述したように、後述の視野角変更処理ルーチンによりスイッチ液晶パネル101に印加される電圧が所定値未満に変更され、デモンストレーション画像の表示が行われている液晶表示装置5の視野角が広視野角に変更されることとなる。
尚、副制御回路72は、クロックパルス発生回路、分周器、乱数発生器及びサンプリング回路を備えていないが、サブCPU74の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成されている。この乱数サンプリングにより、CS、NS等を発生させるかどうかが決定される。
画像制御回路81は、画像制御IC82、画像制御ワークRAM83、画像ROM86、及びビデオRAM87で構成される。画像制御IC82は、サブマイクロコンピュータ73で設定されたパラメータに基づき、画像制御プログラムに従って液晶表示装置5での表示内容を決定する。画像制御ワークRAM83は、画像制御プログラムを画像制御IC82で実行するときの一時記憶手段(バッファ)として構成される。画像ROM86は、演出画像を形成するための演出画像データを格納する。ビデオRAM87は、画像制御IC82で画像を形成するときの一時記憶手段として構成される。
電圧印加回路103は、スイッチ液晶パネル101に所定値未満の電圧を印加することにより、バックライト102からの光をスイッチ液晶パネル101で散乱させて、液晶表示装置5の視野角を広視野角にする一方、スイッチ液晶パネル101に所定の電圧を印加することにより、バックライト102からの光をスイッチ液晶パネル101で散乱させることなく出射させて、液晶表示装置5の視野角を狭視野角にする。
ランプ駆動回路110は、液晶表示装置5の視野角が広視野角のときに切替ランプ109を消灯させ、液晶表示装置5の視野角が狭視野角のときに切替ランプ109を点灯させる。よって、遊技者は切替ランプ109の態様を確認することで、現在の液晶表示装置5の視野角が広視野角と狭視野角のどちらであるのかを把握することができる。
(遊技状態)
以上のように構成された遊技機1は、スロットゲームにおいて、『一般遊技状態』、『BB一般遊技状態』および『RB遊技状態』からなる3種類の遊技状態を出現させる。これら「3種類」の各遊技状態は、基本的に、内部当籤する可能性のある役の種類、再遊技に内部当籤する確率及び入賞成立を実現することが可能なボーナスの種別、内部当籤と入賞成立との関係により区別される。
各遊技状態の特徴、即ち、各遊技状態において内部当籤する役の種類等については後述する。また、各遊技状態間の移行は、ボーナス図柄の組み合わせが入賞ライン上に表示されたとき等により移行する。
ここで、BBの入賞成立を契機として発生し、『BB一般遊技状態』及び『RB遊技状態』により構成される遊技状態を総称して、以下『ボーナスゲーム(BB遊技状態)』という。BBの入賞は、一般遊技状態において「青7−青7−青7」又は「赤7−赤7−赤7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。BBの入賞が成立した後、遊技状態がBB一般遊技状態となる。RBの入賞は、一般遊技状態において「赤7−赤7−青7」が有効ラインに沿って並ぶこと、又はBB一般遊技状態において「Replay−Replay−Replay」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。BB一般遊技状態においてRBの入賞が成立することを、一般に『JACIN』と称する。RBの入賞が成立した後、遊技状態がRB遊技状態となる。
リプレイ役(再遊技)の入賞は、一般遊技状態において「Replay−Replay−Replay」が並ぶことにより成立する。リプレイ役の入賞が成立すると、投入したメダルの枚数と同数のメダルが自動投入されるので、遊技者はメダルを消費することなく次回のスロットゲームを行うことができる。
また、一般遊技状態及びBB一般遊技状態では、『上チリの小役』、『下チリの小役』、『スイカの小役』及び『ベルの小役』の入賞成立を実現することが可能である。役物の入賞は、RB遊技状態において「Replay−Replay−Replay」、「赤7−Replay−Replay」又は「青7−Replay−Replay」が並ぶことにより成立する。役物の入賞成立回数が「8回」となったとき、又は、12回の遊技が終了したとき、遊技状態が移行する。ここで、役物の入賞が成立する可能性のあるRB遊技状態のスロットゲームは、一般に『JACゲーム』と称される。
(図柄組み合わせと払い出し枚数)
次に、入賞成立を示す図柄組み合わせとメダルの払い出し枚数との関係を説明する。一般遊技状態においては、BBとRBと再遊技とベルの小役とスイカの小役と上チリの小役と下チリの小役とに入賞する可能性がある。そして、入賞成立がBBやRBの場合、15枚のメダルが払い出され、再遊技の場合、メダルの払い出しはない。また、ベル、スイカ、上チリ、下チリの小役の場合、それぞれ10枚、3枚、1枚、7枚のメダルが払い出される。
また、BB一般遊技状態においては、RBとベルの小役とスイカの小役と上チリの小役と下チリの小役とに入賞する可能性がある。そして、入賞成立がRBの場合、15枚のメダルが払い出される。また、ベル、スイカ、上チリ、下チリの小役の場合、それぞれ10枚、3枚、1枚、7枚のメダルが払い出される。またRB遊技状態において、役物の入賞が成立した場合には、15枚のメダルが払い出される。
(主制御回路71の動作:メインルーチン)
上記の構成において、図9に示すメインフローチャートを参照して、スロットゲームにおける主制御回路71のCPU31の制御動作について説明する。
先ず、電源が投入されると、遊技機1は、主制御回路71において図9のメインルーチンを実行することにより遊技を実施可能な状態になると共に、副制御回路72において図示しない演出処理ルーチンや図10の視野角切替処理ルーチン、図11の視野角変更処理ルーチン等を実行することにより液晶表示装置5の視野角を切り替え又は変更可能な状態になったり、液晶表示装置5の演出画像の表示等を実施可能な状態になる。
具体的には、主制御回路71により図9のメインルーチンが実行されると、遊技開始時の初期化が行われた後(S1)、遊技終了時のRAM33の所定の記憶内容が消去される(S2)。この後、投入メダルセンサ22SやBETスイッチ11S・13Sからの入力があるまで待機状態となり、入力があったときに、メダル投入信号が副制御回路72に送信される(S3)。そして、スタートレバー6の操作によりスタートスイッチ6Sがオンされたか否かが判定される(S4)。
スタートスイッチ6Sがオンされなければ(S4,NO)、S4が再実行され、スタートレバー6が操作されるまで待機状態とされる。スタートスイッチ6Sがオンされると(S4,YES)、リール回転処理に実行が移行される(S5)。そして、抽籤用の乱数が抽出され(S6)、遊技状態監視処理が実行されることによって、今回の遊技における遊技状態が確認される(S7)。
今回の遊技の遊技状態が確認されると、次に、確率抽籤処理が行われる(S8)。この確率抽籤処理では、CPU31は、遊技状態に応じた確率抽籤テーブルに基づいて、内部当籤役を決定する処理を行う。そして、選択された内部当籤役の情報が副制御回路72に出力される。
内部当籤役を決定すると、停止テーブル選択処理が実行される(S9)。続いてリール回転停止処理が実行され(S10)、何れかの停止ボタン7L・7C・7Rが操作されたタイミングや自動停止タイマの値が「0」になったタイミングで滑りコマ数が決定された後、滑りコマ数分、リールが回転されてから停止される。この後、入賞判定(入賞検索)により表示窓4L・4C・4Rの図柄の停止態様に基づいて入賞役(入賞が成立した役)が識別され(S11)、入賞信号が単位遊技の終了信号として副制御回路72に出力される。そして、遊技状態に応じてメダルのクレジット又は払出しが行われる(S12)。尚、入賞役がBB又はRBであると判定された場合には、BB一般遊技状態又はRB遊技状態の発生が行われる。
次に、現在の遊技状態がBB一般遊技状態又はRB遊技状態であるか否かが判定される(S13)。そして、遊技状態がBB一般遊技状態又はRB遊技状態でない場合には(S13,NO)、S2が再実行される。一方、遊技状態がBB一般遊技状態又はRB遊技状態である場合には(S13,YES)、ボーナスの『遊技数チェック処理』が行われる(S14)。この後、ボーナスの終了時であるか否かが判定され(S15)、ボーナスの終了時でないと判定された場合には(S15,NO)、S2が再実行される。一方、ボーナスの終了時であると判定された場合には(S15,YES)、ボーナス終了信号が副制御回路72に出力された後(S16)、S2が再実行される。
(副制御回路72の動作:視野角切替処理ルーチン)
図10を用いて、副制御回路72が実行する視野角切替処理ルーチンについて説明する。尚、副制御回路72においては、図示しない演出処理ルーチン等、各種の処理ルーチンを独立して並列的に実行している。
視野角切替処理ルーチンが実行されると、先ず、図10に示すように、視野角切替ボタン104が押下されたか否かが判定され(A1)、視野角切替ボタン104が押下されなければ(A1,NO)、A1が再実行される。一方、視野角切替ボタン104が押下されると(A1,YES)、スイッチ液晶パネル101に所定の電圧が印加されることで、液晶表示装置5の視野角が狭視野角となっているか否かが判定され(A2)、スイッチ液晶パネル101に所定の電圧が印加されることで、液晶表示装置5の視野角が狭視野角となっていれば(A2,YES)、スイッチ液晶パネル101に所定値未満の電圧が印加されて、液晶表示装置5の視野角が広視野角に切り替えられるとともに(A3)、切替ランプ109が消灯される(A4)。その後、A1から再実行される。一方、スイッチ液晶パネル101に所定の電圧が印加されることで、液晶表示装置5の視野角が狭視野角となっていなければ(A2,NO)、スイッチ液晶パネル101に所定値未満の電圧が印加されて、液晶表示装置5が広視野角となっているため、スイッチ液晶パネル101に所定の電圧が印加されて、液晶表示装置5の視野角が狭視野角に切り替えられるとともに(A5)、切替ランプ109が点灯される(A6)。その後、A1から再実行される。
このように、視野角切替ボタン104によりスイッチ液晶パネル101に印加される電圧を切り替えて、液晶表示装置5の視野角を変更することができるから、液晶表示装置5の視野角を狭くして、液晶表示装置5に表示される画像の内容が隣で遊技を行っている他人等から見えないようにすることで他人等による覗き見を防止することができる一方、液晶表示装置5の視野角を広くして、液晶表示装置5に表示される画像の内容、例えば、レアな演出や特別遊技中の演出等を隣で遊技を行っている友人等に見せることで優越感に浸ったり、画像の内容を友人等とのコミュニケーションの要因としたりすることができる。
また、液晶表示装置5の視野角が広視野角のときに切替ランプ109が消灯され、液晶表示装置5の視野角が狭視野角のときに切替ランプ109が点灯されるから、遊技者は切替ランプ109の態様を確認することで、現在の液晶表示装置5の視野角が広視野角と狭視野角のどちらであるのかを把握することができる。
(副制御回路72の動作:視野角変更処理ルーチン)
次に図11を用いて、副制御回路72が実行する視野角変更処理ルーチンについて説明する。
電源が投入されて、視野角変更処理ルーチンが実行されると、先ず、図11に示すように、スイッチ液晶パネル101に所定値未満の電圧が印加されることにより、液晶表示装置5の視野角が広視野角にされる(B1)。そして、切替ランプ109が消灯される(B2)。その後、タイマーがリセットされとともに(B3)、タイマーが開始される(B4)。上述したように、タイマーとは、一の遊技の開始のタイミングで主制御回路71から送信されてくるメダル投入信号を連続的に受信しながら経過した時間、つまり、遊技の経過時間を計測するものである。
次に、液晶表示装置5がデモンストレーション画像を表示していることが検出されたか否かが判定され(B5)、デモンストレーション画像が表示されていることが検出されなければ(B5,NO)、遊技中であると判断されて、タイマーが所定時間(本実施の形態では10分)経過したか否かが判定される(B6)。タイマーが所定時間(10分)経過していなければ(B6,NO)、B5から再実行される。一方、タイマーが所定時間(10分)経過すると(B6,YES)、遊技者が遊技を継続して行っていると判断されて、スイッチ液晶パネル101に所定の電圧が印加されることにより、液晶表示装置5の視野角が狭視野角に変更される(B7)。そして、切替ランプ109が点灯される(B8)。このとき、液晶表示装置5には遊技内容に係る演出画像等が表示されている。なお、B7の処理において、変更前の液晶表示装置5の視野角が狭視野角であれば、狭視野角の状態が継続されることはいうまでもない。
このように、遊技の経過時間を計測するタイマーが所定時間(10分)経過すると、遊技者が視野角切替ボタン104を操作しなくても、液晶表示装置5の視野角が狭視野角に変更されるから、遊技者は他人等により遊技内容に係る演出画像等が覗き見されるのを防止するためにいちいち操作手段を操作することなく、集中して遊技を行うことができる。
その後、B3から再実行されることで、タイマーがリセットされる。その後、更に遊技が継続されて、所定時間(10分)が経過する毎に、液晶表示装置5の視野角が狭視野角に変更される。なお、所定時間(10分)の経過により液晶表示装置5の視野角が狭視野角に変更された後であっても、視野角切替ボタン104の操作が有効であることはいうまでもない。
一方、B5の処理において、液晶表示装置5がデモンストレーション画像を表示していることが検出されると(B5,YES)、遊技が中断或いは終了されて5分経過したことになり、スイッチ液晶パネル101に所定値未満の電圧が印加されることにより、液晶表示装置5の視野角が広視野角に変更される(B9)。そして、切替ランプ109が消灯される(B10)。なお、B9の処理において、変更前の液晶表示装置5の視野角が広視野角であれば、広視野角の状態が継続されることはいうまでもない。逆に、B9の処理において、変更前の液晶表示装置5の視野角が狭視野角であれば、遊技の中断或いは終了からデモンストレーション画像の液晶表示装置5への表示が開始されるまでの間(5分間)は液晶表示装置5の視野角は狭視野角であり、デモンストレーション画像の液晶表示装置5への表示が開始されると同時に液晶表示装置5の視野角が広視野角に変更されることになる。
このように、液晶表示装置5にデモンストレーション画像が表示される際には、液晶表示装置5の視野角が広視野角に変更されるから、ホール内を歩き回る遊技者にデモンストレーション画像を斜めから視認させることができる。これにより、遊技者の遊技機1への関心を煽ることができる。
その後、B3から再実行されることで、タイマーがリセットされる。その後、液晶表示装置5がデモンストレーション画像を表示していることが継続して検出されている間は、液晶表示装置5の視野角が広視野角に維持される。よって、液晶表示装置5にデモンストレーション画像が表示されている間は、視野角切替ボタン104の操作が無効となる。
(本実施の形態の概要)
以上のように、本実施の形態の遊技機1は、遊技の開始を指令する遊技開始指令手段(スタートレバー6、スタートスイッチ6S等)と、複数の図柄を変動表示可能な図柄表示手段(ステッピングモータ49L・49C・49R、リール位置検出回路50、リール3L・3C・3R等)と、図柄の変動表示を停止表示させるように指令する停止指令手段(停止ボタン7L・7C・7R等)と、遊技の開始と遊技状態とに基づいて内部当籤役を決定する内部当籤役決定手段(主制御回路71、図9のメインルーチン等)と、内部当籤役と停止指令手段の指令とに基づいて図柄の変動表示が停止された結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値を付与する遊技価値付与手段(主制御回路71、図9のメインルーチン、ホッパー40、ホッパー駆動回路41、メダル検出部40s等)と、画像を表示する画像表示手段(液晶表示装置5等)と、画像表示手段の視野角を変更する視野角変更手段(副制御回路72、スイッチ液晶パネル101、電圧印加回路103等)と、視野角変更手段を操作する操作手段(視野角切替スイッチ104S、副制御回路72等)と、を有する構成にされている。
上記の構成によれば、操作手段により視野角変更手段を操作して画像表示手段の視野角を変更することができるから、画像表示手段の視野角を狭くして、画像表示手段に表示される画像の内容が隣で遊技を行っている他人等から見えないようにすることで他人等による覗き見を防止することができる一方、画像表示手段の視野角を広くして、画像表示手段に表示される画像の内容、例えば、レアな演出や特別遊技中の演出等を隣で遊技を行っている友人等に見せることで優越感に浸ったり、画像の内容を友人等とのコミュニケーションの要因としたりすることができる。
また、本発明の遊技機1においては、画像表示手段の視野角の状態に応じて点灯又は点滅する点灯手段(切替ランプ109、ランプ駆動回路110、副制御回路72等)を更に備えた構成にされている。上記の構成によれば、点灯手段の態様を確認することで、現在の画像表示手段の視野角の状態を把握することができる。
また、本発明の遊技機1においては、遊技の経過時間に基づいて画像表示手段の視野角を予め定められた視野角に変更するように視野角変更手段を制御する第1視野角変更制御手段(図11の視野角変更処理ルーチン、副制御回路72、ワークRAM76等)を更に備えた構成にされている。上記の構成によれば、遊技者が操作手段を操作しなくても、遊技の経過時間に基づいて画像表示手段の視野角が予め定められた視野角に変更されるから、例えば、視野角が狭くなるように変更されるのであれば、遊技者は他人等による覗き見を防止するためにいちいち操作手段を操作することなく集中して遊技を行うことができる。
また、本発明の遊技機1においては、画像表示手段がデモンストレーション画像を表示していることを検出する表示画像検出手段(副制御回路72、ワークRAM76等)と、画像検出手段によるデモンストレーション画像の検出に基づいて画像表示手段の視野角を予め定められた視野角よりも広い視野角に変更するように視野角変更手段を制御する第2視野角変更制御手段(図11の視野角変更処理ルーチン、副制御回路72、ワークRAM76等)と、を更に備えた構成にされている。上記の構成によれば、画像表示手段にデモンストレーション画像が表示される際には、画像表示手段の視野角が予め定められた視野角よりも広い視野角に変更されるから、ホール内を歩き回る遊技者にデモンストレーション画像を斜めから視認させることができて、遊技者の遊技機への関心を煽ることができる。
尚、本実施の形態においては、画像表示手段について、キャビネット2の前面全体を覆うように設けられた液晶表示装置5を用いて説明しているが、キャビネット2の前面の一部を覆う程度の液晶表示装置が設けられた構成であってもよい。
また、本実施の形態においては、液晶表示装置5の視野角を広視野角と狭視野角との2段階に切り替え可能な構成としたが、これに限定されるものではなく、複数のスイッチ液晶パネルを重ね合わせて使用することにより、液晶表示装置5の視野角を多段階に切り替え可能な構成としてもよい。
(本実施の形態の変形例)
以上、本実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、遊技機は、以下の構成を上述の実施の形態における構成に加えて、或いは重複して備えていても良い。
即ち、遊技機は、所定の遊技結果が表示された場合に遊技者に遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、遊技開始指令信号に基づいて所定の役を当籤役として決定する当籤役決定手段と、当籤役に基づいて入賞表示手段に入賞態様を表示させる入賞表示制御手段と、演出表示手段に遊技に関連した演出態様を表示させる演出表示制御手段と、遊技結果表示手段に特定の遊技結果が表示される以前に、特定の遊技結果が表示される可能性があることを予告表示手段に予告態様を表示させる予告表示制御手段と、遊技結果表示手段に特定の遊技結果が表示される以前に特定役蓄積手段が蓄積して記憶している特定の役を当籤役とする蓄積特定役当籤手段とを少なくとも1つ以上備えていても良い。
ここで、上記の『遊技結果表示手段』は、まとめると入賞表示手段、演出表示手段、告知表示手段等を含んで構成されている。それらが、別体の表示装置であっても良いし、単一の表示装置に設けられた所定の表示部(スプライト、深度の異なる3Dオブジェクト)でも良い。また、重なって表示されても良い。さらには、1又は複数の音、1又は複数の光、1又は複数の色、1又は複数の画像、1又は複数の臭い等、1又は複数の感触(振動、圧力)のうちの何れか、複数又は全部により遊技者に報知を行なうようになっていても良い。
『遊技価値付与手段』は、遊技価値(コイン)を付与(払出)するプログラム等、有利状態発生手段を含み、賞媒体の払出、磁気カードへの記録、ゲームの得点加算も含む。
『表示制御手段』は、まとめると入賞表示制御手段、演出表示制御手段、告知表示制御手段等を含んで構成されている。単一の基板に設けられていても、別体の複数の基板に設けられても良いし、入賞表示制御手段は当籤役決定手段と同一の基板に設けられても良い。(別体でも良い。)さらには、演出表示制御手段及び告知表示制御手段は、当籤役決定手段と別体の基板に設けられても良い。(別体でも良い。)
『入賞表示手段』は、静止画像・動画像等を表示するものであり、リールやディスクによる移動表示、複数種類の図柄を可変表示または停止表示する1又は複数の図柄表示部から構成されている。例えばパチスロ機やビデオスロットの図柄、パチンコの特図、音図、判定図柄等を表示する。また、遊技結果として、特定の入賞態様を表示すれば何でも良い。
『表示停止指令手段』は、演出表示手段、入賞表示手段、告知表示手段等のうちの1つ、複数、全ての可変表示を停止させる信号を出力しても良いし、1つ又は複数の表示部に対応して1つ設けられていても良い(表示部は、図柄表示部等)。或いは、1つの表示部に対応して複数設けられていても良い(表示部は、図柄表示部等)。
『有利状態発生手段』は、複数の遊技単位の間、継続して遊技者に有利な状態が続けば何でも良い。例えば発生判定、継続判定、途中終了判定、発生、継続、終了等を行なうプログラム等である。また、『当籤役決定手段』は、当籤役抽籤手段、当籤役持越手段、特定役蓄積手段、蓄積特定役当籤手段等から構成されている。
尚、本実施の形態において、『遊技機』は、パチスロ機、スロットマシン、ビデオスロット等を含む。『遊技結果』は、入賞態様、外れ態様、演出態様、告知態様等を含む。『特定の入賞態様』は、特定の図柄の表示(『3』、『7』等)や特定の図柄の組合せの表示(『777』『776』等)、複数の図柄うちに特定の図柄が含まれている(上チリ、デカチリ等)等を含む。
『外れ態様』は、入賞表示手段に表示される入賞態様以外の態様、演出態様、告知態様等を含む。『所定の遊技結果』は、入賞態様等を含む。『演出態様』は、客待ち中、遊技中、遊技間、入賞(前、中、後)、有利状態(前、中、後)等を盛り上げる態様、または、それらの遊技情報(遊技案内)の報知態様、その他の態様等を含み、『大当り』、『ボーナス』、『外れ』、有利状態の継続数等の文字も含む。
『予告態様』は、所定の当籤役または特定の当籤役が決定されている可能性があることを遊技者に対して予告する態様や外れを予告する態様、また、その演出態様を含む。『外れ?』、『ベル?』、『大当り当籤?』、『ボーナス当籤?』、『遊技手順ナビゲート機能当籤?』等の文字も含む。『告知態様』は、所定の当籤役または特定の当籤役が決定されていることを遊技者に対して告知する態様や、所定の当籤役または特定の当籤役が決定されていないことを遊技者に対して告知する態様を含む。また、その演出態様。『大当り確定』、『ボーナス確定』、『外れ確定』、『ベル確定』、『遊技手順ナビゲート機能当籤?』等の文字も含む。
『態様』は、1又は複数の図柄(動/静止)画像、1又は複数のキャラクタ(動/静止)画像、1又は複数の背景(動/静止)画像、1又は複数の吹出し(動/静止)画像、1又は複数の文字、1図形、1又は複数の可動物の所定の動作等、1又は複数のランプの点灯、点滅等、1又は複数のスピーカの音等を含む。『遊技情報』は、遊技コンセプト(背景)、遊技のルール、操作説明、リーチ目、チャンス目、役・リプレイの説明、有利状態(BB,RB,SB等)の説明、有利状態(BB,RB等)、確率、所定時点(ボーナス、BB,RB、所定操作等)からの経過ゲーム数等を含む。
『遊技開始指令手段』は、スタートレバー、スピンボタン等のスイッチ、遊技媒体投入、図柄始動口(ゲート)等を含む。『表示停止指令手段』は、ボタン、レバー、プログラム(計時手段)等を含む。『図柄表示手段』は、CRT、LCD、プラズマディスプレイ、7セグ、ドットマトリックス、ランプ、LED、蛍光灯、EL、電子ペーパ、フレキシブルLED、フレキシブル液晶、液晶プロジェクタ、リール、ディスク、可動物等。それらが複数、それらの組合せ等を含む。
『当籤役』は、複数の役から当籤役決定手段により当籤役として決定された1または複数の役を含む。『入賞役』は、当籤役に対応する入賞態様が表示された役を含む。『遊技価値』は、賞媒体(コイン、メダル、遊技球)の払出し、遊技結果記憶媒体(磁気カード等)への所定の書き込み、リプレイ、得点の加算、有利状態の発生等を含む。『遊技媒体(賞媒体)』は、コイン、メダル、遊技球、貨幣、紙幣、磁気カード等を含む。
また、パチスロ等における役は、次のうちの1または複数を適用しても良い。外れ、所定枚数の賞媒体を払出す小役、当籤役決定手段が小役を当籤役と決定する確率を1単位遊技の間だけ高確率とするシングルボーナス、当籤役決定手段が小役を当籤役と決定する確率を複数単位遊技の間だけ高確率とするレギュラーボーナス、当籤役決定手段がレギュラーボーナスを当籤役と決定する確率を複数単位遊技の間だけ高確率とするビッグボーナス、当籤役決定手段が決定した当籤役に関する情報を遊技者による表示停止指令手段の操作より以前に報知する当籤役ナビゲート機能。停止パターン選択手段が選択した停止パターンに関する情報を遊技者による表示停止指令手段の操作より以前に報知する押順ナビゲート機能。遊技者にとって有利となる遊技手順を報知する遊技手順ナビゲート機能。
例えば、上述の当籤役ナビゲート機能、左リール、中リール、右リールに対応する左、中、右リール停止ボタンを停止操作する以前に報知されるリール停止パターン(例えば、最初に左リールを停止し、次に中リールを停止、最後に右リールを停止するパターン、同様に左リール停止→右リール停止→中リール停止のパターン、中リール停止→右リール停止→左リール停止のパターン、中リール停止→左リール停止→右リール停止のパターン、右リール停止→左リール停止→中リール停止のパターン、右リール停止→中リール停止→左リール停止のパターン)の6種類等にしたがって、左、中、右リール停止ボタンを停止操作することで入賞表示手段に所定の入賞態様が得られるリール停止ナビゲート機能等。リール停止ナビゲート機能は全てのリール(リール以外で図柄を可変表示する画像表示手段も含まれる)の停止順序をナビゲートしなくても、所定回目(例えば、最初、2番目、3番目等)に停止させるリールを遊技者に報知するようなナビゲート機能も含む。また、所定回目に停止させるリールに所定の図柄が表示されている状態でリールを停止させた場合に入賞表示手段に所定の入賞態様が得られるものも含む。遊技者による表示停止指令手段からの停止指令信号の出力から最小移動(又は略最小変動)で図柄を停止させる機能。遊技媒体の投入無しで1単位遊技の遊技を開始できるリプレイ。
また、1回の単位遊技は、例えば次のようなもののうち何れかを適用しても良い。遊技開始指令手段からの遊技開始指令信号の出力から遊技結果の表示まで。スタートレバーの操作から入賞表示手段(所定の表示手段)に遊技結果が表示されるまで。スタートレバーの操作から所定の表示手段に特定の表示(例えば、特定の文字情報、特定のキャラクタ、特定の画像)が表示されるまで。ベットボタンが遊技者により操作されたこと、または遊技媒体が遊技者により投入されたこと、等により遊技開始指令信号を出力するように構成し、ベットボタンの操作または遊技媒体の投入から入賞表示手段に遊技結果が表示されるまで。ベットボタンが遊技者により操作されたこと、または遊技媒体が遊技者により投入されたこと、等により遊技開始指令信号を出力するように構成し、ベットボタンの操作または遊技媒体の投入から所定の表示手段に特定の表示が表示されるまで。遊技開始指令信号を出力する図柄始動手段が遊技媒体(例えば遊技球)の投入または通過を検出してから入賞表示手段(所定の表示手段)に遊技結果が表示されるまで。遊技開始指令信号を出力する図柄始動手段が遊技媒体の投入または通過を検出してから所定の表示手段に特定の表示(例えば、特定の文字情報、特定のキャラクタ、特定の画像)が表示されるまで。また、複数単位遊技は、連続的または間欠的な複数回の単位遊技を適用しても良い。
さらに、本発明は、上述のパチスロ機やパチンコ遊技機等の実機の他、これらのパチスロ機等の実機の動作を家庭用ゲーム機用として擬似的に実行するようなゲームプログラムにおいても、本発明を適用して遊技を実行することができる。その場合、ゲームプログラムを記録する記録媒体は、DVD−ROM、CD−ROM、FD(フレキシブルディスク)、その他任意の記録媒体を利用できる。
以上、本発明の実施例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。尚、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
本実施の形態に係るパチスロ機の斜視図。 液晶表示装置の概略構成を示す斜視図。 液晶表示装置の一部の構成の展開図。 液晶表示装置の表示状態を示す説明図。 スイッチ液晶パネルの液晶の配向状態を示す説明図。 液晶表示装置の視野角の状態を示す説明図。 主制御回路の構成を示すブロック図。 副制御回路の構成を示すブロック図。 メインルーチンのフローチャートを示す図。 視野角切替処理ルーチンのフローチャートを示す図。 視野角変更処理ルーチンのフローチャートを示す図。
符号の説明
1 遊技機
3L,3C,3R リール
5 液晶表示装置
6 スタートレバー
6S スタートスイッチ
7L,7C,7R 停止ボタン
40 ホッパー
40s メダル検出部
41 ホッパー駆動回路
49L,49C,49R ステッピングモータ
50 リール位置検出回路
71 主制御回路
72 副制御回路
101 スイッチ液晶パネル
103 電圧印加回路
104S 視野角切替スイッチ

Claims (4)

  1. 遊技の開始を指令する遊技開始指令手段と、
    複数の図柄を変動表示可能な図柄表示手段と、
    前記図柄の変動表示を停止表示させるように指令する停止指令手段と、
    前記遊技の開始と遊技状態とに基づいて内部当籤役を決定する内部当籤役決定手段と、
    前記内部当籤役と前記停止指令手段の指令とに基づいて前記図柄の変動表示が停止された結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、
    画像を表示する画像表示手段と、
    前記画像表示手段の視野角を変更する視野角変更手段と、
    前記視野角変更手段を操作する操作手段と、
    を有することを特徴とする遊技機。
  2. 前記画像表示手段の視野角の状態に応じて点灯又は点滅する点灯手段を更に備えていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記遊技の経過時間に基づいて前記画像表示手段の視野角を予め定められた視野角に変更するように前記視野角変更手段を制御する第1視野角変更制御手段を更に備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記画像表示手段がデモンストレーション画像を表示していることを検出する表示画像検出手段と、
    前記画像検出手段によるデモンストレーション画像の検出に基づいて前記画像表示手段の視野角を予め定められた視野角よりも広い視野角に変更するように前記視野角変更手段を制御する第2視野角変更制御手段と、
    を更に備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の遊技機。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007244768A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Samii Kk 遊技機
JP2019103740A (ja) * 2017-12-14 2019-06-27 株式会社北電子 遊技機

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