JP2007072793A - ネットワーク型プラグアンドプレイに対応したネットワーク装置の制御 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ネットワーク型プラグアンドプレイに対応したネットワーク装置における制御を単純化できる技術を提供する。
【解決手段】 ネットワークプロトコル制御部302は、リクエストの宛先の最上位パス名に応じて論理チャンネルを選択する。デバイス制御部402は、リクエストの宛先の下位パス名に応じてデータの転送先のデバイス/サービスを切り換える。
【選択図】 図10
Description
ネットワーク上のクライアントからの要求に応じてサービスを実行する1つ以上のサービスデバイスと、
前記サービスデバイスの制御を行うデバイス制御部と、
メッセージヘッダとメッセージボディとを有するメッセージを前記ネットワーク上のクライアントから受信するとともに、前記メッセージボディの情報を前記デバイス制御部に転送するネットワークプロトコル制御部と、
を備え、
前記ネットワークプロトコル制御部と前記デバイス制御部とは、複数の論理チャンネルで接続されており、
前記ネットワークプロトコル制御部は、前記クライアントから受信したメッセージの宛先であるパス名のうちの最上位層の名前である最上位パス名に応じて前記複数の論理チャンネルの1つを選択し、選択された論理チャンネルを用いて前記メッセージボディの内容を前記デバイス制御部に転送する。
前記ネットワークプロトコル制御部は、前記メッセージボディの情報の他に前記メッセージのパス名も前記デバイス制御部に転送し、
前記デバイス制御部は、前記メッセージのパス名のうちの前記最上位層よりも下位の名前である下位パス名に応じて前記複数のサービスデバイスのうちの1つを選択し、選択されたサービスデバイスに前記メッセージボディの情報を供給するものとしてもよい。
前記デバイス制御部は、前記下位パス名が前記特定のサービスデバイスを示すデバイス名と、前記複数のサービスモジュールのうちの1つを示すサービス名とを含む場合に、前記サービス名に応じて前記複数のサービスモジュールのうちの1つを選択し、選択されたサービスモジュールに前記メッセージボディの情報を供給するようにしてもよい。
A.用語の説明:
B.システムの概要:
C.複合機のデバイス構成及びデバイスディスクリプション:
D.データ転送の概要:
E.各種のデータ転送シーケンス:
F.他の実施例:
G.変形例:
以下の説明で使用する用語の意味は以下の通りである。
・DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol):ダイナミックホストコンフィギュレーションプロトコル。動的にIPアドレスを割り当てるプロトコル。
・GENA(General Event Notification Architecture):一般イベント通知アーキテクチャ。UPnPアーキテクチャにおいてイベントを発行する際に使用される。
・HTTP(HyperText Transfer Protocol):ハイパーテキスト転送プロトコル。
・HTTPMU(HTTP Multicast over UDP):UDP(User Datagram Protocol)を用いたHTTPマルチキャスト。
・HTTPU(HTTP(unicast) over UDP):UDPを用いたHTTPユニキャスト。
・MFP(Multi Function Peripheral):複数のデバイスの機能を有する複合周辺装置。
・SOAP(Simple Object Access Protocol):シンプルオブジェクトアクセスプロトコル。UPnPアーキテクチャにおいて、RPC(リモートプロシージャコール)によるアクションの要求とレスポンスとに使用される。
・SSDP(Simple Service Discovery Protocol):シンプルサービス検出プロトコル。UPnPアーキテクチャにおいて、サービスのディスカバリ(検出)に使用される。
・UPnP(Universal Plug and Play):ユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnPは UPnP Implementers Corporationの商標)。
・URI(Uniform Resource Identifier):ユニフォームリソース識別子。URL(Uniform Resouce Locator)の上位概念であり、リソースの固有の位置を示す識別子。
・XHTML(eXtensible HyperText Markup Language):拡張ハイパーテキストマークアップ言語。HTMLと互換性を有する文書記述言語の一種であり、XMLの実装の一形態である。後述するXHTML−printは、XHTML文書を印刷するための仕様である。
・XML(eXtensible Markup Language):拡張マークアップ言語。
図1は、本発明の実施例を適用するネットワークシステムの構成を示す概念図である。このネットワークシステムは、パーソナルコンピュータ100と、デジタルカメラ110と、TVセット120と、画像サーバ130と、複合機200とがLANを介して相互に接続された構成を有している。LANは、IEEE802.3のような有線ネットワークでも、IEEE802.11b/g/aなどの無線ネットワークでもよい。デジタルカメラ110と、TVセット120と、複合機200とは、UPnP対応のネットワーク装置である。デジタルカメラ110とTVセット120は、UPnPアーキテクチャにおけるコントロールポイント110C,120Cを備えている。UPnPアーキテクチャ及びコントロールポイントについては後述する。パーソナルコンピュータ100と画像サーバ130もこのネットワークシステムの構成要素の1つであるが、UPnPには対応していない。
UPnPデバイス(以下、単に「デバイス」と呼ぶ)がネットワークに接続すると、アドレッシングによってネットワークアドレス(IPアドレス)を取得する。アドレッシングには、DHCPサーバまたはAuto-IPが利用される。ネットワークにDHCPサーバが設けられている場合には、デバイスはDHCPサーバによって割り当てられるIPアドレスを使用する。DHCPサーバが無い場合には、Auto-IPと呼ばれる自動IPアドレッシング機能を用いて、デバイスが自分のアドレスを決定する。なお、本実施例では、複合機200に対して1つのIPアドレスのみが割り当てられ、複合機200全体が単一のネットワーク装置として認識される。
ディスカバリは、コントロールポイントが、デバイスがどこにいるかを見つけ出す処理である。ディスカバリは、コントロールポイントがディスカバリメッセージをマルチキャストすることによって実現することができ、あるいは、デバイスがネットワークに参加したときに、その旨をコントロールポイントにアドバタイズすることによっても実現できる。ディスカバリは、HTTPMU/SSDPやHTTPU/SSDPを用いて行われる。ディスカバリの結果、コントロールポイントとデバイスがピアツーピアで処理を進められるようになる。
デバイスの構成の詳細は、デバイスディスクリプションとしてXMLで記述されている。また、デバイスのサービスの詳細は、サービスディスクリプションとしてXMLで記述されている。これらのディスクリプションは、デバイスによって所有されており、コントロールポイントに提供される。コントロールポイントは、これらのディスクリプションを参照することによって、デバイスやサービスの詳細を知ることができる。デバイスディスクリプションの例については後述する。
コントロールは、コントロールポイントが、アクション要求を含む制御メッセージをデバイスに転送して、デバイスの制御を行う処理である。コントロールは、HTTP/SOAPを用いて行われる。
所定のイベントが発生すると、デバイス内のサービスが、コントロールポイントにイベントの発生を通知する。イベント発生の通知を受けるコントロールポイントは、そのサービスに「サブスクライブ(購読)」する。イベントは、サブスクライブしているコントロールポイントに転送される。イベントの通知は、HTTP/GENAを用いて行われる。
プレゼンテーションは、デバイスディスクリプションに登録されているプレゼンテーション用のURLからコントロールポイントがHTMLで記述されたプレゼンテーション用ページを取得する処理である。このプレゼンテーションによって、例えばコントロールポイントがデバイスの各種の状態を表示することができる。
ネットワーク上のパーソナルコンピュータ100から、印刷ポート(LPRポートに従ったポート番号又はボート番号9100)を用いてプリンタドライバ100D(図1)から転送される印刷データの送受信を行うためのチャンネル。図4には図示されていない。
MFPサーバ300が、印刷エンジン440の状態を示す情報を送受信するためのチャンネルであり、SNMP等のプロトコルにより、MFPサーバ300からネットワーク上のパーソナルコンピュータ100に対して提供される。図4には図示されていない。
MFPサーバ300とMFPデバイスユニット400の間において、MFPサーバ300を要求者とし、MFPデバイスユニット400を応答者とする通信を行うためのUPnP用チャンネル。MFPサーバ300は、このチャンネルを用いて、MFPデバイスユニット400から各種の情報を取得することができる。
MFPサーバ300とMFPデバイスユニット400の間において、MFPデバイスユニット400を要求者とし、MFPサーバ300を応答者とする通信を行うためのUPnP用チャンネル。MFPデバイスユニット400は、このチャンネルを用いて、例えばユーザが行った設定変更の内容をMFPサーバ300に通知することができ、また、MFPデバイスユニット400が電源OFFしようとするときに、UPnPプロトコルの終了要求をMFPサーバ300に通知することができる。
UPnPのプレゼンテーションデータ(Webページデータ)を送受信するためのチャンネル。なお、コントロールポイントの要求に応じてプレゼンテーションデータをMFPデバイスユニット400からコントロールポイントに送信するためのチャンネル(ダウンチャンネル)と、新たなプレゼンテーションデータをコントロールポイントからMFPデバイスユニット400にアップロードするためのチャンネル(アップチャンネル)とを別々に設けるようにしたもよい。
UPnPにおいて、コントロールポイントから発信されたアクションに関連するデータを送受信するためのチャンネル。なお、上述のUPNP-LOCALCONTROLチャンネルに”LOCAL”という接頭語が付されている理由は、UPNP-LOCALTONTROLチャンネルが、コントロールポイントからのアクションの内容の転送には使用されないからである。換言すれば、UPNP-CONTROLチャンネルCH#24は、コントロールポイントから発信されたアクションに関連するデータの送受信のためにのみ使用される。
UPnPにおいて、イベントをサブスクライブしているコントロールポイントに送信するためのチャンネル。上述のUPNP-LOCALEVENTチャンネルに”LOCAL”という接頭語が付されている理由は、このUPNP-LOCALEVENTチャンネルが、コントロールポイントへのイベントの送信には使用されないからである。換言すれば、UPNP-EVENTチャンネルCH#25は、複合機200で発生したイベントをコントロールポイントに送信するためにのみ使用される。
UPnPにおいて、コンテンツデータをコントロールポイントからMFPデバイスユニット400にダウンロードする際に使用される送受信チャンネル。ここで、接尾辞”x”は、Ndown個(Ndownは2以上の整数)のUPNP-DOWNCONTENTチャンネルのうちのx番目のチャンネルを意味している。利用可能なUPNP-DOWNCONTENTxチャンネルの個数Ndownは、1以上の任意に設定可能であるが、2以上の値に設定することが好ましい。Ndownを2以上の値に設定すれば、複数のコントロールのコンテンツデータを並行して受信することが可能である。
UPnPにおいて、コンテンツデータをMFPデバイスユニット400からコントロールポイントにアップロードする際に使用される送受信チャンネル。接尾辞”x”は、Nup個(Nupは2以上の整数)のUPNP-UPCONTENTチャンネルのうちのx番目のチャンネルを意味している。UPNP-DOWNCONTENTxチャンネルの個数NdownとUPNP-UPCONTENTxチャンネルの個数Nupは、同じでも良く、また、異なっていてもよい。なお、実際の図5(B)のUPnP用の論理チャンネルの数は、(5+Ndown+Nup)個となることが理解できる。
図8(A)は、複合機200のUPnPプロトコル上のデバイス構成を示す説明図である。本実施例の複合機200のUPnPデバイスとしての構成では、ルートデバイスとしてのプリンタ”Printer”の中に、スキャナデバイス”Scnanner”とストレージデバイス”Storage”とが包含されている。換言すれば、スキャナデバイス”Scnanner”とストレージデバイス”Storage”は、プリンタデバイス”Printer”内の埋込デバイスである。プリンタデバイス”Printer”は2つのプリントサービス”PrintBasic”,”PrintEnhanced”を有している。これらの2つのサービスは、UPnPで規格化されている標準的なプリントサービスである。スキャナデバイス”Scanner”はスキャンサービス”Scan”を有しており、ストレージデバイス”Storage”はストレージサービス”Storage”を有している。各サービスは、状態テーブルと、コントロールサーバと、イベントサーバとで構成されている。状態テーブルには、サービスの状態を示す状態変数が登録されている。コントロールサーバは、コントロールポイントからのアクション要求を受け付けて処理を実行する。イベントサーバは、状態変数の値が変更されると、その変更をイベントとしてコントロールポイントに通知する。通知対象となるのは、そのサービスに予めサブスクライブ(購読)しているコントロールポイントである。
・<presentation URL>:コントロールポイントがプリンタデバイスのプレゼンテーション用のページを取得する際のURL。このURLは、パス名”/PRESENTATION/PRINTER”で構成されている。
・<serviceList> :プリンタデバイスが提供するサービスのリスト。
・<serviceType>:プリンタが提供するサービスのタイプ。”PrintBasic”,”PrintEnhanced”は、いずれもUPnPアーキテクチャの標準的なプリントサービスである。
・<SCPDURL>:プリンタのデバイスディスクリプションのパス名。
・<controlURL>:プリンタデバイス内のコントロールサーバのパス名。コントロールサーバは、コントロールポイントに対してコントロール(コントロールポイントがアクション要求を含む制御メッセージをデバイスに転送して、デバイスの制御を行う処理)の機能を提供するサーバであり、一般にUPnPデバイスのサービス内に設けられている。
・<eventSubURL>:プリンタデバイス内のイベントサーバのパス名。イベントサーバは、サブスクライブ(購読)しているコントロールポイントにイベントを発行するサーバであり、一般にデバイスのサービス内に設けられている。
図10は、コントロールポイントからリクエスト(HTTPリクエスト)を受けたときの複合機200内のデータ転送の流れを示す説明図である。ここでは、HTTPリエストの宛先のパス名が”/CONTROL/PRINTER/PRINTBASIC1”である場合を示している。一般に、パス名は、1つ以上の階層で構成されており、各階層はスラッシュ”/”で区切られている。本明細書では、パス名のうちの最上位層の部分を「最上位パス名」と呼ぶ。また、最上位パス名よりも下位の部分を「下位パス名」と呼ぶ。図10の例では、最上位パス名は”/CONTROL”であり、下位パス名は”/PRINTER/PRINTBASIC1”である。なお、この例では、下位パス名”/PRINTER/PRINTBASIC1”は、図9に示したデバイスディスクリプションで記述されているコントロールサーバのパス名(要素<controlURL>)の値と同じものに設定されている。
図11は、コントロールポイントから複合機200にアクション要求が発行された場合の手順を示すシーケンス図である。図11のステップ[1]では、コントロールポイント110Cが、アクション要求のリクエストメッセージF11をMFPサーバ300に転送する。このリクエストメッセージF11のヘッダには、宛先のパス名”/CONTROL/PRINTER/PRINTBASIC1”と、複合機200のIPアドレス”169.254.100.100”とが記述されている。さらに、メッセージボディには、アクション要求の内容を示すSOAPエンベロープが含まれている。
・コピー部数
・レイアウト(1頁/1枚,2頁/1枚,デバイス設定値等)
・印刷の向き(ポートレイト/ランドスケープ、デバイス設定値等)
・用紙サイズ(A4,B4,デバイス設定値等)
・印刷用紙の種類(普通紙、写真用紙、透明シート、封筒、デバイス設定値等)
・印刷品質(低画質、通常、高画質、デバイス設定値等)
なお、「デバイス設定値」とは、複合機200に設定されている設定値を使用することを意味している。CreateJob命令には、このような種々の印刷仕様を設定することができるので、コントロールポイントを操作しているユーザが、所望の印刷仕様で複合機200に印刷を実行させることができる。
図18は、本発明の第2実施例における複合機システムの構成を示すブロック図である。この複合機システムは、中継ユニット600とデバイスユニット800とがUSB接続された構成を有している。中継ユニット600は、MFPサーバ300とMFPデバイス制御ユニット700とを有している。MFPサーバ300は、図2に示したものと同じである。MFPデバイス制御ユニット700は、図2に示したMFPデバイスユニット400から、USBデバイス制御部470と、PCカードインタフェース480と、操作パネル制御部490及び操作パネル492と、ビューワ制御部500及びビューワ502と、印刷エンジン440と、スキャナエンジン450とを省略したものである。USBホスト制御部510のルートハブ512には、デバイスユニット800が接続されている。
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上記実施例では、UPnP対応のネットワーク装置として複数のデバイスを含む複合機200を用いていたが、この代わりに、1つのデバイス(例えばプリンタ)のみを含む単機能のネットワーク装置を採用することも可能である。換言すれば、ネットワーク装置は、少なくとも1つのデバイスを有していれば良い。
上記実施例において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。
100D…プリンタドライバ
110…デジタルカメラ
110C,120C…コントロールポイント
120…TVセット
130…画像サーバ
200…複合機
300…MFPサーバ
302…ネットワークプロトコル制御部
310…中央制御部
320…RAM
330…ROM
340…ネットワーク制御部
342…コネクタ
350…USBホスト制御部
352…ルートハブ
354,356…USBコネクタ
400…MFPデバイスユニット
401…ディスパッチャ
402…デバイス制御部
404…プリンタデバイス
406…スキャナデバイス
408…ストレージデバイス
410…中央制御部
420…RAM
430…ROM
440…印刷エンジン
450…スキャナエンジン
460…USBデバイス制御部
462…USBコネクタ
470…USBデバイス制御部
472…USBコネクタ
480…PCカードインタフェース
482…スロット
490…操作パネル制御部
492…操作パネル
500…ビューワ制御部
502…ビューワ
510…USBホスト制御部
512…ルートハブ
514…USBコネクタ
600…中継ユニット
700…MFPデバイス制御ユニット
800…デバイスユニット
810…印刷エンジン
820…スキャナエンジン
830…PCカードインタフェース
1000…サービスプロトコル解釈部
1100…UPnPデバイスアーキテクチャ
1210…非UPnPプリンタ機能部
1220…非UPnPスキャナ機能部
1230…非UPnPストレージ機能部
1310…USBプリンタクラスドライバ
1320…USBスキャナクラスドライバ
1330…USBストレージクラスドライバ
2210…非UPnPプリンタ機能部
2220…非UPnPスキャナ機能部
2230…非UPnPストレージ機能部
2310…USBプリンタクラスドライバ
2320…USBスキャナクラスドライバ
2330…USBストレージクラスドライバ
2400…UPnPデバイス機能部
Claims (5)
- ネットワーク型プラグアンドプレイに対応したネットワーク装置であって、
ネットワーク上のクライアントからの要求に応じてサービスを実行する1つ以上のサービスデバイスと、
前記サービスデバイスの制御を行うデバイス制御部と、
メッセージヘッダとメッセージボディとを有するメッセージを前記ネットワーク上のクライアントから受信するとともに、前記メッセージボディの情報を前記デバイス制御部に転送するネットワークプロトコル制御部と、
を備え、
前記ネットワークプロトコル制御部と前記デバイス制御部とは、複数の論理チャンネルで接続されており、
前記ネットワークプロトコル制御部は、前記クライアントから受信したメッセージの宛先であるパス名のうちの最上位層の名前である最上位パス名に応じて前記複数の論理チャンネルの1つを選択し、選択された論理チャンネルを用いて前記メッセージボディの内容を前記デバイス制御部に転送する、ネットワーク装置。 - 請求項1記載のネットワーク装置であって、
前記デバイス制御部は、複数の前記サービスデバイスを含んでおり、
前記ネットワークプロトコル制御部は、前記メッセージボディの情報の他に前記メッセージのパス名も前記デバイス制御部に転送し、
前記デバイス制御部は、前記メッセージのパス名のうちの前記最上位層よりも下位の名前である下位パス名に応じて前記複数のサービスデバイスのうちの1つを選択し、選択されたサービスデバイスに前記メッセージボディの情報を供給する、ネットワーク装置。 - 請求項2記載のネットワーク装置であって、
前記複数のサービスデバイスのうちの少なくとも1つの特定のサービスデバイスは、複数のサービスを実行するための複数のサービスモジュールを有しており、
前記デバイス制御部は、前記下位パス名が前記特定のサービスデバイスを示すデバイス名と、前記複数のサービスモジュールのうちの1つを示すサービス名とを含む場合に、前記サービス名に応じて前記複数のサービスモジュールのうちの1つを選択し、選択されたサービスモジュールに前記メッセージボディの情報を供給する、ネットワーク装置。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載のネットワーク装置であって、
前記複数の論理チャンネルは、D4パケットを利用したUSB転送用の論理チャンネルである、
ネットワーク装置。 - ネットワーク上のクライアントからの要求に応じてサービスを実行する1つ以上のサービスデバイスと、前記サービスデバイスの制御を行うデバイス制御部と、前記ネットワーク上のクライアントから受信したメッセージを前記デバイス制御部に転送するネットワークプロトコル制御部とを含むネットワーク型プラグアンドプレイに対応したネットワーク装置を制御する方法であって、
(a)メッセージヘッダとメッセージボディとを有するメッセージを前記ネットワーク上のクライアントから受信する工程と、
(b)前記クライアントから受信したメッセージの宛先であるパス名のうちの最上位層の名前である最上位パス名に応じて複数の論理チャンネルの1つを選択し、選択された論理チャンネルを用いて、前記メッセージボディの内容を前記ネットワークプロトコル制御部から前記デバイス制御部に転送する工程と、
を備える方法。
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