JP2007072679A - 携帯情報端末及びデフラグ制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
HDD42とバッテリ37を搭載した携帯電話端末であり、制御部30は、HDD42に対するファイルデータの書き込み/読み出しアクセス等がなされた時に、そのファイルデータのフラグメント状態を調査し、フラグメント化が進んでいる時には、その旨を示すインデックスをFAT等に記録する。そして、制御部30は、インデックスが付けられたファイル数が全ファイル数の半分以上になったときにデフラグが必要と判断する。その後、制御部30は、バッテリ残容量が十分にあり、スタンバイ状態のときに、デフラグを実行する。
【選択図】 図2
Description
図1には、本発明の実施形態の携帯電話端末に搭載されるHDDの筐体内部の概略的な基本機械構造を示す。なお、図1の(A)はHDD内部構成の概略的な斜視図を示し、図1の(B)は概略的の側面図を示している。
図2には、上述したHDDを搭載した本実施形態の携帯電話端末の概略的な内部の機能ブロック構成を示す。
図3と図4には、磁気ディスク10上にデータDが配列された状態を模式的に表している。
ここで、上述したように不要なデフラグ処理を実行しないようにするためには、デフラグが必要か否かを判別しなければならない。
先ず、第1のデフラグ要否判別方法について説明する。
次に、第2のデフラグ要否判別方法について説明する。
本実施形態の携帯電話端末は、上述した第1或いは第2のデフラグ要否判定方法によりHDD42のデフラグの必要性をチェックした後、実際にデフラグ処理を実行可能か否かを、例えばバッテリ電源電圧と端末の使用環境等の条件に基づいて判断するようになされている。
以上説明したように、本発明実施形態の携帯情報端末によれば、第1のデフラグ要否判定方法若しくは第2のデフラグ要否判定方法により、適切なタイミングでHDD42のデフラグの要否判定を行い、更に、電源電圧と端末使用環境等の条件に基づいて、適切なタイミングでHDD42のデフラグを実行するようになされているため、不要なデフラグ処理が実行されることを無くすことができ、また、利用者の手を煩わせることなく、かつ、利用者に対して面倒な判断を求めることなく、より効率的にデフラグ処理を実行可能となっている。したがって本実施形態によれば、HDD42の記録状態を常に適切な状態に保つことが可能であり、データのアクセス時間や機器の動作レスポンスを改善することができるだけでなく、デフラグ実行時以外の端末の平均動作電流を下げることができるので、低消費電力化が可能となり、バッテリの残容量の減少を抑えることができるようになる。
Claims (14)
- ハードディスクドライブとバッテリを搭載した携帯情報端末において、
上記ハードディスクドライブの記録ディスクに対するファイルデータの書き込み/読み出しアクセスの少なくとも何れかのアクセスがなされた時に、そのファイルデータのフラグメント状態を調査しておくことによりデフラグの必要性を判定するデフラグ要否判定部と、
上記デフラグ要否判定部にてデフラグが必要であると判定されており、且つ、少なくとも電源電圧が所定の条件を満たしている時に、デフラグを実行するデフラグ制御部とを有する
ことを特徴とする携帯情報端末。 - 請求項1記載の携帯情報端末であって、
上記デフラグ要否判定部は、上記フラグメント状態の調査によりフラグメント化が進んていると判断したファイルデータに対応した所定のインデックスを、上記記録ディスクの所定位置に記録し、当該所定位置に記録されたインデックス数が、全ファイルデータ数に対して所定割合以上、若しくは所定数以上になった時に、デフラグが必要であると判定することを特徴とする携帯情報端末。 - 請求項2記載の携帯情報端末であって、
上記デフラグ要否判定部は、所定サイズ以上のファイルデータについてのみ上記フラグメント状態の調査を行うことを特徴とする携帯情報端末。 - 請求項1記載の携帯情報端末であって、
上記デフラグ制御部は、バッテリの内部抵抗が低く且つ電源電圧が所定閾値以上である時に、上記電源電圧が所定の条件を満たしている判断することを特徴とする携帯情報端末。 - 請求項4記載の携帯情報端末であって、
上記デフラグ制御部は、端末の消費電流が大きい時と小さい時の電圧差が所定閾値以下である時に上記バッテリの内部抵抗が低いと判断することを特徴とする携帯情報端末。 - 請求項1記載の携帯情報端末であって、
上記デフラグ制御部は、上記デフラグ要否判定部にてデフラグが必要であると判定されており、且つ、少なくとも電源電圧が所定の条件を満たしており、さらに、当該端末がスタンバイ状態である時に、デフラグの実行を開始することを特徴とする携帯情報端末。 - ハードディスクドライブとバッテリを搭載した携帯情報端末において、
上記ハードディスクドライブの記録ディスクを複数に分割した各分割領域についてフラグメント状態を調査しておくことによりデフラグの必要性を判定するデフラグ要否判定部と、
上記デフラグ要否判定部にてデフラグが必要であると判定されており、且つ、少なくとも電源電圧が所定の条件を満たしている時に、デフラグを実行するデフラグ制御部とを有する
ことを特徴とする携帯情報端末。 - 請求項7記載の携帯情報端末であって、
上記デフラグ要否判定部は、上記フラグメント状態の調査によりフラグメント化が進んていると判断した分割領域に対応した所定のインデックスを、上記記録ディスクの所定位置に記録し、当該所定位置に記録されたインデックス数が、全分割領域数に対して所定割合以上、若しくは所定数以上になった時に、デフラグが必要であると判定することを特徴とする携帯情報端末。 - 請求項7記載の携帯情報端末であって、
上記デフラグ要否判定部は、バッテリへの充電がなされた時に上記複数の分割領域のうち何れか一つの分割領域についてフラグメント状態の調査を行うことを特徴とする携帯情報端末。 - 請求項7記載の携帯情報端末であって、
上記デフラグ制御部は、バッテリの内部抵抗が低く且つ電源電圧が所定閾値以上である時に、上記電源電圧が所定の条件を満たしていると判断することを特徴とする携帯情報端末。 - 請求項10記載の携帯情報端末であって、
上記デフラグ制御部は、端末の消費電流が大きい時と小さい時の電圧差が所定閾値以下である時に上記バッテリの内部抵抗が低いと判断することを特徴とする携帯情報端末。 - 請求項7記載の携帯情報端末であって、
上記デフラグ制御部は、上記デフラグ要否判定部にてデフラグが必要であると判定されており、且つ、少なくとも電源電圧が所定の条件を満たしており、さらに、当該端末がスタンバイ状態である時に、デフラグの実行を開始することを特徴とする携帯情報端末。 - バッテリ駆動される携帯情報端末のハードディスクドライブのデフラグ制御方法において、
上記ハードディスクドライブの記録ディスクに対するファイルデータの書き込み/読み出しアクセスの少なくとも何れかのアクセスがなされた時に、そのファイルデータのフラグメント状態を調査するステップと、
上記フラグメント状態の調査結果に基づいてデフラグの必要性を判定するステップと、
上記デフラグの必要性判定のステップにおいてデフラグが必要であると判定されており、且つ、少なくとも電源電圧が所定の条件を満たしている時に、デフラグを実行するステップとを有する
ことを特徴とするデフラグ制御方法。 - バッテリ駆動される携帯情報端末のハードディスクドライブのデフラグ制御方法において、
上記ハードディスクドライブの記録ディスクを複数に分割した各分割領域についてフラグメント状態を調査するステップと、
上記フラグメント状態の調査結果に基づいてデフラグの必要性を判定するステップと、
上記デフラグの必要性判定のステップにおいてデフラグが必要であると判定されており、且つ、少なくとも電源電圧が所定の条件を満たしている時に、デフラグを実行するステップとを有する
ことを特徴とするデフラグ制御方法。
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