JP2007072238A - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、折返しミラーを光学箱に対して外側を向くように配置した場合においても、折返しミラーの配置を高精度に位置決めし、光学箱の振動による画像劣化を防ぐと共に、低コストで組付性を簡素化できる。
【解決手段】 本発明の光走査装置は、光源と、この光源から出射された光ビームを走査するための光偏向器と、この光偏光器により偏向走査された光ビームを被走査面に露光・走査するための、単一若しくは複数の折返しミラーとを有している。更に、本発明の光走査装置は、光源、光偏向器及び折返しミラーを光学箱内に載置し、折返しミラーの内少なくとも1枚は折返しミラーの鏡面側が光学箱に対して外側を向くように配置されて光学箱の内部に位置決めされ固定されている。そして、本発明の光走査装置は、光学箱の内部における折返しミラーの取付部分に、アーチ状に形成された突起(201)を設けている。
【選択図】 図5

Description

本発明は光走査装置及び画像形成装置に関し、詳細にはレーザプリンタ、デジタル複写機、ファクシミリ装置のように光ビームを走査して画像形成を行う画像形成装置に使用される光走査装置に関する。
従来の画像形成装置に搭載されている光走査装置において、レーザビームを感光体に照射して画像を形成するために、光路折り曲げ用の反射ミラーを用いているものが多い。この反射ミラーは角度精度を十分に高くしておかないと感光体に照射する副走査方向の位置がばらつき、用紙に対する画像位置がばらついてしまう。このばらつきを補正するために、機械毎に画像位置の調整が必要となり、生産効率が低下する。また、感光体に照射する位置が変化することによって、光路長が変化してビームスポット径が大きくなり、画質低下にもつながる。
そこで、これらの問題点を解決するために、従来よりいくつか提案されている。その一つとして、特許文献1によれば、反射ミラーを用いた光走査装置において感光体に照射するレーザビーム位置のばらつきを抑える場合に、画像位置調整を不要として量産工程を簡素化し、またレーザスポット径も安定させて画像品質を向上させている。また、特許文献2によれば、高精度な光学箱を必要とせず、簡単な構成の変更でβ方向の角度精度を高く保つことができ、しかもβ方向の角度精度の、反射鏡の短手方向の幅への依存も下げることができる。
特開2002−182144号公報 特開2004−102133号公報
しかしながら、光源からの光束を所定のビームスポットに形成し、感光体上に露光走査行うための光走査装置として、一般的には光源、回転偏向器等の光学素子、及び単一若しくは複数の折返しミラーを、光学箱内に具備した構成が知られている。このように限られたスペース内に、これらの素子を備えた光走査装置を配置するためには、折返しミラーの配置レイアウトが限定されてしまい、また感光体に対する光走査装置の相対位置によっても左右されてしまう。このような配置条件の中、折返しミラーの内少なくとも1枚は、その鏡面側が光学箱に対して外側を向くように配置せざるを得ない場合が生じる。しかし、従来の方式においては、ミラー背面(蒸着面でない側)を、光学箱上に形成されたミラー取付面に当接し、位置決めして固定するほか無かった。
通常、折返しミラーは、その反射面精度及び反射率の要求から、ガラス材を用いることが多いが、一般的にガラスの外形形状に対する精度は加工上厳しくすることは難しく、必然的に±0.5程度の加工誤差が生じてしまう。そのため、前述のように、ミラー背面を、光学箱上に形成されたミラー取付面に当接し、位置決めすると、ミラー位置が狙いどおりに得られず、ビームスポット位置のバラツキの原因となり、画像位置の狂いが生じてしまう。加えて、ミラー位置が所望の位置に配置されないことにより、光路長が変化して、ビームスポット径が太り、画像劣化を生じてしまう原因となってしまう。また、このように、折返しミラーの鏡面側を、光学箱に対して外側を向くように配置せざるを得ない場合の、代替手段として、光学箱の外壁に光路走査用の開口窓を設け、光学箱の外側より、ミラーを取り付ける構成もあり得るが、開口窓が空いていることにより、必然的に光学箱の自体の強度の低下が不可避となってしまう。言うまでもないが、折り返しミラーの取付部は、高い剛性を有する事が必要であり、光学箱の強度不足によって折り返しミラー自体の振動を増長してしまい、結果としてジター等の画像劣化を招く可能性がある。
本発明はこれらの問題点を解決するためのものであり、折返しミラーを光学箱に対して外側を向くように配置した場合においても、折返しミラーの配置を高精度に位置決めし、光学箱の振動による画像劣化を防ぐと共に、低コストで組付性を簡素化できる光走査装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
前記問題点を解決するために、本発明の光走査装置は、光源と、この光源から出射された光ビームを走査するための光偏向器と、この光偏光器により偏向走査された光ビームを被走査面に露光・走査するための、単一若しくは複数の折返しミラーとを有している。更に、本発明の光走査装置は、光源、光偏向器及び折返しミラーを光学箱内に載置し、折返しミラーの内少なくとも1枚は折返しミラーの鏡面側が光学箱に対して外側を向くように配置されて光学箱の内部に位置決めされ固定されている。そして、本発明の光走査装置は、光学箱の内部における折返しミラーの取付部分に、アーチ状に形成された突起を設けていることに特徴がある。よって、本発明によれば、折返しミラーの角度を理想的な位置に固定することができ、感光体に照射する副走査方向の位置のバラツキや用紙に対する画像のスキュー、そして副走査方向のレジストずれを低減することが可能である。また、感光体上にビームを照射に至る光路長を所定の長さにすることができ、光路長が変化してビームスポット径が大きくなることによる画質低下を防ぐことが可能である。
また、アーチ状の突起の内側に、折返しミラーを所定の位置に位置決めするためのミラー取付基準面を設け、折返しミラーの鏡面がミラー取付基準面に当接させて折返しミラーを位置決めして固定することにより、折返しミラーの角度を理想的な位置に固定することができる。
更に、アーチ状の突起は光学箱と一体形成されていることにより、ミラー取付用に別部材を必要とすることなく、高精度にミラー位置を規定することができ、コストダウンが可能である。
また、アーチ状の突起が形成される面内において、型抜きのための開口穴が空いていることにより、開口穴に対して取付座面を形成する型構成とするこができ、単純に上下・2方向に金型分割が可能となり、金型構成を簡素なものとすることが可能である。
更に、開口穴はアーチ状の突起の根元のみに形成されていることにより、開口穴の面積を可能な限り小さくすることができ、光学箱の強度低下及び折返しミラーの振動を低減することが可能である。
また、アーチ状の突起の近傍には光学箱の強度を増加させるための少なくとも1本以上のリブを設け、アーチ状の突起はリブと繋がっていることにより、折返しミラーの取付部分の剛性をより増加させることができ、光学箱の振動による、ジター等の画像劣化をさらに効率的に防ぐことができる。
更に、アーチ状の突起の両側に設けられた係合部に係止される板バネ金具を用いて折返しミラーのミラー背面から押圧されることにより、折返しミラーは固定されて取り付けられている。よって、板バネ金具の弾性領域内で確実に位置決め・固定することが可能であり、折返しミラーの厚みバラツキが生じても、常に一定位置で高精度に位置決め可能である。
また、板バネ金具はアーチ状の突起の側面から挿し込み、クリップされることにより取り付けられている。よって、板バネの固定にネジを必要とせず、簡素な構成で組付けでき、部品点数の低減を可能とする。加えて、万一、折返しミラーの汚れ、破損やキズ等により、折返しミラーを交換せざるを得ない場合でも、クリップされている板バネ金具を外すことにより、簡単に折返しミラーのみを取り外し可能にでき、交換容易性にも優れている。
更に、別の発明としての画像形成装置は上記光走査装置を備えているたことに特徴がある。よって、折返しミラー取付位置を高精度に位置決めでき、光学箱の振動による画像劣化を防ぐと共に、低コストで、組付性を簡素化できる画像形成装置を提供することが可能となる。
本発明の光走査装置によれば、光学箱の内部における折返しミラーの取付部分に、アーチ状に形成された突起を設けていることにより、折返しミラーの角度を理想的な位置に固定することができ、感光体に照射する副走査方向の位置のバラツキや用紙に対する画像のスキュー、そして副走査方向のレジストずれを低減することが可能である。また、感光体上にビームを照射に至る光路長を所定の長さにすることができ、光路長が変化してビームスポット径が大きくなることによる画質低下を防ぐことが可能である。
図1は一般的な光走査装置の構成を示す平面図である。図2は図1のA−A’線断面図である。両図において、光学箱11にはレーザビームを照射する光源12が取り付けられており、光源12からのレーザビームの進行方向にはレーザビームを副走査方向に集光するシリンダレンズ13と、このシリンダレンズ13からのレーザビームを偏向走査する回転偏向器14とが配置されている。回転偏向器14はレーザビームを反射するポリゴンミラー14aと、このポリゴンミラー14aを回転駆動する駆動モータ14bとを含んで構成されている。また、回転偏向器14により偏向走査されたレーザビームL1の進行方向の光学箱11には、レーザビームL1を感光体ドラム100上に結像させるfθレンズや面倒れ補正レンズなどからなる走査レンズ15a,15bと、入射されたレーザビームL1を感光体ドラム100に向けて反射する折返しミラー16と、感光体ドラム100に照射する前のレーザビームを反射する光検出ミラー17と、この検出ミラー17からのレーザビームを検出する光検出ユニット18などが配置されている。
このような構成を有する光走査装置によれば、光源12からの光ビームは、回転偏向器14によって偏向走査され、走査レンズ15a,15b及び折返しミラー16を介して感光体ドラム上100に結像され露光される。このような光走査装置においては、折返しミラー16の鏡面側が、光学箱11の外側を向いて配置されている構成となっている。
このように、折返しミラー16の鏡面側が光学箱11の外側を向いて配置されるために、図3に示すように、ミラー背面(蒸着面で無い側)101を、光学箱11上に形成されているミラー取付基準面102に当接し、位置決めして固定せざるを得なかった。また、折返しミラー16を位置決めすると、折返しミラー16の厚み誤差によって、ミラー取付位置を所定の狙いどおりに位置決めすることができず、結果としてビームスポット位置のバラツキの原因となり、画像位置の狂いが生じてしまう。更に、ミラー配置位置が所望の位置に配置されないことにより、光路長が変化して、ビームスポット径が太り、画像劣化を生じてしまう原因となってしまう。また、前述のように、ミラー背面(蒸着面で無い側)101を、ミラー取付基準面102に当接し、位置決めすることを回避するための代替手段として、図4のように、光学箱11の外壁に光路走査用の開口窓103を設け、光学箱11の外側より、折返しミラー16を取り付ける構成もあり得るが、開口窓103の幅は当然走査幅以上のスパンが必要となり、必然的に光学箱11の自体の強度の低下が不可避となってしまう。つまり、折返しミラー16の取付部は高い剛性を有することが必要であり、強度不足によって折返しミラー自体の振動を増長してしまい、結果としてジター等の画像劣化を招く可能性がある。これらの不具合を解決するための本発明の光走査装置の構成について以下に説明する。
図5は本発明の一実施の形態例に係る光走査装置の折返しミラーの取付構造を示す部分断面図である。同図に示すように、光学箱11の内部における折返しミラー16の取付部分に、アーチ状に形成された突起201を設け、またアーチ状の突起201の内側には折返しミラー16を所定の位置に位置決めするためのミラー取付基準面102を設けている。このように、折返しミラー16の鏡面がミラー取付基準面101に当接することにより、折返しミラー16が位置決め固定される。このような構造を備えることにより、折返しミラー16の鏡面側が、仮に光学箱11の外側を向いて配置している場合でも、確実に所定の位置に折返しミラー16を位置決めすることができ、折返しミラー16の角度を理想的な位置に固定することができ、その結果感光体ドラムに照射する副走査方向の位置のバラツキや、用紙に対する画像のスキュー、副走査レジスト位置の変動を低減することが可能となる。また、感光体ドラム上にビームを照射に至る光路長を所定の長さにすることができ、光路長が変化してビームスポット径が大きくなることによる画質低下を防ぐことが可能である。
なお、光学箱11内に配設されたアーチ状の突起201は、光学箱11と一体形成される。一般的に、光学箱11は、例えば樹脂又はダイキャストなどにより、単一の部品として成型されている。
また、上述したように、折返しミラー16の鏡面側を、光学箱11に形成されたミラー取付基準面102に位置決めするために、アーチ状に形成された突起201を設けているとしているが、このアーチ状の突起201が光学箱11と一体形成されることにより、別部材を必要とすることなく、高精度にミラー位置を規定することができ、装置全体のコストダウンが可能となる。
更に、図6に示すように、光学箱内11に配設されたアーチ状の突起201が形成される面内において、型抜きのための開口穴202が空いている構成としている。前述のように、樹脂又はダイキャストによる成型部品である場合、アーチ状の突起201を一体形成するためには、側面からスライドの金型が必要となり等、型構成上非常に複雑になってしまい、結果として部品コストの上昇を引き起こしてしまう。しかし、アーチ状の突起201が形成される面内において、型抜きのための開口穴202を設けることにより、この開口穴202に対して取付座面を形成する型構成とするこができ、単純に上下・2方向に金型分割が可能となり、金型構成を簡素なものとすることが可能である。
また、図6に示すように、開口穴202は、折返しミラー16の長手方向両端部を位置決めし、固定するアーチ状の突起201のスパン間全面に渡って設けることもできるが、この場合結果として光学箱11内の開口穴202の面積が大きくなることにより、光学箱11の強度低下、ひいてはミラーの振動増長を引き起こすことになり得る。そのために、図6に示すように、型抜きのための開口穴202は、アーチ状の突起201の根元のみに形成されているとしている。これにより、開口穴202の面積を可能な限り小さくすることができ、光学箱の強度低下及びミラーの振動を低減することが可能である。加えて、光学箱内に配設されたアーチ状の突起201の近傍には、光学箱11の強度を増加させるための少なくとも1本以上のリブ203を有し、アーチ状の突起201は、リブ203と繋がっている。これによって、ミラー取付部の剛性を、より増加させることができ、光学箱の振動による、ジター等の画像劣化をさらに効率的に防ぐことができる。
また、図7に示すように、折返しミラー16は、アーチ状の突起201の両側に設けられた係合部204に係止される板バネ金具205によって取り付けられ、板バネ金具205はアーチ状の突起201の側面から挿し込み、クリップされることにより取りつけられている。また、アーチ状の突起201の両側に設けられた係合部204に係止される板バネ金具205によって、ミラー背面(蒸着面で無い側)から押圧されることにより、固定されて取り付けられている。
ここで、前述のように、折返しミラー16の厚み幅は、その加工精度により、公差幅が比較的大きいことが知られており、必然的に±0.5程度の加工誤差が生じてしまう。そこで、板バネ金具205により、ミラー背面(蒸着面で無い側)から押圧されることにより、固定・取付けられている構成によって、板バネ金具205の弾性領域内で確実に位置決め・固定することが可能であり、ミラーの厚みバラツキが生じても、常に一定位置で高精度に位置決め可能である。また、図8に示すように、この板バネ204は、アーチ状の突起201の側面から挿し込み、図中点線で囲む部分においてクリップされることにより取りつけられている構成としていることにより、板バネ金具205の固定にネジを必要とせず、簡素な構成で組付けでき、部品点数の低減を可能とする。加えて、仮に折返しミラー16の汚れ、破損やキズ等により、折返しミラー16を交換せざるを得ない場合でも、クリップされている板バネ金具205の外すことにより、簡単に折返しミラー16のみを取り外し可能にでき、交換容易性にも優れている。
図9は別の発明の一実施の形態例に係る画像形成装置の構成を示す概略断面図である。同図に示すように、画像形成装置のデジタル複写機300は複写機本体301と原稿自動送り装置(以下ADFと略す)302と自動仕分け装置303とを有する。複写機本体301は、原稿読取ユニット304と、上述した光走査装置305とエンジン部306と給紙ユニット307を有する。原稿読取ユニット304は光源と複数のミラーを有するキャリッジ308とレンズ309とCCD310及びバッファ311を有し、ADF302で送られた原稿を走査して読み取る。光走査装置305はレーザ光源やポリゴンミラー等を有し、画像情報を含むレーザビーム312をエンジン部306に出射する。エンジン部306は、画像形成ユニット313と1次転写ユニット314と2次転写ユニット315及び定着ユニット316を有する。画像形成ユニット313は、感光体317の周囲に配置された帯電チャージャ318と光走査装置305からのレーザビーム312の照射部とシアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y),ブラック(K)からなるカラー現像部319及びドラムクリーニング部320を有し、帯電チャージャ318で帯電した感光体317上にレーザビーム312で静電潜像を形成し、形成した静電潜像をカラー現像部319で可視化してトナー像を形成する。1次転写ユニット314は中間転写ベルト321と1次転写部322とテンションローラ323と2次転写ローラ324とクリーニング部325及び基準位置センサ326を有し、感光体317に形成されたトナー像を中間転写ベルト321に1次転写する。中間転写ベルト321は、このデジタル複写機300における最大転写紙サイズであるA3よりも大きく形成されており、使用する転写紙がA4サイズ以下の場合には、2面分のトナー像を保持することができる。この中間転写ベルト321は感光体317上のトナー像を1次転写するとき以外は図示しない接離機構によって感光体317の表面から離れ、中間転写ベルト321に画像を1次転写するときだけ感光体317の表面に圧接される。2次転写ユニット315は中間転写ベルト321に転写されたトナー像を記録紙に2次転写する。定着ユニット316は記録紙に転写されたトナー像を熱と圧力で定着する。給紙ユニット307は複数の給紙カセット327a〜327cと手差トレイ328を有し、記録紙を2次転写ユニット315に送る。ADF302は読み取る原稿を原稿読取ユニット304に送り、原稿読取ユニット304で読み取った原稿を回収する。自動仕分け装置303は複数段の仕分けビン329a〜329nを有し、画像が形成された記録紙を仕分けして排出する。
このような構成を有する画像形成装置に上述した本発明の光走査装置を搭載したことによって、ミラー取付位置を高精度に位置決めでき、光学箱の振動による画像劣化を防ぐと共に、低コストで、組付性を簡素化できる画像形成装置を提供することが可能となる。
なお、本発明は上記実施の形態例に限定されるものではなく、特許請求の範囲内の記載であれば多種の変形や置換可能であることは言うまでもない。
一般的な光走査装置の構成を示す平面図である。 図1のA−A’線断面図である。 折返しミラーの取付構造を示す部分断面図である。 折返しミラーの別の取付構造を示す部分断面図である。 本発明の一実施の形態例に係る光走査装置の構成を示す部分断面図である。 本実施の形態例の光走査装置の構成を示す部分斜視図である。 本実施の形態例の光走査装置における折返しミラー取付部分を示す拡大部分斜視図である。 本実施の形態例の光走査装置の構成を示す部分斜視図である。 別の発明の一実施の形態例に係る画像形成装置の構成を示す概略断面図である。
符号の説明
201;突起、202;開口穴、203;リブ、204;係合部、
205;板バネ金具。

Claims (9)

  1. 光源と、該光源から出射された光ビームを走査するための光偏向器と、該光偏光器により偏向走査された光ビームを被走査面に露光・走査するための、単一若しくは複数の折返しミラーとを有し、前記光源、前記光偏向器及び前記折返しミラーを光学箱内に載置し、前記折返しミラーの内少なくとも1枚は前記折返しミラーの鏡面側が前記光学箱に対して外側を向くように配置されて前記光学箱の内部に位置決めされ固定されている光走査装置であって、
    前記光学箱の内部における前記折返しミラーの取付部分に、アーチ状に形成された突起を設けていることを特徴とする光走査装置。
  2. アーチ状の前記突起の内側に、前記折返しミラーを所定の位置に位置決めするためのミラー取付基準面を設け、前記折返しミラーの鏡面が前記ミラー取付基準面に当接させて前記折返しミラーを位置決めして固定する請求項1記載の光走査装置。
  3. アーチ状の前記突起は、前記光学箱と一体形成されている請求項1又は2に記載の光走査装置。
  4. アーチ状の前記突起が形成される面内において、型抜きのための開口穴が空いている請求項1〜3のいずれかに記載の光走査装置。
  5. 前記開口穴は、アーチ状の前記突起の根元のみに形成されている請求項4に記載の光走査装置。
  6. アーチ状の前記突起の近傍には、前記光学箱の強度を増加させるための少なくとも1本以上のリブを設け、アーチ状の前記突起は前記リブと繋がっている請求項1〜5のいずれかに記載の光走査装置。
  7. アーチ状の前記突起の両側に設けられた係合部に係止される板バネ金具を用いて前記折返しミラーのミラー背面から押圧されることにより、前記折返しミラーは固定されて取り付けられている請求項1〜6のいずれかに記載の光走査装置。
  8. 前記板バネ金具は、アーチ状の前記突起の側面から挿し込み、クリップされることにより、取り付けられている請求項7記載の光走査装置。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の光走査装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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