JP2007068457A - 混ぜご飯の素及びそれを用いた混ぜご飯 - Google Patents

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Abstract


【課題】
そこで、本発明では、少なくとも調味液部と具材からなる混ぜご飯の素であって、炊飯米と混合してもべちゃべちゃとした水っぽい食感とならず、また、混ぜご飯として好ましい味・外観が得られる混ぜご飯の素及び混ぜご飯を提供することを目的としてなされてものである。
【解決手段】
少なくとも調味液部と4メッシュパス〜10メッシュオンの小片具材からなる、炊飯米に混合して使用する混ぜご飯の素であって、小片具材と炊飯米の混合質量(b)に対する調味液部の質量(a)の比(a/b)が0.1〜0.25としてある混ぜご飯の素及び混ぜご飯を提供すること。
【選択図】 なし

Description

本発明は炊飯米に混ぜるだけで手軽に混ぜご飯を作ることができる混ぜご飯の素に関する。さらに詳しくは、混ぜご飯らしい味や外観を有し、炊飯米と混合してもべちゃべちゃとした水っぽい食感とならない混ぜご飯の素及び混ぜご飯に関する。
従来、炊飯米と混ぜるだけで手軽に作ることができるような、具材と調味液部がセットになった混ぜご飯の素が市販されている。これらの混ぜご飯の素は、手軽に作って食することができるので親しまれている食品である。近年、手軽に作ることができる混ぜご飯一食分で、野菜を充分とれるような、たくさんの野菜が含まれている混ぜご飯の素及び混ぜご飯が望まれるようになってきた。
そして、特に幼児は、食がほそかったり、好き嫌いがあり、多種類のおかずを食べさせることが難しいので、混ぜご飯だけで栄養素が充足されるような野菜がたっぷり入った混ぜご飯の素及び混ぜご飯が望まれている。
そこで本発明者らは、野菜の具材を増やす、また、調味液部の野菜ペーストや野菜ジュースを増やす等の工夫を行った。しかしながら、野菜の具材を増やした場合は、炊飯米と混ぜても混ぜご飯のような味や外観とならず、好ましくなかった。また、調味液部中に野菜ジュースや野菜ペーストを混ぜた場合、水分が多くなりべちゃべちゃとした水っぽい食感となってしまい、好ましくなかった。
混ぜご飯の素の先行技術として、炊飯米に混合するだけで焼き飯が得られる粉末調味料(特許文献1)があるが、特許文献1の混ぜご飯の素は調味液が用いられておらず、混ぜ難い。
特開平10−191925号公報
そこで、本発明では、少なくとも調味液部と具材からなる混ぜご飯の素であって、炊飯米と混合してもべちゃべちゃとした水っぽい食感とならず、また、混ぜご飯として好ましい味・外観が得られる混ぜご飯の素及びそれを用いた混ぜご飯を提供することを目的としてなされてものである。
本発明者は、上記課題を解決するため、検討を重ねた結果、(1)少なくとも調味液部と4メッシュパス〜10メッシュオンの小片具材からなる、炊飯米に混合して使用する混ぜご飯の素であって、小片具材と炊飯米の混合質量(b)に対する調味液部の質量(a)の比(a/b)が0.1〜0.25としてあることを特徴とする混ぜご飯の素、(2)炊飯米(d)に対する小片具材(c)との質量比(c/d)が0.1〜0.35である(1)記載の混ぜご飯の素、(1)又は(2)の混ぜご飯の素を用いた混ぜご飯、を提供することにより、本発明の課題を解決することができたのである。
本発明の混ぜご飯の素を用いると、炊飯米と混合してもべちゃべちゃとした水っぽい食感とならず、また、混ぜご飯のような味・外観となる混ぜご飯を得ることができるという効果を奏する。更に、本発明によれば、調味料部が多くなったとしてもべちゃべちゃしないことから、野菜ジュースや野菜ペーストを含有させることができ、結果として混ぜご飯の素や混ぜご飯に野菜を多く含有させることが可能とならしめる。
以下、本発明を詳細に説明する。本発明において「%」は「質量%」、「部」は「質量部」を意味する。
本発明の混ぜご飯の素は、少なくとも調味液部と4メッシュパス〜10メッシュオンの小片具材を含有し、小片具材と炊飯米の混合質量(b)に対する調味液部の質量(a)の比(a/b)が0.1〜0.25としてあることで、べちゃべちゃとした水っぽい食感にならず、混ぜご飯として好ましい味・外観が得られる、という効果を奏するものである。
本発明の調味液部とは、通常食品に用いられている液状調味料或いは液状調味料に溶け込んだ固形物を含有しているものであり、混ぜご飯の素を篩にかけたときに10メッシュの篩を通り抜ける(10メッシュパス)ものである。より具体的には、醤油、和風だし、洋風だし、食塩、砂糖等の調味料と、トマトケチャップや、トマト、リンゴ、ニンジン等の野菜を絞ったり裏ごししたりした野菜ペーストや野菜ジュース等があげられる。この調味液部は、野菜ペーストや野菜ジュースを含有していることにより、混ぜご飯の素を製したときに野菜含有量を多くすることができる。
本発明における小片具材とは、混ぜご飯の素を篩にかけたときに4メッシュの篩を通り抜ける(4メッシュパス)が、10メッシュの篩を通り抜けない(10メッシュオン)具材のことをいう。当該大きさは、ちょうど炊飯米と同程度の大きさである。前記具材の例としては、鶏肉、牛肉、豚肉、人参、ジャガイモ、トマト、ピーマン、たまねぎ、れんこん、しいたけ、たけのこ、マッシュルーム、パイナップル、りんご等の具材を刻んだものが挙げられる。
本発明の混ぜご飯及び混ぜご飯の素に用いる炊飯米は、精白米、玄米、胚芽米等の米を炊飯器等で炊いたものであって、米粒自体の形状を維持している状態のものを指し、お粥やおじや等は含まない。本発明の混ぜご飯は、特に調理する必要はないが、食する時には温かいほうが好ましいので、冷えた炊飯米を用いるときは、炊飯米を電子レンジ等で温めてから混ぜご飯の素を混合したり、混ぜご飯の素と混合したあと温めて食してもよい。
本発明の混ぜご飯の素は、調味液部の質量(a)と小片具材と炊飯米の混合質量(b)との比が0.1〜0.25(a/b)となるように調製することが好ましい。このような比率にする理由としては、0.1より少ないと小片具材と炊飯米が多すぎて調味液部が全体に混ざり難くなり好ましくなく、また、0.25より多いと調味液部が多すぎてべちゃべちゃして水っぽくなってしまい好ましくないからである。
なお、本発明の混ぜご飯の素は、4メッシュパス〜10メッシュオンの小片具材を含有してなるが、本発明の効果を損なわない範囲で、4メッシュオンとなるような大きい具材を含有していてもかまわない。
本発明の混ぜご飯の素は、前述した小片具材(c)と炊飯米(d)との質量比(c/d)が0.1〜0.35であるとより好ましい。その理由としては、0.1より少ないと具材が少なくなり混ぜご飯の素に野菜類を多く含有させることが困難となり、0.35より多いとであると炊飯米が少なすぎて混ぜご飯として好ましい外観・味とならず、好ましくないからである。
本発明の混ぜご飯は、少なくとも調味液部と小片具材からなる混ぜご飯の素と上述した炊飯米を混合したものであり、べちゃべちゃと水っぽくならないという効果を奏するものである。更にべちゃべちゃと水っぽくならないので、野菜ペーストや野菜ジュースを多く含有させることができ、混ぜご飯の野菜含量を多くすることができる。
なぜ、混ぜご飯の素が、特定の大きさの小片具材を含有させ、小片具材と炊飯米の混合質量(b)に対する調味液部の質量(a)の比(a/b)が0.1〜0.25としてあることにより、べちゃべちゃした水っぽい食感とならないのか、定かではないが、小片具材の大きさを米粒と同程度に調整することにより、米粒と米粒の間だけでなく、具材と米粒の間に、混ぜご飯の素の調味液部がなじむことにより、調味液部が保持されて離水せず、べちゃべちゃとした水っぽい食味・食感となるのを防いでくれるのではないかと推測できる。
次に、実施例及び比較例を用いてより詳細に説明する。
<チキンライス味の混ぜご飯の素>
以下の配合により、チキンライス味の混ぜご飯の素を調製した。
まず、深めの鍋を熱して米油を敷き、鶏肉ミンチ、人参、たまねぎ、マッシュルーム、りんごを順番に加えながら炒め、トマトペースト、洋風だし、トマトケチャップ、砂糖、塩を加えて、全体がなじむように加熱する。全体に火がとおり、なじんだら、市販のレトルトパウチに50gずつ充填し、120℃で20分間加熱してレトルト処理し、本発明品の混ぜご飯の素を得た。
得られた各混ぜご飯の素50gをビーカーに入れ、そこに清水200gを静かに注ぎ、具材が壊れないように静かに攪拌して混ぜご飯の素の希釈液を調製した。次に、表1に記載してある篩を用いて、上に4メッシュ、下に10メッシュとなるように上下2段に篩を重ね、その上から希釈液を静かに流しいれた後、5分間そのまま水切りし、10メッシュ篩の上に残った具材の質量を測定し、4メッシュパス〜10メッシュオンの具材の量と調味液部の量求めた。
得られた混ぜご飯の素は、細かく刻んだ野菜類が加熱によりとけて調味液部に溶け込んだため、加熱前と比較して小片具材が少なくなり、調味液部が多くなっていた。調味液部と小片具材を篩で分けたところ、調味液部が25g、具材が25gであった。
得られた混ぜご飯の素を炊飯米150gと混合し、混ぜご飯を製した。
[配合](kg)
鶏肉ミンチ 20
人参(3.5mm角に刻んだもの) 20
たまねぎ(みじんぎり) 20
りんご(3mm角に刻んだもの) 5
マッシュルーム 5
トマトペースト 5
洋風だし 5
トマトケチャップ 15
米油 3
砂糖 2
塩 0.3
Figure 2007068457
<実施例及び比較例>
実施例1と同様にして、調味液部25g、小片具材25gを含有する混ぜご飯の素と、調味液部15g、小片具材35gを含有する混ぜご飯の素を製した。得られた混ぜご飯の素50gに炊飯米を表1のとおりに変えて、混ぜご飯を製した。
得られた混ぜご飯を試食評価した。結果を表2に示す。
表2の評価は次のとおりである。

食感・・・○:べちゃべちゃせずおいしい、×:べちゃべちゃしてしまう

混ぜご飯らしさ・・・○:混ぜご飯として好ましい外観・味である、×:混ぜご飯として好ましくない外観・味である

混ぜやすさ・・・○:混ぜやすい、×:混ぜにくい
Figure 2007068457
表2より、小片具材と炊飯米の混合質量に対する調味液部の質量比が0.1〜0.25であり、また、炊飯米の質量に対する小片具材の質量比が0.1〜0.35であると、混ぜご飯を製したときに、混ぜやすく、べちゃべちゃとした水っぽい食感とならず、混ぜご飯として好ましい味・外観が得られることが理解できる。

Claims (3)

  1. 少なくとも調味液部と4メッシュパス〜10メッシュオンの小片具材からなる、炊飯米に混合して使用する混ぜご飯の素であって、小片具材と炊飯米の混合質量(b)に対する調味液部の質量(a)の比(a/b)が0.1〜0.25としてあることを特徴とする混ぜご飯の素
  2. 炊飯米(d)に対する小片具材(c)との質量比(c/d)が0.1〜0.35である請求項1記載の混ぜご飯の素。
  3. 請求項1又は2記載の混ぜご飯の素を用いた混ぜご飯。
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