JP2007068303A - ギヤードモータ - Google Patents

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Kazunori Nishikawa
和憲 西川
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Abstract

【課題】 径方向に寸法的制約がある場合でも、トルクリミッタの強度を確保することができ、耐久性の向上を図ることができるギヤードモータを提供すること。
【解決手段】 ギヤードモータ7では、トルクリミッタ50が、遊星ホルダ34の後段であってDCモータ11の回転出力を出力する出力軸19と、出力軸側円筒部190の複数本の孔191内に保持され、ホルダ側円筒部340の外周面で軸線方向に延びた溝341内に収納可能なローラピン55と、このローラピン55を、溝341内に向けて付勢する出力軸側円筒部190の周りに保持されたコイルバネ57とからなるので、径方向に寸法的制約がある場合でも、トルクリミッタ50の強度を確保することができ、耐久性の向上を図ることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、モータの回転が減速機構を介して出力軸に伝達されるギヤードモータに関す
るものである。
洋式トイレの便座や便蓋を開閉するための駆動装置などでは、便座などに連結された出
力軸に対してモータの回転出力が減速機構によって減速して伝達されるギヤードモータが
用いられている。このようなギヤードモータでは、円筒状のケース内に配置されることが
多いため、減速機構としては、このようなケース内に収納するのに適した遊星歯車減速機
構が採用されることが多い。
しかしながら、遊星歯車減速機構は、一般的に減速比があまり大きく取れないため、減
速機構に、例えば数百分の1などといった大きな減速比が求められる場合、複数の遊星歯
車減速機構をモータ軸線方向へ直列に接続し、ケース内に収納する必要がある。さらに、出力軸の駆動中に外力が加わっても過大な力が減速機構に加わらないようにするためのトルクリミッタもモータ軸線方向へ直列に接続し、ケース内に収納する必要がある。特に、洋式トイレの便座や便蓋を開閉するための駆動装置のような比較的、径の小さいケース内にトルクリミッタを収納しようとする場合、トルクリミッタの強度が不足し、耐久性に問題がある。その結果、遊星歯車減速機構に問題がなくてもトルクリミッタに不具合が生じ、動作不良に陥ってしまうという問題点がある。
以上の問題点に鑑みて、本発明では、特に、径方向に寸法的制約がある場合でも、トルクリミッタの強度を確保することができ、耐久性の向上を図ることができるギヤードモータを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明ではモータと、減速機構と、該減速機構を介して前記モータの回転出力が減速して伝達される出力軸と前記モータから前記出力軸への動力伝達経路の途中位置にトルクリミッタを有するギヤードモータにおいて、前記トルクリミッタは、前記モータの回転出力が入力される入力側部材と、該入力側部材と同一の軸線上に配設され、該入力側部材の後段であって前記モータの回転出力を出力する出力側部材と、前記入力側部材および前記出力側部材のいずれか一方側に保持され、前記入力側部材および前記出力側部材のいずれか他方側の外周面で軸線方向に延びた溝内に収納可能なピンと、前記入力側部材および前記出力側部材のいずれか一方側に保持されて前記ピンを、前記溝内に向けて付勢する付勢部材とからなることを特徴とする。
本発明において、前記減速機構には、前記遊星歯車減速機構が含まれ、該遊星歯車減速機構の遊星ホルダを前記入力側部材とするとともに、前記出力軸を前記出力側部材とすることが好ましい。このように構成すると、減速機構を構成する遊星歯車減速機構の遊星ホルダにより入力側部材を兼用させ、かつ、出力軸により出力側部材を兼用させているので、部品点数や組立工数を減少させることができる。
本発明において、前記減速機構には、不思議遊星歯車減速機構が含まれ、前記トルクリミッタは、前記不思議遊星歯車減速機構の遊星ホルダを含む後段に配設されていることが好ましい。このように構成すると、不思議遊星歯車減速機構は、大きな減速比を得ることができる反面、出力軸の駆動中に外力が加わった場合、出力軸の過大な力が不思議遊星歯車減速機構の前段側へ伝達することができない。それ故、トルクリミッタを不思議遊星歯車減速機構の遊星ホルダを含む後段、すなわち、不思議遊星歯車減速機構の遊星ホルダを含む出力軸側に配設している。
本発明において、前記減速機構には、不思議遊星歯車減速機構または遊星歯車減速機構が含まれ、前記不思議遊歯車減速機構の遊星ホルダまたは前記遊星歯車減速機構の遊星ホルダを筒状に形成し、その外周面に内部に前記ピンを収納可能な軸線方向に延びた溝を有するとともに、その内周面に、前記出力側部材の係合部に形成された第1の摺動部が摺動する第1の摺動面を有する係合孔を有し、前記溝と前記係合孔とはモータ軸線方向に重なる位置に形成されていることが好ましい。このように構成すると、溝と係合孔とがモータ軸線方向に重なった長さだけ、モータ軸線方向への短縮化ができる。
本発明において、前記第1の摺動部は、前記係合部におけるモータ軸線方向の一部に形成されていることが好ましい。このように構成すると、第1の摺動面をモータ軸線方向の全部に形成した場合に比較し、摺動ロスを抑制することができる。
本発明においては、トルクリミッタは、前記モータの回転出力が入力される入力側部材と、該入力側部材と同一の軸線上に配設されているので、トルクリミッタの径方向への寸法を効果的に抑えて配設することができる。しかも、入力側部材の後段であってモータの回転出力を出力する出力側部材と、入力側部材および出力側部材のいずれか一方側に保持され、入力側部材および出力側部材のいずれか他方側の外周面で軸線方向に延びた溝内に収納可能なピンと、このピンを、溝内に向けて付勢する入力側部材および出力側部材のいずれか一方側に保持された付勢部材とからなるので、径方向に寸法的制約がある場合でも、トルクリミッタの強度を確保することができ、耐久性の向上を図ることができる。
図面を参照して、本発明を適用したギヤードモータを説明する。
(全体構成)
図1は、本発明が適用されたギヤードモータを便座ユニットに用いた洋式トイレの説明
図である。図2は、本発明を適用したギヤードモータの断面図である。図3(a)、(b
)、(c)、(d)は各々、図2のA−A線、B−B線、C−C線およびD−D線での断
面図である。
図1に示す洋式トイレ1は、便器本体2、水タンク3、便蓋6、便座ユニット4などか
ら構成され、便座ユニット4は、便座5と、この便座5を開閉駆動するギヤードモータ7
とを備えている。
図2において、ギヤードモータ7は、全体として円柱形状を有しており、その基端側か
ら先端側に向かって、概ね、DCモータ11、モータ軸線方向Lにおいて外径寸法が略一
定の円筒状のケース体16、およびカバー15がこの順に配置されている。カバー15か
らは先端側に向けて出力軸19の先端部が突出しており、この出力軸19の先端部は、図
1に示した便座5に連結されている。ケース体16は、DCモータ11の側に配置された
第1のケース体13と、第1のケース体13の先端側端部に固定された第2のケース体1
4とを備えており、第2のケース体14の先端側端部にはカバー15が固定されている。
DCモータ11において、モータ本体の出力側の端面には連結プレート12がネジ111
により固着されており、この連結プレート12に対しては第1のケース16の基端側端部
がネジ112により固着されている。
(減速機構の構成)
本形態のギヤードモータ7では、ケース16の内部に、DCモータ11の回転出力を減
速して出力軸19に伝達するための減速機構40が配置されており、本形態において、減
速機構40は、以下に詳述する不思議遊星歯車減速機構20と遊星歯車減速機構30とに
よって構成されている。
図2および図3(a)、(b)に示すように、まず、不思議遊星歯車減速機構20は、
中心側でDCモータ11からの駆動力が伝達される入力歯車21と、この入力歯車21の
周囲に配置されて入力歯車21によって駆動される遊星歯車22と、プレート26によっ
て遊星歯車22が回転可能に支持された軸部25を備えた遊星ホルダ27と、遊星歯車2
2の周囲で遊星歯車22を入力歯車21との間に保持して、遊星歯車22の回転を規制す
る固定内歯車23と、遊星歯車22の周囲で固定内歯車23に対してモータ軸線方向Lで
隣接配置されて遊星歯車22によって駆動される可動内歯車24とを備えている。本形態
では、2つの遊星歯車22が入力歯車21を挟んで対称位置に配置されている。
このような不思議遊星歯車減速機構20において、入力歯車21の歯数をZ1、遊星歯
車の歯数をZ2、固定内歯車23の歯数をZ3、可動内歯車24の歯数をZ4とすると、減速比は以下の式
減速比=[(Z3+Z1)/Z1]×[Z4/(Z3−Z4)]
で表され、遊星歯車減速機構30と比較して大きな減速比が得られる。例えば、各歯数を
以下の条件
入力歯車21の歯数Z1=10
遊星歯車の歯数Z2=12
固定内歯車23の歯数Z3=36
可動内歯車24の歯数Z4=34
に設定すると、減速比は78.2となる。すなわち、不思議遊星歯車減速機構20では、
遊星歯車22の数と、固定内歯車23の歯数Z3と可動内歯車24の歯数Z4の差とを等しく設定するので、遊星歯車22の数が2であれば、固定内歯車23の歯数Z3と可動内歯車24の歯数Z4の差が2であり、大きな減速比を得ることができる。
本形態において、入力歯車21は、DCモータ11のモータ軸110の先端部に固着さ
れたモータピニオンによって構成されている。固定内歯車23は第1のケース体13の内
周面に形成されている。可動内歯車24は、固定内歯車23に対してモータ軸線方向Lの
先端側で隣接する円筒状胴部241を備えたカップ形状を有し、その円筒状胴部241の内周面に内歯が形成された歯部形成部242を有している。また、円筒状胴部241の外周面は、第1のケース体の内周面に形成された摺動面131に摺動して回転する摺動部243になっている。この摺動部243は、円筒状胴部241における歯部形成部242とモータ軸線方向Lに重なる位置に形成されている。なお、可動内歯車24では、その底面部中央から先端側に向けて円筒部42が延びており、この円筒部42の内部は、金属製の支軸45が嵌め込み固定された軸孔になっている。
ここで、支軸45は、可動内歯車24に固定され、支軸45の基端側は、入力歯車21
の先端側で開口する孔内に嵌っている。また、支軸45の先端側は、後述する遊星歯車減
速機構30の遊星ホルダ34の基端側で開口する孔内に嵌っている。
遊星歯車減速機構30において、太陽歯車31は、可動内歯車24の円筒部42の外周
面に形成されており、この太陽歯車31の周りには遊星歯車32が配置されている。本形
態においては、減速機構40では後段でトルクが大きいため、その分、遊星歯車減速機構
30に大きな強度が求められることから、遊星歯車32が3つ、用いられている。これら
の遊星歯車32は、遊星ホルダ34に固着された軸体33に対して、その軸線周りに回転
可能な状態に支持プレート36によって支持されている。遊星歯車32の外側には、遊星
歯車32を太陽歯車31との間に保持して、遊星歯車32の回転を規制する固定内歯車3
5が配置されており、この固定内歯車35は第2のケース体13の内周面に所定の周り止
め構造により固定されている。なお、本形態では、遊星歯車減速機構30の減速比が5で
あるため、減速機構40全体としては減速比が391である。
(トルクリミッタなどの構成)
図2および図3(c)に示すように、遊星歯車減速機構30の遊星ホルダ34に対して
は、出力軸19が機構的に連結されており、遊星ホルダ34の回転が出力軸19に伝達さ
れる。ここで、遊星ホルダ34と出力軸19との間には、遊星ホルダ34をDCモータ1
1の回転出力が入力される入力側部材とし、出力軸19自身を出力側部材とするトルクリ
ミッタ50が構成されている。
このようなトルクリミッタ50を構成するにあたって、本形態では、図2および図3(
d)に示すように、まず、遊星ホルダ34において先端側に向けて突出するホルダ側円筒
部340の外周面にはモータ軸線方向Lに延びた複数本の溝341が断面半円弧状に形成
され、これらの溝341の各々には丸棒状のローラピン55が嵌っている。また、出力軸
19のモータ軸線方向Lの途中位置には、半径方向に広がるフランジ部195が形成され
、このフランジ部195には、基端側に延びてホルダ側円筒部340を囲む出力軸側円筒
部190が形成されている。
ここで、出力軸側円筒部190には、モータ軸線方向Lに延びた複数本の孔191が出力軸側円筒部190を半径方向で貫通するように形成されており、ホルダ側円筒部340に形成された溝341に収納されているローラピン55は、出力軸側円筒部190に形成された孔191内にも一部が嵌っている。この状態で、ローラピン55は半径方向に移動可能、すなわち、図3(d)に実線で示すように、ホルダ側円筒部340に形成された溝341に嵌った状態、および図3(d)に点線で示すように、溝341から脱出して出力軸側円筒部19に形成された孔190内に完全に移動可能な状態にある。但し、出力軸側円筒部190の周りには付勢部材としてのコイルバネ57が装着されており、コイルバネ57は、ローラピン55を溝341内に向けて付勢している。また、フランジ部195には、基端側に延びて、ホルダ側円筒部340の中心に形成された係合孔343に形成された第1の摺動面342に摺動する第1の摺動部192が形成された係合部193が形成されている。
このようにして、DCモータ11のモータ軸110の回転中心軸線、遊星ホルダ34の
回転中心軸線、および出力軸19の回転中心軸線を同一の軸線上に配置したまま、トルク
リミッタ50を構成してある。
このようなトルクリミッタ50では、遊星ホルダ34が回転した際、出力軸19に加わ
っている負荷が小さい場合には、ローラピン55が遊星ホルダ34と出力軸19とを連結
しているので、遊星ホルダ34の回転は、出力軸19にも伝達される。これに対して、遊
星ホルダ34が回転した際、出力軸19に大きな負荷が加わると、コイルバネ57のバネ
力に抗してローラピン55が遊星ホルダの溝341から脱出して遊星ホルダ34と出力軸
19との連結が解除されるので、遊星ホルダ34が回転してもトルクリミッタ50で空回
りが起こり、遊星ホルダ34の回転は出力軸19に伝達されない。その際、ローラピン5
5は、周方向で隣接する別の溝341に入り込み、再び、遊星ホルダ34と出力軸19と
を連結した状態とする。
なお、第2のケース16と出力軸19との間には、第2のケース16側に基板82が保
持されたポテンショメータ81が構成され、その検出結果は、コネクタ83を介して外部
に出力されるようになっている。また、出力軸19の外周面と第2のケース16との間に
はOリング17が配置され、カバー15と出力ケース16との間にもOリング18が配置
されている。これらのOリング17、18は、ポテンショメータ81をグリスやオイルか
ら保護するためのものである。
(本形態の主な効果)
このように構成したギヤードモータ7では、トルクリミッタ50が、DCモータ11の回転出力が入力される遊星ホルダ34と、この遊星ホルダ34と同一の軸線上に配設されているので、トルクリミッタ50を径方向への寸法を効果的に抑えて配置することができる。しかも、遊星ホルダ34の後段であってDCモータ11の回転出力を出力する出力軸19と、出力軸側円筒部190の複数本の孔191内に保持され、ホルダ側円筒部340の外周面で軸線方向に延びた溝341内に収納可能なローラピン55と、このローラピン55を、溝341内に向けて付勢する出力軸側円筒部190の周りに保持されたコイルバネ57とからなるので、径方向に寸法的制約がある場合でも、トルクリミッタ50の強度を確保することができ、耐久性の向上を図ることができる。しかも、遊星ホルダ34出力軸19によりトルクリミッタ50を構成しているので、部品点数や組立工数を減少させることができる。
さらに、本形態において、ホルダ側円筒部340の外周面に形成した溝341と係合孔343とはモータ軸線方向に重なる位置に形成されている。故に、溝341と係合孔343とがモータ軸線方向に重なった長さだけ、モータ軸線方向への短縮化ができる。
本発明において、前記第1の摺動部192は、係合部193におけるモータ軸線方向の一部に形成されているので、摺動部をモータ軸線方向Lの全部に形成した場合に比較し、摺動ロスを抑制することができる。
[その他の実施の形態]
上記実施の形態では、遊星ホルダ34においてホルダ側円筒部340の外周面に複数本の溝341を断面半円弧状に形成して、これらの溝341に丸棒状のローラピン55が嵌合される一方、このホルダ側円筒部340を囲むようにして出力軸19の出力軸側円筒部190が形成され、この出力軸側円筒部190には、孔191が半径方向に貫通するように形成され、ローラピン55が保持されている。さらに、出力軸側円筒部190の周りには付勢部材としてのコイルバネ57が装着されており、コイルバネ57により、ローラピン55が溝341内に向けて付勢されているが、必ずしもこのように構成する必要はない。具体的には、上記実施の形態とは逆に、出力軸側円筒部の外周面に複数本の溝を断面半円弧状に形成して、これらの溝に丸棒状のローラピン55を嵌合させる一方、この出力軸側円筒部を囲むようにして遊星ホルダ34のホルダ側円筒部を形成し、このホルダ側円筒部に、ローラピン55を保持する孔を形成するとともにこのホルダ側円筒部の周りにコイルバネ57を装着するように構成してもよい。
また、減速機構40が、不思議遊星歯車減速機構20および遊星歯車減速機構30とによって構成されているが、必ずしも不思議遊星歯車減速機構20および遊星歯車減速機構30とによって構成する必要はない。たとえば、1つの遊星歯車減速機構30によって構成してもよいし、1つの不思議遊星歯車減速機構30によって構成してもよい。また、2つの不思議遊星歯車減速機構20によって構成してもよいし、2つの遊星歯車減速機構20によって構成してもよい。また、モータ出力軸19の位置検出については、ポテンショメータ81に限らず、磁気センサや光学センサなどのセンサ、あるいはリーフスイッチ、リードスイッチ、マイクロスイッチなどのスイッチ類を用いてもよい。また、出力軸19に対しては、アシストバネを設け、便座の開駆動および閉駆動のうち、大きなトルクを必要とする開方向の駆動の際、付勢力を出力軸19に加えてもよい。さらに、ギヤードモータ7については便座5に限らず、便蓋6を開閉するのに用いてもよく、さらには、洋式トイレ1以外に構成された各種部材の開閉用に用いてもよい。
本発明が適用されたギヤードモータを便座ユニットに用いた洋式トイレの説明図である。 本発明を適用したギヤードモータの断面図である。 図3(a)、(b)、(c)、(d)は各々、図2のA−A線、B−B線、C−C線およびD−D線での断面図である。
符号の説明
7 ギヤードモータ
11 DCモータ(モータ)
19 出力軸(出力側部材)
20 不思議遊星歯車減速機構
30 遊星歯車減速機構
34 遊星ホルダ(入力側部材)
40 減速機構
50 トルクリミッタ
55 ローラピン(ピン)
57 コイルバネ(付勢部材)
191 係合部
192 第1の摺動部
241 円筒状胴部
341 溝
342 第1の摺動面
343 係合孔

Claims (5)

  1. モータと、減速機構と、該減速機構を介して前記モータの回転出力が減速して伝達される出力軸と前記モータから前記出力軸への動力伝達経路の途中位置にトルクリミッタを有するギヤードモータにおいて、
    前記トルクリミッタは、前記モータの回転出力が入力される入力側部材と、該入力側部材と同一の軸線上に配設され、該入力側部材の後段であって前記モータの回転出力を出力する出力側部材と、
    前記入力側部材および前記出力側部材のいずれか一方側に保持され、前記入力側部材および前記出力側部材のいずれか他方側の外周面で軸線方向に延びた溝内に収納可能なピンと、前記入力側部材および前記出力側部材のいずれか一方側に保持されて前記ピンを、前記溝内に向けて付勢する付勢部材とからなることを特徴とするギヤードモータ。
  2. 請求項1において、前記減速機構には、前記遊星歯車減速機構が含まれ、該遊星歯車減速機構の遊星ホルダを前記入力側部材とするとともに、前記出力軸を前記出力側部材としたことを特徴とするギヤードモータ。
  3. 請求項1または2において、前記減速機構には、不思議遊星歯車減速機構が含まれ、前記トルクリミッタは、前記不思議遊星歯車減速機構の遊星ホルダを含む後段に配設されていることを特徴とするギヤードモータ。
  4. 請求項1または2において、前記減速機構には、不思議遊星歯車減速機構または遊星歯車減速機構が含まれ、前記不思議遊歯車減速機構の遊星ホルダまたは前記遊星歯車減速機構の遊星ホルダを筒状に形成し、その外周面に内部に前記ピンを収納可能な軸線方向に延びた溝を有するとともに、その内周面に、前記出力側部材の係合部に形成された第1の摺動部が摺動する第1の摺動面を有する係合孔を有し、前記溝と前記係合孔とはモータ軸線方向に重なる位置に形成されていることを特徴とするギヤードモータ。
  5. 請求項4において、前記第1の摺動部は、前記係合部におけるモータ軸線方向の一部に形成されていることを特徴とするギヤードモータ。
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