JP2007066330A - 認証装置およびその方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】センサと、端末装置と、上位装置とが接続され、前記センサから入力される生体情報に基づいて、複数の生体認証が可能な認証システムであって、前記上位装置は、前記生体認証を行う場面の状況を示す認証場面情報を前記認証装置に送信する送信部を有し、前記認証装置は、前記上位装置の送信部から送信される認証場面情報を受信する受信部と、前記生体認証を行う場面を示す場面特定情報とどの生体認証を行うかを示す定義情報と対応づけて記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された場面特定情報と定義情報とを参照し、前記受信部が受信した認証場面情報に対応する場面特定情報に対応づけられた定義情報を読み出し、読み出した定義情報に従って、前記複数の生体認証のうち、生体認証を行う種類を決定する決定部を有することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
また、上記した個人認証にあっては、同一人であっても体調等により入力データにばらつきが多く、十分な確度が得られないといった欠点が指摘されていることから、複数種の生体情報を用いて個人認証を行う個人認証方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、それぞれの生体認証に関し、予め決められたパターンで、予め決められた順序で行う必要があり、このため、アプリケーションによっては非効率的であり、例えば、時間や場所に応じて生体認証の有無を決め、あるいは組合せや順序を認証対象者によって変更するといった融通性の高い利用の仕方はできなかった。
なお、外部接続される上位装置からの要求に従い、例えばICカードに格納され登録情報に基づきパラメータに従う生体認証を実行することで、上位装置は登録情報を持たずに済みセキュリティを向上させることができる。
また、符号12は、認証対象者の生体情報を読み取るセンサであり、ここで読み取られた生体情報は上位装置13によって取り込まれ、上位装置13自身が照合するか、ICカード10と通信を行ない、ICカード10によって照合される。なお、センサ12は、例えば、顔認証の場合、CCD(Charge Coupled Device)カメラや赤外線が想定され、また、指紋認証の場合、指紋をラインスキャンしながら順次取得するラインタイプや指紋全体を一度に取得するエリアタイプがあり、その中でも感熱式、静電容量時、感圧式等の各種方式がある。
CPU1は、ROM2あるいはEEPROM4に格納されたプログラムに基づき、RAM3を用いてICカード10の動作を制御するが、ここでは、主に、パラメータの登録、認証操作、そして上位装置13との通信を行う。
更に、図2中、Vccは電源、GNDはグランド、RSTはリセット、I/Oは通信(入出力)、CLKはクロックのそれぞれに関する端子を示す。また、CPU1の動作を補助するコプロセッサ(図示せず)が内蔵されても良く、この場合、データの暗号化、復号化、圧縮、伸長等を用いた高度な認証操作が可能になる。
時間認証に関し、例えば、15分単位で認証のON/OFFの設定を可能とし、また、認証方式情報は、生体認証の種類(指紋、声紋、虹彩、顔、静脈、DNA、網膜等の別)、認証優先度は認証する順番が設定されるものとする。
以下、図4、図5を参照しながら図1〜図3に示す本発明実施形態の動作について詳細に説明する。
なお、認証処理はデフォルトパターンに従う認証同様、ICカード10自身で行っても、あるいは上位装置13が行ってもよい。
本発明は、認証装置として、ICカード10の他に、携帯端末等のコンピュータを想定しており、キャッシュカード、クレジットカード、デビットカード等を使用した取引決済時における個人認証や、パスポート、運転免許証、印鑑証明等本人認証の用途に応用が可能である。
例えば、クレジットカードを用いて決済を行う場合に、場所単位(例えば、店舗単位)であって、決済金額に応じて認証方式の組み合わせを設定するようにしてもよい。具体的には、金額が△△円〜××円までが指紋認証のみ、××円以上〜○○円までが指紋認証をした後に顔認証を行う、といったようにすることができる。これにより、金額が高額になるにつれて認証方式を複数組み合わせることができるので、金額に応じたセキュリティを確保することができる。
また、パラメータの組み合わせとしては、時間帯を1つの単位とし、決済金額の範囲を示すパラメータと組み合わせるようにしてもよい。
これらパラメータの組み合わせは、認証を行うアプリケーションソフトによって決定することも可能である。
なお、外部接続される上位装置からの要求に従い、例えばICカードに格納され登録情報に基づきパラメータに従う生体認証を実行することで、上位装置は登録情報を持たずに済みセキュリティを向上させることができる。
Claims (7)
- センサと、端末装置と、上位装置とが接続され、前記センサから入力される生体情報に基づいて、複数の生体認証が可能な認証システムであって、
前記上位装置は、
前記生体認証を行う場面の状況を示す認証場面情報を前記認証装置に送信する送信部を有し、
前記認証装置は、
前記上位装置の送信部から送信される認証場面情報を受信する受信部と、
前記生体認証を行う場面を示す場面特定情報とどの生体認証を行うかを示す定義情報と対応づけて記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された場面特定情報と定義情報とを参照し、前記受信部が受信した認証場面情報に対応する場面特定情報に対応づけられた定義情報を読み出し、読み出した定義情報に従って、前記複数の生体認証のうち、生体認証を行う種類を決定する決定部
を有することを特徴とする認証システム。 - センサから入力される生体情報に基づいて複数の生体認証を行う認証装置と、上位装置とが接続される認証システムにおける認証装置であって、
前記生体認証を行う場面の状況を示す認証場面情報を前記上位装置から受信する受信部と、
前記生体認証を行う場面を示す場面特定情報とどの生体認証を行うかを示す定義情報と対応づけて記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された場面特定情報と定義情報とを参照し、前記受信部が受信した認証場面情報に対応する場面特定情報に対応づけられた定義情報を読み出し、読み出した定義情報に従って、前記複数の生体認証のうち、生体認証を行う種類を決定する決定部
を有することを特徴とする認証装置。 - 前記受信部は、認証場面情報として、第1の場面情報と第2の場面情報とを受信し、
前記記憶部に記憶される情報のうち、前記定義情報は、複数の生体認証のうち、認証に用いる生体認証の種類を示す情報を、認証を行う場面毎に記憶し、
前記決定部は、前記受信部が受信した第1の場面情報に対応する場面特定情報が設定された定義情報を読み出し、読み出した定義情報のうち、前記受信した第2の場面情報に対応する生体認証の種類を示す情報を検索し、検索された生体認証の種類に従って、生体認証を行う種類を決定する
ことを特徴とする請求項2記載の認証装置。 - 前記第1の場面情報と第2の場面情報は、異なる情報であるとともに、認証を行う場所、認証を行う時刻、認証が成立した場合に決済を行う決済金額、のうちいずれかであり、
前記記憶部に記憶される、前記場面特定情報と前記定義情報は、異なる情報であるとともに、認証を行う場所、認証を行う時間帯、決済金額の範囲のうちいずれかを示す情報を含み、
前記決定部は、認証を行う場所、認証を行う時刻、認証が成立した場合に決済を行う決済金額に応じて、生体認証の種類を決定する
ことを特徴とする請求項3記載の認証装置。 - 前記記憶部に記憶される情報のうち、前記定義情報は、複数の生体認証のうち、認証に用いる生体認証の種類とともにその順序を示す情報を、認証を行う場面毎に記憶し、
前記決定部は、前記受信部が受信した第1の場面情報に対応する場面特定情報が設定された定義情報を読み出し、読み出した定義情報のうち、前記受信した第2の場面情報に対応する生体認証の種類とその順序を示す情報を検索し、検索された生体認証の種類とその順序に従って、生体認証を行う種類とその順序を決定する
ことを特徴とする請求項2から4のうちいずれかに記載の認証装置。 - センサと、端末装置と、上位装置とが接続され、前記センサから入力される生体情報に基づいて、複数の生体認証が可能な認証システムにおける認証方法であって、
前記上位装置は、
前記生体認証を行う場面の状況を示す認証場面情報を前記認証装置に送信し、
前記認証装置は、
前記上位装置から送信される認証場面情報を受信し、
前記生体認証を行う場面を示す場面特定情報とどの生体認証を行うかを示す定義情報と対応づけて記憶する記憶部に記憶された場面特定情報と定義情報とを参照し、前記受信した認証場面情報に対応する場面特定情報に対応づけられた定義情報を読み出し、読み出した定義情報に従って、前記複数の生体認証のうち、生体認証を行う種類を決定する
ことを特徴とする認証方法。 - センサから入力される生体情報に基づいて複数の生体認証を行う認証装置と、上位装置とが接続される認証システムにおける認証装置の認証方法であって、
前記生体認証を行う場面の状況を示す認証場面情報を前記上位装置から受信し、
前記生体認証を行う場面を示す場面特定情報とどの生体認証を行うかを示す定義情報と対応づけて記憶する記憶部に記憶された場面特定情報と定義情報とを参照し、前記受信した認証場面情報に対応する場面特定情報に対応づけられた定義情報を読み出し、読み出した定義情報に従って、前記複数の生体認証のうち、生体認証を行う種類を決定する
ことを特徴とする認証方法。
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