JP2007065747A - 光電式分離型煙感知器 - Google Patents
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Abstract
【課題】光電式分離型煙感知器に防食用または防滴用のカバーを取付けるとき、その締め方によってカバーに歪みが生じることなく、カバーの密閉性を確保するとともに、取付け方法も簡単である。
【課題手段】
円盤型ベースを有する感知器本体1と、上記感知器本体1をカバーする中空円筒型を有する感知器カバー2と、上記感知器本体1と感知器カバー2との螺合部にそれぞれネジ部K1とネジ部K2を設けることによって感知器カバー2が簡単に感知器本体1と螺合する。
【選択図】 図3
【課題手段】
円盤型ベースを有する感知器本体1と、上記感知器本体1をカバーする中空円筒型を有する感知器カバー2と、上記感知器本体1と感知器カバー2との螺合部にそれぞれネジ部K1とネジ部K2を設けることによって感知器カバー2が簡単に感知器本体1と螺合する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、光電式分離型煙感知器に関し、特に光電式分離型煙感知器のカバーに関する内容である。
光電式分離型煙感知器は、通常に5〜100mの監視距離を隔てて発光素子を内蔵した投光器と、受光素子を内蔵した受光器とを対向配置している。大空間および高天井に取付けることが殆どである。
従来の感知器本体の外形は略直方体で、そのカバーの材質はプラスチックまたは金属で作られたものであり、防食および防滴の構造を有してないものである。取付け場所は腐食ガス又は水分が存在する場合、感知器本体の外側に専用の防食又は防滴カバーを感知器本体に覆い、さらにカバーの後部に専用の蓋をネジ止めで密閉する。また、既設の光電式分離型煙感知器にカバーを取付ける場合、現行の構造では、感知器を一度すべて外してからカバーを設置する必要があった(例えば、特許文献1)。
特開平4−191998号公報
上記のように構成した防食または防滴型の光電式分離型煙感知器の問題点は、カバーがネジやボルトなど複数の構成部品から成り立っており、カバーを設置する際にネジ止めをしなければならない。しかし光電式分離型煙感知器は通常スポット型感知器より体積も重量も大きく、かつ高所に設置されているので、ネジ止め程度でも容易な作業ではない。
また、従来の感知器本体の外形に合わせると、感知器カバーの形状は直方体状で作らざるを得ない。そしてカバーを設置する際に多数のネジの締めなければならないので、その締め方によって直方体のカバーに歪みが生じ、カバーの密閉性にも影響が出てくる。
さらに、既設の光電式分離型煙感知器にカバーを取付ける場合、従来の構造では、感知器本体を一度すべて外してからカバーを設置する必要があった。感知器本体を一度外すと、再度光軸調整が必要になり、多大の現場作業が必要となってしまう。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、発光素子を有する投光器と受光素子を有する受光器と対向配置して投光器から受光器に信号光を投光し、両者の間に煙が侵入して受光器に投光される信号光減衰したときはこれによって火災の発生を検知するようにした光電式分離型煙感知器において、円盤型ベースを有する感知器本体と、上記感知器本体をカバーする中空円筒型に形成され、かつ、上記感知器本体に対向する正面に透光部を有する感知器カバーと、上記感知器本体と感知器カバーとの勘合部にネジを設けることによって感知器カバーが感知器本体と螺合することを特徴とする。
また、上記感知器本体に、第1の螺合支援手段である誘導リブを設けることによって、上記感知器カバーが容易に感知器本体と螺合できることを特徴とする。
また、上記感知器カバーに、第2の螺合支援手段である掛着フォークを設けることによって、上記感知器カバーが容易に感知器本体と螺合できることを特徴とする。
また、上記感知器カバーは透明な材料で形成されることにより、感知器の指示灯の視認性を確保する構造を特徴とする。
本発明によれば、感知器本体と感知器カバーとをそれぞれ円筒型にし、両者にカバー取付け用のネジを設けることにより、感知器カバーを感知器本体に螺入するときに円周状に略均等な圧力を加え、カバーに歪みが生じることなく、カバーの密閉性を保つことができるとともに、ネジやボルト等ネジ止め用の部品点数が減らされ、機器のコストが低減できる。
また、感知器本体に予めに第1の螺合支援手段の誘導リブを設置し、感知器カバーを感知器本体に取付けるとき、感知器カバーのネジ部がこの誘導リブで感知器本体のネジ部と簡単に合わせられ、感知器カバーが正確に感知器本体に螺入される。一方、感知器カバーに予めに第2の螺合支援手段の掛着フォークを設置し、感知器カバーを感知器本体に取付けるとき、感知器カバーの掛着フォークが感知器本体を引っ掛けることができ、感知器カバーが大きくても容易に感知器本体に取付けられる。
また、上記感知器カバーは透明な材料を使用することにより、感知器の指示灯の視認性が確保され、また感知器カバーを着脱しても、感知器を外す必要がなく、光軸の再調整が不要となり、現場作業の労力が軽減できる。
この発明を実施するための実施形態1を図1から図5に示し、以下にその構成及び動作の手順を簡単に説明する。
実施形態1
図1は本発明に関わる光電式分離型煙感知器100の側面図である。この光電式分離型煙感知器100は、円筒型の感知器本体1と、中空円筒形の感知器カバー2と、壁面取付け金具3と、感知器の電源や動作状況を示す指示灯4とで構成されている。
図1は本発明に関わる光電式分離型煙感知器100の側面図である。この光電式分離型煙感知器100は、円筒型の感知器本体1と、中空円筒形の感知器カバー2と、壁面取付け金具3と、感知器の電源や動作状況を示す指示灯4とで構成されている。
感知器本体1は、投光器または受光器として発光素子または受光素子を内蔵している感知部12と、感知部12を保護し、中空円筒型を有する感知器本体カバー11と、円盤型の感知器本体ベース13とを有して、感知器本体カバー11と感知器本体ベース13との外径が異なっている。なお、感知器本体カバー11の上に誘導リブ14を設け、感知器本体ベース13の上に固定用リブ15と、ネジ部K1とを設けている(図4)。
また、感知器カバー2は、透明の材料、例えば透明無色のアクリルで作られ、掛着フォーク25と、ネジ部K2を有している(図5)。ネジ部K2の根元に密閉用のパッキンPが嵌着されている。
ネジ部K1とネジ部K2は、感知器本体と感知器カバーとの勘合部である。上記の誘導リブ14は、第1の螺合支援手段として、感知器本体カバー12の外周方向に例えば3箇所均等的に周設され、片端は斜めの形状になっており、最大外径は感知器カバー2の内径より若干小さい。一方、上記の掛着フォーク25は、第2の螺合支援手段として、感知器カバー2のネジ部K2の先端部に、外周方向に例えば3箇所均等的に突設され、上記固定用リブ15を引っ掛るように設計されている。
以下、図1の構成につき、感知器カバー2を感知器本体1に取付ける(螺合)際の動作手順を、図1ないし図3に基づいて簡単に説明する。
まず、図1のように、感知器本体1を壁面取付け金具3で壁に取付けてから、感知器カバー2を感知器本体1に対向させてカバーするようにする。
次に、図2に示すように、誘導リブ14の片端が次第に大きくなる斜めの形状を有しているため、感知器カバー2を感知器本体1に近づけるとき、感知器カバー2はこのリブ14の傾斜面14aに誘導され、遂にネジ部K1とネジ部K2とは互いに螺合可能な位置となる。すなわち感知器カバー2と感知器本体1が同軸状態の位置になっている。そしてそのとき、掛着フォーク25が固定用リブ15を引っ掛けるように設計されているので、掛着フォーク25が固定用リブ15を掛合することができ、その位置で、感知器カバー2が掛着フォーク25による掛着力で感知器本体1に固定される。したがって、たとえ作業員が手を感知器カバー2から離れてもカバーが落ちることはない。そして作業員は感知器カバー2を回転させ、容易に螺合操作を開始することができる。
最後に、図3のように感知器カバー2を回転して感知器本体1に螺入させ、パッキンPを引き締めるところに停止すれば、感知器カバー2を感知器本体1に取付けることは完了する。
この実施形態1によって、感知器カバー2を感知器本体1に螺入するとき、誘導リブ14は両者のネジの螺合位置を簡易に合わさせ、掛着フォーク25は感知器カバー2を感知器本体1の上に簡単に仮止めができ、感知器カバー2の体積が大きくても螺入作業が非常に容易になる。また従来のように多数ネジやボルト等を使用してカバーを引き締める面倒な作業は不要となるので、たとえ高所作業をしても感知器カバー2の取付けは非常に簡便になる。また、感知器本体1と感知器カバー2とをそれぞれ円筒形状にし、両者が螺合するときにカバー2に歪みが生じることなく、カバー2の密閉性を保つことができる。さらに、感知器カバー2は透明の材料で作られており、感知器カバー2をそのまま感知器本体1に装着すれば、感知器の指示灯4の確認が影響されず、光軸の再調整も不要となり、現場作業の労力が大幅に軽減することができる。
上記実施形態1における光電式分離型煙感知器100は、発光素子を有する投光器と受光素子を有する受光器と対向配置して投光器から受光器に信号光を投光し、両者の間に煙が侵入して受光器に投光される信号光減衰したときはこれによって火災の発生を検知するようにした光電式分離型煙感知器100において、円盤型ベースを有する感知器本体1と、上記感知器本体をカバーする中空円筒型に形成され、かつ、上記感知器本体に対向する正面に透光部を有する感知器カバーと、上記感知器本体と感知器カバーとの勘合部にネジを設けることによって感知器カバー2が簡単に感知器本体1と螺合することができる。
また、上記感知器本体1に、第1の螺合支援手段である誘導リブ14を設けることによって、上記感知器カバー2が容易に感知器本体1と螺合できる。
また、上記感知器カバー2に、第2の螺合支援手段である掛着フォーク25を設けることによって、上記感知器カバー2が容易に感知器本体1と螺合できる。
また、上記感知器カバー2は透明な材料を使用することにより、感知器の指示灯4の視認性を確保することができる。
ここで、感知器カバーを感知器本体に取付けるとき、ネジで螺合することを記載しているが、それに限りすることがなく、例えばネジの代わりに簡易的なフックを使用して、互いに勘合してもよい。
なお、上記螺合支援手段の誘導リブは感知器本体に設けることの代わりに、感知器カバーの内側に設けてもよい。
1 感知器本体
11 感知器本体カバー
12 感知部
13 感知器本体ベース
14 誘導リブ
15 固定用リブ
2 感知器カバー
25 掛着フォーク
3 壁面取付け金具
4 指示灯
K ネジ部
P パッキン
100 光電式分離型煙感知器
11 感知器本体カバー
12 感知部
13 感知器本体ベース
14 誘導リブ
15 固定用リブ
2 感知器カバー
25 掛着フォーク
3 壁面取付け金具
4 指示灯
K ネジ部
P パッキン
100 光電式分離型煙感知器
Claims (4)
- 発光素子を有する投光器と受光素子を有する受光器と対向配置して投光器から受光器に信号光を投光し、両者の間に煙が侵入して受光器に投光される信号光減衰したときはこれによって火災の発生を検知するようにした光電式分離型煙感知器において、
円盤型ベースを有する感知器本体と、
上記感知器本体をカバーする中空円筒型に形成され、かつ、上記感知器本体に対向する正面に透光部を有する感知器カバーと、
上記感知器本体と感知器カバーとの勘合部にネジを設けることによって感知器カバーが感知器本体と螺合することを特徴とする光電式分離型煙感知器。 - 上記感知器本体に、誘導リブを設ける第1の螺合支援手段を有することを特徴とする請求項1記載の光電式分離型煙感知器。
- 上記感知器カバーに、持着フォークを設ける第2の螺合支援手段を有することを特徴とする請求項1または2記載の光電式分離型煙感知器。
- 上記感知器カバーは透明な材料で形成されることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の光電式分離型煙感知器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005247696A JP2007065747A (ja) | 2005-08-29 | 2005-08-29 | 光電式分離型煙感知器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005247696A JP2007065747A (ja) | 2005-08-29 | 2005-08-29 | 光電式分離型煙感知器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007065747A true JP2007065747A (ja) | 2007-03-15 |
Family
ID=37927928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005247696A Pending JP2007065747A (ja) | 2005-08-29 | 2005-08-29 | 光電式分離型煙感知器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007065747A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016051361A (ja) * | 2014-09-01 | 2016-04-11 | 能美防災株式会社 | 減光式煙検知器 |
-
2005
- 2005-08-29 JP JP2005247696A patent/JP2007065747A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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