JP2007064180A - 車両の駆動力制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 運転者が加速要求した場合に、要求する駆動力を発生させ良好な加速特性を発現する。
【解決手段】 駆動力制御装置は、アクセル開度を検知して(S100)予想Gを算出して(S110)基準スロットル開度を算出するステップ(S120)と、スロットル調停処理(S130)と、パワーオンダウンシフトのときには演算用NTとして変速後の同期NTを選択するステップ(S140)と、演算用NTおよび基準スロットル開度からトルクコンバータ結合線図を用いて基準エンジントルクを算出するステップ(S150)と,基準エンジントルクから要求エンジントルクを算出するステップ(S170)と、演算用NTおよび基準エンジントルクからトルクコンバータ特性線図を用いて要求エンジン回転数を算出するステップ(S180)とを含む、プログラムを実行する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、エンジンと自動変速機とを有するパワートレーンが搭載された車両の制御装置に関し、特に、運転者の要求駆動力に対応する駆動力を出力できる駆動力制御装置に関する。
運転者のアクセルペダル操作とは独立にエンジン出力トルクを制御することが可能なエンジンと自動変速機とを備えた車両において、運転者のアクセルペダル操作量や車両の運転条件等に基づいて算出された正負の目標駆動トルクを、エンジントルクと自動変速機の変速ギヤ比で実現する「駆動力制御」という考え方がある。また、「駆動力要求型」や「駆動力ディマンド型」や「トルクディマンド方式」などと呼ばれる制御手法も、これに類する。
トルクディマンド方式のエンジン制御装置は、アクセル操作量とエンジン回転数と外部負荷とに基づき、エンジンの目標トルクを算出し、この目標トルクに応じて燃料噴射量と供給空気量とを制御する。
このようなトルクディマンド方式のエンジン制御装置では、実際は、要求出力トルクに対し、エンジンやパワートレーン系でロスとなる摩擦トルクなどの損失負荷トルクを加えて、目標発生トルクとして算出し、これを実現するように燃料噴射量と供給空気量を制御することになる。
このトルクディマンド方式のエンジン制御装置によると、車両の制御に直接作用する物理量であるエンジンのトルクを制御の基準値とすることにより、常に一定の操縦感覚を維持できる等、運転性を向上させることができる。
特開平10−325348号公報(特許文献1)は、このようなトルクディマンド方式によるエンジンのアイドル回転数制御装置を開示する。この公報に開示されたエンジンのアイドル回転数制御装置は、エンジンの実回転数を検出するエンジン回転数検出手段と、エンジンの発生すべき目標トルクを算出する目標トルク算出手段と、吸入空気量を所望の制御目標量に制御する吸入空気量制御手段と、少なくとも実エンジン回転数と目標トルクとに基づき、吸入空気量制御手段に与える制御目標量を算出する制御目標量算出手段と、所定のアイドル状態において実エンジン回転数が所定の目標アイドル回転数となるようにフィードバック制御を行うアイドル回転数制御手段と、アイドル回転数制御手段によるフィードバック制御中においては、制御目標量算出手段に入力されるエンジン回転数パラメータとして、実エンジン回転数に代えて目標アイドル回転数を与える切換手段とを備える。
このエンジンのアイドル回転数制御装置によると、通常の運転状態では、運転者のアクセル操作や摩擦損失等の要求に応じて、目標トルク算出手段が目標トルクを設定する。そして、エンジン回転数検出手段により検出される実エンジン回転数と目標トルクとに基づいて、吸入空気量の制御目標量が求められ、かつスロットル弁等からなる吸入空気量制御手段により吸入空気量が制御される。なお、燃料噴射量も目標トルクに応じて与えられる。これに対し、アイドル運転時には、アイドル回転数制御手段により、実エンジン回転数が目標アイドル回転数に近づくようにフィードバック制御が行われる。また、このアイドル制御中(フィードバック制御中)は、吸入空気量制御手段への制御目標量を算出する制御目標量算出手段に対し、切換手段を介して、エンジン回転数パラメータとして実エンジン回転数に代えてアイドル目標回転数が入力される。これにより、例えば何等かの外乱として負荷が増加し実エンジン回転数が低下した場合でも、これに伴って吸入空気量の制御目標量が小さくなることはなく、アイドル目標回転数における必要吸入空気量が確保されることになる。これにより、アイドル制御状態においては、例えば何等かの外乱として負荷が増加し実際のエンジン回転数が低下した場合でも、これに伴って目標スロットル開度が小さくなることはなく、目標アイドル回転数の維持に必要な吸入空気量が確保される。従って、安定したアイドル制御が可能となる。
特開平10−325348号公報
しかしながら、この公報に開示されたエンジンのアイドル回転数制御装置の通常の運転状態において加速する場合には、運転者のアクセル加速操作や摩擦損失等の要求に応じて、目標トルク算出手段が目標トルクが設定されて、エンジン回転数検出手段により検出される実エンジン回転数と目標トルクとに基づいて、吸入空気量の制御目標量が求められる。すなわち、実エンジン回転数に基づいてエンジンを制御する。
駆動力ディマンド方式のトルクコンバータ付き自動変速機搭載車両においてこのような加速処理を実行すると、実エンジン回転数を使用するので、動的な過渡遅れを補償した要求トルクを算出することができない。これは、実際のエンジン回転数を使用するトルクディマンド方式においては、そもそも動的遅れが補償されない制御系を構成するためである。さらに、実エンジン回転数を検知してその目標値に対する偏差をなくするような閉ループ系のフィードバック制御系においては、伝達系の周波数特性によるフィードバック遅れにより制御系が不安定(発散または振動)となることもある。
このような結果、上述した公報に開示された、実エンジン回転数を用いてトルクディマンド方式でエンジンを制御すると、加速時における十分な動的性能を発現することができないで、車両の加速遅れ感、加速不足感が発生し得る。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、運転者が加速要求した場合に、要求する駆動力を発生させ良好な加速特性を発現することができる、車両の駆動力制御装置を提供することである。
第1の発明に係る駆動力制御装置は、エンジンとエンジンにトルクコンバータを介して接続された変速機とを備えるパワートレーンを搭載した車両の駆動力を制御する。この制御装置は、エンジンの目標エンジントルクを設定するための目標トルク設定手段と、目標トルク設定手段から出力された目標エンジントルクに基づいて、エンジンを制御するための制御手段とを含む。目標トルク設定手段は、エンジンのスロットル開度およびトルクコンバータのタービン回転数に基づいて、目標エンジントルクを設定するための手段を含む。
第1の発明によると、トルクコンバータの存在によりタービン回転数の変化速度は、エンジン回転数の変化速度よりも遅くなる。これは、タービン回転数自体が変速機のギヤ比および変速機出力軸回転数に支配されるためである。このような過渡特性を有する場合において、検知された現在のエンジン回転数を用いるのではなく、トルクコンバータのタービン回転数に基づいて、目標エンジントルクを設定するようにした。このため、エンジン回転数を制御対象とした閉ループ系のフィードバック制御系を構成するのではないため、伝達系の周波数特性によるフィードバック遅れにより制御系が不安定(発散または振動)になることを回避できる。さらに、変速処理中において目標エンジントルクを算出する場合には、変速後の同期タービン回転数を用いて目標エンジントルクを算出するようにすると、タービン回転数の過渡遅れを見越して目標エンジントルクを算出できるので、過渡遅れを解消することができる。その結果、運転者が加速要求した場合に、要求する駆動力を発生させ良好な加速特性を発現することができる、車両の駆動力制御装置を提供することができる。
第2の発明に係る駆動力制御装置においては、第1の発明の構成に加えて、目標トルク設定手段は、エンジンの性能およびトルクコンバータの特性を考慮して、スロットル開度をパラメータとして、タービン回転数とタービントルクとの関係を規定した情報に基づいて、目標エンジントルクを算出するための手段を含む。
第2の発明によると、タービン回転数とタービントルクとの関係を規定したトルクコンバータ結合線図を用いて、タービン回転数からタービントルクを算出することができ、タービントルクを換算して目標エンジントルクを算出することができる。検知された現在のエンジン回転数を用いるのではなく、タービン回転数を用いるので、制御の安定化、応答性の向上を実現できる。
第3の発明に係る駆動力制御装置においては、第1の発明の構成に加えて、目標トルク設定手段は、エンジンの性能およびトルクコンバータの特性を考慮して、スロットル開度をパラメータとして、タービン回転数とタービントルクとの関係を規定したマップに基づいて、目標エンジントルクを算出するための手段を含む。
第3の発明によると、タービン回転数とタービントルクとの関係を規定したトルクコンバータ結合線図であるマップを用いて、タービン回転数からタービントルクを算出することができ、タービントルクを換算して目標エンジントルクを算出することができる。検知された現在のエンジン回転数を用いるのではなく、タービン回転数を用いるので、制御の安定化、応答性の向上を実現できる。
第4の発明に係る駆動力制御装置は、第2または3の発明の構成に加えて、変速機の変速状態を検知するための手段と、運転者のアクセル操作状態とを検知するための手段とをさらに含む。目標トルク設定手段は、変速状態およびアクセル操作状態に基づいて、目標エンジントルクを算出するために用いるタービン回転数を決定して、決定されたタービン回転数を用いて算出されたタービントルクを用いて、目標エンジントルクを算出するための手段を含む。
第4の発明によると、たとえば、アクセルペダルが踏み込まれてダウンシフトされるパワーオンダウンシフトにおいては、変速後に同期するタービン回転数を、目標エンジントルクを算出するために用いるタービン回転数であると決定する。このようにすると、目標エンジントルクを算出する場合において、変速後の同期タービン回転数を用いるので、変速制御時の目標エンジントルクの過渡遅れを回避できる。
第5の発明に係る駆動力制御装置においては、第4の発明の構成に加えて、目標トルク設定手段は、変速状態がパワーオンダウンシフト変速中であると、変速後の同期タービン回転数を用いて算出されたタービントルクを用いて、目標エンジントルクを算出するための手段を含む。
第5の発明によると、パワーオンダウンシフトにおいては、変速後に同期するタービン回転数を、目標エンジントルクを算出するために用いるタービン回転数であると決定する。このようにすると、目標エンジントルクを算出する場合において、変速後の同期タービン回転数を用いるので、変速制御時の目標エンジントルクの過渡遅れを回避できる。
第6の発明に係る駆動力制御装置においては、第4の発明の構成に加えて、目標トルク設定手段は、変速状態がオフアップシフト変速中であると、変速後の同期タービン回転数を用いて算出されたタービントルクを用いて、目標エンジントルクを算出するための手段を含む。
第6の発明によると、アクセルペダルがオフでアップシフトするオフアップシフトにおいては、変速後に同期するタービン回転数を、目標エンジントルクを算出するために用いるタービン回転数であると決定する。このようにすると、目標エンジントルクを算出する場合において、変速後の同期タービン回転数を用いるので、変速制御時の目標エンジントルクの過渡遅れを回避できる。
第7の発明に係る駆動力制御装置は、第2または3の発明の構成に加えて、変速機の一方向クラッチの状態を検知するための手段と、運転者のアクセル操作状態とを検知するための手段とをさらに含む。目標トルク設定手段は、一方向クラッチの状態およびアクセル操作状態に基づいて、目標エンジントルクを算出するために用いるタービン回転数を決定して、決定されたタービン回転数を用いて算出されたタービントルクを用いて、目標エンジントルクを算出するための手段を含む。
第7の発明によると、たとえば、一方向クラッチ(ワンウェイクラッチ)が非駆動状態のときに(再)加速要求があると、ワンウェイクラッチが駆動状態になるまでに遅れ時間が生じる。このような場合においては、変速後(ワンウェイクラッチが非駆動状態から駆動状態になる変速後)に同期するタービン回転数を、目標エンジントルクを算出するために用いるタービン回転数であると決定する。このようにすると、目標エンジントルクを算出する場合において、変速後の同期タービン回転数を用いるので、変速制御時の目標エンジントルクの過渡遅れを回避できる。
第8の発明に係る駆動力制御装置においては、第7の発明の構成に加えて、目標トルク設定手段は、一方向クラッチが非駆動状態からの再加速中であると、変速後の同期タービン回転数を用いて算出されたタービントルクを用いて、目標エンジントルクを算出するための手段を含む。
第8の発明によると、一方向クラッチが非駆動状態からの再加速中においては、変速後に同期するタービン回転数を、目標エンジントルクを算出するために用いるタービン回転数であると決定する。このようにすると、目標エンジントルクを算出する場合において、変速後の同期タービン回転数を用いるので、変速制御時の目標エンジントルクの過渡遅れを回避できる。
第9の発明に係る駆動力制御装置は、第1〜8のいずれかの発明の構成に加えて、トルクコンバータのタービン回転数と目標エンジントルクから、トルクコンバータ特性を用いて、目標エンジン回転数を算出するための手段をさらに含む。制御手段は、目標エンジントルクに加えて目標エンジン回転数に基づいて、エンジンを制御するための手段を含む。
第9の発明によると、目標エンジン回転数も算出して、目標エンジントルクと目標エンジン回転数とからエンジン逆特性を用いてスロットル開度と点火時期とを求めて、エンジンを制御することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1を参照して、本実施の形態に係る車両制御システム1000の全体ブロックについて説明する。なお、制動系、操舵系、サスペンション系などは、図示を省略している。
車両制御システム1000は、アクセル操作入力検知部1100と、PDRM(Power Train Driver Model)1200と、PTM(Power Train Manager)1400、エンジン制御部1600および変速機(ECT(Electronically Controlled Automatic Transmission))制御部1700とから構成される。
アクセル操作入力検知部1100は、運転者がエンジントルクの要求値を入力する、最も一般的なデバイスであるアクセルペダルの開度を検知する。ここで、検知されたアクセルペダル開度(以下、アクセル開度を記載する場合がある)は、PDRM1200に出力される。
PDRM1200は、ドライバモデル1210と調停部1220とを含む。アクセル操作入力検知部1100で検知されたアクセル開度に基づいて、エンジンの基準スロットル開度を、マップや関数から算出する。このマップや関数は、非線形なものである。調停部1220は、たとえばクルーズコントロールなどの運転支援部1300において算出されたエンジンの要求スロットル開度と、ドライバモデル1210にて算出された基準スロットル開度とを調停する。なお、調停部1220は、たとえば、そのときの車両の状態に基づいて、運転支援部1300において算出された要求スロットル開度と、ドライバモデル1210にて算出された基準スロットル開度とのいずれか一方を優先させたりする関数や、いずれか大きい開度を選択する関数や、いずれか小さい開度を選択する関数等で実現される。
PTM1400は、調停部1410と、エンジントルク要求部1420と、ECTのギヤ段決定部1430とを含む。
調停部1410は、たとえばVSC(Vehicle Stability Control)やVDIM(Vehicle Dynamics Integrated Management)などのブレーキ制御・車両運動補償部1500において算出されたエンジンの要求スロットル開度と、PDRM1200にて算出された要求スロットル開度とを調停する。なお、調停部1410も調停部1220と同様に、たとえば、そのときの車両の状態に基づいて、ブレーキ制御・車両運動補償部1500において算出されたエンジンの要求スロットル開度と、PDRM1200にて算出された要求スロットル開度とのいずれか一方を優先させたりする関数や、いずれか大きい開度を選択する関数や、いずれか小さい開度を選択する関数等で実現される。調停部1410で調停された要求スロットル開度に基づいて、エンジントルク要求部1420において要求エンジントルクTEREQおよび要求エンジン回転数NEREQが算出され、ギヤ段決定部1430においてギヤ段が決定される。これらについての詳細は後述する。
エンジン制御部1600は、PTM1400から入力された、要求エンジントルクTEREQおよび要求エンジン回転数NEREQに基づいてエンジンを制御する。変速制御部1700は、PTM1400から入力された、ギヤ段に基づいてECTを制御する。なおお、以下の説明では、ECTは、有段の歯車式自動変速機であるとして説明するが、自動変速機はCVT(Continuously Variable Transmission)であってもよく、その場合、ギヤ段はギヤ比となる。また、いずれの自動変速機であってもトルクコンバータを備えている。トルクコンバータは、その入力側(ポンプ側)がエンジンの出力軸に接続され、その出力側(タービン側)が自動変速機の入力軸に接続されている。
図2を参照して、図1のPTM1400の制御ブロックについて説明する。
図1の調停部1410が図2にも調停部1410として記載されている。ブレーキ制御・車両運動補償部1500からのトルク要求に基づいてエンジン特性から要求スロットル開度が算出され、この要求スロットル開度とPDRM1200にて算出された基準スロットル開度との間の調停を、調停部1410が実行する。
調停部1410で調停された要求スロットル開度に基づいて、現在タービン回転数(現在NT)を用いてトルクコンバータ結合線図から基準エンジントルクが算出されるか、変速後の同期タービン回転数(同期NT)を用いてトルクコンバータ結合線図から基準エンジントルクTEが算出される。本実施の形態に係る駆動力制御装置である車両制御システム1000においては、この基準エンジントルクTEを算出する場合に、現在タービン回転数NTを用いるのか、変速後の同期タービン回転数NTを用いるのかを、選択している点が特徴である。
なお、調停部1410で調停された要求スロットル開度に基づいて、変速判断部でECTのギヤ段が決定される。この変速判断部は、AI(Artificial Intelligence)制御機能を含む。
トルクコンバータ結合線図は、図3に示すような、たとえば、横軸をタービン回転数NT(詳しくは、タービン回転数NTは、自動変速機の出力軸回転数Nout×ギヤ比)として、縦軸をエンジントルクTTとしたマップであって、スロットル開度がパラメータである。タービン回転数NTとスロットル開度とが決定されると、一義的にトルクコンバータのタービントルクTTが算出できる。なお、図3に示すように、スロットル開度が大きいほど、同じタービン回転数NTであっても、タービントルクTTが大きくなる。なお、タービントルクTTからエンジントルクTEに換算可能である。このため、図2において、トルクコンバータ結合線図からは基準エンジントルクTEが出力されている。
図3に示すトルクコンバータ結合線図は、エンジンのトルク特性曲線(横軸がエンジン回転数NEで縦軸がエンジントルクTE)に図4に示すトルクコンバータ特性線図を重畳させたものである。なお、図4は、一般的なトルクコンバータの特性性能を表わし、tはトルク比、τはトルク容量、ηは効率をそれぞれ表わす。
2つのタービン回転数NT(現在NTまたは同期NT)のいずれかを用いて、トルクコンバータ結合線図から算出された基準エンジントルクTEは、変速制御部1700からのエンジントルク要求との間でトルク調停部により調停される。
調停されたエンジントルクが、要求エンジントルクTEREQとして、エンジン制御部1600に出力される。また、調停されたエンジントルクが、要求エンジントルクTEREQとして、エンジン制御部1600に出力される。また、調停されたエンジントルクと、2つのタービン回転数NT(現在NTまたは同期NT)のいずれかとを用いて、トルクコンバータ特性線図から、要求エンジン回転数NEREQが算出される。
エンジン制御部1600は、エンジン逆特性に基づいて、要求エンジントルクTEREQと要求エンジン回転数NEREQとを実現する、スロットル開度および点火時期を算出して、エンジンを制御する。
図5を参照して、本実施の形態に係る制御装置である車両制御システム1000において実行されるプログラムの制御構造について説明する。
ステップ(以下、ステップをSと記載する)100にて、車両制御システム1000は、アクセル入力信号を検知する。より具体的には、アクセル操作入力検知部1100により、運転者のアクセルペダルの操作量(アクセルペダル開度(アクセル開度))が検知される。
S110にて、車両制御システム1000は、車両の予想G(加速度)(予想駆動力)を算出する。より具体的には、たとえば、PDRM1200のドライバモデル1210により、アクセル開度から車両の予想G(予想駆動力)が算出される。
S120にて、車両制御システム1000は、車両の予想G(予想駆動力)から基準スロットル開度TA(予測スロットル開度TA)を算出する。より具体的には、たとえば、PDRM1200のドライバモデル1210により、車両の予想G(予想駆動力)から基準スロットル開度TAが算出される。
S130にて、車両制御システム1000は、PTM1400の調停部1410により、ブレーキ制御・車両運動補償部1500からの要求スロットル開度と、S120にて算出された基準スロットル開度TAとを調停する。
S140にて、車両制御システム1000は、PTM1400により、演算用タービン回転数NTの選択処理(現在NTまたは同期NTのいずれかを選択)を実行する。なお、この処理(サブルーチン)の詳細については後述する。
S150にて、車両制御システム1000は、PTM1400により、演算用タービン回転数NT、基準スロットル開度TAから、図3に示すトルクコンバータ結合線図を用いてタービントルクTTを算出して、それを基準エンジントルクTEに換算する。
S160にて、車両制御システム1000は、PTM1400のトルク調停部により、変速機制御部1700からの要求エンジントルクTEと、S150にて算出された基準エンジントルクTEとを調停する。このとき、たとえば、変速制御中であれば、変速機制御部1700からの要求エンジントルクTEが優先処理される。
S170にて、車両制御システム1000は、調停の結果を用いて、要求エンジントルクTEREQを算出する。
S180にて、車両制御システム1000は、演算用NT(現在NTまたは同期NTのいずれか)、基準エンジントルクTEから、図4のトルクコンバータ特性線図を用いて、要求エンジン回転数NEREQを算出する。
S190にて、車両制御システム1000は、要求エンジントルクTEREQおよび要求エンジン回転数NEREQを、エンジン制御部1600に送信する。
図6を参照して、図5のS140の演算用NT選択処理の詳細について説明する。
S300にて、車両制御システム1000は、変速制御中であるか否かを判断する。この判断は、変速制御部1700からの信号に基づいて判断される。変速指令が出力されてから変速完了までは変速制御中であると判断される。変速制御中であると判断されると(S300にてYES)、処理はS310へ移される。もしそうでないと(S300にてNO)、処理はS340へ移される。
S310にて、車両制御システム1000は、変速がダウンシフト変速であるか否かを判断する。この判断も、変速制御部1700からの信号に基づいて判断される。ダウンシフト変速であると判断されると(S310にてYES)、処理はS320へ移される。もしそうでないと(S310にてNO)、処理はS330へ移される。
S320にて、車両制御システム1000は、アクセルペダルが緩やかに踏まれたか否かを判断する。アクセルペダルが緩やかに踏まれた(パワーオンダウンシフトでない)と判断されると(S320にてYES)、処理はS340へ移される。もしそうでないと(パワーオンダウンシフトであると)(S320にてNO)、処理はS350へ移される。
S330にて、車両制御システム1000は、変速がオフアップシフト変速またはワンウェイクラッチ(OWC)非駆動状態からの再加速のいずれかであるか否かを判断する。オフアップシフト変速とは、アクセルペダルが踏まれていない状態でアップシフト変速線を横切った場合に発生する変速である。ワンウェイクラッチ(OWC)は、自動変速機内の動力伝達要素であって、一方向にのみ回転を伝達する機械要素である。非駆動状態から再加速されると非駆動状態から駆動状態になって動力が伝達される。変速がオフアップシフト変速またはワンウェイクラッチ(OWC)非駆動状態からの再加速のいずれかであると判断されると(S330にてYES)、処理はS350へ移される。もしそうでないと(S330にてNO)、処理はS340へ移される。
S340にて、車両制御システム1000は、演算用タービン回転数NTに現在タービン回転数NTを代入する。S350にて、車両制御システム1000は、演算用タービン回転数NTに同期タービン回転数NT(変速後の同期回転数)を代入する。S340およびS350の処理後、処理は図5のS150へ移される。
以上のような構造およびフローチャートに基づく本実施の形態に係る制御装置である車両制御システム1000を搭載した車両の動作について説明する。
運転者がこの車両を運転中にアクセルペダルを操作すると、アクセル開度が検知され(S100)、予想G(予想加速度)が算出され(S110)、基準スロットル開度TAが算出される(S120)。他システムにおける基準スロットル開度との間で調停処理が実行されて(S130)、基準スロットル開度が決定される。
[変速制御中でない場合]
変速制御中でない場合には(S300にてNO)、基準エンジントルクTE(図3のトルクコンバータ結合線図のタービントルクTTを換算して算出される)を算出するための演算用タービン回転数NTとして現在のタービン回転数NTが代入される。
図3に示すトルクコンバータ結合線図を用いて、演算用タービン回転数NTと基準スロットル階度TAとから基準タービントルクTTが算出され、この基準タービントルクTTを換算して基準エンジントルクTEが算出される。
基準エンジントルクTEが調停されて(S160)、調停されたエンジントルクTEが要求エンジントルクTEREQとして算出される(S170)。図4に示すトルクコンバータ特性線図を用いて、演算用タービン回転数NT、基準エンジントルクTEとから要求エンジン回転数NEREQが算出される(S180)。
エンジン制御部1600に、要求エンジントルクTEREQおよび要求エンジン回転数NEREQが送信されて、エンジンが制御される。
変速制御中でない場合には変速による過渡遅れが発生しないので、演算用タービン回転数NTとして現在のタービン回転数NTを用いても、特に応答性が低下することがない。
[変速制御中であるがオフアップシフトでもOWC非駆動からの再加速でもない場合]
変速制御中であるが(S300にてYES)、ダウンシフト変速でなく(S310にてNO)、オフアップシフトでもワンウェイクラッチ非駆動からの再加速でもない場合(S330にてNO)、基準エンジントルクTEを算出するための演算用タービン回転数NTとして現在のタービン回転数NTが代入される。
変速制御中であっても、オフアップシフトでもワンウェイクラッチ非駆動からの再加速でもない場合には、過渡遅れが発生しにくいので、演算用タービン回転数NTとして現在のタービン回転数NTを用いても、特に応答性が低下することがない。
[ダウンシフト変速制御中であるがパワーオンダウンシフトでない場合]
変速制御中であって(S300にてYES)、ダウンシフト変速であって(S310にてYES)、アクセルペダルが緩やかに踏まれている場合(S320にてYES)には、パワーオンダウンシフトではないので、基準エンジントルクTEを算出するための演算用タービン回転数NTとして現在のタービン回転数NTが代入される。
ダウンシフト変速制御中であっても、パワーオンダウンシフトでない場合には、過渡遅れが発生しにくいので、演算用タービン回転数NTとして現在のタービン回転数NTを用いても、特に応答性が低下することがない。
[パワーオンダウンシフト、オフアップシフト、OWC非駆動からの再加速の場合]
変速制御中であって(S300にてYES)、ダウンシフト変速であって(S310にてYES)、アクセルペダルが緩やかに踏まれていない場合(S320にてNO)には、パワーオンダウンシフトであって、基準エンジントルクTEを算出するための演算用タービン回転数NTとして変速後の回転数に同期後のタービン回転数NTが代入される。
変速制御中であって(S300にてYES)、ダウンシフト変速でないが(S310にてNO)、オフアップシフトまたはワンウェイクラッチ非駆動からの再加速である場合(S330にてYES)、基準エンジントルクTEを算出するための演算用タービン回転数NTとして変速後の回転数に同期後のタービン回転数NTが代入される。
このような変速や、ワンウェイクラッチが非駆動状態から駆動状態に変更されるのに時間を必要として過渡遅れが発生する。このため、過渡遅れを先読みして変速後の駆動力を要求しておく。そのために、基準エンジントルクTEを算出するための演算用タービン回転数NTとして変速後の同期タービン回転数NTが用いられる。特に、タービン回転数の変化速度はエンジン回転数の変化速度に対して遅いので、このような変速や、ワンウェイクラッチが非駆動状態から再加速において、現在のタービン回転数NTを用いて基準エンジントルクTEを算出していたのでは、応答遅れが大きくなる。しかしながら、同期タービン回転数を用いることにより、タービン回転数の変化分を先読みして要求エンジントルクTEを算出しているので、応答遅れが発生しにくい。その結果、応答遅れを補償できるので、加速遅れ感、加速不足感を解消できる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲はした説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本実施の形態に係る車両制御システムの全体ブロック図である。 図1のパワートレーンマネージャの制御ブロック図である。 トルクコンバータの結合線図である。 トルクコンバータの特性線図である。 本実施の形態に係る車両制御システムで実行されるプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 図5のS140のサブルーチンプログラムの制御構造を示すフローチャートである。
符号の説明
1000 車両制御システム、1100 アクセル操作検知部、1200 PDRM、1210 ドライバモデル、1220 調停部、1300 運転支援部、1400 PTM、1410 調停部、1420 エンジントルク要求部、1430 ギヤ段決定部、1500 ブレーキ制御・車両運動補償部、1600 エンジン制御部、1700 変速制御部。

Claims (9)

  1. エンジンと前記エンジンにトルクコンバータを介して接続された変速機とを備えるパワートレーンを搭載した車両の駆動力制御装置であって、
    前記エンジンの目標エンジントルクを設定するための目標トルク設定手段と、
    前記目標トルク設定手段から出力された目標エンジントルクに基づいて、前記エンジンを制御するための制御手段とを含み、
    前記目標トルク設定手段は、前記エンジンのスロットル開度およびトルクコンバータのタービン回転数に基づいて、前記目標エンジントルクを設定するための手段を含む、車両の駆動力制御装置。
  2. 前記目標トルク設定手段は、前記エンジンの性能および前記トルクコンバータの特性を考慮して、スロットル開度をパラメータとして、タービン回転数とタービントルクとの関係を規定した情報に基づいて、前記目標エンジントルクを算出するための手段を含む、請求項1に記載の車両の駆動力制御装置。
  3. 前記目標トルク設定手段は、前記エンジンの性能および前記トルクコンバータの特性を考慮して、スロットル開度をパラメータとして、タービン回転数とタービントルクとの関係を規定したマップに基づいて、前記目標エンジントルクを算出するための手段を含む、請求項1に記載の車両の駆動力制御装置。
  4. 前記駆動力制御装置は、
    前記変速機の変速状態を検知するための手段と、
    運転者のアクセル操作状態とを検知するための手段とをさらに含み、
    前記目標トルク設定手段は、前記変速状態および前記アクセル操作状態に基づいて、前記目標エンジントルクを算出するために用いるタービン回転数を決定して、前記決定されたタービン回転数を用いて算出されたタービントルクを用いて、前記目標エンジントルクを算出するための手段を含む、請求項2または3に記載の車両の駆動力制御装置。
  5. 前記目標トルク設定手段は、前記変速状態がパワーオンダウンシフト変速中であると、変速後の同期タービン回転数を用いて算出されたタービントルクを用いて、前記目標エンジントルクを算出するための手段を含む、請求項4に記載の車両の駆動力制御装置。
  6. 前記目標トルク設定手段は、前記変速状態がオフアップシフト変速中であると、変速後の同期タービン回転数を用いて算出されたタービントルクを用いて、前記目標エンジントルクを算出するための手段を含む、請求項4に記載の車両の駆動力制御装置。
  7. 前記駆動力制御装置は、
    前記変速機の一方向クラッチの状態を検知するための手段と、
    運転者のアクセル操作状態とを検知するための手段とをさらに含み、
    前記目標トルク設定手段は、前記一方向クラッチの状態およびアクセル操作状態に基づいて、前記目標エンジントルクを算出するために用いるタービン回転数を決定して、前記決定されたタービン回転数を用いて算出されたタービントルクを用いて、前記目標エンジントルクを算出するための手段を含む、請求項2または3に記載の車両の駆動力制御装置。
  8. 前記目標トルク設定手段は、前記一方向クラッチが非駆動状態からの再加速中であると、変速後の同期タービン回転数を用いて算出されたタービントルクを用いて、前記目標エンジントルクを算出するための手段を含む、請求項7に記載の車両の駆動力制御装置。
  9. 前記駆動力制御装置は、トルクコンバータのタービン回転数と目標エンジントルクから、トルクコンバータ特性を用いて、目標エンジン回転数を算出するための手段をさらに含み、
    前記制御手段は、前記目標エンジントルクに加えて前記目標エンジン回転数に基づいて、前記エンジンを制御するための手段を含む、請求項1〜8のいずれかに記載の車両の駆動力制御装置。
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