JP2007030679A - 車両のロックアップ制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ロックアップ機構付きのトルクコンバータを有する車両において、できる限りロックアップを継続できるようにして、燃費を向上する。
【解決手段】 現在の車両運転条件でのロックアップ時タービントルクtTt1’と、非ロックアップ時タービントルクtTt2’とを算出する(S5〜S7)。これらを比較し(S8)、ロックアップ時タービントルクtTt1’が非ロックアップ時タービントルクtTt2’より小さくなる場合に、エンジントルクを増大側に補正して(S12、S16)、トルクコンバータのロックアップを継続させる(S17)。
【選択図】 図3
【解決手段】 現在の車両運転条件でのロックアップ時タービントルクtTt1’と、非ロックアップ時タービントルクtTt2’とを算出する(S5〜S7)。これらを比較し(S8)、ロックアップ時タービントルクtTt1’が非ロックアップ時タービントルクtTt2’より小さくなる場合に、エンジントルクを増大側に補正して(S12、S16)、トルクコンバータのロックアップを継続させる(S17)。
【選択図】 図3
Description
本発明は、エンジンの出力軸と変速機の入力軸との間にロックアップ機構付きのトルクコンバータを備える車両のロックアップ制御装置に関する。
特許文献1に記載のロックアップ制御装置では、加速時にアクセルを踏込むと、ロックアップしているシーンでは、変速線の関係でロックアップを解除し、トルコン特性を使って加速していく。
また、加速時のアクセルの踏込みによっては、急踏み判定によりロックアップを解除し、トルコン特性を使って加速していく。
特開平11−108175号公報
また、加速時のアクセルの踏込みによっては、急踏み判定によりロックアップを解除し、トルコン特性を使って加速していく。
しかしながら、上記の制御では、アクセルの踏込みからの加速要求に対して、エンジンでは加速できるぐらいの余裕トルクがあるにもかかわらず、ロックアップを解除して加速していくため、トルクコンバータでの滑りによる燃費悪化があった。
本発明は、できる限り、ロックアップを継続できるようにして、燃費向上を図ることを目的とする。
本発明は、できる限り、ロックアップを継続できるようにして、燃費向上を図ることを目的とする。
このため、本発明では、現在の車両運転条件でトルクコンバータをロックアップ状態とする場合のタービントルク(ロックアップ時タービントルク)と、現在の車両運転条件でトルクコンバータを非ロックアップ状態とする場合のタービントルク(非ロックアップ時タービントルク)とを算出し、これらを比較して、ロックアップ時タービントルクが非ロックアップ時タービントルクより小さくなる場合に、エンジントルクを増大側に補正して、トルクコンバータのロックアップを継続させる構成とする。
本発明によれば、ロックアップ解除変速線やアクセル急踏み判定によるロックアップ解除制御に依存せず、エンジントルクを制御して、ロックアップ領域を拡大することにより、定常及び加速時におけるロックアップ頻度を増大し、燃費を向上させることができる。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態を示す車両駆動系のシステム図である。
車両に搭載されるエンジン(内燃機関)1は、その吸気通路2に吸入空気量制御用の電制スロットル弁3を備え、その開度は、エンジンコントロールユニット(ECU)11により制御される。エンジン1の燃料供給系については図示及び説明を省略するが、ECU11により吸入空気量に対し所望の空燃比となるように供給燃料量が制御される。
図1は本発明の一実施形態を示す車両駆動系のシステム図である。
車両に搭載されるエンジン(内燃機関)1は、その吸気通路2に吸入空気量制御用の電制スロットル弁3を備え、その開度は、エンジンコントロールユニット(ECU)11により制御される。エンジン1の燃料供給系については図示及び説明を省略するが、ECU11により吸入空気量に対し所望の空燃比となるように供給燃料量が制御される。
エンジン1の出力軸(クランク軸)4は、トルクコンバータ5を介して、自動変速機6の入力軸7に接続される。
トルクコンバータ5は、入力側のポンプインペラ5Aと、出力側のタービンランナ5Bとを備え、更にこれらを直結可能なロックアップ機構(ロックアップクラッチ)5Cを備えている。
トルクコンバータ5は、入力側のポンプインペラ5Aと、出力側のタービンランナ5Bとを備え、更にこれらを直結可能なロックアップ機構(ロックアップクラッチ)5Cを備えている。
自動変速機6は、トルクコンバータ5の出力側(タービン側)の回転を変速して伝達する有段もしくは無段の変速機で、その出力軸8の回転は、ディファレンシャルギア9を介して車輪10に伝達される。
自動変速機6の変速位置(変速比)の制御と、ロックアップクラッチ5Cによるロックアップの制御は、自動変速機コントロールユニット(ATCU)12によりなされる。
自動変速機6の変速位置(変速比)の制御と、ロックアップクラッチ5Cによるロックアップの制御は、自動変速機コントロールユニット(ATCU)12によりなされる。
ECU11には、アクセルペダルの踏込み量(アクセル開度APO)を検出するアクセル開度センサ13からアクセル開度信号が入力されている。このアクセル開度信号からアイドルスイッチ信号を生成可能である。また、エンジン1の出力軸4の回転を検出するクランク角センサ14からクランク角信号が入力されている。クランク角信号からエンジン回転数Neを算出可能である。また、エアコン、オルタネータ等の補機負荷のON/OFF状態を検出する補機負荷スイッチ15からON/OFF信号が入力されている。
また、ATCU12には、シフトセレクタのシフト位置(N、D等)を検出するシフト位置センサ16、変速機入力軸7の回転数(トルクコンバータ5の出力側のタービン回転数Nt)を検出する変速機入力軸回転センサ(タービン回転センサ)17、変速機出力軸8の回転数(車速VSP)を検出する変速機出力軸回転センサ(車速センサ)18から各検出信号が入力されている。尚、自動変速機6の変速比を検出する変速比センサを有する場合は、変速機出力軸回転数と変速比との積により、タービン回転数Ntを算出可能である。
また、ECU11とATCU12は、通信線19を介して接続され、それぞれに入力される検出信号を含む内部情報を互いに送受信しつつ、協調制御を行う。
次にECU11及びATCU12によるロックアップ制御について、図2〜図4のフローチャートにより説明する。
S1(図2)では、ロックアップ許可条件の判定のため、車速VSPを読込み、これがロックアップ許可車速(例えば16Km/h)以上か否かを判定する。
次にECU11及びATCU12によるロックアップ制御について、図2〜図4のフローチャートにより説明する。
S1(図2)では、ロックアップ許可条件の判定のため、車速VSPを読込み、これがロックアップ許可車速(例えば16Km/h)以上か否かを判定する。
また、S2では、同じくロックアップ許可条件の判定のため、アクセルON(アイドルスイッチOFF)か否かを判定する。
S1での判定で、VSP<ロックアップ許可車速の場合、又は、S2での判定で、アクセルOFF(アイドルスイッチON)の場合は、ロックアップ許可条件ではないため、S3へ進んで、非ロックアップ(ロックアップクラッチ開放)とする。
S1での判定で、VSP<ロックアップ許可車速の場合、又は、S2での判定で、アクセルOFF(アイドルスイッチON)の場合は、ロックアップ許可条件ではないため、S3へ進んで、非ロックアップ(ロックアップクラッチ開放)とする。
S1での判定で、車速VSPがロックアップ許可車速以上であり、かつ、S2での判定で、アクセルON(アイドルスイッチOFF)の場合は、ロックアップ許可条件であるとして、S4へ進む。
S4では、アクセル開度APOが所定の閾値以上、又はアクセル開度の変化量(アクセル操作速度)ΔAPOが所定の閾値以上か否かを判定する。これは、通常条件の場合と、運転者の加速要求レベルが大きい場合とで、制御を異ならせるためである。
S4では、アクセル開度APOが所定の閾値以上、又はアクセル開度の変化量(アクセル操作速度)ΔAPOが所定の閾値以上か否かを判定する。これは、通常条件の場合と、運転者の加速要求レベルが大きい場合とで、制御を異ならせるためである。
通常条件の場合(APO<閾値又はΔAPO<閾値の場合)は、S5(図3)へ進み、運転者の加速要求レベルが大きい場合(APO≧閾値又はΔAPO≧閾値の場合)は、S19(図4)へ進む。
先ず通常条件の場合の図3のフローについて説明する。
S5では、ロックアップ時目標エンジントルクtTe1と、非ロックアップ時目標エンジントルクtTe2とを、それぞれ算出する。
先ず通常条件の場合の図3のフローについて説明する。
S5では、ロックアップ時目標エンジントルクtTe1と、非ロックアップ時目標エンジントルクtTe2とを、それぞれ算出する。
ロックアップ時目標エンジントルクtTe1は、図5(b)に示すようなマップを参照し、アクセル開度APOとエンジン回転数Neとから、算出する(次式参照)。
tTe1=f(APO、Ne)
非ロックアップ時目標エンジントルクtTe2は、トルクコンバータの容量係数τと、エンジン回転数Ne(の二乗値)とから、次式により算出する。
tTe1=f(APO、Ne)
非ロックアップ時目標エンジントルクtTe2は、トルクコンバータの容量係数τと、エンジン回転数Ne(の二乗値)とから、次式により算出する。
tTe2=τ×Ne×Ne
尚、トルク容量係数τは、トルクコンバータの速度比e(=トルクコンバータの出力軸回転数/入力軸回転数=タービン回転数Nt/エンジン回転数Ne)に基づき、所定のテーブルを参照して求められる。
S6では、ロックアップ時目標エンジントルクtTe1及び非ロックアップ時目標エンジントルクtTe2に対し、補機負荷分のトルク(HOS)を加算して、補機負荷分を含むロックアップ時目標エンジントルクtTe1’及び非ロックアップ時目標エンジントルクtTe2’をそれぞれ算出する(次式参照)。
尚、トルク容量係数τは、トルクコンバータの速度比e(=トルクコンバータの出力軸回転数/入力軸回転数=タービン回転数Nt/エンジン回転数Ne)に基づき、所定のテーブルを参照して求められる。
S6では、ロックアップ時目標エンジントルクtTe1及び非ロックアップ時目標エンジントルクtTe2に対し、補機負荷分のトルク(HOS)を加算して、補機負荷分を含むロックアップ時目標エンジントルクtTe1’及び非ロックアップ時目標エンジントルクtTe2’をそれぞれ算出する(次式参照)。
tTe1’=tTe1+HOS
tTe2’=tTe2+HOS
S7では、補機負荷分を含むロックアップ時目標エンジントルクtTe1’及び非ロックアップ時目標エンジントルクtTe2’に対し、トルク比t(但し、ロックアップ時はt=1)を乗算して、ロックアップ時タービントルクtTt1’及び非ロックアップ時タービントルクtTt2’をそれぞれ算出する(次式参照)。
tTe2’=tTe2+HOS
S7では、補機負荷分を含むロックアップ時目標エンジントルクtTe1’及び非ロックアップ時目標エンジントルクtTe2’に対し、トルク比t(但し、ロックアップ時はt=1)を乗算して、ロックアップ時タービントルクtTt1’及び非ロックアップ時タービントルクtTt2’をそれぞれ算出する(次式参照)。
tTt1’=tTe1’×1
tTt2’=tTe2’×t
尚、非ロックアップ時のトルク比tは、トルクコンバータの速度比e(=タービン回転数Nt/エンジン回転数Ne)に基づき、図5(c)に示すようなテーブルを参照して求められる。
tTt2’=tTe2’×t
尚、非ロックアップ時のトルク比tは、トルクコンバータの速度比e(=タービン回転数Nt/エンジン回転数Ne)に基づき、図5(c)に示すようなテーブルを参照して求められる。
S8では、ロックアップ時タービントルクtTt1’と、非ロックアップ時タービントルクtTt2’とを比較し、その大小を判定する。
ロックアップ時タービントルクtTt1’≧非ロックアップ時タービントルクtTt2’の場合は、ロックアップすることが望ましいので、S9へ進む。
S9では、補機負荷分を含むロックアップ時目標エンジントルクtTe1’が高負荷側に設定された燃料増量域に入るか否かを、閾値との比較により、判定する。燃料増量域とは、出力空燃比を得るため、空燃比をリッチ側に設定する領域であり(図5(b)参照)、燃費が悪化する。
ロックアップ時タービントルクtTt1’≧非ロックアップ時タービントルクtTt2’の場合は、ロックアップすることが望ましいので、S9へ進む。
S9では、補機負荷分を含むロックアップ時目標エンジントルクtTe1’が高負荷側に設定された燃料増量域に入るか否かを、閾値との比較により、判定する。燃料増量域とは、出力空燃比を得るため、空燃比をリッチ側に設定する領域であり(図5(b)参照)、燃費が悪化する。
補機負荷分を含むロックアップ時目標エンジントルクtTe’が燃料増量域に入らない場合は、そのまま、S17へ進み、ロックアップ(ロックアップクラッチ締結)とする。
補機負荷分を含むロックアップ時目標エンジントルクtTe1’が燃料増量域に入る場合は、そのままロックアップしても、燃費が悪化するので、S10へ進む。
S10では、補機負荷をカットした場合のロックアップ時目標エンジントルクtTe1が燃料増量域に入るか否かを、閾値との比較により、判定する。
補機負荷分を含むロックアップ時目標エンジントルクtTe1’が燃料増量域に入る場合は、そのままロックアップしても、燃費が悪化するので、S10へ進む。
S10では、補機負荷をカットした場合のロックアップ時目標エンジントルクtTe1が燃料増量域に入るか否かを、閾値との比較により、判定する。
tTe1が燃料増量域に入らない場合は、S11で、補機負荷をカット(エアコンやオルタネータを一時停止)した後、S17へ進み、ロックアップ(ロックアップクラッチ締結)とする。
tTe1が燃料増量域に入る場合は、補機負荷をカットしてロックアップしても、燃費が悪化するので、S18へ進み、非ロックアップ(ロックアップクラッチ開放)とする。
tTe1が燃料増量域に入る場合は、補機負荷をカットしてロックアップしても、燃費が悪化するので、S18へ進み、非ロックアップ(ロックアップクラッチ開放)とする。
S8での判定で、ロックアップ時タービントルクtTt1’<非ロックアップ時タービントルクtTt2’の場合は、エンジントルクを増大側に補正して、ロックアップを継続することが望ましいので、S12へ進む。
S12では、ロックアップ時タービントルクtTt1’≧非ロックアップ時タービントルクtTt2’となるような、エンジントルクが得られるように、エンジントルク補正量ΔtTe1を算出し、補機負荷分を含むロックアップ時目標エンジントルクtTe1’に加算することで、エンジントルクを増大させる場合のロックアップ時目標エンジントルクtTe1”を算出する(次式参照)。
S12では、ロックアップ時タービントルクtTt1’≧非ロックアップ時タービントルクtTt2’となるような、エンジントルクが得られるように、エンジントルク補正量ΔtTe1を算出し、補機負荷分を含むロックアップ時目標エンジントルクtTe1’に加算することで、エンジントルクを増大させる場合のロックアップ時目標エンジントルクtTe1”を算出する(次式参照)。
ΔtTe1=(tTt2’−tTt1’)/1
tTe1”=tTe1’+ΔtTe1
S13では、エンジントルクを増大させる場合のロックアップ時目標エンジントルクtTe1”が高負荷側の燃料増量域に入るか否かを、閾値との比較により、判定する。
エンジントルクを増大させる場合のロックアップ時目標エンジントルクtTe1”が燃料増量域に入らない場合は、S16へ進んで、エンジントルクを増大させた後、S17でロックアップ(ロックアップクラッチ締結)とする。この場合のS16でのエンジントルクの増大分は、ΔtTe1である。尚、エンジントルクの増大は、増大側に補正された目標エンジントルクに従って、スロットル開度を増大させることによって行う。
tTe1”=tTe1’+ΔtTe1
S13では、エンジントルクを増大させる場合のロックアップ時目標エンジントルクtTe1”が高負荷側の燃料増量域に入るか否かを、閾値との比較により、判定する。
エンジントルクを増大させる場合のロックアップ時目標エンジントルクtTe1”が燃料増量域に入らない場合は、S16へ進んで、エンジントルクを増大させた後、S17でロックアップ(ロックアップクラッチ締結)とする。この場合のS16でのエンジントルクの増大分は、ΔtTe1である。尚、エンジントルクの増大は、増大側に補正された目標エンジントルクに従って、スロットル開度を増大させることによって行う。
エンジントルクを増大させる場合のロックアップ時目標エンジントルクtTe1”が燃料増量域に入る場合は、そのままエンジントルクを増大させてロックアップしても、燃費が悪化するので、S14へ進む。
S14では、補機負荷をカットした場合のロックアップ時目標エンジントルクであるtTe1”−HOSが燃料増量域に入るか否かを、閾値との比較により、判定する。
S14では、補機負荷をカットした場合のロックアップ時目標エンジントルクであるtTe1”−HOSが燃料増量域に入るか否かを、閾値との比較により、判定する。
tTe1”−HOSが燃料増量域に入らない場合は、S15で、補機負荷をカット(エアコンやオルタネータを一時停止)してから、S16へ進んで、エンジントルクを増大させた後、S17でロックアップ(ロックアップクラッチ締結)とする。この場合のエンジントルクの増大分は、ΔtTe1−HOSである。
tTe1”−HOSが燃料増量域に入る場合は、補機負荷をカットしてからエンジントルクを増大させてロックアップしても、燃費が悪化するので、S18へ進み、非ロックアップ(ロックアップクラッチ開放)とする。
tTe1”−HOSが燃料増量域に入る場合は、補機負荷をカットしてからエンジントルクを増大させてロックアップしても、燃費が悪化するので、S18へ進み、非ロックアップ(ロックアップクラッチ開放)とする。
次に加速要求レベルが大きい場合の図4のフローについて説明する。
S19では、S5と同様に、ロックアップ時目標エンジントルクtTe1と、非ロックアップ時目標エンジントルクtTe2とを、それぞれ算出する。
S20では、ロックアップ時目標エンジントルクtTe1及び非ロックアップ時目標エンジントルクtTe2に対し、トルク比t(但し、ロックアップ時はt=1)を乗算して、ロックアップ時タービントルクtTt1及び非ロックアップ時タービントルクtTt2をそれぞれ算出する(次式参照)。
S19では、S5と同様に、ロックアップ時目標エンジントルクtTe1と、非ロックアップ時目標エンジントルクtTe2とを、それぞれ算出する。
S20では、ロックアップ時目標エンジントルクtTe1及び非ロックアップ時目標エンジントルクtTe2に対し、トルク比t(但し、ロックアップ時はt=1)を乗算して、ロックアップ時タービントルクtTt1及び非ロックアップ時タービントルクtTt2をそれぞれ算出する(次式参照)。
tTt1=tTe1×1
tTt2=tTe2×t
S21では、ロックアップ時タービントルクtTt1と非ロックアップ時タービントルクtTt2とのうちから大きい方を選択(セレクトハイ)し、これに加速要求係数αを乗算して、目標タービントルクFmaxを算出する(次式参照)。
tTt2=tTe2×t
S21では、ロックアップ時タービントルクtTt1と非ロックアップ時タービントルクtTt2とのうちから大きい方を選択(セレクトハイ)し、これに加速要求係数αを乗算して、目標タービントルクFmaxを算出する(次式参照)。
Fmax=MAX(tTt1,tTt2)×α
セレクトハイにより、目標タービントルクは、常に、また複雑な比較演算を省略した上で、大側に設定される。
加速要求係数αは、アクセル開度APO又はアクセル開度の変化量(アクセル操作速度)ΔAPOに応じて設定し、APO又はΔAPOが大きくなるほど大きく設定する。また、加速要求係数αは、車速VSPに応じて変化させ、車速VSPが大きくなるほど減少させる。より具体的には、アクセル開度APOと車速VSPとをパラメータとして加速要求係数α1を定めたマップと、アクセル開度の変化量(アクセル操作速度)ΔAPOと車速VSPとをパラメータとして加速要求係数α2を定めたマップとを用いて、両方から検索し、α1とα2とのうち大きい方を加速要求係数α=MAX(α1,α2)とする。この加速要求係数αによって、トルクアップ分を含んだ目標タービントルクを算出している。
セレクトハイにより、目標タービントルクは、常に、また複雑な比較演算を省略した上で、大側に設定される。
加速要求係数αは、アクセル開度APO又はアクセル開度の変化量(アクセル操作速度)ΔAPOに応じて設定し、APO又はΔAPOが大きくなるほど大きく設定する。また、加速要求係数αは、車速VSPに応じて変化させ、車速VSPが大きくなるほど減少させる。より具体的には、アクセル開度APOと車速VSPとをパラメータとして加速要求係数α1を定めたマップと、アクセル開度の変化量(アクセル操作速度)ΔAPOと車速VSPとをパラメータとして加速要求係数α2を定めたマップとを用いて、両方から検索し、α1とα2とのうち大きい方を加速要求係数α=MAX(α1,α2)とする。この加速要求係数αによって、トルクアップ分を含んだ目標タービントルクを算出している。
S22では、目標タービントルクFmaxに基づいて、ロックアップ時目標エンジントルクtTe3を算出する。但し、ロックアップ時は、トルク比t=1のため、tTe3=Fmax/1=Fmaxとなる。
S23では、ロックアップ時目標エンジントルクtTe3に対し、補機負荷分のトルク(HOS)を加算して、補機負荷分を含むロックアップ時目標エンジントルクtTe3’を算出する(次式参照)。
S23では、ロックアップ時目標エンジントルクtTe3に対し、補機負荷分のトルク(HOS)を加算して、補機負荷分を含むロックアップ時目標エンジントルクtTe3’を算出する(次式参照)。
tTe3’=tTe3+HOS
S24では、補機負荷分を含むロックアップ時目標エンジントルクtTe3’が高負荷側の燃料増量域に入るか否かを、閾値との比較により、判定する。
補機負荷分を含むロックアップ時目標エンジントルクtTe3’が燃料増量域に入らない場合は、そのまま、S27へ進んで、エンジントルクを増大させ、S28でロックアップ(ロックアップクラッチ締結)とする。この場合の目標エンジントルクはtTe3’である。
S24では、補機負荷分を含むロックアップ時目標エンジントルクtTe3’が高負荷側の燃料増量域に入るか否かを、閾値との比較により、判定する。
補機負荷分を含むロックアップ時目標エンジントルクtTe3’が燃料増量域に入らない場合は、そのまま、S27へ進んで、エンジントルクを増大させ、S28でロックアップ(ロックアップクラッチ締結)とする。この場合の目標エンジントルクはtTe3’である。
補機負荷分を含むロックアップ時目標エンジントルクtTe3’が燃料増量域に入る場合は、そのままでは燃費の悪化を生じるため、S25へ進む。
S25では、補機負荷をカット(エアコンやオルタネータを一時停止)する。
そして、S26では、補機負荷をカットしたロックアップ時目標エンジントルクtTe3が燃料増量域に入るか否かを、閾値との比較により、判定する。
S25では、補機負荷をカット(エアコンやオルタネータを一時停止)する。
そして、S26では、補機負荷をカットしたロックアップ時目標エンジントルクtTe3が燃料増量域に入るか否かを、閾値との比較により、判定する。
補機負荷をカットしたロックアップ時目標エンジントルクtTe3が燃料増量域に入らない場合は、S27へ進んで、エンジントルクを増大させ、S28でロックアップ(ロックアップクラッチ締結)とする。この場合の目標エンジントルクはtTe3である。
補機負荷をカットしたロックアップ時目標エンジントルクtTe3が燃料増量域に入る場合は、ロックアップしても燃費が悪化するため、S29へ進んで、エンジントルクを増大させるが(このときの目標エンジントルクはtTe3)、S30で非ロックアップ(ロックアップクラッチ開放)とする。
補機負荷をカットしたロックアップ時目標エンジントルクtTe3が燃料増量域に入る場合は、ロックアップしても燃費が悪化するため、S29へ進んで、エンジントルクを増大させるが(このときの目標エンジントルクはtTe3)、S30で非ロックアップ(ロックアップクラッチ開放)とする。
尚、非ロックアップとなるS29でも、S27と同様に、S22で求めたロックアップ時目標エンジントルクtTe3を用いてトルクアップを行うが、加速要求係数によりトルクアップ量が適切に設定されているので、非ロックアップ時においても違和感のないトルク増大が行われる。
図5について説明すると、図5(a)は、アクセルペダルが踏込まれる前のタービントルクに対し、アクセル踏込み後の、ロックアップ時タービントルクが、非ロックアップ時タービントルクより小さい場合に、その差の分、タービントルクを増大させることで、ロックアップを継続することを示している。
図5について説明すると、図5(a)は、アクセルペダルが踏込まれる前のタービントルクに対し、アクセル踏込み後の、ロックアップ時タービントルクが、非ロックアップ時タービントルクより小さい場合に、その差の分、タービントルクを増大させることで、ロックアップを継続することを示している。
また、タービントルクは、図5(b)のエンジン全性能に基づくエンジントルクと、図5(c)のトルコン特性に基づくトルク比とによって規定されるので、図5(b)に示されるように、ロックアップ時タービントルクを増大させる際は、ロックアップ時エンジントルクを増大させる。但し、燃料増量域に入る場合は、これによって燃費が悪化するので、補機負荷をカットして、ロックアップ時エンジントルクの増大を燃料非増量域内にとどめるのである
図6は発進時のタイムチャートであり、車速の上昇によりロックアップが許可されたときに、ロックアップ時タービントルクが非ロックアップ時タービントルクより小さい場合であり、エンジントルクをアップすることにより、ロックアップを行う例を示している。
図6は発進時のタイムチャートであり、車速の上昇によりロックアップが許可されたときに、ロックアップ時タービントルクが非ロックアップ時タービントルクより小さい場合であり、エンジントルクをアップすることにより、ロックアップを行う例を示している。
図7のタイムチャートは、定常走行からの加速時のタイムチャートであり、加速時に、ロックアップ時タービントルクが非ロックアップ時タービントルクより小さい場合であり、エンジントルクをアップすることにより、ロックアップを継続する例を示している。
本実施形態によれば、現在の車両運転条件(エンジン運転条件)でトルクコンバータをロックアップ状態とする場合のタービントルクtTt1’を算出するロックアップ時タービントルク算出手段(S5〜S7)と、現在の車両運転条件(エンジン運転条件)でトルクコンバータを非ロックアップ状態とする場合のタービントルクtTt2’を算出する非ロックアップ時タービントルク算出手段(S5〜S7)と、ロックアップ時タービントルクtTt1’と非ロックアップ時タービントルクtTt2’とを比較して(S8)、ロックアップ時タービントルクtTt1’が非ロックアップ時タービントルクtTt2’より小さくなる場合に、エンジントルクを増大側に補正して、トルクコンバータのロックアップを継続させるロックアップ制御手段(S16、S17)と、を備えることにより、定常及び加速時におけるロックアップ頻度を増大し、燃費を向上させることができる。
本実施形態によれば、現在の車両運転条件(エンジン運転条件)でトルクコンバータをロックアップ状態とする場合のタービントルクtTt1’を算出するロックアップ時タービントルク算出手段(S5〜S7)と、現在の車両運転条件(エンジン運転条件)でトルクコンバータを非ロックアップ状態とする場合のタービントルクtTt2’を算出する非ロックアップ時タービントルク算出手段(S5〜S7)と、ロックアップ時タービントルクtTt1’と非ロックアップ時タービントルクtTt2’とを比較して(S8)、ロックアップ時タービントルクtTt1’が非ロックアップ時タービントルクtTt2’より小さくなる場合に、エンジントルクを増大側に補正して、トルクコンバータのロックアップを継続させるロックアップ制御手段(S16、S17)と、を備えることにより、定常及び加速時におけるロックアップ頻度を増大し、燃費を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、前記ロックアップ制御手段は、ロックアップ時タービントルクtTt1’が非ロックアップ時タービントルクtTt2’以上となるようなエンジントルクが得られるように補正量を設定すること(S12)により、過不足無く、エンジントルクを増大側に補正して、ロックアップを継続することができる。
また、本実施形態によれば、補正後のエンジントルクが、予め定めた許可範囲内にあるか否か、具体的には、高負荷側に設定された燃料増量域以外の、燃料非増量域内にあるか否かを判定し(S13)、許可範囲内の場合(燃料増量域に入らない場合)にのみ、エンジントルクを増大側に補正して、ロックアップを継続させること(S16、S17)により、燃料増量域に入ることによる燃費の悪化を防止しつつ、余裕トルクの範囲内で、ロックアップを継続することができる。
また、本実施形態によれば、補正後のエンジントルクが、予め定めた許可範囲内にあるか否か、具体的には、高負荷側に設定された燃料増量域以外の、燃料非増量域内にあるか否かを判定し(S13)、許可範囲内の場合(燃料増量域に入らない場合)にのみ、エンジントルクを増大側に補正して、ロックアップを継続させること(S16、S17)により、燃料増量域に入ることによる燃費の悪化を防止しつつ、余裕トルクの範囲内で、ロックアップを継続することができる。
但し、補正後のエンジントルクの許可範囲は、単にエンジンの運転可能領域として、余裕トルクがある場合に、エンジントルクを増大側に補正して、ロックアップを継続するようにしてもよい。
また、本実施形態によれば、補正後のエンジントルクが許容範囲外の場合(燃料増量域に入る場合)は、削減可能な補機負荷分を減少させたエンジントルクが許容範囲内にあるか否かを判定し(S13→S14)、許容範囲内となる場合は、補機負荷を停止させ(S15)、補機負荷分を減少させたエンジントルクにて、ロックアップを継続させること(S16、S17)により、余裕トルクが不足する場合に、削減可能なエアコンやオルタネータ等の補機負荷をカットして、余裕トルクを確保することで、ロックアップ領域を更に拡大することができる。
また、本実施形態によれば、補正後のエンジントルクが許容範囲外の場合(燃料増量域に入る場合)は、削減可能な補機負荷分を減少させたエンジントルクが許容範囲内にあるか否かを判定し(S13→S14)、許容範囲内となる場合は、補機負荷を停止させ(S15)、補機負荷分を減少させたエンジントルクにて、ロックアップを継続させること(S16、S17)により、余裕トルクが不足する場合に、削減可能なエアコンやオルタネータ等の補機負荷をカットして、余裕トルクを確保することで、ロックアップ領域を更に拡大することができる。
また、本実施形態によれば、ロックアップ時タービントルクが非ロックアップ時タービントルクより小さくなる場合に、エンジントルクを増大側に補正して、トルクコンバータのロックアップを継続させるのは、所定のアクセル開度未満、又は、所定のアクセル操作速度未満のときであり(S4→S5〜S17)、所定のアクセル開度以上、又は、所定のアクセル操作速度以上のときは、ロックアップ時タービントルク又は非ロックアップ時タービントルクが、車両運転条件(加速要求係数α)に基づいて増大側に補正されるように、エンジントルクを増大側に補正すること(S4→S19〜S30)により、アクセル開度大、又はアクセル操作速度大のときは、加速要求大と判断し、車両運転条件を反映させて、エンジントルクを増大させることで、十分な加速が得られる。
また、本実施形態によれば、前記所定のアクセル開度以上、又は、所定のアクセル操作速度以上のときにおいて、参照する前記車両運転条件は、少なくともアクセル開度又はアクセル操作速度であり、アクセル開度が大きいほど又はアクセル操作速度が大きいほどエンジントルクを増大側に補正すること(S21)により、加速要求を的確に反映できる。
また、本実施形態によれば、前記所定のアクセル開度以上、又は、所定のアクセル操作速度以上のときにおいて、参照する前記車両運転条件は、少なくとも車速であり、車速が小さいほどエンジントルクを増大側に補正すること(S21)により、車速に基づいて加速要求を的確に反映できる。
また、本実施形態によれば、前記所定のアクセル開度以上、又は、所定のアクセル操作速度以上のときにおいて、参照する前記車両運転条件は、少なくとも車速であり、車速が小さいほどエンジントルクを増大側に補正すること(S21)により、車速に基づいて加速要求を的確に反映できる。
また、本実施形態によれば、前記所定のアクセル開度以上、又は、所定のアクセル操作速度以上のときにおいて、増大側に補正されたエンジントルクが、許容範囲内にあるか否かを判定し(S24)、範囲内の場合に、トルクコンバータをロックアップすること(S28)により、余裕トルク等を考慮した的確なロックアップ制御が可能となる。
1 エンジン
2 吸気通路
3 電制スロットル弁
4 エンジン出力軸(クランク軸)
5 トルクコンバータ
5A ポンプインペラ
5B タービンランナ
5C ロックアップ機構
6 自動変速機
7 変速機入力軸
8 変速機出力軸
9 ディファレンシャルギア
10 車輪
11 ECU
12 ATCU
13 アクセル開度センサ
14 クランク角センサ(エンジン回転センサ)
15 補機負荷スイッチ
16 シフト位置センサ
17 変速機入力軸回転センサ(タービン回転センサ)
18 変速機出力軸回転センサ(車速センサ)
19 通信線
2 吸気通路
3 電制スロットル弁
4 エンジン出力軸(クランク軸)
5 トルクコンバータ
5A ポンプインペラ
5B タービンランナ
5C ロックアップ機構
6 自動変速機
7 変速機入力軸
8 変速機出力軸
9 ディファレンシャルギア
10 車輪
11 ECU
12 ATCU
13 アクセル開度センサ
14 クランク角センサ(エンジン回転センサ)
15 補機負荷スイッチ
16 シフト位置センサ
17 変速機入力軸回転センサ(タービン回転センサ)
18 変速機出力軸回転センサ(車速センサ)
19 通信線
Claims (9)
- エンジンの出力軸と変速機の入力軸との間に、ロックアップ機構付きのトルクコンバータを有する車両において、
現在の車両運転条件でトルクコンバータをロックアップ状態とする場合のタービントルクを算出するロックアップ時タービントルク算出手段と、
現在の車両運転条件でトルクコンバータを非ロックアップ状態とする場合のタービントルクを算出する非ロックアップ時タービントルク算出手段と、
ロックアップ時タービントルクと非ロックアップ時タービントルクとを比較して、ロックアップ時タービントルクが非ロックアップ時タービントルクより小さくなる場合に、エンジントルクを増大側に補正して、トルクコンバータのロックアップを継続させるロックアップ制御手段と、
を備えることを特徴とするロックアップ制御装置。 - 前記ロックアップ制御手段は、ロックアップ時タービントルクが非ロックアップ時タービントルク以上となるようなエンジントルクが得られるように補正量を設定することを特徴とする請求項1記載のロックアップ制御装置。
- 補正後のエンジントルクが、予め定めた許可範囲内にあるか否かを判定し、許可範囲内の場合にのみ、エンジントルクを増大側に補正して、ロックアップを継続させることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のロックアップ制御装置。
- 前記許可範囲は、高負荷側に設定された燃料増量域以外の、燃料非増量域であることを特徴とする請求項3記載のロックアップ制御装置。
- 補正後のエンジントルクが許容範囲外の場合は、削減可能な補機負荷分を減少させたエンジントルクが許容範囲内にあるか否かを判定し、許容範囲内となる場合は、補機負荷を停止させ、補機負荷分を減少させたエンジントルクにて、ロックアップを継続させることを特徴とする請求項3又は請求項4記載のロックアップ制御装置。
- ロックアップ時タービントルクが非ロックアップ時タービントルクより小さくなる場合に、エンジントルクを増大側に補正して、トルクコンバータのロックアップを継続させるのは、所定のアクセル開度未満、又は、所定のアクセル操作速度未満のときであり、
所定のアクセル開度以上、又は、所定のアクセル操作速度以上のときは、ロックアップ時タービントルク又は非ロックアップ時タービントルクが、車両運転条件に基づいて増大側に補正されるように、エンジントルクを増大側に補正することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載のロックアップ制御装置。 - 前記所定のアクセル開度以上、又は、所定のアクセル操作速度以上のときにおいて、参照する前記車両運転条件は、少なくともアクセル開度又はアクセル操作速度であり、アクセル開度が大きいほど又はアクセル操作速度が大きいほどエンジントルクを増大側に補正することを特徴とする請求項6記載のロックアップ制御装置。
- 前記所定のアクセル開度以上、又は、所定のアクセル操作速度以上のときにおいて、参照する前記車両運転条件は、少なくとも車速であり、車速が小さいほどエンジントルクを増大側に補正することを特徴とする請求項6又は請求項7記載のロックアップ制御装置。
- 前記所定のアクセル開度以上、又は、所定のアクセル操作速度以上のときにおいて、増大側に補正されたエンジントルクが、許容範囲内にあるか否かを判定し、範囲内の場合に、トルクコンバータをロックアップすることを特徴とする請求項6〜請求項8のいずれか1つに記載のロックアップ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005216623A JP2007030679A (ja) | 2005-07-27 | 2005-07-27 | 車両のロックアップ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005216623A JP2007030679A (ja) | 2005-07-27 | 2005-07-27 | 車両のロックアップ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007030679A true JP2007030679A (ja) | 2007-02-08 |
Family
ID=37790460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005216623A Pending JP2007030679A (ja) | 2005-07-27 | 2005-07-27 | 車両のロックアップ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007030679A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7509203B2 (en) * | 2004-03-31 | 2009-03-24 | Jatco Ltd | Lock-up control for torque converter |
JP2010209942A (ja) * | 2009-03-06 | 2010-09-24 | Aisin Aw Co Ltd | 動力伝達装置およびその制御方法 |
US8977461B2 (en) | 2010-01-19 | 2015-03-10 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle control system |
CN113623376A (zh) * | 2020-05-09 | 2021-11-09 | 上海汽车集团股份有限公司 | 液力变矩器监测方法、设备及液力变矩器监测芯片 |
CN114607507A (zh) * | 2022-03-11 | 2022-06-10 | 中国第一汽车股份有限公司 | 一种发动机的转速检测方法、装置、计算机设备和介质 |
-
2005
- 2005-07-27 JP JP2005216623A patent/JP2007030679A/ja active Pending
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