JP2007062649A - 車両用距離情報表示装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 障害物までの距離情報を見やすく正確に表示することができる車両用距離情報表示装置を提供する。
【解決手段】 カメラ200で撮影された後方映像がタッチパネルディスプレイ500に表示される。カメラ200の撮影映像における路面と自車両との路面上の距離があらかじめ記録部130に記録されており、運転者がタッチパネルディスプレイ500上で目標を選択すると、目標の位置が強調表示されるとともに、目標が位置する路面と自車両との路面上の距離がタッチパネルディスプレイ500に表示される。また、車両の移動に合わせてこの距離が変更表示されるとともに、強調表示部分がタッチパネルディスプレイ500の表示画面上を移動して表示される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両用距離情報表示装置に関するものである。
一般に、車両の後退走行時に車両の後方をカメラで撮影し、車内に設けたディスプレイに撮影映像を表示して、後退動作の視覚的補助を行う車両用後方モニタ装置が商品化されている。このような装置においては、ディスプレイ画面上の所定の位置に撮影映像に重畳して距離線を表示し、視覚的補助によって距離感覚を把握しやすくしているものが提案されている(特許文献1)。
特開平5−213113号公報
しかしながら、このような装置においては、距離線が常時同じ位置に表示されて映像を遮ってしまうため、カメラの撮影映像が見難いという問題がある。
また、表示する距離線を増やせばそれだけ細かい距離情報を得ることが可能となるが、先に述べたように、距離線は映像を遮りカメラの撮影映像を見難くするため、表示する距離線の数は少ないほうが望ましい。このため、特定の障害物との距離を正確に知りたい場合でも、その距離を正確に知ることができないという問題点がある。
本発明の課題は、障害物までの距離情報を見やすく正確に表示することができる車両用距離情報表示装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両の周囲の映像を撮影するカメラと、前記車両の車内に設けられ、前記カメラで撮影した映像を表示する表示画面を備えた表示部と、前記表示画面を複数の領域に分割し各領域を選択領域として任意に選択可能とする選択部と、前記各領域に表示される路面と前記車両の路面への水平投影像との間の路面上における距離が記録された記録部と、通常時は前記カメラで撮影した映像を前記表示部の前記表示画面に表示する通常動作を行い、前記選択部により操作者が選択領域を選択した際は、該選択領域に対する前記距離を前記記録部から読み出して前記表示部の前記表示画面の所定の位置に表示する距離情報表示動作を行うことを特徴としている。
上記構成によれば、カメラで撮影した映像内の任意の目標を表示画面上で選択することで、車両と目標との距離が表示画面上に表示される。
また請求項2に記載の発明は、車両の後方の映像を撮影するカメラと、前記車両の車内に設けられ、前記カメラで撮影した映像を表示する表示画面を備えた表示部と、前記表示画面を複数の領域に分割し各領域を選択領域として任意に選択可能とする選択部と、前記各領域に表示される路面と前記車両の路面への水平投影像のうち前記車両後部の最後端における車幅方向の接線とを結ぶ該接線の垂直線の長さが距離として記録された記録部と、通常時は前記カメラで撮影した映像を前記表示部の前記表示画面に表示する通常動作を行い、前記選択部により操作者が選択領域を選択した際は、該選択領域に対する前記距離を前記記録部から読み出して前記表示部の前記表示画面の所定の位置に表示する距離情報表示動作を行うことを特徴としている。
上記構成によれば、カメラで撮影した映像内の任意の目標を表示画面上で選択することで、車両と車両後方の目標との距離が表示画面上に表示される。
また請求項3に記載の発明は、車両の前方の映像を撮影するカメラと、前記車両の車内に設けられ、前記カメラで撮影した映像を表示する表示画面を備えた表示部と、前記表示画面を複数の領域に分割し各領域を選択領域として任意に選択可能とする選択部と、前記各領域に表示される路面と前記車両の路面への水平投影像のうち前記車両前部の最前端における車幅方向の接線とを結ぶ該接線の垂直線の長さが距離として記録された記録部と、通常時は前記カメラで撮影した映像を前記表示部の前記表示画面に表示する通常動作を行い、前記選択部により操作者が選択領域を選択した際は、該選択領域に対する前記距離を前記記録部から読み出して前記表示部の前記表示画面の所定の位置に表示する距離情報表示動作を行うことを特徴としている。
上記構成によれば、カメラで撮影した映像内の任意の目標を表示画面上で選択することで、車両と車両前方の目標との距離が表示画面上に表示される。
また請求項4に記載の発明は、請求項2において、前記車両のシフトレバーのシフト位置が後退位置にあることを検出する後退位置検出スイッチを備え、前記制御部は、前記後退位置検出スイッチにより前記シフトレバーのシフト位置が後退位置にあることが検出された場合に前記通常動作を行うとともに、前記距離情報表示動作を実行可能とすることを特徴としている。
上記構成によれば、後退走行を行う際に、車両の後方映像が表示部に表示される。また、車両と目標との距離の表示動作が可能となる。
また請求項5に記載の発明は、請求項2から4のいずれか1項において、前記カメラは、車両の前後方向中心軸に光軸の路面への投影軸が平行となるように該車両に取り付けられることを特徴としている。
上記構成によれば、車両前方直進方向または車両後退直進方向を向いて設置されたカメラを用い、カメラで撮影した映像内の任意の目標を表示画面上で選択することで、車両と車両前方または車両後方の目標との距離が表示画面上に表示される。
また請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか1項において、前記車両の移動距離を検出する移動距離検出部を備え、前記制御部は、前記選択部により操作者が選択領域を選択した後に前記車両が移動した際は、前記記録部に記録された前記距離および前記移動距離検出部で検出された前記車両の移動距離に基づいて前記車両の前記移動に伴い前記選択領域が移動して位置する領域を選択領域として選択し、該選択領域に対する前記距離を前記記録部から読み出して前記表示部の前記表示画面の前記所定の位置に表示する移動時距離情報表示動作を行うことを特徴としている。
上記構成によれば、車両が移動した際に、目標までの距離も変更表示される。
また請求項7に記載の発明は、請求項6において、前記制御部は、前記移動時距離情報表示動作を所定の周期で行うことを特徴としている。
上記構成によれば、車両が移動する際に、車両と目標との距離が所定の周期で更新表示される。
また請求項8に記載の発明は、請求項6または7において、前記車両のハンドルの操舵角を検出する操舵角センサを備え、前記制御部は、前記操舵角センサにより検出されたハンドルの操舵角が所定の範囲にある場合に前記移動時距離情報表示動作を実行可能とすることを特徴としている。
上記構成によれば、直進走行時にのみ目標までの距離表示を行い、精度の高い距離情報を提供する。
また請求項9に記載の発明は、請求項1から8のいずれか1項において、前記選択部は、前記領域毎にタッチスイッチが設けられ、手指または所定の指示具により前記タッチスイッチを操作して前記選択領域の選択を行うタッチパネルであることを特徴としている。
上記構成によれば、タッチパネルにより目標を容易に選択することができる。
また請求項10に記載の発明は、請求項1から8のいずれか1項において、前記選択部は、前記表示部の前記表示画面に表示されたカーソルの位置を任意の方向に移動可能なジョイスティックと、前記カーソルが位置する領域を選択領域として選択する選択スイッチとを備えることを特徴としている。
上記構成によれば、ジョイスティックにより目標を容易に選択することができる。
また請求項11に記載の発明は、請求項1から10のいずれか1項において、前記制御部は、前記カメラで撮影した映像のうち前記選択領域に表示される映像を強調して前記表示部の前記表示画面に表示することを特徴としている。
上記構成によれば、目標が位置する画面領域、すなわち選択領域が強調表示される。また、車両が移動する際に、強調表示された選択領域が表示画面上を移動する。
また請求項12に記載の発明は、請求項11において、前記選択領域の前記強調は、前記選択領域に所定の色彩を付加することを特徴としている。
上記構成によれば、選択領域が着色表示され、表示画面上における目標の視認性が向上される。
また請求項13に記載の発明は、請求項12において、前記色彩は、前記距離の値に応じて色分けがなされることを特徴としている。
上記構成によれば、表示画面上における距離の認知性が向上される。
また請求項14に記載の発明は、請求項11において、前記選択領域の前記強調は、前記選択領域に所定のシンボル画像を表示することを特徴としている。
上記構成によれば、選択領域にシンボル画像が表示され、表示画面上における目標の視認性が向上される。
また請求項15に記載の発明は、請求項14において、前記シンボル画像は、前記距離の値に応じて色分けがなされることを特徴としている。
上記構成によれば、表示画面上における距離の認知性が向上される。
本発明によれば、障害物までの距離情報を見やすく正確に表示することができる車両用距離情報表示装置を提供することができる。
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
図1に本発明の実施例のブロック図を示す。
車両用距離情報表示装置100は、車両の後方映像を撮影するカメラ200、車両の車速を検出する車速センサ310、ハンドルの操舵角を検出する操舵角センサ320、シフトレバーのシフト位置が後退位置にあることを検出する後退位置検出スイッチ(図1では後退位置検出SWと記載)410、サイドブレーキのオンオフを検出するサイドブレーキオンオフスイッチ(図1ではSDBKオンオフSWと記載)420、障害物までの距離情報を表示する際に操作を行う距離情報表示スイッチ(図1では距離情報表示SWと記載)430、各種映像を表示するとともに、目標の選択操作(後述)を行うタッチパネルディスプレイ500、警報音を発するスピーカ600に電気的に接続されている。
また、車両用距離情報表示装置100は、制御部110、映像切替部120、記録部130を備えている。
制御部110は、制御部本体111および画像処理部112を備えている。
制御部本体111は、カメラ200が出力する映像信号を取り込み、画像処理部112に出力する。また、距離情報の表示に必要な映像信号を画像処理部に出力する。
ここで、カメラ200は、図2に示すように車両の後部ルーフ端部に設けられたリアスポイラ720の車幅方向略中央内部に、光軸の路面への投影軸が車両の前後方向中心軸CCに平行となるように取り付けられ、図2の点線で示す車両の路面への水平投影像のうち車両後部の最後端における車幅方向の接線ST(図7も参照)から車両後方5mまでの範囲の映像を撮影する。
また、制御部本体111は、車速センサ310の出力信号を取り込み、車速センサ310の出力信号と走行時間とに基づいて車両の移動距離を算出する。
また、制御部本体111は、後退位置検出スイッチ410の状態から車両が後退走行にあるかどうかの判定を行い、後退走行中の場合は映像切替部120を切り替えて、タッチパネルディスプレイ500にカメラ200で撮影された映像信号を出力する。ここで、後退位置検出スイッチ410は、シフトレバー(図示省略)が後退位置となった際にオンとなる。タッチパネルディスプレイ500には、通常ナビゲーション装置(図示省略)が出力する映像信号が映像切替部120により選択されて出力されている。
また、制御部本体111は、サイドブレーキオンオフスイッチ420の状態を判定し、サイドブレーキオンオフスイッチ420がオンの場合は、距離情報表示動作(後述)を停止する。ここで、サイドブレーキオンオフスイッチ420は、サイドブレーキ(図示省略)がかけられた状態でオンとなる。
さらに、制御部本体111は、距離情報表示スイッチ430の状態を判定し、距離情報表示スイッチ430がオンの場合は、距離情報表示動作(後述)を行う。
画像処理部112は、制御部本体111が出力する映像信号をカメラ200が出力する映像信号に重畳し、またはカメラ200が出力する映像信号をそのままの状態で、映像切替部120に出力する。
映像切替部120は、制御部本体111が出力する切替信号により、ナビゲーション装置が出力する映像信号または画像処理部112が出力する映像信号をタッチパネルディスプレイ500に出力する。
記録部130は、カメラ情報記録部131、画面領域情報記録部132、距離情報記録部133を備えている。
カメラ情報記録部131には、カメラ200のレンズ画角、取り付け位置情報が記録されている。
画面領域情報記録部132には、タッチパネルディスプレイ500の表示部510の表示画面を格子状に分割して設定した画面領域(請求項の領域に相当、後述)の配列情報が記録されている。
距離情報記録部133には、各領域に表示される路面と車両の路面への水平投影像のうち車両後部の最後端における車幅方向の接線STとを結ぶ接線の垂直線の長さが距離として記録されている(図7参照)。
タッチパネルディスプレイ500は、表示部510とタッチパネル部520を備えている。
表示部510には、映像切替部120から出力される映像信号が表示される。
タッチパネル部520は、前述した画面領域毎にオンオフ操作が可能なタッチスイッチを備えた透明なタッチスイッチ部を表示部510の表示画面前面に備えており、選択(押下)されたタッチスイッチの位置情報が制御部本体111に出力される。制御部本体111は、この位置情報により、選択された画面領域を識別する。
なお、車速センサ310と制御部本体111が、請求項における移動距離検出部に相当する。また、タッチパネル部520が、請求項における選択部に相当する。
図2は、カメラ200の撮影領域を示す図である。以下、図2に示すように、車両の後方に略コの字型に描かれた白線内に車両が後退して進入する場合について、動作の説明を行う。なお、図2の障害物は、車輪留めである。
図3は、カメラ200で撮影した映像を表示部510でそのまま表示した際の表示映像例である。
図4は、表示部510の表示画面に表示される路面と接線STとの路面上における距離を仮想的に示した図である。
図4に示すように、表示部510の表示画面下方が車両後端側となり、表示画面上方になるにしたがって、接線STから遠ざかる表示となる。ここで、この距離は、事前に測定または算出して設定し、各画面領域に関連付けて距離情報記録部133に記録しておく。
すなわち、例えば接線STから車両後方5mの位置まで10cmおきに路面にマークを付けておき、カメラ200でマークを付けた路面を撮影して表示部510に表示すれば、表示画面に表示される路面と接線STとの路面上における距離、すなわち、各画面領域に表示される路面と車両の路面への水平投影像のうち車両後部の最後端における車幅方向の接線とを結ぶ接線の垂直線の長さ(距離)を各画面領域に設定することができる。また、カメラの撮影画角、取り付け位置、カメラの撮影範囲、表示部510の表示領域に基づいて、この距離を算出することも可能である。この場合、カメラ200には広範囲の映像が撮影可能なように広角レンズが用いられることが多く、特に撮影映像の周辺部分は映像歪が大きく発生するため、映像歪の補正を行って算出する。
図5、図6は、表示部510の表示画面を格子状に分割して、画面領域の設定を行った例を示している。タッチパネル部520のタッチスイッチは、この各画面領域毎に設定される。ここで、図5は格子を細かく設定した場合、図6は格子を粗く設定した場合で、格子を細かく設定すれば、表示映像中の任意の目標を精度良く選択することができる。各画面領域には、各画面領域に表示される路面から接線STまでの垂直線の長さ(距離)の情報が与えられている。この距離は、図7に示すように、各画面領域に表示される路面と車両の路面への水平投影像のうち車両後部の最後端における車幅方向の接線STとを結ぶ接線STの垂直線の長さLとなる。以降、この垂直線の長さを、各画面領域に表示される路面と車両との距離と呼ぶ。前述した画面領域情報記録部132にはこの画面領域の位置情報が配列情報として記録されている。また、前述した距離情報記録部133には各画面領域に表示される路面と車両との距離が記録されている。
図8、図9は、表示部510の表示画面に表示されている映像において、目標とする映像部分に位置するタッチパネル部520のタッチスイッチを押下して画面領域を選択した状態を示している。図8、図9において、暗灰色となっている部分が、選択された画面領域(請求項の選択領域)を示している。選択領域は、このように表示画面上で着色表示されるか、あるいは図10、図11に示すように選択領域の位置にシンボル画像が表示され、強調表示される。ここで、図8〜図11において、左側の強調表示は画面領域が一つ選択された場合を、右側の強調表示は画面領域が複数選択された場合を示している。
ここで、一度の操作で隣接する画面領域が複数選択された場合は、車両に一番近い位置、すなわち本実施例では表示部510の表示画面上で一番下に位置する画面領域がその後の処理における選択領域として扱われる。例えば、図12に示すように、画面領域P(m、nー1)、P(m−1、n)、P(m、n)、P(m+1、n)、P(m、n+1)の5つの画面領域が一度に選択された場合は、画面領域P(m、nー1)が選択領域として扱われる。これにより、障害物との距離が実際の距離より離れて表示されてしまうことを回避することが可能となる。
ここで、各画面領域は距離の情報を画面領域の数に応じて定まる距離範囲として備えている。例えば、図12に示すように、画面領域P(m、n)には、距離Ly1と距離Ly2の間にある路面の映像が表示され、距離の情報として「Ly1以上Ly2未満」が設定されている。
図13は、車両が後方に向けて直進移動した際の、選択領域の移動方向を示している。カメラ200は、前述したように車幅方向略中央かつ光軸の路面への投影軸が車両の前後方向中心軸CCに平行となるように取り付けられており、車両が後方に向けて直進移動した際は、表示画面の中央部にある映像は表示画面上をまっすぐ下方向に、表示画面の中心線LCの左右にある映像はこのように斜め方向に移動して表示される。したがって、選択領域を車両の移動に合わせて表示画面上で移動させる場合、選択領域が表示画面の中心線LCから外れている場合は、このように斜め方向に移動させる。この表示画面における左右方向の移動量についても、事前に測定または算出しておくことが可能であり、車両進行方向の移動距離と関連づけて設定しておくことで、選択領域を車両の移動に合わせて表示画面上で移動させることができる。
次に、図14〜図17、図19のフローチャートと、図18の動作説明図、図20〜図24の表示画面例を用いて、車両用距離情報表示装置100の動作の説明を行う。なお、以下の説明では、車両用距離情報表示装置100の電源投入がなされているものとして説明を行う。
図14は、基本動作を示すフローチャートである。
ステップS101では、映像切替部120によりナビゲーション装置の映像信号が選択されて、表示部510の表示画面に表示される。シフトレバーが後退位置以外の位置にある場合は、表示部510の表示画面には、ナビゲーション装置の映像信号が出力表示されている(所定画面表示)。この後に、フローはステップS102へ移行する。
ステップS102では、後退位置検出スイッチ(図14では後退位置検出SWと記載)410のオンオフの判定が行われる。後退位置検出スイッチ410は、シフトレバーが後退位置にある場合にオンとなり、それ以外の位置ではオフとなる。後退位置検出スイッチ410がオンであり、シフトレバーが後退位置にある場合は、フローはステップS103へ移行する。一方、後退位置検出スイッチ410がオフであり、シフトレバーが後退位置にない場合は、フローはステップS101へ戻る。
ステップS103では、映像切替部120により画像処理部112が出力する映像信号が選択されて、表示部510の表示画面に表示される。ここで、画像処理部112が出力する映像信号は、カメラ200により撮影された映像信号である。このステップS103の動作が、請求項における通常動作に相当する。この後に、フローはステップS102へ戻る。
以上の動作により、表示部510の表示画面には、シフトレバーが後退位置以外の位置にある場合は、ナビゲーション装置の映像信号が出力表示され、シフトレバーが後退位置にある場合は、カメラ200により撮影された映像信号が出力表示される。
図15は、タッチパネルディスプレイ500のタッチパネル部520で、距離情報を得たい目標を選択領域として選択する目標選択動作を示すフローチャートである。
ステップS201では、カメラ200により撮影された映像信号が表示部510の表示画面に表示される(図14のステップS103に相当)。この後に、フローはステップS202へ移行する。
ステップS202では、距離情報表示スイッチ(図15では距離情報表示SWと記載)430のオンオフの判定が行われる。表示部510の表示画面にカメラ200の映像が表示されている際に、距離情報表示スイッチ430が操作されてオンになると、後述する距離情報表示動作が実行可能となる。距離情報表示スイッチ430がオンの場合は、フローはステップS203へ移行する。一方、距離情報表示スイッチ430がオフの場合は、フローはステップS201へ戻る。
ステップS203では、タッチパネル部520のタッチスイッチが押下されたかどうかの判定が行われる。タッチパネル部520のタッチスイッチが押下された場合は、フローはステップS204へ移行する。一方、タッチパネル部520のタッチスイッチが押下されていない場合は、フローはステップS203へ戻る。
ステップS204では、ステップS203で押下されたタッチスイッチの位置情報が制御部本体111に出力され、押下されたタッチスイッチが位置する画面領域が目標の位置する選択領域として設定される。また、押下されたタッチスイッチが複数ある場合は、前述したように表示画面上で一番下に位置する画面領域が選択領域として設定される。この後に、フローはステップS205へ移行する。
ステップS205で、目標選択動作は終了する。
図16は、表示部510の表示画面上で選択した選択領域に表示される路面と車両との距離を設定する目標距離設定動作のフローチャートである。
ステップS301では、タッチパネル部520でタッチスイッチを押下することにより、目標の位置する画面領域が選択領域として設定される(図15のステップS204に相当)。この後に、フローはステップS302へ移行する。
ステップS302では、選択領域に表示する路面と車両との距離を、距離情報記録部133から読み出す。前述したように、各画面領域に表示される路面と車両との距離、すなわち目標と車両との距離は、あらかじめ測定または算出されて、距離情報記録部133に記録されている。この後に、フローはステップS303へ移行する。
ステップ303では、選択領域に表示される路面と車両との距離が設定される。前述したように各画面領域は距離の情報を距離範囲として備えており、選択領域に表示される路面と車両との距離はその中の最小値が設定される。この後に、フローはステップS304へ移行する。
ステップS304で、目標距離設定動作は終了する。
なお、カメラ200で撮影された高さを有する路面上の物体は、表示画面上では路面と接する部分を基準として上方の領域に表示されるため、目標を選択する際にこの上方の領域を選択してしまうと、実際の位置よりも遠方の距離が設定されてしまう。したがって、目標を選択する場合、それが高さを有するものであれば、目標自体を選択するのではなく、目標と路面が接する部分が位置する領域のうち最も車両側の領域を選択することで、目標までのより正確な距離を表示することができる。
図17は、車両が移動した際の目標の位置を設定する目標位置設定動作のフローチャートである。
ステップS401では、タッチパネル部520でタッチスイッチを押下することにより、目標の位置する選択領域が設定される(図15のステップS204に相当)。この後に、フローはステップS402へ移行する。
ステップS402では、選択領域に表示される路面と車両との距離(目標と車両との距離)が設定される(図16のステップS303に相当)。この後に、フローはステップS403へ移行する。
ステップS403では、車両が移動したかどうかの判定が行われる。車両の移動は、車速センサ310の出力信号に基づいて判定される。車両が移動した場合は、フローはステップS404へ移行する。一方、車両が移動していない場合は、フローはステップS403へ戻る。
ステップS404では、車両の移動距離が算出される。車両の移動距離は、車速センサ310の出力信号と、移動時間に基づいて算出することができる。この後に、フローはステップS405へ移行する。
ステップS405では、車両の移動距離に基づいて、表示画面上における目標の移動位置が選択領域として設定される。
図18に示すように、車両が時刻t0から矢印A1、A2方向に移動し、車両停止時における接線STと目標との距離をL0、時刻t0から時間dt経過した時刻t1における接線STと目標との距離をL1、時刻t1から時間dt経過した時刻t2における接線STと目標との距離をL2、時刻t0から時刻t1までの車両の移動距離をD1、時刻t1から時刻t2までの車両の移動距離をD2と設定すると、L1=L0―D1、L2=L0―D2の関係がある。ここで、前述したように、L0、D1、D2は既知の値であるため、L1、L2を算出することができる。L1、L2が算出されれば、この値を距離情報として有する画面領域を選択すれば、その画面領域が車両移動後の表示画面上の目標の位置、すなわち選択領域となる。なお、dtの値は制御部本体にあらかじめ設定され、dtの値を変化させることで、距離情報の更新間隔を任意に設定できる。すなわち、dtの値を細かく設定すれば、距離情報の更新頻度を多くすることができ、dtの値を粗く設定すれば、距離情報の更新頻度を少なくすることができる。このdtが、請求項における所定の周期にあたる。この後に、フローはステップS406へ移行する。
ステップS406で、目標位置設定動作は終了する。
図19は、距離情報表示動作のフローチャートである。本動作は、図17の目標位置設定動作が行われ、新たな選択領域が設定される度に行われる。
ステップS501では、ハンドルの操舵角の判定が行われる。前述した目標位置設定動作におけるL1、L2の算出は、車両が目標に対して直進して接近した場合に精度よく算出することができ、操舵角が大きくなるに従い誤差が増大して精度が低下する。このため、目標までの距離表示および目標が位置する選択領域の強調表示は、ハンドル操舵角が所定の範囲にある場合、すなわち、所定値αに対し、−α≦ハンドル操舵角≦+αの条件を満たしている場合に行う。ハンドルの操舵角が、この条件を満たしている場合は、フローはステップS502に移行する。一方、ハンドルの操舵角が、この条件を満たしていない場合は、フローはステップS507に移行する。
ステップS502では、図20〜図23に示すように、目標が位置する選択領域が強調表示される。また、選択領域に表示される路面と車両との距離(目標と車両との距離)が、表示画面の特定位置、例えば図20〜図23に示すように右上に表示される。ここで、選択領域の強調表示は、選択領域に対応する映像を着色表示することで行われる。この着色表示は、目標までの距離に応じて色を使い分け、図20から図23に示すように、例えば3m以上は青色、3m未満2m以上は緑色、2m未満0.5m以上は黄色、0.5m未満は赤色で表示され、距離の認知性の向上が図られている。このステップS502の動作が、請求項における距離情報表示動作に相当する。また、車両移動時の距離情報表示動作が、請求項における移動時距離情報表示動作に相当する。この後に、フローはステップS503へ移行する。
ステップS503では、選択領域に表示される路面と車両との距離が、所定値LS以下となったかどうかの判定が行われる。選択領域に表示される路面と車両との距離が所定値LS以下となった場合は、フローはステップS504へ移行する。一方、選択領域に表示される路面と車両との距離が所定値LSを越える場合は、フローはステップS501へ戻る。
ステップS504では、表示画面の所定位置に障害物に注意する旨のメッセージが表示される。例えば、図23に示すように、表示画面中央部に「障害物に注意して下さい!」のメッセージが表示される。また、スピーカ600から警報音が発せられる。この後に、フローはステップS505へ移行する。
ステップS505では、サイドブレーキスイッチ(図19ではサイドブレーキSWと記載)420のオンオフの判定が行われる。サイドブレーキがかけられてサイドブレーキスイッチ420がオンとなり、車両が完全に停止したと判定された場合は、フローはステップS506へ移行する。一方、サイドブレーキがかけられずにサイドブレーキスイッチ420がオフであり、車両が停止したと判定されない場合は、フローはステップS501へ戻る。
ステップS506では、表示画面へのメッセージ表示および警報音が停止されるとともに、映像切替部120が切り替えられて、所定画面の表示、すなわちナビゲーション装置の表示画面の表示が行われる。この後に、フローはステップS508へ移行する。
ステップS507では、ハンドル操舵角が大きいため、目標までの距離表示および目標が位置する選択領域の強調表示を停止する旨のメッセージが表示される。例えば、図24に示すように、表示画面中央部に「ハンドル操舵角が大きいため、目標までの距離表示を停止します。」のメッセージが表示される。この後に、フローはステップS505へ移行する。
ステップS508で、距離情報表示動作は終了する。
以上のように、カメラで撮影した映像内の任意の目標を表示画面上で選択することで、車両と目標との距離が表示画面上に表示される。
また、目標が位置する画面領域、すなわち選択領域が着色して表示され、あるいは選択領域にシンボル画像が表示され、選択領域が強調表示される。
また、車両が移動した際に、強調表示された選択領域が表示画面上でも移動するとともに、車両と目標との距離も車両の移動に合わせて変更表示される。
また、目標が所定距離より接近した際に、障害物に注意する旨のメッセージが表示画面上に表示されるとともに、警報音の発生が行われる。
さらに、車両と目標との距離表示および目標が位置する選択領域の強調表示は、ハンドル操舵角が所定の範囲内にある場合に行われ、ハンドル操舵角が所定の範囲内にない場合は、これらの表示を停止する旨のメッセージが表示画面に表示される。
この動作により、表示画面上における目標の認知性の向上を図ることができる。
また、車両と目標との距離が具体的な数値として表示され、運転者は車両と目標との距離を瞬時に知ることができる。
また、車両と目標との距離表示および目標が位置する選択領域の強調表示により、駐車時の操作動作の視覚的補助が行われる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、実施例は本発明の例示にしか過ぎず、本発明は実施例の構成にのみ限定されるものではない。したがって本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれることはもちろんである。
例えば、タッチパネルディスプレイの代わりに、いわゆるジョイスティックと選択スイッチを用いて、目標設定を行うことも可能である。この場合、ジョイスティックにより表示画面内に表示されたカーソルを移動して目標の位置にカーソルを合わせ、その位置で選択スイッチを押下することで、目標が位置する画面領域を選択領域として選択することができる。
また、画面領域の分割は本実施例に示したものに限定されるものではなく、任意に設定することができる。
また、目標の着色表示やシンボル画像表示は本実施例に示したものに限定されるものではなく、任意の色やシンボル画像を設定することができる。この場合、シンボル画像を距離に応じて色分けしても良い。
また、カメラの設置位置は、本実施例で示したリアスポイラに限定されるものではなく、車両の後方映像を撮影可能な位置に設置されていれば良い。
さらに、本実施例では車両の後方映像を撮影するカメラを例としたが、車両の前方映像を撮影するカメラ等、車両の周囲を撮影する他のカメラに対して本発明を適用することができる。
本発明の実施例のブロック図である。 本発明の実施例のカメラの撮影範囲を示す図である。 本発明の実施例のカメラで撮影した映像の表示例である。 本発明の実施例の表示映像と距離の関係を示す図である。 本発明の実施例の画面領域設定例を示す図である。 本発明の実施例の他の画面領域設定例を示す図である。 本発明の実施例において、距離情報記録部に記憶される距離を表す図である。 本発明の実施例において、選択領域を強調表示した例を示す図である。 本発明の実施例において、選択領域を強調表示した他の例を示す図である。 本発明の実施例において、選択領域を強調表示した他の例を示す図である。 本発明の実施例において、選択領域を強調表示した他の例を示す図である。 本発明の実施例において、選択領域を拡大した図である。 本発明の実施例において、表示画面に表示される映像の移動方向を示す図である。 本発明の実施例の基本動作のフローチャートである。 本発明の実施例の目標選択動作のフローチャートである。 本発明の実施例の目標距離設定動作のフローチャートである。 本発明の実施例の目標位置設定動作のフローチャートである。 本発明の実施例の動作説明図である。 本発明の実施例の距離情報表示動作のフローチャートである。 本発明の実施例の表示例を示す図である。 図20の表示例において、目標が接近した場合の図である。 図20の表示例において、目標がさらに接近した場合の図である。 図20の表示例において、目標がさらに接近した場合の図である。 本発明の実施例において、ハンドル操舵角が所定の範囲を越えた場合の表示例を示す図である。
符号の説明
100 車両用距離情報表示装置
110 制御部
111 制御部本体
112 画像処理部
120 映像切替部
130 記録部
131 カメラ情報記録部
132 画面領域情報記録部
133 距離情報記録部
200 カメラ
310 車速センサ
320 操舵角センサ
410 後退位置検出スイッチ
420 サイドブレーキオンオフスイッチ
430 距離情報表示スイッチ
500 タッチパネルディスプレイ
510 表示部
520 タッチパネル部
600 スピーカ
710 リアバンパ
720 リアスポイラ

Claims (15)

  1. 車両の周囲の映像を撮影するカメラと、
    前記車両の車内に設けられ、前記カメラで撮影した映像を表示する表示画面を備えた表示部と、
    前記表示画面を複数の領域に分割し各領域を選択領域として任意に選択可能とする選択部と、
    前記各領域に表示される路面と前記車両の路面への水平投影像との間の路面上における距離が記録された記録部と、
    通常時は前記カメラで撮影した映像を前記表示部の前記表示画面に表示する通常動作を行い、前記選択部により操作者が選択領域を選択した際は、該選択領域に対する前記距離を前記記録部から読み出して前記表示部の前記表示画面の所定の位置に表示する距離情報表示動作を行うことを特徴とする車両用距離情報表示装置。
  2. 車両の後方の映像を撮影するカメラと、
    前記車両の車内に設けられ、前記カメラで撮影した映像を表示する表示画面を備えた表示部と、
    前記表示画面を複数の領域に分割し各領域を選択領域として任意に選択可能とする選択部と、
    前記各領域に表示される路面と前記車両の路面への水平投影像のうち前記車両後部の最後端における車幅方向の接線とを結ぶ該接線の垂直線の長さが距離として記録された記録部と、
    通常時は前記カメラで撮影した映像を前記表示部の前記表示画面に表示する通常動作を行い、前記選択部により操作者が選択領域を選択した際は、該選択領域に対する前記距離を前記記録部から読み出して前記表示部の前記表示画面の所定の位置に表示する距離情報表示動作を行うことを特徴とする車両用距離情報表示装置。
  3. 車両の前方の映像を撮影するカメラと、
    前記車両の車内に設けられ、前記カメラで撮影した映像を表示する表示画面を備えた表示部と、
    前記表示画面を複数の領域に分割し各領域を選択領域として任意に選択可能とする選択部と、
    前記各領域に表示される路面と前記車両の路面への水平投影像のうち前記車両前部の最前端における車幅方向の接線とを結ぶ該接線の垂直線の長さが距離として記録された記録部と、
    通常時は前記カメラで撮影した映像を前記表示部の前記表示画面に表示する通常動作を行い、前記選択部により操作者が選択領域を選択した際は、該選択領域に対する前記距離を前記記録部から読み出して前記表示部の前記表示画面の所定の位置に表示する距離情報表示動作を行うことを特徴とする車両用距離情報表示装置。
  4. 前記車両のシフトレバーのシフト位置が後退位置にあることを検出する後退位置検出スイッチを備え、
    前記制御部は、前記後退位置検出スイッチにより前記シフトレバーのシフト位置が後退位置にあることが検出された場合に前記通常動作を行うとともに、前記距離情報表示動作を実行可能とすることを特徴とする請求項2に記載の車両用距離情報表示装置。
  5. 前記カメラは、車両の前後方向中心軸に光軸の路面への投影軸が平行となるように該車両に取り付けられることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の車両用距離情報表示装置。
  6. 前記車両の移動距離を検出する移動距離検出部を備え、
    前記制御部は、前記選択部により操作者が選択領域を選択した後に前記車両が移動した際は、前記記録部に記録された前記距離および前記移動距離検出部で検出された前記車両の移動距離に基づいて前記車両の前記移動に伴い前記選択領域が移動して位置する領域を選択領域として選択し、該選択領域に対する前記距離を前記記録部から読み出して前記表示部の前記表示画面の前記所定の位置に表示する移動時距離情報表示動作を行うことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の車両用距離情報表示装置。
  7. 前記制御部は、前記移動時距離情報表示動作を所定の周期で行うことを特徴とする請求項6に記載の車両用距離情報表示装置。
  8. 前記車両のハンドルの操舵角を検出する操舵角センサを備え、
    前記制御部は、前記操舵角センサにより検出されたハンドルの操舵角が所定の範囲にある場合に前記移動時距離情報表示動作を実行可能とすることを特徴とする請求項6または7に記載の車両用距離情報表示装置。
  9. 前記選択部は、前記領域毎にタッチスイッチが設けられ、手指または所定の指示具により前記タッチスイッチを操作して前記選択領域の選択を行うタッチパネルであることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の車両用距離情報表示装置。
  10. 前記選択部は、前記表示部の前記表示画面に表示されたカーソルの位置を任意の方向に移動可能なジョイスティックと、前記カーソルが位置する領域を選択領域として選択する選択スイッチとを備えることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の車両用距離情報表示装置。
  11. 前記制御部は、前記カメラで撮影した映像のうち前記選択領域に表示される映像を強調して前記表示部の前記表示画面に表示することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の車両用距離情報表示装置。
  12. 前記選択領域の前記強調は、前記選択領域に所定の色彩を付加することを特徴とする請求項11に記載の車両用距離情報表示装置。
  13. 前記色彩は、前記距離の値に応じて色分けがなされることを特徴とする請求項12に記載の車両用距離情報表示装置。
  14. 前記選択領域の前記強調は、前記選択領域に所定のシンボル画像を表示することを特徴とする請求項11に記載の車両用距離情報表示装置。
  15. 前記シンボル画像は、前記距離の値に応じて色分けがなされることを特徴とする請求項14に記載の車両用距離情報表示装置。
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