JP2007062111A - ラベル印刷方法、ラベル印刷装置、ラベル印刷プログラム及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】サイズや形状の異なる光ディスクが選択可能な場合に、ユーザーが煩雑な設定作業を行なわずに簡単にラベル印刷ができるラベル印刷方法及びラベル印刷装置を提供する。
【解決手段】このラベル印刷装置100は、メディアを格納するメディア格納手段14と、メディアの記録面にデータを記録するデータ記録手段15と、メディアのラベル面に画像を印刷するラベル印刷手段16と、メディアを排出するメディア排出手段17と、選択されたメディアをメディア格納手段14、データ記録手段15、ラベル印刷手段16及びメディア排出手段17との間を移動させるメディア搬送手段18と、データを記録フォーマットに従って加工するデータ処理手段12と、画像を拡大、縮小処理する画像処理手段13と、記録データおよび印刷画像を指示する外部装置を接続する外部I/F手段10と、各手段の動作を制御する主制御手段11と、を備えて構成される。
【選択図】図2
【解決手段】このラベル印刷装置100は、メディアを格納するメディア格納手段14と、メディアの記録面にデータを記録するデータ記録手段15と、メディアのラベル面に画像を印刷するラベル印刷手段16と、メディアを排出するメディア排出手段17と、選択されたメディアをメディア格納手段14、データ記録手段15、ラベル印刷手段16及びメディア排出手段17との間を移動させるメディア搬送手段18と、データを記録フォーマットに従って加工するデータ処理手段12と、画像を拡大、縮小処理する画像処理手段13と、記録データおよび印刷画像を指示する外部装置を接続する外部I/F手段10と、各手段の動作を制御する主制御手段11と、を備えて構成される。
【選択図】図2
Description
本発明は、ラベル印刷方法、ラベル印刷装置に関し、さらに詳しくは、サイズの異なるメディアへのラベル印刷方法に関するものである。
CD−R/RW、DVD±R/RWなどの記録型光ディスク(メディア)は、音楽情報の記録やビデオ画像の録画などで一般的に広く普及している。これらはアーカイブ性に優れているので、長期にわたり保管する用途に使われることが多く、他の多くのメディアと判別する目的で、記録された内容を示す情報がメディアに付加されていること必要条件である。
その1つの方法として、特許文献1には、CD等のデータメディアに高画質のプリントが施されたラベルを自動粘着し、または高画質画像を直接データメディア表面にプリントする。そしてラベルプリント手法として印刷されたシールを貼り付ける方法と、ラベル面に直接プリントする方法について開示されている。
また、近年インクジェットプリンタなどで印刷可能なラベル面をもつメディアが多く出回るようになってきた。このラベル面は直接メディアに印刷されるので、シールの剥がれはない。この例として特許文献2には、レーベル画像のインクにより偏重心量が大きな光ディスクであっても、その偏重心量を小さくし得るよう修正可能とするために、偏った図柄のラベル画像に対し、偏重心を小さくするような位置に重心調整用のインクまたはテープを貼り付ける技術について開示されている。
このメディアに印刷可能な機器としては、大量に扱う専門業者用として、専用のラベルプリンタが販売されている。しかし最近では個人ユースとしてCDを作成することが容易になっていることもあり、一般的なパソコンに接続する汎用プリンタでも一部の機種では印刷が可能となってきている。印刷機器の普及に伴い、ラベル印刷可能なメディアも増加しているが、メディアの低価格化が進み、ほぼ12cmしか市場にでまわらない状態となっている。これは12cmに比べ8cmや名刺型のメディアはコスト的に変わらないものの、記録容量が小さいためである。しかしながら将来のメディアの大容量化が進んだ場合、小型メディアでも十分な記録容量が確保される上に可搬性の容易さが見直され、8cmや名刺型、たる型などの小型の光ディスクが見直されることが考えられる。
その1つの方法として、特許文献1には、CD等のデータメディアに高画質のプリントが施されたラベルを自動粘着し、または高画質画像を直接データメディア表面にプリントする。そしてラベルプリント手法として印刷されたシールを貼り付ける方法と、ラベル面に直接プリントする方法について開示されている。
また、近年インクジェットプリンタなどで印刷可能なラベル面をもつメディアが多く出回るようになってきた。このラベル面は直接メディアに印刷されるので、シールの剥がれはない。この例として特許文献2には、レーベル画像のインクにより偏重心量が大きな光ディスクであっても、その偏重心量を小さくし得るよう修正可能とするために、偏った図柄のラベル画像に対し、偏重心を小さくするような位置に重心調整用のインクまたはテープを貼り付ける技術について開示されている。
このメディアに印刷可能な機器としては、大量に扱う専門業者用として、専用のラベルプリンタが販売されている。しかし最近では個人ユースとしてCDを作成することが容易になっていることもあり、一般的なパソコンに接続する汎用プリンタでも一部の機種では印刷が可能となってきている。印刷機器の普及に伴い、ラベル印刷可能なメディアも増加しているが、メディアの低価格化が進み、ほぼ12cmしか市場にでまわらない状態となっている。これは12cmに比べ8cmや名刺型のメディアはコスト的に変わらないものの、記録容量が小さいためである。しかしながら将来のメディアの大容量化が進んだ場合、小型メディアでも十分な記録容量が確保される上に可搬性の容易さが見直され、8cmや名刺型、たる型などの小型の光ディスクが見直されることが考えられる。
一方、コピー機の将来像として、記録型光ディスク装置を搭載して、オフィスやコンビニエンスストアで共用的に光ディスクへの書込みを可能とすることが考えられる。この場合、メディアは自動的に供給されることが望ましいので、従来のコピー機での給紙機構のようなメディア供給機構が備わると予想される。即ち、紙にA4、A3などのサイズがあるように、書込むデータ量や用途に応じて適正な光ディスクのサイズ(8cm、12cm)や形状(円板、名刺型、たる型)が選択されることが予想される。また共用のため、排出されたメディアを識別する必要があり、メディア毎にラベル印刷がなされていることが望ましい。
前述のように、専門業者で行なわれる大量のラベル印刷では、初期設定でのラベル画像調整は自ずと細心の注意をはらった凝ったものになるはずである。現状見かけることがないが、もしサイズや形状が異なったメディアへの印刷を行なう場合でも、一般的な12cmのメディアへの印刷を行なう場合でも、作業は大差ないと思われる。しかし個人ユースで1枚だけ書き込みする場合や、会社で10枚程度の光ディスクを作成する場合、コピー機と同様な感覚で簡易に光ディスクを作成したいという傾向が強く、極力手間を省いたものが望まれる。メディアのサイズや形状に選択肢がある場合、どのメディアに対しても容易にラベル面の画像を印刷可能なように自動設定する機能が望まれる。当然記録するデータが格納できる記録容量は満足している必要はあるが、メディアのコストや、用途に応じて選択するメディアのサイズや形状が変化する。例えば、50MBのデータを記録したい場合、可搬性を重視し小さい8cmのCDを選択する。しかしラベル印刷用の画像は12cm用にぴったりの画像しかない場合、そのままラベル印刷すると内周部のみ印刷され、外周部はなくなってしまう。例えばもし画像縮小設定機能とプレビュー機能があれば、そこで調整して8cm用に縮小すればよい。しかしメディアサイズは予めわかっているので、8cmメディアを選択した時点でラベル印刷用の画像も縮小設定なされると、使い勝手が非常に良くなる。
また、コピー機であればスキャナ機構も備わっているため、光ディスクのラベル面の画像を取り込むことも容易である。このため12cmのCDからラベル画像を取り込み、8cmのDVDにラベル画像を縮小印刷することも可能である。この取り込んだ画像の拡大縮小は、記録型光ディスクの記録密度が異なる規格が複数あるために、今後取り上げられる機能と思われる。CDの12cmの記録容量は700MB程度だが、DVDの8cmは1GBを超える。よって12cmのCDを8cmのDVDに移し変えることが十分可能なためである。
特開2001−319074公報
特開2000−33916公報
前述のように、専門業者で行なわれる大量のラベル印刷では、初期設定でのラベル画像調整は自ずと細心の注意をはらった凝ったものになるはずである。現状見かけることがないが、もしサイズや形状が異なったメディアへの印刷を行なう場合でも、一般的な12cmのメディアへの印刷を行なう場合でも、作業は大差ないと思われる。しかし個人ユースで1枚だけ書き込みする場合や、会社で10枚程度の光ディスクを作成する場合、コピー機と同様な感覚で簡易に光ディスクを作成したいという傾向が強く、極力手間を省いたものが望まれる。メディアのサイズや形状に選択肢がある場合、どのメディアに対しても容易にラベル面の画像を印刷可能なように自動設定する機能が望まれる。当然記録するデータが格納できる記録容量は満足している必要はあるが、メディアのコストや、用途に応じて選択するメディアのサイズや形状が変化する。例えば、50MBのデータを記録したい場合、可搬性を重視し小さい8cmのCDを選択する。しかしラベル印刷用の画像は12cm用にぴったりの画像しかない場合、そのままラベル印刷すると内周部のみ印刷され、外周部はなくなってしまう。例えばもし画像縮小設定機能とプレビュー機能があれば、そこで調整して8cm用に縮小すればよい。しかしメディアサイズは予めわかっているので、8cmメディアを選択した時点でラベル印刷用の画像も縮小設定なされると、使い勝手が非常に良くなる。
また、コピー機であればスキャナ機構も備わっているため、光ディスクのラベル面の画像を取り込むことも容易である。このため12cmのCDからラベル画像を取り込み、8cmのDVDにラベル画像を縮小印刷することも可能である。この取り込んだ画像の拡大縮小は、記録型光ディスクの記録密度が異なる規格が複数あるために、今後取り上げられる機能と思われる。CDの12cmの記録容量は700MB程度だが、DVDの8cmは1GBを超える。よって12cmのCDを8cmのDVDに移し変えることが十分可能なためである。
しかし特許文献1に開示されている従来技術は、メディアは高速で回転するため、フロッピー(登録商標)ディスクで行なわれていたように不用意にシールを貼り付けると、アンバランスを発生させ回転に支障をきたしてしまう。またメディア専用でない紙用のシールなどでは粘着力が弱く、高速回転の遠心力によって剥がれて飛散してしまうので、記録装置内部を破壊してしまう虞がある。特許文献1では中心に穴のあいた形状のシールにしているので、多少の耐久性はあると考えられる。しかし中心に穴をあけ、メディアチャッキングによって穴周辺を抑えてシールが剥がれて飛散することの無いように工夫されたシールであっても、メディア外周部の一部に剥がれによる浮きが発生することが考えられ、空力的な不安定さが原因で“うねり”のような振動がはじまり、シールの剥がれを加速させ、装置内の部品に接触して飛散することが、十分に予想される。
また特許文献2に開示されている従来技術は、ラベル印刷の画像に著しい偏りがあると、少なからずインクの重量による偏重心が発生し、回転のアンバランスを生み出すこともある。また激しいアンバランスがある場合には、自動的に回転数を下げる対策が装置に組み込まれているが、そのために装置が複雑となりコストが上昇するといった問題がある。
本発明は、かかる課題に鑑み、サイズや形状の異なる光ディスクが選択可能な場合に、ラベル印刷画像を適正なサイズで簡易にメディアに印刷するために、印刷対象画像の大きさと、印刷するメディアのサイズや形状から、適正な拡大縮小倍率を自動的に計算し、ユーザが煩雑な設定作業を行なわずに簡単にラベル印刷ができるラベル印刷方法及びラベル印刷装置を提供することを目的とする。
また他の目的は、バーコードが画像に含まれる場合、変倍して印刷したメディアでもバーコードが利用可能なようにすることである。
また他の目的は、ラベル面と記録データを等倍で複製する場合には、複製であるマークを付加することで、違法コピーなどが容易に出来ないようにすることである。
また特許文献2に開示されている従来技術は、ラベル印刷の画像に著しい偏りがあると、少なからずインクの重量による偏重心が発生し、回転のアンバランスを生み出すこともある。また激しいアンバランスがある場合には、自動的に回転数を下げる対策が装置に組み込まれているが、そのために装置が複雑となりコストが上昇するといった問題がある。
本発明は、かかる課題に鑑み、サイズや形状の異なる光ディスクが選択可能な場合に、ラベル印刷画像を適正なサイズで簡易にメディアに印刷するために、印刷対象画像の大きさと、印刷するメディアのサイズや形状から、適正な拡大縮小倍率を自動的に計算し、ユーザが煩雑な設定作業を行なわずに簡単にラベル印刷ができるラベル印刷方法及びラベル印刷装置を提供することを目的とする。
また他の目的は、バーコードが画像に含まれる場合、変倍して印刷したメディアでもバーコードが利用可能なようにすることである。
また他の目的は、ラベル面と記録データを等倍で複製する場合には、複製であるマークを付加することで、違法コピーなどが容易に出来ないようにすることである。
本発明はかかる課題を解決するために、請求項1は、ラベル面の印刷可能サイズが異なる複数種類のメディアに対応したラベル印刷方法であって、予め定められた変倍率により印刷画像を拡大または縮小して前記メディアのラベル面に印刷することを特徴とする。
本発明のラベル印刷方法は、予め設定した変倍率により、印刷画像を拡大または縮小してメディアのラベル面に直接印刷する方法である。変倍率はメディアのサイズやメディア種別により決定する。
請求項2は、前記メディアサイズまたは前記メディア形状により前記ラベル面への印刷可能範囲が一義的に決定できることにより、印刷対象として前記メディアサイズまたはメディア種別が選択された時点で前記印刷画像の変倍率を決定可能としたことを特徴とする。
メディアへの印刷範囲は、メディアのサイズとメディアの形状により一義的に決定される。従って、メディアサイズとメディアの種別が選択されると、その時点で印刷画像の変倍率をどのようにしたら印刷範囲に収まるかが分かる。
請求項3は、前記メディアは記録型光ディスクであり、当該メディアにデータ記録及びラベル印刷を同時に行う場合、当該メディアの記録容量は記録するデータ量より大きいことを特徴とする。
記録型光ディスクにデータを記録しながらラベル印刷を行うことで、処理時間を短縮することができる。このときの条件として、メディアの記録容量は記録するデータ量より大きい記録容量を有することが必要である。なぜならば、ラベル印刷中にメディアの記録容量が不足してメディアが使えなくなる虞があるからである。
本発明のラベル印刷方法は、予め設定した変倍率により、印刷画像を拡大または縮小してメディアのラベル面に直接印刷する方法である。変倍率はメディアのサイズやメディア種別により決定する。
請求項2は、前記メディアサイズまたは前記メディア形状により前記ラベル面への印刷可能範囲が一義的に決定できることにより、印刷対象として前記メディアサイズまたはメディア種別が選択された時点で前記印刷画像の変倍率を決定可能としたことを特徴とする。
メディアへの印刷範囲は、メディアのサイズとメディアの形状により一義的に決定される。従って、メディアサイズとメディアの種別が選択されると、その時点で印刷画像の変倍率をどのようにしたら印刷範囲に収まるかが分かる。
請求項3は、前記メディアは記録型光ディスクであり、当該メディアにデータ記録及びラベル印刷を同時に行う場合、当該メディアの記録容量は記録するデータ量より大きいことを特徴とする。
記録型光ディスクにデータを記録しながらラベル印刷を行うことで、処理時間を短縮することができる。このときの条件として、メディアの記録容量は記録するデータ量より大きい記録容量を有することが必要である。なぜならば、ラベル印刷中にメディアの記録容量が不足してメディアが使えなくなる虞があるからである。
請求項4は、前記変倍率は、前記ラベル面の印刷可能サイズの最小外径に印刷画像全体が収まるように決定されることを特徴とする。
印刷画像はラベル面に全て収まるようにしなければならない。そのためには変倍率をラベル面の印刷可能サイズの最小外径に印刷画像全体が収まるように決定される必要がある。
請求項5は、画像取込機能により複製元であるメディアのラベル面の画像を取込み、該ラベル面の画像を画像処理することによって前記メディア中心に相当する基準位置および前記ラベル面の画像の外形寸法を求めると共に、基準位置および外形寸法に基づいて印刷対象メディアのラベル面の印刷可能サイズに適合する印刷画像の変倍率を求め、当該変倍率により印刷画像を拡大または縮小し、且つ前記基準位置と前記印刷対象メディアの中心位置を合わせてラベル印刷することを特徴とする。
本発明は画像取込機能を備え、この画像取込機能でラベル面の画像を外部から取り込み記憶する。そしてこの画像を画像処理によりメディア中心に相当する基準位置と画像の外形寸法を求める。そしてこの基準位置および外形寸法に基づいて印刷対象メディアのラベル面の印刷可能サイズに適合する印刷画像の変倍率を求め、基準位置と印刷対象メディアの中心位置を合わせてラベル印刷する。
請求項6は、前記画像処理によってラベル面の画像内にバーコード情報の存在を識別した場合、前記バーコード情報の画像は等倍のままでラベル印刷することを特徴とする。
バーコードが含まれている印刷画像をラベル面に印刷する場合、変倍率により縮小するとバーコードも同時に縮小されてしまう。バーコードが縮小されると、バーコードとしての機能を果たさなくなる場合がある。そこで本発明では、画像処理によってラベル面の画像内にバーコード情報の存在を識別した場合、バーコード情報の画像は等倍のままでラベル印刷するものである。
請求項7は、前記画像取込機能により取込んだ画像を等倍でラベル印刷する場合、ラベルの複製である旨を示す印をラベル印刷面の少なくとも一部に印刷することを特徴とする。
画像取込機能により取込んだ画像を等倍でラベル印刷すると、どちらがオリジナル画像かが判然としなくなる。また違法コピーの可能性がある。そこで本発明では、このような場合、ラベルの複製である旨を示す印をラベル印刷面の少なくとも一部に印刷するものである。
印刷画像はラベル面に全て収まるようにしなければならない。そのためには変倍率をラベル面の印刷可能サイズの最小外径に印刷画像全体が収まるように決定される必要がある。
請求項5は、画像取込機能により複製元であるメディアのラベル面の画像を取込み、該ラベル面の画像を画像処理することによって前記メディア中心に相当する基準位置および前記ラベル面の画像の外形寸法を求めると共に、基準位置および外形寸法に基づいて印刷対象メディアのラベル面の印刷可能サイズに適合する印刷画像の変倍率を求め、当該変倍率により印刷画像を拡大または縮小し、且つ前記基準位置と前記印刷対象メディアの中心位置を合わせてラベル印刷することを特徴とする。
本発明は画像取込機能を備え、この画像取込機能でラベル面の画像を外部から取り込み記憶する。そしてこの画像を画像処理によりメディア中心に相当する基準位置と画像の外形寸法を求める。そしてこの基準位置および外形寸法に基づいて印刷対象メディアのラベル面の印刷可能サイズに適合する印刷画像の変倍率を求め、基準位置と印刷対象メディアの中心位置を合わせてラベル印刷する。
請求項6は、前記画像処理によってラベル面の画像内にバーコード情報の存在を識別した場合、前記バーコード情報の画像は等倍のままでラベル印刷することを特徴とする。
バーコードが含まれている印刷画像をラベル面に印刷する場合、変倍率により縮小するとバーコードも同時に縮小されてしまう。バーコードが縮小されると、バーコードとしての機能を果たさなくなる場合がある。そこで本発明では、画像処理によってラベル面の画像内にバーコード情報の存在を識別した場合、バーコード情報の画像は等倍のままでラベル印刷するものである。
請求項7は、前記画像取込機能により取込んだ画像を等倍でラベル印刷する場合、ラベルの複製である旨を示す印をラベル印刷面の少なくとも一部に印刷することを特徴とする。
画像取込機能により取込んだ画像を等倍でラベル印刷すると、どちらがオリジナル画像かが判然としなくなる。また違法コピーの可能性がある。そこで本発明では、このような場合、ラベルの複製である旨を示す印をラベル印刷面の少なくとも一部に印刷するものである。
請求項8は、複数の異なるサイズまたは形状のメディアを格納するメディア格納手段と、前記メディアの記録面にデータを記録するデータ記録手段と、前記メディアのラベル面に画像を印刷するラベル印刷手段と、前記メディアを排出するメディア排出手段と、選択されたメディアを前記メディア格納手段、データ記録手段、ラベル印刷手段及びメディア排出手段との間を移動させるメディア搬送手段と、データを記録フォーマットに従って加工するデータ処理手段と、画像を変倍率に基づいて拡大、縮小処理する画像処理手段と、記録データおよび印刷画像を指示する外部装置を接続する外部I/F手段と、前記メディア格納手段、データ記録手段、ラベル印刷手段、メディア排出手段、メディア搬送手段、データ処理手段、画像処理手段及び外部I/F手段の動作を制御する主制御手段と、を備えたことを特徴とする。
主制御手段は、外部I/F手段によって、ユーザからの記録データと印刷画像の指示を受け付ける。次にストッカーに格納されているメディア種別をメディア格納手段からの信号で判別し、指示されたデータが記録可能な容量のあるメディアを選別して、使用可能なメディア選択肢として外部I/F手段に表示する。ユーザによって選択されたメディア種別から判定できるラベル面の印刷可能範囲のサイズと、ユーザから指示された画像サイズから、適正な画像の変倍率を計算する。ユーザからの記録および印刷開始指示を受け付けると、主制御手段はメディア搬送手段に所定のメディアをストッカーから取り出し、データ記録手段へと搬送させる。次に記録データをデータ処理手段に転送し、必要なデータの加工を施し、データ記録手段でメディアの記録面にデータを記録する。データ記録の終了後、メディア搬送手段に指示を出して、記録終了したメディアをラベル印刷手段に搬送する。主制御手段はユーザから指示されたラベル印刷画像を画像処理手段に転送し、予め求まった変倍率で画像を拡大または縮小するなどの必要な画像処理を行なった後にラベル印刷手段にてラベルの印刷を行なう。ラベル印刷終了後、メディア搬送手段に指示を出して、ラベル印刷終了したメディアをメディア排出手段に搬送する。
主制御手段は、外部I/F手段によって、ユーザからの記録データと印刷画像の指示を受け付ける。次にストッカーに格納されているメディア種別をメディア格納手段からの信号で判別し、指示されたデータが記録可能な容量のあるメディアを選別して、使用可能なメディア選択肢として外部I/F手段に表示する。ユーザによって選択されたメディア種別から判定できるラベル面の印刷可能範囲のサイズと、ユーザから指示された画像サイズから、適正な画像の変倍率を計算する。ユーザからの記録および印刷開始指示を受け付けると、主制御手段はメディア搬送手段に所定のメディアをストッカーから取り出し、データ記録手段へと搬送させる。次に記録データをデータ処理手段に転送し、必要なデータの加工を施し、データ記録手段でメディアの記録面にデータを記録する。データ記録の終了後、メディア搬送手段に指示を出して、記録終了したメディアをラベル印刷手段に搬送する。主制御手段はユーザから指示されたラベル印刷画像を画像処理手段に転送し、予め求まった変倍率で画像を拡大または縮小するなどの必要な画像処理を行なった後にラベル印刷手段にてラベルの印刷を行なう。ラベル印刷終了後、メディア搬送手段に指示を出して、ラベル印刷終了したメディアをメディア排出手段に搬送する。
請求項9は、複製元であるメディアのラベル面の画像を取込む画像取込手段と、前記主制御手段に印刷画像を転送する外部装置と、を更に備えたことを特徴とする。
本発明は請求項8に、スキャナ等の画像取込手段とPC等の印刷画像を生成して転送する外部装置を更に備えたものである。
請求項10は、請求項1乃至7の何れか一項に記載のラベル印刷方法をコンピュータが制御可能にプログラミングしたことを特徴とする。
請求項11は、請求項10に記載のラベル印刷プログラムをコンピュータが読み取り可能な形式で記録したことを特徴とする。
本発明は請求項8に、スキャナ等の画像取込手段とPC等の印刷画像を生成して転送する外部装置を更に備えたものである。
請求項10は、請求項1乃至7の何れか一項に記載のラベル印刷方法をコンピュータが制御可能にプログラミングしたことを特徴とする。
請求項11は、請求項10に記載のラベル印刷プログラムをコンピュータが読み取り可能な形式で記録したことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ラベル面の印刷可能サイズが異なる複数種類のメディアに対応したラベル印刷方法であって、予め定められた変倍率で印刷画像を拡大または縮小し、拡大または縮小した画像を直接メディアのラベル面に印刷するので、ラベル印刷における印刷範囲の制約を受けずに、用途やコストに応じた適正なメディアに対し、記録内容が把握できるラベル印刷が自由に行なうことができ、非常に使い勝手の良いラベル印刷機能を得ることができる。
また請求項2では、印刷可能サイズまたは印刷可能サイズを一意に求められるメディア種別が複数の選択肢から選択されて認識されるものであり、印刷対象として印刷可能サイズまたはメディア種別が選択された時点で印刷画像の変倍率を求めるようにしたので、サイズの異なるメディアを選択するたびに必要であった、面倒で時間のかかるラベル印刷変倍率の調整が自動的に行なわれ、非常に使い勝手の良いラベル印刷機能を得ることができる。
また請求項3では、メディアは記録型光ディスクであり、記録面の記録容量が記録するデータ量より大きいメディアに限定して、印刷可能サイズまたはメディア種別の選択肢が示されるので、データ記録およびラベル印刷を同時に行なう際に、確実に使用できるメディアのみからユーザが選択できるので、非常に使い勝手の良いラベル印刷機能を得ることができる。
また請求項2では、印刷可能サイズまたは印刷可能サイズを一意に求められるメディア種別が複数の選択肢から選択されて認識されるものであり、印刷対象として印刷可能サイズまたはメディア種別が選択された時点で印刷画像の変倍率を求めるようにしたので、サイズの異なるメディアを選択するたびに必要であった、面倒で時間のかかるラベル印刷変倍率の調整が自動的に行なわれ、非常に使い勝手の良いラベル印刷機能を得ることができる。
また請求項3では、メディアは記録型光ディスクであり、記録面の記録容量が記録するデータ量より大きいメディアに限定して、印刷可能サイズまたはメディア種別の選択肢が示されるので、データ記録およびラベル印刷を同時に行なう際に、確実に使用できるメディアのみからユーザが選択できるので、非常に使い勝手の良いラベル印刷機能を得ることができる。
また請求項4では、変倍率は、ラベル面の印刷可能サイズの最小外径に印刷画像全体が収まるように求められているので、ユーザが認識せずに一部の画像が印刷されていない不具合を回避することができる。
また請求項5では、画像取込機能により複製元であるメディアのラベル面の画像を取込み、画像処理によってメディア中心に相当する基準位置および画像の外形寸法を求めると共に、印刷画像を印刷対象メディアのラベル面の印刷可能サイズに適合させる変倍率を求め、この変倍率で画像を拡大または縮小しつつ、画像の基準位置と印刷対象メディアの中心位置を合わせるように位置決めしてラベル印刷するので、画像取込手段にて取込む際、メディア設置の位置ズレに細心の注意を払う必要がなく、また複製元の画像を正確に新しいメディアに印刷することができ、非常に使い勝手の良いラベル印刷機能を得ることができる。
また請求項6では、画像処理によって画像内にバーコード情報の存在を識別した場合に、バーコード情報の画像は等倍のままで、ラベル印刷するようにしたので、記録データの管理やセキュリティー上重要なバーコード情報を、複製後のメディアラベル面でも同様に確実に利用できるので信頼性が高く、非常に使い勝手の良いラベル印刷機能を得ることができる。
また請求項7では、画像取込機能で画像取込みを行うと共に、取込んだ画像を等倍でラベル印刷する動作を行なう場合には、ラベルの複製であることを示す印がラベル印刷面の少なくとも一部に印刷されるので、違法コピーの抑制や、オリジナルとコピーの判別を容易に行なうことができ、非常に使い勝手の良いラベル印刷機能を得ることができる。
また請求項5では、画像取込機能により複製元であるメディアのラベル面の画像を取込み、画像処理によってメディア中心に相当する基準位置および画像の外形寸法を求めると共に、印刷画像を印刷対象メディアのラベル面の印刷可能サイズに適合させる変倍率を求め、この変倍率で画像を拡大または縮小しつつ、画像の基準位置と印刷対象メディアの中心位置を合わせるように位置決めしてラベル印刷するので、画像取込手段にて取込む際、メディア設置の位置ズレに細心の注意を払う必要がなく、また複製元の画像を正確に新しいメディアに印刷することができ、非常に使い勝手の良いラベル印刷機能を得ることができる。
また請求項6では、画像処理によって画像内にバーコード情報の存在を識別した場合に、バーコード情報の画像は等倍のままで、ラベル印刷するようにしたので、記録データの管理やセキュリティー上重要なバーコード情報を、複製後のメディアラベル面でも同様に確実に利用できるので信頼性が高く、非常に使い勝手の良いラベル印刷機能を得ることができる。
また請求項7では、画像取込機能で画像取込みを行うと共に、取込んだ画像を等倍でラベル印刷する動作を行なう場合には、ラベルの複製であることを示す印がラベル印刷面の少なくとも一部に印刷されるので、違法コピーの抑制や、オリジナルとコピーの判別を容易に行なうことができ、非常に使い勝手の良いラベル印刷機能を得ることができる。
また請求項8では、複数の異なるサイズまたは形状のメディアを格納するメディア格納手段と、メディアの記録面にデータを記録するデータ記録手段と、メディアのラベル面に画像を印刷するラベル印刷手段と、メディアを排出するメディア排出手段と、選択されたメディアをメディア格納手段とデータ記録手段とラベル印刷手段とメディア排出手段との間を移動させるメディア搬送手段と、データを加工するデータ処理手段と、画像を加工する画像処理手段と、記録データおよび印刷画像を指示する外部I/F手段と、各手段の動作を制御する主制御手段と、を備えているので、非常に使い勝手の良いデータ記録およびラベル印刷機能をもつ装置の構成を提示してあるので具体化が容易である。
また請求項9では、複製元であるメディアのラベル面の画像を取込む画像取込手段と、主制御手段に印刷画像を転送する外部装置と、を更に備えたので、非常に使い勝手の良い画像取込機能付きデータ記録およびラベル印刷機能をもつ装置の構成を提示してあるので具体化が容易である。
また請求項10では、請求項1乃至7の何れか一項に記載のラベル印刷方法をコンピュータが制御可能なOSに従ってプログラミングすることにより、そのOSを備えたコンピュータであれば同じ処理方法により制御することができる。
また請求項11では、請求項10に記載のラベル印刷プログラムをコンピュータが読み取り可能な形式で記録媒体に記録することにより、この記録媒体を持ち運ぶことにより何処でもプログラムを稼動することができる。
また請求項9では、複製元であるメディアのラベル面の画像を取込む画像取込手段と、主制御手段に印刷画像を転送する外部装置と、を更に備えたので、非常に使い勝手の良い画像取込機能付きデータ記録およびラベル印刷機能をもつ装置の構成を提示してあるので具体化が容易である。
また請求項10では、請求項1乃至7の何れか一項に記載のラベル印刷方法をコンピュータが制御可能なOSに従ってプログラミングすることにより、そのOSを備えたコンピュータであれば同じ処理方法により制御することができる。
また請求項11では、請求項10に記載のラベル印刷プログラムをコンピュータが読み取り可能な形式で記録媒体に記録することにより、この記録媒体を持ち運ぶことにより何処でもプログラムを稼動することができる。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1は各種メディアとラベル面の印刷可能範囲を示す図である。図1(a)は現在市場で出回っている光ディスク(メディア)12cmの円板型の図である。このメディアサイズは、CD、DVDをはじめ、Blu−rayやHD−DVDなどにも使われており主流といえる。図1(b)は現在市場で出回っている光ディスク(メディア)8cmの円板型の図である。このディスク2は数年前にはシングルCDに使われたものであり、最近少しずつDVDカムコーダに使われだしているようであるが、数量的には少ない。この他、さらに携帯性を高めた図1(c)の8cmのたる型や図1(d)の名刺型もある。これらは内周に約1.4cmの中心穴1a、2a、3a、4aがあり、この部分を記録再生装置で保持(チャッキング)して回転させる。
また上面はラベル面といい、インクジェットプリンタなどのインクで印刷可能な特殊表面処理がなされている。もちろんラベル印刷はインクジェットプリンタに限ることはなく、製品化された例ではトナーによる印刷や熱転写型のものもある。また、書き換え型として感熱型のラベル面も開発されている。この印刷可能範囲は、中心穴の周囲の直径2.4cm程度と、外周の1mm程度を除いた部分となることが多い。これらは反対面のデータ記録面には一切影響を与えない構成となっている。
一方、下面はデータ記録面であり、追記型や書き換え型の記録材料が付けられ、透明なPC(ポリカーボネート)基板などによってカバーされている。現段階では記録材料が追記型でも書き換え型でもラベル面の印字方法は同じなので、データが書き換え可能でも、ラベル面の書き換えはできない状態である。しかし感熱タイプのラベル面の開発が進めば、ラベル面も書き換え可能となると思われる。
このように、一般的なラベル印刷可能なメディアは、メディアサイズや形状とラベル印刷可能範囲が一意に対応させることができるので、メディア種別を判別できればラベル印刷可能範囲を知ることができる。この場合のメディア種別とは、サイズや形状のことであって、追記型か書き換え型かではない。
図1は各種メディアとラベル面の印刷可能範囲を示す図である。図1(a)は現在市場で出回っている光ディスク(メディア)12cmの円板型の図である。このメディアサイズは、CD、DVDをはじめ、Blu−rayやHD−DVDなどにも使われており主流といえる。図1(b)は現在市場で出回っている光ディスク(メディア)8cmの円板型の図である。このディスク2は数年前にはシングルCDに使われたものであり、最近少しずつDVDカムコーダに使われだしているようであるが、数量的には少ない。この他、さらに携帯性を高めた図1(c)の8cmのたる型や図1(d)の名刺型もある。これらは内周に約1.4cmの中心穴1a、2a、3a、4aがあり、この部分を記録再生装置で保持(チャッキング)して回転させる。
また上面はラベル面といい、インクジェットプリンタなどのインクで印刷可能な特殊表面処理がなされている。もちろんラベル印刷はインクジェットプリンタに限ることはなく、製品化された例ではトナーによる印刷や熱転写型のものもある。また、書き換え型として感熱型のラベル面も開発されている。この印刷可能範囲は、中心穴の周囲の直径2.4cm程度と、外周の1mm程度を除いた部分となることが多い。これらは反対面のデータ記録面には一切影響を与えない構成となっている。
一方、下面はデータ記録面であり、追記型や書き換え型の記録材料が付けられ、透明なPC(ポリカーボネート)基板などによってカバーされている。現段階では記録材料が追記型でも書き換え型でもラベル面の印字方法は同じなので、データが書き換え可能でも、ラベル面の書き換えはできない状態である。しかし感熱タイプのラベル面の開発が進めば、ラベル面も書き換え可能となると思われる。
このように、一般的なラベル印刷可能なメディアは、メディアサイズや形状とラベル印刷可能範囲が一意に対応させることができるので、メディア種別を判別できればラベル印刷可能範囲を知ることができる。この場合のメディア種別とは、サイズや形状のことであって、追記型か書き換え型かではない。
図2は本発明の第1の実施形態に係るラベル印刷装置の機能ブロック図である。このラベル印刷装置100は、複数の異なるサイズまたは形状のメディアを格納するメディア格納手段14と、メディアの記録面にデータを記録するデータ記録手段15と、メディアのラベル面に画像を印刷するラベル印刷手段16と、メディアを排出するメディア排出手段17と、選択されたメディアをメディア格納手段14、データ記録手段15、ラベル印刷手段16及びメディア排出手段17との間を移動させるメディア搬送手段18と、データを記録フォーマットに従って加工するデータ処理手段12と、画像を変倍率に基づいて拡大、縮小処理する画像処理手段13と、記録データおよび印刷画像を指示する外部装置を接続する外部I/F手段10と、メディア格納手段14、データ記録手段15、ラベル印刷手段16、メディア排出手段17、メディア搬送手段18、データ処理手段12、画像処理手段13及び外部I/F手段10の動作を制御する主制御手段11と、を備えて構成される。
メディア格納手段14には、複数のタイプのメディアがそれぞれ複数枚格納されている。例えば、図3では12cmの円板型メディア1と、8cmの円板型メディア2と、名刺型メディア4がそれぞれ6枚ずつ、個別のストッカー1c、2c、4cに格納されている。共用する人数にもよるが、これらは数10枚〜100枚程度格納できることが望ましい。それぞれのストッカーはメディアが不足した場合、メディアを補給することができると良い。もしくはストッカー毎交換してメディアが充填された新しいものに取り替える方法でも良い。このメディア格納手段14は、現在どのストッカーにどのタイプのメディアが格納されているかの情報を主制御手段11に送る。このメディア判別方法は、判別装置をつけて自動的に判別するものでもよいし、またはユーザがメディアを補充する際に、判別スイッチを設定するものでも良い。このメディア格納手段14のどのストッカーからもメディア搬送手段18の保持アーム18aによりメディア20が1枚ずつ取り出される。
メディア格納手段14には、複数のタイプのメディアがそれぞれ複数枚格納されている。例えば、図3では12cmの円板型メディア1と、8cmの円板型メディア2と、名刺型メディア4がそれぞれ6枚ずつ、個別のストッカー1c、2c、4cに格納されている。共用する人数にもよるが、これらは数10枚〜100枚程度格納できることが望ましい。それぞれのストッカーはメディアが不足した場合、メディアを補給することができると良い。もしくはストッカー毎交換してメディアが充填された新しいものに取り替える方法でも良い。このメディア格納手段14は、現在どのストッカーにどのタイプのメディアが格納されているかの情報を主制御手段11に送る。このメディア判別方法は、判別装置をつけて自動的に判別するものでもよいし、またはユーザがメディアを補充する際に、判別スイッチを設定するものでも良い。このメディア格納手段14のどのストッカーからもメディア搬送手段18の保持アーム18aによりメディア20が1枚ずつ取り出される。
データ記録手段15は一般的な記録型光ディスク装置でよい。このデータ記録手段15はデータ処理手段12から転送されるデータを、メディアの記録面に記録する。メディアの脱着は一般的な光ディスク装置のローディングおよびイジェクト機構を用いても構わないが、メディア搬送手段18と組み合わせて改良されても良い。
データ処理手段12は、主制御手段11から転送されたユーザデータを、光ディスク装置の入力フォーマットに変換する加工動作を行なう。CDではディスクアットワンスやパケットライトといった複数の書き込み方法に従った手順や、ユーザデータ以外のリードイン、リードアウト情報などの付加などの動作を行なう。
ラベル印刷手段16は、画像処理手段13から転送された画像情報をメディアのラベル面に印刷する。印刷方法はインクジェットプリンタ方式でも、トナー方式でも、熱転写方式でも、感熱方式でも構わない。メディアの脱着はデータ記録手段15と同様である。
画像処理手段13では、主制御手段11から転送された画像情報の拡大率または縮小率の計算や変倍作業、画像の位置決め等を行なう。またバーコードの判別や、複製マークの付加なども行なう。ラベル面とデータ記録面はメディアの上下に分かれているので、データ記録手段15とラベル印刷手段16は必ずしもメディアの脱着が分かれている必要はなく、同じ装置内の上下に割り当てられていても良い。
メディア搬送手段18は、主制御手段11から指示を受け、メディア格納手段14の指定されたストッカーから1枚のメディアを保持アーム18aで取り出し、データ記録手段15に搬送する。データ記録終了後、データ記録手段15からメディアを取り出し、ラベル印刷手段16に搬送する。最後にラベル印刷後、メディア排出手段17に搬送しメディアを排出させる。
データ処理手段12は、主制御手段11から転送されたユーザデータを、光ディスク装置の入力フォーマットに変換する加工動作を行なう。CDではディスクアットワンスやパケットライトといった複数の書き込み方法に従った手順や、ユーザデータ以外のリードイン、リードアウト情報などの付加などの動作を行なう。
ラベル印刷手段16は、画像処理手段13から転送された画像情報をメディアのラベル面に印刷する。印刷方法はインクジェットプリンタ方式でも、トナー方式でも、熱転写方式でも、感熱方式でも構わない。メディアの脱着はデータ記録手段15と同様である。
画像処理手段13では、主制御手段11から転送された画像情報の拡大率または縮小率の計算や変倍作業、画像の位置決め等を行なう。またバーコードの判別や、複製マークの付加なども行なう。ラベル面とデータ記録面はメディアの上下に分かれているので、データ記録手段15とラベル印刷手段16は必ずしもメディアの脱着が分かれている必要はなく、同じ装置内の上下に割り当てられていても良い。
メディア搬送手段18は、主制御手段11から指示を受け、メディア格納手段14の指定されたストッカーから1枚のメディアを保持アーム18aで取り出し、データ記録手段15に搬送する。データ記録終了後、データ記録手段15からメディアを取り出し、ラベル印刷手段16に搬送する。最後にラベル印刷後、メディア排出手段17に搬送しメディアを排出させる。
主制御手段11は、外部I/F手段10によって、ユーザからの記録データと印刷画像の指示を受け付ける。次にストッカーに格納されているメディア種別をメディア格納手段14からの信号で判別し、指示されたデータが記録可能な容量のあるメディアを選別して、使用可能なメディア選択肢として外部I/F手段10に表示する。ユーザによって選択されたメディア種別から判定できるラベル面の印刷可能範囲のサイズと、ユーザから指示された画像サイズから、適正な画像の変倍率を計算する。望ましくは外部I/F手段10を通してラベル印刷イメージをプレビュー画面で表示させる。この際、求まった変倍率も表示し、ユーザが変倍率を微調整できるようにしても良い。ユーザからの記録および印刷開始指示を受け付けると、主制御手段11はメディア搬送手段18に所定のメディアをストッカーから取り出し、データ記録手段15へと搬送させる。次に記録データをデータ処理手段12に転送し、必要なデータの加工を施し、データ記録手段15でメディアの記録面にデータを記録する。この際、外部I/F手段10で詳細な記録フォーマットなどのオプション設定を行なった場合は、この指示に従ったデータの加工を行なえばよいが、基本的に最低限の加工処理はデフォルトで定めておくことが簡易な記録のためには望ましい。データ記録の終了後、メディア搬送手段18に指示を出して、記録終了したメディアをラベル印刷手段16に搬送する。主制御手段11はユーザから指示されたラベル印刷画像を画像処理手段13に転送し、予め求まった変倍率で画像を拡大または縮小するなどの必要な画像処理を行なった後にラベル印刷手段16にてラベルの印刷を行なう。ラベル印刷終了後、メディア搬送手段18に指示を出して、ラベル印刷終了したメディアをメディア排出手段17に搬送する。図2、3のようにデータ記録手段15とラベル印刷手段16が別装置の構成にて、複数枚のメディアを作成する場合は、1枚目のラベル印刷中に、2枚目のデータ記録を行なうと時間短縮が可能である。もしデータ記録を行なうことがない場合は、データ処理手段12とデータ記録手段15は不要であり、ラベル印刷のみ行なう装置とすればよい。なおデータ記録手段もラベル印刷手段も、各種メディアに対応していることが必要となる。
図4は本発明の第2の実施形態に係るラベル印刷装置の機能ブロック図である。同じ構成要素には図2と同じ参照番号を付して説明する。図4が図2と異なる点は、複製元であるメディアのラベル面の画像を取込む画像取込手段40と、主制御手段11に印刷画像を転送する外部装置41と、を更に備えた点である。第1の実施形態ではユーザが指示するラベル印刷用の画像は既に主制御手段11に格納されていた。ここでは追加された画像取込手段40で取込んだ画像をラベル印刷の画像として用いる。具体的には図5に示すように、コピー機のスキャナ部分である。複製元となるラベル画像のあるメディアを画像取込手段40の一部である画像取込面44上に設置する。このメディアのラベル面をスキャナ部が走査してラベル印刷画像を取込む。この操作は外部I/F手段10の一部である操作手段42により行なう。取込んだ画像を主制御手段11に格納する。一方記録データも第1の実施形態では既に主制御手段11に格納されていた。本実施形態では、外部にLANなどの通信手段で接続されたパソコン等の外部装置41から記録データを主制御手段11に転送する。ユーザは事前にLANに接続された端末パソコンから主制御手段11に記録データを送って格納させておいてもよいし、また操作手段42から外部パソコン内部の記録データを指定してデータ転送させても良い。このようにしてラベル印刷用の画像と、記録データを主制御手段11に格納する。以後の動作は実施形態1と同様であるので省略する。なお、図5では紙の出力用の給紙手段45と排紙手段43をもつコピー機に、データ記録およびラベル印刷手段46を付加した構成としている。
次に第3の実施形態として、第2の実施形態の画像取込の際に行なう画像処理の一部を説明する。画像取込面にはメディアを設置する推奨位置を示すマークをつけておくと良い。しかしメディアの位置は必ずしも所望の位置に固定されるとは限らない。特に紙を主体として設計されたコピー機などでは、メディアの正確な設置位置を示す印も固定器具もない。そこで、取込まれた画像の画像処理を行なって、ラベル印刷のための画像を生成する。
図6は取込画像の基準位置と外形寸法を示す図である。図6(a)は取込画像を示す図であり、図6(b)は基準位置を決定する図である。まず取込まれた画像から、メディア21の中心穴に相当する直径約1.4cmもしくは、ラベル印刷面の直径約2.4cmの円形状22を判別する。ラベル面は中心穴と違い画像取込面に接しているので、コントラストの差が出やすい状態になっており判別できる。画像取込の際にメディア上部に反射率の低いシートで覆うか、または全く覆わない構成にすると、図6(a)に示した様にその差がハッキリする。外形も画像取込面に接せずコントラストに差が発生した領域を判別すればよい。このように判別した中心穴からさらにその中心の座標を求め、複製元画像の基準位置23とする。また外形寸法24も求め変倍率の計算に用いる。この変倍率は、外形寸法24が印刷可能範囲に収まるように計算される。なお図1に最小外形1a〜1dを示したが、変形メディアの場合は、この最小外形が印刷可能範囲の基準となされるのが望ましい。
図7はラベル面の変倍について説明する図である。図7(a)は12cmメディア25のラベル面に文字が印刷されている図である。このラベル面の画像を図7(b)の8cmメディア26に等倍に印刷する場合、8cmメディア26の印刷可能範囲が狭いので、当然ながら等倍では図7(b)のように外周部が切れて全体が印刷されない。そこで12cmメディア25のラベル面の画像を12:8の比率で縮小して印刷すると、図7(c)のように全てが印刷される。このとき、複製元の画像が画像取込手段から得たものならば、基準位置を印刷メディアの中心に合わせることができるので、正確な位置に印刷することが出来る。
逆に8cmのメディアラベル面の画像を複製元とし、12cmのメディアラベル面に印刷する場合は、8:12で拡大することになる。また12cmから12cmにラベルを複製する場合は、オリジナルとコピーの見分けがつきにくくなったり、違法コピーの可能性が有ったりする。よってこの場合には、画像処理手段13にて、画像の一部にコピーを示すマーク、例えば「複製」といった文字を入れたり、星型マークやコピー番号、バーコードを入れたりする。なお12cmメディアと8cmメディアは外形寸法が違うが、中心穴の形状は等しいので、内周側の一部は印刷されない部分が出来てしまう。本発明ではここに対応はしない。
図7はラベル面の変倍について説明する図である。図7(a)は12cmメディア25のラベル面に文字が印刷されている図である。このラベル面の画像を図7(b)の8cmメディア26に等倍に印刷する場合、8cmメディア26の印刷可能範囲が狭いので、当然ながら等倍では図7(b)のように外周部が切れて全体が印刷されない。そこで12cmメディア25のラベル面の画像を12:8の比率で縮小して印刷すると、図7(c)のように全てが印刷される。このとき、複製元の画像が画像取込手段から得たものならば、基準位置を印刷メディアの中心に合わせることができるので、正確な位置に印刷することが出来る。
逆に8cmのメディアラベル面の画像を複製元とし、12cmのメディアラベル面に印刷する場合は、8:12で拡大することになる。また12cmから12cmにラベルを複製する場合は、オリジナルとコピーの見分けがつきにくくなったり、違法コピーの可能性が有ったりする。よってこの場合には、画像処理手段13にて、画像の一部にコピーを示すマーク、例えば「複製」といった文字を入れたり、星型マークやコピー番号、バーコードを入れたりする。なお12cmメディアと8cmメディアは外形寸法が違うが、中心穴の形状は等しいので、内周側の一部は印刷されない部分が出来てしまう。本発明ではここに対応はしない。
図8は画像にバーコード情報が含まれていた場合について説明する図である。図8(a)は12cmメディア25のラベル面に文字とバーコードが印刷されている図であり、図8(b)は全縮小印刷の図であり、図8(c)はバーコード以外を縮小した図である。メディアの管理やセキュリティーなどの目的で、バーコード情報がラベル面に印刷されていると便利なことがある。一般にバーコードの使用目的は、メディアに記録されたデータを管理するものなので、メディアのサイズや形状が異なっても複製されたメディアの記録データは変化しないことからも、バーコード情報は複製された後も本来の役割を果たす必要がある。具体的には図8(a)に示すバーコード情報29がラベル面に含まれる12cmメディア28の記録データを8cmメディアにコピーする場合、容量が8cmのメディアでも十分であればデータは同じものがコピーされる。ラベル画像は通常の手順であれば12:8で縮小されるので、図8(b)のようにバーコード情報31も読み取りが難しくなるほど縮小してしまう。また等倍で印刷すると外周部が印刷されない。そこで本実施形態では、画像処理手段13により、バーコード情報の有無を判別して、バーコード情報と認識した場合は、図8(c)のようにバーコード情報32のみ等倍で印刷し、複製後もバーコード情報32の読み取りが可能なメディアを提供する機能を有する。具体的には、バーコード情報の画像はバーコードの規格[JANやITFなど]にパタンが規定されているので、いわゆるパタン認識することが可能で、この部分の画像のみ等倍で確保する。次に全体の画像を所定の変倍率で拡大または縮小する。次にバーコード情報があった複製元画像上の座標を変倍した画像における座標に変換し、新しい座標の画像を、等倍で確保されているバーコード画像に差し替える。こうして出来た変倍後の画像をラベル面に印刷する。尚、ここでは一般的なバーコードを例にしたが、2次元バーコードや特殊なセキュリティーマークなどでも同様のことができる。
以上の通り本発明によれば、ラベル面の印刷可能サイズが異なる複数種類のメディアに対応したラベル印刷方法であって、予め定められた変倍率で印刷画像を拡大または縮小し、拡大または縮小した画像を直接メディアのラベル面に印刷するので、ラベル印刷における印刷範囲の制約を受けずに、用途やコストに応じた適正なメディアに対し、記録内容が把握できるラベル印刷が自由に行なうことができ、非常に使い勝手の良いラベル印刷機能を得ることができる。
また、印刷可能サイズまたは印刷可能サイズを一意に求められるメディア種別が複数の選択肢から選択されて認識されるものであり、印刷対象として印刷可能サイズまたはメディア種別が選択された時点で印刷画像の変倍率を求めるようにしたので、サイズの異なるメディアを選択するたびに必要であった、面倒で時間のかかるラベル印刷変倍率の調整が自動的に行なわれ、非常に使い勝手の良いラベル印刷機能を得ることができる。
また、メディアは記録型光ディスクであり、記録面の記録容量が記録するデータ量より大きいメディアに限定して、印刷可能サイズまたはメディア種別の選択肢が示されるので、データ記録およびラベル印刷を同時に行なう際に、確実に使用できるメディアのみからユーザが選択できるので、非常に使い勝手の良いラベル印刷機能を得ることができる。
また、変倍率は、ラベル面の印刷可能サイズの最小外径に印刷画像全体が収まるように求められているので、ユーザが認識せずに一部の画像が印刷されていない不具合を回避することができる。
また、画像取込機能により複製元であるメディアのラベル面の画像を取込み、画像処理によってメディア中心に相当する基準位置および画像の外形寸法を求めると共に、印刷画像を印刷対象メディアのラベル面の印刷可能サイズに適合させる変倍率を求め、この変倍率で画像を拡大または縮小しつつ、画像の基準位置と印刷対象メディアの中心位置を合わせるように位置決めしてラベル印刷するので、画像取込手段にて取込む際、メディア設置の位置ズレに細心の注意を払う必要がなく、また複製元の画像を正確に新しいメディアに印刷することができ、非常に使い勝手の良いラベル印刷機能を得ることができる。
また、印刷可能サイズまたは印刷可能サイズを一意に求められるメディア種別が複数の選択肢から選択されて認識されるものであり、印刷対象として印刷可能サイズまたはメディア種別が選択された時点で印刷画像の変倍率を求めるようにしたので、サイズの異なるメディアを選択するたびに必要であった、面倒で時間のかかるラベル印刷変倍率の調整が自動的に行なわれ、非常に使い勝手の良いラベル印刷機能を得ることができる。
また、メディアは記録型光ディスクであり、記録面の記録容量が記録するデータ量より大きいメディアに限定して、印刷可能サイズまたはメディア種別の選択肢が示されるので、データ記録およびラベル印刷を同時に行なう際に、確実に使用できるメディアのみからユーザが選択できるので、非常に使い勝手の良いラベル印刷機能を得ることができる。
また、変倍率は、ラベル面の印刷可能サイズの最小外径に印刷画像全体が収まるように求められているので、ユーザが認識せずに一部の画像が印刷されていない不具合を回避することができる。
また、画像取込機能により複製元であるメディアのラベル面の画像を取込み、画像処理によってメディア中心に相当する基準位置および画像の外形寸法を求めると共に、印刷画像を印刷対象メディアのラベル面の印刷可能サイズに適合させる変倍率を求め、この変倍率で画像を拡大または縮小しつつ、画像の基準位置と印刷対象メディアの中心位置を合わせるように位置決めしてラベル印刷するので、画像取込手段にて取込む際、メディア設置の位置ズレに細心の注意を払う必要がなく、また複製元の画像を正確に新しいメディアに印刷することができ、非常に使い勝手の良いラベル印刷機能を得ることができる。
また、画像処理によって画像内にバーコード情報の存在を識別した場合に、バーコード情報の画像は等倍のままで、ラベル印刷するようにしたので、記録データの管理やセキュリティー上重要なバーコード情報を、複製後のメディアラベル面でも同様に確実に利用できるので信頼性が高く、非常に使い勝手の良いラベル印刷機能を得ることができる。
また、画像取込機能で画像取込みを行うと共に、取込んだ画像を等倍でラベル印刷する動作を行なう場合には、ラベルの複製であることを示す印がラベル印刷面の少なくとも一部に印刷されるので、違法コピーの抑制や、オリジナルとコピーの判別を容易に行なうことができ、非常に使い勝手の良いラベル印刷機能を得ることができる。
また、複数の異なるサイズまたは形状のメディアを格納するメディア格納手段と、メディアの記録面にデータを記録するデータ記録手段と、メディアのラベル面に画像を印刷するラベル印刷手段と、メディアを排出するメディア排出手段と、選択されたメディアをメディア格納手段とデータ記録手段とラベル印刷手段とメディア排出手段との間を移動させるメディア搬送手段と、データを加工するデータ処理手段と、画像を加工する画像処理手段と、記録データおよび印刷画像を指示する外部I/F手段と、各手段の動作を制御する主制御手段と、を備えているので、非常に使い勝手の良いデータ記録およびラベル印刷機能をもつ装置の構成を提示してあるので具体化が容易である。
また、複製元であるメディアのラベル面の画像を取込む画像取込手段と、主制御手段に印刷画像を転送する外部装置と、を更に備えたので、非常に使い勝手の良い画像取込機能付きデータ記録およびラベル印刷機能をもつ装置の構成を提示してあるので具体化が容易である。
また、本発明のラベル印刷方法をコンピュータが制御可能なOSに従ってプログラミングすることにより、そのOSを備えたコンピュータであれば同じ処理方法により制御することができる。
また、本発明のラベル印刷プログラムをコンピュータが読み取り可能な形式で記録媒体に記録することにより、この記録媒体を持ち運ぶことにより何処でもプログラムを稼動することができる。
また、画像取込機能で画像取込みを行うと共に、取込んだ画像を等倍でラベル印刷する動作を行なう場合には、ラベルの複製であることを示す印がラベル印刷面の少なくとも一部に印刷されるので、違法コピーの抑制や、オリジナルとコピーの判別を容易に行なうことができ、非常に使い勝手の良いラベル印刷機能を得ることができる。
また、複数の異なるサイズまたは形状のメディアを格納するメディア格納手段と、メディアの記録面にデータを記録するデータ記録手段と、メディアのラベル面に画像を印刷するラベル印刷手段と、メディアを排出するメディア排出手段と、選択されたメディアをメディア格納手段とデータ記録手段とラベル印刷手段とメディア排出手段との間を移動させるメディア搬送手段と、データを加工するデータ処理手段と、画像を加工する画像処理手段と、記録データおよび印刷画像を指示する外部I/F手段と、各手段の動作を制御する主制御手段と、を備えているので、非常に使い勝手の良いデータ記録およびラベル印刷機能をもつ装置の構成を提示してあるので具体化が容易である。
また、複製元であるメディアのラベル面の画像を取込む画像取込手段と、主制御手段に印刷画像を転送する外部装置と、を更に備えたので、非常に使い勝手の良い画像取込機能付きデータ記録およびラベル印刷機能をもつ装置の構成を提示してあるので具体化が容易である。
また、本発明のラベル印刷方法をコンピュータが制御可能なOSに従ってプログラミングすることにより、そのOSを備えたコンピュータであれば同じ処理方法により制御することができる。
また、本発明のラベル印刷プログラムをコンピュータが読み取り可能な形式で記録媒体に記録することにより、この記録媒体を持ち運ぶことにより何処でもプログラムを稼動することができる。
10 外部I/F手段、11 主制御手段、12 データ処理手段、13 画像処理手段、14 メディア格納手段、15 データ記録手段、16 ラベル印刷手段、17 メディア排出手段、18 メディア搬送手段、40 画像取込手段、41 外部装置、100 ラベル印刷装置
Claims (11)
- ラベル面の印刷可能サイズが異なる複数種類のメディアに対応したラベル印刷方法であって、予め定められた変倍率により印刷画像を拡大または縮小して前記メディアのラベル面に印刷することを特徴とするラベル印刷方法。
- 前記メディアサイズまたは前記メディア形状により前記ラベル面への印刷可能範囲が一義的に決定できることにより、前記メディアサイズまたはメディア種別が選択された時点で前記印刷画像の変倍率を決定可能としたことを特徴とする請求項1に記載のラベル印刷方法。
- 前記メディアは記録型光ディスクであり、当該メディアにデータ記録及びラベル印刷を同時に行う場合、当該メディアの記録容量は記録するデータ量より大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載のラベル印刷方法。
- 前記変倍率は、前記ラベル面の印刷可能サイズの最小外径に印刷画像全体が収まるように決定されることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のラベル印刷方法。
- 画像取込機能により複製元であるメディアのラベル面の画像を取込み、該ラベル面の画像を画像処理することによって前記メディア中心に相当する基準位置および前記ラベル面の画像の外形寸法を求めると共に、基準位置および外形寸法に基づいて印刷対象メディアのラベル面の印刷可能サイズに適合する印刷画像の変倍率を求め、当該変倍率により印刷画像を拡大または縮小し、且つ前記基準位置と前記印刷対象メディアの中心位置を合わせてラベル印刷することを特徴とするラベル印刷方法。
- 前記画像処理によってラベル面の画像内にバーコード情報の存在を識別した場合、前記バーコード情報の画像は等倍のままでラベル印刷することを特徴とする請求項5に記載のラベル印刷方法。
- 前記画像取込機能により取込んだ画像を等倍でラベル印刷する場合、ラベルの複製である旨を示す印をラベル印刷面の少なくとも一部に印刷することを特徴とする請求項5又は6に記載のラベル印刷方法。
- 複数の異なるサイズまたは形状のメディアを格納するメディア格納手段と、前記メディアの記録面にデータを記録するデータ記録手段と、前記メディアのラベル面に画像を印刷するラベル印刷手段と、前記メディアを排出するメディア排出手段と、選択されたメディアを前記メディア格納手段、データ記録手段、ラベル印刷手段及びメディア排出手段との間を移動させるメディア搬送手段と、データを記録フォーマットに従って加工するデータ処理手段と、画像を変倍率に基づいて拡大、縮小処理する画像処理手段と、記録データおよび印刷画像を指示する外部装置を接続する外部I/F手段と、前記メディア格納手段、データ記録手段、ラベル印刷手段、メディア排出手段、メディア搬送手段、データ処理手段、画像処理手段及び外部I/F手段の動作を制御する主制御手段と、を備えたことを特徴とするラベル印刷装置。
- 複製元であるメディアのラベル面の画像を取込む画像取込手段と、前記主制御手段に印刷画像を転送する外部装置と、を更に備えたことを特徴とする請求項8に記載のラベル印刷装置。
- 請求項1乃至7の何れか一項に記載のラベル印刷方法をコンピュータが制御可能にプログラミングしたことを特徴とするラベル印刷プログラム。
- 請求項10に記載のラベル印刷プログラムをコンピュータが読み取り可能な形式で記録したことを特徴とする記録媒体。
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2005
- 2005-08-30 JP JP2005250164A patent/JP2007062111A/ja active Pending
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