JP2007059787A - 半導体用接着フィルム及びこれを用いた半導体装置 - Google Patents

半導体用接着フィルム及びこれを用いた半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 半導体素子と有機基板等の半導体素子搭載用支持部材とを低温で接着し、回路段差を充填することができる半導体用接着フィルムを提供すること。
【解決手段】 (A)熱可塑性樹脂、(B)エポキシ樹脂、(C)液状フェノール化合物を含む半導体接着用フィルムであって、前記(B)が実質的に固形のエポキシ樹脂で構成される半導体接着用フィルムによって解決される。前記(C)液状フェノール化合物がアリル基を含むものであることが好ましい。
【選択図】なし

Description

本発明は、半導体用接着フィルム及びこれを用いた半導体装置に関する。
近年、電子機器の高機能化等に対応して半導体装置の高密度化、高集積化の要求が強まり、半導体パッケージの大容量高密度化が進んでいる。
このような要求に対応するため、例えば半導体素子の上にリードを接着するリード・オン・チップ(LOC)構造が採用されている。
しかし、LOC構造では、半導体素子とリードフレームとを接合するため、その接合部での接着信頼性が半導体パッケージの信頼性に大きく影響している。
従来、半導体素子とリードフレームとの接着には、ペースト状の接着剤が用いられていた。
しかし、ペースト状の接着剤を適量に塗布することが困難であり、半導体素子から接着剤がはみ出すことがあった。
例えばLOC構造ではポリイミド樹脂を用いたホットメルト型の接着剤フィルム等の耐熱性基材に接着剤を塗布したフィルム状接着剤が用いられてきている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、ホットメルト型の接着剤フィルムは、高温で接着する必要があるため、高密度化した半導体素子、リードフレームに熱損傷を与える場合があった。
特に近年の半導体パッケージはチップの上にチップを多段で積層することでパッケージの小型化、薄型化、大容量化を実現している。そういったパッケージにはリードフレームに代わりビスマレイミド−トリアジン基板やポリイミド基板のような有機基板の使用が増加している。こういった有機基板の増加とともにパッケージをはんだ付けするための赤外線リフロー時にパッケージ内部の吸湿水分によるパッケージクラックが技術課題となっており特に半導体素子接着剤の寄与するところが大きいことが分かっている。
しかしながら有機基板はリードフレームと比較し、耐熱性に乏しく、さらにパッケージの薄型化に伴い、チップの薄型化が進み、これまでの高温での貼りつけ温度ではチップの反りが顕著になることより、これまで以上に低温での熱圧着可能なフィルム状接着剤の要求が高まっている。このようなフィルム状接着剤として熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂の混合物からなるホットメルト型の接着フィルムが用いられる。
特開平6−264035号公報 特開2000−104040号公報 特開2002−121530号公報 特許3562465 特開2002−256235号公報
しかしながら、上記文献記載の従来技術は、以下の点で改善の余地を有していた。
第一に、特許文献2および3では、熱可塑性樹脂としてポリイミド樹脂、熱硬化性樹脂としてエポキシ樹脂が用いられていたが、このような接着フィルムは、耐熱性・信頼性には優れるものの、高温状態で初めて溶融粘度が低下し、さらに最低溶融粘度が高いことより、低温での濡れ性が不足しているため、低温での貼り付けが困難であり、チップが薄型かつ多段に積層されたパッケージに適用するのが困難であったという課題を有していた。
第二に、特許文献4および5では、低温での濡れ性を改善するためにガラス転移温度の低い熱可塑性樹脂としてアクリルゴムを主成分とする樹脂を用いられているが、熱可塑性樹脂の分子量が高く、かつ含有する熱硬化成分の高温時での粘度が高い場合、フィルム状接着剤の流動性が乏しく、有機基板に設けられた回路との間の空隙を埋めることができず、高温時に剥離が起こりやすい。
第三に、低分子量の熱硬化成分の含有量を高くする方法も考えられるが、フィルム状接着剤が可とう性に乏しくなり、フィルム状接着剤を切断する際、フィルム状接着剤の割れが発生しやすい。
本発明は上記事情にかんがみてなされたものであり、その目的とするところは半導体素子とリードフレーム、有機基板等の半導体素子搭載用支持部材とを接着することができ低温接着性および作業性に優れた半導体用接着フィルムを提供することにある。
本発明の半導体用接着フィルムは、(A)熱可塑性樹脂、(B)エポキシ樹脂、(C)液状フェノール化合物を含む半導体接着用フィルムであって、前記(B)が実質的に固形のエポキシ樹脂で構成される半導体接着用フィルムである。
本発明の半導体用接着フィルムは、固形エポキシ樹脂を添加すると共に、液状フェノール化合物を添加している。このため、低温での溶融粘度を低く維持するとともにフィルム状接着剤の脆さを低減し、作業性に優れる。
本発明によれば、半導体素子とリードフレーム、有機基板等の半導体素子搭載用支持部材とを接着することができ低温接着性および作業性、とくに搬送ロールにてフィルムを搬送する際の作業性の優れた半導体用接着フィルムを提供することができる。
以下、本発明の半導体用接着フィルムについて説明する。
本発明の半導体用接着フィルムは、(A)熱可塑性樹脂、(B)エポキシ樹脂、(C)液状フェノール化合物を含み、当該(B)エポキシ樹脂が実質的に固形エポキシ樹脂であり、かつ当該(C)液状フェノール化合物が化1で表される液状ポリフェノールを含むもので構成される半導体接着用フィルムである。
以下、本発明の半導体用接着フィルムの各成分について説明する。
本発明で使用する(A)熱可塑性樹脂とは、熱塑性を有するもので線状の化学構造を有する高分子の樹脂を意味する。具体的には、ポリイミド樹脂、ポリエーテルイミド樹脂等のポリイミド系樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂等のポリアミド系樹脂、アクリル酸エステル共重合体等のアクリル系樹脂等が挙げられる。
これらの中でもアクリル系樹脂が好ましい。アクリル系樹脂は、ガラス転移温度が低いため初期密着性を向上することができる。ここで初期密着性とは、半導体用接着フィルムで半導体素子と支持部材とを接着した際の初期段階における密着性であり、すなわち半導体用接着フィルムを硬化処理する前の密着性を意味する。
アクリル系樹脂は、アクリル酸およびその誘導体を主なモノマーとする樹脂のことを意味する。具体的にはアクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル等のアクリル酸エステル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル等のメタクリル酸エステル、アクリロニトリル、アクリルアミド等の重合体および他の単量体との共重合体等が挙げられる。
本発明においては、エポキシ基、水酸基、カルボキシル基、ニトリル基等を持つ化合物を有するアクリル系樹脂(特に、アクリル酸エステル共重合体)が好ましい。これにより、半導体素子等の被着体への密着性をより向上することができる。前記官能基を持つ化合物として、具体的にはグリシジルエーテル基を持つグリシジルメタクリレート、水酸基を持つヒドロキシメタクリレート、カルボキシル基を持つカルボキシメタクリレート、ニトリル基を持つアクリロニトリル等が挙げられる。これらの中でも特にニトリル基を持つ化合物を含むアクリル酸エステル共重合体が好ましい。これにより、被着体への密着性を特に向上することができる。
前記官能基を持つ化合物の含有量は、特に限定されないが、前記アクリル系樹脂全体の0.5重量%以上40重量%以下が好ましく、特に5重量%以上30重量%以下が好ましい。含有量が0.5重量%以上であると密着性を向上する効果が高まり、40重量%以下であると粘着力を抑制できるため、作業性を向上する効果が高まる。
(A)熱可塑性樹脂、特にアクリル系樹脂の重量平均分子量は、特に限定されないが10万以上が好ましく、特に15万〜100万が好ましい。重量平均分子量がこの範囲内であると、特に半導体用接着フィルムの製膜性を向上することができる。さらに重量平均分子量がこの範囲内であると、熱可塑性樹脂中に熱硬化性の官能基を含んでいる場合にも熱処理により樹脂単独で硬化挙動はほとんど示すことはない。
(A)熱可塑性樹脂のガラス転移温度は、特に限定されないが、−20℃以上60℃以下が好ましく、特に−10℃以上50℃以下が好ましい。ガラス転移温度が−20℃以上であると半導体用接着フィルムの粘着力を抑制できるため、作業性を向上する効果が高まる。ガラス転移温度が60℃以下であると低温接着性が向上することができる。
(A)熱可塑性樹脂の含有量は、特に限定されないが、(A)熱可塑性樹脂a重量部、(B)エポキシ樹脂b重量部(C)液状フェノール化合物c重量部、および(D)固形フェノール樹脂d重量部とした場合、0.1≦a/(a+b+c+d)≦0.5が好ましく、より好ましくは、0.15≦a/(a+b+c+d)≦0.4であり、0.2≦a/(a+b+c+d)≦0.3が特に好ましい。0.1以上であると、樹脂組成物の成膜性が向上し、半導体用接着フィルムの靭性が向上する。0.5以下であると、フィルム状接着剤の貼り付け時の流動性が向上し、熱圧着した際に有機基板の回路段差にフィルム状接着剤を充填させることができる。
本発明で使用する(B)エポキシ樹脂はモノマー、オリゴマ−及びポリマーのいずれかをいう。例えばビフェニル型エポキシ樹脂、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、水添ビスフェノールA型エポキシ樹脂、脂肪族型エポキシ樹脂、スチルベン型エポキシ樹脂、オルソクレゾールノボラック型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、変性フェノール型エポキシ樹脂、トリフェノールメタン型エポキシ樹脂、アルキル変性トリフェノールメタン型エポキシ樹脂、トリアジン核含有エポキシ樹脂、ナフタレン型エポキシ樹脂、ジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂、ジシクロペンタジエン変性フェノール型エポキシ樹脂、グリシジルアミン型エポキシ樹脂、ビスフェノールAノボラック型エポキシ樹脂、臭素化フェノールノボラック型エポキシ樹脂、ナフトール型エポキシ樹脂等が挙げられる。
前記エポキシ樹脂の含有量は、前記熱可塑性樹脂10重量部に対して10重量部以上100重量部以下が好ましく、特に20重量部以上50重量部以下が好ましい。含有量が前記下限値以上であると貼り付け時の流動性が向上し、前記上限値以下であると半導体用接着フィルムの靭性を向上させることができる。
さらにエポキシ樹脂(B)と液状フェノール化合物(C)、および固形フェノール樹脂(D)の総重量を100重量部とした時、エポキシ樹脂が20重量部以上80重量部以下、好ましくは40重量部以上70重量部以下含んでいることが好ましい。含有量が前記下限値以上であると、熱圧着時に流動性が向上し、有機基板に設けられた回路との間の空隙を充填することが可能となる。前記上限値以下であると半導体用接着フィルムの靭性が向上し、フィルム切断時のフィルム割れを抑制することができる。ここで(B)エポキシ樹脂は軟化点の違う2種以上のものを併用すると、貼り付け性およびフィルムの靭性を両立させることができ、なお好ましい。
本発明で使用する(C)液状フェノール化合物は、エポキシ樹脂の硬化剤として働くものであり、25℃において粘度が30Pa・s(30,000cps)以下の液状フェノール化合物をいう。好ましくは、粘度が25℃で10Pa・s(10,000cps)以下である。粘度は核体数nやベンゼン環置換基の種類により制御することができる。
本発明で使用される(C)液状フェノール化合物の具体例としては、ビス(モノまたはジt−ブチルフェノール)プロパン、メチレンビス(2−プロペニル)フェノール、プロピレンビス(2−プロペニル)フェノール、ビス[(2−プロペニルオキシ)フェニル]メタン、ビス[(2−プロペニルオキシ)フェニル]プロパン、4,4'−(1−メチルエチリデン)ビス[2−−(2−プロペニル)フェノール]、4,4'−(1−メチルエチリデン)ビス[2−(1−フェニルエチル)フェノール]、4,4'−(1−メチルエチリデン)ビス[2−メチルー6−ヒドロキシメチルフェノール]、4,4'−(1−メチルエチリデン)ビス[2−メチル−6−(2−プロペニル)フェノール]、4,4'−(1−メチルテトラデシリデン)ビスフェノールがあげられる。
(C)液状フェノール化合物の全エポキシ樹脂に対する添加量は、前記(B)エポキシ樹脂のエポキシ当量と(C)液状フェノール化合物の水酸基当量の比が0.5以上1.5以下が好ましく、特に0.7以上1.3以下が好ましい。当量比が前記下限値以上であると半導体用接着フィルムの耐熱性が向上し、前記上限値以下であると半導体用接着フィルムの保存性が向上する。
本発明で使用される(C)液状フェノール化合物は、好ましくは式(1)で表されるものである。式(1)で表される化合物は、アリルフェノールをフォルムアルデヒドにて重縮合したものであり、好ましい具体例としては、2-(2-プロぺニル)フェノールの重縮合物である。
Figure 2007059787
(式中、p、q、rは1〜3の整数を表す。R1、R2、R3はアリル基を表す。)
本発明の効果を損なわない範囲で本発明の(C)液状フェノール化合物以外に(D)固形フェノール樹脂を添加することも可能である。(D)固形フェノール樹脂は、上記のエポキシ樹脂と硬化反応をして架橋構造を形成することができる少なくとも2個以上のフェノール性水酸基を有するモノマー、オリゴマー、ポリマー全般を指し、例えば、フェノールノボラック樹脂、クレゾールノボラック樹脂、フェノールアラルキル(フェニレン、ビフェニレン骨格を含む)樹脂、ナフトールアラルキル樹脂、トリフェノールメタン樹脂、ジシクロペンタジエン型フェノール樹脂等が挙げられる。これらは単独で用いても混合して用いてもよい。
前記フェノール樹脂の含有量は、特に限定されないが、前記(B)エポキシ樹脂のエポキシ当量と(C)液状フェノール化合物および(D)フェノール樹脂を併せた水酸基当量の比が0.5以上1.5以下が好ましく、特に0.7以上1.3以下が好ましい。当量比が前記下限値以上であると半導体用接着フィルムの耐熱性が向上し、前記上限値以下であると半導体用接着フィルムの保存性が向上する。
前記樹脂組成物は硬化反応を促進させるため、必要に応じて(E)硬化促進剤を含んでもよい。硬化促進剤の具体例としては、イミダゾール類、1,8−ジアザビシクロ(5,4,0)ウンデセン等アミン系触媒、トリフェニルホスフィン等リン系触媒が挙げられる。
本発明のフィルム状接着剤層は必要に応じてさらにカップリング剤を含むことができる。これにより樹脂と被着体及び樹脂との密着性を向上させることができる。
カップリング剤としてはシラン系、チタン系、アルミニウム系などが挙げられるが中でもシラン系カップリング剤が好ましい。カップリング剤としては例えばビニルトリクロロシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、β−(3,4エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリエトキシシラン、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−フェニル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−クロロプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、3−イソシアネートプロピルトリエトキシシラン、3−アクリロキシプロピルトリメトキシシランなどが挙げられる。
前記カップリング剤の配合量は、特に限定されないが、前記アクリル酸エステル共重合体100重量部に対して0.01〜10重量部が好ましく、特に0.1〜10重量部が好ましい。配合量が前記下限値以上だと密着性の向上する効果が高まり、上限値以下であるとアウトガスやボイドの発生を抑制することができる。
前記樹脂組成物は、必要に応じて、他の成分としてシアネート基を有する有機化合物を含んでも良い。これにより、被着体への密着性と耐熱性とをより向上することができる。
前記シアネート基を有する有機化合物としては、例えばビスフェノールAジシアネート、ビスフェノールFジシアネート、ビス(4−シアネートフェニル)エーテル、ビスフェノールEジシアネート、シアネートノボラック樹脂等が挙げられる。
本発明の半導体用接着フィルムは、例えば前記樹脂組成物をメチルエチルケトン、アセトン、トルエン、ジメチルホルムアルデヒド等の溶剤に溶解して、ワニスの状態にした後、コンマコーター、ダイコーター、グラビアコーター等を用いて離型シートに塗工し、乾燥させ後、離型シートを除去することによって得ることができる。
前記半導体用接着フィルムの厚さは、特に限定されないが、3μm以上100μm以下が好ましく、特に5μm以上70μm以下が好ましい。厚さが前記範囲内であると、特に厚さ精度の制御を容易にできる。
まず、半導体用接着フィルムの実施例および比較例について説明する。
(実施例1)
(1)半導体用接着フィルム樹脂ワニスの調製
熱可塑性樹脂(A)としてアクリル酸エステル共重合体(ブチルアクリレート−アクリロニトリル−エチルアクリレート−グリシジルメタクリレート共重合体、ナガセケムテックス(株)製、SG−80HDR、Tg:10℃、重量平均分子量:350,000)100重量部と、硬化性樹脂としてエポキシ樹脂(EOCN−1020−80(オルソクレゾールノボラック型エポキシ樹脂)、エポキシ当量200g/eq、日本化薬(株)製)97重量部と、NC6000(エポキシ当量200g/eq、日本化薬(株)製)146重量部、液状フェノール化合物(MEH−8000H、水酸基当量141g/OH基、明和化成(株)製)110重量部、固形フェノール樹脂(PR−HF−3、水酸基当量104g/OH基、住友ベークライト(株)製)47重量部、硬化促進剤(E)としてイミダゾール化合物(2P4MHZ−PW、四国化成(株)製)0.75重量部、カップリング剤としてγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン(KBM403、信越化学(株)製)1.3重量部をメチルエチルケトン(MEK)に溶解して樹脂固形分37%の樹脂ワニスを得た。
Figure 2007059787
(2)半導体用接着フィルムの製造
コンマコーターを用いて上述の樹脂ワニスを、基材フィルム(I)であるポリエチレンテレフタレートフィルム(三菱化学ポリエステルフィルム(株)社製、品番MRX50、厚さ50μm)に塗布した後、90℃、5分間乾燥して、厚さ25μmの半導体用接着フィルムを得た。
(DDFの構成での実施例)
(3)基材フィルム(II)及び粘着剤層の製造
基材フィルム(II)としてハイブラ60重量部ポリプロピレン40重量部からなるクリアテックCT−H717(クラレ製)を、押し出し機で、厚み100μmのフィルムを形成し、表面をコロナ処理した。次にアクリル酸2−エチルヘキシル50重量部とアクリル酸ブチル10重量部、酢酸ビニル37重量部、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル3重量部とを共重合して得られた重量平均分子量500000の共重合体を剥離処理した厚さ38μmのポリエステルフィルムに乾燥後の厚さが10μmになるように塗工し、80℃で5分間乾燥し、粘着剤層を得た。その後粘着剤層を基材フィルム(II)のコロナ処理面にラミネートして基材フィルム(II)及び粘着剤層を得た。
(4)ダイシングシート機能付きダイシングシート機能付きダイアタッチフィルムの製造
上述の基材フィルム(I)つきのフィルム状接着剤層に保護フィルムを貼り付け、基材フィルム(I)及びフィルム状接着剤層をハーフカットし、上述の基材フィルム(II)上の粘着剤層に貼り付け、保護フィルムを剥がすことにより、基材フィルム(II)、粘着剤層、基材フィルム(I)およびフィルム状接着剤層がこの順に構成されてなるダイシングシート機能付きダイアタッチフィルムを得た。
(5)半導体装置の製造
実施例および比較例で得られたダイシング機能付きダイアタッチフィルムを5インチ200μmウエハーの裏面に60℃で貼り付けし、ダイシング機能付きダイアタッチフィルム付きウエハーを得た。その後ダイシング機能付きダイアタッチフィルム付きウエハーを、ダイシングソーを用いて、スピンドル回転数30,000rpm、切断速度50mm/secで5mm×5mm角の半導体素子のサイズにダイシング(切断)して、次にダイシングシート機能付きダイシングシートの裏面から突上げし基材フィルム(II)及びフィルム状接着剤層間で剥離しダイアタッチフィルムが接合した半導体素子をビスマレイミド−トリアジン樹脂基板に、130℃、5N、1.0秒間圧着して、ダイボンディングし、120℃、1時間、さらに180℃1時間熱処理を行い、半導体接着フィルムを硬化させた後、樹脂で封止し、175℃2時間熱処理を行い、封止樹脂を硬化させて10個の半導体装置を得た。
以下に本発明の半導体用接着フィルムの評価試験の詳細について説明する。
(低温接着性(初期密着性))
低温接着性は、半導体素子(有機基板)に得られた半導体用接着フィルムを130℃、5N、1秒間の条件で接着し、その後、ダイシェア強度を測定した。
ダイシェア強度の測定は、プッシュプルゲージを用いて行った。各符号は以下の通りである。
◎:ダイシェア強度が、3.0MPa以上
○:ダイシェア強度が、2.0MPa以上3.0M未満
△:ダイシェア強度が、1.0MPa以上2.0MPa未満
×:ダイシェア強度が、1.0MPa未満
(180度折り曲げ試験)
フィルムの脆弱性は、半導体用接着フィルムを基材から剥離し、180度折り曲げ試験を行い、半導体用接着フィルムが破断するまでの回数を評価した。各符号は以下の通りである。
◎:折り曲げ可能回数が、50回以上
○:折り曲げ可能回数が、25回以上50回未満
△:折り曲げ可能回数が、1回以上25回未満
×:折り曲げ不可
(回路充填性)
回路充填性は、半導体素子(有機基板)に得られた半導体用接着フィルムを130℃、5N、1秒間の条件で接着し、走査型超音波探傷機(SAT)により、有機基板上の回路段差内に半導体用接着フィルムが充填されている率を評価した。各符号は、以下の通りである。
◎:充填率が、100%
○:充填率が、80%以上100%未満
△:充填率が、40%以上80%未満
×:充填率が、40%未満
以下に本発明の半導体用接着フィルムを用いて作製した半導体装置の評価試験の詳細を説明する。
(吸湿処理後の接着性)
各実施例および比較例で得られる樹脂封止前の半導体装置を85℃/85%RH/168時間吸湿処理をした後、半導体素子と有機基板との260℃での剪断強度を評価した。
◎:剪断強度が、1.0MPa以上
○:剪断強度が、0.75以上1.0MPa未満
△:剪断強度が、0.5以上0.75MPa未満
×:剪断強度が、0.5MPa未満
(耐クラック性)
耐クラック性は、各実施例および比較例で得られた半導体装置を85℃/85%RH/168時間吸湿処理をした後、260℃のIRリフローを3回行い走査型超音波探傷機(SAT)で評価した。各符号は、以下の通りである。
◎:発生したクラックが、10個中0個
○:発生したクラックが、10個中1個以上3個以下
△:発生したクラックが、10個中4個以上9個以下
×:発生したクラックが、10個中10個
実施例1で得られた半導体用接着フィルムの物性、各種評価結果、当該半導体用接着フィルムを使用した半導体装置の評価結果の詳細を表1に示した。
Figure 2007059787
(実施例2)
エポキシ樹脂(B)として、EOCN−1020−80(エポキシ当量200g/eq、日本化薬(株)製)99重量部、NC6000(エポキシ当量200g/eq、日本化薬(株)製)148重量部、液状フェノール化合物(C)として、MEH−8000H(水酸基当量141g/OH基、明和化成(株)製)92重量部、固形フェノール樹脂(D)として、PR−HF−3(水酸基当量104g/OH基、住友ベークライト(株)製)62重量部を用いた以外は、実施例1と同様に実験を行った。配合、及び実験結果を表1に示す。
(実施例3)
液状フェノール化合物(C)として、MEH−8000−4L(水酸基当量141g/OH基、明和化成(株)製)110重量部を用いた以外は、実施例1と同様に実験を行った。配合、及び実験結果を表1に示す。
(実施例4)
固形フェノール樹脂(D)として、PR53647(水酸基当量104g/OH基、住友ベークライト(株)製)47重量部を用いた以外は、実施例1と同様に実験を行った。配合、及び実験結果を表1に示す。
(実施例5)
エポキシ樹脂(B)として、EOCN−1020−80(エポキシ当量200g/eq、日本化薬(株)製)200重量部、液状フェノール化合物(C)として、MEH−8000H(水酸基当量141g/OH基、明和化成(株)製)141重量部を用いた以外は、実施例1と同様に実験を行った。配合、及び実験結果を表1に示す。
(実施例6)
エポキシ樹脂(B)として、EOCN−1020−80(エポキシ当量200g/eq、日本化薬(株)製)60重量部、液状フェノール化合物(C)として、MEH−8000H(水酸基当量141g/OH基、明和化成(株)製)42重量部を用いた以外は、実施例1と同様に実験を行った。配合、及び実験結果を表1に示す。
(実施例7)
エポキシ樹脂(B)として、EOCN−1020−80(エポキシ当量200g/eq、日本化薬(株)製)400重量部、液状フェノール化合物(C)として、MEH−8000H(水酸基当量141g/OH基、明和化成(株)製)282重量部を用いた以外は、実施例1と同様に実験を行った。配合、及び実験結果を表1に示す。
(実施例8)(DAFの形態での実施方法)
実施例1で作成した半導体用接着フィルム面を5インチ、200μmの半導体ウエハー裏面に60℃、0.1MPa、50mm/secの条件でラミネートし、半導体用接着フィルム面をダイシングフィルム(スミライトFSL−N4003、住友ベークライト(株)製)に固定した。そして、ダイシングソーを用いて、半導体用接着フィルムが接合した半導体ウエハーをスピンドル回転数30,000rpm、切断速度50mm/secで5mm×5mm角の半導体素子のサイズにダイシング(切断)して、半導体用接着フィルムが接合した半導体素子を得た。次に、ダイシングフィルムの光透過性基材側から紫外線を20秒で250mJ/cmの積算光量を照射した後、半導体用接着フィルムに接合しているダイシングフィルムを剥離した。そして、上述の半導体用接着フィルムが接合した半導体素子をソルダーレジスト(太陽インキ(株)製、AUS308)で被覆されたビスマレイミド・トリアジンを主材とする有機基板(回路段差10um)に、130℃、5N、1.0秒間圧着して、ダイボンディングし、120℃、1時間、さらに180℃1時間熱処理を行い、半導体接着フィルムを硬化させた後、樹脂で封止し、175℃2時間熱処理を行い、封止樹脂を硬化させて半導体装置を得た。得られた半導体装置は各種評価試験において高い信頼性を示すことが確認された。
(比較例1)
エポキシ樹脂(B)、液状フェノール化合物(C)、固形フェノール樹脂(D)、硬化促進剤(E)、を用いなかった以外は、実施例1と同様に実験を行った。配合、及び実験結果を表1に示す。
(比較例2)
エポキシ樹脂(B)として、EOCN−1020−80(エポキシ当量200g/eq、日本化薬(株)製)200重量部、固形フェノール樹脂(D)として、PR−HF−3(水酸基当量104g/OH基、住友ベークライト(株)製)104重量部を用い、液状フェノール化合物(C)を用いなかった以外は、実施例1と同様に実験を行った。配合、及び実験結果を表1に示す。
(比較例3)
熱可塑性樹脂(A)としてポリイミド樹脂(ジアミン成分として1,3−ビス(3−アミノフェノキシ)ベンゼン(三井化学(株)製)APB) 43.85g(0.15モル)とα,ω−ビス(3−アミノプロピル)ポリジメチルシロキサン(平均分子量837)(扶桑化学(株)製 G9)125.55g(0.15モル)と、酸成分として4,4’−オキシジフタル酸二無水物(マナック(株)製 ODPA−M) 93.07g(0.30モル)とを合成して得られるポリイミド樹脂、Tg:70℃、重量平均分子量30,000)100重量部、エポキシ樹脂(B)として、(EOCN−1020−80(オルソクレゾールノボラック型エポキシ樹脂)、エポキシ当量200g/eq、日本化薬(株)製)10重量部、カップリング剤(G)としてN−フェニル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン(KBM573、信越化学(株)製)5重量部をN−メチル−2−ピロリドン(NMP)に溶解して樹脂固形分43%の樹脂ワニスを作製し、これを保護フィルムであるポリエチレンテレフタレートフィルム(三菱化学ポリエステルフィルム(株)製、品番MRX−50、厚さ50μm)に塗布した後、180℃、10分間乾燥して、厚さ25μmの半導体用接着フィルムを作製し、これを用いて評価を行った。実験結果を表1に示す。
表1記載のように、実施例1〜7では、接着フィルム評価結果、半導体装置の評価結果ともに良好な結果を示したが、比較例1〜3ではこれらすべてにおいて良好な結果を示したものはなかった。また、実施例1〜7の接着フィルム物性はすべて請求項7の特性を満足するものであるが、従来技術である比較例では、請求項7の特性を満たすものはなかった。
本発明の半導体装置の一例を模式的に示す半導体装置の断面図である。
符号の説明
1 半導体用接着フィルム
2 半導体素子
3 半導体搭載用支持部材

Claims (7)

  1. (A)熱可塑性樹脂、
    (B)エポキシ樹脂、
    (C)液状フェノール化合物、
    を含む半導体接着用フィルムであって、
    前記(B)が実質的に固形のエポキシ樹脂で構成される半導体接着用フィルム。
  2. 前記(C)液状フェノール化合物が式(1)で表されることを特徴とする請求項1記載の半導体用接着フィルム。
    Figure 2007059787
    (式中、p、q、rは1〜3の整数を表す。R1、R2、R3はアリル基を表す。)
  3. 更に(D)固形フェノール樹脂を含む請求項1または2に記載の半導体接着用フィルム。
  4. (A)熱可塑性樹脂がアクリル酸エステル共重合体である請求項1乃至3のいずれかに記載の半導体用接着フィルム。
  5. 更に(E)硬化促進剤を含むものである請求項1乃至4のいずれかに記載の半導体用接着フィルム。
  6. 半導体チップを基板に貼り付ける温度における前記半導体接着用フィルムの溶融粘度が200Pa・s以下であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の半導体接着用フィルム。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の半導体用接着フィルムを用いて半導体素子と被接着部材とを接着した構造を有する半導体装置。
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