JP2007057975A - 写真フイルム用包材 - Google Patents

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Abstract

【課題】 写真画像の鑑賞やプリント注文を手軽に行うことができる写真フイルム用包材を提供する。
【解決手段】 写真フイルム用包材2は、現像済みの写真フイルム15に向けて光を照射する可撓性の発光シート30と、発光シート30から照射された光によって投影された現像済みの写真フイルム15の光像を読み取って、これを画像データとして出力する可撓性のスキャナシート32と、画像データに基づいた画像を表示する可撓性の電子ペーパー31とからなる。画像処理部45は、写真フイルム15に記録された写真画像を画像データから生成する。電子ペーパー制御部43は、生成された写真画像を電子ペーパー31に表示させる。通信部46は、プリント注文受注装置47に、操作ボタン群20により入力されたプリント注文内容とともにプリント注文すべき写真画像のコマ画像データを送信する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、現像済みの写真フイルムを収容する写真フイルム用包材に関する。
従来、現像済みの写真フイルムに記録された写真画像をスキャナで読み取って、これをデジタル画像としてモニタに表示する画像記録装置(特許文献1参照)や、現像済みの写真フイルムから写真画像をスキャナで読み取ってデジタル画像とし、これをプリント注文するプリント注文システム(特許文献2、および3参照)が提案されている。
特開2004−304765号公報 特開2000−122186号公報 特開2002−304350号公報
特許文献1〜3に記載の手法では、スキャナの他にサーバやコンピュータなどの大掛かりな装置が必要であり、また、スキャナに写真フイルムをセットして読み取る工程や、読み取った写真画像の画像データをCD−ROMなどの記憶媒体に一旦記憶する工程を経なければならないため、手軽さに欠けるという問題があった。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、写真画像の鑑賞やプリント注文を手軽に行うことができる写真フイルム用包材を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の写真フイルム用包材は、現像済みの写真フイルムに向けて光を照射する可撓性の発光シートと、前記発光シートから照射された光によって投影された前記現像済みの写真フイルムの光像を読み取って、これを画像データとして出力する可撓性のスキャナシートと、前記画像データに基づいた画像を表示する可撓性の電子ペーパーと、前記発光シート、前記スキャナシート、および前記電子ペーパーの動作を制御する制御部とからなることを特徴とする。
前記スキャナシートと前記発光シートとは、これらの間に前記現像済みの写真フイルムを収容するように、前記現像済みの写真フイルムを挟んで対向して配されていることが好ましい。
前記現像済みの写真フイルムに記録された写真画像を前記画像データから生成する画像処理部と、前記写真画像を前記電子ペーパーに表示させる第1表示制御部とを有することが好ましい。
なお、前記写真画像を表すコマ画像データを記憶する第1記憶部を有することが好ましい。また、前記電子ペーパーに表示する写真画像を選択させるための第1操作部を有することが好ましい。さらに、前記画像処理部は、前記写真画像のサムネイル画像を生成し、前記第1表示制御部は、前記写真画像とともに前記サムネイル画像を前記電子ペーパーに表示させることが好ましい。
前記現像済みの写真フイルムに記録された写真画像のプリント注文内容を入力するための第2操作部と、写真画像のプリント注文を受け付けるプリント注文受注装置に、前記プリント注文内容とともにプリント注文すべき写真画像のコマ画像データを送信する通信部とを有することが好ましい。
なお、前記写真画像と前記プリント注文内容とを、前記電子ペーパーに一覧で表示させる第2表示制御部を有することが好ましい。また、前記プリント注文内容を記憶する第2記憶部を有することが好ましい。
前記現像済みの写真フイルムが収容された向きを判定する向き判定部と、前記向き判定部の判定結果に基づいて、前記画像データに対して鏡像反転、または/および回転処理を施して、正規の向きに修正する反転・回転処理部とを有することが好ましい。
なお、前記向き判定部は、前記現像済みの写真フイルムに記録された文字情報を文字認識し、この文字認識結果を元に前記判定を行うことが好ましい。また、前記向き判定部の判定結果を記憶する第3記憶部を有することが好ましい。
本発明の写真フイルム用包材によれば、現像済みの写真フイルムに向けて光を照射する可撓性の発光シートと、発光シートから照射された光によって投影された現像済みの写真フイルムの光像を読み取って、これを画像データとして出力する可撓性のスキャナシートと、画像データに基づいた画像を表示する可撓性の電子ペーパーと、発光シート、スキャナシート、および電子ペーパーの動作を制御する制御部とからなるので、写真画像の鑑賞やプリント注文を手軽に行うことができる。
図1において、本発明の写真フイルム用包材2は、本体10と、ボード11とからなる。本体10は、その基端部がボード11に取り付けられ、先端部同士が繋がれた前面シート12と背面シート13とからなる。この本体10は、前面シート12と背面シート13とで形成された開口14を左右に有する袋形状をしており、この開口14から、現像済みの写真フイルム(以下、単に写真フイルムという。)15が入れられたフイルムシート16が挿入される。これにより、フイルムシート16が前面シート12と背面シート13との間に収容される。
ボード11は、白色PET(ポリエチレンテレフタレート)などの可撓性を有する基板からなる。ボード11の前面には、操作部17が配されており、その内部には、後述するCPU40(図3参照)などが搭載されている。
操作部17は、電源ボタン18、モード切り替えスイッチ19、および画像のコマ送り・コマ戻し、拡大・縮小、左・右回転を実行させるための操作ボタン群20から構成される。操作ボタン群20は、後述する表示再生モード時に操作される。また、操作ボタン群20は、後述するプリント注文モード時には、プリント枚数、プリントサイズ(Lサイズ、2Lサイズなど)、プリント面質(光沢、絹目)、ユーザーの個人情報(氏名、ID番号、住所など)などのプリント注文内容を入力するための操作部材としても機能する。
図2において、前面シート12は、フイルムシート16を介して写真フイルム15に接する内側から順に、発光シート30と、電子ペーパー31とが積層されてなる。また、背面シート13は、スキャナシート32からなる。なお、図2では、フイルムシート16の図示は省略している。
発光シート30は、写真フイルム15に向けて均一な白色光を照射する。発光シート30には、例えば、機能性有機膜を透明電極で挟んでなる、可撓性の基板上に形成された周知の有機ELディスプレイが用いられる。
電子ペーパー31は、詳しくは後述するように、スキャナシート32から出力された画像データに基づいた画像を表示する。電子ペーパー31には、例えば、特開平10−161161号公報に開示されるシート状表示媒体のように、エレクトロクロミック反応によって透明領域と着色領域とを呈するエレクトロクロミック層と、分散媒体(マイクロカプセル)中に分散された複数の電気泳動粒子の位置が電界によって変化されることで着色状態となる電気泳動層とが用いられ、例えば、「科学技術振興機構報」、2004年11月、第131号に開示される可撓性の透明TFTが電極として用いられている。
スキャナシート32は、発光シート30から照射された光によって投影された写真フイルム15の光像を読み取って、これを画像データとして出力する。この画像データは、写真フイルム15が入れられたフイルムシート16全体を映し出した画像を表す画像データである(以下、全体の画像データという。図4参照)。
スキャナシート32には、例えば、「2004 IEEE International Electron Devices Meeting(2004 IEDM)」、「2005 IEEE International Solid-State Circuits Conference(ISSCC 2005)」で、東京大学工学系研究科附属量子相エレクトロニクス研究センター助教授染谷隆夫氏と、同大学国際・産学共同研究センター兼生産技術研究所第3部教授桜井貴康氏らの研究グループが発表した、有機光ダイオード(フォトダイオード)と有機トランジスタとを組み合わせたスキャナ素子を格子状に複数配設してなる周知の可撓性スキャナシートが用いられる。このスキャナシートは、有機光ダイオードで光像を検出して光電変換し、この際に各有機トランジスタをスイッチングすることで画像データを得る。
写真フイルム用包材2は、スキャナシート32で写真フイルム15の光像を読み取るスキャナモード、電子ペーパー31に写真フイルム15の写真画像70(図8参照)を表示する表示再生モード、および写真画像70をプリント注文するためのプリント注文モードの各動作モードを備えている。これらのモードの切り替えは、モード切り替えスイッチ19をスライド操作させることで行われる。
図3において、CPU40は、写真フイルム用包材2の各部の動作を統括的に制御する。CPU40には、バス41を介して、発光シート制御部42、電子ペーパー制御部43、スキャナシート制御部44、画像処理部45、および通信部46が接続されている。
発光シート制御部42は、スキャナシート32で写真フイルム15の光像を読み取る際に発光シート30を作動させ、写真フイルム15に白色光を照射させる。電子ペーパー制御部43は、電子ペーパー31による画像の表示を制御する。スキャナシート制御部44は、スキャナシート32の動作を制御して、写真フイルム15の光像の読み取りを行わせる。
図4に示すように、画像処理部45は、画像解析回路50、文字認識回路51、反転・回転処理回路52、および写真画像生成回路53を備えている。画像解析回路50は、図5に示す写真フイルム15のパーフォレーション60やバーコード61、コマ番号62などの目印を、周知の画像認識技術を用いて認識し、認識した目印を元に、1枚分の写真フイルム15の画像データ(以下、1枚分の画像データという。)を、スキャナシート32から出力された全体の画像データから抽出する。画像解析回路50は、抽出した1枚分の画像データを文字認識回路51および反転・回転処理回路52に送信する。
文字認識回路51は、画像解析回路50から出力された1枚分の画像データから、写真フイルム15のコマ番号62、フイルム種類63、メーカー名64などの文字を、周知の文字認識技術を用いて認識する。
反転・回転処理回路52は、文字認識回路51で文字認識が失敗した場合、画像解析回路50から出力された1枚分の画像データに対して反転または/および回転処理を施し、その画像データを再度文字認識回路51に送信する。
具体的には、反転・回転処理回路52は、文字認識回路51による1回目の文字認識が失敗した場合は、1枚分の画像データに対して反転処理を施す。反転処理を施した画像データの文字認識(2回目の文字認識)も失敗した場合は、1枚分の画像データに対して180°回転処理を施す。
また、反転・回転処理回路52は、180°回転処理を施した画像データの文字認識(3回目の文字認識)も失敗した場合は、1枚分の画像データに対して反転・180°回転処理を施す。反転・180°回転処理を施した画像データの文字認識(4回目の文字認識)も失敗した場合は、スキャナシート32の読み取りエラーと判断し、電子ペーパー31にエラーメッセージを表示させる。
文字認識回路51と反転・回転処理回路52の動作をさらに詳しく説明する。写真フイルム15がフイルムシート16に表裏逆で入れられていた場合には、例えば、メーカー名64の「FUJI」の文字は、図6(A)に示すようになる。この場合は、反転・回転処理回路52で反転処理を施すことで、1枚分の画像データの向きが正規の向きに修正され、文字認識回路51による2回目の文字認識が成功する。
また、写真フイルム15がフイルムシート16に上下逆で入れられていた場合には、メーカー名64の「FUJI」の文字は、図6(B)に示すようになる。この場合は、反転・回転処理回路52で180°回転処理を施すことで、1枚分の画像データの向きが正規の向きに修正され、文字認識回路51による3回目の文字認識が成功する。
さらに、写真フイルム15がフイルムシート16に上下表裏逆で入れられていた場合には、メーカー名64の「FUJI」の文字は、図6(C)に示すようになる。この場合は、反転・回転処理回路52で反転・180°回転処理を施すことで、1枚分の画像データの向きが正規の向きに修正され、文字認識回路51による4回目の文字認識が成功する。
図4に戻って、写真画像生成回路53は、反転・回転処理回路52で正規の向きに修正された1枚分の画像データから、1コマ分の画像を表す画像データを抽出し、これに所定の画像処理を施して、写真フイルム15に記録された写真画像70を表す画像データ(以下、コマ画像データという。)を生成する。また、写真画像生成回路53は、写真画像70のサムネイル画像71(図8参照)を生成する。なお、図示はしていないが、画像処理部45には、操作ボタン群20の拡大・縮小ボタンの操作に応じて、コマ画像データに電子的な拡大・縮小処理を施す拡大・縮小処理回路や、コマ画像データに対して所定の圧縮形式で圧縮処理を施す圧縮処理回路などが設けられている。
図3に戻って、通信部46は、写真画像70のプリント注文を受け付けるプリント注文受注装置47に、無線LAN、Bluetoothなどの無線、またはUSBケーブルなどの有線で接続されている。通信部46は、操作部17で入力されたプリント注文内容とともに、プリント注文すべき写真画像70のコマ画像データをプリント注文受注装置47に送信する。
メモリ48は、写真フイルム用包材2を動作させるために必要な各種プログラムやデータを記憶するROMと、各種プログラムやデータをROMから読み出して実行する作業用メモリであるRAMとからなる。メモリ48には、写真画像生成回路53で生成されたコマ画像データや、操作部17で入力されたプリント注文内容が記憶される。また、メモリ48には、文字認識回路51で文字認識したフイルム種類63や、反転・回転処理回路52による反転・回転処理および文字認識回路51の文字認識結果により判明した、写真フイルム15がフイルムシート16に収容された向きなどが、図7に示すようにデータテーブル化されて記憶される。
図8に示すように、表示再生モードにおいて、電子ペーパー31には、電子ペーパー制御部43の制御の下に、写真画像生成回路53で生成された写真画像70、およびサムネイル画像71が表示される。また、プリント注文モードにおいては、写真画像70とともにプリント注文内容の入力を促すウインドウが表示される。さらに、図9に示すように、プリント注文の確定後、電子ペーパー31には、サムネイル画像71、および操作部17で入力されたプリント注文内容(この場合はプリントサイズ72)が一覧表示される。
次に、上記構成を有する写真フイルム用包材2の処理手順について、図10〜図13のフローチャートを参照して説明する。まず、図10において、写真フイルム15が入れられたフイルムシート16が開口14を介して挿入され、写真フイルム用包材2に収容された後、モード切り替えスイッチ19がスライド操作されてスキャナモードが選択されると、発光シート制御部42により発光シート30が点灯され、写真フイルム15に均一な白色光が照射される。
これと同時に、スキャナシート制御部44によりスキャナシート32が作動され、スキャナシート32により、発光シート30から照射された光によって投影された写真フイルム15の光像が読み取られ、全体の画像データが出力される。
スキャナシート32による写真フイルム15の光像の読み取り後、画像処理部45の画像解析回路50で、写真フイルム15のパーフォレーション60やバーコード61、コマ番号62などの目印が画像認識され、認識した目印を元に、1枚分の画像データが全体の画像データから抽出される。
図11において、画像解析回路50から出力された1枚分の画像データは、文字認識回路51および反転・回転処理回路52に送信される。文字認識回路51では、1回目の文字認識が行われ、1枚分の画像データから、写真フイルム15のコマ番号62、フイルム種類63、メーカー名64などの文字が文字認識される。
文字認識回路51による1回目の文字認識が失敗した場合は、反転・回転処理回路52で1枚分の画像データに反転処理が施され、この反転処理された1枚分の画像データに対して文字認識回路51で2回目の文字認識がなされる。2回目の文字認識も失敗した場合は、反転・回転処理回路52で1枚分の画像データに180°回転処理が施され、文字認識回路51で3回目の文字認識がなされる。3回目の文字認識も失敗した場合は、反転・回転処理回路52で1枚分の画像データに反転・180°回転処理が施され、文字認識回路51で4回目の文字認識がなされる。4回目の文字認識も失敗した場合は、スキャナシート32の読み取りエラーと判断され、電子ペーパー31にエラーメッセージが表示される。
文字認識回路51による文字認識が成功した場合は、写真画像生成回路53にて、正規の向きとなった1枚分の画像データから、1コマ分の画像を表す画像データが抽出される。そして、抽出された画像データに適当な画像処理が施されて、写真画像70を表すコマ画像データが出力され、同時に、写真画像70のサムネイル画像71が生成される。
写真画像生成回路53による写真画像70、およびサムネイル画像71の生成後、生成された画像のデータ(コマ画像データ、およびサムネイル画像71のデータ)が、メモリ48に記憶される。また、文字認識回路51で文字認識したフイルム種類63や、写真フイルム15がフイルムシート16に収容された向きなどを表すデータテーブルが、メモリ48に記憶される。これら一連の処理は、1枚分の画像データがなくなるまで続行される。
図12において、モード切り替えスイッチ19のスライド操作により表示再生モードが選択されると、電子ペーパー制御部43の制御の下に、メモリ48に記憶されたコマ画像データ、およびサムネイル画像データに基づいた写真画像70およびサムネイル画像71が電子ペーパー31に表示される。ここで、操作部17の操作ボタン群20が操作されて、CPU40で操作入力信号が検知されたときには、画像処理部45の各回路で操作入力信号に応じた処理(コマ送り・コマ戻し、拡大・縮小、左・右回転)が施され、この処理を施された画像が電子ペーパー31に表示される。
図13において、モード切り替えスイッチ19のスライド操作によりプリント注文モードが選択されると、電子ペーパー31にプリント注文内容の入力を促す画面が表示され、操作部17が操作されてプリント注文内容が入力される。
プリント注文内容の入力後、操作部17が操作されてプリント注文が確定されると、通信部46を介して、プリント注文内容とともにプリント注文すべき写真画像70のコマ画像データがプリント注文受注装置47に送信される。そして、サムネイル画像71とプリント注文内容が電子ペーパー31に一覧表示され、プリント注文内容がメモリ48に記憶される。
以上詳細に説明したように、発光シート30、電子ペーパー31、スキャナシート32といった機能性シートで写真フイルム用包材2を構成し、これらを用いて写真画像70の鑑賞やプリント注文を行えるようにしたので、従来、写真画像の鑑賞やプリント注文に必須であった大規模な装置が不要となり、誰でも手軽に写真画像の鑑賞やプリント注文を行うことができる。
また、文字認識回路51により写真フイルム15が収容された向きを判定し、反転・回転処理回路52で正規の向きに修正するようにしたので、常に正しい向きで写真画像70を表示することができ、ユーザーの手を煩わさずに済む。
上記実施形態では、前面シート12に発光シート30および電子ペーパー31、背面シート13にスキャナシート32を配した写真フイルム用包材2を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、図14に示すように、前面シート81にスキャナシート83および電子ペーパー84、背面シート82に発光シート85を配した写真フイルム用包材80や、図15に示すように、前面、および背面シート91、92に第1スキャナシート94、第1電子ペーパー95、および第2スキャナシート96、第2電子ペーパー97、中間シート93に発光シート98を配し、2組の写真フイルム15を前面、および背面シート91、92と中間シート93との間で挟むようにした写真フイルム用包材90についても、適用することができる。なお、図15に示す写真フイルム用包材90を用いた場合は、写真画像70を表示する際や、プリント注文内容を一覧表示する際に、第1、第2スキャナシート94、96のうちのいずれで読み取ったものであるかを示す指標(例えば、第1スキャナシート94で読み取ったものである場合は「A」、第2スキャナシート96で読み取ったものである場合は「B」)も併せて表示する。
また、本体10の形状についても、図1に示した袋形状に限らず、例えば、図16に示す写真フイルム用包材100のように、写真フイルム15の収容部101を1枚毎に区切った本体102を有するセパレートタイプであってもよい。さらに、図17に示すように、スライド用の写真フイルム111を収容するように構成した写真フイルム用包材110であってもよい。なお、この場合、前面シート112と背面シート113とを、先端側から見開き可能とし、スライド用写真フイルム111を1枚ずつ収容するポケット114(1枚分のみ図示)を、背面シート113に形成することが好ましい。
上記実施形態では、文字認識回路51による文字認識結果に基づいて、フイルムシート16に写真フイルム15が収容された向きを判定しているが、写真フイルム15のある特定の部位に印や反射面を設けておき、これをCCDなどで光学的に読み取ることで、写真フイルム15が収容された向きを判定してもよい。
なお、上記実施形態で説明した発光シート30、電子ペーパー31、およびスキャナシート32に用いた材料は一例であり、本発明を特に限定するものではない。
本発明の写真フイルム用包材の外観斜視図である。 写真フイルム用包材の拡大断面図である。 写真フイルム用包材の電気的構成を示すブロック図である。 画像処理部の内部構成を示すブロック図である。 写真フイルムの構成を示す拡大平面図である。 写真フイルムの収容向きによる文字の状態を示す図であり、(A)は表裏逆、(B)は上下逆、(C)は上下表裏逆の状態をそれぞれ示す。 フイルム種類や写真フイルムが収容された向きなどのデータテーブルの一例を示す説明図である。 表示再生モードにおける電子ペーパーの表示状態を示す説明図である。 プリント注文の確定後、サムネイル画像およびプリント注文内容が電子ペーパーに一覧表示された状態を示す説明図である。 スキャナモード下における処理手順を示すフローチャートである。 スキャナモード下における処理手順を示すフローチャートである。 表示再生モード下における処理手順を示すフローチャートである。 プリント注文モード下における処理手順を示すフローチャートである。 写真フイルム用包材の別の実施形態を示す拡大断面図である。 写真フイルム用包材の別の実施形態を示す拡大断面図である。 写真フイルム用包材の別の実施形態を示す外観斜視図である。 写真フイルム用包材の別の実施形態を示す外観斜視図である。
符号の説明
2、80、90、100、110 写真フイルム用包材
15 写真フイルム
17 操作部
20 操作ボタン群
30、85、98 発光シート
31、84、95、97 電子ペーパー
32、83、94、96 スキャナシート
40 CPU
42 発光シート制御部
43 電子ペーパー制御部
44 スキャナシート制御部
45 画像処理部
46 通信部
47 プリント注文受注装置
48 メモリ
51 文字認識回路
52 反転・回転処理回路
53 写真画像生成回路
70 写真画像
71 サムネイル画像

Claims (12)

  1. 現像済みの写真フイルムに向けて光を照射する可撓性の発光シートと、
    前記発光シートから照射された光によって投影された前記現像済みの写真フイルムの光像を読み取って、これを画像データとして出力する可撓性のスキャナシートと、
    前記画像データに基づいた画像を表示する可撓性の電子ペーパーと、
    前記発光シート、前記スキャナシート、および前記電子ペーパーの動作を制御する制御部とからなることを特徴とする写真フイルム用包材。
  2. 前記スキャナシートと前記発光シートとは、これらの間に前記現像済みの写真フイルムを収容するように、前記現像済みの写真フイルムを挟んで対向して配されていることを特徴とする請求項1に記載の写真フイルム用包材。
  3. 前記現像済みの写真フイルムに記録された写真画像を前記画像データから生成する画像処理部と、
    前記写真画像を前記電子ペーパーに表示させる第1表示制御部とを有することを特徴とする請求項1または2に記載の写真フイルム用包材。
  4. 前記写真画像を表すコマ画像データを記憶する第1記憶部を有することを特徴とする請求項3に記載の写真フイルム用包材。
  5. 前記電子ペーパーに表示する写真画像を選択させるための第1操作部を有することを特徴とする請求項3または4に記載の写真フイルム用包材。
  6. 前記画像処理部は、前記写真画像のサムネイル画像を生成し、
    前記第1表示制御部は、前記写真画像とともに前記サムネイル画像を前記電子ペーパーに表示させることを特徴とする請求項3ないし5のいずれかに記載の写真フイルム用包材。
  7. 前記現像済みの写真フイルムに記録された写真画像のプリント注文内容を入力するための第2操作部と、
    写真画像のプリント注文を受け付けるプリント注文受注装置に、前記プリント注文内容とともにプリント注文すべき写真画像のコマ画像データを送信する通信部とを有することを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の写真フイルム用包材。
  8. 前記写真画像と前記プリント注文内容とを、前記電子ペーパーに一覧で表示させる第2表示制御部を有することを特徴とする請求項7に記載の写真フイルム用包材。
  9. 前記プリント注文内容を記憶する第2記憶部を有することを特徴とする請求項7または8に記載の写真フイルム用包材。
  10. 前記現像済みの写真フイルムが収容された向きを判定する向き判定部と、
    前記向き判定部の判定結果に基づいて、前記画像データに対して鏡像反転、または/および回転処理を施して、正規の向きに修正する反転・回転処理部とを有することを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の写真フイルム用包材。
  11. 前記向き判定部は、前記現像済みの写真フイルムに記録された文字情報を文字認識し、この文字認識結果を元に前記判定を行うことを特徴とする請求項10に記載の写真フイルム用包材。
  12. 前記向き判定部の判定結果を記憶する第3記憶部を有することを特徴とする請求項10または11に記載の写真フイルム用包材。
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JP (1) JP2007057975A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7548351B2 (en) * 2005-12-27 2009-06-16 Canon Kabushiki Kaisha Image reading device and image forming apparatus
JP2015089809A (ja) * 2013-11-06 2015-05-11 ハンコック タイヤ カンパニー リミテッド 非空気入りタイヤ

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