JP2007056060A - ポリカーボネート樹脂とその製造方法 - Google Patents

ポリカーボネート樹脂とその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 液晶パネル,OPCバインダー,光カード,光ディスク,各種蒸着フィルム,蒸着プラスチック反射鏡,レンズ等に有用な耐熱性や光学特性に優れ且つ金属密着性の優れた芳香族ポリカーボネート樹脂を提供すること。
【解決手段】 下記一般式(1)で表される特定の構造単位を主たる構造単位とする新規芳香族ポリカーボネート樹脂、新規芳香族ポリカーボネート樹脂の製造方法〔式中,Rは置換基を有していてもよいアルキル基であり、特に好ましくはメチル基である。〕。

Figure 2007056060

【選択図】 なし。

Description

本発明は,新規な芳香族ポリカーボネート樹脂に関する。更に詳しくは,高い耐熱性と良好な光学特性を有する新規な芳香族ポリカーボネート樹脂とその製造方法に関する。
従来,代表的な芳香族ポリカーボネート樹脂としては,2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(通称ビスフェノールA)にホスゲンやジフェニルカーボネート等のカーボネート前駆物質を反応させて得られるものが知られている。かかるビスフェノールAからのポリカーボネート樹脂は透明性,耐熱性,寸法精度等多くの優れた性質を有することから多くの分野に用いられている(例えば、特許文献1参照。)。しかしながら,近年,軽薄短少化を反映してより過酷な条件での使用が増え,光線透過率等光学特性に加えて更に高い耐熱性が求められている分野においては、ビスフェノールAからのポリカーボネート樹脂の性能としては、未だ満足できるものはなく,優れた光学特性や耐熱性を有する新しい素材の開発が望まれている。
特開2004−250551号公報
本発明の目的は,液晶パネル,OPCバインダー,光カード,光ディスク,各種蒸着フィルム,蒸着プラスチック反射鏡,レンズ等に有用な耐熱性や光学特性に優れた新規な芳香族ポリカーボネート樹脂を提供することにある。
本発明者は,上記目的を達成するため,新規な芳香族ポリカーボネート樹脂について鋭意研究を重ねた結果,下記の構造を有する構造単位を主たる構造単位をもつカーボネート樹脂が従来の芳香族ポリカーボネート樹脂の優れた透明性を保持しつつ耐熱性が著しく向上した新規の芳香族ポリカーボネート樹脂であることを,また,特定の構造の二価フェノール類とカーボネート前駆物質とを反応させることによって,従来の芳香族ポリカーボネート樹脂の優れた透明性を保持しつつ耐熱性が著しく向上した芳香族ポリカーボネート樹脂が得られる新規な製造方法であることを見出した。本発明はこの知見に基づいて完成したものである。
すなわち,本発明は,下記一般式(1)で表される特定の構造を有する構造単位を主たる構造単位とする新規芳香族ポリカーボネート樹脂を提供する。〔式中,Rは置換基を有していてもよいアルキル基である。〕
Figure 2007056060
また本発明は,下記一般式(2)で表される特殊置換ビフェノール類とカーボネート前
駆物質とを反応させることを特徴とするポリカーボネート樹脂の製造方法をも提供する。〔式中,Rは置換基を有していてもよいアルキル基である。〕
Figure 2007056060
本発明の芳香族ポリカーボネート樹脂は透明性,耐熱性,光学特性に優れており,液晶パネル,OPCバインダー,光カード,光ディスク,レンズ等に極めて有用であり,その奏する効果は格別なものである
本発明の新規芳香族ポリカーボネート樹脂は,上記一般式(1)で表わされ,中でも式中のRがメチル基であるものが,耐熱性,及び全光線透過率,低複屈折率等の光学特性に優れる点から好ましい。
また、本発明のポリカーボネート樹脂は、使用される目的に応じて、種々の分子量に調整して合成が可能であるが、例えば、比粘度(0.7g/100ml 溶媒:塩化メチレン)が0.10から4.00となるような範囲の分子量を持つものが好ましい。
本発明の新規芳香族ポリカーボネート樹脂は,一般式(1)を主たる構造単位を有すれば製造方法は特に限定されないが,例えば,後述する新規芳香族ポリカーボネート樹脂の製造方法によって得ることができる。
また、本発明の新規芳香族ポリカーボネート樹脂の製造方法とは,下記一般式(2)で表される特殊置換ビフェノール類とカーボネート前駆物質とを反応させて製造する方法である。〔式中,Rは置換基を有していてもよいアルキル基である。〕
Figure 2007056060
前記一般式(2)で表される置換ビフェノール類の製造方法等は特に限定されるものではないが,例示するならば,2,6−ジアルコキシフェノール類の2量化カップリング反応が挙げられる。この2量化カップリング反応に関しても,特に方法は限定されるものではなく,例えば,金属系触媒を用いた酸化カップリング反応や,酵素反応を用いた酸化カップリング反応がある。前者が一般的であるが,後者は前者に比較して,反応速度が極めて速く,副生成物が少ないという経済的な利点が大きい。
酵素反応を用いた酸化カップリング反応の方法を詳しく述べると,水性媒質中で、2,6−アルコキシフェノール類と、マンガンペルオキシダーゼと、酸化剤と、二価のマンガンイオン(Mn2+)とを反応させてジアルコキシキノン2量体を含む第一生成物を得る第一工程と、前記第一工程に引き続いて該第一生成物に還元剤を添加する第二工程を経ることにより合成できる。具体的には、例えば、マンガンペルオキシダーゼと、2,6−ジアルコキシフェノール類と、硫酸マンガンなどのマンガンの酸化数が+2であるマンガン化合物とを、水やpH緩衝液、またはpH緩衝液と有機溶媒の混合溶液などの水性媒質中に溶解あるいは分散させた反応液を調製し、室温条件下で該反応液に過酸化水素などの酸化剤を添加する第一工程(マンガンペルオキシダーゼとしては、ファネロカエテ・クリソスポリウム(Phanerochaete chrysosporium)、ファネロカエテ・ソルディダ(Phanerochaete sordida)、カイガラタケ(Lenzites betulinus)、ヒラタケ(Pleurotus ostreatus)、シイタケ(Lentinus edodes)等の担子菌類が生産するリグニン分解酵素が挙げられ、マンガンペルオキシダーゼの中でも、「ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー(The Journal of Biological Chemistry)」、1992年、第267巻、第33号の「MATERIALS AND METHODS」の項に記載されている、担子菌であるファネロカエテ・クリソスポリウム(Phanerochaete chrysosporium)の培養菌床から単離精製されたマンガンペルオキシダーゼが、ジアルコキシフェノールから後述のジアルコキシキノン2量体を生成する反応の反応触媒活性が高いため好ましい)と、これら第一工程に引き続いて、第一工程で得られた第一生成物に水素化ホウ素ナトリウムなどの還元剤を添加する第二工程を経ることにより、2,6−ジアルコキシキノン類の2量体が第二工程で還元されて2,6−ジアルコキシフェノール類の2量体を合成することができる。
またカーボネート前駆物質としては,例えばホスゲン,ジフェニルカーボネート,上記二価フェノール類のビスクロロホーメート,ジ−p−トリルカーボネート,フェニル−p−トリルカーボネート,ジ−p−クロロフェニルカーボネート,ジナフチルカーボネート等が挙げられ,なかでもホスゲン或いはジフェニルカーボネートが好ましい。
前記一般式(2)で表され置換ビフェノール類とカーボネート前駆物質の反応としては,従来の芳香族ポリカーボネート樹脂を製造する際に用いる反応,例えば特殊置換ビフェノール類とホスゲンとの反応,又は特殊置換ビフェノール類とジフェニルカーボネート等のビスアリールカーボネートとのエステル交換反応が好ましく用いられる。特殊置換ビフェノール類とホスゲンの反応では,通常酸結合剤及び溶媒の存在下に反応を行う。酸結合剤としては,例えば,水酸化ナトリウムや水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物,ピリジン等が用いられる。溶媒としては例えば塩化メチレン,クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素が用いられる。また,反応促進のために例えば第三級アミン,第四級アンモニウム塩等の触媒を用いることができ,分子量調節剤として例えばフェノール,p−tert−ブチルフェノール等の末端停止剤を用いることが望ましい。反応温度は通常0〜40℃,反応時間は数分〜5時間であり,反応中のpHは通常10以上に保つのが好ましい。
エステル交換反応では,不活性ガス存在下に特殊置換ビフェノール類とビスアリールカーボネートを混合し,通常減圧下120〜350℃で反応させる。減圧度は段階的に変化させ,最終的には1mmHg以下にして生成するフェノール類を系外に留去させる。反応時間は通常1〜4時間程度である。また,必要に応じて分子量調節剤や酸化防止剤を加えてもよい。
前記一般式(2)で表される置換ビフェノール類とカーボネート前駆物質を反応させて本発明の芳香族ポリカーボネート樹脂を製造する際に,得られる芳香族ポリカーボネート樹脂の要求特性が損なわれない範囲,例えば,通常20モル%未満の量で他の二価フェノールを用いることができる。ここで使用する他の二価フェノール類の具体例としてはハイドロキノン,レゾルシン,4,4’−ジヒドロキシジフェニル,ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン,1,−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン,1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニルエタン,ビスフェノ−ルA,2,2−ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン,1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン,2,2−ビス(3−フェニル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン,2,2−ビス(3−イソプロピル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン,2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタン,2,2−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン,2,2−ビス(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)プロパン,4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン,4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホキシド,4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルフィド,3,3’−ジメチル−4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルフィド,4,4’−ジヒドロキシジフェニルオキシド等が挙げられ,なかでもビスフェノ−ルAが好ましく使用される。また,少量の三官能化合物を分岐剤として使用することもでき,一部をジカルボン酸で置換えることもできる。
本発明の新規芳香族ポリカーボネート樹脂を成形するには,例えば,射出成形法,圧縮成形法,押出成形法,溶液キャスティング法等の任意の方法で成形することができるが,特にキャスティング法が好ましい。
なお,本発明の芳香族ポリカーボネート樹脂には,必要に応じて熱安定剤,酸化防止剤,光安定剤,着色剤,帯電防止剤,滑剤,離型剤等の添加剤を加えることができる。
次に本発明を実施例,比較例により具体的に説明するが,以下において「部」及び「%」は特に断わりのない限り重量基準である。尚,150℃における溶融粘度及び軟化点測定,GPC測定,NMR,MSスペクトルは以下の条件にて測定した。
1)150℃における溶融粘度:ASTM D4287に準拠
2)軟化点測定法:JIS K7234
3)GPC:
・装置:東ソー株式会社製 HLC−8220 GPC,カラム:東ソー株式会社製 TSK−GEL G2000HXL+G2000HXL+G3000HXL+G4000HXL
・溶媒:テトラヒドロフラン
・流速:1ml/min
・検出器:RI
4)NMR:日本電子株式会社製 NMR GSX270
5)MS :日本電子株式会社製 二重収束型質量分析装置 AX505H(FD505H)
合成例1 〔テトラメトキシビフェノールの合成〕
以下、単位「M」は「mol/L」を示す。
反応器中で、50mM、pH4.5のマロン酸バッファ(Malonate Buffer)に、後述するマンガンペルオキシダーゼの最終濃度が5μM、2,6‐ジメトキシフェノールの終濃度が0.1Mとなるように添加して、反応液を調製した。さらに、硫酸マンガンを終濃度0.5Mとなるように添加した。さらに、酸化剤として過酸化水素を、終濃度0.05Mとなるように添加し、温度25℃の条件で保持し、経時的に吸光度(*2)を測定した。吸光度の最大が確認された、過酸化水素の添加から5分後に、還元剤を添加した。温度25℃の条件に制御して30秒経過後、下記構造式(3)で表されるテトラメトキシビフェノール160gを得た。得られた化合物の水酸基当量は154g/eq、融点(DSC法)は192℃であった。マススペクトルを測定したところM+=306が確認された。GPCチャートを図1に、C13−NMRチャートを図2に示す。
Figure 2007056060
前記マンガンペルオキシダーゼとしては、ファネロカエテ・クリソスポリウム(Phanerochaete chrysosporium)の培養菌床から得られたマンガンペルオキシダーゼを用いた。このマンガンペルオキシダーゼの調製方法は以下の通りとした。
白色腐朽菌ファネロカエテ・クリソスポリウム(Phanerochaete chrysosporium)ATCC34541を、Kirk液体培地(組成を表1に示す)で37℃にて培養した。培養は2L三角フラスコ中で上記した培地1Lにて培養し、37℃で3日間培養後、100%酸素をパージし、その後毎日一回酸素パージを行った。所定時間培養した後、培養液を吸引濾過して培養濾液を得、得られた培養濾液を粗酵素溶液とした。粗酵素溶液のpHを7.2に調整後、pH7.2のリン酸緩衝液にて膨潤後カラムに充填されたDEAE Sepharose(DEAE−セファロース)にチャージした。カラム中に充填されたDEAE Sepharoseに吸着されたマンガンペルオキシダーゼを、pH6.0のリン酸緩衝液にて流出させ、回収した。
Figure 2007056060
前記吸光度測定条件:2,6−ジメトキシキノン2量体(2,2’,6,6’−テトラメトキシキノン)の最大吸収波長(469nm)における吸光度を、日立社製吸光光度計「HITACHI U‐3000 spectrophotometer」を用いて測定した。
合成例2 〔テトラエトキシビフェノールの合成〕
合成例1の2,6‐ジメトキシフェノールを2,6−ジエトキシフェノールに変更する以外は、合成例1と同様の操作で、下記構造式で表されるテトラエトキシビフェノール160gを得た。得られた化合物の水酸基当量は181g/eq、融点(DSC法)は151℃であった。マススペクトルを測定したところM=362が確認された。
Figure 2007056060
実施例1
温度計,撹拌機及び滴下漏斗付き反応器にイオン交換水313部及び48%水酸化ナトリウム水溶液40.1部を入れ,構造式(3)で表される置換ビフェノール類49.0部及びハイドロサルファイト0.07部を溶解した後,塩化メチレン166部を加えて撹拌下15〜20℃でホスゲン20.8部を45分要して吹込んだ。ホスゲン吹込み終了後,p−tert−ブチルフェノール0.29部を添加し,48%水酸化ナトリウム水溶液7.2部を加えて乳化した後,トリエチルアミン0.08部を添加して28〜33℃で約2時間撹拌して反応を終了した。反応終了後生成物を塩化メチレンで希釈して水洗した後,塩酸酸性にして水洗し,水相の導電率がイオン交換水と殆ど同じになったところで塩化メチレンを蒸発させて,下記一般式(5)を主たる構造単位とする無色のポリマー54部を得た。このポリマーは比粘度が0.573,ガラス転移温度が175℃であった。このポリマーの塩化メチレン溶液からの0.2mm厚みのキャスティングフィルムの全光線透過率は94%,屈折率は1.587であった。
Figure 2007056060
実施例2
実施例1において,(3)で表される2価フェノール49.0部を一般式(4)で表される二価フェノール58.0部に代えた以外は実施例1と同様にして下記一般式(6)のポリマー61.4部を得た。このポリマーの比粘度は0.577,ガラス転移温度は164℃であった。このポリマーの全光線透過率は93%,屈折率は1.585であった。
Figure 2007056060
実施例3
構造式(3)で表される二価フェノール47.7部を,構造式(3)で表される二価フェノール39.1部及びビスフェノールA7.3部に代えた以外は実施例1と同様にしてポリマー50部を得た。このポリマーの比粘度は0.575,ガラス転移温度は168℃であった。次いで同様にして得られたポリマーを評価した結果、全光線透過率は93%,屈折率は1.583であった。
比較例1
ビスフェノールAとホスゲンから常法によって得た比粘度0.561の芳香族ポリカーボネート樹脂のガラス転移温度は150℃,屈折率は1.585であった。
合成例1ので得られた構造式(3)のGPCチャートである。 合成例1ので得られた構造式(3)の13C−NMRスペクトルである。

Claims (4)

  1. 下記一般式(1)
    Figure 2007056060
    〔式中,Rは置換基を有していてもよいアルキル基である。〕
    で表される構造単位を主たる構造単位とするポリカーボネート樹脂。
  2. がメチル基である請求項1記載のポリカーボネート樹脂。
  3. 下記一般式(2)で表される置換ビフェノール類とカーボネート前駆物質とを反応させることを特徴とするポリカーボネート樹脂の製造方法。
    Figure 2007056060
    〔式中,Rは置換基を有していてもよいアルキル基である。〕
  4. がメチル基である請求項3記載の芳香族ポリカーボネート樹脂の製造方法。


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