JP2007054201A - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】 耐久性や打球感を損ねることなく重心設計の自由度を高める。
【解決手段】 ボールを打球するフェース面2を有するフェース部3と、前記フェース面2の上縁2aからのびヘッド上面を形成するクラウン部4と、フェース面2の下縁2bからのびヘッド底面を形成するソール部5と、クラウン部4とソール部5との間を継ぎかつフェース面2のトウ側縁2aからバックフェースを通ってヒール側縁2bにのびるサイド部6とを有した中空構造のゴルフクラブヘッド1である。クラウン部4は、その主要部4aの厚さが0.4〜0.7mmである。サイド部6は、厚さが0.6mmよりも大かつ2.0mm以下である厚肉部8と、厚さが0.3〜0.6mmの薄肉部9とを含む。厚肉部8は、クラウン部4とソール部5との間を継いで上下にのびる少なくとも2つの主厚肉部8Aを含む。薄肉部9は、主厚肉部8Aの間の領域の少なくとも一部に設けられる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、耐久性や打球感を損ねることなく重心設計の自由度を高め得るゴルフクラブヘッドに関する。
近年、金属材料の改善及び製造技術の向上などにより、ゴルフクラブヘッドの大型化が急激に進んでいる。市場には、ヘッド体積が400ccを超える金属製のゴルフクラブヘッドが種々提供されている。しかし、大型のゴルフクラブヘッドは、フェース部、クラウン部及びサイド部の面積及び重量が増加し、それに伴って相対的にソール部の重量が小さくなり、ひいては重心が高くなるという欠点がある。高い重心を持ったヘッドは、打球が吹け上がりやすく、飛距離を損ねやすい。
ヘッドの重心を低くするためには、ソール部側により多くの重量を配分する必要がある。しかし、スイングバランスなどの関係上、ヘッド重量の上限は限られているので、ソール部以外の部分で如何にして多くの重量マージンを捻出し、これをソール部に配分するかが重要になる。
従来、クラウン部から重量マージンを捻出するために、厚さが小さいプレス材等をクラウン部に溶接固着したゴルフクラブヘッドが提案されている(例えば下記特許文献1参照)。しかしながら、この方法では、サイド部の重量が大きくなり、十分な効果が期待できないと考えられる。
また、ヘッドのクラウン部等に、比較的広い範囲で繊維強化樹脂を用いた複合型のゴルフクラブヘッドが提案されている。このものは、低重心化を実現することができるが、打球時の振動が繊維強化樹脂によって吸収されてしまうため、打球音に心地良い響きが得られず、また打球時の手応えも小さいため打球感が悪いという欠点がある。
特開平10−85369号公報
本発明は、以上のような実情に鑑み案出なされたもので、クラウン部の主要部の厚さを限定するとともに、サイド部に特定厚さの厚肉部と薄肉部とを設けることを基本として、耐久性や打球感を損ねることなく重心設計の自由度を高め得るゴルフクラブヘッドを提供することを目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、ボールを打球するフェース面を有するフェース部と、前記フェース面の上縁からのびヘッド上面を形成するクラウン部と、前記フェース面の下縁からのびヘッド底面を形成するソール部と、前記クラウン部とソール部との間を継ぎかつ前記フェース面のトウ側縁からバックフェースを通ってヒール側縁にのびるサイド部とを有した中空構造のゴルフクラブヘッドであって、前記クラウン部は、その主要部の厚さが0.4〜0.7mmであり、かつ前記サイド部は、厚さが0.6mmよりも大かつ2.0mm以下である厚肉部と、厚さが0.3〜0.6mmの薄肉部とを含むとともに、前記厚肉部は、前記クラウン部とソール部との間を継いで上下にのびる少なくとも2つの主厚肉部を含み、かつ前記薄肉部は、前記主厚肉部の間の領域の少なくとも一部に設けられることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、前記薄肉部は、その両側の主厚肉部の少なくとも一方の厚さよりも0.2mm以上小さい請求項1記載のゴルフクラブヘッドである。
また請求項3記載の発明は、前記主厚肉部は、フェース部の前記トウ側縁に連なるトウ側の主厚肉部と、前記ヒール側縁に連なるヒール側の主厚肉部と、それらの間に位置する少なくとも1つの間の主厚肉部とを含む請求項1又は2記載のゴルフクラブヘッドである。
また請求項4記載の発明は、前記トウ側及びヒール側の主厚肉部は、サイド部の上縁に沿って5〜50mmの長さを有するとともに、前記間の主厚肉部の前記長さは、前記トウ側部及びヒール側の主厚肉部よりも小かつ1〜10mmである請求項3記載のゴルフクラブヘッドである。
また請求項5記載の発明は、前記薄肉部は、前記クラウン部とソール部との間を継いで上下にのびる請求項1乃至4のいずれかに記載のゴルフクラブヘッドである。
また請求項6記載の発明は、前記厚肉部は、サイド部の上縁からソール部側に2〜10mmの範囲である上縁周辺領域において前記主厚肉部の間を継ぐ副厚肉部を含むとともに、前記薄肉部は、この副厚肉部と前記主厚肉部とで囲まれる領域に設けられる請求項1乃至5のいずれかに記載のゴルフクラブヘッドである。
本発明では、クラウン部の主要部の厚さが0.4〜0.7mmに限定される。これにより、ヘッド上部の重量が大幅に削減される。また、サイド部は、厚さが0.6mmよりも大かつ2.0mm以下である厚肉部と、厚さが0.3〜0.6mmの薄肉部とを含むとともに、前記厚肉部は、前記クラウン部とソール部との間を継いで上下にのびる少なくとも2つの主厚肉部を含み、薄肉部が主厚肉部の間の領域の少なくとも一部に設けられる。これらの構成により、耐久性及び打球感の悪化を防止しつつサイド部の重量を削減できる。従って、ヘッドの重心設計自由度を高め、ひいては低い重心を有するゴルフクラブヘッドを容易に提供しうる。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。
図1はゴルフクラブヘッド(以下、単に「ヘッド」ということがある。)1の斜視図、図2はそれをバックフェース側から見た図、図3は図1の平面図、図4はその組立前の分解斜視図をそれぞれ示す。
図において、ヘッド1は、ボールを打撃するフェース面2を有するフェース部3と、前記フェース面2の上縁2aに連なりかつヘッド上面をなすクラウン部4と、前記フェース面2の下縁2bに連なりヘッド底面をなすソール部5と、前記クラウン部4とソール部5との間をフェース面2のトウ側縁2cからバックフェースBFを通ってヒール側縁2dまでのびるヘッド側面を形成するサイド部6と、図示しないシャフトが装着されるシャフト差込孔7aを有したホーゼル部7とを具え、内部に中空部i(図4に示す。)が設けられた中空構造のウッド型のものが示される。
また、図1には、ヘッドの基準状態が示される。該基準状態は、シャフトの軸中心線(又はシャフト差込孔7aの軸中心線CL)を垂直面内に配しかつ規定のライ角で傾けるとともに、フェース面2を該ヘッド1に与えられたロフト角に傾けて水平面に載置した状態とする。
前記ヘッド1は、好ましくは、ヘッド体積が300cm3 以上のものが好ましい。このようにヘッド体積を大型化することにより、慣性モーメントが大きくなり、打球の方向性を向上しうる。特に好ましくは、該ヘッド体積は、320cm3 以上、より好ましくは350cm3 以上、さらに好ましくは400cm3 以上、最も好ましくは420cm3 以上とするのが望ましい。なおヘッド体積が大きすぎても、クラブ重量を増大化し、ヘッドスピードの低下を招いたり、ヘッド各部の薄肉化に伴う耐久性の低下を招くおそれもある。このような観点より、ヘッド体積の上限は、好ましくは500cm3 以下、さらに好ましくは470cm3 以下とするのが望ましい。
本実施形態のヘッド1は、金属材料から構成され、かつ、図4に分解して示されるように、前記フェース面2の主要部を有したフェース部材1Aと、このフェース部材1Aと本例では溶接により固着されて該ヘッド1を形成するヘッド本体1Bとからなり、これらの2つのパーツを接合することにより構成される2ピース構造のものが示される。このような2ピース構造のヘッド1は、3ピース以上の構造のものに比して溶接箇所が少なくなるため生産性が向上し、かつヘッドの諸寸法や諸角度のバラツキなどを抑制するのにも役立つ。
前記クラウン部4は、その主要部4aの厚さtcが0.4〜0.7mmに設定される。前記主要部4aの厚さtcが0.4mm未満になると、ヘッドの耐久性が確保できなくなり、逆に0.7mmを超える場合、ヘッド上部での重量削減が難しくなる。ここで、クラウン部4の主要部4aとは、クラウン部4とフェース部3との接合部付近、クラウン部4とサイド部6との接合部付近及びクラウン部4とホーゼル部7との接合部付近を除いた部分である。これらの部分は、強度を維持するために厚さが大きく形成される場合があるので、これらを除いたクラウン部4の主要部4aの厚さが上述のように薄く形成される。勿論、クラウン部4の全部を上述の厚さで形成しても良いのは言うまでもない。
また、前記クラウン部4の主要部4aの面積が小さくなると、ヘッド上部において十分な重量削減効果が得られ難い。このような観点より、ヘッド1の基準状態での平面図(図3)において、平面に投影された主要部4aの面積は、平面に投影されたホーゼル部7を含むクラウン部4の全面積の50%以上、より好ましくは70%以上、さらに好ましくは90%以上が望ましい。なお、前記主要部4aの厚さは、前記数値範囲内であれば、一定でも良くまた変化するものでも良い。
図5には、フェース面2の上縁2a及びサイド部6の上縁6Uでクラウン部4を切除したヘッド1の断面図が示される。また、図6(A)、(B)には、ヘッド1の側面図を示し、理解しやすいように、厚肉部8が薄く着色されている。なお、サイド部6の上縁6Uとは、原則として、図7(A)に示されるように、クラウン部4の内面4iをサイド部6の外面まで仮想延長したときにその延長面4Vがサイド部6を横切る面とする。しかし、図7(B)に示されるように、クラウン部4とサイド部6との交わり部が滑らかな面取部10で形成されている場合には、前記延長面4Vが面取部10にかからない最も高い位置まで前記延長面4Vをソール側に平行移動させて定める。
前記サイド部6は、厚さt1が0.6mmよりも大かつ2.0mm以下である厚肉部8と、厚さt2が0.3〜0.6mmの薄肉部9とを含んで構成される。前記各厚さt1、t2は、いずれもサイド部6の外面と直角方向に測定される。本実施形態のサイド部6は、実質的に厚肉部8と薄肉部9とだけで構成された態様が示される。また、この実施形態において、サイド部6は、外面は滑らかな曲面で形成される一方、内面に厚肉部8と薄肉部9との厚さの差に伴う段差が形成される。
前記厚肉部8は、クラウン部4とソール部5との間を継いで上下にのびる少なくとも2つ、好ましくは3つの主厚肉部8Aを含む一方、前記薄肉部9は、主厚肉部8Aの間の領域の少なくとも一部に設けられる。この実施形態において、サイド部6は、隔設された4つの主厚肉部8Aと、それらの間に設けられた3つの薄肉部9とで構成されている。
サイド部6を全体的に薄肉化すると、ヘッドの低重心化を図ることが容易になるが、ボール打球時、ヘッド全体の変形が大きくなり、ひいてはプレーヤの手に感触が残り難く、頼りない打球感になりやすい。逆に、サイド部6を全体的に厚肉化すると、ヘッドの低重心化が難しくなったり、ボール打球時にヘッド全体の変形が小さくなり、プレーヤの手に強く感触が残る硬い打球感になりやすい。つまり、発明者らは、サイド部6の剛性を最適化することにより、打球感をコントロールしうることを見出した。
また、主厚肉部8Aは、クラウン部4とソール部5との間を途切れることなく上下に継ぐことにより、打球時のヘッド1の変形、とりわけ上下方向の変形を適度に抑えて耐久性を確保するとともに良好な打球感を発揮させる。もし、クラウン部4とソール部5との間を継ぐ厚肉部8が設けられていない場合、打球時に厚肉部の途切れる部分において歪が集中しやすく、ひいてはヘッド1の耐久性が著しく低下しやすい。そして、これらの主厚肉部8A、8Aの間に、厚さt2が小さい薄肉部9を設けることにより、打球感や強度を損ねることなくサイド部6の軽量化を図ることができる。とりわけ、本実施形態のように、全ての薄肉部9が、クラウン部4とソール部5との間を継いで上下にのびる態様では、より効果的にサイド部の軽量化が図られる。
なお本実施形態において、主厚肉部8Aは、厚さが滑らかに減少して薄肉部9と接続される。このため、主厚肉部8Aと薄肉部9との接続部において、大きな剛性段差の形成が防止され、ひいてはこの部分に打球時の歪が集中するのを防止しうる。
なお、厚肉部8の厚さt1が0.6mm未満になると、サイド部6において十分な強度が得られず耐久性が悪化したり、しっかりとした打球感が得られない傾向がある。逆に厚肉部8の厚さt1が2.0mmを超える場合、打球感が硬くなり過ぎる傾向がある他、ヘッド1の重心が高くなる傾向がある。このような観点より、厚肉部8の厚さt1は、より好ましくは0.7mm以上、さらに好ましくは0.8mm以上が望ましく、また上限に関しては、より好ましくは1.8mm以下、さらに好ましくは1.6mm以下が望ましい。
同様の観点より、薄肉部9の厚さt2は、より好ましくは0.35mm以上、さらに好ましくは0.4mm以上が望ましく、また上限に関しては、より好ましくは0.55mm以下、さらに好ましくは0.5mm以下が望ましい。とりわけ、薄肉部9の厚さt2は、その両側の主厚肉部8Aの少なくとも一方の厚さよりも0.2mm以上小さいことが望ましく、さらに好ましくはその両側の主厚肉部8Aの各厚さよりも0.2mm以上、より好ましくは0.3mm以上、さらに好ましくは0.4mm以上小さいことが望ましい。これによって、サイド部6において、十分な重量マージンを捻出でき、その重量をソール部5に配分することが可能になる。
なお、前記厚さt2とt1との差(t1−t2)が大きすぎると、その境界部において応力集中が生じやすくなるため、好ましくは前記差は1.5mm以下、より好ましくは1.0mm以下が望ましい。
また、本実施形態のヘッド1において、前記主厚肉部8Aは、図6(A)、(B)に示されるように、フェース面2の前記トウ側縁2cに連なるトウ側の主厚肉部8Atと、前記ヒール側縁2dに連なるヒール側の主厚肉部8Ahと、それらの間に位置する少なくとも1つ、本実施形態では2つの間の主厚肉部8Acとを含む。好ましくは、本実施形態のように、2つの間の主厚肉部8Acをトウ側及びヒール側にそれぞれ寄せて配置し、バックフェースBFに80mm以上の長さが大きい薄肉部9を形成するのが望ましい。これによって、耐久性と打球感とをさらに向上させることができる。
ボール打球時、サイド部6のフェース部3との接続部分には非常に大きな応力が生じる。このため、この部分の強度は、ヘッドの耐久性のみならず、上述の打球感に大きな影響を与えることになる。本実施形態のように、それぞれフェース部3と連なるトウ側の主厚肉部8At及びヒール側の主厚肉部8Ahを設けることにより、変形を効果的に抑制し、良好な打球感と耐久性とが維持される。もし、トウ側の主厚肉部8At又はヒール側の主厚肉部8Ahの一方しか設けられていない場合、打球時のヘッドの変形が均一にならず偏ったものになり、耐久性及び打球感に悪影響を与える。また、主厚肉部8At及び8Ahは、フェース部2のトウ及びヒール側に、相対的に大きな重量を配分することになるため、ヘッド1の慣性モーメントを大きくし、打球の方向性を向上させるのにも役立つ。
また、本実施形態のように、トウ側の主厚肉部8At及びヒール側の主厚肉部8Ahの間に少なくとも一つ、より好ましくは1ないし3つ、さらに好ましくは1ないしし2つの間の主厚肉部8cを設けることにより、打球時におけるサイド部6の変形をより均一化でき、特に打球感及び耐久性を向上させ得る。
ここで、前記トウ側及びヒール側の主厚肉部8At、8Ahは、サイド部6の上縁に沿って5〜50mmの長さL1を有するものが望ましい。前記長さL1が5mm未満になると、打球時、サイド部6のフェース部近傍での変形が局部的に大きくなり、打球感や耐久性が悪化する傾向がある。逆に前記長さL1が50mmを超えると、サイド部の重量が増加し、ヘッド重心が高くなる傾向がある。このような観点より、前記長さL1は、より好ましくは7mm以上、さらに好ましくは8mm以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは40mm以下、より好ましくは30mm以下が望ましい。
本実施形態では、各主厚肉部8At、8Ahは、ほぼ前記一定の長さL1でクラウン部4からソール部5まで上下にのびているが、これを高さ方向で変化させても良い。この場合、ソール部5側に向かって前記長さが徐々に増大する態様が望ましい。これにより、サイド部6において、ソール部側の重量を相対的に増加させ、ヘッドの重心をより低くするのに役立つ。
また、前記間の主厚肉部8Acのサイド部の上縁6Uに沿った各長さL2は、前記トウ側及びヒール側の主厚肉部8At、8Ahの各長さL1よりも小かつ1〜10mmであるのが望ましい。前記間の主厚肉部8Acの長さL2が、トウ側及びヒール側の主厚肉部8At、8Ahの長さL1以上又は10mmよりも大になると、サイド部6の剛性が過度に高められて打球感が硬くなりやすく、かつ、その重量が増加してヘッド1の重心が高くなる傾向がある。逆に前記長さL2が1mm未満では、打球時においてサイド部6の変形が不均一になり、このような間の主厚肉部8Acを設けた効果が発揮できない。このような観点より、前記長さL2は、より好ましくは3mm以上が望ましく、また上限に関しては、より好ましくは8mm以下が望ましい。
図8〜10には、本発明の他の実施形態が示される。図10では、理解しやすいように、厚肉部8に薄い着色を施している。図8に分解して示されるように、この実施形態のヘッド1は、フェース面2を有するフェース部材1Aと、クラウン部4を構成するクラウン部材1Cと、ソール部5及びサイド部6を一体に有するソールサイド部材1Dと、ホーゼル部7を有するホーゼル部材1Eとからなる4ピース構造である。各部材は、例えば鍛造によって成形され、かつ、溶接によって互いに一体化されて中空構造のヘッド1が形成される。
また、この実施形態のヘッド1は、前記厚肉部8が、サイド部6の上縁6Uからソール部5側へかつサイド部6に沿って2〜10mmの範囲(幅)Wの上縁周辺領域において、主厚肉部8A、8Aの間を継ぐ副厚肉部8Bが設けられる。これにより、厚肉部8は、サイド部6の上縁6Uにおいて、トウからバックフェースを通ってヒールまで連続してのびる部分を含む。また、薄肉部9は、副厚肉部8Bと主厚肉部8Aとで囲まれる領域に設けられる。
このようなサイド部6は、前記上縁周辺領域の強度が向上し、厚さが小さいクラウン部4の剛性を補って耐久性を高めるとともに、サイド部6の変形をより均一化し、打球感をさらに向上させ得る。またクラウン部材1Cをサイド部6の上縁6Uに溶接する際、厚肉部8によって材料の過度に溶け込みが防止され、溶接部での良好な耐久性が得られる。
ここで、前記副厚肉部8Bの範囲Wが2mm未満では、上述の変形抑制効果が十分に得られず、逆に10mmを超えると、打球感が硬くなる他、ヘッド1の重心が高くなる傾向がある。このような観点より、前記上縁周辺領域は、好ましくは3mm以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは9mm以下、より好ましくは8mm以下が望ましい。なお、副厚肉部8Bの前記範囲Wは、一定でも良いし、又は変化しても良い。この場合、最大値が前記数値範囲(2〜10mm)を満たすものが望ましい。
以上、本発明の実施形態について、ウッド型のゴルフクラブヘッドを例に挙げ説明したが、本発明は図示の具体的な形態に限定されるものではなく、中空部を有するヘッドであれば、種々の形状のヘッドに適用することができる。また、本発明のヘッドは、打球音を損ねない範囲で繊維強化樹脂などを複合させても良いのは言うまでもない。
以下の構造を有するウッド型のゴルフクラブヘッドを表1の仕様に基づいて試作するとともに、それぞれについてスイートスポット高さ、耐久性及び打球感についてテストが行われた。
タイプA:
図4に示したように、フェース部材とヘッド本体とからなる2ピース構造である。フェース部材及びヘッド本体は、いずれもTi−6Al−4Vで構成される。フェース部材は、鍛造品からなり、スイートスポット付近の厚さが3.2mm、その周辺が2.5mmに仕上げられた。ヘッド本体は、前記各部を一体に成形した鋳造品からなる。両部材は、CO2 レーザー溶接によって一体に固着された。ヘッド体積は460cm3 である。
タイプB:
図8に示したように、フェース部材と、クラウン部材と、ソールサイド部材と、ホーゼル部材とからなる4ピース構造である。フェース部材は、Ti−15V−3Cr−3Al−3Snの鍛造品からなり、スイートスポット付近の厚さが3.2mm、その周辺が2.5mmに仕上げられた。また、他の部材は、いずれも純チタンを鍛造することにより成形された。タイプAと同様、各部材は、CO2 レーザー溶接によって一体に固着された。ヘッド体積は460cm3 である。
また、テストの方法は、次の通りである。
<スイートスポット高さ>
各ヘッドを基準状態とし、水平面から各々のスイートスポットまでの高さを測定した。スイートスポットは、図3に示されるように、ヘッドの重心Gからフェース面2に立てた法線が該フェース面2と交わる点SSで表される。数値が小さいほど良好である。
<耐久性>
各供試ヘッドにFRP製の同一のシャフトを装着し45インチのウッド型ゴルフクラブを試作するとともに、各クラブをスイングロボットに取り付け、ヘッドスピードが54m/sとなるように調節してゴルフボール(「DDH TOUR SPECIAL」)を5000発打撃し、以下の基準で評価を行った。
○:割れ等の損傷無し
△:打撃数3000発までは損傷は無かったが、5000発までに割れ発生
×:打撃数3000発未満で割れ発生
<打球感>
上記各供試クラブを、プロ及びトップレベルのアマチュアゴルファ(いずれもハンディキャップ5以下)計10名で上記ゴルフボールを5球づつ実打し、以下の基準で評価した。
○:打球感が良いと感じたテスタが7人以上である
△:打球感が良いと感じたテスタが4〜6人である
×:打球感が良いと感じたテスタが3人以下である
なお、最も多かったコメントを併せて記載した。
テストの結果などを表1に示す。
テストの結果、実施例のものは比較例に比べて耐久性、打球感及び重心高さにおいて優れていることが確認できた。
本発明の実施形態を示す基準状態のヘッドの斜視図である。 それをバックフェース側から見た図である。 その平面図である。 その組立前の分解図である。 サイド部の上縁で切断したヘッドの断面図である。 (A)はヘッドをトウ側から見た側面図、(B)は同ヒール側から見た側面図である。 (A)及び(B)サイド部の上縁を説明するヘッドの部分断面図である。 本発明の他の実施形態を示すヘッドの組立前の分解図である。 サイド部の上縁で切断したヘッドの断面図である。 (A)はヘッドをトウ側から見た側面図、(B)は同ヒール側から見た側面図である。 本発明の他の実施形態を示すヘッドの組立前の分解図である。
符号の説明
1 ゴルフクラブヘッド
2 フェース面
3 フェース部
4 クラウン部
5 ソール部
6 サイド部
8 厚肉部
8A 主厚肉部
8At トウ側の主厚肉部
8Ah ヒール側の主厚肉部
8B 副厚肉部
9 薄肉部
BF バックフェース

Claims (6)

  1. ボールを打球するフェース面を有するフェース部と、前記フェース面の上縁からのびヘッド上面を形成するクラウン部と、前記フェース面の下縁からのびヘッド底面を形成するソール部と、前記クラウン部とソール部との間を継ぎかつ前記フェース面のトウ側縁からバックフェースを通ってヒール側縁にのびるサイド部とを有した中空構造のゴルフクラブヘッドであって、
    前記クラウン部は、その主要部の厚さが0.4〜0.7mmであり、かつ
    前記サイド部は、厚さが0.6mmよりも大かつ2.0mm以下である厚肉部と、
    厚さが0.3〜0.6mmの薄肉部とを含むとともに、
    前記厚肉部は、前記クラウン部とソール部との間を継いで上下にのびる少なくとも2つの主厚肉部を含み、かつ
    前記薄肉部は、前記主厚肉部の間の領域の少なくとも一部に設けられることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  2. 前記薄肉部は、その両側の主厚肉部の少なくとも一方の厚さよりも0.2mm以上小さい請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
  3. 前記主厚肉部は、フェース部の前記トウ側縁に連なるトウ側の主厚肉部と、前記ヒール側縁に連なるヒール側の主厚肉部と、それらの間に位置する少なくとも1つの間の主厚肉部とを含む請求項1又は2記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 前記トウ側及びヒール側の主厚肉部は、サイド部の上縁に沿って5〜50mmの長さを有するとともに、前記間の主厚肉部の前記長さは、前記トウ側部及びヒール側の主厚肉部よりも小かつ1〜10mmである請求項3記載のゴルフクラブヘッド。
  5. 前記薄肉部は、前記クラウン部とソール部との間を継いで上下にのびる請求項1乃至4のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  6. 前記厚肉部は、サイド部の上縁からソール部側に2〜10mmの範囲である上縁周辺領域において前記主厚肉部の間を継ぐ副厚肉部を含むとともに、
    前記薄肉部は、この副厚肉部と前記主厚肉部とで囲まれる領域に設けられる請求項1乃至5のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
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