JP2007046674A - 車両のシフト位置検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シフトレバー位置の検出に誤差が生じた場合でも、レバー位置の検出結果に基づく変速時の回転同期制御によって車両の突き出しが生じないようにする。
【解決手段】 手動式変速機のギヤ比をエンジン回転速度,車速から求め、ギヤ比に相当するシフト位置と、シフトレバー位置の検出結果から判断されるシフト位置とを比較する。そして、シフトレバー位置の検出結果から判断されるシフト位置が1段だけ低速側にずれていれば、回転同期制御でのシフトレバー位置の検出結果を1段だけ高速側に補正し、2段だけ低速側にずれている場合には、回転同期制御でのシフトレバー位置の検出結果を2段だけ高速側に補正する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、シフトレバーの位置を連続的に検出するセンサを備え、該センサによって検出された前記シフトレバーの位置に基づいてシフト位置を検出する車両のシフト位置検出装置に関する。
特許文献1には、自動変速機におけるエンジンブレーキが作用する低速段へのダウンシフト時に、エンジン出力を増大させることで、エンジン回転速度を速やかに高めて変速時間を短縮すると共に、エンジンブレーキ力の一時的な増大による変速ショックを抑制する変速制御装置が開示されている。
特開平5−229368号公報
ところで、手動変速機を備えた車両において、変速後のシフト位置とそのときの車速とに応じた目標エンジン回転速度に制御する回転同期制御を変速時に行うことで、変速ショックを緩和させることができる。
しかし、手動変速機の場合、運転者が操作するシフトレバー位置から変速後のシフト位置を判断する必要があるため、シフトレバー位置の検出に誤りを生じると回転同期制御における目標回転速度の設定に誤りを生じ、例えば実際よりも低速側にシフト位置を誤検出すると、回転同期制御を行うことで車両の突き出しを生じさせてしまうという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、シフトレバー位置の検出に誤差が生じ、シフト位置を誤検出するようになっても、シフト位置の検出結果に基づく制御により運転性を悪化させてしまうことを回避できるシフト位置検出装置を提供することを目的とする。
そのため、本発明に係る車両のシフト位置検出装置は、センサによって連続的に検出されるシフトレバーの位置に基づいてシフト位置を検出する車両のシフト位置検出装置であって、変速機の入出力回転比からシフト位置を推定し、該推定結果に基づいて前記センサを用いたシフト位置の検出結果を補正することを特徴とする。
かかる構成によると、変速機の入力軸回転速度と出力軸回転速度との比である入出力回転比は、変速機における変速比(シフト位置)を示すから、センサがシフトレバー位置を正しく検出する場合には、シフトレバー位置の検出結果が対応するシフト位置と、前記入出力回転比から推定されるシフト位置とは一致するはずであり、両シフト位置の相違は、シフトレバー位置の検出誤差によるものと判断できる。
そこで、入出力回転比から推定したシフト位置に基づき、センサのシフトレバー位置の検出結果から判断されるシフト位置を補正することで、シフト位置の検出結果に基づく制御を、運転性を大きく悪化させない側で作動させるようにする。
以下に本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は、本願発明に係る車両のシフト位置検出装置を含む車両用エンジン・動力伝達系及びその制御系を示す。
図1において、エンジン1には図示省略したクラッチを介して手動式変速機2が連結されており、手動変速機2の変速段は、運転者によるシフトレバー3の操作によって任意に選択される。
前記シフトレバー3は、図2に示すようなシフトゲート4に沿って移動する。
前記シフトゲート4は、図2における上下方向(車両の前後方向)であるストローク方向と図2における左右方向(車両の左右方向)であるセレクト方向とに沿って設けられ、セレクト方向に沿って延設されるニュートラルゲート部4aと、前記ニュートラルゲート部4aの左端から前後に延設される1‐2ゲート部4b、前記ニュートラルゲート部4aの中央付近から前後に延設される3‐4ゲート部4c、前記ニュートラルゲート部4aの右端から前後に延設される5‐6ゲート部4dとからなり、前記ニュートラルゲート部4aにシフトレバー3が位置する場合には、3‐4ゲート部4cが交わる中央付近(ニュートラル位置)に向けてシフトレバー3が付勢されるようになっている。
そして、1‐2ゲート部4bの前端部にシフトレバー3を位置させると1速に、1‐2ゲート部4bの後端部にシフトレバー3を位置させると2速に、3‐4ゲート部4cの前端部にシフトレバー3を位置させると3速に、3‐4ゲート部4cの後端部にシフトレバー3を位置させると4速に、5‐6ゲート部4dの前端部にシフトレバー3を位置させると5速に、5‐6ゲート部4dの後端部にシフトレバー3を位置させると6速に、前記手動式変速機2が変速される。
ここで、図3に示すように、前記シフトレバー3に連動するシャフト5を介して手動変速機2の変速段が切り換えられるようになっている。
即ち、前記シフトレバー3の前記ストローク方向に沿った動きに連動してシャフト5が軸方向に進退し、前記シフトレバー3の前記セレクト向に沿った動きに連動して前記シャフトが軸周りに回転し、このシャフト5の軸方向及び軸周りの動きによって各変速段のギヤの噛み合せが行われるようになっている。
前記シャフト5の軸方向の位置、即ち、シフトレバー3のストローク方向における位置を連続的に検出するストロークセンサ11と、前記シャフト5の軸周りの回転位置、即ち、前記シフトレバー3のセレクト方向における位置を連続的に検出するセレクトセンサ12とが設けられている。
そして、前記ストロークセンサ11により検出されるストローク方向の位置と前記セレクトセンサ12により検出されるセレクト方向の位置とから、シフトレバー3の位置を前記シフトゲート4に対応する平面上の位置として検出できるようになっている。
前記ストロークセンサ11及びセレクトセンサ12の検出信号は、エンジンコントロールモジュール(以下、ECMという)13に入力される。
前記ECM13は、マイクロコンピュータを含んで構成され、前記ストロークセンサ11,セレクトセンサ12からの信号の他、クラッチペダル14の踏み込み量から前記クラッチの完全締結状態を検出する第1クラッチスイッチ15、前記クラッチペダル14の踏み込み量から前記クラッチの完全解放状態を検出する第2クラッチスイッチ16、手動式変速機2の出力軸から車速VSPを検出する車速センサ17、エンジン1の回転数Ne(rpm)を検出するエンジン回転センサ18、前記手動変速機2のニュートラル状態を検出するニュートラルスイッチ19などからの信号が入力される。
前記ECM13は、上記各種センサ・スイッチからの信号に基づいて、運転者による変速操作時(クラッチ解放時)に、エンジン回転速度を変速後の回転速度に近づけてクラッチ締結時の変速ショックを緩和する回転同期制御を行う。
以下に、前記回転同期制御の概略を、図3に示す制御ブロック図に従って説明する。
まず、目標ギヤ算出部101では、前記ストロークセンサ11,セレクトセンサ12で検出されるシフトレバー3の位置から次のシフト位置(目標ギヤ)を判断する。
そして、目標回転数算出部102では、そのときの車速と次のシフト位置(目標ギヤ)とから目標エンジン回転数(rpm)を算出する。
一方、変速時制御判定部103では、クラッチペダル14の踏み込みから回転同期制御の実行判定を行い、回転数F/B制御部104では、変速時制御判定部103の判定結果を受けて、前記目標エンジン回転数に実際のエンジン回転数Ne(rpm)を近づけるためのエンジントルク要求を出力する。
前記エンジントルク要求を受けたエンジントルク制御部105では、要求のエンジントルクを発生させるべく、電制スロットル21の開度制御や点火時期の進遅角制御などを行う。
前記電制スロットル21は、スロットルバルブ21aをモータ等のスロットルアクチュエータ21bで開閉駆動する装置である。
尚、前記回転同期制御の実行・停止を任意に指定するためのスイッチ30が設けられると共に、前記回転同期制御の作動状態を示すインジケータランプ31が設けられており、on/off判定部106では、スイッチ30のオン・オフを判断し、前記インジケータランプ31の点灯を制御すると共に、前記変速時制御判定部103に回転同期制御を実行させるか否かを指示する。
ここで、シフトレバー3の実際の位置に対して前記ストロークセンサ11,セレクトセンサ12の検出出力にずれがあり、特にシフト位置の検出結果が実際よりも低速側にずれると、前記回転同期制御によって要求される同期回転よりも高いエンジン回転速度に制御される結果、変速に伴って車両が不用意に突き出してしまう可能性がある。
そこで、本実施形態では、前記ECM13が図4のフローチャートに示すようにしてシフト位置の検出結果を補正することで、回転同期制御を行わせつつ、前記突き出しの発生を未然に防止するようになっている。
図4のフローチャートにおいて、ステップS11では、車両が走行中であるか否かを判別する。
具体的には、クラッチの完全締結状態であってかつ前記手動変速機2がニュートラル状態でないことを、前記第1クラッチスイッチ15及びニュートラルスイッチ19の信号から判断する。
車両が走行中であるときには、ステップS12へ進み、前記ストロークセンサ11,セレクトセンサ12の検出信号,エンジン回転速度信号,車速信号を読み込む。
次のステップS13では、前記ストロークセンサ11,セレクトセンサ12の検出信号と、予めシフト位置(1速〜6速)毎に設定されている検出信号範囲とを比較することで、シフト位置の検出を行う。
また、ステップS14では、前記エンジン回転速度(変速機の入力軸回転速度)と車速(変速機の出力軸回転速度)との比(入出力回転比)から、手動変速機2のギヤ比を算出する。
ステップS15では、前記ステップS14で算出したギヤ比が、手動変速機2の各変速段(1速〜6速)のいずれかに対応しているか否かを判断する。
ステップS15に進んだときには、クラッチを締結して車両が走行している状態であるので、エンジン回転速度と車速とから算出した手動変速機2のギヤ比は、1速〜6速のいずれかに対応しているはずであり、1速〜6速のいずれにも対応しない場合には、エンジン回転速度及び/又は車速の検出結果が実際とは異なるために、ステップS14で1速〜6速のいずれにも対応しないギヤ比が算出されたものと判断される。
従って、前記ステップS14で算出したギヤ比が、手動変速機2の各変速段(1速〜6速)のいずれかにも対応しない場合には、ステップS16へ進んで、エンジン回転速度及び/又は車速の検出異常を判定し、そのまま本ルーチンを終了させる。
一方、ステップS14で算出したギヤ比が、手動変速機2の各変速段(1速〜6速)のいずれかに対応する場合には、ステップS17へ進み、ステップS14で算出したギヤが対応するシフト位置を推定シフト位置にセットする。
ステップS18では、ステップS13で前記ストロークセンサ11,セレクトセンサ12の検出出力に基づき検出したシフト位置が、前記ステップS17で設定した前記推定シフト位置に一致しているか否かを判別する。
ここで、ストロークセンサ11,セレクトセンサ12の検出出力に基づくシフト位置と、前記推定シフト位置とが一致する場合には、ステップS19へ進み、ストロークセンサ11,セレクトセンサ12の検出出力に基づきシフト位置が正しく検出されていると判定する。
従って、ステップS19へ進んだ場合には、ストロークセンサ11,セレクトセンサ12の検出出力に基づいて検出したシフト位置に基づいて前記回転同期制御を行わせる。
一方、ステップS18で、ストロークセンサ11,セレクトセンサ12の検出出力に基づくシフト位置と、前記推定シフト位置とが一致しないと判断されると、ステップS20へ進み、ストロークセンサ11,セレクトセンサ12の検出出力に基づきシフト位置が正しく検出されていないと判定する。
そして、次のステップS21では、ストロークセンサ11,セレクトセンサ12の検出出力に基づくシフト位置よりも1段だけ高速側のシフト位置と、前記推定シフト位置とが一致するか否かを判別する。
換言すれば、実際のシフト位置である推定シフト位置よりも、ストロークセンサ11,セレクトセンサ12の検出出力に基づいて検出されたシフト位置が、1段だけ低速側にずれているか否かを判別する。
ここで、ストロークセンサ11,セレクトセンサ12の検出出力に基づくシフト位置よりも1段だけ高速側のシフト位置と、前記推定シフト位置とが一致すると判断されたときには、ステップS22へ進む。
ステップS22では、ストロークセンサ11,セレクトセンサ12の検出出力に基づくシフト位置を1段だけより高速側のシフト位置に補正し、該補正したシフト位置に基づいて前記回転同期制御を行わせる設定を行う。
ストロークセンサ11,セレクトセンサ12の検出出力に基づいて検出されるシフト位置が、実際よりも1段だけ低速側にずれている状態とは、図5に示すように、ストロークセンサ11の出力範囲が車両の後方側にずれている場合である。
そして、上記のように出力範囲がずれた状態では、1速,3速,5速の位置にシフトレバー3が実際に位置している場合には、ストローク方向の出力が閾値よりも大きいことから、ストロークセンサ11,セレクトセンサ12の検出出力から1速,3速,5速として検出されるが、2速,4速,6速の位置にシフトレバー3が実際に位置している場合にも、ストローク方向の出力が前記閾値よりも大きいことから、ストロークセンサ11,セレクトセンサ12の検出出力に基づいて1速,3速,5速として検出されることになる。
即ち、実際のシフト位置が1速及び2速のときに1速と検出し、実際のシフト位置が3速及び4速のときに3速と検出し、実際のシフト位置が5速及び6速のときに5速と検出することになる。
一方、同期回転制御が行われるクラッチの解放状態では、エンジン回転速度及び車速に基づくシフト位置の判断は行えないので、上記のように、ストロークセンサ11の出力範囲がずれている場合には、ストロークセンサ11,セレクトセンサ12の検出出力から例えば1速と判断されても、実際には1速であるか2速であるか不明となる。
ここで、回転同期制御を行うときに、ストロークセンサ11,セレクトセンサ12の検出出力に基づくシフト位置を1段だけより高速側に補正すると、例えば1速の検出結果は、一律に2速に補正されることになる。
上記補正を行ったときに、実際に2速であれば2速として回転同期制御が行われ、センサの検出ずれがないときと同等に回転同期制御を行わせることができる一方、実際に1速であれば実際よりも1段だけ高速側の2速への変速として回転同期制御が行われる結果、正常時よりも変速ショックの抑制効果は薄れるものの、過剰な回転増大制御によって車両の突き出しが発生することを回避できる。
即ち、上記のようにセンサ出力がずれている状態で通常にシフト位置の検出及び回転同期制御を行わせると、実際には2速へのダウン変速であるのに、1速へのダウン変速と誤判断することで、エンジン回転速度が過剰に増大制御され、変速終了時に車両の突き出しが発生する可能性がある。
しかし、本実施形態のように、1速であるか2速であるか不明であるときに、一律2速として回転同期制御を行わせることで、前記突き出しの発生を回避しつつ、回転同期制御による変速ショックの緩和効果を得ることができる。
即ち、少なくとも実際のシフト位置よりも低速側にならないように、シフト位置の検出結果を補正することで、回転同期制御を継続させながら、前記突き出しの発生を回避できるようにしてある。
ステップS21で、ストロークセンサ11,セレクトセンサ12の検出出力に基づくシフト位置よりも1段だけ高速側のシフト位置と、前記推定シフト位置とが一致しないと判別されると、ステップS23へ進む。
ステップS23では、ストロークセンサ11,セレクトセンサ12の検出出力に基づくシフト位置よりも2段だけ高速側のシフト位置と、前記推定シフト位置とが一致するか否かを判別する。
ここで、ストロークセンサ11,セレクトセンサ12の検出出力に基づくシフト位置よりも2段だけ高速側のシフト位置と、前記推定シフト位置とが一致すると判断されたときには、ステップS24へ進む。
ステップS24では、ストロークセンサ11,セレクトセンサ12の検出出力に基づくシフト位置を2段だけより高速側に補正し、該補正したシフト位置に基づいて前記回転同期制御を行わせる設定を行う。
ストロークセンサ11,セレクトセンサ12の検出出力に基づいて検出されるシフト位置が、2段だけ低速側にずれている状態とは、図6に示すように、セレクトセンサ12の出力範囲が車両の右側にずれている場合である。
そして、上記のように出力範囲がずれた状態では、シフトレバー3が1速又は3速に位置するときに1速として検出され、シフトレバー3が2速又は4速に位置するときに2速として検出され、シフトレバー3が5速に位置するときに3速として検出され、シフトレバー3が6速に位置するときに4速として検出されることになる。
ここで、エンジン回転速度及び車速に基づくシフト位置の判断が行えない回転同期制御時に、シフト位置の検出結果を一律に2段だけ高速側に補正すると、3速,4速の検出結果を5速,6速に補正することで実際のシフト位置に補正することになる一方、検出結果が1速,2速であるときには、3速,4速に補正されることで、実際のシフト位置に補正される場合と、実際のシフト位置よりも2段だけ高速側に補正されてしまう場合とが生じる。
例えば、実際のシフト位置が1速又は3速であるときには1速として検出されるから、実際に3速であるときには実際のシフト位置に補正されることになるが、実際に1速であれば3速として回転同期制御が行われることになる。
実際に1速であるときに、3速として回転同期制御が行われることで変速ショックの緩和効果は薄れるが、実際に3速であれば、通常時と同様に変速ショックを緩和できることになる。
同様に、2速の検出結果を一律に4速に補正すると、実際のシフト位置と一致する4速に補正される場合と、実際には2速であるのに4速に補正される場合があり、実際に4速であれば通常に回転同期制御が行われ、実際には2速であれば、3速として回転同期制御が行われることになる。
上記のようにセレクト方向にずれている状態で通常にシフト位置の検出及び回転同期制御を行わせると、例えば3速へのダウン変速において1速へのダウン変速であると誤判断されることで、エンジン回転速度が過剰に増大制御され、変速終了時に車両の突き出しが発生する可能性があるが、本実施形態のように、例えば1速であるか3速であるか不明であるときに、一律3速として回転同期制御を行わせることで、前記突き出しの発生を回避しつつ、回転同期制御による変速ショックの緩和効果を得ることができる。
また、ステップS23で、ストロークセンサ11,セレクトセンサ12の検出出力に基づくシフト位置よりも2段だけ高速側のシフト位置と、前記推定シフト位置とが一致しないと判断されたときには、実際のシフト位置よりも高速側のシフト位置を誤検出する方向にストロークセンサ11,セレクトセンサ12の検出特性がずれていると判断される。
この場合には、シフト位置の検出結果をそのまま用いて回転同期制御を行わせても、エンジン回転速度が過剰に増大制御されて変速終了時に車両の突き出しが発生することはない一方、補正によって実際よりも低速側のシフト位置に補正されてしまう可能性があるので、シフト位置の検出結果を補正する設定を行わずに、そのまま本ルーチンを終了させる。
従って、ステップS23で、ストロークセンサ11,セレクトセンサ12の検出出力に基づくシフト位置よりも2段だけ高速側のシフト位置と、前記推定シフト位置とが一致しないと判断されたときには、ストロークセンサ11,セレクトセンサ12の検出出力に基づくシフト位置の検出結果をそのまま用いて回転同期制御を行わせる。
また、ステップS11で車両が走行中でないと判別されたときには、エンジン回転速度及び車速に基づくシフト位置の推定が行えず、ストロークセンサ11,セレクトセンサ12の検出特性の変化を判断できないので、ステップS25で推定シフト位置のデータをクリアしてから、本ルーチンを終了させる。
尚、ストロークセンサ11,セレクトセンサ12の検出出力に基づくシフト位置と、エンジン回転速度及び車速に基づき推定したシフト位置とが一致しないときに、シフト位置検出の異常を運転者にランプ等で警告することが好ましい。
実施形態におけるエンジン,動力伝達系及び制御系を示すシステム図。 同上実施形態におけるシフトゲートを示す図。 同上実施形態における回転同期制御の詳細を示すブロック図。 同上実施形態におけるシフトレバーの位置の補正制御を示すフローチャート。 同上実施形態におけるストローク方向へ検出範囲がずれた状態を示す図。 同上実施形態におけるセレクト方向へ検出範囲がずれた状態を示す図。
符号の説明
1…エンジン、2…手動式変速機、3…シフトレバー、11…ストロークセンサ、12…セレクトセンサ、13…エンジンコントロールモジュール(ECM)、14…クラッチペダル、15…第1クラッチスイッチ、16…第2クラッチスイッチ、17…車速センサ、18…エンジン回転センサ、19…ニュートラルスイッチ

Claims (6)

  1. シフトレバーの位置を連続的に検出するセンサを備え、該センサによって検出された前記シフトレバーの位置に基づいてシフト位置を検出する車両のシフト位置検出装置であって、
    変速機の入出力回転比からシフト位置を推定し、該推定結果に基づいて前記センサを用いたシフト位置の検出結果を補正することを特徴とする車両のシフト位置検出装置。
  2. 前記推定したシフト位置と前記センサを用いたシフト位置の検出結果との差に基づいて、前記センサによる検出ずれの方向を判断し、前記検出ずれの方向に基づいて前記センサを用いたシフト位置の検出結果を補正することを特徴とする請求項1記載の車両のシフト位置検出装置。
  3. 前記シフトレバーの位置が、検出方向の異なる2つのセンサによって平面上の位置として検出され、前記検出ずれの方向が前記2つのセンサの検出方向のいずれであるかに基づいて、前記センサを用いたシフト位置の検出結果を補正することを特徴とする請求項2記載の車両のシフト位置検出装置。
  4. 前記センサを用いたシフト位置の検出結果が少なくとも実際のシフト位置よりも低速側にならないように、シフト位置の検出結果を補正することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の車両のシフト位置検出装置。
  5. 前記推定したシフト位置が前記センサを用いたシフト位置の検出結果よりもn(≧1)段だけより高速側であることが検出されたときに、前記センサを用いたシフト位置の検出結果を一律にn段だけより高速側に補正することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の車両のシフト位置検出装置。
  6. 変速時に、前記シフト位置の検出結果に基づく目標回転速度に、エンジン回転速度を同期させる回転同期制御を行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の車両のシフト位置検出装置。
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