JP2007046299A - 土石分離装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 掘削土を土と石に効率的に分離し、かつ、トラックの荷台に搭載するのに適する土石分離装置を提供することである。
【解決手段】 土石を搬送するスクリーン帯1を備えたコンベアCと、コンベアCの搬送方向に対して前後となる両端が支持されてコンベアCの上方に吊下げられてスクリーン帯1で搬送される土を砕く破砕ベルト20と、コンベアCから落下する土を搬送するベルトコンベアBと、破砕ベルト20の上方側への移動を抑制する抑制手段Fとを備えたので、土石分離装置を小型かつ軽量にすることができ、効率的に土と石を分離することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、土石分離装置に関する。
従来、汚染土壌に吸着剤等を混合して重金属等の汚染物質が外に溶け出さないようにする不溶化や、土壌改良等といった処理は、大型プラントで行われており、都市部から離れた大型プラントに掘削土を該プラントまで運搬する必要があるので、小規模の掘削土の処理を行うには非効率的であった。
これに対し、近年、都市部などの比較的少量の掘削土の処理を行う小規模工事に対応するべく、移動が可能な処理装置の提案がなされるにいたっており、この処理装置にあっては、掘削土を土と石に篩い分けるロールスクリーンと、土に薬剤等を混合する混合機と、ロールスクリーンを通過した土を混合機まで搬送するベルトコンベアと、該ベルトコンベアで搬送される土に石灰粉を供給する供給機とをトラックの荷台に装備するとともに、混合機から排出される処理後の土を再度篩いにかける混合物スクリーンと、混合機スクリーンの篩下を地面に搬送する他のベルトコンベアがトラックの荷台に積まれている。
そして、この処理装置は、工事現場にて、混合機スクリーンおよびベルトコンベアをトラックの荷台から降ろして展開させることによって上述の処理を行うようになっている(特許文献1参照)。
特開平11−140904号公報(発明の実施の形態欄,図2)
さて、上述のような移動式の処理装置にあっては、まず、掘削土をロールスクリーンで土と石に篩い分け、土のみを混合機に搬送するようにしているが、以下の問題がある。
従来装置にあっては、ロールスクリーンで土と石に篩い分けようとしているが、これでは、土を細かくすることができず、結果、大きな土塊はロールスクリーンを通過しえず、石と同じ扱いで混合機に送られずに地面に戻されてしまう。
そうすると、処理の必要のある土を確実に処理することができず、効率的な土壌処理を行うことができない不具合がある。
また、大型プラントに見られるような石ごと掘削土を粉砕するような粉砕機では、機械が大型化してしまい非効率となるばかりでなく、トラックの荷台そのものに搭載することができない。
そこで、本発明は上記不具合を改善するために創案されたものであって、その目的とするところは、掘削土を土と石に効率的に分離し、かつ、トラックの荷台に搭載するのに適する土石分離装置を提供することである。
上記した目的を達成するために、本発明は、土石を搬送するスクリーン帯を備えたコンベアと、コンベアの搬送方向に対して前後となる両端が支持されてコンベアの上方に吊下げられてスクリーン帯で搬送される土を砕く破砕ベルトと、コンベアから落下する土を搬送するベルトコンベアと、破砕ベルトの上方側への移動を抑制する抑制手段とを備えた。
本発明の土石分離装置にあっては、掘削土をコンベアで搬送中に破砕ベルトとスクリーン帯とで土塊を破砕可能であって、さらに、破砕ベルトの上方側への移動を抑制する抑制手段を備えており、スクリーン帯と破砕ベルトとの間を通過する土を圧縮するので、破砕ベルトが硬い土によって浮き上がってしまうことが防止されるとともに、土が破砕されないまま通過してしまうことを防止することが可能である。したがって、効率よく土を破砕することが可能であり、土と石の分離精度が向上する。
したがって、土を効率的に混合機内に投入可能となるので土壌不溶化処理作業も非常に効率的になる。
さらには、大掛かりな粉砕機を必要とせずに掘削土の搬送中に効率的に土と石を分離できるので、土石分離装置は小型軽量となって、トラックの荷台に搭載しやすくなり、その搭載に適する。
以下に、図示した実施の形態に基づいて、この発明を説明する。図1は、一実施の形態における土石分離装置の正面図である。図2は、一実施の形態における土石分離装置の斜視図である。図3は、一実施の形態における土石分離装置をトラックの荷台に搭載した状態を示す図である。図4は、一実施の形態におけるスクリーン帯の一部を示す斜視図である。図5は、一実施の形態における破砕ベルトの一部を示す斜視図である。図6は、一実施の形態における土石分離装置で掘削土を搬送している状態を示す図である。図7(A)は、突起を備えた一実施の形態の変形例における破砕ベルト拡大図である。図7(B)は、突起を備えた一実施の形態の変形例における破砕ベルトのA方向から見た矢視図である。図8は、一実施の形態の変形例における破砕ベルトのB方向から見た矢視図である。図9は、他の実施の形態における土石分離装置の正面図である。図10は、他の実施の形態における土石分離装置で掘削土を搬送している状態を示す図である。図11は、他の実施の形態の変形例における土石分離装置で掘削土を搬送している状態を示す図である。
一実施の形態における土石分離装置Dは、図1および図2に示すように、土石を搬送するスクリーン帯1を備えたコンベアCと、コンベアCの搬送方向に対して前後となる両端が支持されてコンベアCの上方に吊下げられてスクリーン帯1で搬送される土を砕く破砕ベルト20と、コンベアCから落下する土を搬送するベルトコンベアBと、破砕ベルトの上方側への移動を抑制する抑制手段とを備えて構成され、図3に示すようにトラックTの荷台に搭載されている。
この土石分離装置Dは、土石を分離しつつ、分離された土をトラックTの荷台に搭載された混合機30に搬送し、他方、分離された石を地面に排出する石排出コンベア40に搬送する。
なお、混合機30は、詳しくは図示しないが、ベルトコンベアBの端部から落下されて投入される土を、内設された複数の歯付ロータで細かく粉砕しつつ、鉱物等の汚染物質を吸着する吸着剤を含む不溶化剤を土に散布して、地面に排出するようになっている。
以下、土石分離装置Dについて、詳しく説明すると、コンベアCは、図1および図2に示すように、一対の互いに対抗するフレーム2,3と、フレーム2,3の両端に枢着された回転軸4,5と、回転軸4,5の両端にそれぞれ設けたスプロケット6と、回転軸4,5回りに巻回されたスクリーン帯1とで構成され、トラックTの荷台に所定の角度をもって傾斜させて搭載されている。そして、回転軸5は、図示しない電動機等の駆動源によって回転駆動されるようになっており、したがって、回転軸5に設けられた各スプロケット6がスクリーン帯1を図1中反時計回りとなる搬送方向に回転させる駆動スプロケットである。
スクリーン帯1は、図4に示すように、フレーム2側の各スプロケット6に巻回されるチェーンベルト11と、フレーム3側の各スプロケット6に巻回されるチェーンベルト11と、各チェーンベルト11,11のリンクaの軸間にスクリーン帯1の搬送方向に所定の間隔Lを持って掛け渡される複数の連結軸12とで構成されている。
また、コンベアCのスクリーン帯1の搬送方向に対して後ろ側となるフレーム2,3の基端側の上方には、掘削土をコンベアCのスクリーン帯1上に投入するホッパ7が架設されており、このホッパ7に投入される掘削土は、スクリーン帯1を搬送方向に回転させることにより、図1中上方へ搬送されることになり、また、この搬送中に、所定の間隔L以下の大きさの土は、スクリーン帯1を通過して下方に落下するようになっている。
そして、このコンベアCのスクリーン帯1上方には、コンベアCの搬送方向に対して前後となる位置にそれぞれ破砕ベルト20の両端を遥動可能に支持する支持部材21,22が設けられており、詳しくは、図1中上方に配置される支持部材21は、フレーム2,3に設けられ、また、図1中下方に配置される支持部材22は、ホッパ7の端部に設けられている。
この破砕ベルト20は、図5に示すように、一対のチェーンベルト23と、各チェーンベルト23におけるリンクbの軸間に掛け渡される複数の連結軸24とを備え、連結軸24間の距離は、スクリーン帯1における連結軸12間の上記間隔Lより短くなるように設定されている。
そして、この破砕ベルト20は、その両端がそれぞれ支持部材21,22によって遥動可能に支持され、スクリーン帯1に対してスクリーン帯の上方に所定の隙間を空けるようにしてコンベアCの上方に吊下げられるとともに、破砕ベルト20の中間部は弛んで、スクリーン帯1の上面に接している。
なお、上記した支持部材21は、フレーム2,3上を移動可能なようになっており、破砕ベルト20の弛み加減を調節することができるようになっており、これによって、スクリーン帯1の上面と破砕ベルト20との下面との間に隙間を形成することも可能である。
つづいて、破砕ベルト20の上方側への移動を抑制する抑制手段は、本実施の形態においては、破砕ベルト20の上面に所定間隔をもって取付けられる複数の重量物Fとされている。
したがって、破砕ベルト20は、上記重量物Fによってスクリーン帯1側に向けて下方側に向けて附勢されることになる。なお、この重量物Fは、具体的には図示しないが、複数枚の板状のウェートからなっており、破砕ベルト20に着脱自在に取付けられ、また、上記ウェートの枚数を変更することで重量物Fの重量を変更可能なようになっている。
そして、図6に示すように、ホッパ7に投入された土石が入り混じった掘削土Wをスクリーン帯1で図1中上方に搬送すると、その途中で、掘削土Wは、破砕ベルト20とスクリーン帯1との間に入り込むことになり、破砕ベルト20とスクリーン帯1とで挟み込まれて、掘削土W中の土塊が砕かれてスクリーン帯1の上記間隔L以下の大きさとなると下方へ落下することになる。
他方、掘削土中の石Sは、破砕ベルト20とスクリーン帯1とで挟み込まれただけでは、粉砕されないので、間隔L以上の大きさの石は、そのままスクリーン帯1上に残ったままとなり、やがては、コンベアCの最先端から下方に落下することになる。
ここで、破砕ベルト20は、上記構成であるので、破砕されない石Sの形状に合わせてそれぞれのリンクbが姿勢を変えることができるので、破砕されない石Sによって土塊破砕が不能となってしまうことが防止されている。
そして、破砕ベルト20には、抑制手段である重量物Fが取付けられており、スクリーン帯1と破砕ベルト20との間を通過する土を圧縮するので、破砕ベルト20が硬い土によって浮き上がってしまうことが防止されるとともに、土が破砕されないまま通過してしまうことを防止することが可能である。したがって、効率よく土を破砕することが可能であり、土と石の分離精度が向上する。
また、上記のように、一つの重量物F毎にその重量を変更可能なようになっているので、スクリーン帯1で搬送する土に該土の硬度等に適した圧縮力を作用させることができる。
また、破砕ベルト20の両端は、スクリーン帯1に対して所定の隙間を空けるように支持されているので、破砕ベルト20の上方に掘削土が乗り上げたりすることがなく、かつ、中間部が弛むようにしているので、破砕ベルト20とスクリーン帯1との間が徐々に狭められ、掘削土をスムーズに破砕ベルト20とスクリーン帯1との間に導き土塊を細かく破砕することができる。なお、重量物Fの破砕ベルト20への取付については、上記破砕ベルト20の動きを妨げることが無いようにしておけば、どのような取付方法を採用してもよく、たとえば、連結軸24が挿通される複数のリングと、リングに結合される板で構成される取付部材にボルトとナットで上記重量物Fを締結するようにしておけばよい。
なお、土塊をさらに効率よく破砕できるように、図7(A),(B)に示して一実施の形態の変形例のように、破砕ベルト20の連結軸24にスクリーン帯1側に突出する突起25を取付けるようにしてもよい。
この、突起25は、スクリーン帯1側に突出する先端側は略三角形状に形成されるとともに、その他端側から開口し連結軸24が挿入される凹部26が形成されている。そして、連結軸24は、上記凹部26と突起25の他端に取付られ凹部26の開口を閉じるコ字状のプレート27との間に遊嵌され、これによって突起25は、連結軸24に固定される。また、突起25は、連結軸24に軸方向に複数並べられるとともに、連結軸24の軸方向に隣り合う突起25は上記プレート27によって連結され、連結軸24の軸方向に並べられる複数の突起25は、プレート27によって数珠繋ぎに連結されている。
また、これら複数の突起25は、スクリーン帯1の進行方向に対しては連結軸24に一つおきに設けられ、かつ、スクリーン帯1の進行方向に隣り合う突起25は、連結軸24にその軸方向にずれた位置となるように連結軸24に取付けられている。なお、図6に示したように、破砕ベルト20のスクリーン帯1に近接する範囲Zの連結軸24に一つおきに取付けられる。
したがって、スクリーン帯1によって搬送される土塊が一つの連結軸24に取付けられた突起25間をすり抜けても、次の連結軸24に取付けられた突起25で土塊を破砕することができ、破砕むらを生じてしまうことが回避され、満遍なく土塊を破砕することが可能である。
ちなみにこの突起25の形状は、任意に設定されればよいが、図示した突起25は、略三角形状とされて、その先端を尖らせてあるので、破砕ベルト20とスクリーン帯1との間に入り込んだ土塊を効率よく破砕することができ、さらに、スクリーン帯1の連結軸12が突起25に引っかかってしまうことが防止され、スクリーン帯1の進行を妨げることが無い。
そして、図8に示したように、上記突起25の上方に重量物Fを取付けてあり、具体的には、連結軸24に対して両端側に配置されるプレート27に螺着したL字状プレート28,28に重量物Fを螺着し、重量物Fを連結軸24の軸方向に並びプレート27によって数珠繋ぎにされる複数の突起25の上方に取付けるようにしてある。
したがって、破砕ベルト20に設けた突起25に集中して重量物Fの荷重を作用させることができるので、土の破砕能力が向上し、効率よく土を破砕することができ、また、突起25のスクリーン帯1からの浮き上がりを防止することができるので、均一に土を破砕することができ、より一層満遍なく土塊を破砕することが可能である。
そして、上述のようにして、破砕された土塊および土は、スクリーン帯1の連結軸12間をすり抜けて下方に落下するが、これらの土Mは、コンベアCの下方に重なるように沿わせて配置してあるベルトコンベアBのベルト31上に落下することになる。
なお、詳しくは、ベルトコンベアBの両側のフレーム32,33は、コンベアCのフレーム2,3の下端に連結され、該ベルトコンベアBの各フレーム32,33は、トラックTの荷台に固定される複数の長さが異なる支持脚51,52,53,54の上端に固定され、これによって土石分離装置DがトラックTの荷台に斜めに傾斜されて搭載される。
このベルトコンベアBは、上記コンベアCより搬送距離を短くしてあり、具体的には、コンベアCの先端より手前側の位置にベルトコンベアBの先端である終端が配置されるようになっており、このベルトコンベアBの先端の直下には混合機30の投入口が開口されている。したがって、ベルトコンベアB上に落下した土は、ベルトコンベアBによって混合機30まで搬送され、混合機30内に投入されることになる。
他方、このコンベアCの最先端の下方には、石排出コンベア40が配置されており、スクリーン帯1上に残る石は、やがて、この石排出コンベア40によって地面に戻される。
このように、下方に配置されるベルトコンベアBの搬送終端をコンベアCの搬送終端より搬送方向に対して手前側になるようにしたので、効率的に石を地面に排出し、かつ、土を混合機30に投入することが可能である。
また、上記したように、掘削土をコンベアCで搬送中に破砕ベルト20とスクリーン帯1とで土塊を破砕するので、効率的に土と石を分離することができる。
したがって、土を効率的に混合機内に投入可能となるので土壌不溶化処理作業も非常に効率的になる。
さらには、大掛かりな石粉砕機を必要とせずに掘削土の搬送中に効率的に土と石を分離できるので、土石分離装置Dは小型軽量となって、トラックの荷台に搭載しやすくなり、その搭載に適する。
なお、上記したように、土石分離装置Dを斜めに傾斜させてトラックTの荷台に搭載しているので、ホッパ7の投入口を低くすることができるので、小型ショベルでも掘削土の投入が可能となり、また、背の高い混合機の使用も可能となる。
つづいて、他の実施の形態における土石分離装置D1について説明する。他の実施の形態における土石分離装置D1は、図9に示すように、破砕ベルト20の上方に、抑制手段である板体Gをスクリーン帯1に対して所定間隔をあけて配置してある。
この板体Gは、スクリーン帯1と略平行し破砕ベルト20に対向する抑え部60と、抑え部60の破砕ベルト20の進行方向に対して前後に連なりスクリーン帯1から離れるように傾斜された傾斜部61,62とを備えて構成されており、破砕ベルト20に対向するようにして破砕ベルト20の上方に配置させてある。
なお、上記板体Gの取付に際しては、その前後端を破砕ベルト20を支持する支持部材21,22に取付けておくようにすればよく、また、他の個所に取付けるようにしてもよい。
そして、この板体Gの抑え部60とスクリーン帯1との間には、所定の間隔あけてあるが、この間隔長については、破砕する土の大きさ等を考慮して任意に決定されればよい。また、実際には、上記間隔長を変更可能なようにしておくとよく、こうすることで土石分離装置D1の汎用性が向上する。
このように構成された他の実施の形態における土石分離装置D1にあっては、図10に示すように、土石が入り混じった掘削土Wをスクリーン帯1で図10中上方に搬送すると、その途中で、掘削土Wは、破砕ベルト20とスクリーン帯1との間に入り込み、破砕ベルト20とスクリーン帯1とで挟み込まれて、掘削土W中の土塊が砕かれてスクリーン帯1の上記間隔L以下の大きさとなると下方へ落下することになるが、破砕ベルト20は、上記板体Gによって上方側への移動が規制されているので、上記所定間隔以上となる土塊は、強制的に破砕ベルトとスクリーン帯1とで圧縮されつつ挟み込まれて、掘削土W中の土塊は強制的に砕かれてスクリーン帯1の上記間隔L以下の大きさとされて下方へ落下することになる。
したがって、この他の実施の形態における土石分離装置D1にあっても、破砕ベルト20が硬い土によって浮き上がってしまうことが防止されるとともに、土が破砕されないまま通過してしまうことを防止することが可能である。
なお、上記したところでは板体Gをスクリーン帯1に対して不動の状態で土破砕をするように設定されているが、たとえば、板体Gをスクリーン帯1側に向けて附勢するバネや弾性体を設けて板体Gの上下移動をある程度許容するようにしておくか、図11に示すように、一端を自由端として他端をヒンジ結合して板体Gの上下移動をある程度許容するようにしておけば、破砕ベルト20をスクリーン帯1側に向けて附勢できるので、破砕ベルト20の浮き上がりを抑制して土を強制的に破砕することできるとともに、また、破砕不能な上記所定間隔以上となる石が破砕ベルト20とスクリーン帯1との間に挟みこまれても板体Gがバネ等に抗して上方に移動するので、該石の通過を許容することができ、スクリーン帯1と破砕ベルト20との間に石が挟まってスクリーン帯1の作動を妨げてしまう事態を回避することができる。
以上で、本発明の実施の形態についての説明を終えるが、本発明の範囲は図示されまたは説明された詳細そのものには限定されないことは勿論である。
一実施の形態における土石分離装置の正面図である。 一実施の形態における土石分離装置の斜視図である。 一実施の形態における土石分離装置をトラックの荷台に搭載した状態を示す図である。 一実施の形態におけるスクリーン帯の一部を示す斜視図である。 一実施の形態における破砕ベルトの一部を示す斜視図である。 一実施の形態における土石分離装置で掘削土を搬送している状態を示す図である。 (A)は、突起を備えた一実施の形態の変形例における破砕ベルト拡大図である。(B)は、突起を備えた一実施の形態の変形例における破砕ベルトのA方向から見た矢視図である。 一実施の形態の変形例における破砕ベルトのB方向から見た矢視図である。 他の実施の形態における土石分離装置の正面図である。 他の実施の形態における土石分離装置で掘削土を搬送している状態を示す図である。 他の実施の形態の変形例における土石分離装置で掘削土を搬送している状態を示す図である。
符号の説明
1 スクリーン帯
2,3,32,33 フレーム
4,5 回転軸
6 スプロケット
7 ホッパ
11,23 チェーンベルト
12,24 連結軸
20 破砕ベルト
21,22 支持部材
25 突起
a,b リンク
B ベルトコンベア
C コンベア
D 土石分離装置
F 抑制手段である重量物
G 抑制手段である板体

Claims (6)

  1. 土石を搬送するスクリーン帯を備えたコンベアと、コンベアの搬送方向に対して前後となる両端が支持されてコンベアの上方に吊下げられてスクリーン帯で搬送される土を砕く破砕ベルトと、コンベアから落下する土を搬送するベルトコンベアと、破砕ベルトの上方側への移動を抑制する抑制手段とを備えたことを特徴とする土石分離装置。
  2. 抑制手段は、破砕ベルトの上面に所定間隔をもって取付けられる重量物であることを特徴とする請求項1に記載の土石分離装置。
  3. 抑制手段は、破砕ベルトの上方にスクリーン帯に対して所定間隔をあけて配置される板体であることを特徴とする請求項1に記載の土石分離装置。
  4. スクリーン帯は、コンベアの両端側に設けられる駆動スプロケットにそれぞれ巻回される一対のチェーンベルトと、各チェーンベルトにおけるリンクの軸間にスクリーン帯の搬送方向に所定の間隔を持って掛け渡される複数の連結軸とで構成されるとともに、破砕ベルトは、一対のチェーンベルトと、各チェーンベルトにおけるリンクの軸間に掛け渡される複数の連結軸とを備え、破砕ベルトの連結軸間距離は、スクリーン帯における連結軸間の上記間隔より短く設定されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の土石分離装置。
  5. 破砕ベルトにスクリーン帯側に突出する複数の突起を設けたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の土石分離装置。
  6. 突起の上方に重量物が取付けられることを特徴とする請求項5に記載の土石分離装置。
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