JP2007043304A - 動画像復号装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 低解像度復号装置の復号画像の劣化を軽減し、必要とするメモリ容量の増加を抑えることのできる動画像復号装置を得る。
【解決手段】 復号画像を縮小手段6で縮小し、記憶手段10に格納する。誤差情報生成手段7は、縮小後の復号画像と縮小前の復号画像との誤差情報を生成する。圧縮手段8は、誤差情報を圧縮して記憶手段10に格納し、伸長手段9は、記憶手段10に格納されている圧縮された誤差情報を復元する。予測画像生成手段5は、縮小後の復号画像と復元後の誤差情報とから予測画像を生成する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、入力した画像信号を低解像度化した復号画像とする動画像復号装置および方法に関するものである。
高品位テレビ映像(HDTV)の復号装置として、復号処理中にメモリへ格納する画像を低解像度化することでメモリ容量及びメモリ帯域を削減し、低コストの受信機を構成可能にした低解像度復号装置が研究されている。
例えば、このような従来の復号装置としては特許文献1に示すものがあった。このような従来の復号装置は、シンタックス復号及び逆量子化手段、逆変換及びダウンコンバート手段、動きベクトル補正手段、予測画像生成及び記憶手段といった手段を備え、次のような処理を行う。即ち、シンタックス復号及び逆量子化手段は、ビットストリームを復号し、動きベクトルを出力するとともに、ビットストリーム中のDCT係数を逆量子化して出力する。逆変換及びダウンコンバート手段は、逆量子化されたDCT係数にダウンコンバートと逆DCT変換を施し、縮小された残差画像を生成する。動きベクトル補正手段は、縮小サイズに合わせて動きベクトルを補正する。予測画像生成及び記憶手段は、縮小サイズの復号画像を格納し、過去の復号画像である参照画像から予測画像を生成する。復号画像は予測画像と残差画像との加算で得られ、予測画像生成及び記憶手段に格納されてから出力される。
特許第3423595号公報
従来の低解像度復号装置では、本来の参照画像を縮小して予測画像生成及び記憶手段に格納し、予測画像の生成に用いていた。このため縮小の過程で発生する誤差が予測画像に影響し復号画像のノイズとなって現れ、蓄積してしまうという問題があった。
この発明は上記のような問題を解決するためになされたもので、低解像度復号装置の復号画像の劣化を軽減すると共に、低解像度復号装置として必要とするメモリ容量の増加を抑えることのできる動画像復号装置および方法を得ることを目的とする。
この発明に係る動画像復号装置は、シンタックス復号手段の解析結果に基づいてビットストリームを復号した復号画像を縮小する縮小手段と、縮小後の復号画像と縮小前の復号画像との誤差情報を生成する誤差情報生成手段と、誤差情報を情報圧縮する圧縮手段と、圧縮された誤差情報を復元する伸長手段と、縮小後の復号画像と復元後の誤差情報とから予測画像を生成する予測画像生成手段とを備えたものである。
この発明の動画像復号装置は、縮小後の復号画像と縮小前の復号画像との誤差情報を生成し、この誤差情報を圧縮、復元して、縮小後の復号画像と復元した誤差情報とから予測画像を生成するようにしたので、低解像度復号装置の復号画像の劣化を軽減することができると共に、低解像度復号装置として必要とするメモリ容量の増加を抑えることができる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による動画像復号装置を示す構成図である。
図において、動画像復号装置は、シンタックス復号手段1、逆量子化手段2、逆DCT手段3、加算手段4、予測画像生成手段5、縮小手段6、誤差情報生成手段7、圧縮手段8、伸長手段9、記憶手段10を備えている。
シンタックス復号手段1は、入力ビットストリームを解読し、DCT係数情報と予測情報とを復号する手段である。逆量子化手段2は、DCT係数情報を逆量子化する手段である。逆DCT手段3は、逆量子化後のDCT係数情報を逆DCT変換し、差分画像情報を得るための手段である。加算手段4は、逆DCT手段3の出力と予測画像生成手段5の出力とを加算して縮小手段6と誤差情報生成手段7とに出力する手段である。予測画像生成手段5は、記憶手段10に格納された縮小された復号画像と伸長手段9にて伸長された誤差情報とシンタックス復号手段1にて得られた予測情報とから予測画像を生成する手段である。縮小手段6は、復号画像を低解像度化してそのサイズを縮小する手段である。誤差情報生成手段7は、縮小手段6にて縮小された画像と縮小前の画像との誤差情報を生成する手段である。圧縮手段8は、誤差情報生成手段7にて生成された誤差情報を情報圧縮する手段である。伸長手段9は、圧縮手段8で圧縮された誤差情報を伸長して復元する手段である。記憶手段10は、縮小された復号画像と圧縮された誤差情報とを格納するための手段であり、圧縮された復号画像が出力画像として出力される。
尚、動画像復号装置はコンピュータを用いて実現され、上述したシンタックス復号手段1〜伸長手段9は、専用のハードウェア、または、それぞれの機能に対応するソフトウェアと、これを実行するためのCPUやメモリ等のハードウェアから構成されている。
次に、実施の形態1の動作について説明する。
先ず、入力ビットストリームから、シンタックス復号手段1、逆量子化手段2、逆DCT手段3を経て復号画像が得られる。縮小手段6は、復号画像を水平2分の1、垂直2分の1のサイズに縮小して記憶手段10に格納する。このとき、復号画像が将来参照画像として使われ得る場合は、誤差情報生成手段7にて誤差情報を算出し、圧縮手段8にて圧縮して記憶手段10に格納する。ここで、誤差情報とは縮小によって失われた情報を補完するための情報であり、例えば、次のような情報とする。
例えば、i,jを画素位置を表すインデックスとし、復号画像の画素値x(i,j)、復号画像を縮小して、拡大した画素値y(i,j)とした場合、誤差情報z(i,j)はこれらの差 z(i,j)=y(i,j)−x(i,j)で表される。
次の画像を復号する際に、画面間予測符号化にて符号化されている場合は、記憶手段10から縮小された画像と圧縮された誤差情報とが読み出され、誤差情報は伸長手段9にて復元され、予測画像生成手段5にて予測画像を生成する。
誤差情報の圧縮および伸長方法としては、例えば量子化が考えられる。本実施の形態では、画素データを8ビットとし、誤差情報を6ビットへ圧縮するものとする。
ここで、記憶手段10の容量について考察する。画面サイズは、水平H画素、垂直V画素とする。色差フォーマットは4:2:0で記憶手段10に格納するものとする。記憶手段10中の画面数は、参照画像2面と、表示面2面の計4面とする。
HDTVのまま記憶手段10へ格納した場合、下式のビット量が記憶手段に必要となる。
H*V*1.5*4*8=48HV [ビット]
尚、上式中、“1.5”は4:2:0フォーマットで輝度成分の画素数を色差成分も含めた画素成分に変換した値であり、“4”は記憶手段10中の画面数、“8”は画素データのビット数を示している。
一方、本実施の形態の場合、下式のビット量が記憶手段に必要となる。
(復号画像)=H*V*1/4*1.5*4*8=12HV [ビット]
(誤差情報)=H*V*2*6*1.5=18HV [ビット]
(復号画像)+(誤差情報)=30HV [ビット]
尚、上式中、復号画像における“1/4”は、縮小率(=(1/2)*(1/2))を示し、誤差情報における“2”は参照画像の値(=2面)、“6”は圧縮後のサイズを示している。
以上から本実施の形態の場合では、HDTVのまま記憶手段10へ格納する場合に比べ、記憶手段10で必要とする記憶容量が削減されていることがわかる。
このように予測画像の誤差情報を記憶手段に格納し予測画像の生成に用いることにより、復号画像のノイズを軽減することができる。また、ノイズ軽減の代償として誤差情報を記憶手段10に格納することで本来の記憶手段10の削減効果が減少してしまうが、誤差情報を圧縮して格納することにより記憶手段10の容量増加を抑制できる。
また、色差成分の復号ノイズは目立ちにくい性質があるため、誤差情報を輝度成分のみ生成する方法も考えられる。この場合、
(誤差情報)=H*V*2*6=12HV [ビット]
(復号画像)+(誤差情報)=24HV [ビット]
となり、更に記憶手段10の容量削減効果が高まる。
以上のように、実施の形態1の動画像復号装置によれば、予測符号化された動画像のビットストリームを解析するシンタックス復号手段と、シンタックス復号手段の解析結果に基づいてビットストリームを復号した復号画像を縮小する縮小手段と、縮小後の復号画像と縮小前の復号画像との誤差情報を生成する誤差情報生成手段と、誤差情報を情報圧縮する圧縮手段と、圧縮された誤差情報を復元する伸長手段と、縮小後の復号画像と復元後の誤差情報とから予測画像を生成する予測画像生成手段とを備えたので、低解像度復号装置の復号画像の劣化を軽減することができると共に、低解像度復号装置として必要とするメモリ容量の増加を抑えることができる。
また、実施の形態1の動画像復号装置によれば、誤差情報は輝度成分についてのみ生成するようにしたので、更に必要とするメモリ容量の削減効果を高くすることができる。
また、実施の形態1の動画像復号方法によれば、入力される予測符号化された動画像のビットストリームから復号画像を出力する動画像復号装置における動画像復号方法であって、予測符号化された動画像のビットストリームを解析するシンタックス復号ステップと、シンタックス復号ステップでの解析結果に基づいてビットストリームを復号した復号画像を縮小する縮小ステップと、縮小後の復号画像と縮小前の復号画像との誤差情報を生成する誤差情報生成ステップと、誤差情報を情報圧縮する圧縮ステップと、圧縮された誤差情報を復元する伸長ステップと、縮小後の復号画像のみあるいは縮小後の復号画像と復元後の誤差情報とから予測画像を生成する予測画像生成ステップとを備えたので、低解像度復号装置として、その復号画像の劣化を軽減することができ、かつ、必要とするメモリ容量の増加を抑えることができる。
実施の形態2.
実施の形態2は、復号画像を圧縮する際に、水平方向と垂直方向と2段階で圧縮し、垂直方向の圧縮前後の誤差を誤差情報とした例である。
図2は、実施の形態2の動画像復号装置を示す構成図である。
図において、水平縮小手段61は、復号画像を水平方向に縮小する手段であり、垂直縮小手段62は、画像を垂直方向に縮小する手段である。また、誤差情報生成手段7aは、水平縮小手段61の出力と垂直縮小手段62の出力との誤差情報、即ち、垂直圧縮前後の画像の誤差情報を生成する手段である。その他の各構成は、実施の形態1と同様であるため、対応する部分に同一符号を付してその説明を省略する。
このように構成された動画像復号装置では、誤差情報生成手段7aが、垂直圧縮前後の画像の誤差情報を生成する以外は、実施の形態1の動作と同様である。また、このような誤差情報を生成する理由は次の通りである。即ち、一般的に垂直方向の縮小による復号画像ノイズに比べ、水平方向の縮小による復号画像は目立ちにくいことが知られてからである。このため、本実施の形態では、誤差情報を垂直方向の縮小誤差のみに限ることで、復号ノイズへの影響を抑えながら、誤差情報の容量を2分の1に圧縮している。
以上のように、実施の形態2の動画像復号装置によれば、縮小手段は、水平方向に縮小する水平縮小手段と、垂直方向に縮小する垂直縮小手段とから構成され、誤差情報生成手段は、水平方向に縮小後の画像について、垂直方向の縮小前後の画像の誤差情報を生成するようにしたので、復号ノイズへの影響を抑えながら、必要とするメモリ容量を更に削減することができる。
実施の形態3.
以上の実施の形態1および2では、全ての予測画像について誤差情報を使用するようにしたものであるが、次に記憶手段の入出力経路であるバスについて、低解像度復号装置が使用できる転送容量が限られているような場合に、バス使用状況を考慮して誤差情報の使用または不使用を選択する実施の形態を示す。
図3は、実施の形態3による動画像復号装置を示す構成図である。
図において、記憶手段11は、機能的には記憶手段10と同様であるが、バス12で接続された構成で表記している。また、誤差情報使用判定手段13は、誤差情報を使用するか否かを、バス12の使用状況に応じて動的に判定する手段である。更に、予測画像生成手段5aは、誤差情報使用判定手段13の判定結果に基づき、誤差情報を使用して予測画像を生成するか、あるいは誤差情報なしで予測画像を生成する手段である。その他の各構成については、図1に示した実施の形態1と同様であるため、対応する部分に同一符号を付してその説明を省略する。
誤差情報使用判定手段13における判定手段方法は、先ず、予め定められた基準転送量に対して、実際に使用した転送量との差をマクロブロック単位に転送余裕量として蓄積する。転送余裕量はピクチャ単位で初期化する。ここでいうピクチャ、マクロブロックはMPEG−2(ISO/IEC13818−2)で用いられる語と同じ意味である。
(転送余裕量)=Σ{(基準転送量)−(使用転送量)}
そして誤差情報の使用を判定する際には、転送余裕量の値を参照し、値が正の場合のみ誤差情報を使用するようにする。そして誤差情報を使用した場合には、使用転送量に誤差情報の転送量も含めて転送余裕量の値を更新する。
図4は、誤差情報使用判定手段13における誤差情報の使用判定処理を示したフローチャートである。
先ず、誤差情報使用判定手段13は、転送余裕量を初期化する(ステップST101)。その後、処理マクロブロックが画面間予測符号化を用いているかを判定し(ステップST102)、画面間予測符号化を用いている場合は、転送余裕量があるか(0を超えているか)を判定し(ステップST103)、転送余裕量があった場合は、誤差情報を使用する旨の指示を予測画像生成手段5aに出力する(ステップST104)。一方、ステップST102において、画面間予測符号化を用いていない場合は、予測画像を使用しないため、ステップST013の判定処理をスキップする。また、ステップST103において、転送余裕量が無かった場合(=0)、およびステップST104で誤差情報を使用すると指示した後は、転送余裕量を更新する(ステップST105)。その後、ステップST106において、ピクチャの終了判定を行い、このようなステップST102〜ステップST105の処理を、ピクチャが終了するまで行う。
予測画像生成手段5aは、誤差情報使用判定手段13の判定結果に基づき、誤差情報を使用して予測画像を生成するか、あるいは誤差情報なしで予測画像を生成する。これ以外の動作は、実施の形態1と同様であるため、ここでの説明は省略する。
以上のように、実施の形態3の動画像復号装置によれば、誤差情報の使用または不使用を判定する誤差情報使用判定手段を備え、予測画像生成手段は、誤差情報使用判定手段の判定結果に従い、誤差情報の使用を制限するようにしたので、例えば、画像転送量に制限がある場合等でも、その転送余裕量に応じてできるだけ復号画像のノイズを軽減することができる。
また、実施の形態3の動画像復号装置によれば、誤差情報使用判定手段は、シンタックス復号手段から得られる予測方式の情報に基づき、復号画像を記憶するための記憶手段との間に発生した画像転送容量を算出し、画像転送容量の累積値に応じて誤差情報の使用または不使用を判定するようにしたので、限られたバス帯域といった転送条件の中で出来るだけ復号画像のノイズを軽減するよう制御することができる。
実施の形態4.
実施の形態4は、実施の形態3の構成に加えて、更にノイズの程度も含めて考慮する例である。
図5は、実施の形態4の動画像復号装置を示す構成図である。
図において、誤差情報生成手段7bは、誤差情報と同時に誤差の程度を示す誤差レベルをマクロブロック単位に算出する手段である。誤差レベル記憶手段14は、誤差情報生成手段7bからの誤差レベルを必要な画面分保持する手段である。誤差情報使用判定手段13aは、誤差情報の使用または不使用の判定を行う際に、実施の形態3の誤差情報使用判定手段13の機能に加えて、誤差レベル記憶手段14で記憶されている誤差レベルも考慮に入れて判定する手段である。その他の構成は、実施の形態3と同様であるため、対応する部分に同一符号を付してその説明を省略する。
次に、実施の形態4の動作について説明する。
図6は、誤差情報使用判定手段13aによる誤差情報の使用判定処理を示したフローチャートである。
ステップST201〜ステップST203までの処理は、実施の形態3におけるステップST101〜ステップST103までの処理と同様である。ステップST203において、転送余裕量があった場合、誤差情報使用判定手段13aは、誤差レベル記憶手段14に記憶されている誤差レベルの値が1であるかを判定する(ステップST204)。ここで誤差レベルとは例えば次のような値である。
例えば、誤差情報をz(i,j)とした場合、z(i,j)の絶対値をマクロブロック単位に合計したもの
評価値E(k)=Σ|z(i,j)| i,j∈MB(k)
が考えられる。
誤差レベルとして、この評価値E(k)をレベル分けする。例えば、評価値E(k)が100以上ならばレベル2、80以下ならレベル1、80以下ならレベル0といったように分類する。但し、図6のフローチャートの場合は、0または1の2種類としている。
ステップST204において、誤差レベルが1であった場合は、誤差情報を使用する旨の指示を予測画像生成手段5aに出力する(ステップST205)。即ち、誤差がある値より大きい場合のみ、優先的に誤差情報を使用する。
一方、ステップST203において、転送余裕量が無かった場合(=0)、ステップST204において誤差レベルが1でなかった場合、およびステップST205で誤差情報を使用すると指示した後は、転送余裕量を更新する(ステップST206)。その後、ステップST207において、ピクチャの終了判定を行い、このようなステップST202〜ステップST206の処理を、ピクチャが終了するまで行う。これ以外の動作は、実施の形態3と同様であるため、ここでの説明は省略する。
尚、上記評価値E(k)の別の定義として、例えば、最大値を評価値として、
E(k)=max(|z(i,j)|) i,j∈MB(k)
とし、誤差レベルは、
レベル0:E(k)が120未満
レベル1:E(k)が120以上
といった分類方法であってもよい。
以上のように、実施の形態4の動画像復号装置によれば、誤差情報生成手段は、誤差の程度を表す誤差レベルを計算し、誤差情報使用判定手段は、誤差レベルが所定値以上の程度を示す値であった場合に誤差情報を使用すると判定するようにしたので、重大な復号ノイズの修復を優先させることができ、その結果、動画像復号装置として高いノイズ削減効果を得ることができる。
この発明の実施の形態1による動画像復号装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態2による動画像復号装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態3による動画像復号装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態3による動画像復号装置の誤差情報の使用判定処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4による動画像復号装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態4による動画像復号装置の誤差情報の使用判定処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 シンタックス復号手段、2 逆量子化手段、3 逆DCT手段、5,5a 予測画像生成手段、6 縮小手段、7,7a、7b 誤差情報生成手段、8 圧縮手段、9 伸長手段、10,11 記憶手段、12 バス、13,13a 誤差情報使用判定手段、14 誤差レベル記憶手段、61 水平縮小手段、62 垂直縮小手段。

Claims (7)

  1. 予測符号化された動画像のビットストリームを解析するシンタックス復号手段と、
    前記シンタックス復号手段の解析結果に基づいてビットストリームを復号した復号画像を縮小する縮小手段と、
    縮小後の復号画像と縮小前の復号画像との誤差情報を生成する誤差情報生成手段と、
    誤差情報を情報圧縮する圧縮手段と、
    圧縮された誤差情報を復元する伸長手段と、
    縮小後の復号画像と復元後の誤差情報とから予測画像を生成する予測画像生成手段とを備えた動画像復号装置。
  2. 誤差情報は輝度成分についてのみ生成することを特徴とする請求項1記載の動画像復号装置。
  3. 縮小手段は、水平方向に縮小する水平縮小手段と、垂直方向に縮小する垂直縮小手段とから構成され、
    誤差情報生成手段は、水平方向に縮小後の画像について、垂直方向の縮小前後の画像の誤差情報を生成することを特徴とする請求項1または請求項2記載の動画像復号装置。
  4. 誤差情報の使用または不使用を判定する誤差情報使用判定手段を備え、
    予測画像生成手段は、前記誤差情報使用判定手段の判定結果に従い、誤差情報の使用を制限することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の動画像復号装置。
  5. 誤差情報使用判定手段は、シンタックス復号手段から得られる予測方式の情報に基づき、復号画像を記憶するための記憶手段との間に発生した画像転送容量を算出し、画像転送容量の累積値に応じて誤差情報の使用または不使用を判定することを特徴とする請求項4記載の動画像復号装置。
  6. 誤差情報生成手段は、誤差の程度を表す誤差レベルを計算し、
    誤差情報使用判定手段は、前記誤差レベルが所定値以上の程度を示す値であった場合に誤差情報を使用すると判定することを特徴とする請求項4または請求項5記載の動画像復号装置。
  7. 入力される予測符号化された動画像のビットストリームから復号画像を出力する動画像復号装置における動画像復号方法であって、
    前記予測符号化された動画像のビットストリームを解析するシンタックス復号ステップと、
    前記シンタックス復号ステップでの解析結果に基づいてビットストリームを復号した復号画像を縮小する縮小ステップと、
    縮小後の復号画像と縮小前の復号画像との誤差情報を生成する誤差情報生成ステップと、
    誤差情報を情報圧縮する圧縮ステップと、
    圧縮された誤差情報を復元する伸長ステップと、
    縮小後の復号画像のみあるいは縮小後の復号画像と復元後の誤差情報とから予測画像を生成する予測画像生成ステップとを備えた動画像復号方法。
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