JP2007040774A - トルク計 - Google Patents

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昭生 高村
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Abstract

【課題】 各種の荷重の影響を可及的に受けずに、トルクだけを可及的に検出することにより、トルクを高精度で測定することができるようにする。
【解決手段】 荷重メンバー16と独立(分離)して構成されたトルクメンバー15の断面2次モーメントが回動方向で最大(軸心方向で最小)になるようにすると共に、荷重メンバー16の断面2次モーメントが軸心方向で最大(回動方向で最小)になるようにする。これにより、荷重メンバー16で受けた荷重がトルクメンバー15に影響を与えることを可及的に防止しながら、トルクメンバー15がトルク計1に生じるトルクだけを可及的に受けられる。したがって、トルクメンバー15に貼り付けられたトルク検出手段17は、トルクを精度よく検出することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、トルク計に関し、特に、トルクを測定するために用いて好適なものである。
従来から、電動機や減速機等の回転駆動機の出力軸に生じる駆動トルクを測定するために、トルク計が用いられている。この種のトルク計として、出力軸を基準に半径方向の内側にある内ハブと、この内ハブと同軸で半径方向の外側にある外輪と、前記内ハブと前記外輪との間に等間隔で設けられ、前記内ハブと前記外輪とを結合する複数の腹材とを有するトルク計が提案されている(特許文献1を参照)。かかるトルク計では、前記複数の腹材がそれぞれ凹み部を有するようにし、この凹み部の底面に歪ゲージが貼り付けられるようにしている。そして、この歪ゲージを用いて、測定対象の出力軸の捩れ角度を検出してトルクを測定している。
ところで、電動機や減速機等の回転駆動機の出力軸には、トルク以外に、スラスト荷重(軸方向荷重)、ラジアル荷重(半径方向荷重)、曲げ荷重、及び遠心荷重等の荷重が同時に加わることが多い。
したがって、トルク以外の力の影響を避けるためには、トルク計の測定値が、これらの荷重の影響を受けないように工夫する必要がある。
独国特許発明第4208522号明細書
しかしながら、前述した従来の技術では、トルクによる力を受ける部分(前記腹材の凹み部の底面)と、トルク計が受ける荷重を支える部分(前記腹材の凹み部の円周方向における両側壁)とが一体で形成されている。このため、前記腹材の凹み部の円周方向における両側壁で支えている荷重による力が、その腹材の凹み部の底面に貼り付けられた歪ゲージに大きく影響を与えてしまう。したがって、前記歪ゲージを用いてトルクを正確に測定することが困難であるという問題点があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、各種の荷重の影響を可及的に受けずに、トルクだけを可及的に検出することにより、トルクを高精度で測定することができるようにすることを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、測定すべきトルクを受けて変形する弾性部材と、前記弾性部材の変形に基づいて、前記トルクを検出するトルク検出手段とを有し、前記弾性部材は、前記トルクを受けるトルクメンバーと、前記弾性部材が受ける荷重を支える荷重メンバーとを有し、前記トルクメンバーと、前記荷重メンバーとが分離して設けられ、前記トルクメンバーにおける断面2次モーメントが前記トルクの方向で最大となり、且つ前記荷重メンバーにおける断面2次モーメントが軸心方向で最大となることを特徴とする。
また、本発明の他の態様例では、測定すべきトルクを受けて変形する弾性部材と、前記弾性部材の変形に基づいて、前記トルクを検出するトルク検出手段と、前記弾性部材を、軸心方向において上下から押圧する補正部材とを有し、前記弾性部材は、前記トルクを受けるトルクメンバーと、前記弾性部材が受ける荷重を支える荷重メンバーとを有し、前記トルクメンバーにおける断面2次モーメントが前記トルクの方向で最大となり、且つ前記荷重メンバーにおける断面2次モーメントが前記軸心方向で最大となることを特徴とする。
本発明によれば、トルクを受けるトルクメンバーと、荷重を支える荷重メンバーとを独立させるので、荷重メンバーで支えている荷重の影響をトルクメンバーが受けることを可及的に防止することができる。さらに、トルクメンバーにおける断面2次モーメントが前記トルクの方向で最大となり、且つ荷重メンバーにおける断面2次モーメントが軸心方向で最大となるようにしたので、トルク以外の荷重を可及的に荷重メンバーで支えることができ、トルクメンバーは、可及的にトルクだけを受けることができる。以上のことから、トルク検出手段でトルクを精度よく検出することが可能になる。
また、本発明の他の特徴によれば、トルクメンバー及び荷重メンバーを有する弾性部材を、軸心方向において上下から押圧するので、軸心方向のぶれを可及的に抑えることができ、トルク検出手段でトルクを精度よく検出することが可能になる。
(第1の実施形態)
次に、図面を参照しながら、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態のトルク計の構成の一例を示す図である。
図1において、トルク計1は、動力伝達経路中に配置され、測定すべきトルクを受けて変形するフランジ型の弾性部材10と、弾性部材10の変形に基づいて、トルクを検出するトルク検出手段17とを備えている。
弾性部材10は、例えば、ステンレス又は鉄材等の金属製であって、所定の厚さを有し、その上下面が互いに平行な車輪状の部材である。この弾性部材10は、例えば、図示しない回転駆動機の本体部と、その回転駆動機と対応する披駆動機との間に配置され、回転駆動機の本体部側に固定される第1の固定部(入力部)11と、その回転駆動機と対応する披駆動機との間に係合される第2の固定部(出力部)12と、第1の固定部11と第2の固定部12との間に配置される変形部13とを備えている。
変形部13は、1つおきに、トルクメンバー15と荷重メンバー16とが孔部14を挟んで交互に略等間隔でスポーク状に配置されている。これらトルクメンバー15と荷重メンバー16とが、第1の固定部11と、第2の固定部12とを連結している。
トルクメンバー15は、弾性部材10に加えられるトルクを受ける部分であり、図1(B−B断面図)に示すように、円周方向と平行に面方向が配置される(軸心方向と平行に厚み方向が配置される)薄板形状の部材である。このように、本実施形態のトルクメンバー15は、弾性部材10に生じるトルクの方向と平行に面方向が配置される。
荷重メンバー16は、弾性部材10が受けた荷重を支える部分であり、図1(C−C断面図)に示すように、軸心方向と平行に面方向が配置される(円周方向と平行に厚み方向が配置される)薄板形状の部材である。このように、本実施形態の荷重メンバー16は、弾性部材10に生じるトルクの方向と平行に厚み方向が配置される。
トルク検出手段17は、例えばトルクメンバー15上に貼りつけられた歪みゲージであり、例えば従来の差動センサー構造を有している。
なお、トルク検出手段17の一例である歪みゲージの貼り付け位置は、図1に示したものに限定されない。例えば、図1では、トルク検出手段17の一例である歪みゲージを、全てのトルクメンバー15に貼り付けるようにしているが、一部のトルクメンバー15のみに貼り付けるようにしてもよい。
図1に示すように、本実施形態のトルク計1では、トルクメンバー15及び荷重メンバー16の回動方向(すなわち、トルク計1に生じるトルクの方向(図1の矢印方向))における断面2次モーメントの位相が略90°ずれるようにしている。具体的に説明すると、トルクメンバー15の断面2次モーメントが回動方向で最大(軸心方向で最小)になるようにすると共に、荷重メンバー16の断面2次モーメントが軸心方向で最大(回動方向で最小)になるようにする。さらに、荷重メンバー16で支えている荷重による力がトルクメンバー15に可及的に伝わらないように、トルクメンバー15と荷重メンバー16とを配置している(すなわち、トルクメンバー15と荷重メンバー16とを、互いに独立させている(分離させている))。
このように、トルクメンバー15の断面2次モーメントが回動方向で最大(軸心方向で最小)になるようにすると共に、荷重メンバー16の断面2次モーメントが軸心方向で最大(回動方向で最小)になるようにすることにより、トルク計1に生じる各種の荷重を可及的に荷重メンバー16で支えることができると共に、トルク計1に生じるトルクを可及的にトルクメンバー15で受けるようにすることができる。しかも、トルクメンバー15と荷重メンバー16とを独立(分離)して構成しているので、荷重メンバー16で支えている荷重がトルクメンバー15に影響を与えることを可及的に防止することができる。このように、トルクメンバー15及び荷重メンバー16における断面2次モーメントをそれぞれ独立して制御することによって、トルクメンバー15は、可及的に荷重の影響を受けずに、トルクを受けることができる。これにより、トルクメンバー15に貼り付けられたトルク検出手段17は、トルクを精度よく検出することができる。
次に、図2〜図5を参照しながら、本実施形態のトルク計1に設けられたトルクメンバー15と荷重メンバー16とが、トルクと荷重とをどのような割合で分担するのかについて説明する。
図2は、トルク計1に設けられたトルクメンバー15と荷重メンバー16の負荷を受ける方向の一例を示す図である。図3は、トルク計1に設けられたトルクメンバー15の変形方向の一例を示す図である。図4は、トルク計1に設けられた荷重メンバー16の変形方向の一例を示す図である。
図2(a)に示すように、トルクメンバー15の面方向には、トルクTとラジアル荷重Raがかかり、厚さ方向には、スラスト荷重SとモーメントMがかかる。したがって、トルクメンバー15は、トルクTによって、図3(a)に示すようにして変形し、スラスト荷重S及びモーメントMによって、図3(b)に示すように変形し、ラジアル荷重Raによって、図3(c)に示すように変形する。
一方、図2(b)に示すように、荷重メンバー16の厚さ方向には、トルクTがかかり、面方向には、ラジアル荷重Raと、スラスト荷重Sと、モーメントMがかかる。したがって、荷重メンバー16は、トルクTによって、図4(a)に示すように変形し、スラスト荷重S及びモーメントMによって、図4(b)に示すように変形し、ラジアル荷重Raによって、図4(c)に示すように変形する。
図5は、トルクメンバー15及び荷重メンバー16にかかるトルク及び荷重の一例を概念的に示した図である。なお、ここでは、トルクメンバー15及び荷重メンバー16の断面積は同じであり、且つトルクメンバー15及び荷重メンバー16の断面が、タテ、ヨコ比(アスペクト比)が同じ直方体であるとする(例えば、タテ、ヨコ比は1:5とする)。このようにした場合、トルクメンバー15と荷重メンバー16では、力を受ける方向に違いがあるが、図1に示すように、トルクメンバー15も荷重メンバー16もラジアル方向における長さが同じであるため、ラジアル方向に受ける力は、トルクメンバー15も荷重メンバー16も同等である。したがって、ラジアル方向に受ける力は、ここでは考えない。
図5(a)に示すように、トルクメンバー15及び荷重メンバー16の一例である直方体を、両端固定の梁と考えた場合、荷重Rに対するたわみδは、次の(1)式で表される。
δ=(L3/12E)×(1/I)×R ・・・(1)
ここで、Eは縦弾性係数、Iは断面2次モーメント、Lは図5に示すスパンである。
次に、トルクメンバー15と荷重メンバー16の荷重分担比を求める。
図1において、トルク計1に負荷がかかったときのトルクメンバー15及び荷重メンバー16のたわみδは同じであるので、トルク計1に負荷がかかったときに、トルクメンバー15及び荷重メンバー16に分担される負荷をR1、R2とすると、次の(2)式が成り立つ(図5(b)及び図5(c)を参照)。
(L3/12E)×(1/I1)×R1=(L3/12E)×(1/I2)×R2 ・・・(2)
(2)式において、トルクメンバー15の縦弾性係数E及びスパンLと、荷重メンバー16の縦弾性係数E及びスパンLとが同じであるとすれば、次の(3)式が成り立つ。
(I2/I1)=(R2/R1) ・・・(3)
ここで、荷重メンバー15及びトルクメンバー16の断面が、図5(d)に示すようにして表されたるとすると、断面2次モーメントIは、次の(4)式で表される。
I=(1/12)×b×w3 ・・・(4)
ここで、wは、断面の横の長さである。bは、断面の縦の長さである。
そして、前述したように、ここでは、トルクメンバー15及び荷重メンバー16の断面が、タテ、ヨコ比が1:5の直方体であるとしている。したがって、よって、次の(5)式〜(7)式が成り立つ。
I1=(1/12)h・(5h)3=(1/12)・125h4 ・・・(5)
I2=(1/12)5h・(h)3=(1/12)・5h4 ・・・(6)
(R2/R1)=(I2/I1)=(1/25) ・・・(7)
以上より、トルクメンバー15及び荷重メンバー16の断面のタテ、ヨコ比が1:5である場合、トルクメンバー15は、トルクに対応する負荷を、荷重メンバー16の25倍分担することになる(荷重メンバー16のトルクの分担率は4%となる)。したがって、トルクメンバー15に内部応力が発生し、トルクメンバー15でゆがみを感度よく測定することができる。
一方、スラスト荷重、モーメントに関しては、トルクとは逆になり、トルクメンバー15が荷重メンバー16の1/25(断面2次モーメントIの比)の負荷を分担することになる。
以上のように、本実施形態のトルク計1では、トルクメンバー15と荷重メンバー16の断面形状を、荷重方向に適切に合わせることで、受ける力を意識的に選択できるので、トルクメンバー15を適切に決めた上で、要求されるその他の荷重負荷能力に合わせて荷重メンバー16を適切に配置することができる。
したがって、トルク以外の荷重は、主に荷重メンバー16で支えることができ、トルクヘの影響が小さくなる。したがって、同じトルク感度のトルク検出手段17に対して、耐荷重を大きくすることができる。
つまり、トルク計1は、差動センサー構造に加えて、トルクを受ける部材であるトルクメンバー15と、それ以外の荷重を受ける部材である荷重メンバー16とを構造的に独立して(分離して)、荷重とトルクとを別々に支えるようにしたので、荷重のトルクヘの影響を小さくすることができる。
また、トルクメンバー15と荷重メンバー16を独立する(分離する)ことにより、トルクメンバー15に生じる荷重の影響を可及的に小さくすることができ、トルクメンバー15における捩り量を可及的に変えずに(トルクに対する感度を変えずに)、トルクメンバー15における荷重剛性のみを可及的に強くすることができる。
特に、本実施形態のように、トルクメンバー15及び荷重メンバー16の断面のタテ、ヨコ比を1:5にすれば、荷重メンバー16のトルクの分担率を5%以下にすることができるので、トルク以外の荷重の大きさに合わせて荷重メンバー16の数を増やして、各荷重メンバー16を均等に配置することができ、トルク計1の設計の自由度を向上させることができる。また、トルクメンバー15及び荷重メンバー16の断面のタテ、ヨコ比を1:5にすれば、トルクメンバー15及び荷重メンバー16の厚さが薄くなりすぎることを防止することができる。これにより、トルクメンバー15及び荷重メンバー16を形成するために、種々の加工方法を採ることができる。さらに、トルクメンバー15及び荷重メンバー16の厚さが薄くなりすぎないようにすれば、トルクメンバー15及び荷重メンバー16の強度の低下を可及的に防止することができるので、トルク計1の測定範囲(測定レンジ)が狭くなることを防止することができる。
このように、トルクメンバー15及び荷重メンバー16の断面のタテ、ヨコ比を、1:5にするのが好ましいが、例えば、トルクメンバー15及び荷重メンバー16の断面のタテ、ヨコ比を、1:2以上が望ましい。
タテ、ヨコ比を1:2未満の値にすると、トルクメンバー15は、トルクに対応する負荷を、荷重メンバー16の4倍より小さく分担することになる(荷重メンバー16のトルク分担率は25%より大きくなる)ので、タテ、ヨコ比をこれよりも小さくすると(例えば、タテ、ヨコ比を、1:1.5にすると)、トルクメンバー15におけるトルクの感度が低下してしまう虞がある。ただし、トルクメンバー15及び荷重メンバー16の断面のタテ、ヨコ比は、このような範囲に限定されるものではない。
さらに、本実施形態のトルク計1は、構造上、軸外径を小さくできるために、慣性モーメントを小さくできるので、慣性モーメントの影響を可及的に小さくすることができる。
また、本実施形態では、トルクメンバー15及び荷重メンバー16の数をそれぞれ4つとしたが、トルクメンバー15及び荷重メンバー16の数は、これに限定されない。トルク計1に設けられたトルクメンバー15及び荷重メンバー16が機械的に安定して存在し得るようにするために、トルクメンバー15及び荷重メンバー16の数を3以上12以下にするのが好ましく、3以上、6以下にするのが特に好ましい。トルクメンバー15及び荷重メンバー16の数をそれぞれ3以上5以下にすると、トルクメンバー15及び荷重メンバー16の機械的な安定性が特に向上し、トルク計1の性能を向上させることが期待できるからである。
さらに、トルクメンバー15及び荷重メンバー16の数は、同じでなくてもよい。荷重メンバー16の数を多くすると、トルク計1が受ける荷重を多数の荷重メンバー16に分散させることができるので、荷重メンバー16の数を、トルクメンバー15の数よりも多くするのがより好ましい。
なお、以上のようにしてトルク計10を構成するに際し、荷重メンバー16が受ける荷重による力が、トルクメンバー15に影響しないように、トルクメンバー15と、荷重メンバー16との間隔を定めるようにするのが好ましい。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、本実施形態のトルク計と、前述した第1の実施形態のトルク計とは、弾性部材の構成が主として異なるだけであるので、以下の説明において、第1の実施形態と同一の部分については、図1〜図5に付した符号と同一の符号を付す等して詳細な説明を省略する。
図6は、本実施形態のトルク計の構成の一例を示す図である。
図6において、トルク計2は、動力伝達経路中に配置され、測定すべきトルクを受けて変形する弾性部材20と、弾性部材20の変形に基づいて、トルクを検出するトルク検出手段17とを備えている。
弾性部材20は、例えば、ステンレス又は鉄材等の金属製であって、所定の厚さを有し、その上下面が互いに平行なフランジ型の部材である。この弾性部材20は、回転駆動機(不図示)の本体部と、その回転駆動機と対応する披駆動機との間に配置され、回転駆動機の本体部側に固定される第1の固定部(入力部)21と、その回転駆動機と対応する披駆動機との間に係合される第2の固定部(出力部)22と、第1の固定部21と第2の固定部22との間に配置される変形部23とを備えている。
変形部23には、8つの孔部24が形成されており、各孔部24の間の繋ぎ部分には、1つおきに、トルクメンバー25と荷重メンバー26とが配置されている。
トルクメンバー25は、弾性部材20に加えられるトルクを受ける部分であり、図6(B−B断面図)に示すように、円周方向と平行に面方向が配置される(軸心方向と平行に厚み方向が配置される)薄板形状の部材である。このように、本実施形態のトルクメンバー25も、弾性部材20に生じるトルクの方向と平行に面方向が配置される。
荷重メンバー26は、弾性部材20の荷重を支える部分であり、図6(C−C断面図)に示すように、軸心方向と平行に面方向が配置される(円周方向と平行に厚み方向が配置される)薄板形状の部材である。このように、本実施形態の荷重メンバー26も、弾性部材20に生じるトルクの方向と平行に厚み方向が配置される。
そして、図6に示すように、トルクメンバー25と、荷重メンバー26とは、孔部24を挟んで略等間隔で配置されている。このように、荷重メンバー26で支えている荷重による力がトルクメンバー25に可及的に伝わらないように、トルクメンバー25と荷重メンバー26とを配置している(すなわち、トルクメンバー25と荷重メンバー26とを、互いに独立させている(分離させている))
なお、トルク検出手段17は、第1の実施形態と同様に、トルクメンバー15上に貼りつけられた歪みゲージである。
以上のように、第1の固定部(入力部)21と、第2の固定部(出力部)22と、変形部23とを一体で形成した場合であっても、孔部24を隔ててトルクメンバー25と荷重メンバー26とを形成することにより、トルクメンバー25と荷重メンバー26とを独立(分離)して形成することができ、前述した第1の実施形態と同じ効果を奏することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。なお、本実施形態のトルク計と、前述した第1及び第2の実施形態のトルク計とは、弾性部材の構成が主として異なるだけであるので、以下の説明において、第1及び第2の実施形態と同一の部分については、図1〜図6に付した符号と同一の符号を付す等して詳細な説明を省略する。
図7は、本実施形態のトルク計の構成の一例を示す図である。
図7において、トルク計3は、動力伝達経路中に配置され、測定すべきトルクを受けて変形する弾性部材30と、弾性部材30の変形に基づいて、トルクを検出するトルク検出手段17とを備えている。
弾性部材30は、例えば、ステンレス又は鉄材等の金属製であって、所定の厚さを有し、その上下面が互いに平行なフランジ型の部材である。この弾性部材30は、図示しない回転駆動機の本体部と、その回転駆動機と対応する披駆動機との間に配置され、回転駆動機の本体部側に固定される第1の固定部(入力部)31と、その回転駆動機と対応する披駆動機との間に係合される第2の固定部(出力部)32と、第1の固定部31と第2の固定部32との間に配置される変形部33とを備えている。
変形部33には、6つの孔部34と、3つのトルクメンバー35と、9つの荷重メンバー36と、6つの孔部37とが、図7に向かって時計回りに、「孔部34、荷重メンバー36、孔部34、荷重メンバー36、孔部37、トルクメンバー35、孔部37、荷重メンバー36」の順で形成されている。
トルクメンバー35は、弾性部材30に加えられるトルクを受ける部分であり、図7(B−B断面図)に示すように、円周方向と平行に面方向が配置される(軸心方向と平行に厚み方向が配置される)薄板形状の部材である。このように、本実施形態のトルクメンバー35も、弾性部材30に生じるトルクの方向と平行に面方向が配置される。また、図7(C−C断面図)に示すように、トルクメンバー35の両脇には、孔部37が形成されている。
荷重メンバー36は、弾性部材30の荷重を支える部分であり、図7(B−B断面図)に示すように、軸心方向と平行に面方向が配置される(円周方向と平行に厚み方向が配置される)薄板形状の部材である。このように、本実施形態の荷重メンバー36も、弾性部材30に生じるトルクの方向と平行に厚み方向が配置される。ここで、図7に示すように、トルクメンバー35と、そのトルクメンバー35と孔部37を介して対向する位置にある2つの荷重メンバー36とは、略等間隔で配置されるようにしている。このように、荷重メンバー36で支えている荷重による力がトルクメンバー35に可及的に伝わらないように、トルクメンバー35と荷重メンバー36とを配置している(すなわち、トルクメンバー35と荷重メンバー36とを、互いに独立させている(分離させている))。
なお、トルク検出手段17は、第1の実施形態と同様に、トルクメンバー35上に貼りつけられた歪みゲージである。
以上のように、本実施形態では、トルクメンバー35の数を奇数(3つ)にした場合であっても、孔部37を隔ててトルクメンバー35と荷重メンバー36とを形成することにより、トルクメンバー35と荷重メンバー36とを独立(分離)して形成することができ、前述した第1の実施形態と同じ効果を奏することができる。
なお、前述したように、トルクメンバー35の数は、3つでなくてもよく、例えば5つにしてもよい。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。なお、本実施形態のトルク計と、前述した第1〜第3の実施形態のトルク計とは、弾性部材の構成が主として異なるだけであるので、以下の説明において、第1〜第3の実施形態と同一の部分については、図1〜図7に付した符号と同一の符号を付す等して詳細な説明を省略する。
図8は、本実施形態のトルク計の構成の一例を示す図である。図9は、図8の破線で示した領域Aを拡大して示した概略図である。
図8において、トルク計4は、動力伝達経路中に配置され、測定すべきトルクを受けて変形する弾性部材40と、弾性部材40の変形に基づいて、トルクを検出するトルク検出手段17とを備えている。
弾性部材40は、例えば、ステンレス又は鉄材等の金属製であって、所定の厚さを有し、その上下面が互いに平行なフランジ型の部材である。この弾性部材40は、図示しない回転駆動機の本体部と、その回転駆動機と対応する披駆動機との間に配置され、回転駆動機の本体部側に固定される第1の固定部(入力部)41と、その回転駆動機と対応する披駆動機に係合される第2の固定部(出力部)42と、第1の固定部41と第2の固定部42との間に配置される変形部43とを備えている。
変形部43には、8つの孔部44と、4つのトルクメンバー45と、12個の荷重メンバー36と、8つの孔部47とが、図8に向かって時計回りに、「孔部44、荷重メンバー46、孔部44、荷重メンバー46、孔部47、トルクメンバー45、孔部47、荷重メンバー46」の順で形成されている。
トルクメンバー45は、弾性部材40に加えられるトルクを受ける部分であり、図8(B−B断面図)に示すように、弾性部材40に生じるトルクの方向と平行に、面方向が配置される薄板形状の部材である。このように、本実施形態のトルクメンバー35も、弾性部材40に生じるトルクの方向と平行に面方向が配置される。また、図8(C−C断面図)や図9に示すように、トルクメンバー45の両脇には、孔部47が形成されている。
本実施形態のトルクメンバー45の角や隅には、アール(丸み)R1〜R8がつけられている(図9を参照)。特に、本実施形態では、トルクメンバー45の円周方向の側辺にアールR4、R7をつけるようにしている。以上のようにすることにより、トルクメンバー45の角や隅に応力が集中することを可及的に防止することができ、トルクメンバー45の上面(トルク検出手段17が貼り付けられている面)の全面に歪を集中させることができ、トルクメンバー45におけるトルクの検出感度と、トルクメンバー45の強度とを向上させることができる。
荷重メンバー46は、弾性部材40の荷重を支える部分であり、図8(D−D断面図)に示すように、軸心方向と平行に面方向が配置される(円周方向と平行に厚み方向が配置される)薄板形状の部材である。このように、本実施形態の荷重メンバー46も、弾性部材40に生じるトルクの方向と平行に厚み方向が配置される。ここで、図8に示すように、トルクメンバー45と、そのトルクメンバー45と孔部47を介して対向する位置にある2つの荷重メンバー46とは、略等間隔で配置されるようにしている。このように、荷重メンバー46で支えている荷重による力がトルクメンバー45に可及的に伝わらないように、トルクメンバー45と荷重メンバー46とを配置している(すなわち、トルクメンバー45と荷重メンバー46とを、互いに独立させている(分離させている))。
このように孔部44を構成することにより、トルクメンバー45や荷重メンバー46が万が一破損しても、孔部44がガイドとなり、破損していないトルクメンバー45及び荷重メンバー46に大きな力がかかることを可及的に防止することができ、トルク計4の損害を小さくすることが可能になる。ここで、図8に示すように、孔部44を介して互いに対向する荷重メンバー46の間隔は、略等間隔になるようにしている。
なお、トルク検出手段17は、第1の実施形態と同様に、トルクメンバー35上に貼りつけられた歪みゲージである。
以上のように、本実施形態では、荷重メンバー46の数をトルクメンバー45の数の2倍以上、好ましくは3倍以上にしつつ、トルクメンバー45と荷重メンバー46とを独立(分離)して形成することにより、前述した第1の実施形態の効果に加え、多数の荷重メンバー46に荷重を分散させることができるようにするという効果が得られる。
なお、アールをつける箇所は、図8及び図9に示した箇所に限定されず、アールをつけないことにより、応力が集中してしまう箇所であれば、どの箇所にアールをつけてもよい。また、本実施形態の孔部44の形状を、前述した第1〜第3の実施形態に適用することもできる。
(第1の変形例)
次に、第4の実施形態の第1の変形例について説明する。
図8及び図9に示したトルク計4では、孔部47を介してトルクメンバー45の両脇に荷重メンバー46を形成すると共に、トルクメンバー45の円周方向の側辺等にアールをつけるようにしたが、必ずしもこのようにしなくてもよい。
図10は、本例のトルク計の構成の一例を示す図である。
図10において、トルク計6は、動力伝達経路中に配置され、測定すべきトルクを受けて変形する弾性部材60と、弾性部材60の変形に基づいて、トルクを検出するトルク検出手段17とを備えている。
弾性部材60は、例えば、ステンレス又は鉄材等の金属製であって、所定の厚さを有し、その上下面が互いに平行なフランジ型の部材である。この弾性部材60は、図示しない回転駆動機の本体部と、その回転駆動機と対応する披駆動機との間に配置され、回転駆動機の本体部側に固定される第1の固定部(入力部)61と、その回転駆動機と対応する披駆動機との間に係合される第2の固定部(出力部)62と、第1の固定部61と第2の固定部62との間に配置される変形部63とを備えている。
変形部63には、8つの孔部64と、4つのトルクメンバー65と、4つの荷重メンバー66とが、図10に向かって時計回りに、「孔部64、荷重メンバー66、孔部64、トルクメンバー65」の順で形成されている。
トルクメンバー65は、弾性部材60に加えられるトルクを受ける部分であり、弾性部材60に生じるトルクの方向と平行に、面方向が配置される薄板形状の部材である。
荷重メンバー66は、弾性部材60の荷重を支える部分であり、弾性部材60に生じるトルクの方向と平行に、厚み方向が配置される薄板形状の部材である。
ここで、図10に示すように、トルクメンバー65と、荷重メンバー66とは、孔部64を挟んで略等間隔で配置されている。このように、荷重メンバー66で支えている荷重による力がトルクメンバー65に可及的に伝わらないように、トルクメンバー65と荷重メンバー66とを配置している(すなわち、トルクメンバー65と荷重メンバー66とを、互いに独立させている(分離させている))
なお、トルク検出手段17は、トルクメンバー65上に貼りつけられた歪みゲージである。
このように、トルクメンバー65の円周方向の側辺等にアールを設けず、荷重メンバー66の数をトルクメンバー65の数と同数にしても、荷重メンバー65と独立(分離)して構成されたトルクメンバー65の断面2次モーメントが回動方向で最大になるようにすると共に、荷重メンバー66の断面2次モーメントが軸心方向で最大になるようにすることにより、少なくとも第1の実施形態で説明したのと同様の効果を奏することができる。
(第2の変形例)
次に、第4の実施形態の第2の変形例について説明する。
図8及び図9に示したトルク計4では、トルクメンバー45の間に2つの孔部64を形成すると共に、トルクメンバー45の円周方向の側辺等にアールをつけるようにしたが、必ずしもこのようにしなくてもよい。
図11は、本例のトルク計の構成の一例を示す図である。
図11において、トルク計7は、動力伝達経路中に配置され、測定すべきトルクを受けて変形する弾性部材70と、弾性部材70の変形に基づいて、トルクを検出するトルク検出手段17とを備えている。
弾性部材70は、例えば、ステンレス又は鉄材等の金属製であって、所定の厚さを有し、その上下面が互いに平行なフランジ型の部材である。この弾性部材70は、図示しない回転駆動機の本体部と、その回転駆動機と対応する披駆動機との間に配置され、回転駆動機の本体部側に固定される第1の固定部(入力部)71と、その回転駆動機と対応する披駆動機との間に係合される第2の固定部(出力部)72と、第1の固定部71と第2の固定部72との間に配置される変形部73とを備えている。
変形部73には、4つの孔部74と、4つのトルクメンバー65と、8つの荷重メンバー76と、8つの孔部77とが、図11に向かって時計回りに、「孔部74、荷重メンバー76、孔部77、トルクメンバー75、孔部77、荷重メンバー76」の順で形成されている。
トルクメンバー75は、弾性部材70に加えられるトルクを受ける部分であり、弾性部材70に生じるトルクの方向と平行に、面方向が配置される薄板形状の部材である。また、図11に示すように、トルクメンバー75の両脇には、孔部77が形成されている。
荷重メンバー76は、弾性部材70の荷重を支える部分であり、弾性部材70に生じるトルクの方向と平行に、厚み方向が配置される薄板形状の部材である。ここで、図11に示すように、トルクメンバー75と、そのトルクメンバー75と孔部77を介して対向する位置にある2つの荷重メンバー76との間隔は、略等間隔になるようにしている。このように、荷重メンバー76で支えている荷重による力がトルクメンバー75に可及的に伝わらないように、トルクメンバー75と荷重メンバー76とを配置している(すなわち、トルクメンバー75と荷重メンバー76とを、互いに独立させている(分離させている))。
なお、トルク検出手段17は、トルクメンバー65上に貼りつけられた歪みゲージである。
このように、トルクメンバー75の円周方向の側辺等にアールを設けず、荷重メンバー66の数を、図8に示した第4の実施形態のトルク計4よりも少なくしても、荷重メンバー75と独立(分離)して構成されたトルクメンバー75の断面2次モーメントが回動方向で最大になるようにすると共に、荷重メンバー76の断面2次モーメントが軸心方向で最大になるようにすることにより、少なくとも第1の実施形態で説明したのと同様の効果を奏することができる。
(第3の変形例)
次に、第4の実施形態の第3の変形例について説明する。
本例では、図10に示した第1の変形例におけるトルク計6に対し、孔部の形状を変えると共に、荷重メンバーにもトルク検出手段を設けるようにしている。
図12は、本例のトルク計の構成の一例を示す図である。
図12において、トルク計8は、動力伝達経路中に配置され、測定すべきトルクを受けて変形する弾性部材80と、弾性部材70の変形に基づいて、トルクを検出するトルク検出手段17、87とを備えている。
弾性部材80は、例えば、ステンレス又は鉄材等の金属製であって、所定の厚さを有し、その上下面が互いに平行なフランジ型の部材である。この弾性部材80は、図示しない回転駆動機の本体部と、その回転駆動機と対応する披駆動機との間に配置され、回転駆動機の本体部側に固定される第1の固定部(入力部)81と、その回転駆動機と対応する披駆動機との間に係合される第2の固定部(出力部)82と、第1の固定部81と第2の固定部82との間に配置される変形部83とを備えている。
変形部83には、8つの孔部84と、4つのトルクメンバー65と、4つの荷重メンバー86とが、図12に向かって時計回りに、「孔部84、荷重メンバー86、孔部84、トルクメンバー85」の順で形成されている。
荷重メンバー86は、弾性部材80の荷重を支える部分であり、弾性部材80に生じるトルクの方向と平行に、厚み方向が配置される薄板形状の部材である。
ここで、図12に示すように、トルクメンバー85と、荷重メンバー86とは、孔部84を挟んで略等間隔で配置されている。このように、荷重メンバー86で支えている荷重による力がトルクメンバー85に可及的に伝わらないように、トルクメンバー85と荷重メンバー86とを配置している(すなわち、トルクメンバー85と荷重メンバー86とを、互いに独立させている(分離させている))
トルク検出手段17は、トルクメンバー65上に貼りつけられた歪みゲージである。一方、トルク検出手段87は、荷重メンバー86に取り付けられた静電容量式のセンサーである。
なお、トルク検出手段87の一例である静電容量式のセンサーの取り付け位置は、図12に示したものに限定されない。例えば、図12では、トルク検出手段87の一例である静電容量式のセンサーを、全ての荷重メンバー86に取り付けるようにしているが、一部の荷重メンバー86のみに取り付けるようにしてもよい。また、トルク検出手段87は、必ずしも静電容量式のセンサーである必要はないが、応答性のよいセンサーであることが好ましい。例えば、トルク計83の用途に合わせて、トルク検出手段(センサー)17、87の何れかの信号を用いることができるからである。つまり、例えば、応答性は必要であるが、安定性(ノイズ、温度特性)はそれほど必要ない場合、逆に、応答性はそれほど必要なく、安定性が必要である場合等のように、トルク計8の使用用途によって、トルク検出手段17、83を適宜選択することができる。
さらに、トルク検出手段83を設けることにより、トルク検出手段17の信号に対し、トルク検出手段83の信号をトルクの補正信号として用いることも可能になり、トルク計8におけるトルクの測定精度をより一層向上させることが可能になる。
このように、トルクメンバー65だけでなく、荷重メンバー86にもトルク検出手段87を取り付けることで、トルクの測定精度をより一層向上させることが可能になる。なお、本例における孔部84の形状を、例えば、図8、図10、及び図11に示したトルク計4、6、7に適用し、荷重メンバー46、66、76にトルク検出手段87を取り付けることで、図8、図10、及び図11に示したトルク計4、6、7においても、本例と同様の効果を得ることができる。また、前述した第1〜第3の実施形態や、後述する第5〜第7の実施形態においても、荷重メンバー16、26、36、96、106、116にトルク検出手段87を取り付けることで、本例と同様の効果を得ることができる。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。なお、本実施形態のトルク計と、前述した第1〜第4の実施形態のトルク計とは、弾性部材の構成が主として異なるだけであるので、以下の説明において、第1〜第4の実施形態と同一の部分については、図1〜図12に付した符号と同一の符号を付す等して詳細な説明を省略する。
図13は、本実施形態のトルク計の構成の一例を示す図である。
図13において、トルク計9は、動力伝達経路中に配置され、測定すべきトルクを受けて変形する車輪状の弾性部材90と、弾性部材90の変形に基づいて、トルクを検出するトルク検出手段17とを備えている。
弾性部材90は、例えば、ステンレス又は鉄材等の金属製であって、所定の厚さを有し、その上下面が互いに平行な車輪状の部材である。この弾性部材90は、例えば、図示しない回転駆動機の本体部と、その回転駆動機の固定部との間に配置され、回転駆動機の本体部側に固定される第1の固定部(入力軸)91と、回転駆動機の固定部側に固定される第2の固定部(出力軸)92と、第1の固定部91と第2の固定部92との間に配置される変形部93とを備えている。
変形部93には、第1の固定部(入力軸)91の接線方向と平行に面方向が配置された3つのトルクメンバー95と、第1の固定部(入力軸)91の法線方向(放射方向)と平行に面方向が配置された3つの荷重メンバー96とが設けられている。これらトルクメンバー95と荷重メンバー96とが、第1の固定部91と、第2の固定部92とを連結している。このように、荷重メンバー96で支えている荷重による力がトルクメンバー95に可及的に伝わらないように、トルクメンバー95と荷重メンバー96とを配置している(すなわち、トルクメンバー95と荷重メンバー96とを、互いに独立させている)。
以上のように、本実施形態においても、トルクメンバー95は、弾性部材90に生じるトルクの方向と平行に、面方向が配置される薄板形状の部材であり、荷重メンバー96は、弾性部材90に生じるトルクの方向と平行に、厚み方向が配置される薄板形状の部材である(図13(B−B断面図)を参照)。そして、図13に示すように、トルクメンバー95の長さを、荷重メンバー96の長さに比べて十分大きくするのが好ましい。
なお、トルク検出手段17は、第1の実施形態と同様に、トルクメンバー95上に貼りつけられた歪みゲージである。
以上のように、本実施形態では、第1の固定部(入力軸)91の接線方向に3つのトルクメンバー95を配置すると共に、第1の固定部(入力軸)91の法線方向(放射方向)に3つの荷重メンバー96を配置して変形部93を構成するようにしたので、トルクメンバー95に貼り付けられたトルク検出手段17がせん断歪でなく、主として引張り圧力によってトルクを検出することができると共に、荷重メンバー96とトルクメンバー95の剛性比を可及的に大きくすることが可能になる。これにより、前述した第1の実施形態の効果に加えて、トルク検出手段17の選択の幅が広がると共に、トルクをより一層高精度に測定することができる。
(第6の実施形態)
次に、本発明の第6の実施形態について説明する。なお、本実施形態のトルク計と、前述した第1〜第5の実施形態のトルク計とは、弾性部材の構成が主として異なるだけであるので、以下の説明において、第1〜第5の実施形態と同一の部分については、図1〜図13に付した符号と同一の符号を付す等して詳細な説明を省略する。
図14は、本実施形態のトルク計の構成の一例を示す図である。
図14において、トルク計1000は、動力伝達経路中に配置され、測定すべきトルクを受けて変形する円筒型の弾性部材100と、弾性部材100の変形に基づいて、トルクを検出するトルク検出手段17とを備えている。
この弾性部材100は、例えば、ステンレス又は鉄材等の金属製である。この弾性部材100は、図14に示すように、例えば、円盤状の第1の固定部(入力軸)101と、円盤状の第2の固定部(出力軸)102と、第1の固定部101と第2の固定部102との間に配置される変形部103とを備えている。
変形部103は、トルクメンバー105と荷重メンバー106とが交互に略等間隔で配置されている。これらトルクメンバー105と荷重メンバー106とが、第1の固定部101と、第2の固定部102とを連結している。このように、荷重メンバー106で支えている荷重による力がトルクメンバー105に可及的に伝わらないように、トルクメンバー105と荷重メンバー106とを配置している(すなわち、トルクメンバー105と荷重メンバー106とを、互いに独立させている(分離させている))。
トルクメンバー105は、弾性部材100に加えられるトルクを受ける部分であり、図14(B−B断面図)に示すように、第2の固定部102(及び第1の固定部101)の円周方向と平行に面方向が配置される薄板部である。このように、本実施形態のトルクメンバー105も、弾性部材100に生じるトルクの方向と平行に面方向が配置される。
荷重メンバー106は、図14(B−B断面図)に示すように、第2の固定部102(及び第1の固定部101)の半径方向と平行に面方向が配置され、第2の固定部102(及び第1の固定部101)の円周方向と平行に厚み方向が配置される。このように、本実施形態の荷重メンバー106も、弾性部材100に生じるトルクの方向と平行に厚み方向が配置される。
なお、トルク検出手段17は、第1の実施形態と同様に、トルクメンバー105上に貼りつけられた歪みゲージである。
以上のように、本実施形態では、第1の固定部101と第2の固定部102を、変形部103の前後に設けるようにしたので、前述した第1の実施形態の効果に加え、トルク計1000の外形を小さくできるという効果を得ることができる。これにより、トルク計1000をより一層高速に回転することが可能になる。
(第7の実施形態)
次に、本発明の第7の実施形態について説明する。なお、本実施形態のトルク計と、前述した第1〜第6の実施形態のトルク計とは、弾性部材の構成と、弾性部材を押圧する補正部材が付加されたこととが主として異なるだけであるので、以下の説明において、第1〜第6の実施形態と同一の部分については、図1〜図14に付した符号と同一の符号を付す等して詳細な説明を省略する。
図15は、本実施形態のトルク計の構成の一例を示す図である。
図15において、トルク計1100は、動力伝達経路中に配置され、測定すべきトルクを受けて変形するフランジ型の弾性部材110と、弾性部材110の変形に基づいて、トルクを検出するトルク検出手段17と、弾性部材110を上から下へ(厚さ方向に)押圧するための第1の補正部材120と、弾性部材110を下から上へ(厚さ方向に)押圧するための第2の補正部材121と、第1の補正部材120及び第2の補正部材121を駆動する図示しない駆動装置とを備えている。
なお、図15の正面図では、説明の都合上、第1の補正部材120と、第2の補正部材121とを省略し、図15のB−B断面図で第1の補正部材120と、第2の補正部材121とを示している。
弾性部材110は、例えば、ステンレス又は鉄材等の金属製であって、所定の厚さを有し、その上下面が互いに平行なフランジ型の部材である。この弾性部材110は、回転駆動機(不図示)の本体部と、その回転駆動機と対応する披駆動機との間に配置され、回転駆動機の本体部側に固定される第1の固定部(入力部)111と、その回転駆動機と対応する披駆動機との間に係合される第2の固定部(出力部)112と、第1の固定部111と第2の固定部112との間に配置される変形部113とを備えている。
変形部113には、トルクメンバー115と荷重メンバー116とが、円周方向に交互に8つずつ配置されている。
トルクメンバー115は、弾性部材110に加えられるトルクを受ける部分であり、図15(B−B断面図)に示すように、円周方向と平行に面方向が配置される(軸心方向と平行に厚み方向が配置される)薄板形状の部材である。このように、本実施形態のトルクメンバー25も、弾性部材110に生じるトルクの方向と平行に面方向が配置される。
荷重メンバー116は、弾性部材110の荷重を支える部分であり、図15(B−B断面図)に示すように、軸心方向と平行に面方向が配置される(円周方向と平行に厚み方向が配置される)薄板形状の部材である。このように、本実施形態の荷重メンバー116も、弾性部材20に生じるトルクの方向と平行に厚み方向が配置される。
そして、図15に示すように、トルクメンバー115と荷重メンバー116とにより、上側が開口している凹み部と、下側が開口している凹み部とが円周方向に交互に形成されるようにしている。
第1の補正部材120は、例えば、ステンレス又は鉄材等の金属製であって、弾性部材110を上から下へ(軸心方向に)押圧するための部材である。
第2の補正部材121は、例えば、ステンレス又は鉄材等の金属製であって、弾性部材110を下から上へ(軸心方向に)押圧するための部材である。
なお、トルク検出手段17は、第1の実施形態と同様に、トルクメンバー15上に貼りつけられた歪みゲージである。
以上のように、本実施形態では、トルクメンバー115と荷重メンバー116とにより、上側が開口している凹み部と、下側が開口している凹み部とが円周方向に交互に形成されるように、変形部113を一体で構成するようにしたので、特定の箇所に応力が集中してしまうことを可及的に防止することができる。
また、第1の補正部材120及び第2の補正部材121を用いて、弾性部材110を上下から挟んで押圧するようにしたので、軸心方向(上下方向)のぶれを可及的に抑えることができ、トルクメンバー115は、トルク計1に生じるトルクだけを可及的に受けることができる。これにより、トルクメンバー15に貼り付けられたトルク検出手段17は、トルクを精度よく検出することができる。
なお、第1の補正部材120及び第2の補正部材121の材質は、前述したものに限定されないということは言うまでもない。
前述した各実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
例えば、以下の(1)〜(5)の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。
(1)トルクメンバーと荷重メンバーは、同数でも、数が異なっていてもよい。
(2)トルクメンバーと荷重メンバーは、連結されていてもよいが、連結されていなくてもよい。また、トルクメンバーと荷重メンバーは、対になっていなくてもよい。
(3)トルク検出手段は、複数であってもよいし、複数種類であってもよい。互いに検出方法の異なる複数種類のトルク検出手段を用いれば、トルク検出手段を目的に応じて切り替えて使ったり、複数種類のトルク検出手段からの信号を演算混合して、温度などの補正をより正確に行ったりできるようになる。
(4)荷重を検出する荷重検出手段(荷重センサー)をトルク計に取り付けるようにしてもよい。このようにすれば、荷重検出手段からの信号を補正信号として用いることにより、トルク検出手段が、トルク以外に荷重を検出している場合でも、トルク検出手段からの信号に含まれる荷重の成分を除いてトルクの成分だけを抽出することが可能になるので、より一層高精度にトルクを検出することができる。
(5)トルク検出手段を、トルクメンバーに取り付けず、トルクメンバー以外の部分に取り付けるようにしてもよい。前述した各実施形態では、トルクメンバーと荷重メンバーとを独立させている(分離している)ので、例えば、荷重メンバーにトルク検出手段を取り付けるようにしてもよい。このように、トルク検出手段の取り付け場所の自由度が増し、作りやすい構造とすることができる。また、トルク検出手段を、トルクメンバー以外の部分に取り付ければ、各トルクメンバー間のばらつきを小さくするための追加加工がし易くなり、各トルクメンバーにおける特性のアンバランスを小さくすることができる。
本発明の第1の実施形態を示し、トルク計の構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、トルク計に設けられたトルクメンバーと荷重メンバーの負荷を受ける方向の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、トルク計に設けられたトルクメンバーの変形方向の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、トルク計に設けられた荷重メンバーの変形方向の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、トルクメンバー及び荷重メンバーにかかるトルク及び荷重の一例を概念的に示した図である。 本発明の第2の実施形態を示し、トルク計の構成の一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態を示し、トルク計の構成の一例を示す図である。 本発明の第4の実施形態を示し、トルク計の構成の一例を示す図である。 本発明の第4の実施形態を示し、図8の破線で示した領域Aを拡大して示した概略図である。 本発明の第4の実施形態における第1の変形例を示し、トルク計の構成の一例を示す図である。 本発明の第4の実施形態における第2の変形例を示し、トルク計の構成の一例を示す図である。 本発明の第4の実施形態における第3の変形例を示し、トルク計の構成の一例を示す図である。 本発明の第5の実施形態を示し、トルク計の構成の一例を示す図である。 本発明の第6の実施形態を示し、トルク計の構成の一例を示す図である。 本発明の第7の実施形態を示し、トルク計の構成の一例を示す図である。
符号の説明
1 トルク計
10 弾性部材
11 第1の固定部
12 第2の固定部
13 変形部
14 孔部
15 トルクメンバー
16 荷重メンバー

Claims (10)

  1. 測定すべきトルクを受けて変形する弾性部材と、
    前記弾性部材の変形に基づいて、前記トルクを検出するトルク検出手段とを有し、
    前記弾性部材は、前記トルクを受けるトルクメンバーと、
    前記弾性部材が受ける荷重を支える荷重メンバーとを有し、
    前記トルクメンバーと、前記荷重メンバーとが独立して設けられ、
    前記トルクメンバーにおける断面2次モーメントが前記トルクの方向で最大となり、且つ前記荷重メンバーにおける断面2次モーメントが軸心方向で最大となることを特徴とするトルク計。
  2. 前記荷重メンバーの数が、前記トルクメンバーの数と同数以上であることを特徴とする請求項1に記載のトルク計。
  3. 前記トルクメンバーの数が3以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載のトルク計。
  4. 前記荷重メンバー及び前記トルクメンバーが交互に等間隔で配置されることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のトルク計。
  5. 前記荷重メンバーは、前記トルクメンバーを介して等間隔で配置されることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のトルク計。
  6. 前記トルクメンバー及び前記荷重メンバーは、それぞれ薄板形状を有し、
    前記トルクメンバーは、前記トルクの方向と平行に面方向が配置され、
    前記荷重メンバーは、前記トルクの方向と平行に厚み方向が配置されることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のトルク計。
  7. 前記弾性部材は、一方が第1の軸、他方が第2の軸にそれぞれ固定される入力部及び出力部を有し、
    前記入力部及び前記出力部は、前記トルクメンバー及び前記荷重メンバーを介して相互に連結されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載のトルク計。
  8. 前記入力部及び前記出力部の一方は、同心円筒の内側の円筒形状を有し、
    前記入力部及び前記出力部の他方は、前記同心円筒の外側の円筒形状を有し、
    前記トルクメンバーは、前記同心円筒の軸心方向と平行に厚み方向が配置され、
    前記荷重メンバーは、前記同心円筒の軸心方向と平行に面方向が配置されることを特徴とする請求項7に記載のトルク計。
  9. 前記トルクメンバー及び前記荷重メンバーは、それぞれ薄板形状を有し、
    前記入力部及び前記出力部は、それぞれ円盤形状を有し、
    前記トルクメンバーは、前記円盤形状の円周方向と平行に面方向が配置され、
    前記荷重メンバーは、前記円盤形状の半径方向と平行に面方向が配置されることを特徴とする請求項7に記載のトルク計。
  10. 測定すべきトルクを受けて変形する弾性部材と、
    前記弾性部材の変形に基づいて、前記トルクを検出するトルク検出手段と、
    前記弾性部材を、軸心方向において上下から押圧する補正部材とを有し、
    前記弾性部材は、前記トルクを受けるトルクメンバーと、
    前記弾性部材が受ける荷重を支える荷重メンバーとを有し、
    前記トルクメンバーにおける断面2次モーメントが前記トルクの方向で最大となり、且つ前記荷重メンバーにおける断面2次モーメントが前記軸心方向で最大となることを特徴とするトルク計。
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