JP2007040449A - ころ軸受の保持器、ころ軸受およびころ軸受の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ハウジングの磨耗量を低減したころ軸受の保持器を提供する。
【解決手段】 柱部14は、その中央部15が径方向内側に折り曲げられた、断面がV字状の形状を有している。柱部14の中央部15には、その内径側の寸法が狭くなっており、内径側ころ抜け防止部17が形成されている。また、柱部14の端部16には、外径側にプレス等で押圧されることにより幅広に成型され、外径側ころ抜け防止部18が形成されている。環状部12a、12bの径方向の厚み寸法をAとし、柱部14の端部16の厚み寸法をBとし、柱部14の中央部15の径方向の厚み寸法をCとすると、A>BおよびC>Bの関係が成り立つ。
【選択図】 図1
【解決手段】 柱部14は、その中央部15が径方向内側に折り曲げられた、断面がV字状の形状を有している。柱部14の中央部15には、その内径側の寸法が狭くなっており、内径側ころ抜け防止部17が形成されている。また、柱部14の端部16には、外径側にプレス等で押圧されることにより幅広に成型され、外径側ころ抜け防止部18が形成されている。環状部12a、12bの径方向の厚み寸法をAとし、柱部14の端部16の厚み寸法をBとし、柱部14の中央部15の径方向の厚み寸法をCとすると、A>BおよびC>Bの関係が成り立つ。
【選択図】 図1
Description
この発明は、ころ軸受の保持器、ころ軸受およびころ軸受の製造方法に関し、特に、保持器の柱部のうち、その中央部を径方向内側に折り曲げたころ軸受の保持器、このような保持器を有するころ軸受およびこのようなころ軸受の保持器の製造方法に関する。
回転軸を支持するころ軸受は、転動体である複数のころと、複数のころを保持する保持器とからなる。上記した保持器には、ころを保持するためのポケットが設けられ、各ポケットの間に位置する柱部で、各ころの間隔を保持する。複数の柱部は、一対の環状部で連結されている。柱部は、径方向の断面高さを大きく確保するため、その中央部が径方向内側に折り曲げられている。なお、柱部が径方向内側に折り曲げられた保持器を含むころ軸受が、特開2001−153143号公報(特許文献1)に開示されている。また、このような柱部が径方向内側に折り曲げられた保持器をV型保持器という。
ここで、上記したころ軸受の保持器を溶接保持器とした場合の保持器の製造方法について、簡単に説明する。まず、保持器の材料となる帯鋼を、帯鋼の断面形状がV字状となるように、成型ロールプレスにてV型フォーム成型加工する。その後、ころを保持することができる大きさのポケット穴を開口するようポケット抜きする。次に、保持器の円周長さとなるように切断し、切断された鋼板を円筒状に折り曲げ、折り曲げられた鋼板の端面同士を溶接等により接合し、熱処理工程を行い、保持器を製造する。
図6は、このようにして製造された保持器の一部を示す断面図である。図6を参照して、保持器101は、環状部102で連結されている柱部103の中央部105が、径方向内側に折り曲げられ、断面がV字状になっている。こうすることにより、ころ(図示せず)を案内するのに最も挙動が安定する位置であるPCD(Pitch Circle Diameter)付近で、ころを案内することができる。
また、折り曲げられた柱部103の中央部105の内径側は、その幅が狭くなっているため、ポケットに保持されたころが、内径側に抜け落ちることはない。このようにして、一点鎖線で示す部分には、径方向内側にころが抜け落ちることを防止する内径側ころ抜け防止部106が形成されている。
さらに、柱部103の端部104の外径側は、プレス等で幅広になるように成型されている。図7は、柱部103の端部104を幅広に成型する状態を示す概略図である。図7を参照して、プレスで押す前の端部104の形状を点線で示す。端部104を、内径面108側から図中の矢印Xで示す方向に、外径面109側を固定してプレス等によって押圧する。そうすると、実線で示すように、端部104の肉が、柱部104の横の側部110側に押され、これに伴い、外径面109側は押し広げられて、幅広となる。幅広部分の周方向の寸法は大きくなるため、ころは周方向に張出した部分に引っ掛り、外径側に抜け出ることはない。このようにして、図6中の二点鎖線で示す部分には、径方向外側にころが抜け出ることを防止する外径側ころ抜け防止部107が形成されている。
特開2001−153143号公報(段落番号0018〜0021、図1)
上記した構成の保持器を含むころ軸受を、保持器の幅面を案内する部材であるハウジング等に組み込んだ場合において、特に、ハウジングがアルミニウム等の比較的柔らかい材料であれば、保持器の幅面がハウジングと接触し、ハウジングを大きく磨耗させてしまうという問題が生ずる。
このような場合、保持器の幅面の面積を大きくしてハウジングに対する保持器からの面圧を小さくし、ハウジングへの攻撃性を緩和することが考えられる。
ここで、上記したV型保持器においては、幅面は素材である帯鋼の厚み、いわゆる板厚であるため、板厚を増して幅面の面積を大きくすると、ハウジングへの攻撃性を緩和することができる。しかし、保持器の径方向に許容される寸法は定まっているため、板厚を増すことにより、V字状の段差部分を大きく設けることができなくなる。また、これに伴い、上記した外径側ころ抜け防止部と内径側ころ抜け防止部の間隔が狭くなってしまい、ころの径方向の動き量が確保できないことになる。
さらに、帯鋼の板厚を増すと、外径側ころ抜け防止部を形成するためにプレスで端部を押す面押し量が増加することになり、より大きなプレスの力で面押しする必要があると共に、安定して外径側ころ抜け防止部を形成することができないことになる。
ここで、保持器の断面がV字状のV型保持器とは別の構成のM型保持器を用いることが考えられる。M型保持器とは、図8に示すように、柱部114の中央部115が内径側にV字状に折り曲げられ、保持器の端部112が径方向内側に軸に垂直な方向に折り曲げられた保持器である。このようなM型保持器111は、幅面113の面積を大きく確保することができる。しかし、端部112を折り曲げなければならないため、板厚を大きくすることができず、保持器の剛性を確保することができない。また、板厚を大きくした場合であっても、端部112を折り曲げる際に、大きな力を要することになる。
この発明は、ハウジングに対する攻撃性を緩和したころ軸受の保持器、ころ軸受およびころ軸受の製造方法を提供することを目的とする。
この発明に係るころ軸受の保持器は、一対の環状部と、ころを収容するポケットを形成するように一対の環状部を連結し、その中央部が径方向内側に凹んだ形状を有する柱部とを含む。上記した柱部のうち、その中央部と双方の環状部との間に位置する柱部の端部は、ころが保持器の径方向外側へ抜け出ることを防止する外径側ころ抜け防止部を有する。ここで、環状部の径方向の厚み寸法をAとし、柱部の端部の径方向の厚み寸法をBとし、柱部の中央部の径方向の厚み寸法をCとした場合において、A>BおよびC>Bの関係が成り立つ。
このように構成することにより、幅面の面積を大きく確保して面圧を小さくし、ハウジングへの攻撃性を緩和させて、ハウジングの磨耗量を低減することができる。また、外径側へのころ抜け防止部が形成される柱部の端部については、板厚が薄いため、プレスで押す面押し量も少なくすることができ、安定して外径側ころ抜け防止部を形成することができる。さらに、V字状の段差を大きく設けることができるため、ころの径方向の動き量を大きく確保することができる。また、外径側ころ抜け防止部の肉厚のみを薄肉化することができるため、柱部の剛性を高めることができる。
この発明の他の局面においては、ころ軸受は、上記したころ軸受の保持器と、複数のころとを有する。このように構成することにより、ハウジングの磨耗量が低減されたころ軸受を提供することができる。
この発明のさらに他の局面においては、ころ軸受の保持器の製造方法は、一対の環状部と、ころを収容するポケットを形成するように一対の環状部を連結し、その中央部が径方向内側に凹んだ形状を有する柱部とを含むころ軸受の保持器の製造方法である。上記したころ軸受の保持器の製造方法は、成型ロールプレスにより板厚が均一な鋼板を、その中央部および双方の環状部に該当する部分の間隔を中央部と双方の環状部の間に該当する部分の間隔よりも大きくしてV字状に押圧して、その中央部を径方向内側に凹んだ形状とするV型フォーム成型工程を含む。
このように構成することにより、V型フォーム成型する際に、柱部の端部に該当する部分の余肉を環状部および中央部に該当する部分に容易に押し出すことができるため、外径側ころ抜け防止部を形成する際のプレスによる押圧力を小さくすることができる。
この発明によれば、幅面の面積を大きく確保して面圧を小さくし、ハウジングへの攻撃性を緩和させて、ハウジングの磨耗量を低減することができる。また、外径側へのころ抜け防止部が形成される部分については、板厚が薄いため、プレスで押す面押し量も少なくすることができ、安定して外径側ころ抜け防止部を形成することができる。さらに、V字状の段差を大きく設けることができるため、ころの径方向の動き量を大きく確保することができる。また、外径側ころ抜け防止部の肉厚のみを薄肉化することができるため、柱部の剛性を高めることができる。
その結果、ハウジングの磨耗量を低減したころ軸受の保持器、ころ軸受およびころ軸受の製造方法を提供することができる。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図2は、この発明の一実施形態に係るころ軸受に含まれる保持器11を示す斜視図である。図2を参照して、保持器11は、一対の環状部12a、12bと、ころを保持するポケット13を形成するように、一対の環状部12a、12bを連結する複数の柱部14とを有する。柱部14は、その中央部15が径方向内側に折り曲げられた、断面がV字状の形状を有している。
次に、図2において示したころ軸受の保持器11の詳細を説明する。図1は、図2において示された保持器11の一部を示す断面図である。図1を参照して、柱部14の中央部15には、その内径側のポケット幅が狭くなった内径側ころ抜け防止部17が形成されている。また、柱部14の端部16には、ころ(図示せず)が保持器11の径方向外側に抜け出ることを防止する外径側ころ抜け防止部18が形成されている。外径側ころ抜け防止部18は、外径側にプレス等で押圧されることにより幅広に成型され、形成される。
ここで、環状部12a、12bの径方向の厚み寸法をAとし、柱部14の端部16の厚み寸法をBとし、柱部14の中央部15の径方向の厚み寸法をCとすると、A>BおよびC>Bの関係が成り立つように構成する。こうすることにより、環状部12a、12bの幅面19a、19bの面積を大きく確保して面圧を小さくすることができるため、環状部12a、12bの幅面19a、19bと接触するハウジング(図示せず)への攻撃性を緩和して、ハウジングを磨耗量を低減することができる。また、柱部14の端部16の肉厚のみが薄いため、柱部14の剛性を高めることができる。また、後述する製造方法によって、容易に、A>BおよびC>Bの関係が成り立つ保持器を製造することができる。
図3は、柱部14の端部16を含む断面で保持器11を径方向に切断した状態を示す断面図である。図3を参照して、ころ20は、外径側ころ抜け防止部18によって、外径側へ抜け出ることを防止される。外径側ころ抜け防止部18を形成するためには、端部16の内径面21を、矢印Yの方向からプレスによって面押しする必要がある。ここで、端部16の板厚が大きいと、面押し量が多くなるため、面押しする力を多く必要とすると共に、安定して外径側ころ抜け防止部18を形成することができない。
しかし、柱部14の端部16の板厚は薄いため、面押しする力を少なくすることができ、かつ、面押し量を安定させることができる。したがって、外径側ころ抜け防止部18を安定して形成することができる。
さらに、上記した保持器11にころを組み込んだ場合において、軸方向へのころのもぐりこみを防止することができる。ころのもぐりこみとは、ポケットに保持されたころが軸方向に傾いた場合に、ころが傾いたまま、軸方向に移動し、保持器の内径側へもぐり込んでしまう現象のことをいう。図4(A)は、従来における板厚が均一である場合の、ころが保持器の内径側にもぐりこむ状態を示した図である。図4(A)を参照して、ポケット内に保持されたころ20は、振動等の力により軸方向に傾き、ポケットから図4(A)中の点線で示す位置までころ20が移動し、環状部32の径方向内側にもぐり込んでしまう。
図4(B)は、この発明に係る環状部が柱部の端部の肉厚よりも大きい場合の保持器である。図4(B)を参照して、ころ20が軸方向に傾いた場合であっても、環状部12bと端部16の間には、段差22が形成されているため、段差22にころ20の先端部分が引っ掛り、ころのもぐりこみを防止することができる。
次に、図1、図2、図3および図4(B)で示した保持器11の製造方法について説明する。まず、保持器の材料となる板厚が均一な帯鋼を、帯鋼の断面形状がV字状となるように、成型ロールプレスにてV型フォーム成型加工する。図5は、このときに使用される成型ロールプレスの一例を示す断面図である。
図5を参照して、成型ロールプレス23は、上型24と下型25とを有し、上型24と下型25との間に、板厚が均一な帯鋼29を挟みこんで押圧し、成型する。上型24の中部26は、柱部14の中央部15に該当する部分が下方向に凹むように、下方向に凸状となっている。上型24に対応し、下型25の中部27は、柱部14の中央部15に該当する部分が下方向に凸状となるように、下方向に凹状となっている。また、環状部12a、12bに該当する部分を厚肉にするために、下型25の側端部28は、下方向に凹状となっている。ここで、上型24の中部26と下型25の中部27の間隔および上型24と下型25の側端部28の間隔を、中央部と端部の間に該当する部分を形成する上型24と下型25の間隔よりも大きくする。
こうすることにより、成型ロールプレス23によって、板厚が均一な帯鋼29を押圧する際に、柱部14の端部16に該当する部分の肉を中央部および環状部に該当する部分に移動させることが容易となる。したがって、このようにしてV型フォーム成型を行うことにより、柱部の端部に該当する部分の余肉を中央部と双方の環状部に逃がすことができるため、成型ロールプレス23の負荷を小さくすることができる。
ここで、特許文献1に開示された保持器については、V型フォーム成型されており、環状部が柱部よりも厚肉であるが、この場合、あらかじめ、環状部が柱部よりも厚肉である材料を用意し、これをV字状に折り曲げてV型フォーム成型しているため、本発明に係る製造方法とは異なる。また、特許文献1に開示された保持器については、柱部の板厚が均一であるのに対し、本発明に係る保持器の柱部の板厚は、均一ではなく、中央部が端部よりも厚肉となっている点でも異なる。
その後、ころを保持することができる大きさのポケット穴を開口するようポケット抜きする。次に、保持器の円周長さとなるように切断し、切断された鋼板を円筒状に折り曲げ、折り曲げられた鋼板の端面同士を溶接等により接合し、熱処理工程を行い、保持器を製造する。
以上より、保持器幅面からのハウジングへの攻撃性を緩和して、ハウジングの磨耗量を低減したころ軸受の保持器、ころ軸受およびころ軸受の製造方法を提供することができる。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明に係るころ軸受の保持器、ころ軸受およびころ軸受の保持器の製造方法は、ハウジングへの攻撃性を緩和して、ハウジングの磨耗量を低減することができるので、ハウジングと幅面が当接するころ軸受の保持器、このような保持器を有するころ軸受および上記したころ軸受の保持器の製造方法に有効に利用される。
11,31 保持器、12a,12b,32 環状部、13 ポケット、14 柱部、15 中央部、16 端部、17 内径側ころ抜け防止部、18 外径側ころ抜け防止部、19a,19b 幅面、20 ころ、21 内径面、22 段差、23 成型ロールプレス、24 上型、25 下型、26,27 中部、28 側端部、29 帯鋼。
Claims (3)
- 一対の環状部と、ころを収容するポケットを形成するように前記一対の環状部を連結し、その中央部が径方向内側に凹んだ形状を有する柱部とを含むころ軸受の保持器であって、
前記柱部のうち、その中央部と双方の環状部との間に位置する柱部の端部は、ころが保持器の径方向外側へ抜け出ることを防止する外径側ころ抜け防止部を有し、
前記環状部の径方向の厚み寸法をAとし、前記柱部の端部の径方向の厚み寸法をBとし、前記柱部の中央部の径方向の厚み寸法をCとした場合において、A>BおよびC>Bの関係が成り立つ、ころ軸受の保持器。 - 請求項1に記載のころ軸受の保持器と、複数のころとを有する、ころ軸受。
- 一対の環状部と、ころを収容するポケットを形成するように前記一対の環状部を連結し、その中央部が径方向内側に凹んだ形状を有する柱部とを含むころ軸受の保持器の製造方法であって、
成型ロールプレスにより板厚が均一な鋼板を、その中央部および双方の環状部に該当する部分の間隔を中央部と双方の環状部の間に該当する部分の間隔よりも大きくしてV字状に押圧して、その中央部を径方向内側に凹んだ形状とするV型フォーム成型工程を含む、ころ軸受の保持器の製造方法。
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