JP2007040310A - 筒内噴射式内燃機関の制御方法 - Google Patents

筒内噴射式内燃機関の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】機関始動時から機関停止までに燃焼室から排出されるHCとNOxを効果的に低減できる筒内噴射式内燃機関の制御装置を提供することにある。
【解決手段】排気管(10)から吸気管(5)へ排気の一部を還流させるための外部EGR通路(11)と、外部EGR通路(11)に還流させる排気の量を制御するための外部EGR制御弁(12)と、吸気バルブ若しくは排気バルブの少なくとも一方のバルブの開閉タイミングを可変するバルブタイミング可変機構(9A,9B)を有する。ECU100は、排気再循環を必要とする運転領域では、常にバルブタイミング可変機構(9A,9B)を制御して、内部EGRを還流させるとともに、運転状態に応じて要求されるEGR量が、バルブタイミング可変機構(9A,9B)による内部EGR量で不足する場合には、外部EGR制御弁(12)を制御して、内部EGRに外部EGRを併用して、排気を還流する。
【選択図】図1

Description

本発明は、筒内噴射式内燃機関の制御装置に係り、特に、排気再循環装置を備えた筒内噴射式内燃機関の制御に用いるに好適な筒内噴射式内燃機関の制御装置に関する。
従来の排気再循環装置を備えた筒内噴射式内燃機関の制御装置としては、例えば、特開平2−245460号公報に記載されているように、燃焼室に対して、低負荷域においては内部EGRのみを還流させると共に、高負荷域では、外部EGRを還流させるものが知られている。
また、例えば、特開平6−323201号公報には、空気余剰率が低負荷域では高負荷域に比べ大きくなるように空燃比が制御され、燃焼室に対して高温な排気を還流させる第1EGR装置と低温な排気を還流させる第2EGR装置を備えた内燃機関において、低負荷域では、高温な排気と低温な排気とが共に還流され、低負荷域では高負荷域に比べ排気の燃焼室への総還流率を小さくするものが知られている。
これらのように、排気を燃焼室へ還流させると筒内の最高温度が低下するため、NOxを低減することができるものである。特に、低温な排気である外部EGRを燃焼室へ還流させた場合はその効果が顕著であり、外部EGR量の増加に伴いNOxは低減する。
また、高温な排気である内部EGRを燃焼室へ還流させた場合は、筒内が高温となるため、NOxの低減効果が減少するものの、燃料噴霧の微粒化促進、あるいは燃焼室壁面付着燃料の気化促進によりNOxの低減と同時にHCを低減することが可能である。このように内部EGRはHCとNOxを共に低減することができる。
特開平2−245460号公報 特開平6−323201号公報
しかしながら特開平2−245460号公報や、特開平6−323201号公報に記載されているように、低温な排気である外部EGRを燃焼室へ還流させた場合は、NOxの低減とは相反して、HCは増加する傾向があり、過剰なEGRを還流させると大量のHCが燃焼室から排出され、燃焼も不安定となるという問題があった。
また、内部EGRによって、燃焼室から排出されるNOxを効果的に低減するには、大量の内部EGRが必要であるが、内部EGRを大量化するように可変バルブを制御すると、燃焼不安定あるいは機関トルク低下の問題が生じる。また、機関が冷間時に成層燃焼を行うと、噴射燃料が燃焼室壁面へ付着し大量のHCが排出されるという問題も生じる。
本発明の目的は、機関始動時から機関停止までに燃焼室から排出されるHCとNOxを効果的に低減できる筒内噴射式内燃機関の制御装置を提供することにある。
かかる目的を達成するために、本発明は、排気管から吸気管へ排気の一部を還流させるための外部EGR通路と、上記外部EGR通路に還流させる排気の量を制御するための外部EGR制御弁と、吸気バルブ若しくは排気バルブの少なくとも一方のバルブの開閉タイミングを可変するバルブタイミング可変機構を有する火花点火式の筒内噴射式内燃機関において、排気再循環を必要とする運転領域では、上記バルブタイミング可変機構を制御して、常時内部EGRを還流させるとともに、運転状態に応じて要求されるEGR量が、バルブタイミング可変機構による内部EGR量で不足する場合には、上記外部EGR制御弁を制御して、内部EGRに外部旦GRを併用して、排気を還流する制御手段を備えるようにしたものである。かかる構成により、機関始動時から機関停止までに燃焼室から排出されるHCとNOxを効果的に低減し得るものとなる。
本発明によれば、機関始動時から機関停止までに燃焼室から排出されるHCとNOxを効果的に低減することができる。
以下、図1〜図17を用いて、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関の制御装置の構成及び動作について説明する。
最初に、図1を用いて、本実施形態による筒内噴射式内燃機関の全体構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関の全体構成図である。
本実施形態による筒内噴射式内燃機関は、燃焼室1の側面に燃料噴射弁2と、燃焼室1の上面中央部に点火プラグ3とが配置されている。燃料噴射弁2は、吸気バルブ4の作動には関係なく、自由なタイミングで燃焼室1へ燃料を噴射できる。
筒内噴射式の特徴である成層燃焼時は、均質燃焼時に比べて、吸気管5の途中に設けた電子制御スロットル6の開度を大きく開き、吸入空気量を増加し、空燃比を確保する。
また、ECU100には、クランク角セン抄信号Scaや、アクセル開度センサSapや、吸入空気量を計量するエアフロセンサ7からの吸入空気量信号Siaなどの多くの信号が入力されている。ECU100は、これらの信号に基づいて、運転条件に応じて、機関を制御する。
さらに、バルブタイミング可変機構9A,9Bは、排気およびトルクをより向上させるために、吸気バルブ4と排気バルブ8の開閉タイミングを可変する。ハルブタイミング可変機構9A,9Bは、ECU100からの指令に基づき制御される。外部EGR通路11は、排気管10から吸気管5へ排気の一部を還流させるための通路である。外部EGR制御弁12は、外部EGR通路11に還流させる排気の量を制御するための制御弁である。外部EGR制御弁12は、機関温間時のNOxを低減するために用いられ、ECUl00からの指令に基づき制御される。
次に、図2を用いて、本実施形態による筒内噴射式内燃機関の制御装置による制御内容について説明する。
図2は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関の制御装置の制御内容を示すフローチャートである。
ステップs100において、ECU100は、機関に備えた水温センサの出力により、機関冷却水温度を読み込む。
次に、ステップs110において、ECU100は、機関冷却水温度が所定値、例えば80℃に到達しているかを判定する。機関冷却水温度が80℃以下の場合はステップs120に進み、機関冷却水温度が80℃より高い場合には、ステップs150に進む。
機関冷却水揖度が80℃以下の場合、ステップs120において、ECU100は、バルブタイミング可変機構9Bを制御して、排気バルブ8の早閉じ制御を行う。
ここで、図3を用いて、本実施形態による筒内噴射式内燃機関の制御装置による排気バルブの早閉じ制御の内容について説明する。
図3は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関の制御装置による排気バルブの早閉じの制御の説明図である。
図3は、排気バルブ早閉じ制御における吸気上死点付近の吸・排気バルブカムプロファイルを拡大して示している。図3の実線C−1,C−2は、通常の吸気バルブ4及び排気バルブ8の開閉時期を示している。実線C−1に示すように、通常、排気バルブの閉時期は吸気上死点(TDC)付近に設定されている。また、実線C−2に示すように、通常、吸気バルブの開時期は吸気上死点(TDC)付近に設定されている。
それに対して、図中、点線A−1で示すように、排気バルブ早閉じの場合は、ECU100は、バルブタイミング可変機構9Bを制御して、排気バルブ8の閉時期を、通常の排気バルブの閉時期よりも早くして、ピストンが上昇している途中で排気バルブを閉じるようにする。その結果、通常ではピストン上死点までの間に排気管へ排出される排気が、燃焼室内に閉じ込められ、内部EGRを実現できる。内部EGRを実現することにより、始動時等の水温が低温状態の場合の排気ガス中のNOxやHCを低減することができる。なお、内部EGRを実現する方式としては、排気バルブの早閉じ制御以外にも、吸気バルブ及び排気バルブの可変制御により、内部EGRを還流させる手段であれば特に制約がないものである。
次に、ステップs130において、ECU100は、触媒温度が例えば、250℃より高いか否かを判定する。250℃以下の場合には、ステップs140に進み、250℃より高い場合には、ステップs140はスキップする。なお、ここで、判定基準となる温度(250℃)は、触媒が活性化しているか否かを判断するためのものであり、必ずしも、250℃ある必要はなく、他の温度で触媒の活性化の有無を判断してもよいものである。
触媒温度が、例えば、250以下の場合、ステップs140において、ECU100は、バルブタイミング可変機構9Bを制御して、排気バルブ8の早開き制御を行う。
ここで、図4を用いて、本実施形態による筒内噴射式内燃機関の制御装置による排気バルブの早開き制御の内容について説明する。
図4は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関の制御装置による排気バルブの早開きの制御の説明図である。 図4は、排気バルブ早開き制御における排気バルブのカムプロファイルと、筒内温度(T)を拡大して示している。
図4の実線C−1は、通常の排気バルブ8の開時期を示している。それに対して、点線A−1は、本実施形態による排気弁の早開き制御を行った場合の開時期を示している。実線Dは、膨張行程における筒内温度を示している。排気バルブを早開きすることにより、実線C−1で示した通常設定の排気バルブ開時期における筒内温度T1に比べ、排気バルブの早開き制御時には、筒内温度は、T2と高くなり、高温な排気が排気管へ排出される。その結果、機関が冷間状態にある場合であり、特に触媒が活性化するまの期間においては、高温な排気を触媒に供給でき、触媒活性化までの時間を短縮することができる。また、始動から触媒の温度が所定値に到達するまでの期間のみ本制御を実施してもよいものである。
しかしながら、この場合は高温な排気排出によるトルクの低下が懸念されるため、予めトルク低下分に相当する噴射燃料を増加するのが望ましいものである。
これにより、燃焼室から排出されるHC及びNOx低減の効果と同時に、トルクの低下を伴うことなく触媒の卓期活性化の効果を得ることができる。
なお、触媒温度を検出するには、触媒温度センサを新たに設置する必要がある。触媒温度センサの設置によるコスト増を避けるには、ステップs120の後、ステップs130における判定を行うことなく、直ちに、ステップs140を実行するようにしてもよいものである。ステップs110の判定により、水温が80℃以下ということは、始動時等のように、触媒温度も低下することが多いため、ステップs130を省略することもできる。
また、位相差式の吸・排気バルブを用いた筒内噴射式内燃機関の場合は、ステップs120を実行するために、排気バルブ早閉じを行うには、ステップs140による排気バルブ早開きを行う必要があり、ステップs140とステップs120は同時に実行されることになる。
次に、図2のステップs110の判定で、機関冷却水温度が80℃より高い場合、ステップs150において、ECU100は、現状の燃焼形態が均質燃焼、成層燃焼のいずれであるかをフラグFの値によって判定する。例えば、F=0で均質燃焼の時は、ステップs160に進み、F=1で成層燃焼の時は、ステップs170に進む。ここで、ECU100は、予めエンジンの回転数や要求トルクに基づいて、成層燃焼をすべきか、均質燃焼をすべきか判定して、その判定結果に基づいて、燃料噴射量やタイミングを制御している。従って、成層燃焼をすべきか、均質燃焼をすべきかの判定結果を、フラグFとして、F=0は均質燃焼であり、F=1は成層燃焼であるというように保持しているので、このフラグFにより、現状の燃焼状態を判定することができる。
均質燃焼の時は、ステップも160において、ECU100は、バルブタイミング可変機構9A,9Bを制御して、吸気バルブ4の早閉じ及び排気バルブ8の遅閉じ制御を行う。
ここで、図5を用いて、本実施形態による筒内噴射式内燃機関の制御装置による吸気バルブの早閉じ及び排気バルブの遅閉じ制御の内容について説明する。
図5は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関の制御装置による吸気バルブの早閉じ及び排気バルブの遅閉じ制御の説明図である。図5は、吸気バルブの早閉じ及び排気バルブの遅閉じ制御における吸気上死点付近の吸・排気バルブカムプロファイルを拡大して示している。
図5の実線C−1,C−2は、図3と同様に、通常の吸気バルブ4及び排気バルブ8の開閉時期を示している。実線C−1に示すように、通常、排気バルブの閉時期は吸気上死点(TDC)付近に設定されている。また、実線C−2に示すように、通常、吸気バルブの開時期は吸気上死点(TDC)付近に設定されている。
それに対して、図中、点線A−1で示すように、排気バルブ早閉じの場合は、ECU100は、バルブタイミング可変機構9Bを制御して、排気バルブ8の閉時期を、通常の排気バルブの閉時期よりも早くして、ピストンが上昇している途中で排気バルブを閉じるようにする。その結果、通常ではピストン上死点までの間に排気管へ排出される排気が、燃焼室内に閉じ込められ、内部EGRを実現できる。なお、内部EGRを実現する方式としては、排気バルブの早閉じ制御以外にも、吸気バルブ及び排気バルブの可変制御により、内部EGRを還流させる手段であれば特に制約がないものである。
それに対して、吸気バルブ遅閉じ、吸気バルブ早開きの場合は、ECU100は、バルブタイミング可変機構9Aを制御して、点線B−1に示すように、吸気バルブ4の閉時期を、通常の排気バルブの閉時期よりも遅くし、また、点線B−2に示すように、排気バルブ8の開時期を、通常の吸気バルブの開時期よりも早くする。その結果、吸気バルブと排気バルブの開期間のオーバラップ量が増加する。すなわち、吸気バルブの早開きB−2により、排気の一部が吸気管へ噴き戻され、ピストン上死点以降に燃焼室へ再び吸入されると、同時に排気バルブの遅閉じB−1により、一度排気管へ排出された排気が再び吸入され、内部EGRが実現される。
次に、ステップs170において、ECU100は、クランク角センサから得られたクランク角センサ信号Scaのパルス間隔に基づいて、機関回転数や目標トルクを読み込む。
次に、ステップs180において、ECU100は、ステップs160で得られた機関回転数と目標トルクから、マッブ検索等により要求EGR量を算出する。
次に、ステップs190において、ECU100は、機関回転数と目標トルクから燃焼悪化やトルク低下が生じない内部EGR量(吸気及び排気バルブの可変量)が決定され、ステップs180で算出された要求EGR量を満足しているかを判定する。内部EGR量が要求EGR量を満足していれば、ステップs150に進み、吸気バルブの早閉じ及び排気バルブの遅閉じ制御を実行する。また、内部EGR量が要求EGR量を満足していなければ、ステップs200に進む。
ステップs200において、ECU10Oは、要求EGRに対し不足している内部EGR分を補えるだけのEGRを、外部EGR制御弁12を制御することにより、それに相当する外部EGRを還流させる。
機関運転中は、ステップs100〜ステップs200の一連の動作を繰り返し、燃焼室から排出されるHCとNOxの低減を図ることができる。
以上のようにして、本実施形態では、ステップs190の判定に基づく、ステップs160とステップs200の制御内容から理解されるように、内部EGRで十分な場合には、内部EGRのみを実行し、内部EGRで不足する場合には、外部EGRを併用するようにしている。
ここで、図6〜図10を用いて、本実施形態による筒内噴射式内燃機関の制御装置による制御時の内部EGRと外部EGRの併用状態及び排気ガスの低減効果について説明する。
最初に、図6〜図8を用いて、本実施形態による筒内噴射式内燃機関の制御装置による制御時の内部EGRと外部EGRの併用状態について説明する。
図6は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関の制御装置による制御時のエンジン回転数NがN1の時の内部EGRと外部EGRの併用状態を示す説明図であり、図7は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関の制御装置による制御時のエンジン回転数NがN2の時の内部EGRと外部EGRの併用状態を示す説明図であり、図8は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関の制御装置による制御時のエンジン回転数NがN3の時の内部EGRと外部EGRの併用状態を示す説明図である。横軸は目標トルクTTを示し、縦軸はEGR量を示している。なお、エンジン回転数Nは、N1>N2>N3の関係にある。また、領域Xは、内部EGRを用いる領域を示しており、領域Yは、外部EGRを用いる領域を示している。
図2のステップs170では、機関回転数と、目標トルクを読み込み、ステップs180において、要求EGR量を算出している。エンジン回転数NがN1と比較的高くなると、要求EGR量も多くなる。そこで、図6に示すように、目標トルクTTが例えば、TT2と小さい領域では、要求EGR量が多くなり、内部EGRだけでは足りないため、外部EGRを併用する。但し、目標トルクTTが例えば、TT1と大きくなる領域では、要求EGR量が少なくなるため、内部EGRだけでは足りることとなり、内部EGRだけを用いる。
一方、エンジン回転数NがN2,N3と比較的低くなると、要求EGR量も少なくなる。そこで、図7、図8に示すように、内部EGRだけでは足りることとなり、内部EGRだけを用いる。
次に、図9及び図10を用いて、本実施形態による筒内噴射式内燃機関の制御装置による制御時の排気ガスの低減効果について説明する。
図9は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関の制御装置による制御時の目標トルクが大きい領域における排気ガスの低減効果の説明図であり、図10は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関の制御装置による制御時の目標トルクが小さい領域における排気ガスの低減効果の説明図である。横軸は、HCの排出量を示し、縦軸はNOxの排出量を示している。
例えば、図6に示した例では、目標トルクTTが、TT1のとき、本実施形態では、内部EGRだけを用いている。図9に示す例において、点Z1は、内部EGRも外部EGRも行っていない場合の排気ガスの排出量を示しており、HCの排出量は、HC1であり、NOxの排出量は、NOx1である。ここで、図6に示した本実施形態のように、目標トルクTT1のとき、内部EGRを行うことにより、排気ガスは、点Z2まで低減する。即ち、HCの排出量は、HC1からHC2まで低減し、NOxの排出量は、NOx1からNOx2まで低減する。
一方、目標トルクTT1のとき、従来のように、外部EGRを行ったとすると、排気ガスは、点Z3まで変化する。即ち、HCの排出量は、HC1からHC3まで増加し、NOxの排出量は、NOx1からNOx2まで低滅する。
即ち、EGRを行うことにより、EGR量が同じであれば、NOxの低減量は同程度である。しかしながら、内部EGRを行うことにより、HCは低減できるのに如して、外部EGRではHCは増加することになる。即ち、本実施形態では、基本的に内部EGRを用いることにより、NOxとHCを共に低減することができる。この点は、図7や図8に示した低回転数側の時は内部EGRのみを使用するため、同様である。
一方、図6に示した例では、目標トルクTTが、TTOのとき、本実施形態では、内部EGRと外部EGRを併用している。図10に示す例において、点Z4は、内部EGRも外部EGRも行っていない場合の排気ガスの排出量を示しており、HCの排出量は、HC3であり、NOxの排出量は、NOx3である。ここで、図6に示した本実旛形態のように、目標トルクTT0のとき、内部EGRと外部EGRを併用することにより、排気ガス中のNOxは、内部EGRの導入孔かにゆおり、点Z5まで低減する。即ち、HCの排出量は、HC3からHC4まで低減し、NOxの排出量は、NOx3からNOx4まで低減する。そして、目標トルクTTが増加するに従って、実線Z6で示すように、NOxとHCが低減する。
一方、従来のように、外部EGRのみを行ったとすると、排気ガスは、点Z4から実線Z6のように変化する。即ち、NOxと、HCの排出量は、低減するが、実線Z5で示す内部EGRと外部EGRを併用した場合に比べて、特にHCの低減効果が少ないものである。即ち、本実施形態では、基本的に内部EGRを用いることにより、NOxとHCを共に効果的に低減することができる。
次に、図11を用いて、本実施形態による筒内噴射式内燃機関の構成について説明する。
図11は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関の斜視図である。なお、図示する筒内噴射式内燃機関の構成は、本実施形態による制御装置によって制御するに好ましい構成であるが、これに限定されるものではない。なお、図1と同一符号は、同一部分を示している。
吸気管5の中には、吸気管5を上下に2分割するように配置した空気流動生成板13が設けられている。空気流動生成板13の上流には、空気流動制御弁14が配置されている。空気流動制御弁14を閉じることにより、吸気行程中に吸入された空気は、燃焼室1内で縦の空気流動(タンブル)15を形成する。
また、ピストン16の冠面には、タンブル15を保存するための溝16が形成されている。成層燃焼時には、圧縮行程の後半に燃料噴射弁2から噴射された燃料は、タンブル15によって、点火プラグ3の方向へ導びかれる。
次に、図12〜図14を用いて、本実施形態による筒内噴射式内燃機関に用いる燃料噴射弁の構成について説明する。
図12は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関に用いる燃料噴射弁の全体側面図である。図13は、本発明の一実施形態による筒内瞭射式内燃機関に用いる燃料噴射弁の要部拡大断面図である。また、図14は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関に用いる燃料噴射弁の要部底面図である。なお、図示する燃料噴射弁の構成は、本実施形態による制御装置によって制御される内燃機関に用いるに好ましい構成であるが、これに限定されるものではない。
図12は、本実施形態による燃料噴射弁2の側面構成を示している。燃料噴射弁2の先端部の破線で囲まれた領域Xを拡大したものが、図13である。
図12に示すように、燃料噴射弁2のノズル部17は、ボール弁18と、ボール弁18に接続されたロッド19と、噴霧に旋回力を与えるスワラー20と、噴射口21と、軸方向溝22と、径方向溝23とを備えている。本実施形態においては、ノズル部17の先端に設けられた噴射口21は左右対称ではなく、その一部に切り欠き21aが設けられている。図示の例では、切り欠き21aは、180度の範囲で設けられている。
ボール弁18が開くと、軸方向溝22、径方向溝23に燃料が流れ、旋回力が与えられ、噴射口21から燃料が噴射される。噴射口21には、切り欠き21aが設けられているため、図10及び図11を用いて後述するように、リード噴霧と着火用噴霧とが形成される。
図14に示す例において、矢印IGN−P方向が点火プラグ側であり、矢印PSTN方向がピストン側である。即ち、噴射口21の切り欠き21aが点火プラグ側を向くように、燃料噴射弁21を設置することにより、リード噴霧が点火プラグの方向に噴霧される。
次に、図15及び図16を用いて、本実施形態による筒内噴射式内燃機関に用いる燃料噴射弁から噴射される燃料噴霧の形状について説明する。
図15は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関に用いる燃料噴射弁から噴射される燃料噴霧の形状を示す側面図である。図16は、図15のA−A断面図である。
図15に示すように、燃料噴射弁2の噴射口21から噴霧される燃料噴霧の形状は、噴射口に切り欠きが設けられているため、左右対称ではないものである。燃料噴射弁2の中心線に対するリード噴霧24の噴霧角θ1は、例えば、30度である。また、燃料噴射弁2の中心線に対する着火用噴霧25の噴霧角θ2は、例えば、20度である。
また、図16に示すように、燃料噴霧の断面形状は、噴射口21に設けられた切り欠きにより、噴霧の一部に隙間24Aのある形状となる。また、点火プラグ3に向けられるリード噴霧24の流量密度は、着火用噴霧25より高くなる。そのため、リード噴霧24の噴霧到達距離は、着火用噴霧25より長くなる。
なお、リード噴霧24の噴霧角θ1や、着火用噴霧25の噴霧角θ2は、噴射口21に設けられた切り欠きの形状によって種々変更することが可能である 。なお、リード噴霧24の噴霧角θ1や、着火用噴霧25の噴霧角θ2は、噴射口21に設けられた切り欠きの形状によって種々変更することが可能である。また、燃料噴射弁の構成は、上述のものに限らず、多孔などのリード流体を生成する手段を有する燃料噴射弁をも用いることができる。
以上により、点火プラグ方向の噴霧貫通力が上がるため、高回転においても燃料噴霧を点火プラグに運ぶことができ、成層燃焼運転が可能となる。これによって、既燃焼ガスと薪気の混合を押えて燃焼安定性を保ちつつ、噴射初期の燃料噴霧の気化を促進してHC排出率を低減し、更には排気還流の効果によりNOx低減を可能とする。
次に、図17及び図18を用いて、本実施形態による筒内噴射式内燃機関における成層燃焼時の筒内での噴霧挙動について説明する。
図17は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関における成層燃焼時の燃料噴射前の筒内での噴霧挙動の説明図であり、図18は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関における成層燃焼時の燃料噴射後の筒内での噴霧挙動の説明図である。
図17に示すように、成層燃焼の場合は、燃料を噴射する前の筒内には、空気流動生成弁の開度の制御により、機関回転数と目標トルクに応じた強度のタンブル15が形成されている。
一方、図18に示すように、燃料噴射後は、例えば図12〜図16で説明したような構造及び燃料噴霧形状を形成できる燃料噴射弁2の適用することで、タンブル15とは別にリード噴霧24の移動により、後続する着火用噴霧25に先行して、点火プラグ3方向に向けて供給される流体流れを生成することができるため、上記リード噴霧24によって生成された流体にリードされて、点火時期において着火用噴霧25から気化した混合気をより確実に点火プラグ3へ導くことができる。
次に、図19〜図22を用いて、本実施形態による筒内噴射式内燃機関の制御装置による燃料噴射制御方法について説明する。
最初に、図19を用いて、本実施形態による筒内噴射式内燃機関の制御装置による燃料噴射制御方法の制御内容について説明する。なお、この制御方法は、触媒が活性化するまでの間、行われるものである。
図19は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関の制御装置による燃料噴射制御方法の制御内容を示すフローチャートである。
ステップs200において、ECU100は、機関に備えた触媒温度センサにより触媒温度を読み込む。
次に、ステップs210において、ECU100は、触媒温度が所定値、例えば250℃に到達しているかを判定する。触媒温度が250℃以上の場合には処理を触媒活性化前の制御処理は終了して、通常の燃料噴射制御を実行する。通常の燃料噴射制御とは、燃料噴射を圧縮行程中にユ回で噴射する。それに対レて、触媒活性化前のときには、燃料噴射を圧縮行程中に2回で噴射するようにしている。
ここで、図20〜図22を用いて、本実施形態による筒内噴射式内燃機関の制御装置による燃料噴射制御方法の制御内容について説明する。
図20は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関の制御装匿による燃料噴射制御方法の制御内容の説明図である。図21は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関の制御装置による触媒活性化後の燃料噴射制御時の燃料噴霧の状態の説明図であり、図22は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関の制御装置による触媒活性化前の燃料噴射制御時の燃料噴霧の状態の説明図である。
図20(A)に示すように、触媒が活性化した後は、燃料噴射を圧縮行程(COM)中に1回で噴射する。それに対して、図20(B)に示すように、触媒が活性化する前は、燃料噴射1NJ1,1NJ2を、圧縮行程(COM)中に2回に分割して噴射する。触媒が活性化するまでの期間においては、触媒の排気浄化効率が不十分であるため、燃焼室から排出されるHCの多くが大気へ放出されてしまう。このことから、触媒が活性化するまでの期間においては、燃焼室からHCが排出されないような燃焼が要求される。特に触媒活性化前のような機関冷間時に、燃焼室壁面へ付着した燃料は、燃焼室壁面が冷えているため、気化しづらく未燃HCとして排出される。
そこで、触媒活性化までの期間は、図21に示すような1回噴射時の燃料噴霧到達距離L1に比べて、図17に示すように、燃料噴霧到達距離L2が短くなる2回噴射を行うことで、ピストンヘの燃料付着を抑制する。内部EGRによる燃料噴霧の気化促進効果と合わせ、燃焼室から排出される未燃HCを大幅に低減することができる。
その具体的な制御について、説明するに、触媒温度が250℃より低い場合には、図19のステップs220に進む。
そして、ステップs220において、ECU100は、目標トルクや目標当量比を読み込む。
次に、ステップs230において、FCU100は、ステップs220で得られた目標トルクと目標当量比からマップ検索等により必要燃料量に相当する第1燃料噴射パルス幅Ti1と第2燃料噴射パルス幅Ti2を算出する。
次に、ステップS240において、ECU100は、クランク角センサからのパルス間隔より得られた機関回転数を読み込む。
次に、ステップs250において、ECU100は、ステップs240で得られた機関回転数に基づき、第1燃料噴射タイミングIT1と、第2燃料噴射タイミングIT2を算出する。
触媒温度が250℃に到達するまで、ステップs220〜s250までの制御を繰り返し実施する。
以上説明したように、本実施形態によれば、機関始動時から機関停止までに燃焼室から擁出されるHCとNOxを効果的に低減することができる。
図1は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関の全体構成図である。 図2は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関の制御装置の制御内容を示すフローチャートである。 図3は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関の制御装置による排気バルブの早閉じの制御の説明図である。 図4は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関の制御装置による排気バルブの早開きの制御の説明図である。 図5は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関の制御装置による吸気バルブの早閉じ及び排気バルブの遅閉じ制御の説明図である。 図6は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関の制御装置による制御時のエンジン回転数NがN1の時の内部EGRと外部EGRの併用状態を示す説明図である。 図7は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関の制御装置による制御時のエンジン回転数NがN2の時の内部EGRと外部EGRの併用状態を示す説明図である。 図8は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関の制御装置による制御時のエンジン回転数NがN3の時の内部EGRと外部EGRの併用状態を示す説明図である。 図9は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関の制御装置による制御時の目標トルクが大きい領域における排気ガスの低減効果の説明図である。 図10は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関の糊御装置による制御時の目標トルクが小さい領域における排気ガスの低減効果の説明図である。 図11は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関の斜視図である。 図12は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関に用いる燃料噴射弁の全体側面図である。 図13は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関に用いる燃料噴射弁の要部拡大断面図である。 図14は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関に用いる燃料噴射弁の要部底面図である。 図15は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関に用いる燃料噴射弁から噴射される燃料噴霧の形状を示す側面図である。 図16は、図15のA−A断面図である。 図17は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関における成層燃焼時の燃料噴射前の筒内での噴霧挙動の説明図である。 図18は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関における成層燃焼時の燃料噴射後の筒内での噴霧挙動の説明図である。 図19は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関の制御装置による燃料噴射制御方法の制御内容を示すフローチャートである。 図20は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関の制御装置による燃料噴射制御方法の制御内容の説明図である。 図21は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関の制御装置による触媒活性化後の燃料噴射制御時の燃料噴霧の状態の説明図である。 図22は、本発明の一実施形態による筒内噴射式内燃機関の制御装置による触媒活性化前の燃料噴射制御時の燃料噴霧の状態の説明図である。
符号の説明
5…吸気管
9A,9B…バルブタイミング可変機構
10…排気管
11…外部EGR通路
12…外部EGR制御弁
100…ECU

Claims (6)

  1. 排気管から吸気管へ排気の一部を還流させるための外部EGR通路と、
    上記外部EGR通路に還流させる排気の量を制御するための外部EGR制御弁と、
    吸気バルブ若しくは排気バルブの少なくとも一方のバルブの開閉タイミングを可変するバルブタイミング可変機構を有する火花点火式の筒内噴射式内燃機関において、
    排気再循環を必要とする運転領域では、上記バルブタイミング可変機構を制御して、常に内部EGRを還流させるとともに、
    運転状態に応じて要求されるEGR量が、バルブタイミング可変機構による内部EGR量で不足する場合には、上記外部EGR制御弁を制御して、内部EGRに外部EGRを併用して、排気を還流する制御手段を備えたことを特徴とする筒内噴射式内燃機関の制御装置。
  2. 請求項1記載の筒内噴射式内燃機関の制御装置において、
    上記制御手段は、エンジンの水温が所定値以下の場合は、内部EGRのみを還流させることを特徴とする筒内噴射式内燃機関の制御装置。
  3. 請求項1記載の筒内噴射式内燃機関の制御装置において、
    上記制御手段は、触媒の温度が所定値以下の場合は、内部EGRのみを還流させることを特徴とする筒内噴射式内燃機関の制御装置。
  4. 請求項1記載の筒内噴射式内燃機関の制御装置において、
    上記制御手段は、燃焼形態が均質燃焼である場合は、内部EGRのみを還流させることを特徴とする筒内噴射式内燃機関の制御装置。
  5. 請求項1記載の筒内噴射式内燃機関の制御装置において、
    上記筒内噴射式内燃機関は、吸気ポートにより燃焼室に供給される空気流動とは別に、後続する着火用燃料に先行して点火プラグ方向に向けて供給される流体流れを生成するリード流体生成手段を備え、
    このリード流体生成手段によって生成された流体にリードされて、点火時期において着火用燃料噴霧から気化した混合気を点火プラグに供給することを特徴とする筒内噴射式内燃機関の制御装置。
  6. 請求項1記載の筒内噴射式内燃機関の制御装置において、
    上記制御手段は、始動時の触媒が活性化するまでの期間は、燃料噴射を圧縮行程中に2回に分割して噴射することを特徴とする筒内噴射式内燃機関の制御装置。
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