JP2007034416A - ログデータを管理する情報処理システム、ログデータ管理方法およびプログラム - Google Patents

ログデータを管理する情報処理システム、ログデータ管理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ディスクドライブの記憶領域を有効に利用可能とする。
【解決手段】空き容量検出部104は、ディスク切替情報記憶部101に格納されているディスク切替情報によって指定されるディスクドライブの空き容量を監視して、当該空き容量が基準空き容量情報の示す閾値を下回ったことを検出する。切替部110aは、ディスクドライブの空き容量が基準空き容量情報の示す閾値を下回った場合、ログデータを格納するのに用いられるディスクドライブとして、現在用いられているディスクドライブから上記ディスク切替情報によって指定されるディスクドライブに切り替える。ログ出力部111は、ログ採取部109によって採取されたログデータを、現在ログデータを格納するのに用いられているディスクドライブに格納する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ログデータを管理する情報処理システム、ログデータ管理方法およびプログラムに関する。
一般に各種情報処理システムでは、プログラムの実行状況、あるいは利用者の操作内容などをログデータとして、ディスクアレイ装置のようなストレージ装置に格納する処理が行われている。このストレージ装置に格納されているログデータの量は、時間の経過と共に増える一方である。このため、システムの利用者が気が付かないうちに、ストレージ装置の記憶領域内に占めるログデータの割合が著しく増加して、当該ストレージ装置の記憶領域を圧迫する。
そこで、ログデータによってストレージ装置の記憶領域が占有されないように、当該ログデータを管理する必要がある。このログデータの管理では、ストレージ装置に格納されているログデータを別のストレージ装置に退避したり、ある一定の条件(例えば、予め定められた保存期間を超えたログデータであるか)で削除する処理が行われる。この処理を実現するには、特別なプログラム(例えば、ログデータ退避・削除ツール)が必要となる。また、ログデータ退避(バックアップ)のためのバックアップ用のストレージ装置が必要となる。
そこで、例えば特許文献1には、バックアップ用のストレージ装置を不要とする技術が記載されている。この特許文献1に記載の技術(以下、先行技術と称する)では、ログ情報記憶部に確保された部分ログ情報記憶部が満杯となった場合に、当該部分ログ情報記憶部に格納されているログ情報の保存期間に応じてログ情報が管理される。具体的には、予め定められた保存期間を経過しているログ情報が部分ログ情報記憶部に存在する場合には、そのログ情報に新しいログ情報が上書きされる。また、保存期間を経過しているログ情報が部分ログ情報記憶部に存在しない場合には、ログ情報記憶部内に新たな部分ログ情報記憶部が確保されて、当該新たな部分ログ情報記憶部に新しいログ情報が格納される。この先行技術によれば、ログ情報の記憶量が無制限に増大することと、新しい情報が削除されこととを防止できる。
特開平10−11330号公報(段落0005)
しかしながら上記先行技術では、新たな部分ログ情報記憶部は、古い部分ログ情報記憶部が確保されているログ情報記憶部に確保される。この場合、ストレージ装置の他の領域に空きがあっても、その空き領域をログ情報の格納に有効に利用することができない。そのため先行技術では、予め定められた保存期間を経過しているログ情報が部分ログ情報記憶部に存在する場合、そのログ情報を新しいログ情報で上書きすることで、ログ情報記憶部内の空き領域の少ない状態を補っている。しかし、古い情報が必ずしも重要でないという保証はなく、保存期間を経過しているログ情報であるという理由だけで、そのログ情報が新しいログ情報で上書きされることは、ログ管理の上で問題がある。
本発明は上記事情を考慮してなされたものでその目的は、ストレージ装置に用いられるディスクドライブの記憶領域を有効に利用可能な、ログデータを管理する情報処理システム、ログデータ管理方法およびプログラムを提供することにある。
本発明の1つの観点によれば、ログデータを管理する情報処理システムが提供される。このシステムは、ログデータを格納するのに用いられているディスクドライブを空き容量監視の対象として指定する検知対象指定情報、前記ディスクドライブの空き容量の下限値を示す基準空き容量情報、および前記検知対象指定情報によって指定されるディスクドライブに代えて用いられるディスクドライブを指定する切替先指定情報を含むディスク切替情報を予め記憶するディスク切替情報記憶手段と、前記検知対象指定情報によって指定されるディスクドライブの空き容量を監視して、当該空き容量が前記基準空き容量情報の示す閾値を下回ったことを検出する空き容量検出手段と、前記検知対象指定情報によって指定されるディスクドライブの空き容量が前記基準空き容量情報の示す閾値を下回ったことが前記空き容量検出手段によって検出された場合、ログデータを格納するのに用いられるディスクドライブとして、前記検知対象指定情報によって指定される現在用いられているディスクドライブから、前記切替先指定情報によって指定されるディスクドライブに切り替える切替手段と、ログデータを採取するログ採取手段と、前記ログ採取手段によって採取されたログデータを、現在ログデータを格納するのに用いられているディスクドライブに格納するログ出力手段とを具備する。
本発明によれば、現在ログデータを格納するのに用いられているディスクドライブの空き容量が監視され、その空き容量によってログデータを格納するのに用いられるディスクドライブ(ログ出力のパス)が柔軟に変更される。このためログデータが、特定のディスクドライブ(固定パス)に格納されるのを防止でき、当該特定のディスクドライブの記憶領域を有効に利用して、当該記憶領域を圧迫することなくログデータを格納することができる。
以下、本発明の実施の形態につき図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。この情報処理システムは、例えばある会社の管理システムに適用されており、サーバ(サーバ計算機)10とn台の端末20-1,20-2,…20-nとから構成される。本実施形態では、端末20-1〜20-nのうちの例えば端末20-1が、上記情報処理システムの管理者の端末として用いられるものとする。サーバ10と端末20-1〜20-nとは、ネットワークNWによって相互接続される。ネットワークNWは、ローカルエリアネットワーク(LAN)であっても、複数のネットワークから構成されるワイドエリアネットワーク(WAN)であっても構わない。ワイドエリアネットワークに公衆回線が含まれていても構わない。
サーバ10はデータベース(DB)11を有する。データベース11は、例えば少なくとも1台のハードディスクドライブ(HDD)から構成されるストレージ装置を用いて構築されている。データベース11は、例えば上記会社の社員の個人情報をテーブル形式で保存する。ユーザ(社員)は、一定の制約条件のもとで端末20-i(i=1,2,…n)からデータベース11に保存されている個人情報にアクセスできる。データベース11はさらに、ユーザによる個人情報へのアクセスのログ(履歴)を表すログデータを保存する。
サーバ10は、ログデータを管理するログ管理部100を有する。このログ管理部100のブロック構成を図2に示す。ログ管理部100は、ディスク切替情報記憶部101、ログ出力先情報記憶部102、ログ管理情報設定部103、空き容量検出部104、障害検出部105、障害復旧検出部106、メール送信部107、イベント検出部108、ログ採取部109、ログ出力先判定部110、ログ出力部111、テーブル/ファイル生成判定部112、テーブル生成部113およびファイル生成部114を含む。
ディスク切替情報記憶部101は、ログデータの格納に用いられるディスクドライブを切り替えるための条件を示すディスク切替情報を格納する。本実施形態において、ログデータの格納に用いられるディスクドライブは、データベース11を構成するストレージ装置に含まれているハードディスクドライブの一部の記憶領域が割り当てられる論理ディスクドライブである。ログ出力先情報記憶部102は、ログデータの出力先を指定する情報(ログ出力先情報)を格納する。本実施形態では、ログデータの出力先として、テーブル(ログテーブル)およびファイル(ログファイル)のいずれか一方を指定可能である。また、ログデータの出力先を切り替えること(例えばテーブルからファイルに切り替えること)も可能である。
ディスク切替情報およびログ出力先情報の各々は、ログデータを管理するためのログ管理情報として用いられる。ログ管理情報設定部103は、例えば管理者による端末20-1の操作に従い、当該管理者によって指定されるログ管理情報をディスク切替情報記憶部101またはログ出力先情報記憶部102に設定する。即ちログ管理情報設定部103は、管理者によって指定されるログ管理情報がディスク切替情報の場合、当該ディスク切替情報をディスク切替情報記憶部101に設定し、管理者によって指定されるログ管理情報がログ出力先情報の場合、当該ログ出力先情報をログ出力先情報記憶部102に設定する。
空き容量検出部104は、ログデータの格納に用いられているディスクドライブ(論理ディスクドライブ)の空き容量を検出する。障害検出部105は、ログ出力に関する障害の発生を検出する。障害復旧検出部106は、ログ出力に関する障害の復旧を検出する。メール送信部107は、障害検出部105による障害検出(障害発生の検出)、障害復旧検出部106による障害復旧の検出およびログ出力先判定部110によるログ出力先の切り替えに応じて、その旨を示す電子メールを、例えば管理者の端末20-1に送信する。
イベント検出部108は、ログデータを採取・保存すべき予め定められたイベントの発生を検出する。ログ採取部109は、イベント検出部108によるイベント発生の検出に応じて、そのイベントに対応するログデータを採取する。
ログ出力先判定部110は、ログ採取部109によって採取されたログデータの出力先をテーブルまたはファイルのいずれとするかを、ログ出力先情報記憶部102に格納されているログ出力先情報および障害検出部105の検出結果に基づいて判定する。ログ出力先判定部110は切替部110aを含む。切替部110aは、ディスク切替情報記憶部101に格納されているディスク切替情報および障害検出部105の検出結果に基づいて、ログデータを格納するのに用いられるディスクドライブ(を指定するパス)を切り替える。この切替部110aがログ出力先判定部110から独立して設けられていても構わない。
ログ出力部111は、ログ採取部109によって採取されたログデータを、ログ出力先判定部110によって判定されたログ出力先に固有のデータ形式で、当該判定されたログ出力先に出力する。テーブル/ファイル生成判定部112は、採取されたログデータのデータ形式をテーブル形式またはファイル形式のいずれとするかを、ログ出力先判定部110による判定結果に基づいて判定する。テーブル/ファイル生成判定部112はまた、現在使用されているテーブルまたはファイルのサイズから新たなテーブルまたはファイルを生成する必要があるかを判定する。
テーブル生成部113は、ログ採取部109によって採取されたログデータを例えばログ出力先判定部110を介して受け取ることにより、当該ログデータからテーブル形式のログデータを生成する。テーブル生成部113はまた、テーブル/ファイル生成判定部112によって新たなテーブルの生成が判定された場合に、当該新たなテーブルを生成する。
ファイル生成部114は、ログ採取部109によって採取されたログデータを例えばログ出力先判定部110を介して受け取ることにより、当該ログデータからファイル形式のログデータを生成する。ファイル生成部114はまた、テーブル/ファイル生成判定部112によって新たなファイルの生成が判定された場合に、当該新たなファイルを生成する。
本実施形態において、上述したログ管理部100の構成要素のうち、ディスク切替情報記憶部101およびログ出力先情報記憶部102を除く構成要素は、サーバ10にインストールされた特別のソフトウェアプログラムを当該サーバ10(内のCPU)が読み取って実行することにより実現される。このプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体に予め格納して頒布可能である。また、このプログラムが、ネットワークを介してダウンロード(頒布)されても構わない。
図3は、ディスク切替情報記憶部101に格納されるディスク切替情報30の一例を示す。このディスク切替情報30は、検知対象パス301、閾値(Limit)302および切替パス303の各情報を含む。本実施形態において、システム内のファイル等の所在は、階層化されたディレクトリによって管理されて、パスと呼ばれる情報によって表される。検知対象パス301は、空き容量の監視(検知)対象であり、かつ、現在ログデータの格納に用いられているディスクドライブ(ここでは、論理ディスクドライブ)の所在を表す検知対象指定情報である。閾値(Limit)302は、ログデータの格納に用いられるディスクドライブを別のディスクドライブに切り替えるための条件を表す。本実施形態において閾値(Limit)302は、検知対象パス301で表されるディスクドライブ(論理ディスクドライブ)に許容される空き容量の下限を示す基準空き容量情報である。切替パス303は、検知対象パス301で指定されるディスクドライブの空き容量が閾値(Limit)302を下回った場合に新たにログデータの格納に用いられる別のディスクドライブへのパスを表す切替先指定情報である。
図4(a)および図4(b)は、それぞれログ出力先情報記憶部102に格納されるログ出力先情報41および42の一例を示す。本実施形態において、ログ出力先情報記憶部102には、ログ出力先情報41および42が格納される。このログ出力先情報41および42には、それぞれ、障害検出部105によって障害が検出されていない通常状態において当該情報41および42を使用するかを示すフラグ(フラグ情報)F1およびF2が付されている。ここでは、フラグF1およびF2の一方が「使用」を示す例えば「ON」の状態に設定されている場合、他方のフラグは「非使用」を示す「OFF」の状態に設定される。このフラグF1およびF2のいずれを「ON」状態とするか、つまりログ出力先情報41および42のいずれを「使用」状態とするかは、ユーザ(管理者)によってログ管理情報設定部103を介して任意に設定可能である。
ログ出力先情報(第1のログ出力先情報)41は、ログテーブル/ファイル指定情報411、RDBMS名412、ユーザ名(ユーザID)413、パスワード414、接続名(TNS)415および最大サイズ416の各情報を含む。
ログテーブル/ファイル指定情報411は、ログ出力先として、テーブル(ログテーブル)またはファイル(ログファイル)のうちのテーブルを指定する。RDBMS名412は、ログテーブルを操作する特別のデータベース管理システム、例えばリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)を指定するRDBMS指定情報である。ここでは、RDBMSとして“XXXX”が指定されている。
ユーザ名413、パスワード414および接続名(TNS)415は、それぞれ、RDBMS名412によって指定されるRDBMSに接続するユーザのユーザID(ユーザ名)、パスワードおよび接続名を示す。ログ出力部111は、これらのユーザ名413、パスワード414および接続名415を用いることにより、RDBMS名412によって指定されるRDBMSに接続することが可能となる。
最大サイズ416は、ログ出力先として用いられるテーブルの許容される最大サイズを示す。つまり最大サイズ416は、新たなテーブルを生成するための生成条件を示す。現在使用されているテーブルのサイズが、この最大サイズを超えた場合、テーブル生成部113によって新たなテーブルが生成される。
一方、ログ出力先情報(第2のログ出力先情報)42は、ログテーブル/ファイル指定情報421、パス422、ファイル名423および最大サイズ424の各情報を含む。
ログテーブル/ファイル指定情報421は、ログ出力先として、テーブル(ログテーブル)またはファイル(ログファイル)のうちのファイルを指定する。パス422およびファイル名423は、それぞれ、現在ログ出力先として用いられているファイルの所在を示すパスおよびファイル名を指定するファイル指定情報である。但し本実施形態では、パス422(図4(b)の例ではlog\)はファイル名423で指定されるファイルが格納されるディスクドライブより下位のパスのみを示しており、当該ディスクドライブはディスク切替情報30の検知対象パス301(図3の例ではD:\)によって示される。したがって、ファイル名423で指定されるファイルのパスは、“D:\log\”で示される。
最大サイズ424は、ログ出力先として用いられるファイルの許容される最大サイズを示す。つまり最大サイズ424は、新たなファイルを生成するための生成条件を示す。現在使用されているファイルのサイズが、この最大サイズを超えた場合、ファイル生成部114によって新たなテーブルが生成される。
図5は、テーブル形式のログデータを登録するテーブル51のデータ構造例と、ファイル形式のログデータのデータ構造例と、ファイル形式のログデータを含むファイル52の一例とを示す。
図5(a)に示すように、テーブル51の各エントリは、イベント発生のトリガとなった操作、即ち個人情報にアクセスするための操作を行った日付を示す操作日511(例えばYYY/MM/DDの形式を用いて年月日で表される操作日)、操作時刻512(例えばHH:MM:SSの形式を用いて時分秒で表される時刻)、操作者の所属する部署の名称(操作者部署名)513、操作者の氏名(操作者名)514、操作に用いられた画面の名称(操作画面名)515、操作の種類を表す操作名516(検索、登録、更新など)およびステータス517の各項目(フィールド)を含む。ステータス515は、操作に成功したことを表す“T”、操作に失敗したことを表す“F”、操作をキャンセルしたことを表す“C”を含む。
一方、ファイル形式のログデータは、図5(b)に示すように、操作日、操作時刻、操作者部署名、操作者名、操作画面名、操作名およびステータスの各情報を半角のカンマで区切ることで記述される。この場合、このファイル形式のログデータを含むファイル52のデータ構造は、図5(c)に示すようになる。
次に、本実施形態の動作について説明する。まず、サーバ10のログ管理部100では、ログデータを採取・保存すべき予め定められたイベントの発生がイベント検出部108によって監視されている。ここでは、ユーザが端末20-1〜20-nのうちのいずれかの端末20-i(i=1,2,…n)を操作して、サーバ10のデータベース11に保存されている個人情報にアクセスする動作が、予め定められたイベントとして監視される。イベント検出部108は、この種のイベントの発生を検出すると、その旨(イベント検出)をログ採取部109に通知する。
ログ採取部109は、イベント検出部108からのイベント検出の通知に従い、対応するイベントに関係するログデータを採取する。ログ採取部109はログデータを採取すると、ログ出力先判定部110を起動する。するとログ出力先判定部110は、ログ採取部109によって採取されたログデータの出力先を判定(決定)するログ出力先判定処理を実行する。このログ出力先判定処理は、ログデータを格納するのに用いられるディスクドライブ(を指定するパス)を切り替えるか否かを判定する処理を含む。
以下、ログ出力先判定部110によるログ出力先判定処理について、図6のフローチャートを参照して説明する。まずログ出力先判定部110(の切替部110a)は、空き容量検出部104に問い合わせをして、ディスク切替情報記憶部101に格納されているディスク切替情報30の検知対象パス301(図3の例ではD:\)によって指定されるディスクドライブ(論理ディスクドライブ)の空き容量が、当該ディスク切替情報30に含まれている閾値(Limit)302の示す容量LIMITを下回っているか否かを判定する(ステップS1)。
もし、検知対象パス301によって指定されるディスクドライブ(論理ディスクドライブ)の空き容量がLIMITを下回っているならば、ログ出力先判定部110(の切替部110a)はログデータを格納するのに用いられるディスクドライブを切り替える必要があるものと判定して、新たにログデータの格納先となるディスクドライブを指すパス(切替パス)を決定する(ステップS2)。ここでは、上記ディスク切替情報30の切替パス303(図3の例ではE:\)によって指定されるディスクドライブ(論理ディスクドライブ)が、新たなログデータの格納先となるディスクドライブ(論理ディスクドライブ)として決定される。
ログ出力先判定部110(の切替部110a)は、ログデータの格納先となるディスクドライブを、現在のディスクドライブから決定されたパスで指定されるディスクドライブに切り替える(ステップS3)。この切り替えは、例えばディスク切替情報記憶部101に格納されているディスク切替情報30(図3参照)の検知対象パス301を現在のパス(D:\)から決定されたパス(E:\)に更新し、当該ディスク切替情報30の切替パス303を現在のパス(E:\)から新たなパス(例えばF:\)に更新することにより行われる。
ログ出力先判定部110は、ステップS3を実行するとステップS4に進む。またログ出力先判定部110は、検知対象パス301によって指定されるディスクドライブの空き容量がLIMITを下回っていない場合には(ステップS1)、ステップS2およびS3をスキップしてステップS4に進む。このステップS4において、ログ出力先判定部110は、ログ出力先情報記憶部102に格納されているログ出力先情報41および42のうちの「使用」状態にあるログ出力先情報に基づき、ログ出力先がテーブルまたはファイルのいずれであるかを判定する。
ログ出力先判定部110は、ログデータを格納するのに用いられるべきディスクドライブへのパス(を示す情報)と、ステップS5で判定されたログ出力先を示す情報とをログ出力部111およびテーブル/ファイル生成判定部112に通知する(ステップS5)。ここでは、上記判定されたログ出力先を示す情報として、ログ出力先情報記憶部102に格納されているログ出力先情報41および42のうち「使用」状態にあるログ出力先情報が通知される。
テーブル/ファイル生成判定部112はログ出力先判定部110によってログ出力先情報が通知されると、ログ採取部109によって採取されたログデータの形式をテーブル形式またはファイル形式のいずれとするかを、当該ログ出力先情報に基づいて判定(決定)する。ここでは、ログ出力先情報41が通知された場合、即ちログ出力先としてテーブルが通知された場合には、ログデータをテーブル形式とすることが決定される。これに対し、ログ出力先情報42が通知された場合、即ちログ出力先としてファイルが通知された場合には、ログデータをファイル形式とすることが決定される。
テーブル/ファイル生成判定部112は、テーブル形式を決定した場合、ログ採取部109によって採取されたログデータをテーブル生成部113に渡す。テーブル生成部113は、テーブル/ファイル生成判定部112によって渡されたログデータからテーブル形式のログデータを生成する。
これに対し、ファイル形式を決定した場合、テーブル/ファイル生成判定部112はログ採取部109によって採取されたログデータをファイル生成部114に渡す。ファイル生成部114は、テーブル/ファイル生成判定部112によって渡されたログデータからファイル形式のログデータを生成する。生成されたテーブル形式またはファイル形式のログデータはログ出力部111に渡される。
またテーブル/ファイル生成判定部112は、ログ出力先判定部110によってパス切り替えに伴う新たなディスクドライブへのパス(切替パス)が通知された場合、ログ出力先がテーブルならば、新たなテーブルの生成が必要であると判定する。同様にテーブル/ファイル生成判定部112は、切替パスが通知された場合にログ出力先がファイルならば、新たなファイルの生成が必要なことを判定する。テーブル/ファイル生成判定部112は、新たなテーブルの生成が必要であると判定した場合、テーブル生成部113に対し、切替パスで指定される新たなディスクドライブに新たなテーブルを生成することを要求する。同様にテーブル/ファイル生成判定部112は、新たなファイルの生成が必要であると判定した場合、ファイル生成部114に対し、切替パスで指定される新たなディスクドライブに新たなファイルを生成することを要求する。
テーブル生成部113は、テーブル/ファイル生成判定部112からのテーブル生成の要求に応じ、ログ出力先情報41のRDBMS名412によって指定されるRDBMS“XXXX”に接続することにより、上記切替パス(E:\)で指定される新たなディスクドライブに、当該RDBMS“XXXX”によって新たなテーブルを生成させる。
ファイル生成部114は、テーブル/ファイル生成判定部112からのファイル生成の要求に応じ、上記切替パス(E:\)で指定される新たなディスクドライブに、ログ出力先情報42のパス422(log\)およびファイル名423(logfile.txt)に基づいて新たなファイルを生成する。ここでは、新たなファイルが生成される時点における最新のファイル名が「logfile.txt」であるものとすると、例えばファイル名が「logfile1.txt」の新たなファイルが生成される。この場合、テーブル/ファイル生成判定部112は、ログ出力先情報42のファイル名423を「logfile.txt」から「logfile1.txt」に更新する。以下、同様にして、パスが切り替えられる都度、(さらには後述するように、現在使用されているファイルのサイズが、ログ出力先情報42の最大サイズ424を超える都度、)ファイル名が「logfile12.txt」「logfile3.txt」…のファイルが順次生成される。なお、切替パスで指定されるディスクドライブ(論理ディスクドライブ)にアクセスするには、その切替パスで指定されるディスクドライブ(つまりマウント先のディスクドライブ)のログインアカウントおよびパスワードを、ディスク切替情報30で指定可能とするとよい。
ログ出力部111は、テーブル生成部113またはファイル生成部114からログデータを受け取ると、ログ出力先判定部110によって通知されたログ出力先情報に基づいて、当該ログデータを、ログ出力先判定部110によって通知されたパスで指定されるディスクドライブに格納するための処理を行う。ここでは、通知されたログ出力先情報の示すログ出力先がテーブルならば、ログ出力部111はログ出力先情報41のRDBMS名412によって指定されるRDBMS“XXXX”に接続して、当該RDBMS“XXXX”によって、例えば図5(a)に示すテーブル51にテーブル形式のログデータ(レコード)を追加させる。これに対し、通知されたログ出力先情報の示すログ出力先がファイルならば、ログ出力部111は、例えば図5(c)に示すファイル52に、ファイル形式のログデータを追加する。このファイル52の所在を指定するパスは、ログ出力先判定部110によって通知されたディスクドライブへのパス(検知対象指定情報)と、当該ログ出力先判定部110によって指定されたログ出力先情報42に含まれているパス422およびファイル名423(ファイル指定情報)とによって表される。
このように本実施形態においては、現在ログデータを格納するのに用いられているディスクドライブ(つまり検知対象パス301によって指定されるディスクドライブ)の空き容量を監視し、その空き容量によって柔軟にログ出力のパス(ログデータを格納するのに用いられるディスクドライブ)が変更される。このログ出力のパスの変更により、ログテーブルまたはログファイルが従来技術とは異なって特定のディスクドライブ(固定パス)に格納されるのを防止でき、これにより当該特定のディスクドライブの記憶領域を圧迫することなくログデータを格納することができる。しかも本実施形態においては、ログ出力先をテーブルとするかファイルとするかをユーザ(管理者)の指定に応じて設定できる。これに対して従来技術では、ログデータが特定のディスクドライブに格納されるため、当該特定のディスクドライブの記憶領域をユーザ(管理者)が気が付かないうちに圧迫する。
また本実施形態においては、ログデータをテーブルで管理している場合、当該テーブルからデータを抽出するのに、新たなRDB(リレーショナルデータベース)のツールを導入することなく、既存のRDBのツールを使用して、ログデータの参照、抽出、削除等を行うことが可能となる。
障害検出部105は、ログ出力部111によるログ出力が正常に行われるかを監視する。ログ出力先判定部110は、ログ出力先としてテーブルを決定した場合(ステップS6)、例えば一定時間経過後に障害検出部105に問い合わせをして、ログ出力部111によるログ出力で障害が発生したかを判定する(ステップS7)。もし、ログ出力部111によるログ出力で、ネットワーク切断、RDBツールのサービス停止等によりログ出力が正常に行われなかった障害発生時の場合、ログ出力先判定部110はログ出力先情報41を「使用」状態から「非使用」状態に、ログ出力先情報42を「非使用」状態から「使用」状態に、それぞれ変更する(ステップS8)。この変更は、ログ出力先情報41に付されているフラグF1の状態を「ON」から「OFF」に、ログ出力先情報42に付されているフラグF2の状態を「OFF」から「ON」に、それぞれ変更することにより実現される。この変更により、ログ出力先がテーブルからファイルに変更されることになる。つまり、ステップS8の処理は、ログ出力先をテーブルからファイルに変更することと等価である。
次にログ出力先判定部110は、ログ出力先情報記憶部102に設定されている「使用」状態にあるログ出力先情報、即ちログ出力先としてファイルを示すログ出力先情報42をログ出力部111およびテーブル/ファイル生成判定部112に通知する(ステップS9)。この場合、テーブル/ファイル生成判定部112からファイル生成部114に対して新たなファイルのテーブルの生成が要求される。ファイル生成部114は、この要求に応じ、それまでテーブル形式のログデータを格納するのに用いられていたディスクドライブ(即ちディスク切替情報30の検知対象パス301(D:\)で指定されるディスクドライブ)に、ログ出力先情報42のパス422(log\)およびファイル名423(logfile.txt)に基づいて新たなファイルを生成する。
また、テーブル/ファイル生成判定部112からファイル生成部114に、ログ採取部109によって採取された、ログ出力が正常に行われなかったデータが渡される。ファイル生成部114は、このログデータからファイル形式のログデータを生成する。生成されたファイル形式のログデータはログ出力部111に渡される。
ログ出力部111は、ファイル生成部114からファイル形式のログデータを受け取ると、当該ログデータを、ログ出力先判定部110によって通知されたログ出力先情報42のパス422およびファイル名423で指定されるファイル、即ちファイル生成部114によって新たに生成されたファイル(例えば図5(c)に示すファイル52)に追加する。
このように本実施形態においては、ログデータをテーブル形式で出力するように予め設定されていた場合でも、当該設定されたテーブル形式でのログ出力が正常に行われなかった障害の発生時には、当該ログデータをファイル形式に自動的に変更して出力することができる。
さて、障害検出部105により障害の発生が検出された場合、メール送信部107は、例えば管理者の端末20-1に障害発生を示す電子メールを送信する。これにより管理者は、メール送信部107からのメールを受信することで、障害発生の状況を把握することが可能である。
障害復旧検出部106は、ログ出力に関する障害の復旧状態を監視することにより、障害の復旧を検出する。メール送信部107は、障害復旧検出部106によって障害の復旧が検出された場合、管理者の端末20-1に障害復旧を示す電子メールを送信する。管理者は、メール送信部107からのメールを端末20-1により受信することで、障害発生の状況を把握することができる。
このように本実施形態においては、出力先としてテーブルが指定されている状態で、ログ出力に関する障害が発生した場合、ログ出力先がテーブルからファイルに自動的に切り替えられて、ファイル形式のログデータが当該ファイルに追加される。これにより、ログデータが失われるのを防止できる。
また本実施形態では、障害復旧検出部106によって障害の復旧が検出される。この場合、メール送信部107から管理者の端末20-1に障害復旧を示す電子メールが送信される。管理者は、メール送信部107からのメールを端末20-1により受信することで、障害復旧を把握することが可能である。ここで、障害復旧検出部106による障害復旧の検出に応じて、ログ出力先をファイルから元のテキストに戻すことが考えられる。しかし、このようにすると、ログデータの時系列が、「テーブル」→「ファイル」→「テーブル」の順となるために、ログデータを時系列で管理するには好ましくない。そこで本実施形態では、「テーブル」と「ファイル」との間でログデータの時系列が維持されるように、障害が復旧しても、ログ出力先をファイルから元のテキストに戻さないように管理される。
次に、現在使用されているテーブルまたはファイルのサイズに基づく新たなテーブルまたはファイルの生成について説明する。テーブル/ファイル生成判定部112は、ログ出力先情報記憶部102に設定されている「使用」状態にあるログ出力先情報の示す最大サイズ(ログ出力先情報41では最大サイズ416であり、ログ出力先情報42では最大サイズ424である)と、現在使用されているテーブルまたはファイルのサイズ(以下、テーブル/ファイルサイズと称する)とを比較する。
もし、テーブル/ファイルサイズが指定の最大サイズ(最大テーブルサイズまたは最大ファイルサイズ)を超えている場合、テーブル/ファイル生成判定部112はテーブル生成部113またはファイル生成部114に対して、現在ログデータの格納先として用いられているディスクドライブ内に新たなテーブルまたはファイルを生成することを要求する。すると、現在ログデータの格納先として用いられているディスクドライブ内に、テーブル生成部113またはファイル生成部114によって新たなテーブルまたはファイルが自動生成される。
ここで、テーブルまたはファイルの自動生成に詳細について、ファイルの自動生成を例に説明する。図4(b)に示すログ出力先情報42では、ファイル名423として「logfile.txt」が指定されている。この場合、ファイル生成部114は、ファイル名423に基づいて、例えばファイル名が「logfile1.txt」の新たなファイルを生成する。するとテーブル/ファイル生成判定部112、ログ出力先情報42のファイル名423を「logfile.txt」から「logfile1.txt」に更新する。以下、同様にして、パスが切り替えられるか、あるいは現在使用されているファイルのサイズが、ログ出力先情報42の最大サイズ424を超える都度、ファイル名が「logfile12.txt」「logfile3.txt」…のファイルが順次生成される。
このように本実施形態においては、使用中のファイルのサイズを監視して、当該ファイルのサイズが一定サイズ(最大サイズ)を超える都度、新たなファイルを生成することにより、ログ参照時に、ファイル(ログファイル)のサイズが大きくなりすぎて参照できない、という状況の発生を回避できる。
同様に、ログ出力先を「テーブル」としている場合、現在使用されているテーブルのサイズ(またはレコード数)がログ出力先情報41の最大サイズ416によって指定されるサイズ(またはレコード数)を超える都度、テーブル/ファイル生成判定部112によってファイル生成部114が起動される。これによりファイル生成部114は、ログ出力先情報41のRDBMS名412によって指定されるRDBMS“XXXX”を用いて、新たなテーブルを生成させる。
このように本実施形態においては、使用中のテーブルのサイズを監視して、当該テーブルのサイズが一定サイズ(最大サイズ)を超える都度、新たなテーブルを生成することにより、ログ参照時に、テーブル(ログテーブル)のサイズが大きくなりすぎて参照できない、という状況の発生を回避できる。
本実施形態では、新たなファイルまたはテーブルが生成される条件として、使用中のファイルまたはテーブルのサイズが最大サイズを超えることを適用している。しかし、新たなファイルまたはテーブルが生成される条件として、例えば1日毎あるいは1時間毎のように、期間の情報を用いることも可能である。また、テーブルが生成される条件として、使用中のテーブルのレコード数が最大レコード数を超えることを適用してもよい。
また本実施形態では、ユーザによる個人情報にアクセスするための操作の内容がログデータとして採取される。しかし、個人情報にアクセスするための操作の内容に限らず、情報処理システムに対する利用者の操作内容をログデータとして採取してもよい。また、利用者の操作内容以外にも、情報処理システムにおけるプログラムの実行状況など、当該システムで発生する種々のイベントの内容をログデータとして採取してもよい。つまり本発明は、採取されるログデータの種類に限定されない。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。例えば、上記したログデータのファイル名の付け方は作成日付等の情報を用いてもよい。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図。 図1中のログ管理部100のブロック構成を示す図。 図2中のディスク切替情報30に格納されるディスク切替情報30の一例を示す図。 図2中のログ出力先情報記憶部102に格納されるログ出力先情報41および42の一例を示す図。 同実施形態で適用される、テーブル形式のログデータを登録するテーブル51のデータ構造例と、ファイル形式のログデータのデータ構造例と、ファイル形式のログデータを含むファイル52の一例とを示す図。 ログ出力先判定部110によるログ出力先判定処理の手順を示すフローチャート。
符号の説明
10…サーバ、11…データベース、20-1〜20-n…端末、30…ディスク切替情報、41…ログ出力先情報(第1のログ出力先情報)、42…ログ出力先情報(第2のログ出力先情報)、51…テーブル(ログテーブル)、52…ファイル(ログファイル)、100…ログ管理部、101…ディスク切替情報記憶部、102…ログ出力先情報記憶部、103…ログ管理情報設定部、104…空き容量検出部、105…障害検出部、109…ログ採取部、110…ログ出力先判定部、110a…切替部、111…ログ出力部、112…テーブル/ファイル生成判定部、113…テーブル生成部、114…ファイル生成部。

Claims (7)

  1. ログデータを管理する情報処理システムにおいて、
    ログデータを格納するのに用いられているディスクドライブを空き容量監視の対象として指定する検知対象指定情報、前記ディスクドライブの空き容量の下限値を示す基準空き容量情報、および前記検知対象指定情報によって指定されるディスクドライブに代えて用いられるディスクドライブを指定する切替先指定情報を含むディスク切替情報を予め記憶するディスク切替情報記憶手段と、
    前記検知対象指定情報によって指定されるディスクドライブの空き容量を監視して、当該空き容量が前記基準空き容量情報の示す閾値を下回ったことを検出する空き容量検出手段と、
    前記検知対象指定情報によって指定されるディスクドライブの空き容量が前記基準空き容量情報の示す閾値を下回ったことが前記空き容量検出手段によって検出された場合、ログデータを格納するのに用いられるディスクドライブとして、前記検知対象指定情報によって指定される現在用いられているディスクドライブから、前記切替先指定情報によって指定されるディスクドライブに切り替える切替手段と、
    ログデータを採取するログ採取手段と、
    前記ログ採取手段によって採取されたログデータを、現在ログデータを格納するのに用いられているディスクドライブに格納するログ出力手段と
    を具備することを特徴とするログデータを管理する情報処理システム。
  2. ログデータをテーブル形式で出力することを指定する第1のログ出力先情報、およびログデータをファイル形式で出力することを指定する第2のログ出力先情報を予め格納するログ出力先情報記憶手段であって、前記第1および第2のログ出力先情報のいずれか一方のログ出力先情報だけが使用可能な状態に設定されるログ出力先情報記憶手段と、
    前記ログ採取手段によって採取されたログデータからテーブル形式のログデータを生成するテーブル生成手段と、
    前記ログ採取手段によって採取されたログデータからファイル形式のログデータを生成するファイル生成手段と、
    前記ログ出力先情報記憶手段に格納されている前記第1および第2のログ出力先情報のうち使用可能な状態に設定されているログ出力先情報に基づいて、前記ログ採取手段によって採取されたログデータの出力先としてのログ出力先をログテーブルまたはログファイルのいずれとするかを判定するログ出力先判定手段と
    をさらに具備し、
    前記ログ出力手段は前記ログ出力先判定手段によるログ出力先の判定結果に基づいてテーブル形式のログデータまたファイル形式のログデータを、現在ログデータを格納するのに用いられているディスクドライブに格納されているログテーブルまたはログファイルに追加するための処理を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記第1のログ出力先情報は、ログテーブルを操作するデータベース管理システムを指定するデータベース管理システム指定情報を含み、
    前記ログ出力手段は、前記第1のログ出力先情報に含まれている前記データベース管理システム指定情報によって指定される前記データベース管理システムにより、前記テーブル形式のログデータを前記ログテーブルに追加させることを特徴とする請求項2記載の情報処理システム。
  4. 前記テーブル形式のログデータを前記ログテーブルに追加させる処理で障害が発生したことを検出するための障害検出手段をさらに具備し、
    前記第2のログ出力先情報は、前記ログファイルの所在とファイル名を示すファイル指定情報を含み、
    前記ログ出力先判定手段は、前記障害検出手段による障害発生の検出に応じて、ログ出力先を前記ログテーブルから前記ログファイルに切り替えることを判定して、使用可能なログ出力先情報を、前記第1のログ出力先情報から前記第2のログ出力先情報に切り替え、
    前記ファイル生成手段は、前記ログ出力先判定手段によってログ出力先を前記ログテーブルから前記ログファイルに切り替えることが判定された場合、前記検知対象指定情報の示す現在用いられているディスクドライブに前記第2のログ出力先情報に含まれている前記ファイル指定情報の指定するログファイルを新たに生成する
    ことを特徴とする請求項3記載の情報処理システム。
  5. 前記第1のログ出力先情報は、新たなログテーブルを生成するための生成条件を含み、
    前記第2のログ出力先情報は、前記ログファイルの所在とファイル名を示すファイル指定情報および新たなログファイルを生成するための生成条件を含み、
    前記情報処理システムは、前記第1および第2のログ出力先情報のうち使用可能な状態にあるログ出力先情報に含まれている生成条件が成立するかを判定するテーブル/ファイル生成判定手段をさらに具備し、
    前記テーブル作成手段は、前記第1のログ出力先情報に含まれている生成条件が成立すると前記テーブル/ファイル生成判定手段によって判定された場合には、前記第1のログ出力先情報に含まれている前記データベース管理システム指定情報によって指定される前記データベース管理システムにより、前記検知対象指定情報の示す現在用いられているディスクドライブに新たなログテーブルを生成させ、
    前記ファイル生成手段は、前記第2のログ出力先情報に含まれている生成条件が成立すると前記テーブル/ファイル生成判定手段によって判定された場合には、前記検知対象指定情報の示す現在用いられているディスクドライブに前記第2のログ出力先情報に含まれているファイル指定情報に基づいて新たなログファイルを生成する
    ことを特徴とする請求項3記載の情報処理システム。
  6. ログデータを管理する情報処理システムで適用されるログデータ管理方法において、
    ディスク切替情報記憶手段に予め記憶されたディスク切替情報であって、ログデータを格納するのに用いられているディスクドライブを空き容量監視の対象として指定する検知対象指定情報、前記ディスクドライブの空き容量の下限値を示す基準空き容量情報、および前記検知対象指定情報によって指定されるディスクドライブに代えて用いられるディスクドライブを指定する切替先指定情報を含むディスク切替情報に基づき、当該ディスク切替情報に含まれている前記検知対象指定情報によって指定されるディスクドライブの空き容量を監視して、当該空き容量が前記基準空き容量情報の示す閾値を下回ったことを検出するステップと、
    前記検知対象指定情報によって指定されるディスクドライブの空き容量が前記基準空き容量情報の示す閾値を下回ったことが検出された場合、ログデータを格納するのに用いられるディスクドライブとして、前記検知対象指定情報の示す現在用いられているディスクドライブから、前記切替先指定情報の示すディスクドライブに切り替えるステップと、
    ログデータを採取するステップと、
    採取されたログデータを現在ログデータを格納するのに用いられているディスクドライブに格納するステップと
    を具備することを特徴とするログデータ管理方法。
  7. ログデータを管理するためのプログラムであって、
    コンピュータに、
    ディスク切替情報記憶手段に予め記憶されたディスク切替情報であって、ログデータを格納するのに用いられているディスクドライブを空き容量監視の対象として指定する検知対象指定情報、前記ディスクドライブの空き容量の下限値を示す基準空き容量情報、および前記検知対象指定情報によって指定されるディスクドライブに代えて用いられるディスクドライブを指定する切替先指定情報を含むディスク切替情報に基づき、当該ディスク切替情報に含まれている前記検知対象指定情報によって指定されるディスクドライブの空き容量を監視して、当該空き容量が前記基準空き容量情報の示す閾値を下回ったことを検出するステップと、
    前記検知対象指定情報によって指定されるディスクドライブの空き容量が前記基準空き容量情報の示す閾値を下回ったことが検出された場合、ログデータを格納するのに用いられるディスクドライブとして、前記検知対象指定情報の示す現在用いられているディスクドライブから、前記切替先指定情報の示すディスクドライブに切り替えるステップと、
    ログデータを採取するステップと、
    採取されたログデータを現在ログデータを格納するのに用いられているディスクドライブに格納するステップと
    を実行させるためのプログラム。
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