JP2007033875A - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 必要な情報だけをオブジェクトデータ間で合成して表示させ、視認性を阻害することを防止する。
【解決手段】 データ保持部333は、表示されているオブジェクトデータ毎に、前記オブジェクトデータを構成するためのデータを保持し、コピー部335は、操作者の操作に応じて、データ保持部333に保持されるデータをオブジェクトデータ間でコピーする。コピー元のオブジェクトデータからコピー先のオブジェクトデータに対してデータ保持部333に保持されるデータがコピーされた場合、オブジェクトデータ生成/更新部331は、コピー先のオブジェクトデータをコピーされたデータに基づいて更新し、表示制御部332は、更新されたコピー先のオブジェクトデータを表示装置12上に表示させる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、表示手段上に表示される複数のオブジェクトデータ間でデータのコピー処理が可能な情報処理装置、情報処理方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
従来の計測システムとして、計測器から出力されるデータをPCで入力し、PCでは入力データを計測、解析し、その結果を示すグラフ等のオブジェクトデータを画面上に表示させるものが知られている。このような計測システムにおいて、或るオブジェクトデータの表示サイズを他のオブジェクトデータの表示サイズに調整して重ね合わせて表示し、互いに比較することができるものがある(例えば、非特許文献1参照)。
「情報処理用ソフトウェア、レポライザ、XN−8000シリーズ」パンフレット、株式会社小野測器
しかしながら、上記従来の計測システムでは、単に表示サイズを調整して重ね合わせ表示を行うものであるため、例えばグラフのオブジェクトデータであればグラフのみを重ね合わせて比較したい場合であっても、オブジェクト内に含まれる余計な情報までも重ね合わせて表示されてしまい、視認性に支障を来すといった問題があった。
そこで、本発明の目的は、必要な情報だけをオブジェクトデータ間で合成して表示させ、視認性を阻害することを防止することにある。
本発明の情報処理装置は、少なくとも一つのオブジェクトデータを生成するオブジェクトデータ生成手段と、前記オブジェクトデータ生成手段により生成される前記オブジェクトデータを表示手段上に表示させる表示制御手段と、前記オブジェクトデータ毎に、前記オブジェクトデータを構成するためのデータを保持するデータ保持手段と、前記データ保持手段に保持されるデータを前記オブジェクトデータ間でコピーするコピー手段と、コピー元のオブジェクトデータからコピー先のオブジェクトデータに対して前記データ保持手段に保持されるデータがコピーされた場合、前記コピー先のオブジェクトデータを前記コピーされたデータに基づいて更新するオブジェクトデータ更新手段とを有し、前記表示制御手段は、前記オブジェクトデータ更新手段により更新された前記コピー先のオブジェクトデータを前記表示手段上に表示させることを特徴とする。
本発明の情報処理方法は、情報処理装置による情報処理方法であって、少なくとも一つのオブジェクトデータを生成するオブジェクトデータ生成ステップと、前記オブジェクトデータ生成手段により生成される前記オブジェクトデータを表示手段上に表示させる第1の表示制御ステップと、データ保持手段において前記オブジェクトデータ毎に保持される前記オブジェクトデータを構成するためのデータを前記オブジェクトデータ間でコピーするコピーステップと、コピー元のオブジェクトデータからコピー先のオブジェクトデータに対して前記データ保持手段に保持されるデータがコピーされた場合、前記コピー先のオブジェクトデータを前記コピーされたデータに基づいて更新するオブジェクトデータ更新ステップと、前記オブジェクトデータ更新ステップにより更新された前記コピー先のオブジェクトデータを前記表示手段上に表示させる第2の表示制御ステップとを含むことを特徴とする。
本発明のプログラムは、前記情報処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、前記プログラムを記録したことを特徴とする。
本発明によれば、複数のオブジェクトデータ間で一方のオブジェクトデータを構成するためのデータを他方のオブジェクトデータの同データにコピーし、コピーによって更新されたデータに基づいて当該他方のオブジェクトデータを新たに生成し、表示するように構成したので、例えば、コピー先のオブジェクトデータ内のグラフデータのみを重ね合わせて表示する等、必要な情報だけをオブジェクトデータ間で合成して表示させることが可能となり、視認性を阻害することを防止することができる。
以下、本発明を適用した好適な実施形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る計測・解析システムの構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る計測・解析システムは、PC(Personal Computer)1と計測器2とが通信回線を介して接続され、計測器2からの出力データをPC1が取得できる構成となっている。なお、ここでは一台のPC1に対して一台の計測器2が接続された構成を挙げているが、これに限らず、一台のPC1に対して複数の計測器2が接続された構成も本発明の範疇に含まれる。
計測器2は、例えば複数のチャンネル(図1の例では、ch.1、ch.2、ch.3)を有し、各チャンネルからの入力データの計測に係るアナログデータ(例えば、自動車等のエンジンの振動や風切り音等のアナログデータ)をデジタルデータに変換し、出力データとしてPC1に対して送信する。
PC1では、チャンネル毎に計測や解析に係る設定情報(例えば、計測の種類、計測の範囲、解析の種類、解析の範囲等に係る設定情報)を保持しており、設定情報に基づいて各チャンネルに対応する計測器2からの入力データを計測、解析し、その結果に基づいてオブジェクトデータを生成して画面上に表示させる。
図2は、PC1のハードウェア構成を示す図である。図2に示すように、PC1は、CPU(Central Processing Unit)17、インタフェース装置18、HD(ハードディスク)19、入力装置11、表示装置12、記録媒体ドライブ装置13、ROM(Read Only Memory)15及びRAM(Random Access Memory)16を備える。
CPU17は、バスに接続される各デバイスを統括的に制御する。ROM15には、CPU17の制御プログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)が記憶され、HD19には、オペレーティングシステムプログラムや、PC1が例えば図5に示すフローチャートを実行するために必要な各種プログラムや設定情報等が記憶されている。RAM16は、CPU17の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU17は、処理の実行に際して必要なプログラムや設定情報等をRAM16にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現する。
インタフェース装置18は、通信回線を介して行われる計測器2とのデータ通信を制御するものであり、CPU17は、インタフェース装置18を介して計測器2からのデータを入力する。入力装置11は、キーボードやマウス等であり、操作者の操作に応じた情報をPC1に入力することができる。表示装置12は、例えば液晶ディスプレイやCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ等であり、CPU17の制御に基づいて画面情報が表示される。
記録媒体ドライブ装置13は、CD−R/WやFD(フレキシブルディスク)等の外部記録媒体14に対するデータの書き込み及び読み込みを行う。なお、本発明においては、本実施形態に係る例えば図5に示すフローチャートを実行するためのプログラム、設定情報等が外部記録媒体14に記録され、この記録媒体ドライブ装置13を介してPC1に供給される構成であってもよいし、不図示のインターネット等の通信回線を介してPC1に供給される構成であってもよい。
図3は、PC1の機能構成を示す図である。図3に示すように、PC1は、設定部31、計測・解析部32、オブジェクト生成・管理部33及び設定情報−オブジェクト対応付け部34を備える。なお、設定部31及び設定情報−オブジェクト対応付け部34は、例えばHD19等において記憶される設定情報及び対応付けを管理するためのテーブル情報に対応し、計測・解析部32は、例えばHD19に記憶されるプログラム及びそのプログラムを実行するCPU17に対応し、オブジェクト生成・管理部33は、例えばHD19に記憶されるプログラム、そのプログラムを実行するCPU17及びCPU17のワークエリアであるRAM16に対応する構成である。
設定部31は、例えば操作者による入力装置11の操作によって入力されたチャンネル毎(図1の例では、ch.1、ch.2、ch.3)の入力データの計測、解析に係る設定情報を保持する。例えば図3の例では、ch.1については、10kHzのFFT(Fast Fourier Transform)による計測、解析処理の設定情報、1kHzのFFTによる計測、解析処理の設定情報、1/3オクターブバンドのRTA(Real Time Analyzer)による計測、解析処理の設定情報及び次数比解析処理の設定情報が設定情報として保持され、ch.2については、10kHzのFFTによる計測、解析処理の設定情報及び1kHzのFFTによる計測、解析処理の設定情報が保持されている(ch.3については不図示)。
計測・解析部32は、計測器2からの入力データに対して設定部2において保持される設定情報に基づく計測及び解析処理の少なくとも何れか一方を実行する。即ち、図3の例では、ch.1からの入力データに対して、10kHzのFFTの計測、解析処理、1kHzのFFTの計測、解析処理、1/3オクターブバンドのRTAの計測、解析処理及び次数比解析処理を実行することが可能であり、ch.2からの入力データに対して、10kHzのFFTの計測、解析処理及び1kHzのFFTの計測、解析処理を実行することが可能である。
設定情報−オブジェクト対応付け部34は、設定部31で保持される各設定情報とオブジェクトとの対応付けをテーブル情報で保持する。以下では、設定情報−オブジェクト対応付け部34において、ch.1に対する10kHzのFFTの設定情報とオブジェクトAとが対応付けられ、ch.2に対する10kHzのFFTの設定情報とオブジェクトAとが対応付けられていることを前提に説明を行う。
オブジェクト生成・管理部33は、設定情報−オブジェクト対応付け部34を参照し、計測・解析部32による各計測又は解析結果に基づいて、該当する設定情報に対応するオブジェクトデータを生成し、表示装置12上に表示させる。ここでは上述したように、設定情報−オブジェクト対応付け部34において、ch.1に対する10kHzのFFTの設定情報はオブジェクトAと対応付けられ、ch.2に対する10kHzのFFTの設定情報はオブジェクトAと対応付けられていることを前提としている。従って、ch.1からの入力データに対する10kHzのFFTによる計測、解析結果に基づいてオブジェクトデータA、ch.2からの入力データに対する10kHzのFFTによる計測、解析結果に基づいてオブジェクトデータBが生成され、夫々、表示装置12上においてオブジェクトA、オブジェクトBとして表示される。ここで生成されるオブジェクトデータA、オブジェクトデータBとは例えば図3に示すように計測、解析結果に基づいて生成されるグラフデータ等である。なお、オブジェクトデータの他の例としては、テキストデータで構成される数値や文字等を列挙したリストデータ等も挙げられる。
また、オブジェクト生成・管理部33は、オブジェクトデータを構成するためのデータ(以下、構成データと称す)として、例えば当該オブジェクトデータがグラフデータである場合には、グラフの横軸の各値(例えば周波数の各値)及び対応する縦軸の各値(例えば、音の強さを示す各値)のデータ等、グラフ部分を生成するために必要十分なデータを保持する。このように保持される各オブジェクトデータの構成データは、オブジェクトデータ間において操作者によってコピー操作があった場合、コピー元となるオブジェクトデータの構成データがコピー先となるオブジェクトデータの構成データにコピーされ、追加される。即ち、コピー元のオブジェクトデータについて保持される構成データはそのままの状態であり、コピー先のオブジェクトデータについては、当該コピー先のオブジェクトデータの元の構成データとコピー元のオブジェクトデータの構成データとが新たな構成データとして保持されることになる。このように或るオブジェクトデータについて構成データにデータが追加された場合、オブジェクト生成・管理部33は、追加された分のデータもさらに加味して当該オブジェクトデータを更新し、表示させる。
図4は、オブジェクト生成・管理部33の構成を詳細に示す図である。図4に示すように、オブジェクト生成・管理部33は、オブジェクトデータ生成/更新部331、表示制御部332、データ保持部333、オブジェクトデータ判定部334及びコピー部335により構成される。
オブジェクトデータ生成/更新部331は、設定情報−オブジェクト対応付け部34を参照し、計測・解析部32による各計測又は解析結果に基づいて対応するオブジェクトデータを生成し、生成したオブジェクトデータの構成データをデータ保持部333に保持させる。また、データ保持部333に保持される構成データが、他のオブジェクトデータの構成データのコピーによってデータが追加された場合、データが追加された構成データに基づいて対応するオブジェクトデータを更新する。
表示制御部332は、オブジェクトデータ生成/更新部331によって生成又は更新されたオブジェクトデータを表示装置12上に表示させる。
オブジェクトデータ判定部334は、操作者の入力装置11による表示装置12上でのポインタ操作からコピー元のオブジェクトデータとコピー先のオブジェクトデータとを判定する。操作者によるポインタ操作とオブジェクトデータの判定処理については後に詳述する。
コピー部335は、オブジェクトデータ判定部334によって判定されたコピー元のオブジェクトデータの構成データをコピー先のオブジェクトデータの構成データにコピーし、更新されたコピー先のオブジェクトデータの構成データをデータ保持部333に保持させる。データ保持部333は、オブジェクトデータ毎に構成データを保持する。
次に、図5のフローチャートを参照しながらPC1の動作について詳細に説明する。操作者の操作によってオブジェクトの表示指示があることにより、図5に示す処理が開始される。
先ず、計測・解析部32は、上記表示指示に該当する設定情報を設定部31から取得し(ステップS501)、取得した設定情報に基づいて各チャンネルの入力データの計測、解析処理を実行する(ステップS502)。例えば、ch.1の10kHzのFFTによる計測、解析結果及びch.2の10kHzのFFTによる計測、解析結果が表示対象として指示された場合、計測・解析部32は、ch.1の10kHzのFFTの設定情報、ch.2の10kHzのFFTの設定情報を取得し、取得した設定情報に基づいて夫々の計測、解析処理を実行する。以下では、ch.1の10kHzのFFTによる計測、解析結果及びch.2の10kHzのFFTによる計測、解析結果が表示対象として指示された場合について説明を行う。
続いて、オブジェクト生成/更新部331は、設定情報−オブジェクト対応付け部34から設定情報とオブジェクトとの対応関係を参照し、各設定情報に対応する計測、解析結果に基づいてオブジェクトデータを生成する(ステップS503)。ここでは、ch.1の10kHzのFFTの設定情報とオブジェクトAとが対応付けられ、ch.2の10kHzのFFTの設定情報とオブジェクトBとが対応付けられているものとする。従って、オブジェクト生成/更新部331は、ch.1の10kHzのFFTによる計測、解析結果に基づいてオブジェクトデータAを、ch.2の10kHzのFFTによる計測、解析結果に基づいてオブジェクトデータBを夫々生成する。オブジェクトデータA及びオブジェクトデータBはともにグラフ表示されるオブジェクトのデータであるものとする。
オブジェクト生成/更新部331によって生成されたオブジェクトデータA及びオブジェクトデータBの構成データは、データ保持部333によってオブジェクトデータ毎に保持される(ステップS504)。
続いて、操作者の入力装置11による操作によってコピー指示があった場合、コピー指示を検知するとともに、オブジェクトデータ判定部334はコピー元のオブジェクトデータとコピー先のオブジェクトデータとを判定する(ステップS505/YES)。ここでは、操作者の表示装置12上の操作によってオブジェクトBがコピー元のオブジェクトとして指定され、オブジェクトAがコピー先のオブジェクトとして指定されたものとする。従って、オブジェクトデータ判定部334は、オブジェクトデータBをコピー元のオブジェクトデータとして判定し、オブジェクトデータAをコピー先のオブジェクトデータとして判定する。なお、コピー指示が検知されない場合(ステップS505/NO)、現時点の表示装置12上の表示状態(ここでは、オブジェクトA、オブジェクトBの表示状態)が維持される。
続いて、コピー部335は、オブジェクトデータ判定部334によって判定されたコピー元のオブジェクトデータBの構成データをコピー先のオブジェクトデータAの構成データにコピーする(ステップS506)。つまり、コピー元のオブジェクトデータBの構成データはそのままの状態、コピー先のオブジェクトデータAの構成データは元の構成データにオブジェクトデータBの構成データが追加された状態でデータ保持部333に保持されることになる。
続いて、オブジェクトデータ生成/更新部331は、上記のように更新されたコピー先のオブジェクトデータAの構成データに基づいて、オブジェクトデータAを新たに生成する(ステップS507)。新たに生成されたオブジェクトデータAは表示制御部332の制御によって表示装置12上に表示される。
続いて、表示装置12上に表示されているオブジェクト(ここでは、オブジェクトA、オブジェクトB)に対する消去指示が操作者によってあった場合(ステップS508/YES)、不図示の消去部によって該当するオブジェクトの消去処理が行われる。その結果、表示装置12上の全てのオブジェクトが消去された場合は(ステップS510/YES)、図5に示すフローチャートの処理を終了する。なお、操作者による消去指示がない場合(ステップS508/NO)、現時点の表示状態(ここでは、オブジェクトBと更新されたオブジェクトAとが表示された状態)が維持される。また、消去指示があった後、表示装置12上に未だ表示されているオブジェクトが残っている場合には(ステップS510/NO)、消去処理後の表示状態(例えば、オブジェクトB又は更新されたオブジェクトAが表示された状態)が維持される。
図6は、操作者の入力装置11によるコピー指示操作とそれに伴う表示装置12上での表示動作を説明するための図である。図6の(a)は、操作者によるコピー指示がある前の表示装置12上におけるオブジェクトAとオブジェクトBを示したものである。操作者は入力装置11であるマウスを操作することにより表示装置12上においてポインタ601でオブジェクトBの凡例情報602を選択し、ドラッグ&ドロップ操作によって凡例情報602の仮想表示情報604をオブジェクトAの表示領域内又はその近傍まで移動させる(図6の(b))。この操作入力を受けてオブジェクトデータ判定部334はコピー操作を検知するとともに、コピー元のオブジェクトがオブジェクトB、コピー先のオブジェクトがオブジェクトAであることを判定する。
オブジェクトデータ判定部334がコピー操作を検知し、コピー元及びコピー先のオブジェクトを判定すると、コピー部335は、オブジェクトデータBの構成データをオブジェクトAの構成データにコピーする。続いてオブジェクトデータ生成/更新部331は、オブジェクトデータBの構成データが追加された新たなオブジェクトデータAの構成データに基づいてオブジェクトデータAを更新し、更新されたオブジェクトデータAが表示装置12上に表示される(図6の(c))。ここではオブジェクトAのグラフにオブジェクトBのグラフがコピーされた状態のオブジェクトデータAが生成され、それに基づいてオブジェクトAのグラフとオブジェクトBのグラフとが重ね合わされて表示される新たなオブジェクトAを例示している。また、オブジェクトAの凡例情報603の近傍にオブジェクトBの凡例情報602が表示され、オブジェクトAにオブジェクトBがコピーされたことが示される。
以上のように本実施形態によれば、コピー元のオブジェクトデータBの構成データをコピー先のオブジェクトデータAの構成データにコピーし、コピーによって更新された構成データに基づいて、オブジェクトデータBのグラフデータと元のオブジェクトデータAのグラフデータとを合成した新たなオブジェクトデータAを生成するように構成したので、オブジェクトデータB内の余計な情報は新たなオブジェクトデータA内には表示されず、合成表示されたオブジェクトAの視認性を確保することが可能となる。
また本実施形態においては、凡例情報に対するポインタ操作によってオブジェクトデータ間のコピー指示を行えるようにしたので、コピー指示の際の操作性を向上させることができる。例えば、既に複数のオブジェクトデータ間のコピー処理が行われ、複数のグラフが存在するオブジェクトから或る一つのグラフを指定し、それを他のオブジェクトに対してコピーするような状況の場合、複数のグラフから対象となるグラフをポインタで直接指定する操作方法を考えると、細かな操作が求められ、ミスを招きやすく不便である。そこで、本実施形態のようにグラフの表示領域の外に設けられた凡例情報をポインタ指定する方法であれば、簡単にコピーするオブジェクトのグラフをポインタによって指定することが可能となり、操作性を向上することが可能となる。
上記では、オブジェクトAのグラフにオブジェクトBのグラフが単にコピーされた例を挙げているが、本発明はこれに限られず、色分けによってコピー先とコピー元のグラフを区別できるようにしてもよい。また本発明は、オブジェクトAの構成データの更新に応じて様々なオブジェクトデータAを生成することも可能である。例えば、オブジェクトAのグラフの値とオブジェクトBのグラフの値との平均値を算出し、オブジェクトAのグラフとオブジェクトBのグラフの平均を示すグラフを新たなオブジェクトAとして表示してもよいし、オブジェクトAのグラフの値に対してオブジェクトBのグラフの値を減算、除算又は乗算等し、それに基づいて新たなオブジェクトデータを生成して表示させることも可能である。
また上記では、オブジェクトAとオブジェクトBとの2つのオブジェクト間におけるコピー動作について説明したが、本発明においては更に多数のオブジェクト間でのコピー動作も可能である。例えば、オブジェクトAに対してオブジェクトBのほか、オブジェクトC、オブジェクトD、・・・をコピーすることも可能であり、コピー元のオブジェクトの数は任意である。さらにコピー元のオブジェクト、コピー先のオブジェクトは固定されるものではなく、どのオブジェクトもコピー元のオブジェクト及びコピー先のオブジェクトとなり得る。
また、或るオブジェクトに対して複数のオブジェクトがコピーされる場合には、そのコピー順序によってグラフ等を色分けしてもよい。例えば、コピー先のオブジェクトAに対して、オブジェクトB、オブジェクトCの順序でコピー処理が行われた場合、1番目にコピーされたオブジェクトBのグラフは赤、2番目にコピーされたオブジェクトCのグラフは青等で表示することが考えられる。このようにすることで、操作者はグラフが合成された後であってもグラフ等の色によってコピー操作を行った順序を識別することが可能となる。
以上、本発明を適用した好適な実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形、変更が可能である。
例えば、上述した実施形態では、計測器2が計測するアナログデータのうち、音響の例として自動車等の風切り音を示したが、これに限定されるものではなく、例えば道路、鉄道、向上等の騒音や、建設機器の騒音、自動車等の室内空間の反響音、PC、プリンタ、FAX及びコピー機等のOA機器の騒音、エアコン、洗濯機、冷蔵庫等の家電製品の騒音等、様々なものがある。
同様に、上述した実施形態では、計測器2が計測するアナログデータのうち、振動の例として自動車等のエンジンの振動を示したが、これに限定されるものではなく、例えばエンジン以外のモータ、タービン、ポンプ等の回転体(回転機械)の振動(例えば、ねじり振動)や、自動車等のトランスミッション内等の歯車の振動、エンジン等のノッキング振動、OA機器の振動、家電製品の振動等、様々なものがある。
本発明の実施形態に係る計測・解析システムの構成を示す図である。 PCのハードウェア構成を示す図である。 PCの機能構成を示す図である。 オブジェクト生成・管理部の構成を詳細に示す図である。 PCの動作の流れを示すフローチャートである。 操作者の入力装置によるコピー指示操作とそれに伴う表示装置上での表示動作を説明するための図である。
符号の説明
1:PC
2:計測器
11:入力装置
12:表示装置
13:記録媒体ドライブ装置
14:記録媒体
15:ROM
16:RAM
17:CPU
18:インタフェース装置
19:HD
31:設定部
32:計測・解析部
33:オブジェクト生成・管理部
34:設定情報−オブジェクト対応付け部
331:オブジェクトデータ生成/更新部
332:表示制御部
333:データ保持部
334:オブジェクトデータ判定部
335:コピー部
601:ポインタ
602:オブジェクトBの凡例情報
603:オブジェクトAの凡例情報
604:凡例情報の仮想表示情報

Claims (10)

  1. 少なくとも一つのオブジェクトデータを生成するオブジェクトデータ生成手段と、
    前記オブジェクトデータ生成手段により生成される前記オブジェクトデータを表示手段上に表示させる表示制御手段と、
    前記オブジェクトデータ毎に、前記オブジェクトデータを構成するためのデータを保持するデータ保持手段と、
    前記データ保持手段に保持されるデータを前記オブジェクトデータ間でコピーするコピー手段と、
    コピー元のオブジェクトデータからコピー先のオブジェクトデータに対して前記データ保持手段に保持されるデータがコピーされた場合、前記コピー先のオブジェクトデータを前記コピーされたデータに基づいて更新するオブジェクトデータ更新手段とを有し、
    前記表示制御手段は、前記オブジェクトデータ更新手段により更新された前記コピー先のオブジェクトデータを前記表示手段上に表示させることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記コピー元のオブジェクトデータと前記コピー先のオブジェクトデータとを判定するオブジェクトデータ判定手段を更に有し、
    前記コピー手段は、前記オブジェクトデータ判定手段により判定された前記コピー元のオブジェクトデータと前記コピー先のオブジェクトデータとの間で前記データ保持手段に保持されるデータのコピーを行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記オブジェクトデータ判定手段は、前記表示手段上におけるポインタの操作に応じて前記コピー元のオブジェクトデータと前記コピー先のオブジェクトデータとを判定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記オブジェクトデータ判定手段は、前記表示手段上における前記ポインタの操作により前記コピー元のオブジェクトデータの凡例情報が前記コピー先のオブジェクトデータの表示範囲内又はその近傍に移動されることにより、前記コピー元のオブジェクトデータ及び前記コピー先のオブジェクトデータを夫々判定することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記更新された前記コピー先のオブジェクトデータは、前記コピー元のオブジェクトデータ内の第1のグラフデータと、前記コピー先のオブジェクトデータ内の第2のグラフデータとを含むことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記表示制御手段は、前記第1のグラフデータと前記第2のグラフデータとを色分けして表示させることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記コピー元のオブジェクトデータが前記コピー先のオブジェクトデータに対してコピーされた順序に応じた色で前記第1のグラフデータを表示させることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 情報処理装置による情報処理方法であって、
    少なくとも一つのオブジェクトデータを生成するオブジェクトデータ生成ステップと、
    前記オブジェクトデータ生成手段により生成される前記オブジェクトデータを表示手段上に表示させる第1の表示制御ステップと、
    データ保持手段において前記オブジェクトデータ毎に保持される前記オブジェクトデータを構成するためのデータを前記オブジェクトデータ間でコピーするコピーステップと、
    コピー元のオブジェクトデータからコピー先のオブジェクトデータに対して前記データ保持手段に保持されるデータがコピーされた場合、前記コピー先のオブジェクトデータを前記コピーされたデータに基づいて更新するオブジェクトデータ更新ステップと、
    前記オブジェクトデータ更新ステップにより更新された前記コピー先のオブジェクトデータを前記表示手段上に表示させる第2の表示制御ステップとを含むことを特徴とする情報処理方法。
  9. 請求項8に記載の情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  10. 請求項9に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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