JP2007032632A - 管継手 - Google Patents

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文正 森
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Abstract

【構成】ハウジングの先端部に内周にねじを刻接した筒状部を設け、該ハウジングの筒状部に螺合されたストッパの先端部の締め付け用傾斜面と第一リングの円錐状傾斜面との間に形成される空間部に装着された内周にえぐり部を設けるとともに切り欠部を備えた三角形状の環状体の硬度を管体の硬度より若干硬くし、さらに前記したストッパの締め付け用傾斜面及び第一リングの傾斜面の角度を同一の角度Aとし、三角形状の環状体の該三角形の角度をBとしたときB>Aとなるように構成した。
【効果】ストッパの締め付けにより三角形状の環状体に加わる横方向の押圧力によりB>Aとした構成により環状体の切り欠部が狭まり両端部が接触し、環状体は管体に圧接され、さらに締め付けが進行すると環状体の内周に形成されるえぐり部の両端は内方に向かって変形し管体に食い込むことになり、これにより管体の脱落が防止される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、管継手に関し、さらに詳細にはストッパの締付け回転に伴う管体の共回りの防止を図るとともにシール性の良好な管継手に関する。
例えば、熱交換器用のフィンチューブの管継手の施工に当たっては従来においてはロウ付けで施工しているが、溶接作業は熟練・資格を要し、また、狭い場所等の悪環境における作業はきわめて困難を伴うばかりでなく、その結果についても不安定になることもある。また、いわゆるフレア式の管継手を採用して上記した問題点を解決しようとしている。そして、フレア式の管継手として、パイプの端部に形成したフレアの内周面をジョイントの先端に形成した円錐状のシール面に面接触させ、また、前記ジョイントに螺合してフレアを前記シール面に締め付け固定するフレアナットの内周に円錐状の締め付け面を形成するようにしたものがある。
そして、前記したフレアの外周面に重合させたスペーサの外周面に断面半円状のリブを設け、該リブをフレアの締付面に接触させてフレアナットの回転に伴うトルクがフレアを介してパイプに伝達され難いようにしている。そして、フレアナットを締込み回転させて前記のスペーサを介してフレアがシール面に押し付け保持され両者間がシールされるとともに、パイプが固定されるようにしたものが提案されている(特許文献1参照)。
特開平7―248080号公報
前記した特許文献1に記載のフレア式の管継手においては、パイプの端部処理が必要であり、パイプ内面に表面積を拡大させるためのスパイラルが加工されているので,拡管してもスパイラルの溝が残り、シール性に問題があった。本発明は、上記した点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ストッパの締め付けに対して管体の供回りを防止するとともに、シール性の良好な管継手の提供を目的とするものである。
本発明に係る管継手は、前記の目的を達成するために、内周にねじを刻設した筒状部を備えたハウジングの前記筒状部の基部に形成の段部に、一端の外周縁より内方に向かって所定の角度の円錐状傾斜面を形成した第一リングを装着し、前記ハウジングの筒状部に刻設のねじに螺合するねじを外周に刻接するとともに先端部外周より内方に向かって所定の角度の円錐状の締め付け用傾斜面を形成したストッパと、前記第一リングとストッパとの間に、内周にえぐり部を形成するとともに切り欠部を備えた三角形状の環状体を装着し、前記した第一リングの円錐状傾斜面及びストッパの円錐状締め付け用傾斜面の角度より前記の切り欠部を備えた三角形状の環状体の三角形状の角度を大とするとともに、前記した切り欠部を備えた三角形状の環状体の硬度を管体の硬度と同等もしくはそれより若干硬く構成し、前記ストッパの締め付け用傾斜面と第一リングの傾斜面との間に介装された前記切り欠部を備えた三角形状の環状体を前記したストッパの巻き締めにより該切り欠部を備えた三角形状の環状体を前記ストッパの締付用傾斜面と第一リングの傾斜面とによって変形せしめて管体に圧接・食い込ませるように構成したことをその特徴とするものである。
本発明に係る管継手は、ハウジングの筒状部に螺合されたストッパの先端部に形成の締め付け用傾斜面と該締め付け用円錐状傾斜面と第一リングの円錐状傾斜面との間に介装された内周にえぐり部を設けるとともに切り欠部を備えた三角形状の環状体の硬度を管体の硬度と同等若しくはそれより若干硬くし、さらに前記したストッパの締め付け用の円錐状の傾斜面及び第一リングの円錐状の傾斜面の角度を同一の角度Aとし、切り欠部を備えた三角形状の環状体の該三角形の角度をBとしたときB>Aとなるように構成したので、ハウジングの基部の段部に所定の角度の円錐状の傾斜面を形成した第一リングを装着し、前記の切り欠部を備えた三角形状の環状体の一方の傾斜面を前記の第一リングの円錐状の傾斜面と接して装着し、ストッパの先端部の締め付け用傾斜面が前記の三角形状の環状体の他方の傾斜面に当接するようになるまでハウジングのねじに沿ってストッパを締め付け挿入する。
前記のストッパの締め付け挿入に際しては、前記したようにストッパの傾斜面と第一リングの傾斜面の角度をAとし、切り欠部を備えた三角形状の環状体の該三角形の角度をBとしたときB>Aと構成してあるので、ストッパの締め付けにより三角形状の環状体には横方向の押圧力が加わることとなり、この押圧力により環状体の切り欠部が狭まり、さらには切り欠部の両端部が接触し、環状体は管体に圧接され、さらに締め付けが進行すると環状体の内周にはえぐり部が形成されているので、環状体の前記えぐり部の外周部両端は内方に向かって変形し管体に食い込むことになり、これにより管体の脱落が防止され、しかも、その食い込みは環状体の内周部の両端である2箇所で食い込むことになるので、管体の脱落防止に極めて有効である。
本発明の実施の形態を説明すると、図は本発明の実施の形態を示すものであり、図1は環状体の半断面図、図2は第一リングの断面図、図3は環状体の断面図、図4は環状体の平面図、図5はストッパの半断面図、図6は環状体の横方向の押圧力に対する変形を示す説明図である。
図1において、1は筒状をなすハウジングであり、該ハウジング1の筒状部2の先端部内周にはねじ3が刻設され、前記筒状部2の基部側には段部4が形成され該段部4に隣接してOリング装着用溝5が形成され、該Oリング装着用溝5内にはOリング6が装着される。前記したハウジング1の基部に形成された段部4には第一リング7の背面部8が当接され該第一リング7がハウジング1内に装着される。前記した第一リング7の前面部側には外周端部7aより内方に向かって所定の角度を有する円錐状の締め付け用傾斜面9が形成されている。
10は所定の角度で形成された断面が略三角形状をなすとともに切り欠部11を備えた環状体であり、該環状体10の内周は周縁を残してえぐられ、えぐり部12が形成され、前記の三角形状をなす該三角形の角度Bは本実施の形態においては例えば68°に設定されている。15は、前記ハウジング1の筒状部2に刻設のねじ3に螺合するねじ16が外周に刻設されたストッパであり、該ストッパ15の先端部は外周端部15aから内周に向けて所定の角度からなる円錐状の締め付け用傾斜面17が形成される。また、18はストッパ15のボルト状頭部である。そして、前記した第一リング7の円錐状の傾斜面9の傾斜角とストッパ15の先端部の締め付け用傾斜面17の角度Aは同一の角度とされており、本実施の形態においては、前記の角度Aは例えば60°に設定される。
前記したように本実施の形態においては、切り欠部11を備えた三角形状の環状体10の三角形状の角度を68°、また、第一リング7の傾斜面9の角度及びストッパ15の締め付け用傾斜面17の角度をそれぞれ60°と設定したが、これに限定されるものではなく、要は切り欠部を備えた三角形状の環状体10の三角形状の角度Bと、第一リング7の傾斜面9の傾斜角及びストッパ15の締め付け用傾斜面17の角度Aの関係をB>Aの関係を保持されれば充分である。
また、前記した切り欠部を備えた三角形状の環状体10の材料硬度を管体20の材料硬度と同等もしくはそれより若干硬く構成してある。また、前記した切り欠部11を備えた環状体10の内径は、前記切り欠部11の両端部が接触状態となったときに管体の外径と略同径となるように構成されている。
以上のように構成された本実施の形態においては、ハウジング1のOリング装着用溝5にOリング6を装着し、ハウジング1の基部の段部4に、外周の一端部7aから内方に向かって所定の角度の円錐状傾斜面9が形成された第一リングを装着し、切り欠部11を備えた断面三角形状の環状体10を管体20に挿入し、前記の第一リング7の内周面側に形成の傾斜面9に該環状体10の三角形状の一辺の傾斜面を接当して装着する。前記した環状体10の管体20への挿入に際しては、環状体10には切り欠部11が設けられているので、環状体10の管体20への挿入はきわめて円滑に実施できるものである。
切り欠部11を備えた三角形状の環状体10の一辺を第一リング7の傾斜面9に接当して該環状体10を管体20に挿入した後、ストッパ15の外周に刻設のねじ16をハウジング1の内周に刻設のねじ3に螺合せしめて、ストッパ15のボルト状頭部18を回転させてストッパ15をハウジング1内に締め込み挿入し、該ストッパ15の先端部に形成の円錐状の締め付け用傾斜面17が前記の切り欠部11を備えた三角形状の環状体10の他片の傾斜面に接するまで前記のストッパ15を締めこむようにする。
上記したようにストッパ15を締めこむと、切り欠部11を備えた環状体10は、前記の締め込みによる横方向の押圧力により前記切り欠部11の幅は順次狭められ、遂には切り欠部11の両端が接触し隙間がなくなるまで径変化し該環状体10は管体20に接触することになる。そして、さらにストッパ15の締め込みが進行すると、第一リング7の外周端部より内方に向けて形成された傾斜面9とストッパ15の先端外周端部より内方に向けて形成した傾斜面17の角度を同一の角度Aと切り欠部を備えた三角形状の環状体10の三角形の傾斜角BとはB>Aとされているので、前記したストッパ15の締め込み荷重により三角形状の環状体10の三角状斜辺は、ストッパ15及び第一リング7に形成の前記傾斜面に押され該環状体10の内周側(管体20に接する側)に設けられるえぐり部12の両周縁端部13,14は内方に食い込むように変形し始める(図6参照)。
上記したように、ストッパ15の締め付けによる環状体10の三角状斜辺の先端部すなわち前記えぐり部12の両周縁端13,14は変形され管体20に食い込むようにされ、この食い込みによって管体20の脱落は完全に防止される。そして、前記の食い込みは、環状体10の内周に設けられたえぐり部12の両周縁端部の2箇所であるため脱落の防止にきわめ有効である。
本発明に係る管継手の実施の形態の半断面図 第一リングの断面図 環状体の断面図 環状体の平面図 ストッパの半断面図 環状体の横方向の押圧力に対する変形を示す説明図
符号の説明
1 ハウジング
2 筒状部
3 ねじ
7 第一リング
9 第一リングの傾斜面
10 切り欠部を備えた環状体
11 切り欠部
12 えぐり部
15 ストッパ
17 ストッパの傾斜面
20 管体


Claims (1)

  1. 内周にねじを刻設した筒状部を備えたハウジングの前記筒状部の基部に形成の段部に、一端の外周縁より内方に向かって所定の角度の円錐状傾斜面を形成した第一リングを装着し、前記ハウジングの筒状部に刻設のねじに螺合するねじを外周に刻設するとともに先端外周より内方に向けた所定の角度の円錐状の締め付け用傾斜面を形成したストッパと、前記第一リングとストッパとの間に、内周にえぐり部を形成するとともに切り欠部を備えた三角形状の環状体を装着し、前記した第一リングの円錐状傾斜面及びストッパの円錐状締め付け用傾斜面の角度よりも前記の切り欠部を備えた三角形状の環状体の三角形状の角度を大とするとともに、前記した切り欠部を備えた三角形状の環状体の硬度を管体の硬度と同等もしくはそれより若干硬く構成し、前記ストッパの締め付け用傾斜面と第一リングの傾斜面との間に介装された前記切り欠部を備えた三角形状の環状体を前記したストッパの巻き締めにより該切り欠部を備えた三角形状の環状体を前記ストッパの締付用傾斜面と第一リングの傾斜面とによって変形せしめて管体に圧接・食い込ませるように構成したことを特徴とする管継手。


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