JP2007031347A - 精神鎮静用組成物 - Google Patents

精神鎮静用組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2007031347A
JP2007031347A JP2005217373A JP2005217373A JP2007031347A JP 2007031347 A JP2007031347 A JP 2007031347A JP 2005217373 A JP2005217373 A JP 2005217373A JP 2005217373 A JP2005217373 A JP 2005217373A JP 2007031347 A JP2007031347 A JP 2007031347A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition
mental
sedation
fragrance
sedative
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005217373A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoichi Komaki
亮一 駒木
Masao Kubota
正男 窪田
Miho Okui
美保 奥井
Tadashi Han
忠司 飯
Tatsuya Kodama
達哉 児玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Cosmetics Inc
Soda Aromatic Co Ltd
Original Assignee
Kanebo Cosmetics Inc
Soda Aromatic Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanebo Cosmetics Inc, Soda Aromatic Co Ltd filed Critical Kanebo Cosmetics Inc
Priority to JP2005217373A priority Critical patent/JP2007031347A/ja
Publication of JP2007031347A publication Critical patent/JP2007031347A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Fats And Perfumes (AREA)

Abstract

【課題】精神的な鎮静効果が認められる新たな成分を見出し、これを含有する精神鎮静用香料組成物を提供する。
【解決手段】2,4,5−トリメチルオキサゾールを含有する組成物を提供することにより、上記の課題を解決するに至った。
【選択図】なし

Description

本発明は、精神を鎮静・安定化させる効果を有する、精神鎮静用組成物に関する発明である。
現代社会には様々なストレスがあり、それらを解消するために様々な試みがなされている。香りの持つストレスを癒す効果についても着目され、近年香りの心理生理効果について様々な検討がなされている。
これまでに天然精油及び単体の合成香料についてはこれまでに多くの心理生理測定が行われ、ストレス軽減や鎮静効果を持つものの探索が行われてきた(特許文献1〜13参照)。
特開平10−204473号公報 特開平7−305089号公報 特開平9−169993号公報 特開平9−20646号公報 特開平6−172781号公報 特開2000−86478号公報 特開平6−40906号公報 特開平7−316582号公報 特開平9−323918号公報 特開平5−286867号公報 特開2000−154394号公報 特開昭63−199292号公報 特開昭63−199293号公報
しかしながら、精神的緊張の軽減効果を発揮すべき天然香料の選択や調合は、香り経験の豊富な熟練者の技術や知識、勘に頼るところが大きい。しかも、その効果も必ずしも明確でない場合が多い。さらに、実際に組み合わされた香りが効果を持つようにするには、試行錯誤を重ね、多大の時間と労力をかけ、ようやく達成されることが多い。
上記事情において、香り組成物に配合することにより、容易に精神的緊張の軽減効果をもたらす香り成分の開発が求められていた。即ち、本発明の目的とするところは配合することにより精神的な鎮静効果が認められる新たな成分を見出し、これを含有する精神鎮静用組成物を作出することにある。
本発明者は、この課題を解決するために、精神的な鎮静効果を有する香料組成物がないか鋭意検討を重ねてきた。
その結果、天然精油に含まれる成分の中で、2,4,5−トリメチルオキサゾールに精神的な鎮静効果(以下、精神鎮静効果)が認められることを見出し、精神鎮静用組成物に係わる本発明を完成するに至った。さらに、シトロネロール、ゲラニオール、フェニルエチルアルコール若しくはヨノンベータの中から選ばれる少なくとも1種以上の成分を有効成分として組みあわせることにより、より鎮静感が高まることが分かった。
すなわち、本発明は、2,4,5−トリメチルオキサゾールを必須有効成分として含有する、精神鎮静用組成物(以下、本精神鎮静用組成物ともいう)を提供する発明である。
本発明により、精神的な鎮静効果が認められる新たな成分が見出され、これを含有成分とする精神鎮静用組成物、並びに、この精神鎮静用組成物を含有する外用組成物および雑貨類が提供される。
本発明において、精神鎮静用組成物とは、これを用いることにより、使用者に精神的な鎮静感を与える効果を発揮する組成物を意味する。
本精神鎮静用組成物は、これを、化粧料等の外用組成物、部屋用の消臭剤やアロマキャンドル等の雑貨類、食品組成物等に含有させて、これらの製品に精神鎮静作用を付与することができる。精神鎮静効果とは、例えば、ヒトが日常生活で経験する緊張、いらいら、興奮、不安等の生理的心理状態から開放し、気分を穏やかにすると共に、精神活動を安定化する効果を意味するものであり、パネルを用いた官能テストや、精神的な鎮静感を検出可能な指標(例えば、CNV測定等)によりこれらの効果を確認することが可能である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。本精神鎮静用組成物の含有成分である2,4,5−トリメチルオキサゾールは、バラ精油、茶抽出物中に含有されていることが知られている。2,4,5−トリメチルオキサゾールは、常法により製造して、本発明において用いることが可能であり、市販品を用いることも可能である。
本精神鎮静用組成物は、必須の含有成分である2,4,5−トリメチルオキサゾールからなる組成物であってもよいし、香りの嗜好性を向上させる等のために、一般に使用される香料成分や精油等を、所望する精神鎮静効果が相殺されない限度内で適宜含有させて精神鎮静用の香料組成物とすることができる。また、前記の香料組成物には、さらに一般的に香料組成物において含有させることができる成分、例えば、抗酸化剤、防腐剤、キレート剤、紫外線吸収剤、色素等を含有させることもできる。
本精神鎮静用組成物は、他の精神鎮静効果を有する成分と配合して用いることもできる。他の精神鎮静効果を有する成分としては、例えばラベンダー、ラバンジン、サンダルウッド、ヴァレリアン、ベルベナ、レモンバーム,ホップ、セントジョーンズワード、ローズ、サイプレス、カモミル、クラリセイジ、ゼラニューム、ヒソップ、パチュリー、マジョラム、ベルガモット、オリバナム、ミル、セダーウッド、ネロリなどの成分が挙げられる。
本精神鎮静用組成物は、主に、調合香料として、香料を含有させることが可能な対象物に含有させて、精神鎮静作用を発揮させることができる。かかる対象物としては、化粧料等の外用組成物、部屋用の消臭剤や芳香剤やアロマキャンドル等の雑貨類、食品組成物等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
2,4,5−トリメチルオキサゾールの本精神鎮静用組成物中含有量は、本発明の組成物を配合するものの用途や性状、使用方法などにより一概には規定できるものではないが、精神鎮静効果が発揮され得る限度内で、対象物の種類や配合する香料の種類等に応じて自由に選択することが可能であり、通常は、対象物に対して香料の一般的な含有量に準じて選択することが可能である。対象物全量に対して0.00001〜20.0質量%程度が好ましく、さらには0.0001〜5.0質量%であることが、嗜好性を考慮すると特に好適である場合が多い。かかる含有成分量が対象物に対して0.00001質量%未満であると、他の配合成分の影響を最小限にしても、十分な精神鎮静効果が発揮されない傾向があり、20.0質量%を超えて配合しても、精神鎮静効果を有する成分の含有量に見合った、精神鎮静効果の向上は認められなくなり、香気のバランスが一般的に好ましくない傾向が認められる。
本精神鎮静用組成物を含有させる対象物には、本精神鎮静用組成物以外に、対象物の種類に応じた一般的な構成要素が、本発明の所期の効果を失わない範囲内で用いられる。
例えば、対象物が、化粧料等の外用組成物である場合には、外用組成物の具体的な剤型(液剤、粉末剤、顆粒剤、エアゾール剤、固形剤、ジェル剤等)や製品形態に応じて、これらの外用組成物に含有される一般的な成分を、本精神鎮静用香料組成物の他に含有させることができる。
なお、外用組成物としての最も好適な態様の一つである化粧料としては、例えば、香水、オードトワレ、オーデコロン、クリーム・乳液類、化粧水、ファンデーション類、粉白粉、口紅、ポマード、石鹸、シャンプー・リンス類、ボディシャンプー、ボディリンス、ボディパウダー類、入浴剤等が、具体的な製品形態として例示される。
また、日用雑貨としては、部屋用の芳香剤や消臭剤、アロマキャンドル等が、具体的な製品形態として例示される。なお、本発明は、本精神鎮静用組成物を吸引させることにより、精神を鎮静する精神鎮静方法をも提供する発明でもある。
本精神鎮静用香料組成物を吸引させる対象は、通常は人間であるが、犬や猫等の哺乳動物であってもよい。また、吸引させる手段は、通常は、本精神鎮静用香料組成物を含有する対象物(外用組成物、雑貨類、食品組成物等)を介して行われる。すなわち、これら対象物の通常の使用態様、または、指定された使用態様(例えば、化粧料等の外用組成物の外皮における使用、雑貨類であるアロマキャンドルの着火、芳香剤や消臭剤の部屋における設置や噴霧、食品組成物の飲食等)に従い、対象物に含有された本精神鎮静用香料組成物を、吸引対象が吸引し、本精神鎮静用香料組成物中の、精神鎮静成分により、吸引対象の精神が鎮静される。
以下、本発明について実施例を用いて、さらに具体的に説明する。なお、%で表した配合量は、配合対象に対する質量%である。
(CNV試験)
随伴性陰性変動(CNV:Contingent Negative Variation,以下CNVと記す。)と呼ばれる、陰性の電位の変化を測定することにより、精神鎮静効果の検討を行った。CNVは、注意、期待、予期等の心理過程、また、意識レベルの変動と連動する、脳の緩徐な電位変動として知られている。本発明におけるCNV測定は、以下の条件で行った。また、特許文献12(特開昭63−199292号公報)、特許文献13(特開昭63−199293号公報)においても、CNVの測定及び評価方法について詳しく開示されている。また、眼球運動の測定も任せて行った。なお、ヒトに、覚醒効果を示すカフェインを内服させると、CNVの振幅が増大し、鎮静効果を示すニトロゼパムを吸引させると、CNVの振幅が減少することが報告されている。
精神鎮静効果を有する試料を検索するために、S1(ホワイトノイズによる音刺激)−S2(CRT上に表示された光刺激)の間隔を1.5秒に設定し、S2後ボタン押しによる運動反応(MR)を行わせるものとした。この一連の繰り返しの中で、試料は適宜希釈された状態で用い、空気の入り口と出口の付いた無臭の20mLガラス容器に1g入れ、出口より被験者の鼻腔前方約10cmの位置に置かれた75mmΦロートに香りを導き、被験者に呈示した。コントロール(ブランク)条件の場合は、無臭のガラス容器に無臭の顆粒状活性炭を入れ無臭空気を呈示した。CNV測定のための脳波電極は国際10−20法に従いFzに装着し、耳タブを不関電極として時定数3.2秒で単極誘導し、NEC社製 SYNAFIT2500 デジタル脳波計にて測定した。
CNVの加算平均は、誘発電位研究用プログラムEPLYZERを用い、眼球運動などのアーチファクトを除き、18〜25回加算することによって求めた。また、CNVの基線(Base line)は、S1前250msec.の期間の脳波の平均電圧から求めた。測定により得られたCNV波形の評価方法についても鳥居らの方法に従い、警告音刺激(S1)後500〜1000msec.の前記成分の面積(図中斜線部、単位:msec.×μV)により判定した。即ち、ブランク測定時に比較して試料測定時のCNV前記成分の面積が増加・減少した場合には効果があると判断し、ブランク(無臭刺激の場合)を100%として比較した百分率(%)で表し、これを精神鎮静効果についての指標とした。面積変動が100%を越える場合は、覚醒効果が、100%未満の場合は、鎮静効果が認められることを示している。
(試験例)
試料として、2,4,5−トリメチルオキサゾールの0.0001%希釈液(溶剤トリエチルシトレートにて希釈)と、特許文献12(特開昭63−199292号)において鎮静効果が報告されているサンダルウッドオイルと、精神高揚効果が伝承的に認められているレモンオイル(各々、市販品を用いた)の10%希釈液(溶剤トリエチルシトレートにて希釈)を調製し、健康な9名の成人女性を被験者として上記の要領でCNV試験を行った。
その結果を、第1図に示す。第1図により、2,4,5−トリメチルオキサゾールには、精神鎮静効果が認められることが明らかになった。
以下に、本精神鎮静用香料組成物の具体的な処方例を実施例として示す。実施例1の本精神鎮静用香料組成物は、上記のCNV試験により、第2図に示すとおり精神鎮静効果が認められた。
〔実施例1〕 精神鎮静用香料組成物
配合成分 配合量(質量部)
2,4,5−トリメチルオキサゾール 0.1
シス−3−ヘキセノール 0.08
トリプラール 0.05
イソシクロシトラール 0.3
アルデヒドC−9 0.05
アルデヒドC−11ウンデシレン 0.05
シトラール 0.05
ロザルバ(IFF社製) 0.1
ローズオキサイド 0.4
ダマスコンアルファ 0.2
ダマスコンベータ 0.1
エチルサフラネート(QUEST社製) 0.01
ジメチルオクタノール 1.1
L−シトロネロール 20.0
ゲラニオール 8.0
ネロール 5.0
2−フェニルエチルアルコール 40.0
フェニルエチルアセテート 0.05
フェニルアセトアルデヒド 0.03
ヨノンベータ 15.0
デヒドロベータヨノン 5.0
メチルイソオイゲノール 4.0
マルトール 0.01
ローズオイル 0.1
カモミルブルーオイル 0.03
パチュリーオイル 0.1
タジェットオイル 0.05
シトロネラオイル 0.04
以下に、本精神鎮静用香料組成物を含有する香料組成物、外用組成物または雑貨類の典型的な製品形態の処方例を実施例として以下に示す。これらの実施例は、それぞれの製品形態の典型的な使用態様における官能テストにより、精神鎮静効果が認められた。
〔実施例2〕 精神鎮静用香料組成物
配合成分 配合量(質量部)
2,4,5−トリメチルオキサゾール 0.1
シス−3−ヘキセノール 0.08
トリプラール 0.05
イソシクロシトラール 0.3
アルデヒドC−9 0.05
アルデヒドC−11ウンデシレン 0.05
シトラール 0.05
ロザルバ(IFF社製) 0.1
ローズオキサイド 0.4
ダマスコンアルファ 0.2
ダマスコンベータ 0.1
エチルサフラネート(QUEST社製) 0.01
ジメチルオクタノール 1.1
ゲラニオール 8.0
ネロール 5.0
2−フェニルエチルアルコール 60.0
フェニルエチルアセテート 0.05
フェニルアセトアルデヒド 0.03
ヨノンベータ 15.0
デヒドロベータヨノン 5.0
メチルイソオイゲノール 4.0
マルトール 0.01
ローズオイル 0.1
カモミルブルーオイル 0.03
パチュリーオイル 0.1
タジェットオイル 0.05
シトロネラオイル 0.04
〔実施例3〕 精神鎮静用香料組成物
配合成分 配合量(質量部)
2,4,5−トリメチルオキサゾール 0.1
シス−3−ヘキセノール 0.08
トリプラール 0.05
イソシクロシトラール 0.3
アルデヒドC−9 0.05
アルデヒドC−11ウンデシレン 0.05
シトラール 0.05
ロザルバ(IFF社製) 0.1
ローズオキサイド 0.4
ダマスコンアルファ 0.2
ダマスコンベータ 0.1
エチルサフラネート(QUEST社製) 0.01
ジメチルオクタノール 1.1
L−シトロネロール 60.0
ゲラニオール 8.0
ネロール 5.0
フェニルエチルアセテート 0.05
フェニルアセトアルデヒド 0.03
ヨノンベータ 15.0
デヒドロベータヨノン 5.0
メチルイソオイゲノール 4.0
マルトール 0.01
ローズオイル 0.1
カモミルブルーオイル 0.03
パチュリーオイル 0.1
タジェットオイル 0.05
シトロネラオイル 0.04
〔実施例4〕 スキンローション組成物
配合成分 配合量(質量%)
ジプロピレングリコール 3.0
濃グリセリン 3.0
ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.5
実施例1の香料組成物 0.03
精製水 残 量
<製法>常法によりスキンローション組成物を得た。
〔実施例5〕 スキンクリーム組成物
配合成分 配合量(質量%)
流動パラフィン 15.0
トリ−2−エチルへキサン酸グリセリド 5.0
ステアリン酸 2.0
セタノール 3.0
ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 3.0
実施例1の精神鎮静用香料組成物 0.1
N−ステアロイル−L−グルタミン酸ナトリウム 1.0
カルボキシビニルポリマー 0.1
防腐剤 適 量
精製水 残 量
<製法>常法によりスキンクリーム組成物を得た。
〔実施例6〕 スキンミルク組成物
配合成分 配合量(質量%)
ステアリン酸 1.0
イソステアリン酸コレステリル 2.0
ホホバ油 4.0
スクワラン 8.0
セスキオレイン酸ソルビタン 0.8
モノステアリン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン 1.2
実施例1の精神鎮静用香料組成物 0.3
1,3−ブチレングリコール 5.0
L−アルギニン 0.4
カルボキシビニルポリマー 0.2
防腐剤 適 量
精製水 残 量
<製法>常法によりスキンミルク組成物を得た。
〔実施例7〕 スキンミルク組成物
配合成分 配合量(質量%)
ステアリン酸 1.2
自己乳化型モノステアリン酸 0.7
コレステリン 0.5
セタノール 0.1
ポリオキシエチレン(6)セチルエーテル 1.2
ポリオキシエチレン(2)ステアリルエーテル 0.9
流動パラフィン 12.0
濃グリセリン 4.0
水酸化カリウム 0.07
セチル硫酸ナトリウム 0.5
2%カルボキシルビニルポリマー分散液 7.5
(カーボポール941;B.F.Goodrich社製)
実施例1の精神鎮静用香料組成物 0.05
防腐剤 適 量
精製水 残 量
<製法>常法によりスキンミルク組成物を得た。
〔実施例8〕 シャンプー組成物
配合成分 配合量(質量%)
N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン 30.0
ラウリン酸アミドプロピルベタイン液 15.0
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3.0
ポリオキシエチレン(3)牛脂アルキルヒドロキシミリスチルエーテル 3.0
カチオン化セルロース 0.4
水酸化ナトリウム 0.4
1,3−ブチレングリコール 2.0
実施例1の香料組成物 0.7
防腐剤 適 量
精製水 残 量
<製法>常法によりシャンプー組成物を得た。
〔実施例9〕 ボディシャンプー組成物
配合成分 配合量(質量%)
N−ラウロイル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン 6.0
N−ラウリルメチルタウリンナトリウム 3.0
ラウリン酸トリエタノールアミン 10.0
ミリスチン酸トリエタノールアミン 10.0
ラウリルイミダゾリニウムベタイン 5.0
ラウリン酸ジエタノールアミド 5.0
プロピレングリコール 7.0
実施例1の香料組成物 1.0
防腐剤 適 量
キレート剤 適 量
精製水 残 量
<製法>常法によりボディシャンプー組成物を得た。
〔実施例10〕ヘアーコンディショナー組成物
配合成分 配合量(質量%)
セタノール 3.5
塩化アルキトリメチルアンモニウム 2.5
実施例1の香料組成物 0.5
1,3−ブチレングリコール 2.0
アクリル樹脂・アミノ変性シリコーン縮合物 0.6
(シリコンFZ−3148;日本ユニカー社製)
精製水 残 量
<製法>常法によりヘアーコンディショナー組成物を得た。
〔実施例11〕入浴剤組成物
配合成分 配合量(質量部)
炭酸水素ナトリウム 70.0
無水硫酸ナトリウム 28.8
実施例1の精神鎮静用香料組成物 1.0
色素Y−202−1 0.2
<製法>香料を除いた成分をV型ミキサーにて均一になるまで攪拌した後、精神鎮静用香料組成物を加え、さらに均一になるまで充分に攪拌して入浴剤組成物を得た。
〔実施例12〕室内用芳香剤組成物
配合成分 配合量(質量部)
カラギーナン 3.0
ローカストビーンガム 1.5
エタノール 6.0
プロピレングリコール 3.0
モノラウリン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン 1.5
実施例1の精神鎮静用香料組成物 5.0
酸化防止剤 適 量
防腐剤 適 量
キレート剤 適 量
精製水 残 量
<製法>常法により室内用芳香剤組成物を得た。
本発明により、優れた精神的な鎮静効果が認められる香料組成物を提供できる。
本精神鎮静用組成物の有効成分である、2,4,5−トリメチルオキサゾールについてのCNV測定結果を示す図面である。 1.縦軸は、警告音刺激(S1)後500〜1000msec.の前記成分の面積(単位:msec.×μV)を、ブランク(無臭刺激の場合)を100%として比較した百分率(%)で表したものである。従い、上方向は覚醒状態を、下方向は鎮静状態を表している。 2.横軸には香り刺激試料としてのコントロール(無臭)、2,4,5−トリメチルオキサゾール、サンダルウッド、レモンオイルを表示した。 実施例1の本精神鎮静用香料組成物についてのCNV測定結果を示す図面である。 1.縦軸は、警告音刺激(S1)後500〜1000msec.の前記成分の面積(単位:msec.×μV)を、ブランク(無臭刺激の場合)を100%として比較した百分率(%)で表したものである。従い、上方向は覚醒状態を、下方向は鎮静状態を表している。 2.横軸には香り刺激試料としてのコントロール(無臭)、実施例1の本精神鎮静用香料組成物を表示した。

Claims (6)

  1. 2,4,5−トリメチルオキサゾールを有効成分として含有することを特徴とする精神鎮静用組成物。
  2. 2,4,5−トリメチルオキサゾールを有効成分として含有することを特徴とする精神鎮静用香料組成物。
  3. 2,4,5−トリメチルオキサゾールを0.0001〜20.0質量%含有することを特徴とする精神鎮静用組成物。
  4. 2,4,5−トリメチルオキサゾールと、シトロネロール、ゲラニオール、フェニルエチルアルコール及びヨノンベータからなる群より選ばれる少なくとも1種以上の成分を有効成分として組み合わせ配合することを特徴とする精神鎮静用香料組成物。
  5. 請求項1〜3いずれかに記載の精神鎮静用組成物を含有する外用組成物。
  6. 請求項1〜3いずれかに記載の精神鎮静用組成物を含有する雑貨類。
JP2005217373A 2005-07-27 2005-07-27 精神鎮静用組成物 Pending JP2007031347A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005217373A JP2007031347A (ja) 2005-07-27 2005-07-27 精神鎮静用組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005217373A JP2007031347A (ja) 2005-07-27 2005-07-27 精神鎮静用組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007031347A true JP2007031347A (ja) 2007-02-08

Family

ID=37791020

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005217373A Pending JP2007031347A (ja) 2005-07-27 2005-07-27 精神鎮静用組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007031347A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010070515A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Kanebo Cosmetics Inc メラニン生成抑制剤
JP2010265337A (ja) * 2009-05-12 2010-11-25 Lion Corp 香料の乳化分散物
EP3443988B1 (en) * 2010-12-23 2024-04-17 Firmenich SA Composition and use of composition for counteracting ammonia malodor

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010070515A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Kanebo Cosmetics Inc メラニン生成抑制剤
JP2010265337A (ja) * 2009-05-12 2010-11-25 Lion Corp 香料の乳化分散物
EP3443988B1 (en) * 2010-12-23 2024-04-17 Firmenich SA Composition and use of composition for counteracting ammonia malodor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100968356B1 (ko) 향료 조성물
JP2750044B2 (ja) 芳香剤及びカプセル封入したにおい中和剤を含むデオドラント/制汗剤製品
JP3519747B2 (ja) 鎮静効果を与える香料改質剤
JP2003119490A (ja) 精神鎮静用香料組成物
JP4754860B2 (ja) 気化吸引用鎮静効果付与剤及びそれを含有する気化吸引用鎮静剤組成物
JP2004262900A (ja) 体臭抑制香料組成物
JPH03294400A (ja) 香料組成物
JP2007031347A (ja) 精神鎮静用組成物
JP5019016B2 (ja) 睡眠改善剤及び香料製剤
JP5721986B2 (ja) 精神鎮静用組成物
JP5851398B2 (ja) 交感神経抑制剤
JPWO2006051597A1 (ja) 光学活性ムスコン組成物、およびそれを含有する香粧品
JP5306159B2 (ja) 香料組成物における精神高揚効果の付与方法
JP6097342B2 (ja) 交感神経活性化剤、並びにそれを含有する交感神経活性化用化粧料及び交感神経活性化用食品
JPH01254628A (ja) 意識水準を鎮静させる吸入投与用組成物
JP2008101129A (ja) 香料組成物およびそれが配合された化粧料
JP2003119491A (ja) 精神高揚用香料組成物
JP5306160B2 (ja) 精神鎮静用香料組成物を製造するための特定の香料成分の使用、及び、香料組成物における精神鎮静効果の付与方法
WO2012176438A1 (ja) 気化吸入用鎮静剤及びそれを含有する鎮静香料組成物
JP6033568B2 (ja) 皮脂分泌抑制効果付与剤及びこれを含有する皮脂分泌抑制剤組成物
JP6469344B2 (ja) 皮膚化粧料
JP5441207B2 (ja) 新規抗酸化剤、活性酸素消去剤、香粧品
JP2003238329A (ja) 皮膚外用剤
JP2006312691A (ja) 香料組成物