JP2007027548A - 試料検査装置及び試料検査装置の制御方法 - Google Patents

試料検査装置及び試料検査装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 試料の電気特性測定を良好に行うことのできる試料検査装置及び試料検査装置の制御方法を提供する。
【解決手段】 対物レンズ4と、電子銃1と対物レンズ4との間に配置され、電子ビーム11が通過する開口部5aを有する絞り部材5と、この絞り部材5の上流側に配置され、絞り部材5の開口部5aに電子ビーム11を集束させるためのコンデンサレンズ2と、試料9の電気特性を測定するための導電性プローブ8a,8bと、各レンズの駆動を制御する制御部13とを備える試料検査装置において、試料9の電気特性測定に連動して電子ビーム11を絞り部材5上においてデフォーカスさせるように制御部13がコンデンサレンズ2の駆動条件を変更する。これにより当該駆動条件の変更時には絞り部材5の開口部5aを通過して試料9に到達する電子ビーム11の照射量を減少させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、走査電子顕微鏡等の構成を備える試料検査装置及び試料検査装置の制御方法に関する。
半導体基板等の試料における微小領域の電気特性を測定するために、走査電子顕微鏡(SEM)の試料室内にマニピュレータを設け、マニピュレータに備えられたプローブ(探針)を介して、試料室内に配置された試料の電気特性の測定を行うことができる試料検査装置が開発されている。この装置に設けられたマニピュレータには、複数のプローブが備えられており、各プローブはマニピュレータによって独立して駆動され、その各先端が個別に試料上の異なる箇所に接触できるようになっている。
このような装置においては、まず、電子ビーム照射手段を備える鏡筒下に配置された試料室内の試料に電子ビームを走査し、これにより得られる試料の走査像をオペレータが目視によって確認し、試料上において測定対象となる微小領域を特定する。このような測定対象となる微小領域としては、例えば、試料上に形成された配線部分や粒状構造部位等があげられる。
次いで、オペレータは、走査像を確認しながらマニピュレータの操作を行い、マニピュレータに設けられた複数のプローブの先端を試料の微小領域に接触させる。例えば、当該微小領域の電気抵抗を測定する際には、2つのプローブの先端を微小領域の両端部に接触させる。
この状態で、両プローブ間に電圧を印加し、そのときにプローブに流れる電流を計測する。その結果、当該電圧及び電流により、測定対象とされた微小領域の電気抵抗を求めることができる。
なお、以下に示す特許文献1には、このような装置の一例が開示されている。この特許文献1に示された装置では、SEMを構成する鏡筒内に、電子銃、コンデンサレンズ、エアロックバルブ、偏向コイル、対物レンズ等が備えられている。
そして、試料室内にはマニピュレータが設けられており、このマニピュレータは複数のプローブ(探針)を有する。これら複数のプローブのうちの2つのプローブを試料に接触させることにより、当該プローブ間に位置する試料の微小領域の電気特性を測定することができる。
特開平5−114634号公報
上述の装置においては、試料上での測定対象となる微小領域を走査像により特定し、当該微小領域の電気特性をプローブを介して測定できるので、例えば半導体からなる試料に含まれた微小な異物等の検査を行う際にこのような装置は非常に有用である。
ここで、試料の電気特性の測定中には、試料及び試料に接触しているプローブに到達する電子ビームの照射電流量は、走査像の取得時での照射電流量に対して減少させることが望ましい。この理由は、プローブを介して試料の電気特性を行っているときには、試料もしくはプローブへの電子ビームの照射に起因する電気特性測定への影響を少なくするためである。
すなわち、走査像の取得時での照射電流量に設定された電子ビームが電気特性測定時においても試料もしくはプローブに照射されると、キャリア電流等の不要な電流がプローブを介して検出されてしまい、測定精度が低下しまうためである。よって、走査像の取得後、試料の電気特性測定時に電子ビームが試料もしくはプローブに照射される場合には、試料の電気特性に実質的に影響を与えない程度にまで電子ビームの照射電流量を減少させる必要がある。
なお、試料の電子特性測定時には、鏡筒内において電子ビームを遮蔽することも考えられる。例えば、鏡筒に備えられたエアロックバルブを閉じることにより、電子ビームを遮蔽することが可能である。しかしながら、この場合、エアロックバルブの機械的な開閉動作に伴って生じる不要なパーティクル(微小金属片等)が試料上に落下することがあり、このときには試料の電気特性測定に支障をきたすことが考えられる。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、試料の電気特性測定を良好に行うことのできる試料検査装置及び試料検査装置の制御方法を提供することを目的とする。
本発明に基づく第1の試料検査装置は、荷電粒子ビーム源と、荷電粒子ビーム源から放出された荷電粒子ビームを試料上で集束させるための対物レンズと、荷電粒子ビーム源と対物レンズとの間に配置され、荷電粒子ビームが通過する開口部を有する絞り部材と、この絞り部材の上流側に配置され、絞り部材の開口部に荷電粒子ビームを集束させるためのコンデンサレンズと、試料と接触して試料の電気特性を測定するための導電性プローブと、各レンズの駆動を制御する制御部とを備える試料検査装置において、試料の電気特性測定に連動して荷電粒子ビームを絞り部材上においてデフォーカスさせるように制御部がコンデンサレンズの駆動条件を変更し、これにより絞り部材の開口部を通過して試料に到達する荷電粒子ビームの照射量を減少させることを特徴とする。
また、本発明に基づく第2の試料検査装置は、荷電粒子ビーム源と、荷電粒子ビーム源から放出された荷電粒子ビームを試料上で集束させるための対物レンズと、荷電粒子ビーム源と対物レンズとの間に配置され、荷電粒子ビームが通過する開口部を有する絞り部材と、この絞り部材の上流側に配置され、絞り部材の開口部に荷電粒子ビームを集束させるためのコンデンサレンズと、試料と接触して試料の電気特性を測定するための導電性プローブと、絞り部材の上流側又は下流側の双方もしくはいずれか一方に配置された付加レンズと、各レンズの駆動を制御する制御部とを備える試料検査装置において、試料の電気特性測定に連動して荷電粒子ビームを絞り部材上においてデフォーカスさせるように制御部が付加レンズを駆動し、これにより絞り部材の開口部を通過して試料に到達する荷電粒子ビームの照射量を減少させることを特徴とする。
そして、本発明に基づく第3の試料検査装置は、エミッタ及びエミッタから荷電粒子を引き出すための引出電極を有する荷電粒子ビーム源と、荷電粒子ビーム源から放出された荷電粒子ビームを試料上で集束させるための対物レンズと、試料と接触して試料の電気特性を測定するための導電性プローブと、荷電粒子ビーム源の駆動を制御する制御部とを備える試料検査装置において、試料の電気特性測定に連動して引出電極に印加される引出電圧を下げるように制御部が荷電粒子ビーム源を駆動し、これにより荷電粒子ビーム源から試料に到達する荷電粒子ビームの照射量を減少させることを特徴とする。
さらに、本発明に基づく第1の試料検査装置の制御方法は、荷電粒子ビーム源と、荷電粒子ビーム源から放出された荷電粒子ビームを試料上で集束させるための対物レンズと、荷電粒子ビーム源と対物レンズとの間に配置され、荷電粒子ビームが通過する開口部を有する絞り部材と、この絞り部材の上流側に配置され、絞り部材の開口部に荷電粒子ビームを集束させるためのコンデンサレンズと、試料と接触して試料の電気特性を測定するための導電性プローブと、各レンズの駆動を制御する制御部とを備える試料検査装置の制御方法において、試料の電気特性測定に連動して荷電粒子ビームを絞り部材上においてデフォーカスさせるように制御部がコンデンサレンズの駆動条件を変更し、これにより絞り部材の開口部を通過して試料に到達する荷電粒子ビームの照射量を減少させることを特徴とする。
また、本発明に基づく第2の試料検査装置の制御方法は、荷電粒子ビーム源と、荷電粒子ビーム源から放出された荷電粒子ビームを試料上で集束させるための対物レンズと、荷電粒子ビーム源と対物レンズとの間に配置され、荷電粒子ビームが通過する開口部を有する絞り部材と、この絞り部材の上流側に配置され、絞り部材の開口部に荷電粒子ビームを集束させるためのコンデンサレンズと、試料と接触して試料の電気特性を測定するための導電性プローブと、絞り部材の上流側又は下流側の双方もしくはいずれか一方に配置された付加レンズと、各レンズの駆動を制御する制御部とを備える試料検査装置の制御方法において、試料の電気特性測定に連動して荷電粒子ビームを絞り部材上においてデフォーカスさせるように制御部が付加レンズを駆動し、これにより絞り部材の開口部を通過して試料に到達する荷電粒子ビームの照射量を減少させることを特徴とする。
そして、本発明に基づく第3の試料検査装置の制御方法は、エミッタ及びエミッタから荷電粒子を引き出すための引出電極を有する荷電粒子ビーム源と、荷電粒子ビーム源から放出された荷電粒子ビームを試料上で集束させるための対物レンズと、試料と接触して試料の電気特性を測定するための導電性プローブと、荷電粒子ビーム源の駆動を制御する制御部とを備える試料検査装置の制御方法において、試料の電気特性測定に連動して引出電極に印加される引出電圧を下げるように制御部が荷電粒子ビーム源を駆動し、これにより荷電粒子ビーム源から試料に到達する荷電粒子ビームの照射量を減少させることを特徴とする。
本発明においては、試料の電気特性測定に連動して荷電粒子ビームは絞り部材上においてデフォーカスされ、これにより絞り部材の開口部を通過して試料に到達する荷電粒子ビームの照射量は減少する。もしくは、試料の電気特性測定に連動して引出電圧が下げられ、これにより荷電粒子ビーム源から試料に到達する荷電粒子ビームの照射量は減少する。
よって、試料の電気特性測定時には、試料の電気特性測定に実質的に影響を与えない程度にまで荷電粒子ビームの照射電流量を減少させることができ、当該電気特性測定を良好に行うことができる。
以下、図面を参照して、本発明における実施の形態について説明する。図1は、本発明の第1実施例における試料検査装置を示す概略構成図である。
同図において、1は電子銃(荷電粒子ビーム源)である。この電子銃1から放出された電子ビーム(荷電粒子ビーム)11は、電子光学系21を介して、この電子光学系21の下流側に配置された試料9に照射される。
このとき、電子銃1から放出された電子ビーム11は、電子光学系21を構成する対物レンズ4により、試料9上で細く集束される。なお、試料9は、試料室23の内部に配置されており、電子銃1及び電子光学系21は、鏡筒22に設けられている。
また、鏡筒22内において、電子銃1と対物レンズ4との間には、絞り部材5が設けられている。この絞り部材5は、金属板より構成されており、その中央部には、電子ビーム11が通過するための開口部5aが形成されている。
さらに、絞り部材5の上流側(電子銃1が位置する側)には、コンデンサレンズ2が設けられている。このコンデンサレンズ2は、電子銃1から放出された電子ビーム11を絞り部材5の開口部5aに集束させるためのものである。コンデンサレンズ2により集束され、絞り部材5の開口部5aを通過した電子ビーム11は、対物レンズ4により試料9上に集束される。
そして、絞り部材5と対物レンズ4との間には、走査コイル3が設けられている。走査コイル3は、上記により集束された電子ビーム11を試料9上で走査するためのものである。なお、電子銃1、コンデンサレンズ2、走査コイル3、及び対物レンズ4は、それぞれ対応する各駆動部1a〜4aにより駆動される。
これら各駆動部1a〜4aは、バスライン12に接続されている。バスライン12には制御部13が接続されており、この制御部13は、各駆動部1a〜4aを介して、電子銃1、コンデンサレンズ2、走査コイル3、及び対物レンズ4の駆動制御を行う。
試料室23内には、電子検出器6が設けられている。電子検出器6は、電子ビーム11の走査によって試料9の表面9aで生じた二次電子等の被検出電子(図示せず)を検出するためのものである。
電子検出器6により検出された被検出電子の検出信号は、像データ形成部6aに送られる。像データ形成部6aは、当該検出信号に基づいて、走査像データを形成する。この走査像データは、バスライン12を介して表示部15に送られる。表示部15は、当該走査像データに基づいて、試料の走査像を表示する。本装置のオペレータは、表示部15に表示された走査像を目視により確認することができる。
さらに、試料室23には、マニピュレータ10が設けられている。このマニピュレータ10は、金属製の探針からなる第1及び第2の導電性プローブ(以下、「プローブ」という)8a,8bを有している。これらプローブ8a,8bは、それぞれ対応する駆動素子7a,7bに取り付けられている。この駆動素子7a,7bは、例えばピエゾ素子からなり、プローブ8a,8bの上下移動及び横方向の移動を行う。駆動素子7a,7bは、駆動部7cにより駆動される。
各プローブ8a,8bは、駆動素子7a,7bにより適宜移動され、試料9の電気特性測定時には、その先端(プローブ先端)が試料表面9aの所定箇所に接触することとなる。これらプローブ8a,8bには、それぞれ対応する信号印加・検出部(以下、「検出部」という)8c,8dが接続されている。これにより、各プローブ8a,8bには、対応する検出部8c,8dから適宜電圧が印加され又は電流が供給される。そして、検出部8c,8dは、プローブ8a,8bからの検出信号として、プローブの電圧値又はプローブに流れる電流値を検出する。
検出部8c,8dによって検出された検出信号は、バスライン12を介して演算部14に送られる。また、検出部8c,8dがプローブ8a,8bに印加する電圧の値又は供給する電流の値等の信号情報もバスライン12を介して演算部14に送られる。演算部14は、検出部8c,8dから送られた当該信号情報及び検出信号に基づいて、試料の電気特性を求める演算を実行する。
例えば、信号情報としてのプローブ8a,8b間に印加される電圧の値をV、検出信号としてのプローブ8a,8bに流れる電流値をIとすると、演算部14は、R=V/Iの演算を行い、プローブ8a,8b間に位置する試料9の微小領域の電気抵抗Rを算出する。この電子抵抗Rは、当該微小領域の電気特性に該当する。
このようにして演算部14により求められた試料の電気特性の結果は、表示部15によって適宜表示される。オペレータは、表示部15による表示結果を目視によって確認することにより、試料の電気特性を知ることができる。
さらに、バスライン12には、入力部16が接続されている。この入力部16は、マウス等のポインティングデバイスやキーボード等を備えている。オペレータは、入力部16を操作することにより、本装置の動作指令及び動作条件の入力やマニピュレータ10のマニュアル操作等を行うことができる。なお、制御部13は、バスライン12に接続された上記各構成要素の制御を行うことができる。
以上が、本発明の第1実施例における試料検査装置の構成である。次に、当該試料検査装置の制御方法について説明する。
制御部13は、各駆動部1a〜4aを介して、電子銃1、コンデンサレンズ2、走査コイル3、対物レンズ4の駆動制御を行い、試料室23内に配置された試料9上に電子ビーム11を集束させ、電子ビーム11による試料表面9a内での検査領域の走査を行う。
このとき、電子銃1から放出された電子ビーム11は、電子銃1の下流に配置されたコンデンサレンズ2により、絞り部材5の開口部5aに集束される。このようにしてこの開口部5aを通過した電子ビーム11は、対物レンズ4によって試料9上に集束される。
これにより、走査像を取得するために必要とされる照射電流量の電子ビームが、集束された状態で試料9上に到達することとなる。このときの電子ビームの軌道を、一点鎖線11aで示す。
電子ビーム11が走査された試料表面9aの検査領域からは、被検出電子(図示せず)が発生する。この被検出電子は、電子検出器6により検出される。被検出電子の検出に基づく電子検出器6からの検出信号は像データ形成部6aに送られ、像データ形成部6aは走査像データを形成する。
この走査像データはバスライン12を介して表示部15に送られ、表示部15は走査像を表示する。オペレータは、表示部15に表示された走査像を目視により確認し、測定対象となる微小領域の特定を行う。この微小領域としては、例えば、試料9上に形成された配線部分や粒状構造部位等があげられる。
オペレータは、当該微小領域の走査像を確認しながら、入力部16を操作し、マニピュレータ10のマニュアル操作を行う。これにより、マニピュレータ10を構成する駆動素子7a,7bは、入力部16の操作に基づき、駆動部7cを介して制御部13によって駆動制御される。この結果、駆動素子7a,7bに取り付けられた第1及び第2のプローブ8a,8bが移動することとなる。
オペレータは、第1及び第2のプローブ8a,8bの各先端が、それぞれ当該微小領域の両端部に接触するように、入力部16の操作を行う。これにより、第1及び第2のプローブ8a,8bの各先端が、測定対象とされた微小領域の両端部に接触することとなる。なお、当該微小領域の両端部の位置が画像認識等により検出できる場合には、制御部13による自動制御によって、第1及び第2のプローブ8a,8bの各先端を当該微小領域の両端部に接触させるようにしてもよい。
このようにして第1及び第2のプローブ8a,8bの各先端がそれぞれ微小領域の両端部に接触させた状態で、オペレータは、入力部16の操作を行い、試料9の電気特性測定動作開始の指示を入力する。
当該指示の入力に基づいて、制御部13は、各検出部8c,8dの駆動を行う。ここで、電気特性測定として、上記微小領域の電気抵抗の測定を実行する場合には、検出部8c,8dは、第1及び第2のプローブ8a,8b間に所定の電圧を印加する。また、これと同時に、検出部8c,8dは、プローブ8a,8bに流れる電流値を検出する。なお、プローブ8a,8bは、当該微小領域を間に介して直列に接続された状態となっているので、両プローブ8a,8bに流れる電流値は同等となる。
検出部8c,8dによって検出された電流値は、検出信号として演算部14に送られる。また、検出部8c,8dがプローブ8a,8bに印加する電圧の値も、信号情報として演算部14に送られる。演算部14は、検出部8c,8dから送られた当該信号情報及び検出信号に基づいて、以下の演算処理を実行する。
すなわち、信号情報としてのプローブ8a,8b間に印加される電圧の値をV、検出信号としてのプローブ8a,8bに流れる電流値をIとすると、演算部14は、R=V/Iの演算を行い、プローブ8a,8b間に位置する当該微小領域の電気抵抗Rを算出する。これにより、電気特性に該当する当該電気抵抗Rを求めることができる。
ここで、本発明においては、制御部13による制御によって、電気特性測定中に電子ビーム11を絞り部材5上においてデフォーカスさせるようにコンデンサレンズ2の駆動条件が変更できるように構成されている。具体的には、上述したオペレータによる電気特性測定動作開始の指示の入力に連動して、制御部13はコンデンサレンズ2の駆動条件を変更する。この駆動条件の変更は、コンデンサレンズ2の励磁を強める駆動条件とする。
このようにコンデンサレンズ2の駆動条件が変更されたときにおける電子ビーム11の軌道を点線11bで示す。点線11bで示したように、電子ビーム11は、電子銃1から放出された後、コンデンサレンズ2の強められた励磁によって、絞り部材5上においてデフォーカスされる。この結果、絞り部材5の開口部5aを通過して試料9に到達する電子ビーム11の照射量は、走査像の取得時における電子ビームの照射量に対して減少する。このときの試料9に到達する電子ビーム11の照射電流量は、電気特性測定に実質的に影響を与えることのない量にまで減少させるようにする。
このように、試料9の電気特性測定中には、試料9に到達する電子ビーム11の照射量を減少させることにより、不要なキャリア電流の発生を抑えることができ、測定精度が向上して電気特性測定を良好に行うことができる。
なお、上述においては、オペレータによるマニュアル操作に連動して、制御部13がコンデンサレンズ2の駆動条件を変更するようにしたが、第1及び第2のプローブ8a,8bの各先端が測定対象となる微小領域の両端部に接触したことを制御部13が確認した後、制御部13による自動制御によって、試料8の電気特性測定動作に移行するとともに当該電気特性測定動作に連動してコンデンサレンズ2の駆動条件を変更するようにしてもよい。
次に、本発明の第2実施例について説明する。図2は、本発明の第2実施例における試料検査装置を示す概略構成図である。なお、図1における構成要素と同一のものについては、同一の番号を付している。
図2に示す第2実施例における試料検査装置は、上記第1実施例における試料検査装置の構成に対して、付加レンズ31を付け加えた構成となっている。この付加レンズ31は、空芯コイルからなり、絞り部材5の上流側に配置されている。また、当該付加レンズ31は、コンデンサレンズ2の下流側に位置している。
付加レンズ31は、駆動部31aにより駆動される。この駆動部31aはバスライン12に接続されている。これにより、付加レンズ31は、駆動部31aを介して制御部13により駆動制御される。
この第2実施例においても、第1実施例と同様に、試料9において測定対象となる微小領域の走査像が取得され、当該走査像は表示部15により表示され、オペレータによるマニュアル操作もしくは制御部13による自動制御によって、第1及び第2のプローブ8a,8bの各先端が当該微小領域に接触する。このとき、付加レンズ31は駆動されていない。当該接触後、オペレータによるマニュアル指示もしくは制御部13による自動制御によって、試料9の電気特性動作が行われる。
このとき、本実施例においても、制御部13による制御によって、電気特性測定中に電子ビーム11を絞り部材5上においてデフォーカスさせるようにする。具体的には、オペレータによる電気特性測定動作開始の指示に連動して、もしくは制御部13による自動制御により電気特性動作測定に移行する際に連動して、制御部13が付加レンズ31の駆動を行う。
付加レンズ31が駆動されたときにおける電子ビーム11の軌跡を点線11cで示す。点線11cで示すように、電子ビーム11は、電子銃1から放出されてコンデンサレンズ2を通過した後、付加レンズ31の励磁により、絞り部材5上においてデフォーカスされる。
この結果、絞り部材5の開口部5aを通過して試料9に到達する電子ビーム11の照射量は、走査像の取得時における電子ビームの照射量に対して減少する。これにより、試料9に到達する電子ビーム11の照射電流量は、電気特性測定に実質的に影響の与えることのない量にまで減少させることができる。なお、付加レンズ31は空芯コイルからなるので、電子ビーム11の絞り部材5上でのデフォーカスの応答を速くすることができる。
このように、第2実施例においても、試料9の電気特性測定中には、試料9に到達する電子ビーム11の照射量を減少させることにより、不要なキャリア電流の発生を抑えることができ、測定精度が向上して電気特性測定を良好に行うことができる。
なお、第2実施例の変形例として、付加コイルをコンデンサレンズ2の上流側に配置することも可能である。図2における32は、コンデンサコイル2の上流側に配置された場合における付加コイルを示す。当該付加コイル32は、バスライン12に接続された図示しない駆動部によって駆動されることとなる。
さらに、他の変形例として、コンデンサコイル2の上流側及び下流側の双方に付加コイルを設けるようにしてもよい。この場合にも、オペレータによる電気特性測定動作開始の指示に連動して、もしくは制御部13による自動制御により電気特性動作測定に移行する際に連動して、制御部13が双方の付加レンズの駆動を行う。なお、上記第2実施例及びその各変形例において、付加レンズは空芯コイルからなるものとして説明したが、当該付加レンズは静電レンズから構成されるものであってもよい。
さらに、本発明の第3実施例について説明する。図3は、電子銃1の内部を示す概略構成図である。
電子銃1は、エミッタ41と、エミッタ41の下流側に配置され、エミッタ41から電子(荷電粒子)を引き出すための引出電極42と、引出電極42の下流側に配置された加速電極43とを内部に備えている。加速電極43は接地電位とされている。
この電子銃1が駆動部1aによって駆動される際には、接地電位に対して所定の負電位となる加速用電圧がエミッタ41に印加される。この加速用電圧は、接地電位に対して、例えば−10kV〜−30kV程度に設定される。後述のごとくエミッタ41の先端から引き出された電子は、エミッタ41に印加された当該加速用電圧によって加速され、電子ビーム11として電子銃1から試料9に向けて放出される。
ここで、引出電極42には、エミッタ41の電位に対して正方向に設定された引出電圧が印加される。この引出電圧は、本装置により試料9の走査像を取得する際には、例えば4kV程度に設定される。当該引出電圧により、エミッタ4の先端から電子が引き出される。
これらの加速用電圧及び引出電圧は、電子銃1を駆動する駆動部1aにより、エミッタ41及び引出電極42に供給される。駆動部1aは、第1実施例と同様に、バスライン12に接続されており、バスライン12を介して制御部13により制御される。これにより、電子銃1は、駆動部1aを介して制御部13により駆動制御されることとなる。また、その他の構成についても、第1実施例と同様の構成を備える。
本実施例においては、試料9の走査像の取得時には、上述した4kVの引出電圧が引出電極42に印加される。このとき、エミッタ4には、上記の加速用電圧が印加されている。以降引き続いて、この加速用電圧は、エミッタ4に印加された状態となる。
引出電極に印加された当該引出電圧によってエミッタ4の先端から引き出された電子は、当該加速電圧によって加速され、電子ビーム11として電子銃1から放出される。
電子銃1から放出された電子ビーム11は、コンデンサレンズ2により絞り部材5の開口部5aに集束される。そして、当該開口部5aを通過した電子ビーム11は、対物レンズ4により試料9上に集束される。このとき、走査コイル3により、電子ビーム11は試料9上を走査する。
この試料9上での電子ビーム11の走査によって、試料9の走査像が取得される。取得された走査像は表示部15によって表示される。本装置のオペレータは、当該走査像を目視により確認しながらマニピュレータ10のマニュアル操作を行い、第1及び第2のプローブ8a,8bを試料9上の所定箇所に接触させる。
当該接触後、試料9の電気特性の測定が実行される。このとき、試料の電気特性測定に連動して引出電極42に印加される引出電圧を下げるように、制御部13が駆動部1aを介して電子銃1の駆動制御を行う。具体的には、試料9の電気特性測定に連動して設定される引出電圧を、電気特性測定前に設定された引出電圧の設定値である4kVの1/2〜3/4の値となる2kV〜3kVの値とする。
これにより、試料9の電気特性測定時において、電子銃1から試料9に到達する電子ビーム11の照射量は減少する。よって、試料の電気特性測定時には、試料の電気特性測定に実質的に影響を与えない程度にまで荷電粒子ビームの照射電流量を減少させることができ、当該電気特性測定を良好に行うことができる。なお、試料の電気特性測定に連動して引出電圧を下げる際に、当該引出電圧を0Vに近付けることも考えられるが、この場合には、引出電圧の可変幅が非常に大きくなるので、駆動部1aを介した電圧制御が困難となる。
また、試料9の電気特性測定に連動して引出電圧を下げる際に、コンデンサレンズ2の駆動条件の変更も同時に行い、電子ビーム11を絞り部材5上でデフォーカスさせるようにしてもよい。この場合には、試料9に到達する電子ビーム11の照射量をさらに減少させることができる。
さらに、上述の付加電極を備える場合には、試料9の電気測定に連動して引出電圧を下げる際に、付加電極の駆動も同時に行い、電子ビーム11を絞り部材5上でデフォーカスさせるようにしてもよい、この場合においても、試料9に到達する電子ビーム11の照射量をさらに減少させることができる。
本発明の第1実施例における試料検査装置を示す概略構成図である。 本発明の第2実施例における試料検査装置を示す概略構成図である。 電子銃の内部を示す概略構成図である。
符号の説明
1…電子銃(荷電粒子ビーム源)、2…コンデンサレンズ、3…走査コイル、4…対物レンズ、5…絞り部材、5a…開口部、6…電子検出器、7a,7b…駆動素子、8a,8b…プローブ、9…試料、10…マニピュレータ、11…電子ビーム(荷電粒子ビーム)、12…バスライン、13…制御部、14…演算部、15…表示部、16…入力部

Claims (8)

  1. 荷電粒子ビーム源と、荷電粒子ビーム源から放出された荷電粒子ビームを試料上で集束させるための対物レンズと、荷電粒子ビーム源と対物レンズとの間に配置され、荷電粒子ビームが通過する開口部を有する絞り部材と、この絞り部材の上流側に配置され、絞り部材の開口部に荷電粒子ビームを集束させるためのコンデンサレンズと、試料と接触して試料の電気特性を測定するための導電性プローブと、各レンズの駆動を制御する制御部とを備える試料検査装置において、試料の電気特性測定に連動して荷電粒子ビームを絞り部材上においてデフォーカスさせるように制御部がコンデンサレンズの駆動条件を変更し、これにより絞り部材の開口部を通過して試料に到達する荷電粒子ビームの照射量を減少させることを特徴とする試料検査装置。
  2. 荷電粒子ビーム源と、荷電粒子ビーム源から放出された荷電粒子ビームを試料上で集束させるための対物レンズと、荷電粒子ビーム源と対物レンズとの間に配置され、荷電粒子ビームが通過する開口部を有する絞り部材と、この絞り部材の上流側に配置され、絞り部材の開口部に荷電粒子ビームを集束させるためのコンデンサレンズと、試料と接触して試料の電気特性を測定するための導電性プローブと、絞り部材の上流側又は下流側の双方もしくはいずれか一方に配置された付加レンズと、各レンズの駆動を制御する制御部とを備える試料検査装置において、試料の電気特性測定に連動して荷電粒子ビームを絞り部材上においてデフォーカスさせるように制御部が付加レンズを駆動し、これにより絞り部材の開口部を通過して試料に到達する荷電粒子ビームの照射量を減少させることを特徴とする試料検査装置。
  3. エミッタ及びエミッタから荷電粒子を引き出すための引出電極を有する荷電粒子ビーム源と、荷電粒子ビーム源から放出された荷電粒子ビームを試料上で集束させるための対物レンズと、試料と接触して試料の電気特性を測定するための導電性プローブと、荷電粒子ビーム源の駆動を制御する制御部とを備える試料検査装置において、試料の電気特性測定に連動して引出電極に印加される引出電圧を下げるように制御部が荷電粒子ビーム源を駆動し、これにより荷電粒子ビーム源から試料に到達する荷電粒子ビームの照射量を減少させることを特徴とする試料検査装置。
  4. 試料の電気特性測定に連動して設定される引出電圧は、当該電気特性測定前に設定された引出電圧の1/2〜3/4の値とすることを特徴とする請求項3記載の試料検査装置。
  5. 荷電粒子ビーム源と、荷電粒子ビーム源から放出された荷電粒子ビームを試料上で集束させるための対物レンズと、荷電粒子ビーム源と対物レンズとの間に配置され、荷電粒子ビームが通過する開口部を有する絞り部材と、この絞り部材の上流側に配置され、絞り部材の開口部に荷電粒子ビームを集束させるためのコンデンサレンズと、試料と接触して試料の電気特性を測定するための導電性プローブと、各レンズの駆動を制御する制御部とを備える試料検査装置の制御方法において、試料の電気特性測定に連動して荷電粒子ビームを絞り部材上においてデフォーカスさせるように制御部がコンデンサレンズの駆動条件を変更し、これにより絞り部材の開口部を通過して試料に到達する荷電粒子ビームの照射量を減少させることを特徴とする試料検査装置の制御方法。
  6. 荷電粒子ビーム源と、荷電粒子ビーム源から放出された荷電粒子ビームを試料上で集束させるための対物レンズと、荷電粒子ビーム源と対物レンズとの間に配置され、荷電粒子ビームが通過する開口部を有する絞り部材と、この絞り部材の上流側に配置され、絞り部材の開口部に荷電粒子ビームを集束させるためのコンデンサレンズと、試料と接触して試料の電気特性を測定するための導電性プローブと、絞り部材の上流側又は下流側の双方もしくはいずれか一方に配置された付加レンズと、各レンズの駆動を制御する制御部とを備える試料検査装置の制御方法において、試料の電気特性測定に連動して荷電粒子ビームを絞り部材上においてデフォーカスさせるように制御部が付加レンズを駆動し、これにより絞り部材の開口部を通過して試料に到達する荷電粒子ビームの照射量を減少させることを特徴とする試料検査装置の制御方法。
  7. エミッタ及びエミッタから荷電粒子を引き出すための引出電極を有する荷電粒子ビーム源と、荷電粒子ビーム源から放出された荷電粒子ビームを試料上で集束させるための対物レンズと、試料と接触して試料の電気特性を測定するための導電性プローブと、荷電粒子ビーム源の駆動を制御する制御部とを備える試料検査装置の制御方法において、試料の電気特性測定に連動して引出電極に印加される引出電圧を下げるように制御部が荷電粒子ビーム源を駆動し、これにより荷電粒子ビーム源から試料に到達する荷電粒子ビームの照射量を減少させることを特徴とする試料検査装置の制御方法。
  8. 試料の電気特性測定に連動して設定される引出電圧は、当該電気特性測定前に設定された引出電圧の1/2〜3/4の値とすることを特徴とする請求項7記載の試料検査装置の制御方法。
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