JP2007025866A - ユーザインターフェイス装置、及び画像読取装置 - Google Patents

Abstract

【課題】 画像読取装置によって原稿画像を読取り、デジタルデータを生成してこのデジタルデータにタイムスタンプを付与するのに好適なユーザインターフェイス装置を提供すること。また、前記ユーザインターフェイス装置を有する画像読取装置を提供すること。
【解決手段】 画像原稿を読み取って画像データを生成する画像読取装置に適用されるユーザインターフェイス装置において、
前記原稿画像の読取り条件を設定する設定部と、前記設定部によって設定された読取り条件に従って前記原稿画像の読取りを開始するための指示部とを含み、前記設定部は、前記原稿画像の読取りによって生成される画像データに対してデジタルタイムスタンプを付与するか否かを選択する選択部を備えたことを特徴とするユーザインターフェイス装置。
【選択図】 図４

Description

本発明は、読み取った画像データにタイムスタンプを付与するユーザインターフェイス装置、及びそのユーザインターフェイス装置を有する画像読取装置に関わる。

あるデジタルデータが、ある特定時刻に存在したことを証明すると共に、その特定時刻以降にデータが改変されていないことを証明するタイムスタンプ技術は、文書の電子化、商取引の電子化が進行する中で、広く活用されている技術である。

一般的に行われているデジタルデータにタイムスタンプを付与する手順は、次のようなものである。

先ず、クライアントは対象とするデジタルデータのハッシュ値Ｈ（ｘ）を計算して、得られたハッシュ値Ｈ（ｘ）を、予め契約関係にあるタイムスタンプ生成機関に送信する。タイムスタンプ生成機関は、送られたハッシュ値Ｈ（ｘ）、及び時刻情報機関から取得した時刻からタイムスタンプＴＳ（Ｈ（ｘ）、Ｔ）を生成して、このタイムスタンプＴＳ（Ｈ（ｘ）、Ｔ）を送信元であるクライアントに送り返す。クライアントは、送られたタイムスタンプを、当該のシステムに適合する形式で該デジタルデータに付与する（例えば、特許文献１、２参照。）。

通常、このような処理は、パーソナルコンピュータによるデータ処理、及びパーソナルコンピュータとタイムスタンプ生成機関とのネットワークを介した通信により行われる。

上述したようなデジタルデータへのタイムスタンプの付与は、デジタルデータの改竄をはじめ各種の不正行為に対し有効な防衛手段である。

しかしながら、画像読取装置によって原稿画像のデジタルデータを得てこれにタイムスタンプを付与する場合、利用者は画像読取装置による原稿画像の読取りに関する作業及びパーソナルコンピュータにおいてこのデジタルデータにタイムスタンプを付与する作業といった独立した２つの作業を行う必要があった。両作業が独立しているので、利用者にとって作業が煩雑であるだけでなく、デジタルデータ生成からタイムスタンプ付与までに他人がデジタルデータにアクセスできる時間を不用意に生じる虞があり他人による不正行為に対して無防備となる。
特開平１１−３３８７８０号公報 特開２００２−２１５０２９号公報

本発明は、上述したような状況に鑑みてなされたもので、その目的は、画像読取装置によって原稿画像を読取り、デジタルデータを生成してこのデジタルデータにタイムスタンプを付与するのに好適なユーザインターフェイス装置を提供することにある。また、本発明の別の目的は、前記ユーザインターフェイス装置を有する画像読取装置を提供することにある。

上記課題は、以下の請求項を実現することにより達成される。
（請求項１）
画像原稿を読み取って画像データを生成する画像読取装置に適用されるユーザインターフェイス装置において、
前記原稿画像の読取り条件を設定する設定部と、
前記設定部によって設定された読取り条件に従って前記原稿画像の読取りを開始するための指示部とを含み、
前記設定部は、前記原稿画像の読取りによって生成される画像データに対してデジタルタイムスタンプを付与するか否かを選択する選択部を備えた、
ことを特徴とするユーザインターフェイス装置。
（請求項２）
前記設定部は、前記設定部の設定項目が表示される表示器と、前記設定部の設定項目の設定を受け付ける操作器と、
を備えたことを特徴とする請求項１に記載のユーザインターフェイス装置。
（請求項３）
前記操作器は、前記表示器に重ねて設けられたタッチパネルであることを特徴とする請求項２に記載のユーザインターフェイス装置。
（請求項４）
前記選択部は、デジタルタイムスタンプを発行する複数のタイムスタンプ生成機関から一つのタイムスタンプ生成機関を選択する選択肢を含むことを特徴とする請求項１に記載のユーザインターフェイス装置。
（請求項５）
前記選択部は、デジタルタイムスタンプを発行する複数のタイムスタンプ生成機関から、異なるタイムスタンプ生成機関を二つ以上選択する選択肢を含むことを特徴とする請求項１に記載のユーザインターフェイス装置。
（請求項６）
前記選択部によってデジタルタイムスタンプを付与しないことが選択されている場合、前記選択肢の選択が不能とされることを特徴とする請求項４又は５に記載のユーザインターフェイス装置。
（請求項７）
原稿画像を読み取って画像データを生成する画像読取部と、
請求項１〜６のいずれか１項に記載のユーザインターフェイス装置と、
を備えたことを特徴とする画像読取装置。
（請求項８）
デジタルタイムスタンプを発行するタイムスタンプ生成機関と通信を行う通信部を備えたことを特徴とする請求項７に記載の画像読取装置。
（請求項９）
前記通信部は、前記指示部により画像読取りが指示され、画像読取部による原稿画像の画像読取りが終了した時に、自動的に前記タイムスタンプ生成機関と通信を行うことを特徴とする請求項８に記載の画像読取装置。
（請求項１０）
前記通信部は、前記選択部により選択されたタイムスタンプ生成機関と通信を行うことを特徴とする請求項８又は９に記載の画像読取装置。

請求項１に記載の発明によれば、原稿の読取りに先立って、画像読取りにより得られるデジタルデータにタイムスタンプを付与するか否かの設定をすることができ、画像読取りの作業の一環としてデジタルスタンプを付与する作業を行うことができ、操作性に優れた好適なユーザインターフェイス装置を提供できる。

請求項２に記載の発明によれば、請求項１に記載されるユーザインターフェイス装置において、読取り条件を設定する設定操作ができ、また、設定された条件を目で確認できるユーザインターフェイス装置が提供される。

請求項３に記載の発明によれば、請求項２に記載されるユーザインターフェイス装置において、表示器と操作器とを一体化して小型化した、また、選択されたモードに対応して表示器の表示を変更することにより設定項目の変更、追加を容易にした設定部を有するユーザインターフェイス装置が提供される。

請求項４に記載の発明によれば、請求項１に記載されるユーザインターフェイス装置において、ユーザが原稿の重要性、又は、タイムスタンプの付与に関わる費用を勘案して、タイムスタンプ生成機関を選択する設定ができるユーザインターフェイス装置が提供される。

請求項５に記載の発明によれば、請求項１に記載のユーザインターフェイス装置の特徴に加え、複数のタイムスタンプ生成機関により一つのタイムスタンプが作られることによって、一つのタイムスタンプ生成機関によって技術的には実行可能な不正行為を防止する設定ができるユーザインターフェイス装置が提供される。

請求項６に記載の発明によれば、請求項４，又は５に記載されるユーザインターフェイス装置において、ユーザがデジタルデータにタイムスタンプを付与しないことを選択した後の不必要な操作を、未然に防止するユーザインターフェイス装置が提供される。

請求項７に記載の発明によれば、請求項１〜６に記載される特徴を有するユーザインターフェイス装置を備えた画像読取装置が提供される。

請求項８に記載の発明によれば、通信によりデジタルタイムスタンプをタイムスタンプ生成機関から入手できる画像読取装置が提供される。

請求項９に記載の発明によれば、請求項８に記載される画像読取装置において、画像読取りの終了次第、直ちに、完成したデジタルデータにタイムスタンプを付与するための処理が開始されるので、タイムスタンプが付与されるまでの時間を小さくすることによって、タイムスタンプ付与前にデジタルデータが改竄される危険性を低くできる画像読取装置が提供される。

請求項１０に記載の発明によれば、請求項８、又は請求項９に記載される画像読取装置において、前記選択部で選択されたタイムスタンプ生成機関と通信を行う画像読取装置が提供される。

以下、本発明の実施の形態を説明する。

図１は、本発明のユーザインターフェイス装置を備えた画像読取装置の概念図である。

画像読取装置Ｇは、原稿を自動的に搬送する自動原稿送り装置１と、前記自動原稿送り装置により搬送される原稿、あるいは原稿台ガラス上に載置された原稿を読み取る原稿読取装置２と、及びユーザインターフェイス装置３とから構成される。

自動原稿送り装置１は、原稿載置台１１に載置された複数枚の原稿Ｄを、分離ローラ１２によって１枚ずつ搬送路に送り出し、複数のガイド部材と複数のローラからなる原稿搬送部１３によって搬送し、原稿排紙台１５に排紙する。

搬送されている原稿Ｄの画像は搬送路中の原稿画像読取り位置２１にて原稿読取装置により読み取られる。

原稿両面の画像を読み取る場合には、一対のローラと搬送路切り換えガイドとからなる原稿反転部１６によって、第１面の画像が読取られた原稿Ｄが表裏反転され、再度、原稿搬送部１３に送り出される。第２面の画像が読み取られた原稿は、原稿排紙台１５に排紙される。

また、原稿Ｄが１枚である場合には、原稿読み取り部２の原稿台ガラス２２に原稿Ｄを載置して、原稿画像を原稿読取装置２の光学系の走査により読取らせることもできる。

原稿読取装置２は、原稿画像を読取ってデジタルデータを得るための装置であり、原稿画像読取り位置にて、ランプ２３１により光照射された原稿画像を第１ミラーユニット２３と、第２ミラーユニット２４と、結像レンズ２５とによりライン状のＣＣＤイメージセンサである撮像素子２６に結像させている。

撮像素子２６から出力された信号は、撮像素子２６の近傍に配置されたＩＣによりＡ／Ｄ変換され制御部Ｃ１に送られる。送られた信号は制御部Ｃ１の画像処理部において、シェーディング補正、圧縮等の処理が施されて制御部Ｃ１のメモリＭ１に一時的に作られた所定のファイルにデジタルデータとして格納される。

原稿画像の読み取りが終了すると、格納された前記デジタルデータは前記ファイルから呼び出されて、公知のソフトウエア（プログラム）との協働によって実現されるハッシュ値計算部によって前記デジタルデータのハッシュ値Ｈ（ｘ）が算出される。算出されたハッシュ値Ｈ（ｘ）は、予め、ユーザインターフェイス装置の設定部３０にある選択部３４により選択されているタイムスタンプ生成機関に、通信部ＴＸを介して送られる。

タイムスタンプ生成機関では、送られてきたハッシュ値Ｈ（ｘ）と、時刻情報ＴとからタイムスタンプＴＳ（Ｈ（ｘ）、Ｔ）を生成して、ハッシュ値Ｈ（ｘ）を送信した送信元に生成したスタンプを送り返す。

タイムスタンプ生成機関から送られたタイムスタンプＴＳ（Ｈ（ｘ）、Ｔ）は、公知の技術からなるソフトウエア（プログラム）との協働によって実現されるタイムスタンプ付与部により前記デジタルデータに埋め込まれる。タイムスタンプが付与されたデジタルデータは、読取り画像としてパーソナルコンピュータ等の情報処理装置に送られ、所定のファイルに格納される。

図２は、ユーザインターフェイス装置３の概念図である。ユーザインターフェイス装置３は、画像や文字を表示する表示器３１と、ユーザが設定情報、選択情報等を入力するための操作器３２とからなる設定部３０、複数の押しボタンスイッチからなる指示部３３、及び、制御部Ｃ２とから構成される。本実施の形態の操作器３２は、表示器３１に密着して設けられたＩＴＯ（Ｉｎｄｉｕｍ Ｔｉｎ Ｏｘｉｄｅ）電極を有する透明シートで、一般にタッチパネルと呼ばれている公知の入力器が使用可能である。

ユーザは、原稿の読み取りを開始させる前に、設定部３０の一部である選択部にて該原稿にタイムスタンプを付与するか否かを選択する設定と、もし、タイムスタンプを付与する設定をした場合には、タイムスタンプ生成機関を選択する設定を行う。

指示部３３にある所定のボタンが押されて、原稿読み取り開始の指示信号が入力されると、指示信号は制御部Ｃ２を介して制御部Ｃ１に送られ原稿画像の読取りが開始される。読み取りによって得られたデジタルデータには、タイムスタンプを付与する処理が施される。

図３は、画像読取装置Ｇの制御関係を示すブロック図である。

制御部Ｃ１は、ＣＰＵ（ＣＰＵ１）、メモリＭ１をはじめ、図には記されていないが演算ユニット、Ｉ／Ｏポート、通信用インターフェイス等を有するコンピュータシステムであり、原稿読取装置２にある複数の駆動部を駆動するための回路も有している。

各制御は、メモリＭ１に格納されているソフトウエアである当該のジョブに対応するプログラムを実行させることによって行われる。

制御部Ｃ２は、ユーザインターフェイス装置３の制御を行う制御部で、主に、表示器３１への各種表示の出力と、ユーザが設定部３０、又は指示部３３から入力した情報を認識することにより、ユーザと画像読取装置Ｇとの情報交換をする制御を行う。

制御部Ｃ３は、自動原稿送り装置１の制御を行う制御部であって、制御部Ｃ１との情報交換に基づいて、自動原稿送り装置１の各駆動部を駆動する。

本実施の形態の画像読取装置Ｇは、ＣＰＵを中心とした小さなコンピュータシステムである制御部Ｃ１、Ｃ２、Ｃ３の３つの制御部を有しており、これらが通信にて結ばれているが、制御部Ｃ１、Ｃ２、Ｃ３の機能を制御部Ｃ１に持たせるようにしても良い。

通信部ＴＸは、画像読取装置Ｇの制御部Ｃ１と通信ネットワークとの間に設けた公知の通信用インターフェイスであり、データの送受信に使用される。

図４は、本実施の形態の画像読取装置Ｇにより、デジタルデータにタイムスタンプを付与する処理の流れを示すフローチャートである。尚、このフローチャートにおいて、ステップＳ１〜Ｓ８はユーザインターフェイス装置３の制御部Ｃ２によって実行され、ステップＳ９〜Ｓ１５は画像読取装置２の制御部Ｃ１によって実行される。即ち、ステップＳ１〜Ｓ８に係るプログラムは制御部Ｃ２の不揮発性メモリに格納されており、制御部Ｃ２のＣＰＵがこれを読み出して実行する。他方、ステップＳ９〜Ｓ１５に係るプログラムは制御部Ｃ１のメモリＭ１に格納されており、制御部Ｃ１のこれを読み出して実行する。

画像読取装置Ｇのユーザインターフェイス装置３の指示部３３から、原稿画像読取り作業を始める指示情報がユーザにより入力されると（ステップＳ１）、設定部３０の表示器３１には、読み取りによって得られるデジタルデータにタイムスタンプを付与するか否かの選択肢である図５に例示するような画面が表示され、ユーザに選択を促す（ステップＳ２）。

タイムスタンプを付与しないことが選択された場合には（ステップＳ２：Ｎ）、タイムスタンプ生成機関の選択に関わる表示は一切出力されず、指示部からの原稿読み取り開始の指示入力を待つ（ステップＳ８）。

他方、タイムスタンプを付与することが選択された場合には（ステップＳ２：Ｙ）、設定部３０の表示器３１には、ユーザがタイムスタンプを１つのタイムスタンプ生成機関で生成する単純モード、又は、複数の生成機関により生成する分散モードのどちらかのモードを選択する選択肢である図６に例示するような画面が表示される（ステップＳ３）。

なお、分散モードとは、読取った画像から得たデジタルデータを基に算出したハッシュ値Ｈ（ｘ）を、指定する複数のタイムスタンプ生成機関に送り、送り返された複数のタイムスタンプＴＳ１（Ｈ（ｘ）、Ｔ１）〜ＴＳＮ（Ｈ（ｘ）、ＴＮ）を前記デジタルデータに付与するモードであり、一つのタイムスタンプ生成機関によるデータの改竄が防止される。

単純モードが選択された場合には（ステップＳ３：Ｙ）、タイムスタンプ生成機関を選択する選択肢である図７に例示するような画面が表示され、ユーザは、複数のタイムスタンプ生成機関ＴＳＡ１〜ＴＳＡＮの中から、希望するタイムスタンプ生成機関が示されている表示位置に触れることによって選択を行い（ステップＳ４）、選択完了のボタンを押す（ステップＳ６）。

分散モードが選択された場合には（ステップＳ３：Ｎ）、タイムスタンプ生成機関を選択する選択肢である図８に例示するような表示が現れ、左側の枠内にある複数のタイムスタンプ生成機関ＴＳＡ１〜ＴＳＡＮの中から希望するタイムスタンプ生成機関が表示されている位置、及び矢印位置に触れることにより、複数のタイムスタンプ生成機関を選択する（ステップＳ５）。選択されたタイムスタンプ生成機関は右側の枠内に表示される。タイムスタンプ生成機関の選択を終えたユーザは選択完了のボタンを押す（ステップＳ７）。

なお、図９は、タイムスタンプ生成機関を選択する他の表示例を示すもので、図７、及び図８の２つの表示画面によりユーザの選択作業を導く代わりに１つの画面で同様の効果を持たせたもので、選択する生成機関が少ない場合には有効なものである。

上述したような設定部による設定が完了し、指示部３３の原稿読み取り動作開始を指示するボタンがユーザによって押されると（ステップＳ８：Ｙ）、制御部Ｃ２から制御部Ｃ１へ、画像読取条件や、タイムスタンプ付与要否の情報が送信される。ここで、タイムスタンプ付与が必要である場合、タイムスタンプ生成機関の情報も併せて制御部Ｃ１へ送信される。制御部Ｃ１においては、これら情報を受け付け、原稿画像の読み取りを開始し、読み取った画像をデジタルデータとして、メモリＭ１の所定のエリアに格納する（ステップＳ９）。

そして、制御部Ｃ２は、ステップＳ１６において、タイムスタンプ付与の要否を判断する。

タイムスタンプ付与が必要である場合（ステップＳ１６：Ｙ）、ハッシュ値Ｈ（ｘ）を計算するプログラムをメモリＭ１から読み出すことによりＣＰＵ１はハッシュ値計算部ＨＨとして機能し、前記デジタルデータのハッシュ値Ｈ（ｘ）を計算する（ステップＳ１０）。得られたハッシュ値Ｈ（ｘ）は、通信部ＴＸを介して選択されたタイムスタンプ生成機関に送信され（ステップＳ１１）、選択されたタイムスタンプ生成機関からは生成されたタイムスタンプＴＳ（Ｈ（ｘ）、Ｔ）が返送される（ステップＳ１２）。

そして、タイムスタンプＴＳ（Ｈ（ｘ）、Ｔ）を受け取ると、タイムスタンプを付与するプログラムをメモリＭ１から読み出すことによりＣＰＵ１はタイムスタンプ付与部ＴＴとして機能し、前記タイムスタンプＴＳ（Ｈ（ｘ）、Ｔ）を格納されている前記デジタルデータに付与する（ステップＳ１３）。なお、デジタルスタンプＴＳ（Ｈ（ｘ）、Ｔ）が付与される前のデジタルデータは消去され、データの改竄が防止される（ステップＳ１４）。タイムスタンプが付与されたデジタルデータは、所定のエリアに格納され（ステップＳ１５）、所定の手順で実行されるＰＣ等の情報処理機器への転送処理を待つ。

他方、タイムスタンプの付与が不要である場合（ステップＳ１６：Ｎ）、ステップＳ１０〜Ｓ１５の処理に代えてステップＳ１７に進み、読み取ったデジタルデータを所定のエリアに格納して、所定の手順で実行されるＰＣ等の情報処理機器への転送処理を待つ。

以上説明したような、ユーザインターフェイス装置、及び前記ユーザインターフェイス装置を有する画像読取装置を使用することにより、原稿を読み取って得たデジタルデータに改竄を加える虞を低くすることができる。

画像読取装置の概念図である。 ユーザインターフェイス装置の概念図である。 画像読取装置の制御関係を示すブロック図である。 タイムスタンプを付与する処理の流れを示すフローチャートである。 タイムスタンプを付与するか否かの選択肢の例である。 単純モード、又は分散モードを選択する選択肢の例である。 単純モードが選択された場合の選択肢の例である。 分散モードが選択された場合の選択肢の例である。 タイムスタンプ生成機関を選択する他の表示例である。

符号の説明

１ 自動原稿送り装置
２ 原稿読み取り装置
３ ユーザインターフェイス装置
３０ 設定部
３３ 指示部
３４ 選択部
Ｃ１、Ｃ２、Ｃ３、 制御部
Ｇ 画像読取装置
ＴＸ 通信部

Claims (10)

1. 画像原稿を読み取って画像データを生成する画像読取装置に適用されるユーザインターフェイス装置において、
   前記原稿画像の読取り条件を設定する設定部と、
   前記設定部によって設定された読取り条件に従って前記原稿画像の読取りを開始するための指示部とを含み、
   前記設定部は、前記原稿画像の読取りによって生成される画像データに対してデジタルタイムスタンプを付与するか否かを選択する選択部を備えた、
   ことを特徴とするユーザインターフェイス装置。
2. 前記設定部は、前記設定部の設定項目が表示される表示器と、前記設定部の設定項目の設定を受け付ける操作器と、
   を備えたことを特徴とする請求項１に記載のユーザインターフェイス装置。
3. 前記操作器は、前記表示器に重ねて設けられたタッチパネルであることを特徴とする請求項２に記載のユーザインターフェイス装置。
4. 前記選択部は、デジタルタイムスタンプを発行する複数のタイムスタンプ生成機関から一つのタイムスタンプ生成機関を選択する選択肢を含むことを特徴とする請求項１に記載のユーザインターフェイス装置。
5. 前記選択部は、デジタルタイムスタンプを発行する複数のタイムスタンプ生成機関から、異なるタイムスタンプ生成機関を二つ以上選択する選択肢を含むことを特徴とする請求項１に記載のユーザインターフェイス装置。
6. 前記選択部によってデジタルタイムスタンプを付与しないことが選択されている場合、前記選択肢の選択が不能とされることを特徴とする請求項４又は５に記載のユーザインターフェイス装置。
7. 原稿画像を読み取って画像データを生成する画像読取部と、
   請求項１〜６のいずれか１項に記載のユーザインターフェイス装置と、
   を備えたことを特徴とする画像読取装置。
8. デジタルタイムスタンプを発行するタイムスタンプ生成機関と通信を行う通信部を備えたことを特徴とする請求項７に記載の画像読取装置。
9. 前記通信部は、前記指示部により画像読取りが指示され、画像読取部による原稿画像の画像読取りが終了した時に、自動的に前記タイムスタンプ生成機関と通信を行うことを特徴とする請求項８に記載の画像読取装置。
10. 前記通信部は、前記選択部により選択されたタイムスタンプ生成機関と通信を行うことを特徴とする請求項８又は９に記載の画像読取装置。

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