JP2007024611A - 放射線画像検出方法およびシステム - Google Patents

放射線画像検出方法およびシステム Download PDF

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Abstract

【課題】 コンパクトな構成で、第1の電極層近傍に存在する残存電荷を消去する。
【解決手段】 放射線画像検出器10は、赤外光L3の照射により該赤外光L3よりも波長の短い蛍光L4を発するアップコンバージョン蛍光体層17と、第1の電極層11と、放射線の照射量に応じた電荷を発生する記録用光導電層12と、蓄電部16と、電荷輸送層13と、読取光の照射により導電性を呈する読取用光導電層14と、第2の電極層15とを有している。第2電極層15側には、面状光源が設けられ、消去時には赤外光L3および青色光L2を射出する。赤外光L3は、各層を透過して、アップコンバージョン蛍光体層17を照射する。この赤外光L3の照射によりアップコンバージョン蛍光体層17から蛍光L4が発せられる。この蛍光L4により、第1の電極層11近傍に存在する正の残存電荷が励起され、該正の残存電荷とトラップされていた負の電荷との結合が促進される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、放射線画像を担持した放射線が照射され、放射線の照射量に応じて発生した電荷を蓄積することにより放射線画像を記録する放射線画像検出器に読取光を照射して記録された放射線画像を読み取る放射画像検出方法および放射線画像検出システムに関するものである。
従来より、被写体を透過したX線などの放射線の照射量に応じた量の電荷を蓄電部に蓄積することにより被写体の放射線画像を検出する放射線画像検出器を用いて放射線画像を記録するとともに、その放射線画像検出器に記録された放射線画像を電気信号として読み取る放射線画像検出システムが、医療用放射線画像の撮影などにおいて多く利用されており、種々のタイプのものが提案されている。
そして、上記のような放射線画像検出システムにおいて用いられる放射線画像検出器としては、たとえば、特許文献1には、放射線を透過する第1の電極層、放射線の照射を受けることにより電荷を発生する記録用光導電層、潜像電荷に対しては絶縁体として作用し、かつ潜像電荷と逆極性の輸送電荷に対しては導電体として作用する電荷輸送層、読取光の照射を受けることにより電荷を発生する読取用光導電層、および線状電極が平行に配列された第2の電極層をこの順に積層してなる放射線画像検出器が提案されている。上記放射線画像検出器を用いた放射線画像検出システムにおいては、第1の電極層と第2の電極層とに電圧が印加された状態で第1の電極層側から放射線が照射され、その照射された放射線の照射量に応じた量の電荷が記録用光導電層において発生し、その電荷のうち一方の極性の電荷が第1の電極層に帯電された電荷と結合するとともに他方の極性の電荷が記録用光導電層と電荷輸送層との界面に形成される蓄電部に潜像電荷として蓄積されることより、放射線画像の記録が行われる。そして、第2の電極層側から照射された読取光が第2の電極層を透過して読取用光導電層に照射され、その読取光の照射により読取用光導電層において発生した一方の極性の電荷が蓄電部における潜像電荷と結合するとともに、他方の極性の電荷が線状電極に接続された電流検出アンプにより検出されることにより放射線画像が電気信号として読み出される。
また、上記特許文献1では、記録用光導電層用の材料としては、a−Seが用いられている。なお、a−Seの結晶化を防止するために、記録用光導電層と第1の電極層との間に結晶化防止層を設けた放射線画像検出器も提案されている(特許文献2参照)。
特開2000−105297号公報 特開2000−284056号公報
しかしながら、近年、放射線画像検出器から放射線画像を読み取った後に、記録用光導電層内の第1の電極層近傍に電荷が残存してしまう場合があることが判明した。
例えば特許文献1に記載したような放射線画像検出器では、放射線画像の記録時に、記録用光導電層において発生した電荷のうち潜像電荷とは逆極性の電荷、例えば潜像電荷が負の電荷であれば正の電荷が、記録用光導電層と第1の電極層の境界により移動が妨げられて、記録用光導電層内の第1の電極層近傍に残存してしまうことがある。特に、記録用光導電層と第1の電極層との間に結晶化防止膜が設けられている場合には、移動が妨げられて残存してしまう電荷が多くなる傾向がある。このような第1の電極層近傍に残存した電荷は、通常の読出動作により、読み出されるあるいは消去されることはほとんどない。このため、このような第1の電極層近傍に残存する電荷を消去することなく、次の放射線画像の記録を行うことにより、放射線画像の画質の劣化を招く虞がある。
通常、残存電荷の消去においては、消去光、特に青色波長帯域あるいは緑色波長帯域の消去光を照射することが有効であることが知られている。上記特許文献1においては、蓄電部近傍の残存電荷を消去するために、青色波長帯域あるいは緑色波長帯域の消去光を第2の電極層側から照射することが行われている。しかし、このような波長帯域の光は、光導電層において吸収されるため、第2の電極層側から照射した場合、第1の電極層近傍まで到達することはない。このため、消去光を第2の電極層側から照射する従来の消去動作により、第1の電極層近傍に残存した電荷が消去されることはほとんどない。
一方、第1の電極層側から消去光を照射し、残存している電荷を励起することにより、電荷の移動を促進して、残存電荷を消去することが可能であるが、消去光用の光源部を第1の電極層側へ設ける場合、放射線画像検出部の厚さが厚くなってしまうという問題がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、コンパクトな構成で、第1の電極層近傍にトラップされた残存電荷を消去し、読み出された放射線画像の画質を向上させることのできる放射線画像情報検出方法および放射線画像検出システムを提供することを目的とするものである。
本発明の放射線画像検出方法は、赤外光の照射により該赤外光よりも波長の短い蛍光を発するアップコンバージョン蛍光体層と、前記赤外光、前記蛍光および放射線画像を担持した放射線を透過する第1の電極層と、前記赤外光を透過し、前記第1の電極層を透過した放射線の照射により、導電性を呈して該放射線の照射量に応じた電荷を発生する記録用光導電層と、該記録用光導電層において発生した電荷を蓄積する蓄電部と、前記赤外光を透過し、読取光の照射により導電性を呈する読取用光導電層と、前記赤外光および前記読取光を透過する第2の電極層とを有し、前記蓄電部に潜像電荷として放射線を記録する放射線画像検出器の前記読取用光導電層へ、前記第2の電極層側から前記読取光を照射して、前記蓄電部に蓄積された電荷を読み取り、
前記アップコンバージョン蛍光体層へ、前記第2電極層側から前記赤外光を照射して、
前記赤外光の照射により前記アップコンバージョン蛍光体層から発せられた蛍光により、前記第1の電極層近傍に存在する残存電荷を消去することを特徴とするものである。
前記蛍光の波長は、400nm以上800nm以下であってもよい。
本発明の放射線画像検出システムは、赤外光の照射により該赤外光よりも波長の短い蛍光を発するアップコンバージョン蛍光体層と、前記赤外光、前記蛍光および放射線画像を担持した放射線を透過する第1の電極層と、前記赤外光を透過し、前記第1の電極層を透過した放射線の照射により、導電性を呈して該放射線の照射量に応じた電荷を発生する記録用光導電層と、該記録用光導電層において発生した電荷を蓄積する蓄電部と、前記赤外光を透過し、読取光の照射により導電性を呈する読取用光導電層と、前記赤外光および前記読取光を透過する第2の電極層とを有し、前記蓄電部に潜像電荷として放射線を記録する放射線画像検出器と、
前記読取用光導電層へ、前記第2の電極層側から前記読取光を照射する読取光照射手段と、
前記アップコンバージョン蛍光体層に前記第2電極層側から前記赤外光を照射する赤外光照射手段とを備え、
前記赤外光の照射により前記アップコンバージョン蛍光体層から発せられた蛍光により、前記第1の電極層近傍に存在する残存電荷が消去されることを特徴とするものである。
前記蛍光の波長は、400nm以上800nm以下であってもよい。
また、前記アップコンバージョン蛍光体層は、付活材として、YF:Yb+Er、YF:Yb+TmまたはBaFCL:Yb+Erを用いるものであってもよい。
さらに、前記アップコンバージョン蛍光体層は、粒子径が150μm以下の蛍光体粒子が均一に分散されているものであってもよい。
なお、放射線画像検出器に備えられた記録用光導電層と読取用光導電層は別個に設けられた光導電層であってもよいし、1枚の光導電層が記録用光導電層と読取用光導電層の両者を兼ねるものであってもよい。また、読取用光導電層は、電荷輸送性を有する読取用電荷輸送性光導電層であってもよい。あるいは、上述の特許文献1に記載されたように、記録用光導電層と読取用光導電層との間に電荷輸送層が設けられていてもよい。また、記録用光導電層と第1の電極層との間には、結晶化防止膜あるいはブロッキング層等が設けられていてもよい。
本発明の放射線画像検出方法および放射線画像検出システムでは、アップコンバージョン蛍光体層に第2電極層側から赤外光を照射して、赤外光の照射によりアップコンバージョン蛍光体層から発せられた蛍光により、第1の電極層近傍に存在する残存電荷を励起して、消去するため、第1の電極層側には、アップコンバージョン蛍光体層を設けるのみでよいので、コンパクトな構成で、第1の電極層近傍の残存電荷を消去し、読み出された放射線画像の画質を向上させることができる。
前記蛍光の波長が、400nm以上800nm以下であれば、第1の電極層として既存の透明電極が使用可能となり、安価に放射線画像検出器を作成することができる。また、効率よく残存電荷を消去できる。
前記アップコンバージョン蛍光体層が、付活材として、YF:Yb+Er、YF:Yb+TmまたはBaFCL:Yb+Erを用いるものであれば、効率よく赤外光を蛍光へ変換することができる。
前記アップコンバージョン蛍光体層が、粒子径が150μm以下の蛍光体粒子が均一に分散されているものであれば、前記アップコンバージョン蛍光体層から均一に蛍光が発せられるため、残存電荷の消去をむらなく行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の放射線画像検出方法およびシステム実施の形態について説明する。図1は本発明の実施の形態である放射線画像記録読取装置1の概略構成図である。
本放射線画像記録読取装置1は、図1に示すように、放射線L1を射出する放射線源5と、放射線源5から射出され、被写体6を透過した放射線L1の照射により被写体の放射線画像を検出する放射線画像検出器10と、放射線画像検出器10に記録された放射線画像を読み取るための読取光であり、かつ残存電荷を消去するための消去光である青色光L2および後述するアップコンバージョン蛍光体層17用の励起光である赤外光L3を放射線画像検出器10に照射する面状光源20と、読取光の照射により放射線画像検出器10において発生した電流を検出する電流検出回路31が多数設けられた電流検出部30と、放射線画像を記録する際および残存電荷を消去する際に、放射線画像検出器10に電圧を印加する電圧源40と、放射線画像検出器10の後述する第1の電極層11および第2の電極層15の接続先を切り換えるスイッチ手段50と、放射線源5、面状光源20、電流検出部30、電圧源40およびスイッチ手段50へ接続され、各部位の動作を制御する制御手段70とを備えている。なお、第2の電極層15と面状光源20との間には、絶縁層24が設けられている。
放射線画像検出器10は、赤外光L3の照射により蛍光L4を発するアップコンバージョン蛍光体層17と、蛍光L4および被写体6の放射線画像を担持した放射線L1を透過する第1の電極層11と、第1の電極層11を透過した放射線の照射を受けることにより電荷を発生する記録用光導電層12と、記録用光導電層12において発生した潜像電荷に対しては絶縁体として作用し、且つその潜像電荷と逆極性の輸送電荷に対しては導電体として作用する電荷輸送層13と、青色光L2(読取光)の照射を受けることにより電荷を発生する読取用光導電層14と、青色光L2(読取光)を透過する第2の電極層15をこの順に積層してなるものである。なお、第1の電極層11、記録用光導電層12、電荷輸送層13、読取用光導電層14および第2の電極層15は、赤外光L3を透過する。また、記録用光導電層12と電荷輸送層13との間には、記録用光導電層12内で発生した潜像電荷を蓄積する蓄電部16が形成されている。
第1の電極層11としては、赤外光L3、蛍光L4および放射線L1を透過するものであればよく、たとえば、ネサ皮膜(SnO)、ITO(Indium Tin Oxide)、アモルファス状光透過性酸化膜であるIDIXO(Idemitsu Indium X-metal Oxide ;出光興産(株))などを50〜200nm厚にして用いることができる。
第2の電極層15は、図1に示すように、赤外光L3および青色光L2を透過し、線状に延びる多数の補助線状電極15aと、青色光L2を遮光し、線状に延びる多数の読出線状電極15bとが交互かつ平行に配列された第2の電極層である。読出線状電極15bは、青色光L2を遮光するAl、Crなどの金属から形成されている。また、補助線状電極15aは、第1の電極層11と同様の材料で形成することができ、青色光L2を透過するものである。読出線状電極15bについても、補助線状電極15aと同様の材料により形成し、その後、青色光L2を遮光するようにAl、Crなどの金属によりコーティングするようにしてもよい。
また、第2の電極層15における読出線状電極15bには、該読出線状電極15bにより読み出された電荷を検出するためのチャージアンプ31がそれぞれ接続されている。
記録用光導電層12は、赤外光L3を透過し、放射線の照射を受けることにより電荷を発生するものであればよく、放射線に対して比較的量子効率が高く、また暗抵抗が高いなどの点で優れているa−Seを主成分とするものを使用する。厚さは500μm程度が適切である。
電荷輸送層13としては、赤外光L3を透過し、第1の電極層11に帯電する電荷の移動度と、その逆極性となる電荷の移動度の差が大きい程良く(例えば10以上、望ましくは10以上)、かつ青色光L2の照射により電荷を発生する光導電性を有するであればよく、例えばSe−Te、Se−Te−As、Se−Te−P、Se−As等を主成分とする合金、あるいは、ポリN−ビニルカルバゾール(PVK)、N,N'−ジフェニル−N,N'−ビス(3−メチルフェニル)−〔1,1'−ビフェニル〕−4,4'−ジアミン(TPD)やディスコティック液晶等の有機系化合物、或いはTPDのポリマー(ポリカーボネート、ポリスチレン、PVK)分散物,Clを10〜200ppmドープしたa−Se等の半導体物質が適当である。
読取用光導電層14としては、赤外光L3を透過し、読取光の照射を受けることにより導電性を呈するものであればよく、例えば、a−Se、Se−Te、Se−As−Te、無金属フタロシアニン、金属フタロシアニン、MgPc(Magnesium phtalocyanine)、VoPc(phaseII of Vanadyl phthalocyanine)、CuPc(Cupper phtalocyanine)などのうち少なくとも1つを主成分とする光導電性物質が好適である。厚さは10μm程度が適切である。
アップコンバージョン蛍光体層17は、粒子径が150μm以下、望ましくは50μm以下のアップコンバージョン蛍光体粒子が均一に分散されているガラス層である。アップコンバージョン蛍光は、1つの活性イオンに、複数のフォトンが作用し、より高い順位に励起されることによって起こるものであり、一般の蛍光とは異なり、励起光よりも短い波長の蛍光を発するものである。アップコンバージョン蛍光体としては、付活材としてYF:Yb+Erを用いた希土類のアップコンバージョン蛍光体を用いている。このため、アップコンバージョン蛍光体層17は、赤外光L3が照射されると、緑色波長帯域の蛍光L4を射出する。
なお、アップコンバージョン蛍光体は、付活材としてYF:Yb+Erを用いた上記の希土類のアップコンバージョン蛍光体に限るものではなく、例えばYF:Yb+TmまたはBaFCL:Yb+Erを付活材として用いている蛍光体等であってもよい。また、「Upconversion-pumped luminescence efficiency of rare-earth-doped hosts sensitized with trivalent ytterbium, by Ralph H. Page et al. J. Opt. Soc. Am. B/Vol. 15, No.3/March1988」に記載されている他のアップコンバージョン蛍光体等や、ヤグラス(商品名:住友光学ガラス製)であってもよい。
また、放射線画像検出器10の層構成は上記のような層構成に限定されるものではなく、種々の構成が考えられる。例えばブロッキング層等を、層間に含むものであってもよい。あるいは、第1の電極層/記録用兼読取用の光導電層/第2電極層層からなり、光導電層と第2導電極層との界面に蓄電部が形成される放射画像検出器(Medical Physics,Vol.16,No.1,Jan/Feb 1989;P105-P109参照)であってもよい。また、電荷輸送層および読取用光導電層の代わりに、読取用電荷輸送性光導電層を備える放射線画像検出器等であってもよい。また、記録用光導電層と第1の電極層との間に結晶化防止膜あるいはブロッキング層(絶縁膜)が設けられている放射線画像検出器であってもよい。また各層の材料についても上記各層の作用と同等の作用を有するものであれば上記以外の材料を利用するようにしてもよい。
そして、上記のように構成された放射線画像検出器10には、図1に示すように、第2の電極層15側に面状光源20が設けられている。面状光源20は、図2に示すように、赤外光を発する赤外LED21aと、読取光および消去光を発する青色LED21bとが、X−Y方向に2次元状に多数配列されたものである。赤外LED21aと青色LED21bとは、X方向およびY方向に同じ種類のLEDが隣接しないように、X方向およびY方向にそれぞれのLEDが交互に配置するように設けられている。上記のようにして構成された面状光源20は、放射線画像検出器10の第2の電極層15側に設けられている。なお、面状光源20における各赤外LED21aおよび各青色LED21bは、制御手段70に接続され、制御手段70によりその発光が制御されるものである。後述する消去動作の際には、全ての赤外LED21aおよび青色LED21bが発光するように制御される。
なお、後述する読取動作の際には、制御手段70は、放射線画像検出器10の第2の電極層15の読出線状電極15bと直交するように配列されている一列の青色LED21bが順次発光するように制御する。
電圧源40は、その電圧のON、OFFおよび電圧の大きさは制御手段70により制御される。また、電流検出部30は、第2の電極層15の各読出線状電極15bに接続された多数のチャージアンプ31を有している。
また、スイッチ手段50は、読出線状電極15b、補助線状電極15aおよび第1の電極層11の接続先を切り換えるスイッチであり、図1に示すように、a端子には電圧源40の負極側の端子が接続され、c端子にはアースが接続されている。また、d端子には、放射線画像検出器10における第1の電極層11が接続され、e端子には、第2の電極層15の各補助線状電極15aが接続されている。なお、b端子には、後述する記録時のみ各読出線状電極15bが接続される。
このスイッチ手段50は、放射線画像検出器10による放射線画像の消去、記録および読取の際に切換えられる。このスイッチ手段50の切換えは、制御手段70により制御される。
次に、上記第1の実施の形態の放射線画像記録読取装置の動作について説明する。まず、本放射線画像記録読取装置1においては、放射線画像検出器10へ放射線画像を記録する前に、前回に放射線画像検出器10から放射線画像を読み取った後に放射線画像検出器10に残存した電荷を消去する動作を行う。以下に、その残存電荷の消去の作用について詳細に説明する。図3は、放射線画像検出器10における残存電荷の消去の作用を説明するための模式図である。
後述するように、放射線画像検出器10では、放射線画像の記録時に、放射線画像検出器10の第1の電極層11が負の電位に、第2の電極層15が正の電位となるように記録用電圧を印加し、被写体6を透過した放射線を放射線画像検出器10に照射する。すると、放射線画像検出器10の記録用光導電層12内で正と負の電荷対が発生し、この電荷対のうち正の電荷は負に帯電した第1の電極層11に向かって移動し、第1の電極層11における負の電荷と結合して消滅する。一方、上記のようにして発生した電荷対のうち負の電荷は正に帯電した第2の電極層15に向かって移動するが、電荷輸送層13は正の電荷に対して導体として作用し、負の電荷に対しては絶縁体として作用するため、上記負の電荷は、記録用光導電層12と電荷輸送層13との界面である蓄電部16に潜像電荷として蓄積される。
しかし、記録用光導電層12内で発生して、第1の電極層11に向かって移動した正の電荷の一部は、記録用光導電層12と第1の電極層11との境界で移動が妨げられ、残存し、またこの正の残存電荷とつりあうように負の電荷が第1の電極層11にトラップされている。このような残存電荷は後述する読取動作によっても消去されることはない。また、記録用光導電層と第1の電極層との間に結晶化防止膜あるいはブロッキング層(絶縁膜)等が設けられている場合には、特にこのような残存電荷が多くなる。
また、記録された放射線画像を読み取った後には、読み取られなかった負の電荷が蓄電部16に残存し、またこの負の電荷とつりあうように正の電荷が電荷輸送層13にトラップされている。
上記のような残存電荷を消去するため、本放射線画像記録読取装置1においては、まず、制御手段70によりスイッチ手段52のa端子とd端子が接続され、第1の電極層11へ電圧源40の負極側が接続される。制御手段70により電圧源40が制御され、第1の電極層11が負の電位となるように電圧が印加される。なお、この際に印加される電圧の大きさは、放射線画像検出器10への放射線画像の記録の際に第1の電極層11と第2の電極層15との間に印加される記録用電圧の1/10〜1/1000程度であることが望ましく、より望ましくは1/100程度である。本実施の形態では、放射線画像の記録用電圧を5kV程度とし、残存電荷の消滅の際の電圧を50V程度としている。
さらに、制御手段70は、面状光源20を制御し、全ての赤外LED21aおよび青色LED21bとを同時に発光させ、赤外光L3および青色光L4を射出させる。
赤外光L3は、第2の電極層15、読取用光導電層14、電荷輸送層13、記録用光導電層12および第1の電極層11を透過し、アップコンバージョン蛍光体層17を照射する。赤外光L3が照射されると、アップコンバージョン蛍光体層17からは緑色波長帯域の蛍光L4が発せられる。蛍光L4は、第1の電極層11を透過し、記録用光導電層12に照射される。この蛍光L4により、記録用光導電層12側の正の残存電荷と、第1の電極層11側にトラップされていた負の電荷とが励起され、結合が促進され、残存電荷が消去される。
また、第2の電極層15側から青色光L2が照射されることにより、読取用光導電層14内が導電性を呈し、電荷が容易に移動可能となるため、蓄電部16に残存している負の残存電荷は読取用光導電層14内を移動して、正電荷と結合して、残存電荷が消去される。
また、電圧源40により、第1の電極層11が負の電位となるように電圧が印加されているので、この電圧印加により形成された電界により、記録用光導電層12側の正の残存電荷と、第1の電極層11側にトラップされていた負の電荷との結合がより促進され、また蓄電部16に残存している残存負電荷と読取用光導電層14側にトラップされている正電荷との結合がより促進されて、残存電荷が効率よく消滅する。
上記のような作用により、第1の電極層11の近傍に残存していた残存電荷および蓄電部16近傍に残存していた残存電荷の両方が消去される。
次に、上記実施の形態の放射線画像記録読取装置における放射線画像の記録および読取動作につい簡単に説明する。図4は、放射線画像検出器10における放射線画像の記録および読出し動作を説明するための模式図である。なお、説明を簡単にするために、スイッチ部50の動作の詳細な説明は諸略する。
放射線画像の記録は、まず、図4の(A)に示すように、制御手段70により放射線画像検出器10の第1の電極層11と第2の電極層15との間に記録用電圧が印加される。このとき印加される記録用電圧の大きさは、5kV程度であり、第1の電極層11が負の電位に、第2の電極層15が正の電位となるように印加される。そして、この記録用電圧の印加の後、放射線源5から放射線を射出させ、被写体6を透過した放射線を放射線画像検出器10に照射する。すると、放射線画像検出器10の記録用光導電層12内で正と負の電荷対が発生し、この電荷対のうち正の電荷は負に帯電した第1の電極層11に向かって移動し、第1の電極層11における負の電荷と結合して消滅する。一方、上記のようにして発生した電荷対のうち負の電荷は正に帯電した第2の電極層15に向かって移動するが、電荷輸送層13は正の電荷に対して導体として作用し、負の電荷に対しては絶縁体として作用するため、上記負の電荷は、図4(A)に示すように、記録用光導電層12と電荷輸送層13との界面である蓄電部16に蓄積される。
次に、上記のようにして放射線画像検出器10に記録された放射線画像を読取る際の作用について説明する。図4(B)に示すように、第1の電極層11および第2の電極層15における補助線状電極15aは接地され、読出線状電極15bはチャージアンプ31にそれぞれ接続される。そして、制御手段70は、放射線画像検出器10の第2の電極層15の読出線状電極15bと直交するように配列されている一列の青色LED21bが順次発光するように面状光源20を制御する。
上記の制御により青色光L2が照射されると、青色光L2は第2の電極層15の補助線状電極15aを透過して読取用光導電層14に照射され、図4(B)に示すように、読取用光導電層14において電荷対が発生する。
そして、その電荷対のうち正の電荷は読取用光導電層14を通過して蓄電部16の負の電荷と結合して消滅する。一方、読取用光導電層14において発生した電荷対のうち負の電荷は第2の電極層15に帯電された正の電荷に向かって移動する。そして、第2の電極層15における補助線状電極15aに帯電した正の電荷と結合するとともに、読出線状電極15bに帯電した正の電荷ともチャージアンプ31を介して結合する。チャージアンプが上記青色光L2の走査に応じて所定のタイミングで順次スイッチングされることにより放射線画像を構成する画素毎の電気信号が各チャージアンプ31から順次出力される。
上記の説明で明らかなように、放射線画像記録読取装置1においては、アップコンバージョン蛍光体層17に第2電極層15側から赤外光L3を照射して、赤外光L3の照射によりアップコンバージョン蛍光体層17から発せられた蛍光L4により、第1の電極層11近傍に存在する正の残存電荷と、第1の電極層11側にトラップされていた負電荷との結合を促進して、第1の電極層11近傍に存在する残存電荷を消去するため、第1の電極層側には、薄いアップコンバージョン蛍光体層を設けるのみでよいので、コンパクトな構成で、第1の電極層近傍に存在する残存電荷を消去することができ、読み出された放射線画像の画質が向上する。
蛍光L4の波長が、緑色波長帯域であるため、第1の電極層11として既存の透明電極が使用可能となり、安価に放射線画像検出器を作成することができる。また効率よく、第1の電極層11近傍の残存電荷を励起して、消去することができる。
アップコンバージョン蛍光体層17が、付活材として、YF:Yb+Er、YF:Yb+TmまたはBaFCL:Yb+Erを用いるものであれば、効率よく赤外光L3を蛍光L4へ変換することができる。
アップコンバージョン蛍光体層17が、粒子径が150μm以下の蛍光体粒子が均一に分散されているものであれば、アップコンバージョン蛍光体層17から均一に蛍光L4が発せられるため、残存電荷の消去をむらなく行うことができる。一般の放射線画像検出器の解像度は150μm程度であるが、***用の放射線画像検出器の場合には50μm程度の解像が求められる。このような場合には、蛍光体の粒子径を50μm以下に減少させることが好ましい。粒子径を減少させることにより、より蛍光L4の均一度が向上し、よりむらなく残存電荷の消去を行うことができる。
なお、上記実施の形態においては、上記のように赤外LED21aおよび青色LED21bとを2次元状に配列した面状光源20により消去用の光源および読取光源を構成するようにしたが、上記のような構成に限らず、放射線画像検出器10の全面を照射できるものであれば、ライン光源やビーム光源等の構成を採用するようにしてもよい。また赤外光と青色光は別個に射出されるものであってもよいし、あるいは同時に射出されるものであってもよい。
本発明の実施の形態である放射線画像記録読取装置の概略構成図 面状光源の概略構成図 図1に示す放射線画像記録読取装置の放射線画像検出器における消去の動作を説明するための模式図 図1に示す放射線画像記録読取装置の放射線画像検出器における記録および読取の動作を説明するための模式図
符号の説明
5 放射線源
6 被写体
10 放射線画像検出器
11 第1の電極層
12 記録用光導電層
13 電荷輸送層
14 読取用光導電層
15 第2の電極層
16 蓄電部
17 アップコンバージョン蛍光体層
20 面状光源
30 電流検出部
31 チャージアンプ
40 電圧源
50 スイッチ手段
70 制御手段
L1 放射線
L2 青色光
L3 赤外光
L4 蛍光

Claims (6)

  1. 赤外光の照射により該赤外光よりも波長の短い蛍光を発するアップコンバージョン蛍光体層と、前記赤外光、前記蛍光および放射線画像を担持した放射線を透過する第1の電極層と、前記赤外光を透過し、前記第1の電極層を透過した放射線の照射により、導電性を呈して該放射線の照射量に応じた電荷を発生する記録用光導電層と、該記録用光導電層において発生した電荷を蓄積する蓄電部と、前記赤外光を透過し、読取光の照射により導電性を呈する読取用光導電層と、前記赤外光および前記読取光を透過する第2の電極層とを有し、前記蓄電部に潜像電荷として放射線を記録する放射線画像検出器の前記読取用光導電層へ、前記第2の電極層側から前記読取光を照射して、前記蓄電部に蓄積された電荷を読み取り、
    前記アップコンバージョン蛍光体層に前記第2電極層側から前記赤外光を照射して、
    前記赤外光の照射により前記アップコンバージョン蛍光体層から発せられた蛍光により、前記第1の電極層近傍に存在する残存電荷を消去することを特徴とする放射線画像検出方法。
  2. 前記蛍光の波長が、400nm以上800nm以下であることを特徴とする請求項1記載の放射線画像検出方法。
  3. 赤外光の照射により該赤外光よりも波長の短い蛍光を発するアップコンバージョン蛍光体層と、前記赤外光、前記蛍光および放射線画像を担持した放射線を透過する第1の電極層と、前記赤外光を透過し、前記第1の電極層を透過した放射線の照射により、導電性を呈して該放射線の照射量に応じた電荷を発生する記録用光導電層と、該記録用光導電層において発生した電荷を蓄積する蓄電部と、前記赤外光を透過し、読取光の照射により導電性を呈する読取用光導電層と、前記赤外光および前記読取光を透過する第2の電極層とを有し、前記蓄電部に潜像電荷として放射線を記録する放射線画像検出器と、
    前記読取用光導電層へ、前記第2の電極層側から前記読取光を照射する読取光照射手段と、
    前記アップコンバージョン蛍光体層へ、前記第2電極層側から前記赤外光を照射する赤外光照射手段とを備え、
    前記赤外光の照射により前記アップコンバージョン蛍光体層から発せられた蛍光により、前記第1の電極層近傍に存在する残存電荷が消去されることを特徴とする放射線画像検出システム。
  4. 前記蛍光の波長が、400nm以上800nm以下であることを特徴とする請求項3記載の放射線画像検出システム。
  5. 前記アップコンバージョン蛍光体層が、付活材として、YF:Yb+Er、YF:Yb+TmまたはBaFCL:Yb+Erを用いるものであることを特徴とする請求項3または4記載の放射線画像検出システム。
  6. 前記アップコンバージョン蛍光体層が、粒子径が150μm以下の蛍光体粒子が均一に分散されているものであることを特徴とする請求項3から5いずれか1項記載の放射線画像検出システム。
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