JP2007023911A - 排気ガス再循環装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 EGRガスクーラの冷却能力を下げたり、バイパス管9の開口断面積を大きくしたりすることなく、エンジンの吸気通路側に所望の高温EGRガスを再循環させることを課題とする。
【解決手段】 EGRガスクーラモジュール3は、切替弁装置のハウジング5の内部に差し込まれたバイパス管9の出口側開口端52がハウジング5の内部のバルブ近傍に配置されるように、バイパス管9の出口側開口端52をバルブ近傍まで延長して配置している。これによって、バイパス管9から第2排気ガス流路22に導入される高温EGRガスの熱が第1排気ガス流路側へと伝わり難くなる。したがって、バイパス管9から第2排気ガス流路22に導入された高温EGRガスの熱が、第1排気ガス流路側へ逃げ難くなるので、高温EGRガスのEGRガスクーラ側への放熱を減らすことが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内燃機関より流出する排気ガスの一部を吸気側に再循環させるための排気ガス還流管の途中に、排気ガスを冷却する排気ガス冷却装置を配置した排気ガス再循環装置に関するものである。
[従来の技術]
従来より、内燃機関の排気ガスの一部を排気通路から吸気通路に還流させるための排気ガス還流管(EGRパイプ)を備えた排気ガス再循環装置においては、内燃機関の吸気通路に再循環させる排気ガスをEGRパイプの途中で冷却すると、排気ガスの温度が下がり、且つ体積が小さくなることにより、内燃機関の出力を低下させることなく、内燃機関内での燃料の燃焼温度を低下させて効果的に窒素酸化物(NOx)の発生を低減させることができるため、内燃機関に排気ガスを再循環させるEGRパイプの途中に水冷式のEGRガスクーラを装備したものがある。
しかるに、EGRパイプの途中にEGRガスクーラを装備すると、内燃機関に再循環させる排気ガスが必ず冷却されてしまうので、寒冷時に排気ガスを再循環しても吸入空気への暖気効果が少ない。すなわち、一般的に、温度の高い排気ガスを吸気側へ再循環させることは、吸入空気への暖気効果を得ることができるが、寒冷時にEGRガスクーラで冷却された排気ガスが吸気側に再循環されるために、十分な暖気効果を得ることができず、寒冷時に内燃機関での着火性が低下して白煙が発生する可能性がある。
そこで、排気ガスの温度を内燃機関の運転状態に応じて最適化する目的で、内燃機関の排気ガスの一部(排気再循環ガス:EGRガス)を排気通路から吸気通路に還流させるための排気ガス還流路(EGR通路)の途中に、図4に示したように、エンジン冷却水を用いてEGRガスを冷却する排気ガス冷却装置と、この排気ガス冷却装置よりもEGRガスの流れ方向の下流側に結合された切替弁装置とを一体化したEGRガスクーラモジュールを配置した排気ガス再循環装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。排気ガス冷却装置は、EGRガスを冷却するEGRガスクーラ101、およびこのEGRガスクーラ101をバイパスするバイパス管102等によって構成されている。
また、切替弁装置は、EGRガスクーラ101の内部に連通する排気ガス流路(クーラ出口通路)103とバイパス管102の内部に連通する排気ガス流路(バイパス出口通路)104とを切り替える切替弁(バルブ)105、このバルブ105のシャフト106を軸支するハウジング107、およびバルブ105を開弁駆動または閉弁駆動するバルブ駆動装置(図示せず)等によって構成されている。このEGRガスクーラモジュールは、EGRガスクーラ101とバイパス管102とが平行に配置されていて、EGRガスクーラ101およびバイパス管102よりもEGRガスの流れ方向の下流側にハウジング107が配置されている。そして、EGRガスクーラ101とバイパス管102とが平行に配置されることで、EGRガスクーラモジュールの構成はコンパクトになる。また、ハウジング107をEGRガスクーラ101およびバイパス管102よりもEGRガスの流れ方向の下流側に配置することで、バルブ105が排気ガスの熱に対して優位である。
[従来の技術の不具合]
しかしながら、特許文献1に記載のEGRガスクーラモジュールにおいては、図4に示したように、切替弁装置のハウジング内の排気ガス流路103と排気ガス流路104とが接近した状態で配置されている。このため、高温排気ガスが必要な時に、EGRガスクーラ側の入口ポート111を全閉(クローズ)にし、且つバイパス管側の入口ポート112を全開(オープン)にしても、EGRガスクーラ101によって冷やされた排気ガスが、ハウジング107のバイパス管側の排気ガス流路103内に滞留していると、バイパス管側の排気ガス流路104を通る高温排気ガスの熱が、ハウジング107の隔壁部113を伝って、EGRガスクーラ側の排気ガス流路103へ逃げてしまい、所望の高温排気ガスを得られないという問題が生じる。
そこで、上記問題を解決するために、例えばEGRガスクーラ101の冷却能力を下げたり、バイパス管102の開口断面積(流路断面積)を大きくして熱を下げない方法があるが、今度は所望の低温排気ガスが得られないという問題が生じる。
米国特許第6141961号明細書(FIG.5)
本発明の目的は、排気熱交換器の冷却能力を下げたり、バイパス管の開口断面積を大きくしたりすることなく、内燃機関の吸気通路側に所望の高温排気ガスを再循環させることのできる排気ガス再循環装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明によれば、排気熱交換器およびバイパス管よりも排気ガスの流れ方向の下流側に切替弁装置を配置している。この切替弁装置のハウジングの内部には、排気熱交換器の内部に連通する第1排気ガス流路、およびバイパス管の内部に連通する第2排気ガス流路が設けられている。そして、切替弁装置のハウジングの内部には、第1排気ガス流路と第2排気ガス流路とを開閉するバルブが収容されている。また、切替弁装置のハウジングの内部には、排気ガスを排気熱交換器よりバイパスさせるバイパス管が差し込まれている。そして、切替弁装置は、バイパス管の出口側開口端からハウジングの第2排気ガス流路の内部に向けて排気ガスが導入されるように構成されている。
そして、ハウジングの内部に差し込まれたバイパス管の出口側開口端がハウジングの内部のバルブ近傍に配置(バルブに近接配置)されるように、バイパス管の出口側開口端をハウジングの内部のバルブ近傍まで延ばしている。これによって、バイパス管からハウジングの内部に導入された高温排気ガスの熱が、第2排気ガス流路側から第1排気ガス流路側へと伝わり難くなるので、高温排気ガスの排気熱交換器側(第1排気ガス流路側)への放熱を減らすことが可能となる。したがって、排気熱交換器の冷却能力を下げたり、バイパス管の開口断面積を大きくしたりすることなく、内燃機関の吸気通路側に所望の高温排気ガスを再循環させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、バイパス管は、ハウジングの第2排気ガス流路の流路壁面との間に、バイパス管から第1排気ガス流路側への放熱を抑えるための環状空間を設けている。これによって、バイパス管からハウジングの内部に導入される高温排気ガスの熱が、排気熱交換器側(第1排気ガス流路側)に更に逃げ難くなるので、高温排気ガスの排気熱交換器側(第1排気ガス流路側)への放熱を更に減らすことが可能となる。
請求項3および請求項4に記載の発明によれば、ハウジングの内部には、バルブ駆動装置のバルブ軸を回転方向に軸支するバルブ軸受部が設けられている。そして、ハウジングの内部に差し込まれたバイパス管の出口側開口端がハウジングの内部のバルブ軸受部近傍に配置(バルブ軸受部に近接配置)されるように、バイパス管の出口側開口端をハウジングの内部のバルブ軸受部近傍まで延ばしている。これによって、バイパス管からハウジングの内部に導入された高温排気ガスの熱が、第2排気ガス流路側からバルブ軸受部側へと伝わり難くなるので、バルブ軸受部の熱影響を減らすことが可能となる。特にバルブ軸受部を潤滑する潤滑油がバルブ側に流出するのを防止するシールゴム等のオイルシール、あるいはバルブ軸受部からハウジングの外部に排気ガスが漏洩するのを防止するシールゴム等のパッキンを設けた場合、オイルシールまたはパッキンが高温排気ガスの熱により劣化するのを抑えることができる。
請求項5に記載の発明によれば、内燃機関の排気ガスの一部を吸気管側に再循環させるための排気ガス還流管の途中(、あるいは内燃機関の排気管と排気ガス還流管との接続部(分岐部)、あるいは排気ガス還流管と内燃機関の吸気管との接続部(合流部))に、内部を通過する排気ガスを冷却する排気熱交換器と、内部を通過する排気ガスを排気熱交換器より迂回させるバイパス管と、排気熱交換器の内部に連通する第1排気ガス流路とバイパス管の内部に連通する第2排気ガス流路とを開閉するバルブを有する切替弁装置とが配置された排気ガス再循環装置に適用しても良い。
請求項6に記載の発明によれば、バルブが第1排気ガス流路を開放し、第2排気ガス流路を閉塞している場合には、排気熱交換器を通過する際に冷却された低温排気ガスが、ハウジングの隔壁部の壁面に沿って第1排気ガス流路内を流れ、この第1排気ガス流路からバルブ室を経てスムーズに第3排気ガス流路に流れ込む。また、バルブが第1排気ガス流路を閉塞し、第2排気ガス流路を開放している場合には、バイパス管を通過した高温排気ガスが、ハウジングの隔壁部の壁面に沿って第2排気ガス流路内を流れ、この第2排気ガス流路からバルブ室を経てスムーズに第3排気ガス流路に流れ込む。したがって、ハウジングのバルブ室が、3つの排気ガス流路を断面Y字状に接続することで、ハウジングの内部を通過する排気ガス流の圧力損失を増加させることなく、内燃機関の排気ガスの一部を吸気管側に再循環させることができる。
本発明を実施するための最良の形態は、排気熱交換器の冷却能力を下げたり、バイパス管の開口断面積を大きくしたりすることなく、内燃機関の吸気通路側に所望の高温排気ガスを再循環させるという目的を、バイパス管の出口側開口端からハウジングの内部に導入される高温排気ガスの熱が、第2排気ガス流路側から第1排気ガス流路側へと伝わり難くすることで実現した。
[実施例1の構成]
図1ないし図3は本発明の実施例1を示したもので、図1は排気ガス冷却装置よりも下流側に配置された切替弁装置を示した図で、図2は排気ガス再循環装置の全体構成を示した図で、図3は排気ガス冷却装置と切替弁装置を一体化したEGRガスクーラモジュールの全体構造を示した図である。
本実施例の排気ガス再循環装置は、例えばディーゼルエンジン等の内燃機関(以下エンジンと言う)1に使用されるもので、エンジン1の排気管内に形成される排気通路11に接続されて、エンジン1の燃焼室より流出する排気ガスの一部(排気再循環ガス:以下EGRガスと言う)をエンジン1の吸気管内に形成される吸気通路12に再循環させるための排気ガス還流管と、この排気ガス還流管内に形成される排気ガス還流路を通過するEGRガスの還流量(EGR量)を連続的または段階的に調節する排気ガス還流量制御弁(以下EGR制御弁と言う)2とを備えている。なお、エンジン1の排気通路11内には、排気ガスが流れている。また、エンジン1の吸気通路12内には、エアクリーナ13で濾過された吸入空気が流れている。
本実施例の排気ガス還流管の途中、すなわち、排気管より分岐する排気側排気ガス還流管14と吸気管に合流する吸気側排気ガス還流管15との間には、EGRガスクーラモジュール3が直列的に直接結合されている。ここで、本実施例の排気側排気ガス還流管14は、排気管のエキゾーストマニホールドに接続している。また、吸気側排気ガス還流管15は、吸気管のインテークマニホールドまたはサージタンクに接続している。また、エンジン1には、EGRガスクーラモジュール3にエンジン冷却水を循環供給するためのエンジン冷却水回路(冷却水循環路)が設けられている。このエンジン冷却水回路は、エンジン1のウォータジャケット(図示せず)からEGRガスクーラモジュール3の冷却水入口管16へエンジン冷却水を循環供給するための冷却水配管17と、EGRガスクーラモジュール3の冷却水出口管18からラジエータ(図示せず)を経てエンジン1のウォータジャケットにエンジン冷却水を循環供給する(戻す)ための冷却水配管19と、エンジン冷却水回路中にエンジン冷却水の循環流を発生させるウォータポンプ(図示せず)とを備えている。なお、本実施例では、ラジエータでエンジン冷却水と室外空気(外気)とを熱交換させることで、所定の温度範囲(例えば75〜80℃)のエンジン冷却水をエンジン1のウォータジャケットに戻すように構成されている。
本実施例のEGRガスクーラモジュール3は、高温EGRガスをエンジン冷却水と熱交換させてEGRガスを冷却する排気ガス冷却装置と、この排気ガス冷却装置よりもEGRガスの流れ方向の下流側に配置される切替弁装置とによって構成されており、排気ガス再循環装置の排気ガス還流管の一部およびエンジン冷却水回路の冷却水配管の一部を構成している。ここで、本実施例の切替弁装置は、EGRガスクーラ側の第1排気ガス流路21とバイパス管側の第2排気ガス流路22とを開閉するプレート型バルブ4と、このプレート型バルブ4を開閉自在に収容するハウジング5と、プレート型バルブ4と一体的に回転動作するバルブシャフト(バルブ軸:以下シャフトと略す)6を有するバルブ駆動装置とを備えている。また、排気ガス冷却装置は、内部を通過するEGRガスを冷却するEGRガスクーラ7と、内部を通過するEGRガスをEGRガスクーラ7より迂回させるバイパス管9とを備えている。なお、排気ガス冷却装置の詳細については後述する。
本実施例のプレート型バルブ4は、耐熱性および耐腐食性に優れた金属材料、例えばステンレス鋼等により略円板形状に形成されて、一端に固定端を有し、且つ他端側(自由端側)に固定端側を起点とした回転動作によって自由端側で第1、第2弁口24、25の開閉を行う天板部(バルブ部)26を有している。プレート型バルブ4の固定端は、シャフト6のバルブ保持部の円筒面形状に対応して円弧形状に形成されて、シャフト6のバルブ保持部の外周面の周方向の一部に例えば溶接等の固定手段を用いて保持固定されている。また、バルブ部26の外縁部には、高温EGRガスと低温EGRガスとのミキシングを促進させるための側壁板27が一体的に形成されている。
そして、排気側排気ガス還流管14からEGRガスクーラモジュール3の内部に導入されたEGRガスのほぼ全流量をバイパス管側に通す場合、すなわち、バルブ駆動装置によってプレート型バルブ4を開弁駆動して、第2弁口25を全開するように、プレート型バルブ4の弁開度(回転角度)を制御した際には、プレート型バルブ4のバルブ部26がハウジング5の第1バルブシート(第1弁座部)28に着座する。また、排気側排気ガス還流管14からEGRガスクーラモジュール3の内部に導入されたEGRガスのほぼ全流量をEGRガスクーラ側に通す場合、すなわち、バルブ駆動装置によってプレート型バルブ4を閉弁駆動して、第1弁口24を全開するように、プレート型バルブ4の弁開度(回転角度)を制御した際には、プレート型バルブ4のバルブ部26とハウジング5の第2バルブシート(第2弁座部)29との間に形成されるバルブクリアランスが最も狭くなる。すなわち、バイパス管側の第2排気ガス流路22を全閉した場合でも、プレート型バルブ4のバルブ部26とハウジング5の第2バルブシート29との間には、所定のバルブクリアランスが形成され、バイパス管側の第2排気ガス流路22からバルブ室31内に高温EGRガスが流入するように構成されている。
本実施例の切替弁装置の構成要素を成すハウジング5は、図3に示したように、排気ガス冷却装置(EGRガスクーラ7およびバイパス管9)よりもEGRガスの流れ方向の下流側に配置されている。ハウジング5は、アルミニウム鋳物またはアルミニウムダイカストにより所定の形状に一体的に形成されており、EGRガスクーラ7およびバイパス管9に一体ろう付け接合されている。また、ハウジング5は、EGRガスクーラ7の出口部より流出した低温EGRガスとバイパス管9の出口部より流出した高温EGRガスとを合流させて吸気側排気ガス還流管15内の排気ガス還流路を経てエンジン1の吸気管内の吸気通路12に送り込むための合流管を構成する。なお、ハウジング5の図示左端面には、排気ガス冷却装置(EGRガスクーラ7およびバイパス管9)と結合する鍔状の結合部30が設けられている。
そして、ハウジング5の内部には、図1および図3に示したように、EGRガスクーラ7の出口部からEGRガスが導入される第1排気ガス流路21と、バイパス管9の出口部からEGRガスが導入される第2排気ガス流路22と、第1排気ガス流路21から第1弁口(第1入口ポート)24を経て流入した低温EGRガスと第2排気ガス流路22から第2弁口(第2入口ポート)25を経て流入した高温EGRガスとを合流させて混ぜ合わせるバルブ室(ミキシング室)31と、このバルブ室31の出口ポートから吸気側排気ガス還流管15内の排気ガス還流路にEGRガスを流出する第3排気ガス流路(出口側流路)23とが形成されている。なお、これらの第1〜第3排気ガス流路21〜23およびバルブ室31は、ハウジング5の内部に形成される排気ガス還流路を構成する。
第1排気ガス流路21は、ハウジング5の図示左端面で開口した開口部からバルブ側に延びる第1入口側流路である。具体的には、第1排気ガス流路21の開口部から、プレート型バルブ4を開閉自在に収容するバルブ室31にて開口する第1弁口24に向けて円弧状に滑らかに湾曲する屈曲部によって構成されている。なお、ハウジング5の内壁面には、EGRガスクーラ7の出口部から第1排気ガス流路21の内部に流入するEGRガスの流れ方向に対向する流路壁面が形成されている。このハウジング5の流路壁面は、EGRガスクーラ7の出口部から第1排気ガス流路21の内部に流入したEGRガス流の圧力損失が増加することなく、第1弁口24にスムーズに流れ込むようにするために、ある点を中心とした曲率半径の湾曲面32とされている。
第2排気ガス流路22は、ハウジング5の図示左端面で開口した開口部からバルブ側に延びる第2入口側流路である。具体的には、第2排気ガス流路22の開口部から、プレート型バルブ4を開閉自在に収容するバルブ室31にて開口する第2弁口25に向けて真っ直ぐに延びる直管部33、およびこの直管部33からバルブ側、つまりバルブ室31にて開口する第2弁口25に向けて円弧状に滑らかに湾曲する屈曲部によって構成されている。なお、ハウジング5の内壁面には、バイパス管側のバイパス流路46から第2排気ガス流路22の内部に流入するEGRガスの流れ方向に対向する流路壁面が形成されている。このハウジング5の流路壁面は、バイパス管側のバイパス流路46から第2排気ガス流路22の内部に流入したEGRガス流の圧力損失が増加することなく、第2弁口25にスムーズに流れ込むようにするために、ある点を中心とした曲率半径の湾曲面34とされている。ここで、第2排気ガス流路22のバルブ側に対して反対側(開口側)に位置する直管部33は、バイパス管9の軸線方向のバルブ側端部(後記するバイパス管9の嵌合部)が差し込まれるパイプ挿入孔として機能している。
ここで、バルブ室31は、第1排気ガス流路21から略円形状の第1弁口24を介して低温EGRガスが導入されると共に、第2排気ガス流路22から略円形状の第2弁口25を介して高温EGRガスが導入されるように構成されている。また、バルブ室31は、上記の3つの第1〜第3排気ガス流路21〜23を断面Y字状に接続する3方管壁部(Y字管壁部)内に形成されている。そして、3方管壁部は、第1弁口24の開口周縁部に円環状の第1バルブシート28が設けられ、また、第2弁口25の開口端縁部(ハウジング5の内径面)に円環状の第2バルブシート29が設けられている。また、本実施例のハウジング5には、第1排気ガス流路21と第2排気ガス流路22とを気密的に区画する隔壁部35が一体的に形成されている。この隔壁部35には、軸受け部品(図示せず)を介してシャフト6を回転方向に軸支する円筒状のバルブ軸受部36が設けられている。このバルブ軸受部36の内部には、シャフト6の外周面が摺接するシャフト摺動孔が設けられている。また、隔壁部35のバルブ室側の内壁面には、プレート型バルブ4のバルブ部26と固定端とを連結する連結部に当接してプレート型バルブ4の全開位置を規定する全開ストッパ部37、およびプレート型バルブ4の連結部に当接してプレート型バルブ4の全閉位置を規定する全閉ストッパ部38が設けられている。
ここで、プレート型バルブ4を開弁駆動または閉弁駆動するバルブ駆動装置は、負圧を利用する負圧作動式アクチュエータ(図示せず)、この負圧作動式アクチュエータの直線運動を回転運動に変換するリンク機構(運動方向変換機構:図示せず)、およびこのリンク機構を介して、負圧作動式アクチュエータの動力をプレート型バルブ4に伝達するシャフト6等によって構成されている。負圧作動式アクチュエータは、ケーシングと薄膜状のダイヤフラムとの間に形成される負圧室と大気圧室との圧力差を電磁式または電動式の負圧制御弁によって制御してダイヤフラムを変位させることで、ダイヤフラムに連動したロッドを軸線方向に往復変位させる。そして、ロッドの軸線方向の往復変位がリンク機構を介してシャフト6に伝達されると、シャフト6が所定の回転角度だけ回転する。
本実施例のシャフト6は、ハウジング5の隔壁部35に設けられたバルブ軸受部36に軸受け部品を介して回転方向に摺動自在に支持されており、プレート型バルブ4と同様に、耐熱性および耐腐食性に優れた金属材料、例えばステンレス鋼等により一体的に形成されて、プレート型バルブ4の固定端を保持固定するバルブ保持部を有している。また、本実施例では、バルブ軸受部36の軸受け部品を潤滑する潤滑油がバルブ側に流出するのを防止するためにシールゴム等のオイルシール(図示せず)がハウジング5のバルブ軸受部36の内周とシャフト6の外周との間に装着されている。
ここで、負圧作動式アクチュエータは、エンジン制御ユニット(以下ECUと呼ぶ)10によって通電制御されるように構成されている。ECU10は、制御処理、演算処理を行うCPU、各種プログラムおよびデータを保存する記憶装置(ROMやRAM等のメモリ)、入力回路、出力回路等の機能を含んで構成される周知の構造のマイクロコンピュータが設けられている。また、ECU10は、図示しないイグニッションスイッチをオン(IG・ON)すると、メモリ内に格納された制御プログラムやマップ61に基づいて、切替弁装置のプレート型バルブ4の弁開度を電子制御するように構成されている。なお、ECU10は、イグニッションスイッチがオフ(IG・OFF)されると、メモリ内に格納された制御プログラムに基づく上記の制御が強制的に終了されるように構成されている。
そして、各種センサからのセンサ信号は、A/D変換器でA/D変換された後に、ECU10に内蔵されたマイクロコンピュータに入力されるように構成されている。そして、マイクロコンピュータには、クランク角度センサ、アクセル開度センサ、エアフロメータおよび冷却水温度センサ等が接続されている。また、マイクロコンピュータには、排気ガス還流管内を流れるEGR量を検出するEGR量センサと、エンジン1の燃焼室内に吸入される吸入空気の温度(吸気温)を検出するための吸気温度センサ(吸気温度検出手段)62と、吸気側排気ガス還流管15の排気ガス還流路内を、EGRガスクーラモジュール3より流出して吸気通路12内に向かうEGRガスの温度を検出するための排気温度センサ(排気温度検出手段)63とが接続されている。ここで、排気温度センサ63は、ハウジング5のバルブ室31の出口ポートから流出した吸気側排気ガス還流管15の排気ガス還流路内を通過するEGRガスの温度に対応したセンサ信号(電圧信号)をECU10に出力する。
EGRガスクーラ7は、これと並列接続されるバイパス管9と共に排気ガス冷却装置を構成するもので、排気側排気ガス還流管14から導入される高温排気ガス(EGRガス)と冷却水配管17から流入する低温のエンジン冷却水とを熱交換させることで、EGRガスを所望の排気温度以下に冷却する水冷式の排気熱交換器である。排気ガス冷却装置の主要部品を成すEGRガスクーラ7は、分岐ジョイント部8を介して排気側排気ガス還流管14の下流端部に直列的に直接結合される角筒状のケーシング41を有している。そして、ケーシング41は、取付フランジ42を介して切替弁装置のハウジング5の上流端部に直列的に直接結合されている。なお、ケーシング41は、複数の排気チューブ43を内部に収容しており、複数の排気チューブ43の周囲にエンジン冷却水が循環する冷却水流路44を有している。
EGRガスクーラ7の外郭を形成するケーシング41は、耐熱性および耐腐食性に優れた金属材料(例えばステンレス鋼)よりなる断面が略コの字状にプレス成形された2枚の成形プレート(金属板)を板厚方向に銅等のろう材を用いてろう付け接合することにより、角パイプ状に形成されている。そして、ケーシング41の図示左端部には、エンジン冷却水をエンジン1のウォータジャケットから冷却水流路44内に流入させるための冷却水入口管16が設けられ、また、ケーシング41の図示右端部には、エンジン冷却水を冷却水流路44からラジエータを経てエンジン1のウォータジャケットに戻すための冷却水出口管18が設けられている。複数の排気チューブ43は、分岐ジョイント部8からEGRガスが導入される複数の偏平管である。これらの排気チューブ43は、その短径方向に所定の隙間を隔てて複数段積層されて、その長径方向がケーシング41の筒方向の全長に渡るように延長されている。
取付フランジ42は、切替弁装置のハウジング5の結合部30にろう付けまたは締結ネジまたはかしめ等を用いて結合されている。この取付フランジ42は、ケーシング41と同様に、耐熱性および耐腐食性に優れた金属材料(例えばステンレス鋼)よりなる金属板を所定の形状となるようにプレス成形することにより製造されたコアプレートを有している。このコアプレートには、複数の排気チューブ43の軸線方向の他端部(図示右端部)が差し込まれた状態でろう付け接合される角穴形状の取付孔が排気チューブ43の本数分だけ形成されている。また、コアプレートには、バイパス管9の軸線方向の他端部が貫通するように差し込まれる丸穴形状の挿入孔が形成されている。なお、取付フランジ42をケーシング41に一体的に形成しても良い。
そして、各排気チューブ43は、偏平管状に形成されている。これらの排気チューブ43は、ケーシング41と同様に、耐熱性および耐腐食性に優れた金属材料(例えばステンレス鋼)よりなる断面が略コの字状にプレス成形された2枚の成形プレート(金属板)を板厚方向に複数交互に積層して多管構造の熱交換部を構成し、銅等のろう材を用いて一体ろう付け接合することにより製造されている。そして、複数の排気チューブ43内には、排気ガス冷却流路45が形成され、これらの排気ガス冷却流路45内には、EGRガスとの伝熱面積を増加してEGRガスとエンジン冷却水との熱交換効率を向上させるための矩形波状のインナーフィン(図示せず)が配設されている。なお、本実施例のEGRガスクーラ7は、冷却水流路44内を通過するエンジン冷却水の耐沸騰性を向上させる目的で、ケーシング41の冷却水流路44内のエンジン冷却水の流れ方向と複数の排気チューブ43の各排気ガス冷却流路45内のEGRガスの流れ方向とを同一方向(平行流)としている。
ここで、上述したように、EGRガスクーラ7のEGRガスの流れ方向の上流側には、排気側排気ガス還流管14の下流端部にEGRガスクーラ7を直列的に直接結合するための分岐ジョイント部8が一体的に接続されている。また、EGRガスクーラ7のEGRガスの流れ方向の下流側には、切替弁装置のハウジング5の上流端部にEGRガスクーラ7を直列的に直接結合するための取付フランジ42が一体的に接続されている。また、分岐ジョイント部8と取付フランジ42との間には、EGRガスクーラ7に隣設してEGRガスクーラ7に対してバイパス管9が並列的に配置されている。これらのEGRガスクーラ7、バイパス管9、分岐ジョイント部8および取付フランジ42は、硫化物、硝酸、硫酸、アンモニウムイオン、酢酸等を含む400〜500℃以上の高温EGRガスおよびその凝縮水に排気ガス流路側(2方分岐流路側、排気ガス冷却流路側、バイパス流路側等)が晒されるので、耐熱性および耐腐食性に優れた金属材料(例えばステンレス鋼)を一体ろう付け接合することによって製造され、排気ガス冷却装置が一体化されている。
分岐ジョイント部8は、排気側排気ガス還流管14内の排気ガス還流路から導入したEGRガスを、EGRガスクーラ側の排気ガス冷却流路45とバイパス管側のバイパス流路46とに分岐させる分岐管を構成すると共に、タンクプレートとコアプレートとから構成されている。この分岐ジョイント部8は、ケーシング41の筒方向の上流側端部にろう付け接合することにより直接結合されている。そして、タンクプレートとコアプレートとは、ケーシング41と同様に、耐熱性および耐腐食性に優れた金属材料(例えばステンレス鋼)よりなる成形プレート(金属板)を銅等のろう材を用いてろう付け接合することにより所定の形状に形成されている。ここで、コアプレートには、複数の排気チューブ43の軸線方向の一端部(図示左端部)が差し込まれた状態でろう付け接合される角穴形状の取付孔が排気チューブ43の本数分だけ形成されている。また、コアプレートには、バイパス管9の軸線方向の一端部が差し込まれる丸穴形状の取付孔が形成されている。
そして、タンクプレートとコアプレートとで囲まれた内部空間(入口側タンク室)は、排気側排気ガス還流管14内の排気ガス還流路から導入されたEGRガスを、EGRガスクーラ側の排気ガス冷却流路45とバイパス管側のバイパス流路46とに所定の流量比(混合比)で分岐させる2方分岐流路47として機能している。また、2方分岐流路47は、排気側排気ガス還流管14内の排気ガス還流路から導入されたEGRガスの全流量を、EGRガスクーラ側の各排気ガス冷却流路45に分配供給するEGRガスクーラ7の入口側タンク部としての機能と、排気側排気ガス還流管14内の排気ガス還流路から導入されたEGRガスの全流量を、バイパス管側のバイパス流路46に供給する排気ガス流路としての機能とを兼ね備えている。
本実施例のバイパス管9は、EGRガスクーラ7のケーシング41の筒方向寸法よりも長い筒方向の寸法を有し、EGRガスクーラ7と並列的に、しかもEGRガスクーラ近傍に配置(近接して配置)されており、分岐ジョイント部8内の2方分岐流路47からEGRガスが導入される略円筒管(金属パイプ)である。このバイパス管9は、ケーシング41と同様に、耐熱性および耐腐食性に優れた金属材料(例えばステンレス鋼)よりなる2枚の成形プレート(金属板)を銅等のろう材を用いてろう付け接合することにより、円筒管形状に形成されている。そして、バイパス管9の内部には、2方分岐流路47から導入されるEGRガスを、EGRガスクーラ側の排気ガス冷却流路45より迂回させるためのバイパス流路46が形成されている。
そして、バイパス管9の軸線方向(筒方向)の一端部には、入口側開口端51が設けられている。この入口側開口端51は、分岐ジョイント部8のコアプレートに形成された取付孔に差し込まれた状態で、分岐ジョイント部8のコアプレートにろう付け接合されている。そして、バイパス管9の入口側開口端51の内部には、分岐ジョイント部8内の2方分岐流路47からEGRガスが導入される入口部(バイパス流路46の入口ポート)が形成されている。また、バイパス管9の軸線方向(筒方向)の他端部には、出口側開口端52が設けられている。この出口側開口端52は、取付フランジ42のコアプレートに形成された取付孔を貫通し、ハウジング5の内部のバルブ近傍まで差し込まれている。そして、バイパス管9の出口側開口端52の内部には、バイパス管9の内部のバイパス流路46からハウジング5の第2排気ガス流路22の屈曲部にEGRガスを流出する出口部(バイパス流路46の出口ポート)が形成されている。
また、バイパス管9は、切替弁装置のハウジング5の図示左端面で開口した第2排気ガス流路22の直管部33の内部に差し込まれる円筒状の嵌合部(被挿入部、パイプ部)53を有している。このため、上述した出口側開口端52は、嵌合部53の他端部に設けられる。そして、本実施例では、ハウジング5の内部に差し込まれたバイパス管9の嵌合部53の出口側開口端52がハウジング5の内部のバルブ近傍に配置(プレート型バルブ4のバルブ部26に近接配置)されるように、バイパス管9の嵌合部53の出口側開口端52をバルブ近傍まで延長して配置している。このとき、バイパス管9の嵌合部53の出口側開口端52とプレート型バルブ4のバルブ部26とが干渉しない範囲で、バイパス管9の嵌合部53の出口側開口端52の位置がプレート型バルブ4のバルブ部26に極めて近接配置されるように延長しても良い。
また、本実施例では、ハウジング5の内部に差し込まれたバイパス管9の嵌合部53の出口側開口端52がハウジング5の内部のバルブ軸受部近傍に配置(ハウジング5のバルブ軸受部36に近接配置)されるように、バイパス管9の嵌合部53の出口側開口端52をバルブ軸受部近傍まで延長して配置している。このとき、バイパス管9の嵌合部53の出口側開口端52の位置が、ハウジング5のバルブ軸受部36よりもバルブ寄りに配置されることが望ましい。そして、バイパス管9の嵌合部53は、第2排気ガス流路22の直管部33の内周面(ハウジング5の隔壁部35の内周面)との間に、バイパス管側のバイパス流路46および第2排気ガス流路22の湾曲流路からEGRガスクーラ側への放熱を抑えるための円環状空間(環状隙間)54を有している。また、バイパス管9の嵌合部53を、ハウジング5の内周に固定する場合には、バイパス管9の嵌合部53と第2排気ガス流路22の直管部33の開口部側との間にパッキンを介装した状態で、バイパス管9の嵌合部53をハウジング5の内周に圧入嵌合しても良い。また、バイパス管9の嵌合部53をハウジング5の内周に例えば溶接等の固定手段を用いて保持固定しても良い。なお、円環状空間54内に断熱材を介装しても良い。
[実施例1の作用]
次に、本実施例の排気ガス再循環装置の作用を図1ないし図3に基づいて簡単に説明する。
例えばディーゼルエンジン等のエンジン1が始動することにより、エンジン1のシリンダヘッドに形成された吸気ポートの吸気バルブが開かれると、エアクリーナ13で濾過された吸入空気が、吸気管の吸気通路12、スロットルボディ、サージタンクを通って各気筒のインテークマニホールドに分配され、エンジン1の各気筒内に吸入される。そして、エンジン1では、燃料が燃える温度よりも高い温度になるまで空気を圧縮し、そこにインジェクタから高圧燃料を噴霧して燃焼が成される。そして、各気筒内で燃えた燃焼ガスは、エンジン1のシリンダヘッドに形成された排気ポートから排出され、エキゾーストマニホールド、排気管の排気通路11を経て排出される。このとき、ECU10によって切替弁装置のプレート型バルブ4が所定の弁開度(回転角度)となるように、負圧制御弁への駆動電流値が調整されると、負圧室内に負圧が導入されて、負圧室と大気圧室との圧力差に応じてダイヤフラムが変位し、ロッドが所定のリフト量だけリフトする。そして、ロッドの動作に伴ってリンク機構が動き、シャフト6が回転中心軸線を中心にして回転する。
これによって、プレート型バルブ4が所定の弁開度(回転角度)で保持されて、第1、第2弁口24、25が所定の開口面積だけ開かれる。そして、EGRガスクーラ側の各排気ガス冷却流路45からハウジング5の第1排気ガス流路21を経てバルブ室31内に導入される低温EGRガスは、バルブ室31内でプレート型バルブ4のバルブ部26の板厚方向の一端面に当たり、バルブ室31の出口ポートおよび第3排気ガス流路23に向かって吸気側に流れる。また、バイパス管側のバイパス流路46からハウジング5の第2排気ガス流路22を経てバルブ室31内に導入される高温EGRガスは、バルブ室31内でプレート型バルブ4のバルブ部26の板厚方向の他端面に当たり、バルブ室31の出口ポートおよび第3排気ガス流路23に向かって低温EGRガスと混ざる。また、プレート型バルブ4のバルブ部26の板厚方向の他端面に当たってバルブ部26の両側に向かった高温EGRガスは、プレート型バルブ4のバルブ部26の外縁部の側壁板27の対向面(内側面)に当たり、再度方向を変えて、バルブ室31の出口ポートおよび第3排気ガス流路23に向かってスワールしながら低温EGRガスと混ざる。したがって、排気ガス還流管から吸気管内の吸気通路12に再循環(還流)するEGRガスの温度が最適化される。
ここで、例えば定常時に、切替弁装置のプレート型バルブ4の弁開度(回転角度:例えば第1、第2弁口24、25に対する開口面積)を調節して、図1ないし図3に実線で示すように、排気側排気ガス還流管14からEGRガスクーラモジュール3の内部に導入されるEGRガスの全流量をEGRガスクーラ側に通すようにすることで、排気側排気ガス還流管14から分岐ジョイント部8内の2方分岐流路47に導入されたEGRガスを、EGRガスクーラ側の各排気ガス冷却流路45、ハウジング5の第1排気ガス流路21、第1弁口24、バルブ室31、第3排気ガス流路23および吸気側排気ガス還流管15を経由させてエンジン1の吸気管の吸気通路12に再循環(還流)させるようにすると、EGRガスが、EGRガスクーラ7の複数の排気チューブ43の各排気ガス冷却流路45を通過する際に、EGRガスクーラ7のケーシング41の冷却水流路44内を流れるエンジン冷却水によって十分に冷却される。これによって、温度が低く、体積の小さい低温EGRガスが吸入空気と混入することになるので、エンジン1の出力を低下させることなく、燃焼温度を低下して効果的にNOxの発生を低減させることができる。
また、例えば寒冷時に、切替弁装置のプレート型バルブ4の弁開度(回転角度:例えば第1、第2弁口24、25に対する開口面積)を調節して、図1ないし図3に二点鎖線で示すように、排気側排気ガス還流管14からEGRガスクーラモジュール3の内部に導入されるEGRガスの全流量をバイパス管側に通すようにすることで、排気側排気ガス還流管14から分岐ジョイント部8内の2方分岐流路47に導入されたEGRガスを、バイパス管側のバイパス流路46、ハウジング5の第2排気ガス流路22、第2弁口25、バルブ室31、第3排気ガス流路23および吸気側排気ガス還流管15を経由させてエンジン1の吸気管の吸気通路12に再循環(還流)させるようにすると、EGRガスの温度が比較的に高い状態で再循環されることになる。これによって、吸入空気への十分な暖気効果を得ることができ、エンジン1での着火性が向上し、白煙の発生を防止することができる。また、EGRガスを冷却することによって吸入空気の温度を低下させると、NOxの排出量が減少する傾向にあるが、比較的にエンジン1の低回転、低負荷の運転条件においては、EGRガスを冷却することによって排気微粒子(パティキュレート・マター:PM)の排出量が増加する。このため、エンジン1の運転状態に応じて切替弁装置のプレート型バルブ4を適度な弁開度(回転角度)に制御することで、EGRガスの温度が最適な温度となるように変化させて、NOxの排出量およびPMの排出量を同時に低減させることも可能である。
[実施例1の効果]
以上のように、本実施例の排気ガス再循環装置に組み込まれるEGRガスクーラモジュール3においては、排気ガス冷却装置(EGRガスクーラ7およびバイパス管9)よりもEGRガスの流れ方向の下流側に切替弁装置を配置している。そして、切替弁装置は、バイパス管9の嵌合部53の出口側開口端52から第2排気ガス流路22を介してバルブ室31に向けてEGRガスが導入されるように構成されている。そして、本実施例のEGRガスクーラモジュール3においては、ハウジング5の内部に差し込まれたバイパス管9の出口側開口端52がハウジング5の内部のバルブ近傍に配置されるように、バイパス管9の出口側開口端52をバルブ近傍まで延長して配置している。
これによって、バイパス管9の出口側開口端52からバイパス管側の第2排気ガス流路22の内部(屈曲部)に導入される高温EGRガスの熱が、ハウジング5の第1、第2排気ガス流路21、22を区画する隔壁部35を伝って、第2排気ガス流路側から第1排気ガス流路側へと伝わり難くなる。したがって、バイパス管側の第2排気ガス流路22の内部(屈曲部)に導入された高温EGRガスの熱が、ハウジング5の内部の第1排気ガス流路側へ逃げ難くなるので、高温EGRガスのEGRガスクーラ側への放熱を減らすことが可能となる。これにより、EGRガスクーラ7の冷却能力を下げたり、バイパス管9の開口断面積を大きくしたりすることなく、エンジン1の吸気管の吸気通路側に所望の高温EGRガスを再循環(還流)させることができる。
また、バイパス管9の嵌合部53は、第2排気ガス流路22の直管部33の内周面(ハウジング5の隔壁部35の内周面)との間に、バイパス管9のバイパス流路46およびバイパス管側の第2排気ガス流路22からEGRガスクーラ側の第1排気ガス流路21への放熱を抑えるための円環状空間54を設けている。これによって、バイパス管9のバイパス流路46の内部を通過する高温EGRガスの熱、およびバイパス管9の出口側開口端52からバイパス管側の第2排気ガス流路22の内部(屈曲部)に導入された高温EGRガスの熱が、ハウジング5の内部の第1排気ガス流路側に更に逃げ難くなるので、高温EGRガスのEGRガスクーラ側への放熱を更に減らすことが可能となる。
また、本実施例のEGRガスクーラモジュール3においては、ハウジング5の内部に差し込まれたバイパス管9の嵌合部53の出口側開口端52がハウジング5の内部のバルブ軸受部近傍に配置されるように、バイパス管9の嵌合部53の出口側開口端52をバルブ軸受部近傍まで延長して配置している。これによって、バイパス管9の出口側開口端52からバイパス管側の第2排気ガス流路22に導入される高温EGRガスの熱が、第2排気ガス流路側からバルブ軸受部側へと伝わり難くなるので、ハウジング5のバルブ軸受部36の熱影響を減らすことが可能となる。特にハウジング5のバルブ軸受部36の内周とシャフト6の外周との間にシールゴム等のオイルシールを設置している場合、そのオイルシール自身およびオイルシール周辺の温度がオイルシールの耐熱温度を越えるのを阻止できるので、オイルシールが高温EGRガスの熱により劣化(熱劣化)するのを抑えることができる。
[変形例]
本実施例では、切替弁装置のプレート型バルブ(バルブ)4を開弁駆動(または閉弁駆動)するバルブ駆動装置を、電磁式または電動式負圧制御弁を備えた負圧作動式アクチュエータによって構成したが、切替弁装置のバルブを開弁駆動または閉弁駆動するバルブ駆動装置を、駆動モータと動力伝達機構(例えば歯車減速機構等)とを含んで構成される動力ユニットを備えた電動式アクチュエータや、電磁式流量制御弁等の電磁式アクチュエータによって構成しても良い。また、本実施例では、EGR制御弁2のバルブを開弁駆動または閉弁駆動するバルブ駆動装置を、電磁式または電動式負圧制御弁を備えた負圧作動式アクチュエータによって構成したが、駆動モータと動力伝達機構(例えば歯車減速機構)とを含んで構成される動力ユニットを備えた電動式アクチュエータや、電磁式流量制御弁等の電磁式アクチュエータによって構成しても良い。また、バルブ駆動装置に切替弁装置のプレート型バルブ(バルブ)4を閉弁方向または開弁方向に付勢するスプリング等のバルブ付勢手段を設置しても良い。
本実施例では、バルブとして、シャフト6の回転中心軸線を中心にして回転するプレート型バルブ4を適用した例を説明したが、バルブとして、バタフライ型バルブ、ポペット型バルブ、ダブルポペット型バルブ、ロータリー型バルブ等の他のバルブを用いても良い。また、EGRガスクーラ7およびバイパス管9を直管形状としているが、湾曲管形状としても良い。また、切替弁装置のハウジング5とバイパス管9とが一体化されていれば、EGRガスクーラ7が切替弁装置のハウジング5またはバイパス管9と離れた場所に設置され、EGRガスクーラ7と切替弁装置のハウジング5とが排気ガス還流管を介して接続されるものであっても良い。また、切替弁装置を排気ガス流路切替弁(三方切替弁)または排気ガス混合比制御弁として用いても良い。
本実施例では、バイパス管9の嵌合部53を、ハウジング5の第2排気ガス流路22の直管部33に対応した直管形状となるように形成しているが、バイパス管9の嵌合部53を、ハウジング5の第2排気ガス流路22の開口部からバルブ室31にて開口する第2弁口25に向けて円弧状に滑らかに湾曲する屈曲管形状となるように形成しても良い。また、バイパス管9の出口側開口端52をバルブ近傍位置に向けて第2弁口25の中心軸線に対して傾斜してほぼ直線状に延びる直管形状となるようにバイパス管9の嵌合部53を形成しても良い。また、バイパス管9の嵌合部53を、必ずしもハウジング5の第2排気ガス流路22の開口部から差し込む必要はなく、ハウジング5の第2排気ガス流路22の開口部をプラグにて閉塞しておき、ハウジング5の第2排気ガス流路22の軸線方向に対して直交または傾斜する挿入孔を設け、この挿入孔の開口部からバイパス管9の嵌合部53を差し込み、バイパス管9の出口側開口端52がハウジング5の第2排気ガス流路22の内部に臨むように配置しても良い。
排気ガス冷却装置よりも下流側に配置された切替弁装置を示した断面図である(実施例1)。 排気ガス再循環装置の全体構成を示した構成図である(実施例1)。 排気ガス冷却装置と切替弁装置を一体化したEGRガスクーラモジュールの全体構造を示した部分断面図である(実施例1)。 排気ガス冷却装置と切替弁装置を一体化したEGRガスクーラモジュールの全体構造を示した断面図である(従来の技術)。
符号の説明
1 エンジン(内燃機関)
3 EGRガスクーラモジュール
4 プレート型バルブ
5 ハウジング
6 シャフト(バルブ軸)
7 EGRガスクーラ(排気熱交換器)
9 バイパス管
11 排気通路
12 吸気通路
14 排気側排気ガス還流管
15 吸気側排気ガス還流管
21 第1排気ガス流路(第1入口側流路)
22 第2排気ガス流路(第2入口側流路)
23 第3排気ガス流路(出口側流路)
24 第1弁口(第1入口ポート)
25 第2弁口(第2入口ポート)
31 バルブ室(ミキシング室)
33 直管部
35 隔壁部
36 バルブ軸受部
51 入口側開口端
52 出口側開口端
53 嵌合部
54 円環状空間(環状隙間)

Claims (6)

  1. (a)内部を通過する排気ガスを冷却する排気熱交換器と、
    (b)内部を通過する排気ガスを前記排気熱交換器より迂回させるバイパス管と、
    (c)前記排気熱交換器および前記バイパス管よりも排気ガスの流れ方向の下流側に配置された切替弁装置と
    を備えた排気ガス再循環装置において、
    前記切替弁装置は、前記排気熱交換器の内部に連通する第1排気ガス流路、および前記バイパス管の内部に連通する第2排気ガス流路を有するハウジングと、
    このハウジングの内部に収容されて、前記第1排気ガス流路と前記第2排気ガス流路とを開閉するバルブとを備え、
    前記バイパス管は、前記ハウジングの内部に差し込まれて、前記第2排気ガス流路内に排気ガスを流出する出口側開口端を有し、この出口側開口端が前記バルブ近傍に配置されるように、前記バルブ近傍まで延ばされていることを特徴とする排気ガス再循環装置。
  2. 請求項1に記載の排気ガス再循環装置において、
    前記バイパス管は、前記第2排気ガス流路の流路壁面との間に、前記バイパス管から前記第1排気ガス流路側への放熱を抑えるための環状空間を有していることを特徴とする排気ガス再循環装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の排気ガス再循環装置において、
    前記バルブを開弁駆動または閉弁駆動するバルブ駆動装置を備え、
    前記バルブ駆動装置は、前記バルブと一体的に回転動作するバルブ軸を有していることを特徴とする排気ガス再循環装置。
  4. 請求項3に記載の排気ガス再循環装置において、
    前記ハウジングは、内部に、前記バルブ軸を回転方向に軸支するバルブ軸受部を有し、 前記バイパス管は、この出口側開口端が前記バルブ軸受部近傍に配置されるように、前記バルブ軸受部近傍まで延ばされていることを特徴とする排気ガス再循環装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のうちのいずれか1つに記載の排気ガス再循環装置において、 内燃機関の排気ガスの一部を吸気管側に再循環させるための排気ガス還流管の途中には、前記排気熱交換器、前記バイパス管および前記切替弁装置が配置されていることを特徴とする排気ガス再循環装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のうちのいずれか1つに記載の排気ガス再循環装置において、 前記ハウジングは、前記第1排気ガス流路と前記第2排気ガス流路とを区画する隔壁部、この隔壁部よりも排気ガスの流れ方向の下流側に設けられたバルブ室、およびこのバルブ室から内燃機関の吸気管側に排気ガスを導入する第3排気ガス流路を有し、
    前記バルブ室は、前記第1〜第3排気ガス流路を断面Y字状に接続することを特徴とする排気ガス再循環装置。
JP2005208003A 2005-07-19 2005-07-19 排気ガス再循環装置 Withdrawn JP2007023911A (ja)

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