JP2007021477A - ガス浄化装置及び排ガス処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】排ガス中の煤塵及びミスト等の微粒子を効率良く除去することができるガス浄化装置及び排ガス処理方法を提供する。
【解決手段】排ガス中の煤塵又はミストを捕集すると共に、排ガス中の硫黄酸化物を浄化するガス浄化装置であって、ガス浄化塔内に配設され、両端開放で鉛直方向に延びる活性炭素繊維からなるガス流通通路を複数有する両端開放通路31からなるフィルタ30と、前記フィルタ30の通路31の鉛直軸方向の下端部側に水捕集部40を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、排ガス中の煤塵、ミスト、硫黄酸化物を効率的に除去するガス浄化装置及び排ガス処理方法に関する。
例えば石炭、重油、コークス等の硫黄含有燃料をボイラ、焼却炉、焼成炉等の燃焼炉で燃焼することにより発生する排ガス中には硫黄酸化物が含まれ、SO2は石灰石膏法等の排煙脱硫システムにより除去されるが、SO3においては、直径が1μm以下の硫酸ミストの場合には、煙突から紫煙として排出される。
近年の環境保護対策からこの紫煙除去が講じられており、種々のSO3除去方法が提案されており、例えば排ガス中にアンモニアを供給して硫酸アンモニウムとして除去している(特許文献1)。
しかしながら、アンモニアを供給することで、未反応のアンモニアが排水中に混入することとなり、その除去がさらに問題となる。
そこで、活性炭素繊維を用いて、排ガス中の硫黄酸化物を脱硫することを先に提案している(特許文献2)。
前記特許文献2の提案の概略を図12及び図13を用いて説明する。
図12に示すように、従来の排ガス浄化システムは、蒸気タービンを駆動する蒸気を発生させるボイラ10と、該ボイラ10からの排ガス11中の煤塵を除去する集塵機121と、集塵された排ガスを浄化塔18内に供給する押込みファン13と、前記排ガス11を浄化塔18に供給する前に冷却すると共に増湿を行う増湿冷却装置14と、両端が開放された通路31からなるフィルタ30を複数積層したパッケージを収納したケースを2段17−1、17−2内部に配設し、塔下部側壁の導入口18aから排ガス11を供給すると共に、塔上方から水供給部16で水15を供給して、排ガス11中のSOxを希硫酸(H2SO4)へと脱硫反応させる浄化塔18と、塔頂部の排出口18bから脱硫された浄化ガス19を外部へ排出する煙突20と、前記浄化塔18からポンプ22を介して希硫酸(H2SO4)21を貯蔵する硫酸タンク23とを備えてなる。なお、浄化塔18から排出される浄化された浄化ガス19を排出するラインには必要に応じてミストエリミネータ24を介装し、ガス中の水分を分離するようにしている。
ここで、上記ボイラ10では、例えば、火力発電設備の図示しない蒸気タービンを駆動するための蒸気を発生させるために、石炭や重油等の燃料fが炉で燃焼されるようになっている。ボイラ10の排ガス11には硫黄酸化物(SOx)が含有され、排ガスは図示しない脱硝装置で脱硝されてガスヒータで冷却された後に集塵機12で除塵されている。
そして、浄化塔18において所定量の水15を供給しつつ排ガス11中の硫黄酸化物の脱硫を、フィルタ30を構成する活性炭素繊維の触媒作用により効率良く行うようにしている。
この排ガス浄化システムでは、浄化塔18で得られた希硫酸21を硫酸タンク23で貯留しているが、該硫酸を用いて石灰石膏法により、石膏を得るようにしてもよい。
前記両端が開放された通路31は、図13に示すように、例えば平板状の活性炭素繊維シート30−1と、波板状の活性炭素繊維シート30−2とを一体としてフィルタ30を構成してなると共に、平板状の活性炭素繊維シート30−1の下端部を延設した延長部32を形成すると共に、該延長部の下縁を略鋸状の高低縁33としている。この高低縁33により、フィルタ30に供給された水15による水の閉塞を防止するようにしていると共に、水の滴下を均一となるようにしている。
特開平07−308540号公報 特開2003−112013号公報
しかしながら、特許文献2においては、図14に示すように、フィルタを構成する材料が活性炭素繊維であり、その繊維状のフィルタにより、フィルタの下端部近傍全体において水が繊維層内に滞留し、いわゆる水壁34状態を形成する場合がある。この水壁34の発生により、排ガス11が活性炭素繊維に積極的に接触することができず、脱硫性能を維持することができない、という問題がある。
また、前記水壁34の発生により、排ガス11が通路側壁を通過することができず、煤塵やミストを捕集する有効面積が少なくなるという問題がある。
本発明は、前記問題に鑑み、排ガス中の硫黄酸化物や煤塵及びミスト等の微粒子を効率良く安定して除去することができるガス浄化装置及びガス処理方法を提供することを課題とする。
上述した課題を解決するための本発明の第1の発明は、排ガス中の煤塵又はミストを捕集すると共に、排ガス中の硫黄酸化物を浄化するガス浄化装置であって、ガス浄化塔内に配設され、両端開放で鉛直方向に延びる活性炭素繊維からなるガス流通通路を複数有する両端開放通路からなるフィルタと、前記両端開放通路の鉛直軸方向の下端部側に水捕集部を設けたことを特徴とするガス浄化装置にある。
第2の発明は、排ガス中の煤塵又はミストを捕集すると共に、排ガス中の硫黄酸化物を浄化するガス浄化装置であって、ガス浄化塔内に配設され、両端開放で鉛直方向に延びる活性炭素繊維からなるガス流通通路を複数有する両端開放通路からなるフィルタと、前記両端開放通路が複数積層してなるパッケージとからなると共に、前記パッケージを収納するケース内に、所定間隔を有して仕切り部が形成されてなることを特徴とするガス浄化装置にある。
第3の発明は、第2の発明において、前記仕切り部の間隔が通路の通路開口最大径の5倍以上20倍以下であることを特徴とするガス浄化装置にある。
第4の発明は、第2又は3の発明において、前記両端開放通路の鉛直軸方向の下端部側に水捕集部を設けたことを特徴とするガス浄化装置にある。
第5の発明は、第1又は4の発明において、前記水捕集部がシート又はマット状、網目構造のいずれかであることを特徴とするガス浄化装置にある。
第6の発明は、第1乃至5のいずれか一つの発明において、前記両端開放通路の一端が閉塞部で閉塞してなることを特徴とするガス浄化装置にある。
第7の発明は、第1乃至6のいずれか一つの発明において、前記フィルタが平板状のシートと波板状のシートとからなることを特徴とするガス浄化装置にある。
第8の発明は、第7の発明において、前記平板状のシートと波板状のシートとからなると共に、その通路の下端部又は上端部のいずれか一方を閉塞した第1の通路と、前記平板状のシートと波板状のシートとからなる両端開放の第2の通路とを、両者の波板状シートの少なくとも一部又は全部が相対向して一体としてなることを特徴とするガス浄化装置にある。
第9の発明は、第1乃至8のいずれか一つの発明において、前記ガス浄化塔内に、前記フィルタを複数積層してなるパッケージを収納したケースが複数段所定間隔を持って配設してなることを特徴とするガス浄化装置にある。
第10の発明は、第1乃至9の発明のいずれか一つのガス浄化装置を用いて、排ガス中の煤塵、SO3ミストを捕集すると共に、SO2を除去することを特徴とする排ガス処理方法にある。
本発明によれば、水捕集部によりフィルタの水を積極的排出することができ、安定して排ガス中のガス浄化処理をすることができる。また水捕集部により、排ガス中のサブミクロン以上の水ミスト及びSO3ミストを積極的に捕集することができ、フィルタが水壁状態になるのを防止するようにしている。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施例における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
本発明による実施例に係るガス浄化装置について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施例に係るフィルタの模式図であり、図2はフィルタをパッケージ化したものをケースに収納した斜視図であり、図3はガス中の微粒子(ミスト)を捕集する模式図であり、図4は閉塞部を有する通路からなるフィルタの模式図である。
図1に示すように、本実施例に係るガス浄化装置は、排ガス中の煤塵又はミストを捕集すると共に、排ガス中の硫黄酸化物を浄化するガス浄化装置であって、ガス浄化塔内に配設され、両端開放で鉛直方向に延びる活性炭素繊維からなるガス流通通路を複数有する両端開放通路(以下「通路」という)31からなるフィルタ30と、前記フィルタ30の通路31の鉛直軸方向の下端部側に水捕集部40を設けたものである。
前記フィルタ30は、図2に示すように、鉛直方向に複数積層してガス漏れがないようなパッケージを構成し、該パッケージをケース41内に収納している。
前記水捕集部40は例えばシート状、マット状、網目状の構造のいずれかとすればよく、排ガスの流れには影響を与えることがなく、水の排出性が良好なものを用いることができる。
このような水排出性が良好なものとしては,例えばポリ塩化ヴィニリデン系合成繊維等の合成繊維を例えばスプリング状等にカール加工し、かさ高に配列して三次元的な網目構造としたものを例示することができる。
この水捕集部40はフィルタ30の下端部近傍に滞留した水を積極的に排出することができるので、従来のような、ガスの浄化による水膜の発生を防止することができる。これにより、フィルタ30の表面における水壁による脱硫阻害がないので、長期間に亙って、安定してガスの浄化を行うことができる。
また、前記水捕集部40は、図3に示すように、排ガス11中に含まれる煤塵61、水ミスト(粒径が小さいもの)62、水ミスト(粒径が大きいもの)63、SO3ミスト(粒径が小さいもの)64、SO3ミスト(粒径が大きいもの)65等の内、粒径が比較的大きな煤塵61、水ミスト(粒径が大きいもの)63、及びSO3ミスト(粒径が大きいもの)65を捕集することとなる。
ここで、粒径が大きいものとは、サブミクロン(1μm〜0.1μm)を超えるものをいい、粒径が小さいものとはサブミクロン以下のものをいう。
前記水ミストとは、排ガスを冷却する際に増湿冷却装置において増湿冷却するために、水噴射で排ガス11中に大量に形成されるもの、及び排ガス中の浮遊微粒子が核となって排ガス11中に大量に形成されるものをいう。また、同様にSO3ミストも粒径が大きいものとなる。よって、サブミクロン以上の水ミスト63及びSO3ミスト65を積極的に水捕集部40で捕集するようにしている。
この結果、サブミクロン以上の水ミスト63やSO3ミスト65が積極的に水捕集部40で捕集される結果、大粒径の水ミスト等がフィルタ30の表面に付着して水壁を形成することを防止することができる。
これにより、紫煙の問題となるサブミクロン以下のSO3ミスト64の除去効率が向上することとなる。
また、本発明はフィルタとして両端開放通路に限定されるものではなく、通路の端部の一部を閉塞するようにして、両端開放の通路と一部閉塞した通路とからなるフィルタを用いて、両端開放通路から閉塞通路に排ガスをその圧力差により導入させ、通路の壁を通過する際に、排ガス11中の煤塵及びミスト(SO3ミスト)を積極的に捕集するようにしてもよい。この一例を図4及び図5に示す。
図4は、フィルタ30の下端部側に閉塞部35を設けるようにしたものである。
図1で示す両端解放の通路31のガス導入側の一部を閉塞部35で閉塞することにより、両端開放の通路31と閉塞部35を有する通路との間で圧力差が生じる。そして、両端開放の通路31内を通過する排ガス11の内、閉塞通路に移行するガス量が増加し、該ガスの移行の際におけるフィルタ効果により例えば微粒子であるSO3ミストの除去効率が飛躍的に向上する。
さらに、図5に示すように、板状フィルタ30−1と三角波板状フィルタ30−2とからなると共に、下端端部に閉塞部35を有する第1の通路であるガス導入側閉塞通路30Aと、板状フィルタ30−1と三角波板状フィルタ30−2とからなると共に、上端端部に閉塞部35を有する第2の通路であるガス排出側閉塞通路30Bとを、一方のフィルタの凸部と他方のフィルタの凹部が相対向するようにして一体化してフィルタ36を形成するようにしてもよい。このようなフィルタ36とすることにより、開放通路から導入された排ガス11は、該ガス排出側閉塞通路30Bの側壁と、ガス排出側閉塞通路30Bの側壁とを2回通過することとなり、SO3ミストの捕集効率が向上する。このように、図5に示すフィルタ36は、下端端部側と上端端部側とに交互に閉塞部35を形成することとなるので、煤塵又はミストの捕集効率が増大することとなる。
図6の排ガス浄化システムは、前述した図10に示す排ガス浄化システムと同様の構成であり、同一部材については同一符号を付して重複した説明は省略する。図6に示すように本実施例に係る排ガス浄化システムは、排ガス11を浄化する浄化塔18内に、前記3段の第1ケース41−1、第2ケース41−2、第3ケース41−3が所定間隔を持って収納されていると共に、第1水捕集部40−1を第1ケース41−1と第2ケース41−2の間に介装すると共に、第2水捕集部40−2を第2ケース41−2と第3ケース41−3の間に介装するようにしている。
ここで、本実施例に示す図6においては、第1及び第2水捕集部40−1、40−2の下端が第2ケース41−2、第3ケース41−3の上端に接触するようにしているが、接触させずに、所定間隙を持って配設するようにしてもよい。
この結果、フィルタ30を収納したケース40を複数段設置した場合においても、水の排出が良好となるので、長期間に亙っての排ガスの浄化を安定して行うことができる。
なお、設置する段数としては、2〜15段程度とし、浄化する排ガス中のミストの量及び処理ガス量に応じて適宜変更するようにしている。
また、本実施例ではボイラ10からの排ガス11を例示したが本発明の浄化対象となる排ガスはこれに限定されるものではなく、ガスタービン、エンジン、ガス化炉及び各種焼却炉から排出されものとしてもよい。
本発明にかかる排ガス浄化装置は、例えば石炭等の硫黄分を含む排ガスのみならず、その他の有害煤塵や有害ミストを含む排ガスを浄化することができる。
本発明による実施例に係るガス浄化装置について、図面を参照して説明する。
図7は従来例に係るガス浄化装置の模式図であり、図9は従来例に係るフィルタをパッケージ化したものを収納するケースの平面図である。また、図8は本実施例に係るガス浄化装置の模式図であり図10は本実施例に係るフィルタをパッケージ化したものを収納するケースの平面図であり、図11はフィルタと側壁の水排出の様子を示す模式図である。
図7に示すように、従来のフィルタ30は幅(W1)が広がった状態(例えばW1=500mm)で図9に示すようなケース41内に収納されていた。
このような場合には、フィルタ30の幅が広いので、図11に示すような水の水滴46による排出効果が良好ではなかった。
本実施例では、図10に示すように、フィルタを複数積層してなるパッケージを収納するケース42内に、所定間隔を有して仕切り部である仕切壁45を形成して、図8に示すようにフィルタ30の幅(W2)を狭くするようにしている。
ここで、本発明では、前記仕切り部の間隔Dが通路31の通路開口最大径dの5倍以上20倍以下となるようにしている。これは、間隔Dが通路31の通路開口最大径dの20倍以上の場合には、水の排除効果が良好ではく、水壁が形成するという問題があるからである。
例えばフィルタ30の開口径6mmの場合には、間隔Dを50mm程度とするのが特に好ましい。
この結果、本実施例によれば、フィルタ30の幅を狭くすると共に、その両端が壁又は仕切り部により接触するようにしているので、図11に示すような水の水滴46による側壁を伝わっての排出効果が良好となり、長期間に亙って安定して排ガスの浄化をすることができる。
また、壁41及び仕切り部45は特に撥水性の良好な例えばフッ素を含むオレフィンの重合で得られる合成樹脂(例えばポリテトラフルオロエチレン等)の被膜を形成するようにしてもよい。
また、実施例2において、従来と同様に下端部を鋸状の高低部33を形成しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、該高低部33を除去したものとしてもよい。或いは、実施例1の水捕集部40を設けるようにして、実施例1と実施例2の併合による相乗効果を発揮させるようにしてもよい。
以上のように、本発明に係る排ガス浄化装置は、水の排出性能を向上させると共に、排ガス中の大きなミストを捕集することができ、長期間に亙って安定してガスの浄化に用いて適している。
本実施例に係るフィルタの模式図である。 フィルタをパッケージ化したものをケースに収納した斜視図である。 本実施例に係るフィルタの模式図である。 本実施例に係る閉塞部を有する通路からなるフィルタの模式図である。 閉塞部を有する通路同士を一体とした他のフィルタの構造図である。 排ガス浄化システムを示す概略図である。 従来例に係るガス浄化装置の模式図である。 本実施例に係るガス浄化装置の模式図である。 従来例に係るフィルタをパッケージ化したもの収納するケースの平面図である。 本実施に係るフィルタをパッケージ化したもの収納するケースの平面図である。 フィルタの水排出の様子を示す模式図である。 従来のガス浄化システムを示す概略図である。 従来のフィルタの斜視図である。 従来の水壁が形成されたフィルタの模式図である。
符号の説明
11 排ガス
18 浄化塔
30 フィルタ
31 通路
40 水捕集部
41 ケース
42 ケース

Claims (10)

  1. 排ガス中の煤塵又はミストを捕集すると共に、排ガス中の硫黄酸化物を浄化するガス浄化装置であって、
    ガス浄化塔内に配設され、両端開放で鉛直方向に延びる活性炭素繊維からなるガス流通通路を複数有する両端開放通路からなるフィルタと、
    前記両端開放通路の鉛直軸方向の下端部側に水捕集部を設けたことを特徴とするガス浄化装置。
  2. 排ガス中の煤塵又はミストを捕集すると共に、排ガス中の硫黄酸化物を浄化するガス浄化装置であって、
    ガス浄化塔内に配設され、両端開放で鉛直方向に延びる活性炭素繊維からなるガス流通通路を複数有する両端開放通路からなるフィルタと、
    前記両端開放通路が複数積層してなるパッケージとからなると共に、
    前記パッケージを収納するケース内に、所定間隔を有して仕切り部が形成されてなることを特徴とするガス浄化装置。
  3. 請求項2において、
    前記仕切り部の間隔が通路の通路開口最大径の5倍以上20倍以下であることを特徴とするガス浄化装置。
  4. 請求項2又は3において、
    前記両端開放通路の鉛直軸方向の下端部側に水捕集部を設けたことを特徴とするガス浄化装置。
  5. 請求項1又は4において、
    前記水捕集部がシート状、マット状又は網目状のいずれかであることを特徴とするガス浄化装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一つにおいて、
    前記両端開放通路の一端が閉塞部で閉塞してなることを特徴とするガス浄化装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一つにおいて、
    前記フィルタが平板状のシートと波板状のシートとからなることを特徴とするガス浄化装置。
  8. 請求項7おいて、
    前記平板状のシートと波板状のシートとからなると共に、その通路の下端部又は上端部のいずれか一方を閉塞した第1の通路と、
    前記平板状のシートと波板状のシートとからなる両端開放の第2の通路とを、
    両者の波板状シートの少なくとも一部又は全部が相対向して一体としてなることを特徴とするガス浄化装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一つにおいて、
    前記ガス浄化塔内に、前記フィルタを複数積層してなるパッケージを収納したケースが複数段所定間隔を持って配設してなることを特徴とするガス浄化装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一つのガス浄化装置を用いて、排ガス中の煤塵、SO3ミストを捕集すると共に、SO2を除去することを特徴とする排ガス処理方法。
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