JP2006333077A - 回線冗長化方法およびこれに用いる中継装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 複数のネットワーク20、30を中継し、且つこのネットワーク20、30のうちのイーサネット(登録商標)20との通信に利用する同一の仮想IPアドレスおよび同一のMACアドレスが付与された1つのマスタ状態の第1ポートと1つ以上のバックアップ状態の第2ポートとからなる複数のポートを有するとともに、マスタ状態のポートを識別する情報が登録されているフォワーディングテーブルに従ってIP通信を中継するルータ10において、故障が生じたときにはポートのマスタ/バックアップ状態を切り替える。
【選択図】 図1
Description
Virtual Router Redundancy Protocol (VRRP) RFC3768 IETF
本発明の回線冗長化方法を用いる冗長化通信システムの第1実施形態の構成を、図1を用いて説明する。
本発明の回線冗長化方法を用いる冗長化通信システムの第2実施形態の構成を、図8を用いて説明する。
本発明の回線冗長化方法を用いる冗長化通信システムの第3実施形態について説明する。
本発明の回線冗長化方法を用いる冗長化通信システムの第4実施形態について図16を参照して説明する。
本発明の回線冗長化方法を用いる冗長化通信システムの第5実施形態について図17を参照して説明する。
2…冗長化通信システム
3…冗長化通信システム
10…ルータ
11…管理情報格納部
12…フォワーディングテーブル格納部
13…転送部
14…第1ポート回線インタフェース
15…第2ポート回線インタフェース
16…稼働状態確認用パケット送信部
17…稼働状態確認用パケット受信部
18…回線状態確認部
19…マスタ/バックアップ切り替え部
20…イーサネット(登録商標)網
30…他ネットワーク網
40、40−1、40−2、40−n…端末
50…ルータ
51…管理情報格納部
52…フォワーディングテーブル格納部
53…転送部
54−a、54−1、54−2、54−n…インタフェース
55−a、55−1、55−2、55−n…インタフェース
56…稼働状態確認用パケット送信部
57…稼働状態確認用パケット受信部
58…回線状態確認部
59…マスタ/バックアップ切り替え部
60…ルータ
60…ルータ
63、64、73、74…ARPキャッシュ
100…冗長化通信システム
101…マスタルータ
101a…実インタフェース
102…バックアップルータ
102a…実インタフェース
110…仮想ルータ
110a…仮想インタフェース
120…イーサネット(登録商標)網
130…他ネットワーク網
140…端末
Claims (10)
- 同一の仮想IPアドレスおよび同一の仮想物理アドレスが付与された複数のポートを有し、この複数のポートを利用するそれぞれの回線で接続されたネットワーク網と他のネットワーク網とを中継する中継装置の回線冗長化方法であって、
前記複数のポートから選定されたいずれか1つをマスタ状態のポートとし、他のポートをバックアップ状態のポートとするポートごとのマスタ/バックアップ状態を管理情報テーブルに格納する管理情報格納ステップと、
前記管理情報格納ステップでマスタ状態のポートであると認識されたポートを識別するための識別情報を含むルーティング情報をフォワーディングテーブルに格納するルーティング情報格納ステップと、
前記ルーティング情報に基づいて、受信したパケットを転送する転送ステップと、
前記マスタ状態のポートから前記バックアップ状態のポートに稼働状態確認用パケットを所定間隔で送信する稼働状態確認用パケット送信ステップと、
前記バックアップ状態のポートで前記稼働状態確認用パケットを受信する稼働状態確認用パケット受信ステップと、
前記複数のポートを利用する回線がそれぞれ正常な状態かまたは異常な状態かを確認する回線状態確認ステップと、
前記稼働状態確認用パケット受信ステップで前記稼働状態確認用パケットが受信されないとき、または、前記回線状態確認ステップで前記マスタ状態のポートの回線状態が異常な状態であると確認されたときは、前記マスタ状態のポートをバックアップ状態のポートに変更するとともに、前記回線状態確認ステップで回線が正常な状態であると確認された前記バックアップ状態のポートのうちの1つをマスタ状態のポートに変更して前記管理情報テーブルに格納し、さらに新たなマスタ状態のポートを識別するための識別情報を前記フォワーディングテーブルに格納するマスタ/バックアップ切り替えステップと、
を備えることを特徴とする回線冗長化方法。 - 同一のVLAN番号が付与された監視用仮想LAN回線と複数の仮想LAN回線とが設定された複数の物理LAN回線に接続され、この複数の物理LAN回線が接続されたLAN網と他のネットワーク網とを中継する中継装置の回線冗長化方法であって、
前記複数の物理LAN回線から選定されたいずれか1つをマスタ状態の物理LAN回線とし、他の物理LAN回線をバックアップ状態の物理LAN回線とする物理LAN回線ごとのマスタ/バックアップ状態を管理情報テーブルに格納する管理情報格納ステップと、
前記管理情報格納ステップでマスタ状態の物理LAN回線であると認識された物理LAN回線を前記仮想LAN回線ごとに識別するための識別情報を含むルーティング情報をフォワーディングテーブルに格納するルーティング情報格納ステップと、
前記ルーティング情報に基づいて、受信したパケットを転送する転送ステップと、
前記マスタ状態の物理LAN回線の監視用仮想LAN回線から前記バックアップ状態の物理LAN回線の監視用仮想LAN回線に稼働状態確認用パケットを所定間隔で送信する稼働状態確認用パケット送信ステップと、
前記バックアップ状態の物理LAN回線の監視用仮想LAN回線で前記稼働状態確認用パケットを受信する稼働状態確認用パケット受信ステップと、
前記複数の物理LAN回線がそれぞれ正常な状態かまたは異常な状態かを確認する回線状態確認ステップと、
前記稼働状態確認用パケット受信ステップで前記稼働状態確認用パケットが受信されないとき、または、前記回線状態確認ステップで前記マスタ状態の物理LAN回線の回線状態が異常な状態であると確認されたときは、前記マスタ状態の物理LAN回線をバックアップ状態の物理LAN回線に変更するとともに、前記回線状態確認ステップで回線が正常な状態であると確認された前記バックアップ状態の物理LAN回線のうちの1つをマスタ状態の物理LAN回線に変更して前記管理情報テーブルに格納し、さらに新たなマスタ状態の物理LAN回線を前記仮想LAN回線ごとに識別するための識別情報を前記フォワーディングテーブルに格納するマスタ/バックアップ切り替えステップと、
を備えることを特徴とする回線冗長化方法。 - 前記マスタ/バックアップ切り替えステップにおいて、マスタ/バックアップ状態の切り替えが行われた後、一定期間内は前記稼働状態確認用パケットの不達によるマスタ/バックアップ状態の切り替えを行わないように制御する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の回線冗長化方法。 - 前記マスタ状態の回線および前記バックアップ状態の回線のそれぞれにARPキャッシュを有し、
前記マスタ/バックアップ切り替えステップにおいて、前記マスタ状態の回線のARPキャッシュの内容と、切り替えを行うバックアップ状態の回線のARPキャッシュの内容とを同一にした後マスタ/バックアップ状態を切り替える
ことを特徴とする請求項1ないし3何れか1項に記載の回線冗長化方法。 - 前記マスタ状態の回線および前記バックアップ状態の回線のそれぞれにARPキャッシュを有し、
一定期間毎に前記マスタ状態の回線のARPキャッシュの内容と、前記バックアップ状態の回線のARPキャッシュの内容とを同一にする
ことを特徴とする請求項1ないし4何れか1項に記載の回線冗長化方法。 - 同一の仮想IPアドレスおよび同一の仮想物理アドレスが付与された複数のポートを有し、この複数のポートを利用するそれぞれの回線で接続されたネットワーク網と他のネットワーク網とを中継する中継装置において、
前記複数のポートから選定されたいずれか1つをマスタ状態のポートとし、他のポートをバックアップ状態のポートとするポートごとのマスタ/バックアップ状態を格納する管理情報テーブルを有する管理情報格納部と、
前記管理情報格納部でマスタ状態のポートであると認識されたポートを識別するための識別情報を含むルーティング情報を格納するフォワーディングテーブルを有するフォワーディングテーブル格納部と、
前記ルーティング情報に基づいて、受信したパケットを転送する転送部と、
前記マスタ状態のポートから前記バックアップ状態のポートに稼働状態確認用パケットを所定間隔で送信する稼働状態確認用パケット送信部と、
前記バックアップ状態のポートで前記稼働状態確認用パケットを受信する稼働状態確認用パケット受信部と、
前記複数のポートを利用する回線がそれぞれ正常な状態かまたは異常な状態かを確認する回線状態確認部と、
前記稼働状態確認用パケット受信部で前記稼働状態確認用パケットが受信されないとき、または、前記回線状態確認部で前記マスタ状態のポートの回線状態が異常な状態であると確認されたときは、前記マスタ状態のポートをバックアップ状態のポートに変更するとともに、前記回線状態確認部で回線が正常な状態であると確認された前記バックアップ状態のポートのうちの1つをマスタ状態のポートに変更して前記管理情報テーブルに格納し、さらに新たなマスタ状態のポートを識別するための識別情報を前記フォワーディングテーブルに格納するマスタ/バックアップ切り替え部と、
を備えることを特徴とする中継装置。 - 同一のVLAN番号が付与された監視用仮想LAN回線と複数の仮想LAN回線とが設定された複数の物理LAN回線に接続され、この複数の物理LAN回線が接続されたLAN網と他のネットワーク網とを中継する中継装置において、
前記複数の物理LAN回線から選定されたいずれか1つをマスタ状態の物理LAN回線とし、他の物理LAN回線をバックアップ状態の物理LAN回線とする物理LAN回線ごとのマスタ/バックアップ状態を格納する管理情報テーブルを有する管理情報格納部と、
前記管理情報格納部でマスタ状態の物理LAN回線であると認識された物理LAN回線を前記仮想LAN回線ごとに識別するための識別情報を含むルーティング情報を格納するフォワーディングテーブルを有するフォワーディングテーブル格納部と、
前記ルーティング情報に基づいて、受信したパケットを転送する転送部と、
前記マスタ状態の物理LAN回線の監視用仮想LAN回線から前記バックアップ状態の物理LAN回線の監視用仮想LAN回線に稼働状態確認用パケットを所定間隔で送信する稼働状態確認用パケット送信部と、
前記バックアップ状態の物理LAN回線の監視用仮想LAN回線で前記稼働状態確認用パケットを受信する稼働状態確認用パケット受信部と、
前記複数の物理LAN回線がそれぞれ正常な状態かまたは異常な状態かを確認する回線状態確認部と、
前記稼働状態確認用パケット受信部で前記稼働状態確認用パケットが受信されないとき、または、前記回線状態確認部で前記マスタ状態の物理LAN回線の回線状態が異常な状態であると確認されたときは、前記マスタ状態の物理LAN回線をバックアップ状態の物理LAN回線に変更するとともに、前記回線状態確認部で回線が正常な状態であると確認された前記バックアップ状態の物理LAN回線のうちの1つをマスタ状態の物理LAN回線に変更して前記管理情報テーブルに格納し、さらに新たなマスタ状態の物理LAN回線を前記仮想LAN回線ごとに識別するための識別情報を前記フォワーディングテーブルに格納するマスタ/バックアップ切り替え部と、
を備えることを特徴とする中継装置。 - 前記マスタ/バックアップ切り替え部において、マスタ/バックアップ状態の切り替えが行われた後、一定期間内は前記稼働状態確認用パケットの不達によるマスタ/バックアップ状態の切り替えを行わないように制御する
ことを特徴とする請求項6または7に記載の中継装置。 - 前記マスタ状態の回線および前記バックアップ状態の回線のそれぞれにARPキャッシュを有し、
前記マスタ/バックアップ切り替え部において、前記マスタ状態の回線のARPキャッシュの内容と、切り替えを行うバックアップ状態の回線のARPキャッシュの内容とを同一にした後マスタ/バックアップ状態を切り替える
ことを特徴とする請求項6ないし8何れか1項に記載の中継装置。 - 前記マスタ状態の回線および前記バックアップ状態の回線のそれぞれにARPキャッシュを有し、
一定期間毎に前記マスタ状態の回線のARPキャッシュの内容と、前記バックアップ状態の回線のARPキャッシュの内容とを同一にする
ことを特徴とする請求項6ないし9何れか1項に記載の中継装置。
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